おひさまの日記
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2004年06月24日(木) あなどりがたし、ダイソーのおパンツ

ふら〜っと近所の100円ショップ、ダイソーに行くのが大好きな私。
そこで、またもやいいモノめっけてしまった。

それは、パンツ。
そう、下着のおパンツ。

私はローライズのジーンズが大好きで、
パンツもヒップハンガーをはくことが多いんだけど、
これがまたなかなかいいのがなかった。

先日、ダイソーに行ってみると、
品揃え豊富なゆえに、もちろんパンツも売っている。
そこに、ヒップハンガーのパンツが売っていた。
私の好きな無地の黒。
150円。
騙されたつもりでひとつだけ買ってみた。

すると、これがなかなかいい。
いや、かなりいい。
おしりもしっかりホールドしてくれる。
このホールド感が私をとにかく感動させた。
サニタリーショーツとしても使えそうなほどしっかりしてる。
でも、ラインも出ないし、食い込まない。
洗濯しても型くずれしてない。

ということで、今日、またダイソーに行って、
そのパンツをまとめ買いしてきた。

レースが多く使ってある200円バージョンも売ってたけど、
そっちは試してない。
まずはこの150円バージョンで満足度はかなり高い。
これで美脚ジーンズの下も万全。

他にも柄物のヒップハンガーとかいくつかの種類を置いてたけど、
私のセンサーにはひっかからなかったな。

あなどりがたし、ダイソーのおパンツ。

安くていいモノみつけると、ものすごく得した気分。


2004年06月23日(水)

先日、人からある誘いを受けた。
私は断った。
行きたくなかったからだ。
その理由として、まさか行きたくないからとは言えず、
ありもしない用事があると嘘をついた。

よくあることだ。

けれど、今日、それについてしみじみ考えた。

嘘。
ついてはいけない嘘と、ついてもいい嘘がある。

人の誘いを断ることで例えれば、
状況や、相手と自分の関係の深さによって、
正直に伝えたら角が立つ場合と、正直に伝えても問題ない場合があり、
それを考慮するのがマナーでもある。
言葉を濁すという上手なかわし方だってある。
大人同士、その辺は暗黙の了承でわかり合ったりもする。
嘘も一概に悪いとは言えない。

けれど、思った。
嘘が当たり前になっていないだろうか?
嘘をついて当然という気持ちになっていないだろうか?

嘘をつく場合、
こちらが勝手に相手の反応を推測している。
本当のことを言ったらヤバイと判断するから、
嘘をついてその状況を回避する。

そして、それが当たり前になって、
本当に大切な時、真実を伝えなければならない時にまで、
嘘をついてはいないだろうか?

大切な人との大切なコミュニケーションの時にまで、
無意識に嘘をついてはいないだろうか?

自分を守るための嘘が、
自分の大切なものを遠ざけたり、壊したりしてはいないだろうか?
そして、それが自分を追い詰めたりはしてはいないだろうか?

自分を嘘で固めてしまって、
いつの間にか本心を語らなくなってしまっていないだろうか?
どうせわかってもらえないから、
どうせ言ってもムダだから、
どうせ言ったら怒られるから、
そうやって何かから逃げ出してしまってはいないだろうか?

嘘をついてもいい。
でも、それは、本当に必要な時だけ。

真実を語るべき時にまで嘘をついてはいないだろうか?
勇気を持って真実を語ることを忘れてはいないだろうか?
自分を守るために嘘をついて、本当の自分を追い詰めてはいないだろうか?

嘘は嘘を呼ぶのだ。

今日、そんなことを考えていた。


2004年06月19日(土) 犬の涙

今日、初めて犬の涙を見た。
ある家で飼っているタローという柴犬。

タローがいる家に用事があり行ってみると、
いまだにまだらに残った冬毛が、
夏毛と混じってでこぼこになっている。
そのみじめな様子が不憫になり、
飼い主の許可をもらってブラッシングをしてやった。

ずいぶん長いこと手を入れてもらっていない様子だった。
しばらくブラッシングを続ける。
とかす度にもこもこした冬毛がごっそりと抜け、
タローはだんだんスマートになってきた。
いつもはぴょんぴょん跳ねてじゃれてくるタローが妙におとなしい。
ふと、タローの顔を見て、私は驚いた。

つぶらな瞳がうるうるし、
両目から一筋の涙が伝って落ちていたのだ。
タローが泣いていた。
鼻がひくひくし、まるで人間と同じだった。
なんて悲しそうな顔をするのだろう。

私は知っていた。
タローはほとんど散歩に連れて行ってもらっていない。
いつも湿った薄暗い場所につながれている。
ほとんど人に触れてもらうこともない。
1日2回、決まった時間にドライフードと水をもらい、
つながれた場所でただ暮らす毎日。
体は汚れ、喉元は泥がついて固まり毛が束になっている。
だからとても臭く、体中がベタベタしている。

長い時間かけて、
触れて、ブラッシングして、
話しかけて、抱きしめて、
そうしていたら、泣き出したタロー。

犬も泣くのだ。
心が、感情があるのだ。
人間と同じだ。

私はタローじゃないからよくわからないけど、
タローは、寂しいかったんじゃ、辛かったんじゃないだろうか、
心に痛みがあったんじゃないだろうか、
そんなことを考えた。

飼い主にタローが泣いた話をすると、
彼らは興味がない様子だった。

彼らは彼らなりにタローをかわいがっているのだとは思う。
彼らなりに。

「犬はわからないんだから、いいんだよ」
散歩して、ブラッシングしたり、遊んであげたりしたら?
そう言った私に飼い主が返してきた言葉だった。

彼らなりの正しさのもと、タローを飼っているのだろう。
けれど、私にタローの涙はあまりに痛かった。

帰り際、また遊びにくるね、そう言ってタローを抱きしめた。
いつもはぴょんぴょん跳ねてじゃれてくるタローが、
あの悲しい顔のまま、動かず立ち尽くしていた。

許されるものならば、そのままタローを連れて帰りたい気持ちだった。


2004年06月16日(水) スカート

今日、スカートを2枚買った。
迷彩のと、デニムのと。
両方ミニ。

脚出すぞー。
ここしばらくサボってた筋トレにも力が入るぞー。
ムダ毛も放っておけないぞー。

しかし、スカートって不思議だ。
はくと自分が女なんだって思うんだよな。
特にミニはね。
私の絶対的定番はジーンズなんだけど、
時々、スカートがはいてみたくなる。
そして、はくと気合いが入る。
女サボらず頑張ろう、って。

誰も見ちゃいないんだけど、
自分の心の中でそんな小さな物語がある。


2004年06月13日(日) ちゃんと話を聞いてほしい

ちゃんと話を聞いてほしい、
それは、すべての人の願いではないだろうか。

否定せず、責めず、聞いてほしい、
今自分が何を考えているのか、
今自分が何を感じているのか、
受け止めてほしい、
それは、すべての人の願いではないだろうか。

一度、受け止めてもらったら、
しっかり受け止めてもらったら、
きっと、私達は、安心して、
違う意見も、
それは違うよという言葉も、
それは間違っているよという言葉も、
聞けるのではないだろうか。

私達はただ受け止めてほしい。
私達はただ安心したい。
私達はただ自分というものを肯定されたい。
私達はただ自分という存在が無意味ではないのだと感じたい。

バカにせず、批判せず、否定せず、攻撃せず、
ちゃんと話を聞いてほしいのだ。


2004年06月07日(月) 平日の昼間の贅沢

昼過ぎ、ボケーッとしていると眠くなってきた。
ちょっとだけ転がりたいな…と思って、そのままベッドに横になった。
リビングに続く和室にベッドがあるので、
すぐベッドにコロンコロンしてしまう。
私は布団が大好きなのだ。

横になっていると眠くなってくる。
いや、寝ないってば、まだ家事もなんにもしてないし、
と心の中で思いつつ、
眠りの世界に引き込まれていく。
眠りに落ちそうな時、猫がやってきて私の横にうずくまる。
その柔らかい毛をなで、小さな体温を感じながら、
私はいつの間にか眠ってしまった。

次に目を覚ますと、時計は4時。
ちょうど保育園のお迎えの時間。
お〜、なんてタイミング!
私は昼寝をしても、必ずお迎えの時間に目を覚ます。
素晴らしい!(笑)
きっと見えない人達が起こしてくれるんだ(ホントかよ!?)。
すっぴんにキャップを深々かぶって、私は保育園に向かった。

きっとだらしない日中の過ごし方なんだと思う。
でも、なんだかとっても幸せだなって思う。
無条件に心と体が休まる。

私は、時々、こういうだらしない時間を作る。
これが、私の、いわゆる本当に休むための休日なのかもしれない。
時々味わう平日の昼間の贅沢。

昼寝しすぎて眠れなくて、もうすぐ朝だよねぇ…


2004年06月01日(火) ドクター・くれはを目指そう

今日、ひさびさに自分が書いてきた日記、
この「おひさまの日記」をはじめから斜め読みしてみた。

は、恥ずかしい!

なんだーっ、こりはっ!

ちいせぇ、人間ちいせぇ!

今の自分なら書かないこと、いっぱい書いてある。
むぅ…

ま、そう思うだけ、私も変化してきたということか。
かれこれ2年近く書いてるし、
その月日とそこであった体験が私を変えては来たのだろう。
まさか退化はしてないだろうな。

消しちゃおうかなぁ、とも思ったんだけど、
それはそれで残しておくことにした。
自分の軌跡だから。
この日記は自分自身の回顧録でもあり、
今の私自身への大切なメッセージも随所に込められている。

なんて、カッチョイイこと言いつつ、
こっそり削除したり、訂正したのもあったりして。
ぷぷぷ。

そして、そんな今の自分も、これから先の自分が振り返れば、
今日と同じく「人間ちいせぇ!」と思うものなのだろう。

ばーさんになったら、
「人間ちいせぇ!」と思うたくさんの自分を振り返りながら、
人生の醍醐味を感じるのだろう。

私はばーさんになってもジーンズはくんだ。
鼻ピアスつけたままでいるんだ。
で、達観してて、愛ある悪態つくんだ。
理想はマンガ「ONE PIECE」のドクター・くれはだね。


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