2004年02月29日(日) |
ワタリウムとスパイラルとゾロリとガッシュ |
ワタリウムではコレクション展とロトチェンコ展と有馬かおる展。 コレクション展はナム・ジュン・パイクとかキース・へリングとか。 キース・へリングはリアルタイムで見たかったですね。ああいう時代だったんだな、と。 今の時代に「鑑賞」してもあまり意味はないけど、何となく雰囲気が想像できる。
ロトチェンコもね。共産主義に夢があった時代なのでしょう。
いろいろな人が壊そうとしたり作ろうとしたりして世の中は進んでいく、感じ。
で、有馬かおるは壊れた後の「現代」のような気もするけど、それも数年後には違って見えるのでしょう。
青山スパイラルではジュエリースクールが卒業制作展をやっていました。
半分くらいは男の子だった印象。当然といえば当然なんだけど、やはり人に話すとびっくりされる事実ですね。 広い意味での「アクセサリー」というのは、ちょっと洗ってみると面白い事になるかもー。
今日のゾロリ。
大変良かったです! 先週のも面白くはあったんだけど、今週の方がみてて楽しい。 個人的には「岩石料理」が、いたく気に入りました。
ガッシュ。
ウマゴンの話だけど、ガッシュも混ぜたんですねー。 これは結構うまくいってました。どうせガッシュもバカだから問題ないし。
ただ、もうちょっとウマゴンの、パートナーができて嬉しい感じとかあると楽しかったんですけど。
それにしても、「魔本」ゲームがヒットしたのはいいとして「ブックらこいた」を出してもしょうがない気がするけど・・・ まあ、あれはあれでいいとは思いますけどね。バカ子供って音感の繰り返し好きだから。
あ・い・か・わ!ヽ(^^ヽ)♪(/_ _ )/ あ・い・か・わ!ヽ(^^ヽ)♪(/_ _ )/
會川キターーー!ヽ(*^。^*)ノ
ほんっと、楽しそうですね、會川様。 よっぽど原作好きなんだろうなあ! みてると、ほんとにそう思う。そこらのファンの人より、會川はハガレンの原作好きなんだろうし、何度も原作を読んでるんだろう。
「あい」が「あくい」になっちゃうのがこの人の困ったところですよ。 そうはいっても、昔っからこの人はこうなので、誰もどうにもできません。 「ゼオライマー」も會川だったんだよな・・・この間思い出したけど。
アニメの「鋼の錬金術師」は、會川氏の作品といっても過言ではないと思う。 多分、會川氏がボンズに企画を持ち込んだんじゃないだろうか。その可能性が高いと、私は考えています。
だから、會川がいなければアニメにならなかったかもしれないし、なってもこれだけ出来がよい物にはならなかったかもしれない。
でも。
「おまえに人体錬成なんてできるはずがない」 「俺は、並の錬金術師じゃない」
・・・どうですか?これ。 私が原作ファンだったら會川殺してるよ、絶対。σ(^^)
つーか、今回は水島監督もこの「どす黒&人間が小さい」台詞通したんだ。以前、似たような會川台詞が水島氏に削られてるのをみた事があるけど。 へー。やっぱり會川の発言権が大きいとみるべきか?作品の違いか?
つわけで、第二弾描いてみました。 昨日よりはいい物が描けた気でいるので、もしサイトや同人誌の余白埋めにでも使いたいという方がいれば、どうぞ。印刷用に大きい解像度のものが必要なら連絡ください。 まあ、もしいれば、ですけど。 というより、何が言いたいのかおわかりですよね。
黄薔薇本出して欲しいって事ですよ!
ところで、麻原の判決がとりあえず出たようで。 えと、この人は痴呆の症状出てないんですか?まともな裁判ができる状態には見えないんですけど。 あの精神状態の人に「反省しろ」言ったってなぁ。
あと、弁護団に批判があったりするのは残念な事です。 「公正な裁判」というのは、誰に対しても守らなければならない。 無茶を認めてしまった時、次に無茶な目に遭うのはもしかしたら自分かもしれないから。 まあ、どちらにしても、まともな裁判できない人を裁判にかけてる状態は既に無茶なわけですけど。その辺はスルーでもいいけど、弁護団を批判するのは後に響くと思うわけです。前例主義だしね。
2004年02月26日(木) |
ろさ・ふぇてぃだ描いてみたり。 |
油彩ツールを使って絵を描く実験中。 とりあえず、ロサ・フェティダ描いてみました。今ひとついい色にならない・・・つーか、素人臭いな。
もうちょっとうまくいったらフリー素材として置いておきたい物ですけど。練習しないとね。
ちょっと祥子さまらしき人を描いてみました。
つわけで、マリみてです。
いーんですけどー、いーんですけどー。 やっぱり令×由乃としては。
どうしてカードを見つけられなかったかをやって欲しかった!
あの、あほあほな理由ですよ!由乃に見つけてもらおうとして却ってわからなくなってしまったという! バカップル!な理由!
いや、祥子×祐巳も充分好きですけどね。聖さまの「祐巳ちゃんを食っちゃうぞー」もしっかりあったし。さすがはスタジオディーン!
2004年02月24日(火) |
ゾロリとバトルビーダマン |
えと。やっぱりデカレンジャーは見るのやめる事になるです。 荒川は・・・合わないし・・
というわけで、ゾロリ。 うーーん・・・今回は、定番な感じ。まあ、こんなもんだとは思いますが。なんか、楽しい感じはなかったなあ。
バトビー。
原作の新キャラ、アニメ用だったのですねー。 コロコロ今月号のツバメはかなり良かったので、アニメでも期待したいところです。 やっぱりバトルに特徴がでるのはみてて面白いですね。「こいつはこういうのが得意」っていうの。
がーん・・・
気がついたら昨日はワンフェスだった。行き損ねた・・・(/_;)
で、パプワ4巻読みましたです。 ちなみにアニメは見るのやめてます。ガンガンは読んでません。
つわけで、いきなりシンタローが主役になってます。
りきっどくんとキャラがかぶりそうなのでどうすんのかと思ってましたが、初っぱなに違いをはっきりさせてくれたのが良いですね! 素直にうまいんだ、この人。
そう思って読んでると、非常に素直なマンガだという事に気づきました。 ギャグは妙なのに。でも、考えオチじゃなくて素直なネタなんだ。
そうでなければ、これだけ「どっかで見たようなシーン」を「どっかで(笑)見たような絵」でやってるマンガがこれだけ面白いわけないか。 「へ〜、あれですかあ?」みたいな反応させないところが凄いわけで。
というわけで、やっぱり面白いと思いました。
2004年02月22日(日) |
アドルフの画集と聖闘士星矢 |
映画2本。
アドルフの画集
すっごいよかったよ!いやーもう、心の痛みにじわーっと来るというか。 アドルフ・ヒトラーが「政治というパフォーマンス・アート」に走るまで、という内容。
画商ロスマン(架空の人物)の目を通して、ロスマンとヒトラーの友情と反発を軸に物語は進む、というわけですが。 やっぱり、『対照的な人物』との心のふれあいを描くのが人物像を浮き彫りにする方法の基本ですな。非常にヒトラーの人物像(あくまでこの映画の中での、ですが)が伝わってきました。
ヒトラーは表現して、人々に認められたいと思っていて。自分が発した言葉によってどんな影響が生じるか、に対して無頓着だった。
なにせ、ユダヤ人のロスマンに反ユダヤ主義の演説を聴かせ、『どうだった、感想は?』と聞くのです。嫌みでもなんでもなく。絵の感想を求めるのと同じように。
人間も良いですけど、時代の雰囲気という物もよく描かれていました。未来派(美術運動の一つ)の時代だったんですね。 で、鬱屈した若者だったヒトラーが鬱屈した時代に飲み込まれていったという話。
作品がヒットするというのは、結局は『時代が求めていた』ということなのでしょうね。
それにしても、「『負け犬は反ユダヤに走る』とニーチェが言っていた」という台詞、私たちも覚えておきたいところです。
聖闘士星矢・天界編 これはひどかったです・・・
絵はきっちりと作ってあるのですが。でも、今時の映画で「崩れる岩が最初からセル」というのをやってくれるとは・・・今は、テレビでもBook差し替えが普通だぞ。
バトルシーンはてきとーに2・3発打っておくだけで、あとは「神と人がどーした」とかどーでもいい事を延々としゃべってるだけ。 敵がどんな技を出すやつなのかもわからずじまい。星矢達はほとんど勝たないし、雑魚キャラにちょっと勝ったらしいけど、どうやって勝ったのかもわからない。
で、あとは弱弱な星矢と沙織のラブロマンスらしき物。(もちろん星矢ですから、ちゃんとしたラブロマンスにはなってませんが)
どうやら魔鈴の弟探しのドラマがあったらしいけど、唐突すぎてなんの感慨もなし。 星矢以外の聖闘士はろくに活躍なし。(星矢に活躍があったかどうかも大いに疑問だ)
これのどこをおもしろがれというのか?
どうやら描きたかったのは星矢と沙織のラブロマンスだと思うのだけど、このラブロマンスってそもそも「ヒーローはお姫様を手に入れなければならない」という、古くさいと言うよりあほくさい考えから来てる物だと思うし(テレビ放送してた当時から、そう思ってました)。
あと、もしかしたら「人は神の奴隷ではない」と、マジで訴えたかったとか?・・・いや、誰もそんな事思ってないし。信心深い人でも、よもやギリシャ神話の神には支配されてないと思うぞ。
とりあえず、「来てくれたんだね、兄さん!」のためだけに1800円出してもいいという剛毅な方はどうぞ。私は例によってチケット屋で前売り買って見たから1300円でしたけど。(それでも高い)
基本的に映画は映画館で見るのが一番と思っているのですが(うちはホームシアターなんて作れないし)、今回はビデオの方がよいと思いました。
だって、映画館で早送りはできないじゃん!
2004年02月21日(土) |
ウルトラQスペシャルと鋼の錬金術師 |
TBSラジオで「ウルトラQスペシャル」 とゆーのをやってました。
ラジオドラマを中心に、ウルトラシリーズ関係者(なぜか庵野監督が混ざっていたけど)にインタビューという内容。 ウルトラQは見た事無いです。ラジオ自体も自分の意志で聞いたわけでもないし。真面目に聞いてたわけでもないし。(仕事中でした)
ただ、60年代の感覚そのままで、現代を舞台にウルトラQを作ってしまうと言うのは面白かったなあ。昔のしゃべり方そのままで「ケータイ」とか「メール」とか発言するし。 話の筋は良くある話で、「人間狩りをする謎のケムール人は、実は未来から来た人類のなれの果てだった!」という話。
しかし、以前は「核戦争後の地球」という、何でもありなネタがあったけど、今回の話みたいに「貧富の差から来た世界規模の戦争とグローバル化による疫病の蔓延」で地球が死の星になるというのはいまいちイメージとして弱いですね。
だから、「戦争おっけー」な人が増えたんだろうけどσ(^^)。結局イメージの問題ですな。
で、死の星で生き残るために人体改造をし続けたケムール人(人類)は、ふと、「自分たちは、大切な『心』という物を失ってしまったのではないか?」という大変安易な発想で、現代の人間をさらい、心を移植しようと思ったらしい。たしかにこの安易さ、人類です。 しかし、一人の現代人女性(若くはないです)が、「た・な・ご・こ・ろ」と唱えて手を合わせれば心が生まれる、と教えると、ケムール人は集団で「た・な・ご・こ・ろ」と唱え始めるのだった!
・・・いや、なんつーか。こわ!
『心という物はあると思えばある、無いと思えば無い』というようにとれば、これほど納得いくオチはないのですが。書いた人は『これはどー聞いても新興宗教だ』ということを、自覚してるんだろうか。
インタビューでは、「お店で子供が食玩を買おうとしている前で、大人買いをする」という大変大人げない発言をしてくれた実相寺監督が大変素敵でした。
鋼の錬金術師
あー、残念。 そろそろ會川脚本だと思って期待してたんですけど。来週あたりかなー。(アニメ誌読んでないから・・・)
どす黒く変色した會川版ハガレンがみたいよー!(悪趣味。つーか、原作ファンの人ごめん) <會川より黒いかも。
鳥インフルエンザ、ネコにも牛にも感染してるそうで。 もともと豚に移ったら大変だという話だったわけで、こうなると「鳥」インフルエンザじゃないじゃん!とか。
ジャネットのポロリがいまだに話題になり続けています。 これを超えられるのは兄・マイケルの鼻ポロリになると思います。とか。
2004年02月19日(木) |
「イノセンス」展再び |
またもや「イノセンス」展の話。
映画「イノセンス」関連イベントって、森美術館でもやるんだよね、なんか。
それと、木場の東京都現代美術館(略称ってなんて言えばいいんだろう。MOTとか言うのあれだし。)でやってた「イノセンス」展のことで、ラジオで言ってた話があって。 あの展示って、作家さん本人にやらせたという事。
それって一見、作家さんの世界を作ろうとしたように見えるけど、ちょっとおかしい。 だって、作家さんはあくまでも「造形作家」なのだから、空間演出を求めるのは変。
展覧会カタログも、中の文は人形専門誌の引用だったし。(なので買わなかった。)
学芸員のやる気のなさがにじみ出ていますね! 「やる気がない」というよ蝓∈能蕕?薐愀欅?呂曚箸鵑斌鬼愀犬覆里任蓮
この展覧会、「関連展」というよりはただの宣伝だったのでは? 「美術館」を場所に選ぶというのがミソですな。 「イノセンス」という映画をアートっぽく印象づけるための戦略なのでは? この展覧会における現代美術館の立ち位置って、ただの貸しスペースなのでは?
・・・なんだかなー。
もちろん、美術館の内情が苦しいのは承知してますよ。 宣伝料で他の展覧会が充実するならいい事です。(MOTアニュアルは良かったし。) そもそも、美術が経済と無関係だなんてこれっぽっちも思ってませんし。美術界が経済に無頓着すぎたおかげで飴屋法水のような人がいなくなってしまったりしたし。
でもね・・・お金払ってるんですよね。こっちは。 しかも、美術館は都の税金も使ってるし、賛助会員も募ってる。やはり「公的施設」なわけですよ。 宣伝は宣伝で気合いの入った者を見せて欲しかった!
だいたい、押井の作品が優れてる事なんて、そんな演出しなくても映画見ればわかるだろ!
いい機会なのでバラを描いてみました。
さて、まりみて。 さあ、アニメの方もどんどん怪しくなってきました!
女子高生がそろいもそろって、女にバレンタインのチョコをあげる事に夢中! 確かに女子高生は女子同士でチョコをあげたりはしますが、それはどっちかというと、持ち寄りお茶会でチョコを持ってきた程度の物だと思うのですが。普通は。
いやあ、素晴らしいですね! 特に、令×由乃のいちゃいちゃは堪能させてもらってます。 静さまもちゃんと出てたし!
ありがとう!スタジオディーン!
由乃さんといえば、愛読書は「池波正太郎の剣客物」という事になっていて、アニメだとはっきりと「剣客商売」とタイトル出してましたね。 で、ちょっと疑問が。 どうでもいいですけど、原作者の今野氏は「剣客商売」読んでるのか? よんでても読んでなくても構わないんですけど。
ただ、面白いところがあって。 由乃さんのライバルといえば田沼ちさと嬢ですが、「剣客商売」のヒロイン、佐々木三冬さんは田沼意次の隠し子で、田沼意次自身はこの小説の中ではいい者で登場するんですよね。 今野氏は知ってて「田沼」姓をライバルにつけたのか、どうか。 不思議ですよね。
それにしても関係ないが、池波キャラが名を偽る時は必ず知り合いの名前をもじった名を付ける。語りすれすれ。
今日も、余裕無いです・・・
世の中いろいろです。どこかの番組でサブリミナル効果疑惑が出たとか。 これ、アニメの方でも「サブリナ」といわれて禁止されてるんですけど、そもそも「サブリミナル効果」なんて物は本当はないんだそうな。
ところで、今更ながら今月のブンブン。
人気作品が決まってきた感じです。 順当に面白いやつが。 しかし、「からどろ」は、よくまあ続けられますね。引っ張れるようなネタでもないと思ったんですけど。まあ面白いし。 他で残ってきたのはポプラ社原作がついてるやつですねー。
私的にいいのが、「まじょ子の大冒険。」 魔法使いのまじょ子と人間のナナが魔法の国でちょっとした冒険をするという話です。 で、やっぱり。 まじょ子×ナナ!百合でいけます!すげーかわいい! 原作読んでみたい!(<百合を期待するなよ)
2004年02月16日(月) |
ゾロリとデカレンジャー |
今日は余裕がないので手短に。
昨日のかいけつゾロリ、突然放送事故でびっくりしました・・・ 真っ黒のままで数秒、「しばらくお待ちください」が数秒、で、OPが途中から始まるという。
初めて見た、「しばらくお待ちください」画面!ヽ(*^。^*)ノ あの時間って、ゾロリだけがメーテレ制作のはずだから、つながりで問題があったのかなあとか思ったのですが。
でも、その後の情報が何もないんですよね・・・(^_^;
一応テレ朝とメーテレのHPを見てみたけど、何も書いてなかったっす。 でも、ニトロで画面が揺れた時にもなにもなしだったから、放送終了時に小さく「お見苦しい場面があった」とお詫びが出ただけましか!
メーテレ、お子様アニメをバカにしとりますなあ。(^^ゞ
デカレンジャー。
しょんぼり・・・ また荒川ですか・・・ どうも私は、オタク系アニメのキャラクター的言動がそもそも好きではないし、それを生身の人間が演じてしまうとなるとちょっと許容範囲を超えています。 荒川氏のオタク的アイドル観も、よそでやってる分には別にいいんですけど、それを生身の女の子に演じさせるというのは何とも気持ち悪い。 なにより、昔のアニメやドラマのリピートをやって、それで喜ぶというのがなんつーか・・・ 「昔を懐かしむだけのオタク」にだけはなりたくないんです・・・
そんな感じで。またあしーたー。
2004年02月15日(日) |
着信アリとlife/art展と松田重仁展とJazztronikと鋼の錬金術師 |
映画「着信アリ」見てきました。
この手のホラー映画はできるだけ見に行くようにしてるのですが、「着信アリ」はちょーっと、ハズレの予感があったんですよね。
理由。評判を聞くと、たいてい第一に「柴崎コウが・・・」という台詞が来るから。これって、内容より「みんなの知ってるタレント」の印象が強いって事ですよね。それはTVのバラエティならいいけど、映画としてはハズレ。
評判自体も、時間を追うごとに小さくなってるし。いい映画は、だんだん評判が大きくなっていく物です。口コミで流れるから。 で、見に行った結論。 やっぱりテレビだ、これ。 1800円払う価値はないですね。私は安売りチケット屋で1200円だったからお化け屋敷代としてはいいんじゃない?と言う感じですが。
お化け屋敷的おもしろさはあります。「脅かし」のタイミングは問題ない。「演出がヘタ」とは言わない。普通にうまい方だと思う。 でもねー。テレビなら気にならない程度のシナリオの破綻や陳腐さが、劇場で見るには気になるのですねー。 第一に、主人公が何をしたいのかがよくわからない。「やれる事は全部やっておく」という考えは無いくせに、とにかく人のやる事には脊椎反射的に反応して大騒ぎ。 キャラクターや展開がステレオタイプの人間観に囚われている。
「虐待をするのは母親」という神話や、「男は強い」「女は怖い」「子供は怖い」という神話にそって物語は進む。 途中山場で、心霊現象で殺されてしまう主人公の友達というのがテレビ中継で生放送されてしまうというエピソードがあるのに、その結果が世間やその後の物語になんの影響も与えない。
これはひどい。死んでいくシーンとすがりつく主人公、というのが生中継されたのに、その後のパニックとか主人公の立場の変化とかそう言うのが一切なし!それがあれば、「映画的大風呂敷展開」になり得たのに。 ラスト近くの山場シーンが病院廃墟というのもなあ。陳腐だよ。 なんにしても、主題歌にあわせて山場に意味のない台詞&シーン入れるってのは、映画としてはダメダメなんじゃない? とまあ、さんざん悪口描きましたが、テレビで「柴崎コウ」を日常的に見てる人にはいいかもしれません。
私、テレビ見ないもんで。 テレビでやる程度ならいいのかも、とも考えましたが、しばらくたって「柴崎コウ」と「主題歌」の効果が薄れてしまったら、ちょっとダメだと思うし。(そこが映画としてはダメなところですな)
なにより、音響効果が良くないと「叫びや音で驚かす」というのができなくなるので、それではこの映画は全く面白くないでしょう。やっぱりダメか。
資生堂ギャラリーの「life/art」展見ました。
よかったですよー。資生堂ギャラリーはハズレがない。今回は落ち着いた作品群ですね。
私的には田中信行の『深度』が好き。漆の質感って深い感じ。 プラスマイナスギャラリーの『松田重仁』展。 流木作家なんですね。でもアトリエが町田なので不思議に思ったら、ダムに流れ着く流木だそうな。
木の持つ方向性と自分の方向性を、折り合いをつけて制作するというのがおもしろい。 CD。Jazztronikの新アルバム買ってきました。 いいです。かっこいい。前とあんまり変わらないですけどね(笑)
ツボ。 昨日のハガレン。 まともだよー! マリアさん(だよね?)が、今回はまとも! 要は、前回は演出が悪かったんですけどね! つまり、『何かを強く主張する』ときに、『怒って叫ぶ』演技しかさせられないのが問題なんですな。
ヘタ演出の特徴です、キャラクターがやたらと喚くのは。アニメ、実写に限らずね。 ただ、そうした方が理解しやすい、という人がいるので、一概に悪いとは決めつけられませんが。
でも、私はうるさいのは嫌い。 殺人描写も、今回はソフトだったなあ。もしかして規制が入ったという噂は本当だとか?それはつまらん。
コロコロとかデカレンジャーとかを書くのは明日に回します。
2004年02月14日(土) |
海じゃないもの(ボンボン版ニトロ最終回) |
ボンボン3月号買ってきましたです。 コロコロは近くのコンビニでは売り切れてしまってたよ・・・明日はまず本屋だ!
クラッシュギアニトロ、最終回です。 「ニトロ」と言えば、明るく楽しくのんびりと、なアニメだったんですけど。松本版(ボンボン版)は、違ってたんですよね。
結構ハードな話でした。阿久沢が闇に堕ちたり。
だからラストは、結構切ない話でした。なんかね。 勝が、ギアに一時的にでも逃げられちゃうし。
でも、これも一つの「ニトロ」の話です。
ちなみに、はがれんはまだ見てないので明日! つーか、明日はデカレンジャーだ!
2004年02月13日(金) |
バービー破局!その時キティは!? |
バービーが恋人・ケンと別れる!と言うニュース。 過激ファッションだから別れるって言う発想がすこしびっくり。
妙に保守的なんですよね、アメリカ。その割に「過激ファッション」をやめようと言う話にはならない。
アメリカはアメリカなりの「本音と建て前」があるんだと思うのです。 それはそれとして。 こういうネタって、日本のリカちゃんなんかじゃ絶対やらんでしょうなあ。
リカちゃんの場合、裏で何してよーが絶対表には出さねえって感じ!
お父さんの仕事が知らないうちに変わっていても(昔は船長だったが今は音楽家)、リカちゃんが設定年齢小学5年生なのに妊娠歴があっても(割と有名な話ですが、妊婦リカちゃんが発売されている)、リカちゃんの兄弟が双子と三つ子で、それって普通に考えたら人工授精でわ?な事になっていても、リカちゃんのご家庭は全く波風がない事になっているのです!
逆に、いくらでもなんかありそうなのはキティだと思うのです。あくまでも個人的なイメージですけど。
キティ、恋人のダニエルと破局!?とか。
原因はダニエルの浮気か!?とか。キティのわがままにダニエルがついていけなくなったらしいとか。 ダニエル、キティに今まであげたプレゼントの返還を要求とか。
ダニエルがキティに出したプライベートな手紙が週刊誌にリーク!とか。(ダニエルは、キティにまめに手紙を出しているという設定がある)
手紙の件で、キティを訴えるダニエル!キティは否定!< 泥仕合に発展するキティ&ダニエル。しつこいパパラッチに、切れたキティは思わず暴力をふるってしまう!こちらでも訴えられ、裁判まみれになるキティ!
そして、キティの双子の妹、ミミィが暴露本を出版!
どーよ?
こんなストーリーが、ぴうろらんどのショウあたりで展開してくれるの希望。
絶対通い詰める!
絵本雑誌おひさま3月号、読み終わりました。・・出たのは先月末なんですけどね。 ああ、ブンブンも読み終わってねえ。
今月は、おまけにビデオがついてるんですけど、これはまだ見てません。
しかし、哀しい! 「へんてこライオン」が、しばらく休載です。 長新太氏は病気だというはなしを聞いているので、心配です。
来月の五味太郎氏は期待大ですけど。
おひさま大賞の「くろくまくん」は、いい色ですなー。絵本はなにせ、色とイメージの世界だし。
そういえば、綿の国星のちびねこ主役の話が今、「おひさま」でやってると言ったら、ある年齢以上の女性びっくりするのではないでしょうか。
2004年02月11日(水) |
森進一とマリア様がみてる |
聞きました?奥様!
今日って、休日だったらしいですのよ!
道理で、お隣が深夜まで騒いでると思ったら!
うちはふつーに仕事でした。
ラジオで森進一の新曲を聴きましたです。
曲が長渕剛の作ったやつで。いい趣向ですな。
声に特徴がある人に、いろいろな歌を歌わせるというのは面白いです。 さて、マリ見てです。 もうロサ・カニーナですか!?いばらの森は!? マリ見ての場合、私はカプ萌え的には令×由乃なんですけど、キャラ単体では静様が一番萌え。
あと、やっぱり聖様な。でも、聖×静にはならないのですな。片思いだからこそ! そんなわけで、ロサ・カニーナ描いてみました。ちょっと少年っぽくなっちまった。 それにしても、文庫一冊を30分アニメにしてるわけだから相当駆け足だけど、かなりうまくやってますね。
先週までの「黄薔薇革命」も、2本分によくまとめたなーと思ったけど。 なにより、百合ーなシーンは決して削らないところが素晴らしい! 今週の聖×静の『餞別』ちゅー!大変よろしいですな!
2004年02月10日(火) |
血とゾロリとガッシュ。 |
やた!血だ! お仕事で、血糊を描いたよー。 うちの仕事(あにめかんけ)は、テレ東系が多いので、血は規制されてることが多いのです。だから、血を描いたのは久しぶり。 赤黒ーいのをべったりと描き入れましたよ。ここぞとばかりに。
今週のゾロリ観ました。 しょっぱなっからゾロリせんせー、イシシとノシシに萌えてどーする! 赤くなってましたからなー。 ちょっとばかりぐっときたのは、ひみつv<ダメすぎる・・・ 出来はいいですねー。相変わらず。面白いし。山ちゃんうまいし。 ただ、懲りすぎて、児童向けでなくなりそうな予感もちらほら。
つーか、「あの虫」をリアルに描くのはやめてくらさい!
ガッシュ。 途中でHDが足りなくなってた・・・(;O;) しかし、カマキリジョーって拳法使うんだったっけ? アニメ観て初めて気づいた。カマキリ拳法!?
かんけーないですが、コンビニに文藝春秋がたっぷり並んでた。こんなの始めてみたよ! 芥川賞載ってても、例年は全然売れないのになー。
2004年02月09日(月) |
炭化ガメラとネタ国家・アメリカ |
やた!食玩の「特撮大百科2」で、炭化ガメラが出たよ!て。 特に嬉しくはない。 でも、この中で好きなのはガメラくらいだからなー。大魔神もいいかもしれないけど、あいつって所詮ハニワ。登呂遺跡に行けば、もっといいの売ってそうじゃん? あ、でも、小ガッパはいいかも。しょぼい面構えが。
とりあえず、関係ないけど日曜に銀座で見かけた走る巨大オロナミンC(宣伝カー)の写真を貼っときます。
それにしても、アメリカはどんどん面白い国家になってきましたね! イラクを攻撃したのは大量破壊兵器を作る能力があったから、正当なのだそうですよ! 凄いですね。能力なら多分日本にもありますが。(つーか、毒ガス程度なら一宗教団体にも作れるわけだし) アメリカ国民以外には知的生命体は存在しちゃいけないのか。
面白すぎです!
木場の現代美術館の、「球体関節展」に行ってきたでし。 なんつーか。照明効果をちっとは考えろよ。 天野可淡とか、四谷シモンとか、あの系統のドールは基本的にホラー系っつーか、雰囲気重視なんだから、薄暗いところでじんわり見たいのですよ。 まあ、あれだけ多くの人形作家の作品を集めたのは、多分この展覧会が初めてだと思うから、それは良いと思うですけど。
ただやっぱり、あれ系のドールは、作家の「イタイところ」を表現してるんだと思うので、煌々とした照明の中に置いたら死んじゃうと思うのだよね。 こけおどし的な物、お化け屋敷的な物、文化祭的な物。 「その程度のレベル」な部分があって。 そんな部分は、人間にとって結構大切なんじゃないかと思うのですよ。青臭いポップとか。
前にあった可淡展は、良かったなあ。量の多いのもさることながら、古いビルの地下駐車場をギャラリーにしてるというのが何とも素晴らしかった!
きょうのはがれんー。 脚本は會川様では無いですが、會川様テイストたっぷりですた。 護衛の女の人(名前忘れた)が、無駄にいらついてたり。仕事だろ、護衛は! そ・し・てv 再利用されたのは、えどくんたちのおかーさんだけかと思ってたら、すかーくんのおにーさん(女顔)もですか。黒!相変わらず黒! やっぱり悪の組織は人体改造が基本ですな。
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