私のカケラ...me☆

 

 

same place - 2013年03月25日(月)

彼とブラジル料理のお店を後にして、夜の港町へ歩き出した。

私の地元の街。

Hともよく歩いた街。

少し歩くと海沿いに出て、きれいな夜景が広がった。

彼と手をつないで歩いて、酔っぱらってるからお互い立ち止まって抱きしめあってキスをして。

ほんとに幸せだった。

思ったほど人気がなくて、ベンチに座って体を寄せ合った。

私たちを知っている人はいない場所。

キスをして、彼は私の胸をまさぐり、私は彼の股間や足の付け根を撫でまわした。

すぐにでも抱き合いたかったけれど、今日は我慢した。

「この景色は、ずっと忘れないだろうな」

「me、大好きだよ。俺のこともすきでしょ?」

「もちろん大好きだよ。何度も言ってるでしょ」

酔ってるせいもあって、何度も聞いていた。

電車の時間もあるので、とりあえず家路につくことに。

知り合いに会うといけないので、車内では他人のふりをして帰り、またこっそりと近所の飲み屋さんに入った。

そこは、私たちがはじめてキスをした夜、二人で入った飲み屋さん。

その時私は、彼とこんな関係になるなんて全く思っていなかった。

だからこそ何の迷いもなく二人で飲みに行ったのだ。

やましさがなかったから。

でも彼は違ったようで、二人で飲みに行った時点でもう心を決めていたようだ。

こうして恋人になった今は、誰か知り合いに会うかもしれないのに、二人とも酔っていたので並んで座り、キスをしたり触れあったり。

今思うとかなり危険な行為だ。

帰るエレベーターの中でも何度もキスをして、上や下へ行ったり来たりさせ、お互いの唇を貪った。

そしてまた、初めてキスをした場所を通りお互いの家に帰った。

同じ場所を二人で歩いているのに、全く違う気持で歩いている感覚が不思議でしかたなかった。






...

恋をすると - 2013年03月24日(日)

そばで食事をしていた外国人のグループに、南米系の顔立ちの男性がいた。

はじめは気付かなかったが、視線を感じると彼が席から私のことをじっと見ていた。

気のせいかと思ったけれど、その団体が帰るときに私たちの席のそばを通り、その外国人の彼が私にそっと目くばせをした。

私は笑って手を振った。

「どうしたの?」

「なんかさっき通った外国人の男性、私にウインクしたよ」

「ほんとに?俺がいるのに・・・その胸元を見てたんだよ。開いてるから」

「たいして開いてないじゃん。(笑)このくらいで誘うかな〜」

「誘うよ。meかわいいから。なんか悔しいなぁ」

最近お店のお客さんにも、真顔でかわいいと言われて驚いた。

40代か50代くらいの普通のサラリーマン。

おそらく既婚者だろうし、私のことも主婦だとわかっているだろうに。

恥ずかしくてうつむくと、帰って行った。

振り返って私のことを見ていたけれど、私は気付かないふりをした。

若いころは時々そういうのがあった。

私は美人ではないけど、私の顔が好みという男性がたまにいて、パッと吸い込まれるように落ちるのがわかる。

この年でそれを感じるとは思わなかったが。

やはり恋をしているときの私は、何か出ているのかもしれない。



...

初デート - 2013年03月23日(土)

今日は彼と初めて、抱き合うこともない普通のデートをした。

昼間彼は前日からほとんど寝てないで仕事に追われ、私も一日中子供の習い事に付き合って外にいて。

お互い疲れ果てていたけれど、何とか待ち合わせて夜会うことができた。

彼が昔から知っているというブラジル料理のお店に行った。

そこは私の実家の町ではあったけれど、行ったことはなかった。

駅で待ち合わせて、お店まで少し歩いたけれど、お互いなんだか照れくさくて手も繋げずにとことこと歩いた。

土曜の夜なのにかなり空いていて、外国人のお客さんが多いと思った。

食べ放題の説明を受けて、彼とサラダやアペタイザーを取りに行った。

なんだか知らない名前の料理ばかりで、どんな味かもわからない感じだったけれど、食べてみたらどれもおいしかった。

お互いビールを頼んで乾杯して、色んな種類のお肉をテーブルで取り分けてもらい食べた。

部位によって味が違って、おいしかった。

私は赤ワインに切り替え、彼は白を飲んだり赤を飲んだり。

「仕事をやり終えて、こうしてmeとおいしいもの食べてお酒飲んで。最高のご褒美だよ」

「ほんと?私もだよ。うれしい」

彼はお酒を飲むとかなり深酒をする。

だから事前に彼にメールで伝えたことがあった。

『飲んで酔うのはいいけど、初デートの記憶が何も覚えてないって言うのは、哀しいからいやだよ』

彼はちゃんとその言葉を覚えていてくれて、守ってくれたのがうれしかった。



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ばか。 - 2013年03月18日(月)

ばか。

男の人って、どうしてこう、ばかなんだろう。

目先のえさを見せていれば、多少のこと許してくれるだろうと思ってるのだろうけど。

電話で話しながらほんとは泣きそうだった。




1.2か月前から、彼は仕事の帰り道に私とskypeで話しながら車で帰宅する。

1時間弱かかるので、かなり長く話していられるし、電話代もかからないしとても便利に使ってる。

イヤホンを使っていないので、車内に私の声がスピーカーから聞こえていて、そばに私がいるような気がするそうだ。

大体帰るときにメールをくれて、私も入れる時に入るのだけど。

今日は夜の21時を過ぎても連絡がなく。

心配になって『まだお仕事?』とメールしても返事もなく。

私は何か彼を怒らせてしまったのかなと、送ったメールを見返したり、何度もメールの着信を調べたり。

胃が痛くなるほど不安になった。

そして23時過ぎに電話がかかってきた。

切れたのでかけなおすと、今仕事が終わったと言う。

連絡できなかったことを謝るわけでもなく・・・ただ私の声が少しだけ聞きたかったと言う。

私は「どうしてメールくらいくれないの」と言いたかった。

でも言えなかった。

私は妻ではないから。

ただ「体壊さないで、気をつけて帰って」と気遣う言葉だけ伝えて切った。

でも口調は冷たかったと思う。

彼は3月に入ってから仕事に忙殺され、土日も休みなく仕事をして疲れ切ってるのもわかる。

そして週末に、初めて二人でデートらしいデートに行く予定を立てていて、彼がその日のために必死で仕事を終わらせようとしてるのも知ってる。

でもほんとに辛かった。

こんな風に状況がわからず不安になるのは大嫌い。

今も泣きたくて仕方ない。



...

車中デート。 - 2013年03月16日(土)

先週も彼とホテルで抱き合ったのに、また彼といつもの駐車場で会った。

土曜日ということもあって駐車場に車がいっぱい・・・

まさかこんなに車が駐車してる中で抱き合うなんて思わなかった。


「こんなに周りに誰かいるのに無理だよ」

「うるさい。いいからほら。言うこときくの」

片手で私の両手を掴み、もう片方の手でパンストを脱がし下着もはぎとる。

キスで口をふさぎ、クリを弄られるとすぐに濡れていく。

シートを倒し、寝袋のようになってる毛布で体を覆うとすぐに彼が私の中に入ってきた。

ほとんど愛撫してないから少しきつくて。

それでも彼が動くとすぐに潤っていく。

「おぉ・・・meの中気持ちいい・・・」

周りを気にしながら、彼は私を責め立てる。

隣のスペースにも車が駐車してきて、声を押し殺してるけど彼のモノは入ったまま。

じっとしていても感じてしまって、おかしくなりそうだった。

じっくりと30分くらいか・・・動いたり止まったりと責められて、私は何度も昇りつめた。

そして彼も気持ちいい角度を見つけたらしく、私の中で逝った。

はっきり言って今まであまりセックスの相性が良くないような気がしていたのだけれど。

この日はとても気持ちよくて・・・この感じなら付き合っていけそうだと思った。

でもやっぱり彼は少し変・・・。

ほんとかどうかわからないけど、毎日自慰をするという。

そしてこの日はこのあと手で3回出した・・・。

2度目の時、私の口の中に出して、

「飲んじゃったの?!」

「うん。平気だよ」

「ほんとに・・?ありがとう・・」

男の人って精液を飲んでくれるのそんなにうれしいのかな。

好きな人のなら全然気にならないのに。

帰り際、しばらく彼に寄り添って甘えた。

「帰らなくちゃね・・・」

「そうだね。そろそろ帰らないと」

一度彼の腕から離れたけど、またすぐに戻ってしまう。

「連れて帰って・・」

「俺も連れて帰りたいよ・・・」

つないだ手をやっと離して、車を出た。

夜奥様が出かけていたらしく、酔っぱらった彼がテレビを見ながらメールをくれた。

「飲んでくれてありがとう」とか。

そのうち電話までしてきて、同じこと言うし・・・とにかく酔っぱらうと大胆なことするから怖い。

翌日朝電話がかかってきて、昨日電話で何話した?とか、途中で寝なかった?とか。

記憶がなくなるほど飲まないでほしいなぁ。


「昨日のme、ほんとに離れたくなさそうな顔してたよ。愛しくなっちゃった」

うん、もっと一緒にいたかったよ。




...

I mean it - 2013年03月08日(金)

誕生日事件?から数日経って、また会える日がきた。

その前に彼は私に、なんでもする!とskypeをしながら言っていたのだった。

「・・・じゃぁ会ってもキスまでしかしちゃダメだよ」

彼は安易にその言葉にいいよと答えたけれど、私は本気だった。

会ってすぐ、彼は私を抱こうとした。

「約束したでしょ。今日はしないよ」

困った顔をして、ほんとに守るのかという感じだったけど、私としては約束は約束。

何度も堪え切れず苦しがる彼を見かねて、だいぶ焦らしてから受け入れた。

彼にしてみたらとても苦痛だったようで、もう二度とそんな約束をしない!と言っていた。

これでまた、私の性格がよくわかっただろうと思う。




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