クリスマスでした - 2012年12月27日(木) そのあとも彼の行動はエスカレートして、ズボンのファスナーを開けて彼自身を取り出し私に直に握らせた。 「いや・・・」 「いいから。最後だからほら触って・・・こんなに硬くなってきたよ」 それはまーさんの硬さに比べればそうでもなかったけれど、私の中に入ってきたらどんなかなと思った。 そのあと彼の腕の中で少しのんびりしていると、彼の携帯に奥様からメール。 「ごめん、そろそろ帰らなきゃ・・・」 あわただしく身支度をして、帰ることになった。 彼は奥様にとても弱いんだなと感じた。 「最後にキスしよう」 私の唇を食べてしまいそうなキスをして、私は自分の車に戻った。 お互いが帰宅してから、何通かやり取りをして。 クリスマスだったから、前もって探していたクリスマスカードを携帯に送ったら、とても気に入って喜んでくれてよかった。 ... 車の中で - 2012年12月26日(水) 彼の息遣いが、だんだん荒くなってくのがわかった。 普通の会話をしながらも、彼の手は私のシャツの中に入っていく。 「何で手がこんなとこあるの・・・」 「落ち着くんだもん」 「私は落ち着かないよ(笑)」 なんとか平静を保とうとする私を崩すように、彼の唇が私の髪から頬に、唇へとうつってく。 舌を絡めながら、彼の手は私の胸をもんで・・・彼の唇が首筋から胸へときた。 「何してんの。ダメ!」 どうにも我慢が出来ない様子で、私の胸の谷間へ顔をうずめてキスをされ・・・私のアソコはすごいことになっているだろうと思った。 なんとか彼を起き上がらせて、元の普通の会話をしようとするけれど、彼の手はまたすぐに私の胸を探る。 「おっぱい大きいね」 「大きくない・・・」 「大きいよ・・・柔らかくて気持ちいい・・・」 「そんなにずっと触ってたらいや・・」 「もうここから手が離れないんだよ」 そう言って胸元から両手を差し入れ、ブラの中まで手を入れてもみしだかれた。 「愛してるよ。me・・・」 私の髪に顔をうずめてささやいた。 彼の中で・・・愛しいという感情なのだろうと思う。 ほんとにHに似ている。彼も逢う前から私を愛していると言った。 そのうち彼は体勢を変え、車のシートを倒し本格的に押し倒された。 「こんなとこでやだ・・・」 「じゃぁどこか行こうか?」 「行かない!いい子にするって言ってたでしょ?」 「そうだね。いい子にしてるよ・・・」 そう言いながら私の胸をむき出しにして、ついに口に含んだ。 「ん・・・!やめて・・」 「俺のも触って」 彼に手を掴まれ、股間へ導かれる。 ズボンの上からでまだ柔らかかったけれど・・・小さくはないサイズだと思った。 ... 駐車場で - 2012年12月25日(火) 私と彼のお互いの家はとても近い。 歩いて5分ほどだろうか。 すぐそばに住んでいるけれど、それゆえ離れた場所でないと会えないわけで。 待ち合わせ場所は車で20分ほどいった場所にある、立体駐車場になった。 彼の方が早く着いていて、言われた場所を探すと見慣れた彼の車があった。 頭から入れてあって・・・ワゴン車の後部座席で待っていた。 「どうぞ」 誘われるまま、私も後ろの座席に座った。 緊張していた。 車のエンジンはかかっていないのに、汗をかいていたくらい。 普段ラフな格好しか見たことがなかったけれど、彼はスーツ姿だった。 はじめは離れて座っていたけど、いつのまにか彼の腕の中におさまっていた。 「いい匂い・・・」 後ろから抱きかかえるようにして、私を包んだ。 私は恥ずかしくてずっとうつむいていた。 「緊張してるの?」 「そりゃ・・・そうだよ・・」 「顔が見えないよ。ほら。きれいな顔見せて・・・」 そう言って私の顔を上向かせて、キスをした。 「リラックスしたでしょ?(笑)」 「しない(笑)」 ある程度は、わかっていた。 彼が私に色んなことをしてくることは。 でもそれは私が思っていたよりもハードで・・・ まぁいつもまーさんとしていることよりは大したことじゃないのだけど、やはり新しい男性となるとなんだかとても恥ずかしかった。 ... Don't say that word - 2012年12月24日(月) 「愛してるよ me」 私の髪に顔をうずめて、耳元で何度かささやいた。 どうして、そんなこと言うの? まだ何も始まってないのに。 あなたの中の私はどんな存在なの? そんなこと言わないで。 キスをして抱きしめたくらいで。 もっともっと私を知ってから言って。 私にとってはとても大切な言葉なの。 だからまだ。 まだ使わないで。 ... 会いたいのは - 2012年12月15日(土) 「私と会いたいと思うのはどうして?」 「理由ですか?好きだから。一緒にいたいから。もっと知りたいから。他にもあるけど、言い尽くせないかな」 そんなやり取りをしてたら、急に彼がこんなメールを送ってきた。 「meを抱きたい」 わかってはいたけど、今はもっと甘い時期を過ごしたかった。 こうして何通もメールをやり取りしているけれど、実際キスをしたのは彼に突然されたあの日だけで、私の中ではまだ実際に彼を受け入れてはいない。 「来週いつ会えるか教えてね」 もう夜遅い時間だったし、なんだかそれだけが目的に思えて返信できなかった。 翌朝彼からメールが届いた。 「今日昨日の俺の送ったメール読み返してみたら、ひどいね。会わなくてもいいし、meのスタンスに合わせるよ。反省してます」 夜、彼は飲みながらのメールだから、結構調子に乗ってしまうことがあるのもわかってる。 それでもちょっといじわるして、夕方まで返さなかった。 「反省してるなら許してあげる。でもやっぱり、ちょっと傷ついたから。あなたが私を本当に大事に思っていると私が感じたら、あなたの望みは叶えられるでしょう。」 そう書いてから、会える日程を伝えた。 「会ってくれるのは嬉しいけど・・・かなり嫌な思いをさせちゃってるし、ほんと大人になれないっていうか・・・こんな俺とリスクをおかして会う意味ある?」 「前から言おうと思ってたけど、もっと自分に自信持ってもいいと思うよ。私は会いたいです。まだちゃんと二人で話してないから」 「自信なんかないよ。meを傷つけちゃったし。ほんとに会いたい?」 「ネガティブな考えの人生なんてつまらないでしょ!会ってみないとあなたへの気持ちはまだわからない。でも確かなのはあなたのことをもっと知りたいって思ってるってこと」 「わかりました!会いましょう!」 かなり心配症な彼。 この先どうなるのかわからないけど・・・ これから会う約束ばかり増えていく。 ... スタートライン - 2012年12月10日(月) 「連絡がなかったことに怒ってるなんて。驚きました」 あれから着実に、彼との関係は深くなっている。 数え切れないほど、たくさんメールをやり取りして、お互いのことを知りあっている。 でもどうしても彼の方が私の家族と接することが多く、時々不安定になるようだ。 いろんな葛藤があるのだろうと思う。 もしどうしても辛かったら、私は潔く関係を終わりにできる。 二人の関係は始まってるようで、まだスタート地点に立っただけのような気もしてくる。 彼を知って3年近く経つけれど、私は彼のことをほとんど何も知らない。 「罪悪感とかないの?」 「ないと言えば嘘になるけど。倫理的には間違ってるかもしれないけど、誰かを好きになる気持ちは、唯一自由でいていいと思っています。この考えは10代のころから変わってません」 「すごい。僕も同じ考えだよ。気持ちに素直でいたい」 この日は遅くまでメールをしていて、彼は興奮して2時間しか眠れなかったと言っていた。 彼は少しHに似ている。 というか。 同じ名前なんだよね・・・ ... again - 2012年12月09日(日) 彼は。 子供の習い事にかかわる仕事をしている。 そして月に何度か私や主人も会う機会がある。 あの日から初めて今日顔を合わせることになっていて、とても緊張して出かけたのだが、お子さんが具合が悪くお休みだった。 あぁ、このまま逃げるのかなと思った。 それならそれで、私もあの日のことは忘れようと思った。 それから数時間後、「遅くなりました」と言って彼が現れた。 胸が苦しくなって、顔も見れなかった。 それでも軽く会釈をして、いつも通り挨拶をした。 本当は渡したい書類があったけれど、どうしても彼の前へ立てなかった。 しばらくして、休憩時間になり。 他の保護者や子供たちが移動して、偶然私と彼が二人きりになった。 うつむく私に、彼が照れくさそうに近寄ってきて、声をかけてきた。 「この間はお疲れ様でした」 「ハイ。・・・お疲れ様でした」 お互い言いたいことが色々あったのに、すぐに口に出せなかった。 「あの・・・この間僕、なんか、ひどいことしちゃいました・・?」 「・・・覚えてないんだ」 「いや、あの、うろ覚えで・・・ごめんなさい」 「そうなんだ・・・」 「ほんとは覚えてるけど・・・怒って・・・ますよね・・・」 「何も言ってないよ」 「そうだよね・・そうか・・・。よかったです」 「よかったって・・・何が(笑)」 「いや、あの、怒ってなくて」 「・・・連絡が来なかったことに対しては、怒っていたかも」 「ごめんなさい。きっと、怒ってるだろうなって思っていて。今日も会うのすごく怖くて。よかった。」 「ところであのとき・・・何回くらいした?」 「・・何を?(笑)」 覚えていたけど、答えなかった。 「そうか・・なんかすごく。よかったです」 「今度何かおごってもらおうかな」 「あ、ハイ。お金持ちじゃないんでたいしたものできないけど(笑)行きましょう」 そのうちまた周りに人が集まりだし、私たちも素知らぬ顔で溶け込んだ。 何かがまた始まってしまった。 この先どんな関係になるのかはわからない。 それでも歯車は動きだした。 今日、こうして話した瞬間から。 ... あの日の記憶 - 2012年12月08日(土) 彼とあんなことがあってから、まだ一度も顔を合せていない。 でも明日はきっと会うことになるだろう。 キスをされた翌日朝、社交辞令的なメールが来て、返信したきり。 この彼の行動をどう取っていいのかわからず戸惑っているけど、なんとなく彼のこれからの接し方も予測ができてきた。 そして私の、彼へ伝える言葉もなんとなくできてきた。 「何もなかったことにされたことは、哀しかったです」 いつかこの言葉を彼に伝えよう。 あの日の記憶。 「飲みすぎですよ」と何度も言いながら、彼の胸を弱く叩いた。 「そうだね、ごめん」と彼は何度も答えながら、私の顔を覗き込んでいた。 私の気持ちを探ってたんだよね。 でも私はそんなにすぐに答えを出せなかったんだよね。 まーさんとの関係がまだ続いている。 そしてこの彼は私の子どもと主人と近しくしている。 きっと彼が強く私を求めても、まだ答え出せない。 そして今日、1年ぶりくらいでHからメールが届いていた。 『meへ 元気にしてるかな』 ... 女 - 2012年12月07日(金) 私は自分で自分のことを、世の女性から嫌われるであろう存在だと思うことがある。 本来の自分は、とても『女』で、妻や母親ではないのをわかっているから。 でもその『女』の部分だけで生きてしまったら、主婦同士の友達などできないことをわかっているから、普段の私はジーンズを履き髪を束ね、接し方もとても『男前』と言われるくらいさばさばしている。 それでもどうしても、『女』でいたい自分がいて、時々本来の自分に戻る。 「私男っぽいから、たまにはカッコ位女らしくしないとね」 表向きはそういうことにしている。 けど。男性の目線は違う。 ちゃんと私の中の『女』を見抜いているのだ。 実際、私自身がそう見て欲しいと願っている。 私は友人の言う通り、前世は花魁だったに違いない。 幾つになっても、男を落としたいのだから。 ... 始まりの終わり - 2012年12月03日(月) 深夜、飲み会のあと、私は自転車を押しながら、彼は歩きで帰宅中だった。 「そっちの道、通ろう」 「?こっち?」 人気のない、横道。 歩き始めると、彼の足が止まり、 「ちょっと待って。止まって・・・」 「何?どうしたの?」 「いいから・・・」 突然彼が抱きしめてきた。 訳が分からず、されるがままになっていると、うつむく私の顔を上げさせてキスをした。 そういうことをしたいと彼が思っているのは薄々感じていたけれど、実行に移すとは思っていなかったので面食らった。 「どうしよう。ごめん・・ごめんね」 「・・・急で。びっくりして・・・」 「・・もう一度していい?」 「ダメです・・・」 「そうか・・・そうだよね・・」 「飲みすぎですよ」 まだ彼の腕の中に捕まっていた。 私の右手は自転車を支えていて少しつらかった。 「ダメだ・・・ダメって言ってもきかない」 そう言ってまた無理やり私の顔を両手でつかみ、キスをした。 今度は舌を入れて、長いキス。 「何で・・・?他の人とも同じことするの?」 「しないよ。おまえだけ・・・気持ちを抑えられなくなった」 きつく抱きしめながらまた、「ごめんね」を繰り返していたけれど、欲望を抑えられなくなっているのがありありとわかった。 男性の暴走し始めた性欲に気付かないわけがない。 「もう一回キスしたい」 「ダメですったら・・・」 「いやだ。ワガママ言わせない」 歯がぶつかるほど強くキスをされ、また長いキス。私の足に硬い何かが当たっていて、興奮してるのが分かる。 私の体中を撫で、背中からお尻へと手が伸びたけれどその先へは行かなかった。 「自転車、倒れちゃう・・・」 「ごめん・・・」 自転車を立て直していると、彼の携帯が鳴った。 彼が話し始めたので、私たちは歩きだした。 電話は奥様からだった。 お互いの別れる場所に着き、「おつかれさまでした」と、何事もなかったように別れた。 ...
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