磨く。 - 2006年12月26日(火) 一週間、彼から来るメールにこたえなかった。 年明けに帰るというメールにも、クリスマスのメールにも、返信しなかった。 私が求めてるのは、メールじゃないから。 部屋中のカーテンを洗い、窓を拭き。 ばらせる限りばらし、家中の家具や電化製品を全て磨く。 延々と掃除機をかけ床も磨く。 普段しないのもあるけど、目に付く限りの汚れを落とす。 まるで自分の今年中の垢を落とすみたいに。 実際に落ちるわけじゃないけど。 やらずにはいられない年末。 ... 前へ進む - 2006年12月17日(日) 『春の雪』を観た。 たくさん泣いた。 内容がどうのということではない。 ただ使われていた言葉の幾つかが、私の気持ちにリンクして、ずっと涙が止まらなくなった。 ベッドに入ってからも、涙は流れ続けた。 二人のように、終わらせなきゃいけないと自分に言い聞かせた。 今は苦しくても、その辛さはやがて薄れるように人間はできている。 それにきっと私達は彼らのように "be my last" と言える存在ではない。 ・・そう思わなきゃ、前へ進めない。 彼が電話で話す時間を作るまで、重大さに気付くまで、メールの返信をしないことにした。 ... ヤダヤダヤダ - 2006年12月16日(土) 『別れて欲しい。たまにメールするだけの付き合いはもう限界』 『別れたくないよ!!』 『何の解決にもなってない・・・私が怒ってる時に相手するだけじゃない。そんなの付き合ってるって言えないよ』 『そんな風に言わないで↓』 『どーでもいい相手だったら、何も言わずに全て削除して終わりにするよ。私はもう何も言わないけど、メールでは修復できないところまで来てるよ』 『今度電話で話そう』 私の言っていることは、的をつきすぎてる。 だから相手は居心地が悪くなるのだと思う。 それでもやっぱり手放したくないと、彼はまたご機嫌取りを始める。 ... ばか。 - 2006年12月15日(金) ばか。 どうしてもそういう言葉を彼に言えない。 なんもわかってないって、どんだけ思ってるか。 何で逃げてばっかで同じこと繰り返すの? ばかじゃないの? 長く付き合いすぎた。 馴れ合いになりすぎた。 私はあなたの奥さんじゃない。 恋人でいたいんだ・・・。 ... 晴れない心 - 2006年12月08日(金) あれからは毎日、彼からメールが届くようになった。 それでも私の心は晴れないまま。 彼の精一杯も、寂しいという気持ちの方が強くて届かない。 ただここに来て、抱き締めて欲しい。 彼の胸でいっぱい泣きたい。 彼のほうが泣きたいくらい辛いのかもしれないけど。 ... 冷酷になりきれない - 2006年12月05日(火) 結局彼からのメールに返信しないまま、また4.5日経った。 メッセには私は時々入ってたけど、彼は現れることもなかった。 そして今朝もまた、様子見で彼からメールが来た。 いつものように、当たり障りない天候の話。 またメールを返さないでいても、逃げてるのは私のような気がしてきて、返信した。 『きちんと私と向き合わないあなたと、これ以上続ける気はないよ』 『meを想ってるよ。ただmeに寂しい思いをさせてしまった俺が悪いんだね』 『3年近く付き合ってきても、どれだけ私が寂しがりかわからないの?わかってても放っておくのなら、その程度の気持ちなんだよ…』 『meは応援してくれてるって安心とおごりがあったんだね。ごめんなさい。来年引き受けてしまった大きな仕事があって、毎日会議をしている状態なんだよ。』 『Hの日常だって、伝えてくれなければどうやって知るの?お互いが二人の時間を作る努力をしなくなったら、愛し合ってるとは言えない気がするし、必ず衰退する。Hとはそうなりたくなかった』 こうして羅列してみると・・・結局私が怒ってるとしか思えないか・・・。 この日も大事な会議があり彼が進行しなければならなくて、精神的にとても参ってるのがわかった。 これ以上別れるだのなんだのと言うことができなくなった。 いつもそうだ。 どうしても冷酷になりきれない。 情をかけることがかえってよくないこともわかってるのに・・・。 ... So what? - 2006年12月01日(金) 『おはよう いよいよ12月になったね〜』 5日ぶりに彼から来たメール。 思ったとおりの彼の反応。 返信はしていない。 ...
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