好きな言葉 - 2005年01月25日(火) 昨日、お風呂に浸かっていて、ふと自分の好きな言葉を頭に浮かべてみた。 place 透き通る 白 純粋 彩 静寂 穏やか 暖かい 涼 潔い 多分もっとたくさんあるんだろうけど、そんな言葉が浮かんだ。 どれも自分とは縁遠い言葉ばかりだ。でも求めてやまないものなんだろう。 私は思った。 『ありがとう』とか、『がんばってね』という言葉は、あまり好きじゃないなと。 なんだろう、偽善に満ちているというか、相手を快くさせるために、私は言葉にするだけでしかない。 そう。 あなたはいつも、私の欲しい言葉を与えてくれる。 そして多分、私もあなたが聞きたい言葉を与えてる。 逢っている間も。 私たちはお互いが欲しいものを与え合える。 容姿だってお互い好きな容姿だと思う。 そんな相手に出逢うことって、もしかしてとても難しいことなのかな。 だからあなたの言うように、出逢えて愛し合えたことを、大事にしないといけないのかな。 ... ワタシノシモベ - 2005年01月21日(金) 『お姫様、今日のご機嫌は如何ですか?』 最近のあなたからのメールには、こんな声が聞こえてきそうだよ。 あなたは時々私のことを、『俺の奴隷』なんていうけど。 今のあなたはまるで、『私の僕』じゃない。 『もっと早く出逢いたかった』 そう何度も言うあなた。 あなたは私をほんとに自分のものだけにしたかったんだよね。 ほんとは誰かの奥さんではない、自分だけの女にしたかったんだよね。 ... 温かいひと。 - 2005年01月20日(木) 土日と泊まりで出張だった彼。 その間、ご機嫌斜め気味の私をなだめるように、ずっとメールを送ってくれてた。 『いいな〜。meもかばんに入れてって〜』 『入れていきたい♥』 『運ぶの重そうだけど(笑)たまには構ってね』 『下着の中に入れて行こうか?(笑)』 『いたずらしちゃうかもよ?』 『meを連れて行きたいよ〜。meとイチャイチャしたい♥』 『バスの中で?それとも歩きながら?』 『もちろん両方♥』 『一日、Hを一人占めしたいな』 『一日中、入れてる♥』 『ずっと、舐めてって言うんでしょ〜』 『うん。して♥』 こんなやりとりをしながら、夜。1時近くにお休みのメールをしたら、2時半近くに返信が来た。 『まだ起きてるよ。ホテルに帰ってきたよ』 『かわいい猫ちゃんも付いてないー?』 『meしか見えないよ』 私しか見えない。本とにそうだったらいいのに。 どうしてもその言葉を無条件に信じることができない自分が哀しい。 次の日も、ちょこちょことやりとり。 『Hのこと、一番大好きなのはmeだからね』 『meを一番愛してるのは俺だからね』 『うん。ありがとう。この先二人の関係がどうなっても、Hのこと嫌いになることはきっとないと思う。ずっと、愛してる』 『俺もだよ。meを愛し続ける♥』 私の心の中。 まだ素直に彼の気持ちを全部受け入れられず、未だ終わりにしたほうがいいのかもという気持ちも存在してる。 でも少しずつ、彼に包まれて私の氷は溶ける。 あの彼の熱い手で、私の手が温まっていったように。 ... ただ そばにいたい - 2005年01月12日(水) たくさんの 私を包む言葉 それが本心でも タダの気休めでも 私はその言葉を受け止める度 胸が苦しくなって そして安心して こんなに何度も別れようとされて たとえ落ち着いている彼でも その度にきっと不安な気持ちにさせられてるはず もういい加減 彼を信じていいんじゃない? 彼が私を必要としていることは 紛れもない事実なんだから 逢うたびに彼の腕の中で感じるあの安心感 あの感じを ずっと信じていったらいいだけなのに 離れたらどうしても そのときの気持ちを忘れてしまう だから だからそばにいたいのに ... 繋いだ手を - 2005年01月11日(火) 彼の心がいつも見えなくなって、私は何度も何度も彼の気持ちを試す。 そして彼が私を引きとめようとドリョクしてることを感じては、安心してまた気持ちを戻す。 彼は今無理して私の相手をしてる。 毎日つまらない私の日常のメールに返信をし。帰る前におやすみメールをして。 たかが年に数回セックスしたいがために、ここまでしょっちゅう別れるって騒ぐ女を引き留めるだろうか・・・。 いつか嫌になるのだろうか・・・。 「重くない・・?」 「大丈夫だよ・・・」 彼の上に乗ったまま逝ったので、抜こうとしたけど、彼はまだもう少しこのままでいたいみたいで、腰を抑えられた。 逝った後、あそこを触られるとくすぐったいという男性は結構いる。彼はどうだろう?あまりくすぐったがらないから、そうでもないのかな。 しばらくして、彼の腕の中に戻った。 「遅くなっちゃったね」 「うん・・。シャワーしてくる?」 「そだね」 「私は家で浴びる」 彼がシャワーをしている間に、私はゆっくり服を着た。 着ている途中で、彼が出てきた。目が合って、二人で微笑みあう。 私がコートをはおろうとしたら、彼が後から抱きしめてきた。 「かわいいね」 私は振り返ってキスをした。彼はきつく私を抱きしめ返す。 「ぎゅー。(笑)大好きだよ」 部屋で精算をして、車へ。住宅街の中にあって、わかる道に出るまで少し迷った。 手を繋いで、私の家のそばまで送ってもらった。 途中私を覗き込んで、 「服、かわいいね」 『あなたのために買った服だもん』 そう言えず、私はただ微笑む。 前に送ってもらったところで、降ろしてもらった。 「新聞配達か・・・」 そんな時間だった。 「ありがとう。気をつけて帰ってね」 「うん。逢えてよかった」 しばらく手を繋いで微笑みあってた。 そして彼は、私の手の甲にキスをして、私を見つめた。 とても強く、痛いくらい強く私の手を握り締めるから少しびっくりして、彼の顔を見た。 いたずらそうな顔をして、私を見てた。 離さないよって言ってるようだった。 私が彼の唇にキスをすると、彼は笑った。 「じゃ、またね」 「またね」 車を降りて、彼の車を見送る。見えなくなるまで送りたかったけれど、いささか時間が気になって、私は小走りに路地に入った。 歩きながら指輪をはめ、家族が寝静まる家へ静かに入る。 そして私は女から奥さんに戻る。 ... 瞳を覗かないで - 2005年01月10日(月) 時々、私の顔をじっと覗き込む。 瞳を覗き込むというのかな。 私は照れくさくて、いつもその目から逃げてしまう。 あなたは瞳の奥の、何を見たかったの? 「H・・そろそろ行かなくちゃ」 「ん・・・」 私を後から抱きしめて、彼が言った。 「捕まえた」 離さないよって言いたかったんだろう。私は抱きしめる彼の腕にキスをした。 気が付くとまた眠りに落ちてる。今日数時間かけて運転をしてきて、この時間。疲れていて当然だろう。 「H、行くよ・・」 頬にキスをして起こす。 「ん・・・大好きだよ・・。」 彼は私の手を取って、まだ柔らかいままの彼のものへ導く。 「だめだよ・・」 「触って・・・」 私は言われるまま、ゆっくりやさしく触れる。彼に逢えるとは思ってなかったので、手荒れがひどくて、痛くないか気になった。 しばらくしてたけど、彼はまた眠ってるよう。 手を止めると、彼が目を覚まし、 「舐めて・・」 私はまだ起ききらない彼のものを舐める。柔らかいので、ほんとに舌で舐めてる感じ。 寝ながらこういうことをされるのって、気持ちがいいのかな。私はまだ大きくなっていないものを舐めるのは、初めてだった気がする。 時間が時間だったので、起き上がって彼の頬にキスをして起こした。 「もっと舐めて」 私は仕方なく彼のものをまた舐め始める。彼も目が覚めてきたのか、少しずつ大きくなってきた。・・・さっき逝ってからまだ30分も経ってないと思う。足の付け根辺りを舐めると、気持ちがいいみたいだった。 「ね、本とにもう行かなきゃ・・・」 「うん。行くよ・・・」 そう言うと私の足を持ち上げ、上に乗るように促す。 「ん・・・」 彼にキスしながら、ゆっくりと前後へ動く。 彼もだいぶ目が覚めてきて、下から突き上げたりする。 私は少し上体を起こすと、下から私の胸を掴む。騎乗位ってやっぱり恥ずかしい。腰を動かして気持ちよさを得ようとしてる姿を見られてしまうから。 腰を沈めながら、彼の胸を舐める。 「ん・・気持ちいいよ・・」 彼の動きが早くなり、どんどん突き上げてくる。 「あ・・・だめ・・」 「逝くよ・・・」 「H・・・H・・」 私が彼を奥まで受け止めるように体の動きを止めると、彼はまた私の中で逝った。時計を見ると、3時半近かった。 ... 久々の写真交換 - 2005年01月09日(日) しばらく放置され、私がご機嫌斜めで、もう彼女は止めるなんて言い出したので、昨日からHは私の相手。 私がしびれをきらして、携帯の顔文字で、あっかんべーだけ送信したら。 今メールを書いていたんだよだって。 放置し過ぎってメールしたら。 仕事が忙しかったんだって。 もう彼女でいるのは止めるってメールしたら。 ずっと彼女でいてください♥だって。 今朝なんか自分の写真を撮って送ってきた。 寂しいのは嫌い。 逢えないのも嫌。 でも無理に私の相手をして欲しくはない。 彼にとってはたまにメールをして、数ヶ月に一度抱き合うことができて。 そういう関係を望んでいるのだと感じているだけに、私はもう止めたいと駄々をこねる。彼にも煩わせたくないと思う。 今日の彼は、意識して私の相手をしているのがわかった。 もういいよって、言いそうになったくらい。 手を離そうとするとわからなくなる。 彼に無理をさせたくないし、私も寂しいのが嫌だから終わりにしたいと思う。 でも彼は何とか私を離すまいとする。 どちらがあなたを苦しめないの? いつも離れようとするとそれがわからなくなって、私は結局あなたの胸へ納まってしまうんだよ。同じこと繰り返すのに。 あなたが私を好きだということだけはわかっているから、いつも終わりにできなくなる。 あなただってもっとそばにいれたらって、もっとたくさん逢えたらって思っても、どうにもならずもどかしく思ってるのも、わかってるから・・。 彼が写真を送ってくれたので、久々にセクシー写真を彼のために撮影した。 暖房がない部屋なので、寒かった。(笑) 紅いTバックとネックホルダーのブラ。 ベッドに座って、髪をかき上げ、後ろから撮ったものと、彼の好きな、立って壁に手を付いて、後からのポーズ。・・・ま、お肉がすごいですけど、しゃーない。(笑) そして写真のコメントには。 『秘書さんの、今年最初で最後のセクシー写真!』 ... いつものワガママ。 - 2005年01月08日(土) 新年早々。 ワガママ秘書登場。 Hは相変わらずしょうがないな〜って私の世話を焼く。 でももう遅いんだから。 もうほんとにデートしてあげないんだから。 私の中で、逝った後もビクンとしてるのがわかる。 いつものように、しばらく入ったままでいる彼。あまりにずっと抜かないから、 「逝った後も、中は気持ちがいいの?」 「うん・・・気持ちいいよ・・」 キスをしながら、二人で繋がったまま抱き合っている。幸せな時間だ。 やっと彼がベッドに横たわり、私に腕枕をしてくれる。 ぎゅーっと抱きしめて、 「大好きだよ」 私も彼の頬にキスをする。 暖房が効いていて、暑いくらいだったけど、彼はいつもずっと私に腕枕をして、肩を抱いていてくれる。 いつの間にか、私は彼の腕枕の感触を忘れなくなった。寝心地がいいのかな。(笑) 私はいつものように、彼の髪を撫でたり、顔を触ったり。 彼もいつものように、スーッと眠りに入る。 そんな様子が可笑しくて、横でクスクスと笑うと、彼が不思議そうな顔をして私を覗き込む。 「なにー?どうしたの?(笑)」 「ううん(笑)」 「(笑)・・・気持ちよかったよ」 私は照れて、彼を抱きしめてキスをする。そして体を撫でてあげると、またすぐに眠りに落ちる。この時間がほんとに好きだ。 彼の頬や鼻筋や唇や少し髭が伸びたあごや。 何度も撫でては、愛しくてキスをする。 「だーい好き」 まどろんでいた彼は私をきつく抱きしめ、 「うん。俺も。大好きだよ・・」 やっと私が言葉にして、安心したようだった。 ほんの少しの間寝かせてあげたけど、時間はもう夜中の3時近かった。 ... おもちゃじゃないでしょ・・ - 2005年01月07日(金) お風呂から上がり、私はベッドの端に腰掛け、彼は少しして私の前へやってきた。 私を見下ろすように立つと、私のバスタオルをはだけさせ、胸を愛撫してくる。そして、自分の腰を私の顔へ近づける。 私は彼の腰に巻いたバスタオルを取り、大きくなった彼のものを舐める。上から視線を感じた。 「・・恥ずかしいよ・・」 そう言って止めようとすると、 「ダメだよ。ちゃんと舐めなくちゃ・・・。俺のおもちゃでしょ?」 「違うよ・・」 「違うの?」 私は少し笑って、また彼のものに口づけると、彼のあえぎ声が聞こえる。 しばらくしてから、彼が私をベッドへ押し倒して、溢れているところを舐める。彼の舐め方は好き。大事なところを下から舐め上げられると、体がビクンとなる。 そしてまた、私に指を入れさせ、彼の指も入ってくる。そして私の指を奥まで出し入れさせる。 彼は私に自分でするように促したけれど、彼が目の前でその光景を見ているわけで、恥ずかしくて指を抜いた。彼も無理にはさせなかった。そして私の中に入ってきた。 「全部俺のものだよ・・。ココも」 「H・・・」 私は彼にしがみつきながら、何度も彼の名を呼ぶ。 好きだよって言っているんだと思う。 「meの中にしていいの・・・?」 「うん。して・・きて・・・」 「逝くよ・・・中にするよ・・」 正常位で激しく突き、私の中で果てた。 ... アト。 - 2005年01月06日(木) バスタブに浸かりながら、私の左手を取り、じっと眺めていた。 うっすらと残った、指輪の跡を見ていたように思った。 あなたは指輪をしなくなったのかな。 あなたの指をじっと見たことはないけど。 あなたの指に跡は見えない気がする。 しばらく二人で立ったまま抱きしめあっていた。彼が私の手を取り、壁際に導く。彼のしたいことはわかっていた。壁に向かって私を立たせた。 「だめでしょ・・」 「我慢できないよ・・・」 そう言うと、私を壁に押し付け、後から彼が入ってきた。 「あぁ・・・」 「気持ちいいよ・・」 小さい私は、彼が動きやすいようにつま先立ちになるけど、やっぱり動きにくそう。彼はそんな私を持ち上げたり、後から胸を掴んだり舐めたりしてる。 時折私はふり返り、彼にキスをする。 敏感な部分を触りながら動かれると弱い。思わず逝きそうになる。 途中で抜けてしまって、そのまま一時中断。 「シャワーする?」 「うん」 ふり返って、抱きしめあう。 「大好き・・・」 嬉しくて、でも私もだよって言えずに胸に顔をうずめる。 彼はシャワーしよって言う割に、私の胸を触ったり、私の手を彼のものに導いたり。 手をゆっくり動かしたり、指で撫でたりすると、彼のうめき声が聞こえる。 「あぁ・・気持ちいい・・」 そのうち、また彼の指が私の中に入ってくる。 「だめだったら・・・」 「またいっぱい出ちゃう?(笑)meはえっちだね・・」 またしばらく、立ったままキスしたり抱きしめあったりして、やっとお風呂へ入ることにした。 Hがいつも先に入って体を洗い、彼がバスタブへ入る頃私が入り体を洗う。 私が髪を上げてから入らなくてはいけないから、こういうカタチになるんだろう。 私も体を簡単に洗って、バスタブへ。大きいお風呂だったけど、二人でぴったりとくっついて入る。 お風呂の前にはテレビがあって、彼はチャンネルをエッチなところへ。 「もう・・・どうして見るの(笑)」 「だって、meをえっちにさせたいから・・」 ジャグジーを入れると、浴槽がいろんな色に光り、泡がすごい。 埋もれながら二人で何度もキスをする。手はお互いを触りながら。 彼が立ち上がり、私に舐めるように促す。 はじめは舌先だけで愛撫して、段々口に含んだり手を添えたりする。 しばらくしていたけど、体勢がつらかったので休憩。 また二人で抱きしめあう。 この日はいつもよりたくさんたくさん、抱きしめあった気がする。 ... あなただけのために - 2005年01月05日(水) 「薬、飲んでるの?」 ホテルへ向かう運転中に、彼がふと私に聞いた。 前回彼に逢った時に、ピルを飲んでいることを伝えた。 その後メールで、まさかTとのセックスのために飲んでいたとも言えず、秋に私が逢いに行くはずだったから、その時期に合わせて飲んでいたんだって、適当にごまかしていた。 『meが薬を飲んでるなんて思わなかったから驚いたよ。そんなに想ってくれていたんだね。ありがとう。』 なんてメールをもらって、少し胸が痛かった。 彼に、問われて、 「うん。そうだね」 「体は・・・大丈夫なの?」 「うん。大丈夫だよ。ちゃんと病院で処方してもらってるし。いつも飲んでるわけじゃないから」 「そっか」 Hが、体のことを気にかけてくれて嬉しかった。 これからは、ほんとにHに逢えるだろう時期だけ服用することになるだろう。 ストッキング越しに、彼は私の濡れた場所をじっと見つめ、舌を這わせる。 少し舐めると、足を持ち上げて片足だけ下着と一緒に脱がせ、直に舐め始めた。 「いや・・シャワーしてないよ・・」 彼は構わず私の手を払いのけ、舐めながら胸をまさぐる。私は恥ずかしくて、彼の髪をくしゃくしゃにする。 「かわいいよ。いい子だね・・」 彼の人差し指が入ってきた。 「ほら、すぐ入っちゃうよ」 そう言うと、今度は中指も一緒に入れる。 「あぁっ・・いや・・・!」 私はソファに座ったままだったから、ここでされたら・・・。 私の中をかき回す彼の手を掴んで、なんとかどけようとするけれど、すぐに胸の前で抑え付けられて、彼は慣れたように私の泉を探り当て、突き続ける。 「言うこと聞かなくちゃダメでしょ・・。俺の秘書さん・・」 「ん・・・だって・・・」 「俺の奴隷でしょ・・・」 何とか逃げようとする私の手を強く握り締める。 「ダメだよ・・・出ちゃう・・」 「いいよ。出しちゃえ・・」 私の中で何かが湧き出るのがわかり、彼が指を動かす度にバシャバシャという音がした。 恥ずかしくて顔を背ける私を、彼が見つめているのがわかった。 「手を貸してごらん」 彼が私の左手を取り、手を溢れている場所へ導く。 「・・?」 どうするのかと思ったら、私の指2本を中へ入れさせ、そして彼の中指も入ってきた。彼は私の中でわざと指を絡ませた。 「ほら・・一緒に入ってるよ」 「やだ・・恥ずかしいよ・・!」 「ダメだよ・・よく見せて・・いい子だ」 気持ちいいというより、ただ恥ずかしかったけれど、自分の中がどれだけ溢れているかよくわかった。 「すごいよ・・・ほら見てごらん」 彼は指を抜き、びしょびしょになった手のひらを私に見せた。 「いや・・・」 「洋服汚れてしまうね。お風呂入ろうか」 私は少しボーっとしながらも、自分で少しずつ衣服を脱いでいると、彼がタオルを持ってきて、床を拭いてくれた。 「ごめんなさい・・・(笑)」 「いいんだよ」 自分で潮を吹いてることはわかってたけど、床に水溜りを作るほどだとは思わなかった。彼に拭いてもらったことが余計に恥ずかしかった。 少し離れたところで彼も衣服を脱ぎ、私が自分の脱いだものを少したたんでいると、彼が後から私を抱きしめて、立ち上がらせた。 「大好きだよ・・」 私はただ強く彼を抱きしめ返した。 ... 言葉にすることの不安 - 2005年01月04日(火) 『meの言うことは正しすぎて人を傷つける』 『逢っている間、俺ばかり話してまるでピエロみたい』 夫が言った言葉と、Tが言った言葉が頭を巡り、私は言葉を失う。 言葉を発することで相手を不快にするという不安と、何もいわないことで相手を傷つける不安。 Hと逢っている間、私はただ微笑み返すばかりで、思うことを何もいえなくなっていたと思う。 Hは私のことを受け止めてくれる人だって思うけど。 Tと終わりになったばかりの私には、自分を出す勇気が、あの日持てなかった。 私は帰宅してから、あの日伝えられなかったHへの想いをメールした。 「どの部屋がいい?」 「どれでもいいよー」 Hが幾つか空いている部屋のひとつを選んだ。なんだか変わったつくりで、部屋ごとに階段がある。 部屋へ入ると、Hはすぐにお風呂のお湯を貯めに行った。・・・そういえば、いつもお湯を張ってくれるのはHだなぁ。まぁホテル慣れしてる所は見逃しておこう。 私はその間、コートをかけて照明を落とした。なんだか宇宙空間にいるような音楽が流れている。 ソファに私が腰掛けると、彼も微笑んで私の隣に座った。 「かわいい・・」 私は照れて、抱きしめた彼の胸に顔をうずめると、すぐに上を向かせてキスをする。キスだけで、彼が興奮してるのがわかる。 彼が舌を私の口の中へ差し入れる。厚みのあるその舌を吸うと、彼は耐えられないというように私の胸を揉む。 その日私は、白いシャツに黒のギャザースカートだった。 シャツの下は紺色のキャミだけで、ブラをしていかなかった。 そんな私に、余計彼は興奮していた。 ソファを降りて、私の正面へ回り、荒々しく私のシャツのボタンを開けて、キャミの肩紐も下ろし、私の胸を強く揉んで、口に含んだ。 「や・・・」 「meを犯しちゃうよ・・・」 そう言うと、私の左の乳房を一瞬噛んだ。 「んっ・・!」 今日も彼はSだ。 「いい子だ・・。おいしいよ・・・」 胸を舐めながら、彼の手はスカートを捲り上げて、私の太ももを撫でてる。 もう溢れていることはわかっている。 彼の舌は、少しずつ下に降りてゆく。服はまだ半分着たままだ。 ソファの上にいる私に、足を大きく左右に開かせ、ストッキング越しに、私の太ももにキスをする。 恥ずかしくて足を閉じようとすると、 「ダメだよ。言うこときかなくちゃ・・・」 私はなすがままに足を開くと、また彼は言う。 「いい子だ・・」 ... 大好きな彼の大好きな運転 - 2005年01月03日(月) しばらく、私の冷たくなった手を温めてくれていて、そのうち手をさすりながら車を走らせた。 いつも、おなかはすいてない?って聞いてくれるけど、もう夜中の1時。(笑) 私の家の方へドライブしながら、途中でホテルを見つけたら入ろうということになった。 私は彼の運転が大好き。 なんだろう、とても動きがスムーズで自然で、彼の運転で酔う人はいないんじゃないかと思う。 だから彼と手を繋いでドライブしている時間は、とても幸せ。ずっとこの時間が続けばいいと思うくらい。 それにしても、夜に一緒にいるのは久しぶりだ。 お正月休みの話や、彼のおばあちゃんの話や、雪の話や。とりとめのない話をいつもぽつぽつとする。お互い生まれ育ったところが同じというのは、やっぱり嬉しい。 「昨日、急にこっちに来ることが決まったんだよ」 「そうだったんだ。いつ帰るの?」 「明後日の夜に用事があるから、明日か明後日の朝だね」 「そっかぁ。今日運転してきたんだよね。疲れているでしょう・・」 「ううん。大丈夫だよ」 大きな彼の手を、私は両手で包み、すっかり温かくなった。 信号待ちをする度、私の顔を覗き込んで嬉しそうに笑う。 「小さい。かわいい手」 「手荒れがすごいんだよー(笑)」 「そう?」 彼は私の手を取って、甲にキスをした。私は笑って、強く彼の手を握った。 気が付くと私の家の近くまできていて、入りにくいところだったけれど、他には見当たらなかったのでそこへ行くことに。 駐車場へ停めると、彼は待ちきれなかったように、私を引き寄せてキスをした。 「逢いたかったよ」 やさしく彼が微笑む。 私はただ笑って頷いた。 ... おみやげくれた? - 2005年01月02日(日) Hと逢った次の日。 頭がボーっとして、鼻の上辺りがもやもやして。 更に翌日にはくしゃみが止まらず。 寒い夜の街に、シャワーを浴びてすぐ出て行ったから? それとも子供の風邪がうつった? 私はセキを少ししていた、あなたの風邪をもらったって思いたいのだけどね。たくさんたくさん、キスしたから。 今回の帰省に奥さんは来ていないのか、実家にいるからなのか、逢うまでメールのやりとりができた。 だけど途切れ途切れで、でも時間は迫って、とりあえず私は駅へ向かい、彼の実家近くの駅まで出ることにした。 途中歩きながら気が付いた。 ・・・ハタチの時に履いていたミニスカートを履いてきたんだけど。 短い・・・。(笑) 太ってウエストが多少上にはなってるけど、それでもこんなに短かったっけー?って思いつつ、時間が気になって走って駅まで。 PCで電車の時刻表は見ていたので、スムーズに待ち合わせた駅へ着いた。 ただ広い駅なので待ち合わせ場所がなかなかわからなくて、うろうろしてしまった。 私もよく知ってる駅なのに、深夜12時過ぎということもあり、ビルは明かりがなく人もまばら。それにもう私がよく歩いた時とは色んな風景が変わっていたりして。 彼とメールをやり取りしつつ、新しく建ったホテルの横を歩いていると、さっき私を追い越していった男性が、ナンパしてきた。 なかなかかっこよかったけど、ついて行く訳にはいかないので(笑) 「ごめんね。あ、○○ってどこかわかりますか?」 「あ、あの正面だよー」 「ありがとう。すみません(笑)」 ナンパしてきた相手に道を聞くなんて、ちょっと失礼だったかな。Hに車で話したら笑ってた。 もう彼が家を出ているのはわかってたので、電話をかけた。 どうも近くにはいるようだけど、まだどこかわからない。そのうち電話が切れてしまって、彼がまたかけなおしてくれた。 滅多に鳴らない彼の着メロが嬉しい。 彼らしき車を見つけた。 でも道路の反対側で、歩道橋を渡るか遠くの信号まで行かなくちゃ行かれない。すぐそばにいるのに、もどかしかった。 少し小走りで横断歩道まで。 運転席の人の顔はよく見えなかったけど、彼だって確信があって、ニコニコしながら私は彼の車へ近寄る。彼も笑ってる。 かなり寄せてあって、ドアを開けて入れるかなぁ〜と思ったけど、なんとか助手席に滑り込めた。 「やっと逢えたー」 「(笑)うん。逢えたね。よかった」 「そだ、あけましておめでとうございます」 「あけましておめでとうございます〜」 お互い照れながら微笑みあう。 「手、冷たくなっちゃったね・・」 彼は私の手をずっとさすってくれてた。 「大丈夫だよ。元々冷え性だから(笑)」 彼の手は暖かいというより熱い。 彼の大きな手に包まれて、私の手は温もりを取り戻していった。 ... やっぱり今年も。 - 2005年01月01日(土) 今年もあっという間に年が明け、今日はもう実際には5日。いつもと変わらない日常が始まった。 3日の日。 夜の9時近くにHからメールが届いた。 『あけましておめでとう』 『あけましておめでとう。もうお仕事始まったの?』 『今日○○(私と彼の実家がある所)に来たよ』 お正月は、こっちへ来れないと思っていたから、驚いた。 『来れたんだね。逢えそう?』 『今夜遅くなら』 今夜遅くって・・・。もうすでに、時計は10時近かった。 色々やり取りをして。 こんな時間に外出するのは始めてで、いささか夫もいい顔をしなかったし、Hも怪しまれない?なんて心配してたけれど。 でもただ逢いたかった。 私は11時過ぎに、彼に逢うために外を走っていた。 ...
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