ふわり、と
意識が落ちて くる
素肌と綿のシーツは
相性が良くて
頬まで引き上げる
空調がほどよく暖かく
なんとなく
広い ベッド
濡れたまま寝た髪が
少しくしゃりと跳ねていて
そして
隣には
誰も居なくて
また 一人の朝が
僕に 落ちてくる
また 君の居ない日々が
僕を 待っている
管理人です。
お久し振りすぎます。
一応、元気です。
あーやべぇもう死にてぇとか言いながらその実死なないためにパソコンをいじりながら毎月お金を貰っています。
もう誰がどうなったって良いよとか思いながらその実嫌われたくなくて笑顔を作ったりしています。
矛盾だ。死にたいなら死ね。
いやいやいや。まだ、僕は、生きている。ここで、こうして。
向井秀徳が東京を冷凍都市と呼ぶなら、僕は僕の町を雪町と呼ぶ。
移住を繰り返しながら、雪町から逃れられない。
静かに激しく確かに降り積もり降り積もり降り積もる雪は、既に僕にとって当然になっている。
陽が暮れる前に真っ暗になる町。轟々とうなる風に首を竦めながら。
それでも人々は、当たり前に毎年その冬を生きる。
今年も、冬だ。
白と化す町を、今年も、生きる。