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悪意 (講談社文庫)
読後韓 これは(悪意と称されたこの物語)犯人捜しのミステリーではなく、犯人の元同僚教員出身の刑事として登場した加賀恭一郎が犯行の動機を探り、真実を暴いてゆく、 この小説の展開は作者がこの刑事と読者の立場を同列において、執拗な附箋を犯行の現場や班員や関係者の語りのなかに盛り込んで翻弄しようとしたもの 内容データBookの評にある、「衝撃のたくらみ」は作者が真実を探る読者と刑事を欺こうとして仕組んだ物書きの悪意なのだ。東野圭吾の作品群のなかではランク上位の出来としましょ。
[パラレルワールド・ラブストーリー] 個人的書評 物語の出だしは、都内の電車環状線などで 時折目にすることもある 並走する電車の車窓同士で乗客の姿や視線が交差するっていう、不可思議だけれども、以外に皆経験しているような、共感できるような内容でフット引き込まれて読み始めた そして、次々へとシュチュエーションなどが異なって展開していくScean(章・シーン)ごと、繰るごとに、時間や経緯がよくわからなくなってしまった、ミステリーっというより、読者を迷子にしている、っじゃないかと感想する、ラブストーリーと表題されているが、恋愛小説っでもない!例えて称すなら違和感小説。 登場人物、親友同志の青年二人と恋仲となっていく美しい女性。彼らの生活や感性が描くのがそのパラレルの世界そして電車の並走している場面の対比は秀面だったんだけれど...
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