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'ゃッぱ・頭、変っすか。 'ゃッぱ・頭、変っすか。


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2009年08月15日(土) 浅田次郎の描く青春群像

日本語の書物を読破する気力が萎えてしまって半年近く
でぇも、日本字に乾いた飢えを抱き続けていることも、そぉ〜で
 また、読みこんでみますた。
著作者は浅田次郎

「勇気凛凛ルリの色」
週刊現代に連載されたエッセイをまとめた4冊からなるシリーズの2作目
自伝的エッセイ、小説のような半生を粋で下衆なユーモアで読者をリラックスさせながら巻末までひっぱってくれる。
市ヶ谷・三島由紀夫事件世代ってことで大いに共感
(僕も少年工科学校の学力試験に合格した経験あり、ただし自衛官にはならなかった)
(勿論、小説家になれる能力はない、任侠の道は恐れ多くて書くわけにもいかない)


「霞町物語」
出版社/著者からの内容紹介
僕はこの町で学び、恋を覚えた
かつて霞町と呼ばれた麻布界隈を舞台に、著者自身の青春を綴る傑作。

(「BOOK」データベースより)
青山と麻布と六本木の台地に挟まれた谷間には、夜が更けるほどにみずみずしい霧が湧く。
そこが僕らの故郷、霞町だ。
あのころ僕らは大学受験を控えた高校生で、それでも恋に遊びにと、この町で輝かしい人生を精一杯生きていた。
浅田次郎が初めて書いた、著者自身の甘くせつなくほろ苦い生活。感動の連作短編集。

 個人的に思い出いっぱい青春時代がオーバーラップしてくる時代背景や棲息地域
 当時の不良って、けっこう「カラッ」っとしたロマンっというか、これから社会の中に躍り出てっていうパッションもあったように思ふ。


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