生存本能
馳鳳ツヤ



 抱き締めた背中、見送った背中。

如何したら私の存在を赦してくれる?

騙されていても構わないと良いながら
どうして血を流さないで居られるのかな。
涙を流して赦しを請うのかな。

存在を認めて欲しくて
気に留めて欲しくて
無かった事にして欲しくなくて
それでもいつかは無を求めて

覚えていて欲しくて、
忘れて欲しくて
一緒に居たくて
離れてしまいたくなくて
家に帰りたくて
還りたくなくて

何処までも矛盾。
私も矛盾。アナタも矛盾。



2008年08月25日(月)



 あなたの、背中を見送る時。

ツライのはきっと私だけじゃない。

2008年08月21日(木)



 断ち切って。

「楽になりたい。」

ってまた言い出した。

今がツライから、
楽になりたいって、前にも思った。

ソッチの方が楽な事、知ってる。
もう、経験済みだから知ってる。
今のほうがツライの、知ってる。


断ち切ったら立ち直るのに時間がかかるのも知ってる。
いつまでも抜け出せないのも知ってる。

だからさ、ねぇ、どうしよっか。













ヤバイ。めんどくさい。


2008年08月15日(金)



 君の言葉が、イチバン残酷だ。

それでも私は君の前から消えてしまいたいんだ。

君が泣くのは分ってて
君が苦しむのも解ってて
それでも君の前から消えようと覚悟したんだ。
君を残酷な世界に置き去りにしようと覚悟したんだ。



「待って」って言われなかったら。



今はこのままで良いなんて選択肢、なかったよ。

2008年08月04日(月)
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