生存本能
馳鳳ツヤ



 君の世界は、望んだ形をしている。

君の言葉を聴いていた。
私には半分も理解できない
君の口から吐き出される綺麗で滑稽で儚い言葉の羅列を聞いていた。
いつまでも。何処までも。何度も繰り返される。

矛盾に気付いても気付かないフリをしてあげる
君が君のままで居る為に
君の世界を私が壊さない為に。
今はまだ、君が、自分の世界を守ろうとしているから。
私も、ソレを精一杯守りたいと思う。
君が泣かないように。


でも、君が自ら君の世界を壊したくなった時には
力いっぱい手加減ナシで手伝ってあげる。
幾らでも背中を押してあげる
そして荒れ果てた瓦礫の上に立つ君にキスをしてあげる。
一緒に泣いてあげる。
瓦礫の中にわずかに残った君の世界を拾い上げて、一緒に育ててあげる。

また君の世界を築いてあげる。今度は、一緒に。


君が、自分のしたい事、見つけるの待ってるよ。

2008年07月31日(木)



 悩みのタネアカシ。

ダレカの悩みを聞いていた。
ダレカの悩みを打ち明けられてた。
ダレカの心の支えになってみたかった。
だから、必死で聞いた。理解しようとした。
沢山の言葉を捜して伝えた。
少しでも、心が軽くなるように。
悩みが解決するように。

君が、楽になれるように。


でも、いつの間にか
わたしの存在自体が君の悩みの原因になってるなんて心外だ。


2008年07月18日(金)



 沢山のダレカに伝えたい。

ありがとう。


私は、予定外だったと言われた子でした。
お前を育てるのにどれだけ金がかかったと思ってるんだと
言われた子でした。

そんな事を平気で言う親が嫌いで、家庭が嫌いでした。
そんなトコロに生まれてきた自分が嫌いでした。
それでもこの家の中で生きている自分が嫌いでした。
家から出ることも叶わず、全てを振り払って逃げ出す勇気も無く
親と向き合う事もせず、甘んじて生きてる自分が嫌いでした。


でも、今度家を出る事が出来そうです。



生まれてきてくれて有難うと言ってくれた人が居ました。

だから、大丈夫です。
ありがとう。











私も、兄様好きです…。


2008年07月15日(火)



 ダイキライな自分が、

大嫌いな自分が生れ堕ちた日を、どうして
好きになれるというの。





29歳になりました。
毎年ココでは報告してる気がする。
でも去年の記憶が無いのです。
去年は何故かココにも何も書いてない…。

いろんな人に聞いてみたけど
誰も覚えてないし(人の誕生日覚えてる人もなかなか居ないだろうケド)
さっき母親にとうとう、
「アンタ去年の7月8日存在してなかったんじゃないの?」
みたいな事言われました。


ツヤ、大うけ。



誕生日はあまりいい思い出が無いので、好きではないです。
大体、毎年、元気ない。
今朝もの凄く低いテンションから始まり。
イジメかと思う量の仕事をこなし。

でも空はよく晴れてて、今日は星も見える。
(暑いけど)夜風はちょっと気持ちいい。
そんなに悪い事ばかりじゃ無いと言ってくれてる?
いろんな人から忘れないで居てもらえる今日は幸せです。

幸せです。

誕生日、好きじゃないなんていってゴメン。

好きにはなれないけど、せめて嫌いじゃないと言える様に。
もしかしたら、今日なら言えたかも。


2008年07月08日(火)
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