12月30日です。

昨夜、またメール来て「箱根の日帰り温泉だぁ。」とか言われて、悔しくなり、メールやりとりしてたら、いつの間にか「明日なら名古屋まで行けるぞ。」みたいなことになってた。
　
　
『で、どうします？』
　
　
のメールに気付いたのは、午前1時半。そう、寝落ちしてた。


もう無理だろうと思ったので
　
　
『行きますが、返事遅かったんで無理ならいいです』
　
　　　
とメールを送っておいた。そしてまた意識を失う。
　
　
思い返してみれば、この時から調子悪かったんだよね。
午後10時半に寝落ちするなんてね。

んで、朝起きたら、頭痛がひどかった。
熱測ったら38度。もうあたし的には高熱の部類です。
　
　
【速報】年末年始中止のお知らせ。
　
　
のメールを一通、masayaに送る。
また、来年ね。
　
　

昨日の午前11時に、新大阪着。
…ということは、午前７時過ぎには、家を出てるってことだね。


あたしが、「お昼一緒に食べたい。」って言ったから。


迎えに行って、それから、何食べようか迷って、寒いから『ちゃんこ鍋ランチ』食べに行った。
すごい久しぶりに行ったから、美味しくて、masayaはビール飲んで、色々話して、最後に、お雑炊まで食べて、お腹いっぱい。


リーガのナチュラルコンフォートは２回目です。
今回はダブルの部屋。
やっぱ、前回と比べたら半分くらいの広さでした。

ラウンジでお茶して、ケーキとかフルーツ食べて、でもあたし一睡もしてなかったから、眠くて眠くて。
彼も朝早かったから、眠くて眠くて。
部屋帰って、お昼寝しよーって、戻った。

ご挨拶程度に抱き合う。
ほんの短い間。

そのままふたりで寝てしまって、気付いたらもう午後７時前。
アペリティフタイムなので、またラウンジへ。

masayaはビールとスパークリングワイン飲んで、あたしはソフトドリンク。一品はスモークサーモン。チーズとクラッカーとナッツ。masayaのいきつけのバーの話しをいっぱい聞いた。
暫くラウンジで過ごしてから、晩ご飯食べに外へ。


寒い中、コート着て、腕組んで、歩いた。
鶏料理のお店みつけて入って、お料理４品くらい頼んで、晩ご飯。
ここでも色々話した。

隣のスーパーで、「近所で売ってないんだよ。」とマルタイのカップ麺を買って、あたしも大阪では滅多に扱ってない、寿がきやの袋ラーメンと味噌煮込みをみつけたから、購入。セルフレジを通すmasayaを見ていたら


　「はい。」


って、こっちに手を出す。え？何？


　「いいよ。はい。」


レジを通して、支払いもしてくれた。


ホテルに戻っても、何するってわけでもない。
なんか、話して、ただ一緒に居るって感じ。
お風呂も一緒に入って、あたしは先上がって、長い時間、masayaは入ってた。

お風呂から上がって来たら、


　「なんか風邪気味かもしれん。寒いし、しんどい。」


とか言い出すし、


　「フロントで薬貰おうか？」


って言っても、大丈夫って言うし。ちょっとオロオロした。


いつもなら、腕枕して貰うけど、あたし抵抗力落ちてるから、絶対うつっちゃダメ！って思って、背中向けて寝る。笑
masayaも近づいたらあかんて、思ってるんか、ベッドの端っこの方で寝る。
夜中に何度布団の引っ張り合いしたか！
引っ張り合うと、真ん中開いて寒いんだよね。（当たり前）

とりあえず、病人ぽい人に無理はさせられないので、あたしが譲歩して、うつらないくらいに近づいた。でも、まだ引っ張るし、どんだけ寒いの？って空調みたら、送風になってる！慌てて、暖房に切替。


朝起きて、プール行こうかと思ってたけど、前日寝てないし、夜も布団引っ張り合いでちゃんと眠れなかったし、やっぱ止めとこうと思って、お風呂だけ入りにいった。
5,000円の馬油シャンプーを使うためだけに。
彼はまた長い時間かけて、部屋のお風呂に入ってました。


　「大丈夫？」

　「ん。大丈夫だよ。」


朝ご飯も、食べてたみたいだから、少し安心。でも表情はしんどそう。
部屋に戻ったら、少し早めに帰りたいって言うから、いいよって答える。


　「可能ならば、10時過ぎの新幹線に乗りたいのですが。」

え？…うん。
masaya君のとこに停まるひかりは、朝と夕方しかないし、土日は本数も少ない。風邪気味だから、途中で乗り換え辛いだろうし。


　「わかった。それでも、帰ったら午後１時回るもんね。」


慌てて、荷物まとめてチェックアウト。
あたし、スッピンだけど、そんなの気にしない。
新大阪までぎりぎりの時間。
こういう時って、ほんと信号ひっかかる。

なんとか10分前くらいに、到着。


　「あい、ありがとございます。」

　「masaya君。今年１年、ありがとう。」

　「いへいへ。では、また来年。」


そう言って、足早に改札へ向って歩いてった。
背の高い、後ろ姿を見送る。


　「『また来年』だって…。」


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身体の関係が目的ではないのは、この1年ではっきりした。
話している時間の方が、圧倒的に長い。
話しが途切れると、お互い好き勝手なことをしてる。

masayaはテレビをザッピングしながら観て
あたしは備え付けのホテルの雑誌を読んで
ただ、同じ空間に居るだけ。

別に、それに不満を持つわけでもない。


　「そろそろ出かけますか？」

　「お店とか調べた？」

　「ああ、そうだね、調べてみよう。」


何？このツーカーな感じ。
そして、相変わらずフラフラと違う店に入ってるし。

masaya君。
なんで、あたしに逢いに来るの？
一緒にご飯食べて、色んな話しして、笑って、あたしは楽しいよ。
masaya君は、楽しいの？楽しく思ってくれてればいいけど。


　「また、来年。」


あたしの好きなリーガロイヤル、ナチュラルコンフォート。
わざわざ予約してくれた。
館内はもうクリスマスデコレーション。
少し早い、クリスマスだね。

今年１年、ほんとにありがとう。

来年、逢えるのかな。
期待はしないけど、逢えたらいいね。
　
　
　

付き合ってる歳上の彼が、来週、韓国旅行。
4日間で、そのうち2日間は、バスケ観戦で、夜は飲んだくれです。

「つまんなぁい。」と思ってたら、ピロピロメール来た。

あ。masayaだ。


　『とりあえず、リーガロイヤル予約してみた。』


まーぢーでーーーーー！嘘？
もしかして、ウエスト？ウエストはどうかしらね？と思いつつ、返事を送る。

　
　『まぢで？タワー？』

　『ナチュラルなんとかというところ。』

　『嘘？なつらるこんほーと取ってくれたの？テンション↑。』

　『ゆうちゃんも楽しませてくれるだろう。』

　『あたしプール行くから！masaya君はサウナ入ってればいいと思うよ。』

　『はぁ…。そういう意味ではないのだが。』

　『リーガは取りあえずプールなの。500m泳いだら上がるから。』

　『じゃぁ、とりあえず、企画書を明日までに提出しておくれ。』


…なにそれ。なんの企画よ？

◎メリッサでお買い物をしてからチェックイン。
◎何時から何時まで、ラウンジでお茶。
◎その後プールで500m泳いで入浴。
◎午後５時からラウンジで飲む。

とか書けば良いの？

彼氏に放置されて、つまんないつまんないだったけど、一気にテンション上がった。
普通のタワーで良かったのに。（ウエストは嫌だけど）
　
　
最近、妙に優しいなぁ。
ほんとにリーガとってくれると思ってなかったから、びっくりした。
しかもナチュラルコンフォート。

プールも入れる、メリッサでお買い物も出来る、チーズクロワッサン！
（あたしの目的はすでに方向が変わっているようです）
　


あたしだけの為に来てくれるって、何年ぶりなの？

もう遠い昔で覚えてない。
彼の仕事が忙しくなってからは、大抵、こっちに来る用事がある時だった。

胃癌がわかる直前に逢った時も、友人の結婚式だった。あの時、胃が痛いって言ってた…。それから倒れて音信不通になったんだよね…。
　
　
それでも、それまでは、なんやかんやとうちに来てくれた。
夏休み３泊して、エキスポランド行ったり、冬休み入ってすぐに新車買ったからって車で来てくれたり。いろんなこと、思い出す。

正直、「なんで？」て言う気持ちはある。
３年前に別れた筈なのに、何で？
何でメール寄越すの？何で頻繁に逢おうって言うの？何で本当に来ちゃうの？
彼が来ると、何で、あたし逢ってしまうの？


masayaは、いつでも、【あたしを喜ばそう】としてくれてる。

　「ゆうちゃんはどうしたいんだ？」
　「ゆうちゃんは何が食べたい？」
　「ゆうちゃんはどこ行きたい？」

名古屋での4時間とか3時間のデートの為に、往復４時間の新幹線や、往復６時間車で高速乗って来る。

今回のことも、きっと


　「たまには大阪にちゃんと来てよ。」


って、こないだ逢った時あたしが言ったからだね。
彼は優しい。「はぁ。」って言って、優しくない振りをいっつもしてるけど、優しいんだよね。


　「masaya君ってさ、あたしに逢いたいの？」

　「そうでなければ連絡などしませんが。」


もっとダイレクトに「逢いたい」って言ってくれたらいいのに！


９歳も歳下だけど、一緒に居て年齢差を感じたことは、ほとんどない。


　「ゆうちゃん。」

　「なぁに？masaya君。」


出会ってから10年と3ヶ月。
相変わらず、あたし達はこう呼び合ってる。

正直、10年も続くと思ってなかった。
こっちで一緒に居た期間は8ヶ月だけ。
それでも、細い細い糸で繋がり続けてたんだね…。

相変わらず不思議な関係。