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優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2011年11月26日(土) 明日休みになった。

朝まで起きてたので、息子を放り出してから、また寝た。
一旦意識回復したのは、2時前だったか過ぎてたかもわからん。  
 

携帯が点滅してる。メール確認。
ほとんどがクーポンとか楽天とか。全部確認してもマークが消えない。

あれ?と思って、masayaのフォルダを確認。
やっぱり。
 
 
 『明日仕事だったけど休みになりました。』
 
 
取りあえず、何が言いたいのかは、わかりませんが、返信します。
 
 
 『何ですか?節電ですか?』
 
 
するとすぐに返事来た。
 
 
 『明日は土曜日だからな…出勤だったがなくなった。お暇かな…と思い立ち…。』

 『え?来月来るんでしょ?』

 『まぁそうなんだが。』

 『明日お暇かどうかは、午後7時過ぎのカエルコールでわかります。ギリギリじゃないと、おやぢわかんないから。』

 『なるほど。』

 『ていうか、何で?』

 『2週間後の準備ですな。』


と、やりとりしてるうちに、またあたし寝てしまった。

意識回復して、  
 
 
 『ごめん、寝てました。』のメールだけ送った。


彼から日課のカエルコール。
明日、デート。それもご飯食べに行くの!嬉し。
 
でもなんかmasayaにも申し訳ないな。
最近、よくメールくれるし、なんとなく「逢いたい」と思ってくれてるし、来月来るのだって


 『リーガロイヤルか?』

 『あたしが好きなのは、そこです。』

 『候補に入れてテキトーに探してみる。』


ってメール来てたし。
 
 
いきなり最近優しい。ほんとに良く「お暇ですか?」て訊いて来るし。電話も酔っぱらってかけてくるし。
 
 
好きかどうかって言われたら、好きだけど、恋愛感情は越えちゃった感あるし。たぶん、masayaもそうなんだと思う。
でも、きっと一緒に居て、お互い居心地が良いんだろうな。
 
  
 『明日はお暇じゃなくなりました。召喚されました。』

 『あい。』

 『来月だね。』

 『仕事がおわらないよ。』

 『実験君なの?』

 『それは終わって後片付け。』

 『飲んで帰るの?』

 『寒くて泣きそうだ。』


他愛のないメールのやりとり。ここでまた、あたしの意識飛んだ。寝過ぎ。
 
別にメールが途切れたって、大丈夫。masayaは怒ったりしない。
いつも独り言みたいなメール勝手に送って来るし、それには返事しなくても怒らない。あたしが気付いてないこと多いし、レスするタイミング逃すんだよね。

彼のプライベートは訊かないし、話さないから知らないけど、なんかあったとしても、あたしには関係ないし、あたしに優しくしてくれるなら、それでよし。

色恋越えた大事な人。という認識はあたしにはある。
彼がどう思ってるのかは、
 
知らない。
 
 
 



2011年11月20日(日) あらまぁ。

金曜日の午後11時前ごろ。
ぴろろーんと1通のメール。

あらまぁ。masaya君だわ。
 
 
 『結局…酔っ払いなんだよ♪』
 
 
珍しく♪マークついてる。何?御機嫌?
 
 
 『週末は飲むんですね。』
 
 
と、レスを返してみる。
ぴろろーんと、またメールが来る。
 
 
 『電話でもしてみますか?』
 
 
ん?なぁに?あたしと、お話ししたいの?
 
 
 『もう飲み終わってるんなら、いいでつよ。』
 
 
しばらくしたら、電話かかって来た。
 
 
 「ルネッサーンス!」
 
 「何?またルイ何世やらに似てる人が居るとこで飲んでたの?」

 「違うよ。全然違うとこだよ。ルネッサーンス!」

 「酔っぱらってるの?」

 「はぁ。適度に。バレーボールとかね、観ちゃったよ。中国も勝ったらしいが。まぁあまり興味はないんでぇ。」



…なんだこれ?かなり御機嫌…。

 それから北朝鮮の話しをして、江頭2:50の話しをして、江頭はアルゴリズム体操をやったんだよと言ったら


 「何を言ってるんだ!今は『あたりまえ体操』だろ!」


と、反論され、それからフォーゼとゴーカイジャーの映画の話ししたら、これはもう大好物なので、スカイライダーがどーの、ギャバン、シャリバン、なんたらだぞとか言って、


 「やっぱりマシンマンだろ!」

 「マシンマンて何よ?」

 「小学校5年の時にやってたんだよ。マシンマンだ!」


と熱く熱く語られてしまった。…て、わっかんないよ!!!

とにかく、マシンマンについて語ってくれるんだけど、ぜーんぜん知らないし、ぶっちゃけ、小学校5年ってことは、あたしもう二十歳だから、マシンマンなんて観てないの!

酔っ払いがまだ、マシンマンについて語り足りないようだったけど、生憎息子が風呂から上がって来て、


 「おかん、アトピー汁出てるから薬とガーゼ貼ってくれ。」


て言うんで、とりあえず、薬は自分で塗らせて、その間また話してた。

 
 「そいへばさ。来月9日ってもうすぐだよ。」

 「ああそういへば、そうだねぇ。」

 「お仕事とか入るんじゃない?」

 「いや、普通に受理されると思われます。」

 「それまで濡らしておいておくれ。」


…マイペースで相変わらずやなぁ。
ギャバンと、シャリバンと、マシンマンで濡れません。

息子が薬を塗り終わったらしく、ガーゼ貼ってくれって、ぎゃぁぎゃぁ騒いでる。
こいつは男の人と電話してる時は、必ず何か言いに来たり、脂肪掴みに来たり、邪魔をする。
相手が女子の時は来ないから、話し方でわかるんだろう。声のトーンも違うし。

そんなぎゃぁぎゃぁ言わんでも…。


 「masaya君、息子がアトピーんとこにガーゼ貼ってくれってうるさいの。」

 「はぁ。そうですか。」

 「うん。ごめんね。電話ありがと。また電話して。」

 「あい。わかりました。」

 「決まったら連絡頂戴ね。ありがと。」

 「はーい。じゃ。」←かなり話し足りない感じ。


それから、息子のガーゼを貼ろうとしたら、何カ所かあったけど、全部自分で貼れる場所じゃん!何騒いでんのよ?


 「俺無理やしー。身体硬いし。」


電話の向こうには、『マシンマン』について、まだまだ語りたい人が居たのに!
語られてもわかんないけど。

でも、妙に御機嫌だったなぁ。
相談ある時は、あたしが「電話して」って言うけど、今日は


「電話でもしてみますか?」


って文面だった。笑
 
 
「電話するよ」とか、「電話していい?」とかダイレクトじゃないのねん。ツンデレ。
 
 
でも、それがmasaya君クヲリティ。
切る時、すっごい残念そうだったのが、ちょびっと嬉しい。

酔っ払いで『マシンマン』を語りたかっただけだよね?
 
 
 


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~*Yuu
エンピツ