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優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2004年10月01日(金) 数字。

レスがなくて、落ち込んでいた。

あたしが話したい事なんて、彼には全く関係のないことだ。
だから「聞きたくない」と彼が思っていても仕方がない。

仕事で行き詰まって、メールがなくて哀しくて
サイアクの気分。

携帯が震えた。

サブディスプレイに流れるアドレスに泣きそうになる。

masayaだ。

「ただいま。」

ほんの一言。

「おかえり。ご飯食べた?電話して良い?」

それだけを送信。

「10分後なら良いよ。」


長い10分。
日付はもう1日に変わってしまった。
10分経った事を確認して、メモリからダイヤルする。

「はぁい。こんばんわ。」

少し疲れてる声?

「元気?」「そうでもないよ。」「そか。」


あたしは話し始める。
今日言われた事。仕事の事。
長々と続く話に、彼の的確な意見が時折挟まれる。

「数字を出してやればいいんだよ。具体的に。」

「数字?」

目の前の仕事の流れを追いかける事に精一杯で、そんな事に気づきもしなかった。

「それが~*Yuuちゃんの仕事だろ?」

そか。そうよね。
あたしがやらなきゃだめなんだもんね。

1時間ほど、話を聞いて貰って、電話を切った。


良かった。
話せて良かった。
時間をとってくれてありがとう。
指摘してくれてありがとう。

見捨てないでくれて、ありがとう。

またポンと背中を押してもらった気がした。


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~*Yuu
エンピツ