「郵便が届き次第、出社します!」という話しを 勤務先の所長に通し、自宅で待機する私。
3日前の入試の当日、風邪でダウンした息子も、 翌日の月曜日、一日だけ学校を休んだが、 今日は元気よく学校へ行った。
何時に着くか分からぬ郵便を、 部屋の片付けをしながら待つ。
10時半頃、郵便屋さんではなく、クロネコさんが 待っていた「合格通知書」を運んで来て下さった。 クラスは何と「医歯薬コース」だった(喜!)
「あの絶不調の体調で、よく医歯薬コースに受かったこと!」 これ、本当に素直な感想です。
結果、この医歯薬コースの合格を頂いたことにより、 私は毎日息子の進学先を悩むことになった。
E中に行けば、高校でまたトライできる。 I中ではI高しか選択はない。
「・・・・。」
息子に意見を聞くと、 「I中受かったら、よく考えるよ」という 当たり前の返事が返ってきた。
そうですね。I中の入試はこれからです。 3日後の土曜日が受験の日です。
E中入試の時のような体調にさせない為にも、 とにかく今週だけは、 朝シャワー&朝シャンは禁止にしなくちゃ(笑)
とりあえず、1つめの合格を頂きホッと一安心♪
今回は想定外の受験だったけど、 やはり試験慣れって大事な事だと思った。
受験の魔物はどこにひそんでいるか分からない。 その魔物対策の為にも、本命以外に数校受けておくことも 必要だと実感しました。
「おはよう。昨日は3時から吐き続けだった・・・」と 言いながら起きてきた息子。
えっ!? だって、昨日は元気だったじゃん。 寝る前に「ドンジャラ」だってやって寝たのに。
もしかして、緊張のせい!?
気分転換の為に、いつもやっている 朝シャワー&朝シャンを息子にすすめ、 髪の毛だけは念入りに乾かすように言った。
その後も結局吐き気は止まらず、 朝食は何も口に出来ないまま、駅に向かった。
水戸駅に着くまでの電車の中でもグッタリ状態の息子。 トイレにも何回か行ったが、吐き気だけで 吐くまでは至らなかった。
水戸駅のキヨスクで酔い止めがあるか聞く。 そう。。。私の中で息子は、完全に緊張している 受験生にしか見えなかった。
駅構内の薬屋さんが8時にOPENすると聞き、 それまで待つ。 シャッターが開くと同時に中に入り、 「どうも吐き気がおさまらないようで・・・」と 症状を伝えた。 薬剤師さんが「風邪からも吐き気はきますが・・ これがいいでしょう。」と出してくれた薬は、 胃に効くサクロン♪の錠剤。
内心、「サクロンかぁ。。。」と思いつつ、 「確かに気持ち悪さはなくなるかも♪」と自分の (二日酔いの)経験を思い出し、購入する。
胃に効くサクロン♪を息子に飲ませ、バス停に向かったが、 既にバスは出発した後。 (E中方面のバスは、本数が少ないので要注意!) 仕方なく、タクシーに乗り込みE中に向かう。
E中の校門の前にはズラリと塾の先生方が並んでいた。 息子が通う校舎の先生も、寒い中立っていて下さった。
マスク姿の息子を見て、「大丈夫か?」と声を掛けて 下さるも、息子は返事もできず頷くのが精一杯。
集合時間ギリギリに着いた息子は、 そのまま試験会場の教室に誘導されて行った。 私は保護者に用意された休憩用の教室に入る。 奥のほうに知り合いの御夫婦がいたので、 そこで一緒に試験が終わるのを待たせてもらうことにした。
「あと2教科だねぇ」という声を聞き、 「うちの息子、お腹空いてなければいいけど」と、 朝ごはんを食べていない息子の空腹状態が心配になった。 勿論、そろそろ水戸駅で飲んだサクロンが効きはじめ、 気持ち悪さもなくなり、食欲が復活!!という状況を 私は何の疑いもなく想像していた。
E中の至れり尽くせりのサービスを保護者が受けている中、 一般入試の子供達の試験も全て終了した。 (単願入試の子は2教科&面接だったので、 既に終了している子がほとんどだった)
親達は休憩室を退出し、昇降口前で我が子が出てくるのを待つ。
バラバラと子供達が出てきて、その中でマスク姿の息子を発見。 その顔色を見てビックリ! 一目で、病人以外の何者でもないのが分かる。
結局帰りは、その知り合いの御夫婦が同じ町内なので、 そちらの車で家まで送ってもらうことにした。
車の中で息子のおでこに手をあてると・・・「熱っ!!」 助手席に座っている、元看護婦さんの奥さんが一言、 「触って熱いようなら、結構な熱があるのよ〜。 帰ったら、すぐに救急病院にかかるといいわ!」とアドバイス。
家に着き、外で遅めの昼食を娘と食べている最中のパパへ連絡。 ほどなく戻ってきてくれ、そのまま息子と救急指定の病院へ。 息子の熱は既に39度近くに達していた。 「ほら、お母さん見てごらん。扁桃腺まっ赤っ赤だよ」という お医者様の説明。
「扁桃腺・・・。熱・・・。39度・・・。 えっ!?うちの息子は風邪ですか!? 緊張してて食欲が無かったんじゃないの? 緊張からくる吐き気や頭痛じゃなかったの?」
診察が終わり、風邪薬と解熱剤を頂き帰宅。
水分を沢山補給させ、解熱剤を飲ませると いくらか気分は良くなってきたみたい。
恐る恐る「テストの感触はどうだった?」と聞くと・・・ 「最初の2教科はまだ考える力があったけど、 後半の2教科は、思考力ゼロだった。 多分、医歯薬コースは無理だと思う。」という息子の感想。
仕方ないっ。 風邪をひいている息子に、朝からシャワーを勧めたのは私。 風邪をひいている息子に、胃に効くサクロン♪を飲ませたのも私。
今回、息子が医歯薬コースに落ちたとしても、 それは私の落ち度であって、息子の実力不足ではないっ。
とにかく、この受験が息子の第一志望の学校で無かったことが、 何よりの救いだった。
これがあるから、受験は最後の最後まで分からないっ。
結果は・・・神のみぞ知る☆
一昨日の日曜日の夜、お風呂上りの息子が 少し難しい顔をして 「やっぱり試験慣れするためにも、E中受験したいと 思うんだけど・・・ダメかな!?」と言ってきた。
話しを聞くと、午前中の塾で同じクラスの大半の子が、 今度の日曜日受験がある学校をお試し受験する☆と いう話を聞いたらしく、少々焦ったようだ。
「あらっ。受けたいのなら構わないけど・・ 願書の受付が終わってなければ良いけどネ」と 早速HPをチェック! 幸いにも、受験する気になったのが 願書受付前日で滑り込みセーフ!?(笑)
E中を受ける友達に連絡を取る。 「じゃあ、明日願書出しに行ったときに、 書類をもらってきてあげるよ。 それを明日の塾の時に渡すね!」と願書入手を 引き受けてくれた。本当に助かった。
そんなこんなで、昨日入手した願書を 今日の午前中(会社に半休をもらって) 提出してきました〜。
それにしても、まさかこの時期になって、 受験校が増えると思わなかった。 この選択が運命を変えたりして!?
だって・・・ 校内の綺麗さに、息子の心変わりがあるかもしれない。。。
10月22日実施【F中プレ入試結果】
国語と算数の主要2教科が振るわなかった。 F中問題との相性か!?
・国語:79点,偏差値58.3 ・算数:73点,偏差値60.0 ・理科:95点,偏差値69.2 ・社会:90点,偏差値68.0
総合結果 ・2科:偏差値60.6 ・4科:偏差値67.5
それにしても、今年の受験から F中は理科&社会がなくなり、 代わって作文が入った。
この時期になって・・・ 塾側も焦るだろうなぁ〜。。。
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