みょうの日記
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友人Mと一緒に映画を梯子してしまった。 しかし、観疲れしていないってことは・・・おもしろかったのか? つまらなかったのか?
原作を知っている私としては、よくもアリ悪くもアリな内容だった。
今年は夏だけで3本も映画を観てしまったなぁ。 例年になく快挙だ!
さて、何の映画を観たかというと・・・ひみつ。
前の晩、玄関を開けるとガチャがおかしな動きをしていた。 お尻を廊下につけて小刻みに動かしながらズリズリ前に進んでいたのだ。いや、オトートからやってるところを見たことがあるって聞いたことはあるけど、私が見たのは初めてだった。 しかもかなり軽快にまるで前進ムーンウォークのごとく。 すごい! ガチャ、すごいよ! その動き!! まるでお尻の下に車輪でもついてるかのような流れる動き!! ・・・と言ってる場合じゃあなかった。 心配になったので、朝一番で病院へ連れて行く。 とりあえず、三種混合ワクチンもまだだったのでついでに注射も打ってもらおう。
9時開院にもかかわらず、ついたときにはもう3人も先に待っていた。 皆早いなぁ。 私の番が来て、さっそく昨夜の症状を告げると、「肛門腺がつまっているんじゃない?」といわれてびっくり。いやぁ、だってこう言ってはなんだけどゴンの肛門腺なんて私は一度も搾ったことないよ。 先生はガチャの肛門腺にティッシュを当てピュピュッと搾り出してくれた。うーん、けっこう詰まってたね。猫の場合、普通はうんPと一緒に出てくれるから本当は改めて搾らなくってもいいんだって。 なるほど、だからゴンのを搾る必要なかったのか。 搾りなれない人はあんまりやらない方がいいらしい。肛門腺が破裂したり傷ついたりする可能性があるそうで、またおかしな行動を始めたら病院へ来てくださいって言われた。 それからワクチンを打って、体重を量った。 前回は4.8kg。少しは痩せてるかなぁ〜と期待大で臨んだものの・・・全然痩せていなかった。おかしい、いったいどうして痩せないんだ? カリカリ、ライトにしてるのに、量も少ないのに、運動も頑張らせてるのに。
ちょっとがっかりしながら家に帰り、ワクチンの証明書を何気なく確認すると・・・。 嗚呼・・・ガチャ〜。 あんなにいっぱい*見られたのに、手術もしてもらったのに、お前、女の子扱いになってるよ・・・。
今度行ったら訂正せねば。
えー、突然だけどガチャの名前がかわった。今日からガチャはアルフレッドになったのだ。
さっそく新しい名前で呼んでみる。 「アルフレッド〜♪ アル、アル〜」 何度かやってみたが・・・しっくりこない。アルフレッドって顔じゃないもんねぇ、あはは。
さて、なにゆえにアルフレッドなのか。
実は昨日オトートが突然言い出したのだ。 「今見てるドラマにアルフレッドって出てくんだけど、ガチャがそっくりなんだよなぁ」 「はぁ?」 「似てる似てる」 「ほぉ〜」 「そんなわけで、今日からあいつはアルフレッドってことで」 「・・・・・」
何がそんなわけなのかはわからなかったが、とりあえず、それからしばらくガチャはアルフレッドだった。 我が家のアルフレッドは、しかしガチャでもアルでもあまり関係なさそうに寝こけていた。
因みに、件のアルフレッドを私は未だ知らない。
なんとかかんとか某塾の仕事が終わった。 久々に連日残業はやっぱ夏バテもあってツラ〜・・・だった。 あとは盆休みに向けてGO!!! かな?
朝、新聞を開くと犬のクローン成功なる記事が目に飛び込んできた。
なんだかどんどんクローン技術が進んでいるね。 やったもん勝ちみたいな感じを受けるけど、実際怖いよね。 本来遺伝子を子孫に伝える役割を持った細胞じゃないもので新しい生命を造り出すというのは、将来ぜったいに矛盾と歪みを生じるだろう。
小難しい話は置いといて、単純に考えてみる。 アメリカではすでに猫のクローンはビジネス産業化されはじめているらしい。 しかも日本に上陸してくるのも時間の問題だとか。
ゴンがいなくなったとき、「この子は唯一無二の存在。この子じゃないとダメだ」と思った。唯一無二の存在ということは、たとえ同じ遺伝子を持っていてもダメということだ。一緒に過ごしてきた日々の中で培ってきた絆も何もない子を、同じように愛することはできない。一つ一つの思い出込みで大事な存在だったからだ。 遺伝子が同じでも新しい子は失ってしまった子ではない。なり得ない。 ガチャも同じだ。ガチャはガチャでゴンとは違う唯一無二の存在。 クローンは魂までクローニングできないし、心までクローニングはできない。 何より、一緒に過ごしてきた子を全否定するような気がするのだ。
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