みょうの日記
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2004年09月27日(月) |
あとり硅子さんに・・・ |
我ながら珍しく漫画家さんの画集を買った。ついでに同時発売の最新刊も購入。これが最後なのだなぁと可愛らしい絵を見て気持ちが沈んでしまった。彼女は二ヶ月前に亡くなってしまったのだ。 当時たまに購読していた某ライトノベル小説誌で、1ページ漫画を載せていたのを見かけて以来、ものすごいファンというわけでもないのに、新刊が出ると必ず手に取っていた。 ほんわかほのぼのとした、食べものに喩えると綿菓子みたいな印象の絵と紡ぎ出されるストーリーは、昔懐かしい少女漫画の雰囲気を多分に残しながら、それほど古臭い感じはなかった。 ひじょうに寡作な作家さんで、今回の最新刊を含めても10年の活動で8冊しか出ていない。それでもなお、「まぁあのヒトじゃあしょうがないか。出るまで待つよ〜」なんて思える人だった。 後で聞いた話によると、実質彼女が手掛けた最後の7冊目は病床で校正を入れたらしい。そして8冊目と画集は、作者の希望と約束に添ったものをという意向で出版された正しく遺作だった。 出版社の方々がどれほどの思いでつくったのかページの一枚一枚から滲み出てくるような画集だなぁと目を通してしみじみ思った。 他社のインタビュー記事まで集め、小さなカットさえも載せ、丁寧な丁寧なつくりだった。 もう二度と、新しい作品を見ることはないのだと思うととてもとても残念だ。 改めてご冥福をお祈りします。ステキな作品をありがとう。
一週間、ちょこっと大きな仕事が入っていたのでパリパリお仕事していた。夏休み明けから、大きいのがちょこちょこ入ってきてちょっとうれしい。このまま続いてくれるといいんだけどねぇ。 で、前回の休みのときに約束していた友人Kとのいつもの会合。遅れ遅れて結局25日になったのだ。 たまにはおいしい昼飯でもね♪ ってことだったんだけど、某店にてちょっとリッチな天ぷら刺身ご膳なんぞを食べて、いつものショッピング(まぁ本屋荒らしともいうが)をして、アッという間のひと時を過ごした。で、ここまではいつものパターンだったんだけど、そのあと、歩いて10分ほどのところにあるうちの会社まで足を伸ばしたのだ。実は前日お仕事の原稿を会社に忘れてきたので、その原稿を取りに行きがてら、だったんだけどね。 うちの社員は全員会社の鍵を持っていたりする。これはとりあえず最初に出社してくる人間が時々で違うからだ。なので、休日でも中に入れるんだけど、鍵を開けてみるとなんと電気はついてるわ、窓は開いてるわでびっくり。社長がいたのだ。 「なんだ、お前ら」と言われて「えへへ、実は〜」と事の次第を説明し、そのまま数時間のんびりタイムに突入。社長は夜までいたら夕飯どっか行くか? なぁんて言ったんだけどね、さすがにそんな遅くまではいられませーんって答えたら「そーか、なんだよ、つまんねーな。じゃ、あと戸締り頼む。ゆっくりしてけ〜」と言いながら、さっさと先に帰ってしまった。 夕方近くまで、テレビ見たりお茶飲んだりのんびり過ごしながら、「休日にわざわざ会社に出てきてマッタリするって時間の過ごし方・・・どーよ??」と自己突っ込みした一日だった。
友人Nちゃんと千葉芋掘りバスツアーに行った。 朝8:30横浜集合だからけっこう時間的に余裕だった。ルートは今まで一度も通ったことのないアクアラインを渡って、花ほたるというコスモス畑でコスモス狩り→竹炭工房→生アワビ踊り焼と江戸前上寿司→芋掘り→カステラ工房→お買い物。 そしてお土産は掘ったさつまいも。摘んだコスモス。竹炭。カステラ。びわゼリー。 これはあれだ。芋とかコスモスとかカステラとかびわゼリーとかけっこうな手土産になるや! と思って新しくリュックを購入。万事オッケー! と出かけたのだった。 お天気はなかなかよかった。一番最初にコスモス狩りっていうのがちょっと不安だけど・・・と、バスに乗り込むと、座席の真ん中になにやらゴミが乗っかっている。Nちゃんが何気なく摘み上げるとなんだか食べもののよう。・・・いや、これはあのお土産の一つ、びわゼリーじゃないか!? たしかにびわゼリーと書いてある。書いてあるけど・・・・お、お土産!? 和菓子風に包まれたそれには、よくもまあこんなちびちゃいびわを探してきたもんだってぐらいの(小梅サイズだっ)びわの半身がコロッと入っていたのだ。私は思わずNちゃんと無言で顔を見合わせたのだった。 バスの中にて。初めてのアクアラインにワクワクしながら私は言った。 「海ほたるでコスモス狩りって、すごいやね〜」 「えっ!?」Nちゃん絶句。 「わざわざ海の真ん中にコスモス畑をつくるとは・・・」 「ややや、ちがうよ、コスモス畑はアクアライン抜けた先にあるんだよ」 「ええっ!? だって、もう海ほたるでコスモス狩りするって言っちゃったよ!」 「ちがーう! コスモス狩りは花ほたるだよ」 どうやら私ってば勘違いしていたらしい。海ほたるの真ん中にコスモス畑はなかったのだ。 さらに言えば肝心のコスモスは先の台風で咲き始めていたのが吹っ飛んだそうで、あんまり咲いていなかった。道々咲いている野良コスモスの方が立派だったことは口に出して言うまい。 つづいて竹炭工房。竹炭って備長炭よりもいいんだって。竹酢液っていうのは竹を焼いた煙を長い筒に通して冷やして液化させたものだっていうのには驚いた。そしてバスに帰ると竹炭のお土産が・・・。 3×5cmほどの竹炭片だった・・・・。 そしてお昼! 江戸前寿司と鮑の踊り食い!!! 竹炭工房から小一時間ほどバスに乗った店に到着。 席につくとすでに用意が整っている。早々に昼食タイムに突入。蓋を開けると立派な器にお寿司が10カンばかり並んでいた。そしてその横にうごうご蠢くトコブシ・・・もとい鮑が。 なんと言うか・・・お昼ご飯はあんまり輝いていなかった。 そしてまた小一時間ほど移動して芋掘りに! 広大な芋畑! ワサワサ伸びた葉っぱ! そして肥え太ったサツマイモ!!! はどこにもなかった。 剥き出しの畑にぷっつり根元近くまで刈り取られ茎が寂しく刺さっている。そして、茎2本ずつ区切るようにちいさなシャベルも刺さっている。 農家の方曰く、「今年は猛暑で芋のデキが良くありません。なので、掘っても芋が一つもついていない場合もあります。大きな芋が出てきたら儲けものということでご理解ください。また、ついてない方にはお近くの方と相談の上、わけていただいて・・・」・・・はぁ!? なんじゃそりゃー!!! しかも、芋を入れるためにもらったビニール袋はなんだか小さい。 それでもとりあえず掘ってみた。ホリホリ・・・ホリホリ・・・。いやぁ、出てくる出てくる、大量のダンゴムシ! ダンゴムシ掘りかいってぐらい。ごめんネ、ダンゴムシちゃんズ、起こしちゃって。 そして、奇跡的にも両手サイズの芋を一つゲット! それから家でつくったんじゃないか? って感じの100円ライターサイズの芋が7個ほど。Nちゃんは、100円ライターサイズが3つ・・・。ひどすぎる。なので、100円ライター芋を3個ほどNちゃんに提供したのだった。 最後にカステラ工房。ここは、もともと山の上に工房があってその隣りの老人ホームの方々が手作りしていたものらしい。数種類のカステラはなかなかおいしかった。試食を前提としているためか、入るとすぐ手前に麦茶が置いてあって、それを片手に中に入っていくのだ。そこで30分ほど買い物をして、バスに戻ったのだが、もはや期待もしていないお土産は、カステラじゃなくってマドレーヌ一個と小さな鯛煎餅1枚だった。 さらにフェリー乗り場の土産物屋まで小一時間移動して買い物30分したあと(や、もはや買物する気もなく・・・牛乳飲んで試食して終わりました)、バスツアーは帰途に着いた。 そして、バスを降りた二人は、懸念どおり萎れて縮んで黒くなったコスモスを抱えて帰ったのだった。 初めてのバスツアー、けっこう楽しかった(・・・って嘘っぽい?)。
2004年09月11日(土) |
三度目ともなるとね・・・ふ・・・ |
朝、久々にすっきりさわやかに起きられた。 んあ? なんか足りない・・・。そう、ガチャが来てから今までずっと続いている明け方の雄たけびがなかったのだ。 そんなばかなっ。どっから逃げた!? 慌ててアチコチ探しまくる。 と、ベランダの窓が少し開いているではないか。迂闊なことに、最後に出入りした母が鍵を閉め忘れていたのだ。最近、ガチャは窓を開けることを覚えたので、家人が寝静まった頃を見計らってこっそり脱走したらしい。 いついなくなったのかさえわからなかった。 とりあえず、眠い目をこすりこすり探しに外に出た。 しかし、立て続けに三度ともなると、なんだか「もういいや」って気にもなってくる。所詮、奴はどこまでいっても野良ちゃんなのだ(投げやり)。 ふと野良猫がケンカしている声が聞こえてきて「もしや?」と思って行ってみたが、それも空振りだった。最近見かける赤トラとチビコ、チビたんをよく苛めているモドキ(毛色がチビコそっくりなもんで)だったのだ。 しかし、朝早くの猫のケンカはご近所様に大迷惑だ。一端、引き返しかけたがやっぱり追い散らしたれ〜と思って2匹に近づいていくと・・・・。 その2匹のケンカを野次馬よろしく少し離れたところから暢気に眺めている奴が! 丸々したそのライン、ヅラ頭、オッドアイ!!! 緊張感のかけらもない顔してぽややーんとこっちを眺めている奴が! ガチャじゃないかっ。 そして、私がちかづいていくのに気づき、ふっと体を硬直させた。 ああ、この様子だと、たぶんまたすっ飛んで逃げられるだろうなぁと思いつつ、とりあえずそっとそっと近づいて・・・やっぱり逃げられた。 しかし、意に反して少し離れてまた座り込んだ。あれ? なんだか前回とちょっと違う。 試しにまたまたそっと近づいて、「がーちゃ、がちゃがちゃ〜、がちゃ〜」と猫も真っ青の猫なで声をかけ続けてみると、逃げない。ガチャは「ああ〜ん」と私に応えて何やら悶えているではないか。 「がぁぁちゃ♪ がちゃがちゃ〜」(私しゃがみこんだまま、にじにじガチャに近づく) 「ああ〜ん、いや〜ん」(ガチャ、辛抱たまらんみたいに悶えまくる) これを繰り返すこと数回。 そしてついにハッシと首輪を掴むことに成功! なんと最短時間でガチャを捕獲できたのだっ。もうホッと一息一安心、足取りも軽く未だにらみ合い唸り合う二匹の野良猫の間を抜けてタッタカ家に帰ったのだった。
なんというか、オクって不思議。 何の気なしに入れたのが、あっさり落とせてしまった。 前回逃した機種と同じ機種。 使用状況は落とした方のが悪そうなんだけど、まぁしょうがないかな。 返す返すも申し訳ない〜なんて思っちゃってるのは、今回落とした金額が前回競った金額の半分だったことだ。
うむ〜、オクってホント奥が深い。
DVDプレーヤーもちょっとほしいかなぁと思って覗いてみたんだけど、未開封の新品プレーヤー、1万2000円で落ちてたのがショップの方で9800円で売られていた。 いきおいで買っちゃいかんのだと、しみじみ思ったよ。
ハンドヘルドPCがほしい! ほしい!ほしい!ほしいったらほしーっ!!! ・・・そこでYなオクですよ。 ふと気がつくと、近頃すっかり影をひそめてしまっているハンドヘルドPC。 中古を手にいれる方が早い安いうまいんじゃないか〜。 どーして急にほしくなったのかというと、PC、立ち上がりがやたら遅いでしょ? ボタン1つで速攻立ち上がるPCだったらいいんだけど、あちこち読み込んでるとえらい遅いし、とくにうちのPCなんてね、立ち上がるまでに3分ぐらいはかかるよ。 カップラーメンでもウルトラマンでもないくせに!!!
そして、今夜もYなオクに行って目をランラン輝かせ、狙いの品をゲット!!!
しかし、なぜか終了時間直前に金額を入れてボタンを押すと、終了時間が10分延びるんだよね。3回ぐらいそれで10分引き伸ばされてしまった。 その間に金額は上がっていくし、もーいや!!! って諦めるとあっさり終了するし。 なんなんだーっ、Yなオク! 私に恨みでもあるのかーっ。
友人に誘われてバスツアーに行くことになった。 11日に近場の日帰り旅行。 初体験だーっ、と思いつつ、いろいろ物色したところ・・・あった!
松茸ごはんやら名物ラーメン、せんべい試食やら巨峰やらデザートやらジェラートやらケーキ食べ放題・野菜詰め放題の、ちょーお得なコースがっっっ。 いや、正直、文字見ただけでおなか一杯になりそうだけど・・・。 さっそく予約をとった。 しかし、肝心のチラシを紛失したもんで、コース番号がわからなくって電話であれがあってこれがあってそれがあるコースですって細かく説明。 コース内容は友人に羅列してメールで送ってあったから残っていたんだよね。で、最初に清里コースですか? って聞かれて、栃木です! って何度も確認して、やっとこ該当コースを見つけて予約をとったんだけど・・・。
振込用紙が届いてみてみたら、なんと清里コースになってるじゃないか! 清里はちがうってあんなに言ったのに〜〜〜〜! って慌てて連絡入れるも、もう時間外だったため連絡とれず。仕方なく急遽メールを入れておいた。 すると翌日、さっそく旅行会社から電話がきた。 こちらの手違いですので変更は可能ですが・・・と、言われたのはなんとコースの中止だった。どうやら人が集まらなかったらしい。 えー、あんなにお得がてんこもりのコースだったのに、なんでぇぇぇぇ!? で、他のコースも探してもらったんだけど、残っていたのは「花を見る」ツアーばっかりだった・・・。 結局、全部キャンセルしてもらって1から物色しなおすことにしたのだった。
・・・・うう、おしい魚を逃してしまった。
いかん・・・。 長いのはやめておこうと心に決めていたのに、つい一冊手にとってしまった。でもって読んじゃった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして嵌まった。
とりあえず一日2冊ペースで読みまくり。いやはや、面白かった。 まぁ、もう少し書き込んでもいいんじゃないかってところもあったけどね。 作者の意図なのかわからないけど、普通ならここからクライマックスだろうというところをあっさり流して終わるのが、なんだか突然放り出されたような気になってしまう。 国取りというところを主眼に置いていないせいなのか。
実は初めて読んだのは「十二国記」ではなくて「魔性の子」で、たぶんこれは初版で読んでいたはず。当時はホラー小説という認識だったんだけど、終わり方がこじつけというか唐突というか「何これ?」という印象を持ったものだ。 終盤になって実は主人公は異世界から流されてきた麒麟で、あちらの世界の王がこちらに渡って来て主人公を連れて帰る、という流れがあまりに突然に感じたのだ。 後々、「十二国記」が出て実はそれのサイドストーリーなのだと知って「へぇぇ」と思ったのだけど、そのときはもう件の本は手離していた。
しかししかし、「十二国記」に出てくる幼い黒麒の話にビビビときてしまった私は、魔性の子がその黒麒の話に連動していると知って再挑戦。 時を隔てて、そして前後の話を含めて読んでみて、ようやくなるほどと理解できた。本編とはおもむきがだいぶ異なるため、「魔性の子」は読まなくても大丈夫という人もいたが、反対に「魔性の子」は本編を読まないと消化不良に感じるように思う。その点でいうとやっぱり「魔性の子」もたしかに「十二国記」の話なのだ。
それを思うと、なんでもっと早く読まなかったか!!! と普通なら悔やまれるところなんだけど、これに至ってはそうも思わなかったりして。 何しろ、この「十二国記」話がなんとも言えない場面で中断しているのだ。 読者は放置されっぱなしで三年も四年も待たされている。 それでいくと新参者の私はまだまだ余裕で待ちの体制を取れるというわけ。 とりあえず、私が忘れないうちに再開をお願いします。
なんだか、うちのあたり31日から子ども達が学校に行ってたみたいだけど、なんだったのかなぁ。登校日(まさか)? なんにしても、9月です。
ややや、気持ちも新たにがんばりましょー。
ところで、実はちらっと携帯変えたいかもなぁなんて思い始めていたりする。 今年3月変えたばかりなんだけど、ウェブ使ったりしてけっこう月額料金あがっちゃったんだなぁ。で、Winにすると定額が使えるし、今月額同じくらい使ってるし・・・と思ってね。 でも買ったばっかりだしなぁ。 私にはけっこうそういうところがある。 一生懸命吟味して買うわりに、それからすぐに出る新商品は劇的にバージョンアップしててガックリするのだ。 うむむむ。
そうそう。私のメール着信音、着メロで平原綾香のジュピターを入れてるんだけど、これがオトートにはちょっと不評だったりする。 この間、突然オトートが「おネェ!!!」と悲鳴をあげた。 「なんだい?」というと「オネェの携帯が不気味な呻き声をあげてるっ」。 音が微妙に小さかったんで、ホラー声に聞こえたらしい。 「ああ、ごめんごめん。着メロだよ〜」と笑ったのだけど、オトートは気味が悪いとブツブツ文句を言っていた・・・。
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