てらさき雄介の日記
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2005年06月30日(木) 国分寺にて市長選挙応援

連日都議選の応援に行ってますが、今日は同日投開票の国分寺市長選挙の応援に行きました。

応援しているのは「木村いさお」候補です。

早稲田大学雄弁会の出身で、国分寺市議のときに若手市議同士で交流をしていました。

現職相手の市長選挙です。当然厳しいのが前提ですが、国分寺も多くの問題を抱えていることを聞きました。

選手交代こそが、政治を変える最大かつ唯一の手段だと、改めて痛感いたしました。


2005年06月29日(水) 宮城での警察予算執行停止は当然

宮城県知事が県警の“捜査報償費”の、予算執行を停止した問題で、警察庁まで巻き込んだ騒動になっています。

ことの発端は、県知事が県警に対して“捜査報償費用”の予算執行について内容の提示を求めたことです。

信じられないことに県警はこれを拒否し、結果県知事は「予算の適正な執行が担保されない」ということで、予算執行そのものを停止しました。

“捜査報償費”は捜査協力者や情報提供者に支払われる費用のことで、宮城の場合、年間1600万円が計上されています。

この種の予算が必要なことは、警察の仕事上当然です。場合によっては「金で買って」でも得るべき情報があることも理解できます。

でもしかし、最終責任者はあくまで県知事です。その県知事に対して提示できない内容があること自体、警察のおごりと言えます。

シビリアンコントロールとは、軍隊だけでなく警察についても同じ原則が適用されるのです。

神奈川県警の現状は詳細についてまだ知りませんが、県議会議員の仕事の範疇ですので、一層の関心を持って今後を見守っていきます。


2005年06月28日(火) 党支部主催「民主スクール」開校式

党支部主催の“民主スクール”開校式が行なわれました。

基本的には、市議選の公募に募集した皆さんを対象とし、党の理念や選挙手法などを習得して頂くためのものです。

一年間を通して、だいたい月1回ペースで開催されます。

私は正式なメンバーではありませんが、本日は開校式で藤井裕久代議士の講演もあったため、オブザーバー参加しました。

机上で学んだことが選挙でどこまで通用するかは、一重に私を含む候補者全員が当選できるかよって証明されます。

日々に追われ実地の中でしか学ぶことがなかったので、このスクールを貴重な機会として、出来る限り参加していきたいと思います。




2005年06月27日(月) 街頭演説を見て「美しい」と思う

都議選の応援で杉並区に行きました。日中ずっと街宣活動をお手伝いしました。

今日応援に行った候補は、民主党の田中良です。明大雄弁部内の、21世紀政治フォーラムという勉強会の直系の先輩です。

小説家の大下英治は“小説田中軍団”のなかで、自民党幹事長時代に街頭演説している田中角栄を見て、「男の色気を感じた」と称しています。

街頭演説を数回聞きながら、その内容に感嘆しました。説得力とか政策の内容とかを越えて、現実たった今、守旧政治と闘っている迫力が伝わってきたのです。

正直「美しい」と思いました。政治家の演説を聞いて、そう思ったのは初めてです。

石原知事と浜渦副知事の問題を、最後まで徹底的に追及して、結果“都議会”民主党を除名になった経緯を、弁解ではなく信念で訴えている姿には感銘を受けました。

(*田中良候補の名誉のために言いますが、党本部はこの行動を理解し、当然に民主党公認候補で立候補しています。中央の崇高な理念と現場でのあり方にギャップがあるのは全国的傾向です。)

前回の県議選で落選した結果でしょうが、自分の現在の政治スタイルについて迷ってしまうことが多々あります。

しかし基本を変えるつもりはありません。そのことだけはお約束します。今後行動によって現していきます。




2005年06月26日(日) 名古屋城にはエレベーターが

昨日の続きです。

名古屋城に見学に行きました。さすが御三家の城です。敷地や堀など、規模がとても大きな城でした。

豊臣秀吉が普請を大名にさせて際に、それぞれが石垣の石に自分の家紋を入れていつのは面白かったです。加藤清正の運んだと言われる石は、すごい大きさですいね。どうやった持ってきたのでしょう。

驚いたのは、城のなかにエレベーターがあることです。展望フロアの5Fまで、私たちもしっかり利用しましたが、風情の点で問題ありとも感じます。

解説を見ると、昭和20年5月の大空襲で天守閣は消失し、戦後復元したそうです。

あと3ヶ月無事であれば、“本物の”天守閣に出会えたかもしれません、残念でなりません。

戦争は生命だけでなく、人類の歴史そのものを破壊してしまいます。


2005年06月25日(土) 岐阜にて

消防団の部長研修で岐阜に行きました。

岐阜市内は初めてです。印象的だったのは、飲み屋さんなどネオンが多くある店が、モールの中にある点です。

通常はいわゆる商店街がモール内で、繁華街は一歩外れた外周にあることが多いです。

街の歴史は知りませんが、まちづくりの経過のなかでそうなったのでしょう。

でも一泊で岐阜は少し遠いかもしれません。。。


2005年06月24日(金) 都議会議員選挙はじまる

今日から都議会議員選挙がはじまりました。民主党は政権交代への礎をつくる選挙と位置づけ、かなり無理をして複数候補を擁立しています。皆様のご支援をお願い申し上げます。

八王子と町田の出陣式に行きましたが、国政選挙の前哨戦の雰囲気があり、反面本来の仕事である石原都政に対する指摘や総括が薄い気がいたしました。

一定の人気があるとはいえ、石原知事の政治は、民主党の目指すべき政治とは明らかに違います。

より鮮明にチェック機能としての、都議会議員の役割を主張すべきです。

公示後のため、公職選挙法の規定により特定候補への支援依頼はできませんが、私の友人も多数立候補しています。

候補者一覧については、「民主党東京都連ホームページ」をご覧ください。


2005年06月23日(木) 相模原JC次期理事長が決定

(社)相模原青年会議所の例会及び総会が行なわれ、次期理事長に鈴木高広君が決定されました。おめでとうございます。

JCの年度は1月1日から1年間ですので、来年の理事長を早々に決めたことになります。早めに役員を決めて準備期間に重きをおくのは、JCのひとつの特徴です。

さて昨年までは立候補者が一人の場合は、信任投票によって理事長を決定していました。今年からは信任投票自体を行なわずに、拍手で承認という段取りにしました。

確かに、他のメンバーのために時間とお金を使って理事長をやってくれる友人に対して、信任投票もないだろうとは思います。その点では任意団体であることを鑑みても、拍手で十分です。今回の改正は、組織全体にとって良いことだと思います。

一方別次元ですが、候補者たる人の心情はどうでしょうか。例え不信任票が入っても、投票によって選ばれたという自信と自覚には、また格別なものがあるはずです。私の選挙と一緒にするのは無理がありますかね。

もうひとつ印象的だったのは、私より入会年度が浅い方が初めて理事長になったことです。40歳までという年齢制限付きの団体からすれば、既に半ば過ぎて中年ということでしょうか。

現在は浪人中のため、JC活動を満喫できる体制にありませんが、いずれ40歳までに、もう一度くらい全力で活動する機会を持ちたいと思います。




2005年06月22日(水) 藤井裕久事務所OB会に参加

藤井裕久代議士の事務所OB会に参加しました。場所は横浜です。

私が事務所で修行させて頂いていたのは、大学生時代ですから、OBといっても他の方に比べれば半端ものです。

しかしありがたくもメンバーに加えて頂き、本日も懐かしい皆様にお会いでき嬉しい限りでした。

色々な話のなかで印象的だったのは、藤井代議士が参議院全国区時代のことです。日本全国を一選挙区とし、かつ50万票以上を獲得しなければならなかったそうです。

現在の常識では考えられませんね。









2005年06月21日(火) 沖縄JCと日本JCの合併

さて愛読書である、(社)日本青年会議所の機関紙が送られてきました。

表紙に自衛隊の最新兵器が並んでいることに、違和感を覚え、この日記でも異論を書いたことがありました。

今回の表紙は違いましたが、中を見てみると、日本JC会頭の対談相手はしっかり自衛官とだっかりします。しかも内容は国防とは関係がありません。

「何だかなー」と思います。会頭もここまでこだわるなら、年頭の所信でしっかり志向について明記すべきです。いや選挙の際にはっきり言っておくべきです。

もちろん自衛隊が悪いと言ってるわけではありません!自衛官募集相談員を誇りをもって拝命しておりますし、国防という激務に携わっている皆様に敬意を持っています。

しかし、しっかりした安全保障を考えることなく軍事力のみに傾注するのは、逆に国防を危うくします。

日本JCの表紙にしても、会頭が軍事マニアぶりを発揮しているだけにして欲しいものです。(文字通り“表紙”だけ)

さて、本題前が長くなりました。実は今回の機関紙のなかで、沖縄JCの記事があり、内容が印象的だったのです。

沖縄JCが結成されたのは本土復帰前で、“独立国”沖縄のJCとして、国際青年会議所に加盟したそうです。その後本土復帰の際に、日本JCと沖縄JCが合併して、現在の日本JCになったとのこと。

沖縄JCでは、「NOM(国家単位のJC)の気概を持て」と先輩などから言われるそうです。

こういう自立志向というか、独立志向はいいですね。


2005年06月20日(月) 病気、大変失礼いたしました

数日にわたり病気療養をし、外界との接触が絶たれてしまいました。ただ今の時点でほぼ回復したと判断し、明日からは通常に戻ります。大変失礼いたしました。

得に病気との報告もしていないのに、「元気なの?」と電話がかかってきます。以心伝心でしょうか。私のことを日々心配してくださっている方がいることに感謝です。

(以下経過報告のみ)
6月11日 
扁桃腺が腫れ喉の痛みを覚える
6月12日 
バーベQ大会
6月13日 
あまり変わらず喉が少し痛い感じ
6月14日 
喉の腫れがひどくなり体もだるい。家の風邪薬など飲む。
6月15日 
なかなか治らない。どうも変。でもまだ薬局で済ませる。
6月16日 
この日の夜から本格的に変。喉がほとんどふさがっている。
6月17日 
横浜で仕事のセミナー。途中抜け不可能。帰りは朦朧。夜ついに近所の医者に。体温38度強。声全く出ず。
6月18日 
医者の薬が早速作用。ほんの少しだが良い兆し。声全く出ず。続けて医者に、数本採血されて調べられる。特に問題なし。
6月19日 
ひたすら安静。しかし“喉”とは、食事と声に支障が出る。大変なことだ。
6月20日 
再び医者へ。大分良くなっている。でも少しまだ変。一週間も具合が悪いとは前代未聞。しかし明日からの予定は既に安静不可を告げている。今晩の爆睡を最後に頑張ります。

反省点はとしては、はやめに医者に行くことです。大病院ではなくクリニックに行けば、夜もやっていてそんなに待ちませんよ。(宣伝でした!?)


2005年06月19日(日) ブータン、エコ大国?

病気療養と言っても、ずーと眠り続けられるわけではありません。本を買いに行くこともできないので、手っ取り早いのがテレビです。

すると「ブータン、エコ大国」的な番組がやってました。一体何のこったいと、チャンネルをひねってみました。

ブータンでも環境汚染が拡大し、河川が汚染されてるそうです。各学校の教育のなかでも、多くの時間「環境」を大切なテーマとして扱い、更に子どもたちの課外活動でも、エコサークルが一番盛んとのこと。

ブータンの皆さんは環境破壊の被害は受けても、破壊している側には見えませんが、だからこそ素晴らしい説得力あることです。

喫煙者が多い国だったのですが、エコ対策で国内一斉禁煙にしてしまったとのこと。うーん凄いことです。

日本も温暖化対策など国際会議を主導する立場ですが、日本自身の環境政策を見直し、国内外で行っている環境破壊を止めることが先決です。

いまだ破壊する側の先端にいるという認識を、日本人はより持つべきです。


2005年06月18日(土) “A級戦犯”分祀について

総理の靖国神社参拝問題に関連して、“A級戦犯”を分祀すべきとの意見があります。

私はこの考えに反対です。

私が靖国神社を参拝せず、総理も参拝すべきでないと考える理由については、5月26日の日記にも記載しましたのでここでは繰り返しません。

しかし“A級戦犯”が祀られていることは、この問題の本質ではありません。

また民間の宗教施設である靖国神社に誰が祀られていようと、それこそ大きなお世話(神社本庁のコメントからもそう読めます)であり、政治が口出しすべき話ではありません。

東京裁判をはじめとする当時の戦争裁判は、多くの無実の日本人を処刑台に送りました。A級戦犯のなかでも広田弘毅元総理などは、何故起訴されたのか自体がよくわかりません。

日本国民と諸外国に対して戦争責任を責任を負っている人は、“戦犯”と認定された以外にも多数おり、その中には戦後総理大臣までなった方もいます。

つまりは「戦犯」を定義した裁判自体が、極めていい加減なものだったのです。しかし変な裁判とはいえ、結果を政府が公式に受託している以上、一定のケジメも必要です。

ここにこそ、靖国神社が民間の宗教施設として存在する意味があるのです。死者に鞭打つ冷酷さを持たない日本人の心情を、政治とは別の視点で表現することができるからです。

政治と切り離した靖国神社にこそ、私たちの心もちを映す部分があると思います。

総理が声高に参拝するほど、靖国神社自体が政治的メッセージを持ってしまいます。それは避けなくてはなりません。


2005年06月17日(金) 連合神奈川政策討論集会に参加

連合神奈川の政策討論集会に参加しました。

午前中の基調講演から始まり、午後は分科会、夕方は議員団会議総会と、一日横浜でした。

今日取り上げた。政策の中心的課題は「社会保障」でした。連合本部の担当者から、連合の考え方と現在政府と行っている協議の内容が発表されました。

立派なものでしたし、私自身の基本的考え方にも合っていました。年金だけとってみても、民主党が持っている政策よりも骨太でした。「一元化」のみがフレーズでは、一定の限界がありますね。

社会全体の保障のなかでの年金の位置づけを、もっとしっかりしなくてはなりません。

後日の日記にも記載しますが、体調が極めて悪かったため全てしっかり話しを聞けなかったのが残念ですが、大変勉強になりました。

こういう政策的活動を積み重ねていくことが、日々の小さな誤解や諍いを超えて、真の同志になっていくために大切だと実感しました。


2005年06月16日(木) 次回県議選は新選挙区で

津久井町・相模湖町との合併が、規定事実化しております。これはこれで大問題ですが、同時に合併後に生じる様々な課題について情報が飛び交ってます。

そのひとつが、私も当事者である県会議員選挙の選挙区についてです。

1、既存どおり、相模原市と津久井郡それぞれで選挙を行なう
2、衆議院選挙区の特例を適用し、合併後別の形で2分割する
3、自治体と同じく、選挙区も合併する

以上の3つ案が、今後県議会にて検討されるようです。

さて合併したとして、どれを選択すべきでしょうか。はっきりしています。「3」です。自治体が合併するのだから、選挙区も合併するのです。

逆に言えば、一緒にしない理由がないのです。現存議員の選挙区への執着以外は・・・。

別の視点も必要です。ただでさえ、互いの交流が未熟なままの合併です。“選挙”という手段すらも、街をひとつにしていくことに利用すべきなのです。

だいたい合併を決めた議員自らが、その選挙区だけそのままとは、姿勢からして情けないです!

憤慨してしまいましたが、議論はこれからのようです。真摯かつ整理されて議論がされることを、だめもとで期待いたします。


2005年06月15日(水) 消防団にて各詰所巡視

第一分団地区内の各詰所を巡視しました。各後援会長と部長が一斉にです。

まわられる方も何かと大変なものですが、まわる方も9つからあるので結構なものです。

しかし各部毎に特色のようなものが感じられ、その点では部長として有意義でした。

以下、巡回コースです。かなりローカルですが。

20:00上溝分署発

20:05第6部詰所(田尻交差点そば)
20:15第7部詰所(番田上南小先)
20:30第8部詰所(丸崎虹吹宅地内)
20:45第5部詰所(光が丘和泉短大前)
21:00第9部詰所(星が丘小前)
21:15第1部詰所(私の所属する部、上溝公民館内)
21:30第2部詰所(久保宅地内)
21:40第3部詰所(四谷児童館前)
21:55第4部詰所(石橋自治会館前)

22:10上溝分署着


2005年06月14日(火) 精神科と学校カウンセラー

大学の友人と会いました。八王子の病院で、精神科のカウンセラーをしています。

仕事柄、学校のカウンセラーには何度もお会いしたことがありますが、現状では学校とか病院とかいう括りはなく、大学の課程や資格なども同じものだそうです。

学校現場でカウンセラーが重宝されていることについて、果たして本来の教師や親の役割なのか、それが低下したことによる新しい制度なのか、議論したことがあります。

しかしカウンセラーが受けてきた教育や、もっているノウハウは学問的にも高等のものです。金八先生が多くいれば、カウンセラーがいらないという話にはなり得ません。

むしろカウンセリングは、教育のなかに本来必要な制度なのでしょう。

職業はどんなものであれ、社会一般の理解を得なければ存在できないし、かしてや発展できません。

この仕事がより多くの方に認知されることを祈ってます。(微力ですが広めてみます)


2005年06月13日(月) 駅のバリアフリー調査を実施します

相模原に15ある各駅のバリアフリー調査を実施します。

民主党支部福祉部会(渡辺良一委員長)が主催するもので、できるだけ多くの市民に参加いただくべく企画段階です。

バリアフリーの採点をするには基準が必要ですが、正直一般的なものすら知りません。自分自身の勉強もかねて良い機会と思っています。

日時は未定ですが、だいたい夏から数ヶ月をかけて実施する方向です。

外に出て政策活動するという機会は、現在の政治ではあまりありませんが、だからこそ大切な試みと思います。


2005年06月12日(日) バーベキューありがとうございました

後援会主催のバーベキュー大会が開催されました。多くの方のご協力を頂きありがとうございました。

内容については多くの反省点もありましたが、非常に暑いさなかにお手伝い頂いた皆様には感謝で一杯です。

多くの方とひざを交えながら、今の政治に対するご意見を伺うことができました。

ありがとうございました。


2005年06月11日(土) 新社長の就任祝いに参加して

支援者の方から呼んで頂き、ある会社の新社長お二人の合同就任祝いに参加いたしました。

その二人は年上でしたが、同業で会場に来られていた皆様のなかには、私より若い皆様が多数いらっしゃいました。皆さん社会の第一線で活躍されている方々です。嬉しい限りです。

「今の若い奴は」という一言を言うのは簡単です。しかし自分自身もそうして頂いたように、次の世代に期待をかけそれを受け継いでいくという精神は今から持っていきたいです。

明治に始まった日本の民主主義が完成するには、いまだ数百年の月日がかかるわけですから。


2005年06月10日(金) 成功病と大企業病

松沢成文県知事が主催する、「神奈川から日本再生」シンポジウムに参加しました。横浜国際フォーラムに行くのは、新進党の結党大会以来十数年ぶりです。

神奈川の誇る企業である日産自動車の副会長が、パネリストとして知事と意見交換をされていました。

過去経営不振に陥っていた日産自動車の何がいけなかったのか、何を克服したことによって黒字に転換したのか、司会者から質問がありました。

同副会長によると、日産自動車は「成功病と大企業病」にかかっていたとのこと。

売り手である生産者本位ではなく、買い手であるお客様本位に転換したことが不振脱却の鍵だったそうです。具体的に言うと、良い製品をつくるのではなく、お客様が望む製品をつくるよう心がけているそうです。

松沢知事も別の表現で言われていましたが、まさに現在の役所がかかっている病気とも言えます。特に中央官庁に多いようです。

カルロス・ゴーンのやり方が全て正しいとは思いませんが、政治のリーダーシップによって行政改革を断行すべきことは確かです。


2005年06月09日(木) 市議会を傍聴しました

市議会を傍聴しました。6月議会に提案されている議案についての「総括質疑」です。

小池義和市議が民主クラブを代表して質疑を行ったのを、傍聴席から眺めていました。

主に指定管理者制度についてでしたが、市の出資法人(都市整備公社など)が多くの施設について管理を受託することは問題との主張は賛成です。

また今議会に提案されている工事請負契約のなかで、昨年談合情報などで入札が延期になったにも関わらず、同じ業者で契約がされていることは疑問です。議会のチェック機能を発揮すべきです。

談合は必要悪との意見もありますが、市民の大勢に理解が得られない以上、それが慣習としても存在することは許されません。

談合をしなくても正当な利益が出る仕組みと単価を、行政と民間が協力して見つけなくてはなりません。

などなど多くのことを感じた傍聴でした。



2005年06月08日(水) 無観客試合を見て

北朝鮮に勝利したことで、ワールドカップ出場が決まりました。北朝鮮に対するペナルティーがあり、第三国(タイ)での無観客試合でした。

プロとは元来、お客様に見られていることによって威力を発揮できる面々ですから、いまや全員がプロ選手の日本チームが大丈夫か不安でした。

私も市議時代には傍聴席にお客様がいると、とても発言し易くかつ燃えたものです。テレビやインターネットを通じてよりも、直接見て頂いていることによって緊張感も生まれます。

そういう意味では、サッカーなどのメジャーなスポーツ選手はうらやましいものです。

政治家の“仕事”も、それだけ多くの人を呼べるようにならなくてはいけません。


2005年06月07日(火) 都議会議員選挙です

東京都議会議員選挙が、6月24日から始まります。多くの友人や知人が、党派を超えて立候補しています。

神奈川と東京は、少なくとも神奈川から見ると共通の課題が多くあります。一緒に仕事がしていけるよう、県議会に籍をおけるよう精一杯頑張ってまいります。

特に親しい方のみ、以下に記載します。もちろん全員が素晴らしい人材です。該当選挙区にお知り合いがいらっしゃいましたら、是非お声がけください。お願い申し上げます。

田中良・現職・杉並区

酒井大史・現職・立川市

真木茂・現職・町田市

佐藤広典・新人・東大和市、武蔵村山市、東村山市



2005年06月06日(月) 党支部HPを是非ご覧ください

民主党神奈川県第14区総支部のホームページがリニューアルされ、そこに「公認決定」ということで、私の写真を掲載して頂きました。

藤井裕久代議士と一緒のページに入っていることは恐縮の限りですが、皆様のご期待に応えるべく精一杯頑張ります。

ホームページはいまや政治家にとって、重要な活動報告のツールになっています。内容もそうですが、どれだけ頻繁に更新しているか厳しく問われます。

日々に節目を入れる意味でも「日記」を書いていますが、出来るだけ毎日更新できるように引き続き頑張ります。

民主党神奈川県第14区総支部ホームページは「コチラ」をクリックしてください。


2005年06月05日(日) 生まれて初の潮干狩り

長友克洋市議の後援会によるバス旅行に参加しました。

生まれて初めての潮干狩りです。私の母も一緒に行ったのですが、改めて聞いてみると、幼少時にもやはり行ったことはないそうです。

1時間ほど頑張って掘ったのですが、なかなか難しかったです。結果小さな貝を中心に、規定量の半分くらいしか採れませんでした。

さて潮干狩りとは、海岸に勝手に乗り付けて勝手に皆んなで貝を採るものかと思っていました。しかし海岸は既に観光地化されていて、駐車場には大型バスが並び、海岸に入るのに入場料も払わなくてはなりません。

公共の海岸であることを考えると違和感を少し覚えました。漁協の皆さんの生活を保全することは大切ですが、ひとつの既得権益とも言えます。今後検討を要する課題です。

多くの方とご一緒して、一日楽しく過ごせました。


2005年06月04日(土) 第3回市民委員会準備会

第3回市民委員会準備会に参加しました。相模原市パートナーシップ推進指針に基づき設置されています。

行政と市民との“協働”のルールづくりを行う「市民委員会」の設置を準備する委員会です。

各種団体選出が中心の審議会などでは、行政の提案に対して二、三意見が出て、結果シャンシャンというものが現在でもあります。

それに比べ、ほとんどが公募参加なので当然意見が百出し、充実した会議になります。

今日が第3回ですので、まだ始まったばかりです。果たして「市民委員会」とは何であるのか、そのイメージをそれぞれが出し合いました。

私が発言したのは、行政による政策決定の流れに「市民委員会」を入れるべきでないということです。市民の素朴な意見を吸い上げるためには、あまりしっかりし過ぎた機関にするべきではありません。

プロである議会には、それ故の権力があります。結果そこには利権が発生し、そこから政策のゆがみが生じてしまう傾向があります。

「市民委員会」はあくまで権力を持たず、いつでも市民が言いたいことを言えるような柔らかい会にすべきです。



2005年06月03日(金) 郵政特別委員会の審議を見て

テレビで審議を見ました。郵政民営化に対する意見については、別途書きますが、今日は“審議”そのものについてです。

今に始まったことではありませんが、相変わらず議論がかみ合っていません。

質問者の的が外れているときもあり、答弁者の的が外れているときもあります。わざと話をそらし、はぐらかすことも散見されます。与野党ともにです!

国会議員の中でも幹部クラスの皆さんが、この程度の審議で果たして国の運営は大丈夫でしょうか。本当に心配になります。

本来あるべきしっかりした審議に改善する責任は、野党たる民主党の側にあります。

政府がはぐらかすのだったら、はぐらかす方へ先回りして論点をあわせる。それ位の“技術”は持つべきです。

来週も続行されるそうですから、注視していきます。


2005年06月02日(木) てらさき雄介レディース会議

てらさき雄介レディースの会議がありました。内容は6月12日開催の後援会バーベキュー大会についてです。

レディースの皆さんには、前日の食材の仕込みと当日はバザーをして頂くことになりました。

元来女性の知人が少ない私としては、後援会活動を通じて多くの女性から生活に密着した課題について、ご意見やご要望を聞けることがとても貴重です。

私のライフワークのひとつである「女性の社会参加の促進」についても、その形態は様々であることに気付かされます。


2005年06月01日(水) 都知事の勤務状態は問題

副知事問題に関連して、石原都知事の勤務状態が話題になっています。

週に2〜3回しか都庁に出ていないのです。しかも終日いるわけではなく、所用をすませれば帰ってしまっています。

カラバコス諸島や沖ノ鳥島になどには、視察に長く行くのに、本来の都庁業務がこの有様は疑問です。

役所内にいることだけ首長の仕事ではありませんが、基本の勤務はあくまで知事室に置くべきです。

首長の一番の仕事は、「政策によって役所を統制すること」です。中でも都庁は最も職員数も多く、事業数も他の自治体とは比べものになりません。

そもそも今回の副知事問題も、都庁にいない知事に代わって副知事が権限を持ってしまったことによります。

休暇は休暇で大いにとって結構ですが、「自宅で執筆活動」は納得できません。

都民ではありませんが、東京都のあり方は他自治体にも多くの影響を及ぼします。

都知事の勤務状態について、都民は問題にすべきです。


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