(ハワイ大学留学してたよ)be-ryoの触発日記
be-ryo

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 『ハウルの動く城』

「ハウル」、みてきました。
評判ばかりが先行していたような気がしますが、
実際に見てみると「やっぱスタジオジブリさん、
すごいっす!」という感じでした。

シネマサンシャインで見たので、音響とかスク
リーンとかはイマイチでした。サティのマイカル
のほうが断然いいね。

キムタクかよ、って思った方、僕も含めてたくさん
いらっしゃるかと思いますが、これが意外とハマ
っていました。いい意味で、キムタクっぽくない
味が出ていました。

というか、やはり好きか嫌いかは置いといて、
「ハウル」は見るべき作品だと思います。
歴史に残るものだと思いますし。

ハワイ留学中に受けていた日本史の授業でも、
ジャパニーズアニメの講義で「アキラ」とか
「ミヤザキアニメ」はかなり高い位置に置かれて
いました。異国でビックリ体験。

作品のテーマは、他の宮崎作品と同様で一貫
してるなぁという感じがしました。

戦争なんてくだらねぇ、って。
もっと楽しく生きようよ、って。

ただ最後のほうは、時間調整かなんかはわかりま
せんが、前半と比べてテンポが速すぎた感じがしま
した。話を理解しようとしているうちに、その先に
話が進んでしまう、といった感じ。
僕のアタマノカイテンが遅いのでしょうか。

結論としては、「ハウル」はビデオで見るなんて
言わないで映画館で見ましょう、です。
一般1800円はちょっと高いけどね。

2004年11月26日(金)

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 おかねはだいじだよー

中学とか高校で、いや、小学校で教えてほしかったのは、
お金の使い方じゃないかな、と最近思うようになった。

お金は大事だ。それは、お金は人間を形成するから。
お金の使い方で、人は人生を楽しむことが出来る。
お金の使い方で、人は人生を狂わせることも出来る。

そんな重要なことを、なんで子供に教えないのか。

お金は汚い、お金は怖い、お金は悪い。
そんな偏見ばかりがお金には付きまとう。

それはきっと、お金というものが概念でしかなく、
しかも僕らの想像を超える場合があるからだろう。

むかしむかしのお金は石だったと聞く。
いま、石は石だ。

最近のお金は紙で出来てたりする。
でも、紙は紙だ。

ネットでやり取りされるお金は、数字だ。

もはやお金という概念は、その「代替物」すら
なくなってきている。単なる記号になっている。

話がズレてしまったが、僕はやはりお金は重要だ
と考える。お金と向き合って生きていきたい。

為替の動向が全く読めないのに、安易に外貨に
手を出した。いま、4万円くらいの損失だ。

痛いなぁ、と思う反面、いい勉強になったなぁ、
とも思う。

お金は一部の人間によって管理されるべきではない。
せっかくみんなで共有しているんだから、その使い方
くらいは詳細に知っておくべきだ。

こんな大事なことに、いまさらながら気付かされた。

まぁいっかね。

2004年11月21日(日)

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 『ニュースの天才』

ひょんなきっかけで、日本公開前に映画『ニュースの
天才』を見ることが出来た。エリートジャーナリストが
書いた記事の半分くらいが、実は捏造(ねつぞう)だった
という嘘のような本当のお話。

というか、それだけの話。だから映画としてはつまらない
かも知れない。別にすごいCGがあるわけでもなく、好きな
女優が出てくるわけでもない。

でも、やはり僕としては注目せざるを得ない映画だ。僕も
あと数ヶ月で記者になる。

ニュースはそこらへんに転がっているわけじゃないし、
自動的に新聞に載るわけでもない。

記者がいなければ、ニュースは1つもない。それに、
記事になるまでには恐ろしいほど(退屈で)慎重な作業が
繰り返されている。

ニュースを受け取る側は、それが本当のニュースだという
暗黙の了解の上で受け取る。誰が1つ1つのニュースを
疑いの目で見るだろう。そんな、考えただけでも気が遠く
なるようなことは、普通しない。

しかし、それを全く逆手に取った事件が起きた。1998年、
「全米のマスコミ界に衝撃が走った」事件があった。
権威ある政治雑誌である「New Republic」の新進記者である
スティーブ・グラス記者による記事のでっち上げ事件だ。
彼はありもしない事件を言葉巧みに創造し、たちまち花形
記者に上りつめる。でもその名声は長くは続かず・・・。

これは、本当に怖い話だ。

僕らが情報だと思っているものはすべて、誰かによって
作り上げられたものなのだ。

僕は実際に新聞社から取材を受けたことがあるのでわかる
のだが、少なくとも僕が受けた取材が記事になったのを見た
とき、「おいおい、これは明らかに違うだろう」という箇所
があった。

そのとき僕が抱いた感情は、怒りとか悲しみではなく、
驚きと恐怖だった。「新聞って、本当のことばかりじゃない
んだ。」そう感じた。

でも、だからといって僕は新聞を疑いの目を持ちながら
いつも読んでいるわけじゃない。そんな面倒なことはしない。

それが危険なのだ。

事実だと思っているものは、事実ではないことがある。

それを何の疑いもなく受け入れることは、とても危険
である。なぜなら、それは偏見を生むからだ。


僕らは無知なのだ。何も知らない。全く何も。それに
気づくことが、まずなによりも大事なんじゃないかと思う。

「無知の知」と昔の偉い人は言った。

その精神は、情報が氾濫したこの世の中を生きるのに、
結構重要なんじゃないかなぁなんて思った。

---

*『ニュースの天才』はいい映画だと思います。
憎まれ役の編集長の演技もいいし、主役の『スター
ウォーズ』に出てた男の人(名前知らない)も
病的なウソツキの演技がうまかったです。
11月27日から公開予定。

2004年11月16日(火)

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 行田市の拾得金、義援金に

以前、わが町行田(ぎょうだ、と読む)のごみ処理場
から、現金3000万円が見つかるという事件があった。
テレビでも大きく取り上げられ、その後の数日間だけは
「行田」という名前をよく耳にした。

一体何に使うんだろう?
どうせなら良いコトに使ってほしいな。

普段は悪いことばかり考えているのに、この事件に
関して、僕は何気なくそう思っていた。行田市の
ウェブサイトもちょくちょく覗いていた。

そして先日、この拾得金の使い道が発表された。

http://www.city.gyoda.saitama.jp/kikaku/gienkin-gohoukoku.html

中越地震で被害にあった新潟県。その復興のための資金
として、行田市のあぶく銭が役立つことになった。

なかなかやるねぇ、行田市。太っ腹だ。見直した。感動した。


義援金といえば、ある日の新聞に載っていた記事を
思い出す。小学生の女の子が、自分のお小遣いを
被災地で苦しむ人々に全額寄付したという記事。

そこには笑顔の女の子の絵とともに、彼女自身の字で
こう書いてあった。

  にいがたのみなさん、がんばって。
  100えんで、ごめんなさい。

100円でごめんなさい、だって。
100円さえ寄付していない僕は、この絵を見て泣きそうになった。

でも今日まで結局寄付とかしていない。ダメな僕。
よし、いま決めた。近くのスーパーで募集してたので、
明日しようと思います。200円。

2004年11月13日(土)

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 THE HIVES

雑誌Newsweekですごい褒めちぎられていた
バンドがいた。

THE HIVES、ザ・ハイヴスと言う。

「彼らこそ本物だ」

みたいに書かれていたので早速CDを聞いて
みたのだが、がっかりした。

パンクバンドなんだけど、パンクにありがちな
「どれも同じような曲に聞こえますよ」病を患って
いる気がした。

確かに悪くない曲はいくつかある。
でもダメなものはダメだ。

でもライヴはこの上なく面白そうだ。
僕があと8才若かったらハマっていたかもしれない。

最近はBeck、Nelly、Maroon 5、D12、Dave Matthoews
Band、中島美嘉なんかを聞いています。
奥田民生先生も、最近アルバム出したので聞いてます。

そんな音楽生活です。

2004年11月11日(木)

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 軽く「ハットリくん」批判

脚本には必然性がなきゃいけない。

なぜそれが起こる必要があるのか。

なぜ彼女は視覚障害でなければいけないのか。

すべてに理由と必然性がなきゃいけない。
それがしっかりしていない映画は、無駄な
部分が多くなるし、見ていて納得できない。

物語は単純でいい。

ただ、その単純さの中には完成された一つの
パズルが存在していなければならない。

パズルを完成させるのは、容易ではない。
地味な作業の繰り返しだと思う。

でも、見る側は表面的に語られたメッセージでは
なく、物語の中に含まれた厳密さに反応するのだ
と思う。

それは文学でも絵画でも写真でも同じだ。


そういう意味で、映画「ハットリくん」は
全くダメな作品だと思った。

まぁ子供向けだからいいのかな。

2004年11月06日(土)

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 「ジャズやるべ♪」

「スウィングガール」
「キャットウーマン」
「サンダーバード」(実写版)
「ホテルビーナス」
「クイール」

最近見た映画。

おすすめは「スウィングガール」。
脚本はものすごく粗いんだけど、高校生
パワーでそれを無理やりカバーしてるという
感じ。

ジャズなんか興味もなかった高校生たちが
あることをきっかけにジャズにはまる。
最初はどうしようもなかったんだけど、徐々に
うまくなっていって最後はワーイみたいな。

途中ハショったのかどうかはわからないけど、
ヘタくそな演奏が次の場面では急にうまくなって
いた。

僕はブラスバンド部だったのでわかるけど、
一朝一夕にはうまくなりませんよ。

でも最後の演奏会のシーンはよかった。
自分たちも高校の学祭とかで演奏した演目ばかり
だったので、そういう意味でもかなり楽しめた。

"Take The A Train"とか"Moonligt Serenade"、"Sing,
Sing, Sing"といった、ジャズ知らなくても絶対
聞いたことのある曲ばかり。

イナカ高校生を前面に出した演出も、そうとう
ツボにはまりました。

ウォーターボーイズもそうだけど、この矢口監督
という人は高校生活を描くのうまいなぁ。

高校生って(中学もそうだけど)生活に色々な
制約があるから面白いんだよね。

なつかしいです。

ジャズは聴くより演ったほうが面白い。

2004年11月05日(金)
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