此処は裏側

2003年03月29日(土) さようなら

本当にさようならです
逃げ出そうと思えば逃げ出せた私
でも逃げ出すことは出来なくなりました
もう翼はありません
翼を求めることも出来ません
すべておしまいです
今日はそんな自分を慰めるように
あなたの名前をつぶやきながら歩きました
もう2度と口に出して呼ぶことのない名前
高速脇の道路では誰にも聞こえない
だから声に出してしまいました
あなたに逢いたい
ただその想いだけを素直に言葉にして
あなたの名前を...
...逢いたい...





追記
ただの自己満足な価値のないものを読んで下さってありがとうございました。
諸事情により、しばらく更新できません。
数週間から数ヶ月かかるかもしれませんが、必ず戻って参りますm(_ _)m



2003年03月28日(金) 離別

離れることって勇気がいる
何かから離れることって
喜びと不安がいっぱい
私の中で1つの別離を迎えた
これでもう
あなたには逢えない
時間が経てば
笑って再会できるよねって
そんな言葉はウソだったもの
私知ってる
そうやって傷つかないように
気を使っていてくれたこと
半分は私に
半分はあなた自身に
さようなら



2003年03月26日(水) 過去への扉

あと少し
あと少しだけ
お願い
時間を止めて
この瞬間を忘れたくないから
私はこのまま止まってしまいたい
この手も足も目も口も
みんな動かなくていいから
だから其処に居させて

無理なお願い
過去へ戻ることなんて出来ないのは
世界中の誰もが理解してること
その出来ない矛盾を
多くの人が望んでる
でもね
キーがあるよ
同じ過去へは戻れないけれど
過去と同じ未来を創ることはできる
もう一度やり直す事
カンペキに同じにはならないけど
同じにしちゃいけないんだけれど
過去と同じ未来
私も作ろうかな
あなたが協力してさえくれればね



2003年03月25日(火) 投獄

タイムリミットが近づく
天国と地獄 両方への切符
もうすぐ切られる

一度 鋏を入れられたら最後
もう2度と戻れないでしょう
あの楽しかった頃も
自由だった頃も
すべて過去の扉の向こうに行ってしまう

そして戻れない
戻ってはいけない
あなたの部屋も
もう訪れることはないでしょう

出来るならリミット前に
もう一度逢いたかった
あのソファで語り合いたかった
今度は逢いに来てくれるって約束
果たせないままになってる

あれから2年
これから私は投獄されます
自由などない
監視付きの毎日
自ら志願したものの
リミットを前にして
逃げたくなりました

この世界での自由すら奪われる
私に残されたものは何もない
ただ呼吸をするだけの生き物
その鼓動すら認めてもらえない
パラサイトも許されない

せめてミントの葉飾りくらいの存在価値
認めて欲しい...



2003年03月24日(月) ジレンマ

思っていることと
やってみることは違う
そこにギャップがあるのは仕方ない
そのギャップを埋めて
少しづつ自分の理想に近づき
いろいろなものを完成させていく
それは場所であり
心でもあり
みんながそうやって生きている
その埋め方は人それぞれやり方もペースも違う
決して自分の思い通りにはならない
他人はコントロールできない
してはいけない



2003年03月22日(土) 臆病

たったそれだけのことで逃げ出したのね
だったら中途半端に逃げないで
きちんと消えて下さい
足跡も匂いも残らないように
きれいさっぱり消滅して下さい
別の顔を使うくらいなら
逃げなければいいのに
1番イヤなタイプの臆病者



2003年03月21日(金) 水の音

水の音が聞こえる
昔見た風景にも水の音があった
そこから私は水の音を頼りにあなたへたどり着く

始めは何も見えない闇の中
息を潜めて水の音を探す
私の後ろだ…
そう あなたは私のすぐ後ろに居た

私たちは背中合わせに立っている
正反対の視線で
この世界を眺めている

一度は正面を向き合ってみた
けれどそれは間違いだと気づいた
気づいた時にはお互い大きな傷を負うことになる
心の傷は癒えぬまま
また元の位置へと戻っていった
お互いに視線を合わせることなく
私たちは存在している



2003年03月20日(木) 不要

誰のために何が必要で
私に必要なものは何か
まるでわからない
少なくとも
あなたは必要ない
不要です
あなたにとって私も不要なはず
お互いに不要なんです
もう接点を持つのはやめましょう



2003年03月19日(水) ただいま悪魔期

悪魔に魂を奪われてる時期がやってきた
素直にスキだった事を認めて
未練がましく言葉を並べるあまったるい時期とは正反対に
それらをすべて負の方向へ向ける力が働く
何もかもが自分の敵
あの言葉も
あの視線も
あの×××も・・・
すべてあいつらの仕業
悪魔の顔を持つあいつら
どんなに頭を下げたとしても
私は許したりはしない
情などという陳腐なものには惑わされない



2003年03月18日(火) 愚者

さりげなく込めた悪意
ものすごく感じる
まるで自分がすべて正しいと訴えるように
丁寧な言葉を使いながら
否定をしてくる
そんなに偉い人間なんて存在しないのに
愚か者め
その後の自分の人生振り返ってみるがいい



2003年03月17日(月) ご用心

あなたは自分のことだと思ってない?
私が探してるあなた
違いますよ
自惚れないで下さい
あなたのことなんて探してませんから
そんな高飛車なあなたの鼻をへし折ってやりたい
それが私の本音です
キレイな言葉だけ綴っていくとね
汚いモノが固まりになって出てくるんです
それを吐き出しておかないと
私は透明な自分に戻れないので
悪く思わないで下さい
でも私はあなたのことなんて探してませんから



2003年03月16日(日)

どんなに名前を変えたとしても
私が滲み出てくる
隠れようとしても
前に出ようとする私が居る
もう一度あなたに見て欲しくて
この言葉を見て欲しくて
わざと昔を残したままにしてある
人はそんなに器用じゃない
癖は表れてしまう
だけどあなた以外の他の誰かには
見つけて欲しくない
私が探してるのはあなただけ
昔のあなただけ
あなたの癖を此処に書き記せば
あなたを探してる私の正体はわかるはず
でもわかったとしても
私とコンタクトを取る術はなし
あなたを探してる私の正体に気づいたら
あなたの場所で叫ぶがいい
私は此処に居る



2003年03月15日(土) 花占い

スキ
キライ
スキ
キライ
スキ……
…キライ

初めから偶数の花びら選んだから
わざとやったの
だってキライにならないと
もう一度占い出来ない
これはただの遊び



2003年03月14日(金) 欠片

あの人を失う瞬間
激しく泣いた
声も出ないくらい
とても激しく

泣きながら安堵してる自分が隅にいた
これで前を見れる
あなたを手に入れる代わりに
私は前を見て歩くことを失っていたから

終わりのない空間で
ただグルグルと回り
架空の愛に振り回されて
命を削っていく私
それでも構わないって思って
私はあなたを手に入れた

いつか必ず来る終わりを知っていながら
私はあなたを手に入れた
だけど大切なものは手放してはいなかったの
女はズルい生き物です
最後の砦は守ってありました
だから私は生きています
あたなを失っても
私は平然と生きています

でもあなたも同じでしょ?
私と同じこと考えてたでしょ?
だって私たち同じ人間だったから
いつも同じ事を感じてたし
喜怒哀楽が同じだったもの

あなたは私の欠片
私はあなたの欠片



2003年03月13日(木) 記憶喪失

時間は確実に過ぎていた
私はあるサイクルで時間が進み
時間が止まる
数日間私は止まっていた
それから時間が過ぎていたことを認識し
自分の中の想いを打ち消す
あの人はもういないの
この世のどこにもいない
私の心にすらいない
すべての場所から消えた
そうだった
私が消去したんだった
また忘れてしまっていた



2003年03月12日(水) コーヒーの味

あの人、コーヒーが好きだったのよね
私は時々思い出すと飲みたくなるの
一緒に飲んだ味が忘れられなくて

あの日が晴れていたら
きっともっと甘い味がしたでしょう
雨の日のコーヒーは苦手です
あの光景が蘇るし
何より苦さが倍に感じます

でもあなたは毎日飲んでいるんでしょう?
天気なんか関係なく
私のことなんか関係なく
自分のために飲んでいるのよね

もう一度同じ場所で
同じコーヒーを飲んだら
私のこと許してくれる?
また私と手を繋いでくれる?



2003年03月11日(火) 好きなもの

透明なものが好き
光るものが好き
蒼いものが好き
綺麗な人が好き
夜が好き
ウソ…
本当はまだあなたが好き




2003年03月10日(月) 谷底にて

深い深い谷の底に潜んでいます
私の自由は奪われ
今はそこに存在するだけ
私は谷底に落ちてから
両手を使っておりました
両端にそそり立つ切り立った崖の隙間から
いろいろなものが見えました
ところがある時
左手を奪われました
それから半年
残った右手も切り取られてしまいました
私に残ったのは両足と両目
けれど相変わらず深い谷底から
見ています
さて
今度は私の何を奪うつもりですか?
あなたに問いかけているんです
お答え下さい…




2003年03月09日(日) 結局これは必要なもの

捨てても捨てきれないもの それは此処だったりする
また誰かに見つかって なじられたとしても
裏側にいる私を 捨てることは出来ないらしい
だって人間だもの 間違いだって犯す
私は生きてるから いろんな事繰り返す
死んでたまるか バカヤロー
この裏側の気持ちとは正反対の表の私
笑ってるのよ 心から
本当に幸せで 嬉しくて 毎日ピンク色に染まってます
だからこそ 此処が真っ暗闇に染まってます
そんな暗闇が大好き


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