「マイネーミーズブルー。」

楽しい事をしようと思う。
美味しいものを食べたり
素敵なものを見たり買ったり読んだり体験したり。
私の核が心地良いと感じる事を出来るだけ沢山。
現在は多分思いっきり自分を可愛がって良い時だと思う。
そして感じたり響いた事を忘れずにしっかりと刻んでおこう。
私が生きている此の時間は決して無駄では無いと信じて。
満足したらまた現実と戦うんだ。
何度も何度も。

啼いたり傷付いたりする事もあるけれど。
それでも。
私は歩かなければならないの。
傷を舐めて。
前を向いて。
尻尾を立てて。
独りきり。
哀しくないわ。
だって今夜も月が綺麗。

「光の中で光れ。」
2005年03月31日(木)


「現在以上ひとを嫌いにさせないでください。」

ずっと貯めていた御金で本を買った。
『世界のプリンセスルーム』という
写真集みたいなもの。
色々な国の女の子の部屋のインテリアを載せた本。
ガーリーでゴージャスだけど
何処かポップでチープな感じがするのは
矢張り子供部屋だからだろうか。
馬鹿みたいに大きなアンティークの鏡と
ショッキングピンクの天蓋と
セルロイドの人形が共存する世界。
私が求めていた世界って此れかもしれない。
其れからアフタヌーンティーリビングでパジャマも買った。
赤と白のギンガムチェックで
トップスはノースリーブで胸元にたっぷりのギャザーが寄って
ボトムは短めの丈のフレアパンツ。
上下とも裾に控えめなレースのトリミングがしてある。
共布のヘアバンドとポーチ付き。
此の前捨てたパジャマの代わりというつもりでは無いけれど。
新しく私を飾り立ててくれる可愛いアイテム。
大切にしよう。
残った御金で御花を買って帰った。
ピンクのガーベラとカーネーションと
パープルのスイートピーとチューリップのブーケ。
私の心を表現したような色。
私の分身。
怖くないよ。
心配しなくても大丈夫。

誰かを恨んで悪態をついたり
卑屈になって自分を貶したりするのは簡単で
でも其れじゃ余りにも哀しくて
真正面から世界と向き合って
精一杯正直に生きたのだから
其の姿を
私は
私は
認めてあげたいと
そう思うのです。
2005年03月28日(月)


「繋いだ手と手を諦めて無くした風景ひとつ。」

夢から醒めてしまった。
もう2度と彼と逢う事も無いだろう。
笑顔でさよならって言えた。
哀しくない訳じゃ無い。
寂しくない訳でも無い。
だってひととひとが別れるんだもの。
切ないに決まってる。
だけど私は笑っていたいんだ。

彼から貰ったワンピースも。
パジャマも。
ストラップも。
ネックレスも。
ピアスも。
不細工な猫の置物も。
指輪も。
合鍵も。
全部捨てちゃった。
ひとつひとつ。
ごめんなさいって謝って。

怒ってないよ。
確かに傷付いたけど。
赦してあげるよ。
そう決めたんだ。
どんなに痛くても。
私は全てを受け入れ抱き締めてあげようって。

だけど。
真夜中にたった独り。
子供の様に泣きじゃくった事実は。
誰にも内緒なの。
2005年03月25日(金)


それでも私は前に進みたいんだ。
2005年03月21日(月)


「それでも貴方の脳はケースの中に。」

最後のデートが終わった。
遠くへ出掛けるのは此れが最後だろう。
とても楽しくて。
沢山笑って。
色々喋って。
少しだけ甘えて。
最初の頃みたく。

部屋へ行くと中国土産のチャイナドレスが用意してあった。
笑った。
ちょっと泣いた。
サイズはちゃんとS。
それでもウエストと丈は大きかったけど。
彼が私の上に乗って。
体重を感じるのも此れが最後かもね。
後ろから羽交い絞めにされて無理矢理突かれるのも。
そう思って又ちょっと泣いた。
気付かれないように。
だけど生理直後だったから余り濡れなかった。
終わった後ドレスの裾に血みたいのが付いてた。
ごめんなさい。

「今日の手は何時もより綺麗だね。」
って左手を見て言ったら
左は右よりもあんまし荒れないんだって。
だから何時も左手で手を繋ぐんだって。
がさがさの手じゃ、かすみ痛いでしょ。
だって。
知らなかった。
そういう無駄な優しさ見せられると。
何も言えなくなる。
さよならって言い辛くなる。
どうしよう。
ずるいよ。
そんなの。
2005年03月16日(水)


「行かないでって言って。
其の声で言って。
後ろ髪引いて無理にでも抱いて。」

私ずっと思ってた。
愛されたいって。
ずっとずっと思ってた。
大事にされて可愛がられて求められたいって。
ずっとずっと。
其れが願いだった。
だから頑張って綺麗になる努力をしたり
本を読んだり
自分からフェラチオしたりした。
だけど。
やっぱし私を大切に想ってくれるひとなんていないんだ。

出逢って別れて傷付いて。
沢山心を汚して。
そうする事でひとは成長していくのだろう。
もう何も感じない。
だって私は諦めるという事を学んだ。
既に色々なものを諦めてきたから。
痛みにだって耐えられる。
これから又いっぱい傷付くんだろうな。
何度も何度も。

最後は笑顔でさよならを言おう。
そして赦してあげよう。
それから振り返らずに帰ろう。
何時も通りに。
2005年03月07日(月)

かつて・・。 / 桃色少女

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