私は。
何時だって。
私だけを。
見ていてくれる。
求めてくれる。
そんなひとを欲していて。
そんなの不可能なの知ってるけど。
知ってるけど。

・・・知ってるけど。
2004年06月30日(水)


無邪気な子供の様に。
彼は私の内面に侵入しようとする。
全く悪気も感じず。
澄んだ瞳で私を探る。
其の純真さに何時も戸惑う。
そして結局。
私も素直にならざるを得なくなる。

困ったものだわ。
2004年06月27日(日)


流れ出す血液と共に。
私は彼と誓いを立てた。

本当は。
只、抱き締めて貰いたかった。
只、慰めて欲しかった。
だけど言葉にならなかった。
それで身体を摺り寄せてみたんだけど。
やっぱし伝わらなくて。
何でかよく解らないけれど。
泣きそぅになった。
嬉しい出来事の筈なのに。
喜ばしい出来事の筈なのに。
彼の優しさを感じ取れなくて。
受け止められなくて。
背中を向けて眠った。

遠く感じたんだ。
物理的にひとつになっていても。
ものすごい距離を感じたんだ。
全く相容れないパズルのピースみたい。
でも其れを信じたく無いから。
そんな事無いって思いたかったから。
やたらと甘えたがったんだ。
でも彼の体温を感じれば感じる程。
不協和音は大きくなる。

ゲームのつもりだった。
そうすれば傷付く事も無いと思ったから。
だけど。
心の奥底では本気になりたかった。
好きになりたかった。
思い込もうとした。
結果的に無理が生じたけれど。
私の負けだ。

「お願いだから私を見てよ。」
余りの自意識過剰さに反吐がでる。
だけどきっと此れが真実だ。
私を見て。
私を好きになって。
私を求めて。
私を必要として。
そうする事で私に価値が付く。
私は道に転がっている石じゃない。
心が在って。
其の根源には欲求が在る。
認めて。
認めて。
私を認めて。
2004年06月21日(月)


沢山想い出を創って。
其のひとつひとつを大切に冷凍保存して。
美しいものは美しいままで。
何時か息絶えて眠りにつく日迄。

普通の恋愛がしたいってずっと思ってた。
みんなが当たり前の様にしている事を
私もしてみたいって。
夢見てた。
そんな私の我儘を面白がって叶えてくれる。
心から愛しいと思った。
身悶えする程激しい熱情では無いけれど。
日溜まりみたいな心地好さは。
きっと終わってしまっても。
笑顔でいられる程純粋な存在だ。

最近益々時間の流れが速く感じるなぁ。
夜になると特に。
夢の様な1日もあっという間に過ぎてしまったし。
仕事中に見かける女の子達の若さが眩し過ぎる。
取り戻したいなぁ。
もぎたて苺みたいなピッチピチの若さ。
2004年06月14日(月)


Pourquoi.
どうしてなの。
何故何時も私は寂しいの。
哀しいの。
「厭よ独りにしないで。」
って。
大声で叫べたら。
どんなに楽だろぅ。
「傍に居て。もっと私を必要として。」
って。
縋り付けたら。
そんな女に。
そんな女に。
私は成りたかった。
何て自分は自意識過剰で滑稽なんだろぅ。
内側に潜む欲求に耳を傾けようとしない。
直視しようとしない。
怖いからだ。
そして恥ずかしいから。
鋼の様な陳腐なプライドが邪魔をする。
私が誰かを頼るなんて許されない。
私が誰かに甘えるなんてみっともない。
私は。
私は。
そんなに偉く無い。
何処で何故歪めてしまったのか。
記憶が曖昧になる程。
もぅ随分と前から。
他人を信用したり期待したりする事を。
私は諦めてしまった。
そして自信を無くしてしまった。
Pourquoi.
問いかけに答えは無い。
私は自分自身の手で私の根を腐らせてしまったのだ。
それでも。
それでも。
私は女で在りたい。
偽者でも良いから。
繊細で儚くか弱い女に成りたい。
誰からも守ってもらえる柔らかな綿菓子の様な女に。
そんな資格も無いのに。
大それた願いだと知りながら。
Je suis une femme,moi aussi!!
私だって甘えたい。
私だって可愛がられたい。
私だって抱かれたい。
私だって。
私だって。
私だって。
私だって。
2004年06月07日(月)


ひとつひとつの出来事を丁寧に描く。

友人が右脳の炎症で倒れた時。
私は彼氏と抱き合っていた。
仕様の無い現。
其れさえも優しく色付ける。
笑っていられますようにと。

明日お見舞いに行かなきゃ。
2004年06月05日(土)


我儘が止まらないよ。
どぅすれば止められる??
もぅ誰も傷付けたく無い。
自分さえも。

私が我慢すれば。
なんて。
不毛な事。
もぅとっくに。
解りきっている筈なのに。
どぅして私は。
再び繰り返そうとしているのだろぅ。

私の為だけに生きたい。
私が澄み切っていなければ何も輝かない。
そんなの厭だ。
私は全てのものが大切だから。
美しくいて欲しいから。
私は私でなければいけないの。

大切なもの。
ひとつひとつ。
抱き締めていたい。
こんなに小さな我儘。
赦してもらえるかしら。
2004年06月02日(水)

かつて・・。 / 桃色少女

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