DOTFAMILYの平和な日々
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2011年01月31日(月) |
DOTMANの能天気な日々: だからお前は外人って言われるんだよ |
ダウンタウン・ロスアンジェルスで極真空手の階級制全米大会が行われた。全米大会であるから、愚息は当然出場しない。(レベルが違う。)が、お手伝いを申し渡された。去年は上手く逃げたのだが、今年は完全につかまったそうである。先生から直接手伝えと言われて、断る度胸はあるまい。
大会前に仕事内容が書いてあるメールが送られて来た。「ボランティアの皆さん」で始まるメールである。
愚息「僕、ボランティアした覚えないんだけどなぁ・・・」 愚母「先生にそう言ったの?」 愚息「そんなこと、怖くて言えるか!」
愚息は躾がなっていないので、空手では先生や先輩に対して色々と失礼なことを言ったりやったりしてしまうそうである。例えば、寒い日に道場の外で手が冷たいので脇の下に手を挟んで先生と話をしていたそうである。右手を左の脇の下に、左手を右の脇の下に入れると、まるで腕を組んでいるように見える。先生と話している時に、腕組みはいくらなんでも失礼である。が、そういうことを愚息は知らない。そこで、「だから、お前は外人って言われるんだよ。」と叱られたそうである。
えっと、ここはアメリカで、僕はアメリカ人で、先生は日本人だから・・・外人は先生の方じゃないんですか?
愚母「先生にそう言ったの?」 愚息「そんなこと、怖くて言えるか!」
先日、ラーメン屋さんカウンターに座ってラーメンを注文した後、先生が入っていらして愚息の隣に座ったそうである。愚息の方が先に注文したのだから、愚息のラーメンの方が先に来てしまう。そこで愚息は考えた。
先生が話をしている。ラーメンを食べながら先生の話を聞くというのは失礼である。が、このままではラーメンが伸びてしまう・・・う〜ん、困った。
その時は、愚息が困っている間に、先生のラーメンが来て(ラーメン屋さんで良かったね)、愚息は「だからお前は・・・」と叱られずに済んだらしいのだが、家に帰ってきて、そういう場合はどうすれば良いのか?と尋ねられた。
私は一応日本人ではあるのだが、礼儀に関しては無知である。ましてや武道における礼儀なんか全く知らない。が、私だったらどうするか・・・
「そういう時は、大きな声で『お先に頂きます!』と挨拶してから、さっさと食べる!」
だって、ラーメンだよ。出てきてすぐに箸をつけないというのは礼儀に反するだろう?
ところで、私は先生が愚息を叱ってくださることを大変有難いと思っている。本来は私が教えなくてはならなかったことを、教えてくださっているのである。愚息は・・・礼儀正しくするかしないかは置いておいて、日本人の礼儀というものがどういうものであるかを学ぶことができるので、やはり非常に有難いと思っているようである。
ちなみに、本当は愚息は先生の事を全然怖がっていない。
2011年01月30日(日) |
腰痛5(最終回・・・と思いたい):カイロプラクティック |
実は、去年の10月にも同じことが起こった。その時も3日間動けなかった。動けるようになってから医者に行き、レントゲンを撮ってもらった。結果・・・異常なし。
症状が同じなので、今回は医者には行かなかった。重いものを持ち上げた瞬間に痛みが来た、という訳ではないので、ぎっくり腰ではなかろう。でも、同じ事がまた起こると困るので、原因だけは突き止めたい。という訳で、カイロプラクティックに行って見ることにした。
話は変わるが、去年、肩が痛くなってフィジカル・セラピーに通った。おかげで寝返りを打つだけで涙が出るほど痛い、ということは無くなったのだが、完全に痛みが無くなるというところまではいかなかった。実は10年ほど前にも同じ事が起こり(多分あれは四十肩というヤツだ・・・去年のは五十肩というヤツだ)、その時はカイロプラクティックに行った。そして、痛みは完全に無くなった。
私の健康保険はフィジカル・セラピーは払ってくれるのだが、カイロプラクティックは払ってくれない。でも、カイロプラクティックの方が効果はあると思うので、自腹をきってでも行ってみることにした。実は、私が通っているジムの中にカイロプラクティックのオフィスがある。中々良いですよ、とトレーナーに勧められたのだ。
以前、カイロプラクティックに行った時は、3ヶ月ほど通った。自腹で3ヶ月は痛いなぁ、と思っていたのだが・・・ナント、骨には異常はなく(ずれても曲がってもいず)、1回だけで終わった。
原因は・・・Core Muscle、つまり腹筋と腰筋が弱すぎるそうである。というか、筋肉が足りない。自分で運動して鍛えていくしかありません。と言われた。そして、運動の仕方を教えてもらった。1,2ヶ月して、痛みがあったらまた来てください。それまでは自分でやってみるように、と言われた。
えぇ〜、鍛えているつもりだったんですけどぉ・・・あれじゃ足りないの?
ついでに肩も見て貰うと、「全然治ってないですよ。」と言われた。肩の方はストレッチ運動が足りないせいらしい。で、ストレッチのやり方を習った・・・フィジカル・セラピーで習ったのと同じだった。結局は自分でやるしかないのだなぁ。
ところで、愚息もここ数ヶ月肩が痛いと言っている。まぁ、彼の場合はあちこちが痛いのが普通の状態であるから、私も本人もそれ程心配していなかったのだが、ついでだから、一緒にカイロプラクティックに行くことにした。
愚息の方も骨には異常がなかった。というかどこにも異常はなかった。が、ストレッチ運動が足りないための痛みだそうである。運動前には必ずみんなでストレッチしますけど、と愚息が言うと・・・
「そんな馬鹿デカイ筋肉してたら、普通の人と同じストレッチじゃ足りません!」
ふむ・・・愚息はただのデブではなかったのか。
このオフィス、マッサージもやっている。ちょっとやってもらったのだが、これが実に気持ちよかった。愚息はしっかりやってもらったらしく、非常に気持ちよかったと言っていた。
今度、マッサージだけしてもらいに行こっと!
月曜日(1/24)になって、ようやく起き上がることができた。まだ痛みはあるのだが、杖無しで歩くことが出来る。長時間椅子に座るのはキツイが、普通の生活は出来るようになった。車の運転も辛いけど、冷蔵庫が空っぽなので、買出しにも行った。
腰を下ろしたり立ったりする時が痛い。腰を使わないように気をつけて、脚を使って座ったり立ったりする。寝込んでいる間もトイレには行かなくてはならないので、これは寝込んでいる時からやっていた。スクワットをする要領である。
う〜ん、こういう時にワークアウトの成果がでるのだな。
しかし3日間、太腿を使って立ったり座ったりをしていたので、太腿がパンパンになってしまった。でもまぁ、これは単なる筋肉痛だから問題あるまい。
腰痛が酷かった間は、当然ジムには行っていない。ウォーキングくらいはした方が良いかな、と思ったのだが・・・溜まった家事を片付けるので精一杯で、そんな時間はない。仕事が忙しくないのがせめてもの救いである。しかし、たった3日間寝込んでいただけである。しかも、別にうんうん唸っていたわけではない。ただ、じっと横たわっていただけである。しかも、たかが腰痛である。それなのに、復活した私の姿を見て、ダンナと愚息のその喜びようは何なんだ?
愚妻「3日も寝ていると、やることが溜まってうんざりする。」 愚夫「えっ、たった3日しか寝てなかった?僕、1週間以上寝込んでいると思っていた。」
不便だろ、こんなダメ主婦でも寝込むと!
腰が痛くて台所に立っていられないので、食事が作れない。そういうことは言わなくても一目瞭然であるので、ダンナも愚息も時間になったら自動的に食事が出てくることは期待していない。冷蔵庫の残り物をあさったり、何か買ってきたりして食べている。これは実に有難い、と思うべきだろう。でも・・・
私の食事はどうなるんだ?
最近、愚息の空手仲間が亡くなった。まだ21歳だった・・・こういうのって、やりきれない。
で、当然愚息はスーツを着てお葬式に行った。そして、ジャケットがキッチン・テーブルの椅子の背にかけたままになっていた。
ダンナは色々な物が出しっぱなしになっているのを酷く嫌う。しばらく物が出しっぱなしになっていると、見えない所に押し込んでしまう。そして・・・一旦どこかへ押し込まれた物は、二度と日の目を見ない。
というのはもちろん大袈裟だが、買ったばかりの靴と調味料が一緒になって、3ヵ月後にクローゼットの奥に置いてあるダンボールの中から出てくる、ということが頻繁に起こる。
それでも、冠婚葬祭用のスーツをそこら辺のダンボールに押し込んではいけない、とダンナは思ったのであろう。普通なら私に片付けるように言うのだが、私は腰痛で寝込んでいる。そこでダンナは愚息に「スーツのジャケット、椅子にかかったままになってるよ。」と言った。愚息は・・・
「うん、知ってる。でも母さん腰が痛くて動けないんだもん。」
ジャケットをハンガーにかけるくらい、自分でやらんかい!
2011年01月26日(水) |
腰痛1:ダンナの洗濯 |
いえ、ダンナを洗濯した訳じゃありません。
実は先週の木曜日(1/20)の午後から腰が痛みだし、夕方にはちょっと動いただけでもピキーンと鋭い痛みが走るようになって、その後3日間横たわってじっとしていた。 横たわっていると痛まないのだが、ちょっとでも動くと物凄く痛い。トイレに行くにも杖を使うという状態が3日間続いた。これは結構キツイ。肉体的に辛いというより、精神的に辛かった。何しろ、横になっていると痛まないのである。ソファーに横たわってテレビを見ていると全然痛くない。すると、何かやれそうな気がする。やる事は山積みになっている。寝ていれば寝ているほどやらなくてはならないことが増えてくる・・・当然だな、これは。でも動けない。
日曜日に、しびれを切らしたダンナが洗濯を始めた。これがまた大変なんだ。どれとどれを一緒に洗って良いのか?どの設定で洗うのか?いちいち聞いてくる。
そんなもん、全部まとめて一気に入れちまえ!白いTシャツもジーンズも一緒。一緒に洗ってはいけないようなデリケートな服は誰も着ないだろう、我が家では。設定は普通だよ、普通!どうせ全部コットンなんだから。
我が家の洗濯機は二階に置いてある。私は居間のソファーに寝転がっていたのだが、洗濯機の前から一歩左に動くと、このソファーが見下ろせる。ダンナは洗濯機が回っている間中、そこに立ってあれこれと話しかけてくる・・・私が動けないのを良いことに、この際溜まっていた会話欲を一気に満たそうとしているのだ。私は普段仕事中以外は一箇所に長くいないから、ダンナが話している途中でどこかに行ってしまうのだ。でも、普通の主婦って一日中、じっと座っていることはないだろう?
洗濯が終わると、洗濯機から衣服を1枚ずつ取り出し・・・
「これ、乾燥機に入れて良いの?」
そんなもん、自分で判断せい!
月曜日にやっと動けるようになり、洗濯籠を見ると・・・私の服だけがしっかり洗濯籠の中に残っていた。
2011年01月25日(火) |
本:夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです |
大学生の時、知人に勧められて「風の歌を聴け」を読んだ。1980年のことだった(と思う)。それ以来、村上春樹の長編小説が出る度に、なんと全てハードカバーで買って読んでいる。短編集やエッセイは気がつけば買っているが、全部読んでいるかどうかは定かではない。
が、彼の性格や私生活、他にどのような活動を行っているのかなどには一切興味が無い。彼に関する評論や研究(というものがあるらしい)にも興味は無い。が、去年の暮れにおせち料理の買出しに行った時、本屋さんで「夢をみるために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997-2009」を見つけて、思わず買ってしまった。
う〜ん、目から鱗!
この本、彼が自作について色々語っているのだけれど、「ふぇ〜、そうなの?」と思う箇所がたくさんあった。彼の作品は「シュールレアリズム」なのだそうである。現実と非現実の間を行ったりきたりするそうなのである。従って、非常に理解しにくい作品もある・・・らしい。
う〜ん、理解かぁ・・・
私が村上春樹の長編小説を読むのは、面白いからである。理解しようと思って読んだことはない。理解できないと思ったこともない。これは現実の部分、これは非現実の部分、と分けて読んだこともない。
フィクションって全部、非現実じゃないんですかぁ?
そもそも、彼の小説が文学だという認識がなかった。エンターテイメントだとばかり思っていた。(文学嫌いなんです、私。)ま、面白ければ何でも良いんですけどね。とはいえ、何だかもっと真面目に読まないといけないのかなぁ、という気分になってしまった。
さて、「今年は本を読もう!」と決めていたのに、1月も終わろうとしている頃にやっと1冊目を読み終わった。が、これには理由がある。「えっ、そうだっけ?」と思うjことが多かった3冊を読み返していたのである。「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」「アフターダーク」の3冊だ。読み返したのだが、私の解釈は一向に変わらなかった。
たとえば、「スプートニクの恋人」は、「すみれは最後に戻ってきたのか?」という問い合わせが多かったそうである。「夢を見るために・・・」で、村上春樹は「戻ってきた」とも「戻ってこなかった」とも言っていない。私はすみれが戻ってきたと思い込んでいた。読み返してみて・・・やっぱり戻ってきたじゃないか!と思った。
私にとっては、村上春樹の長編小説は全てハッピーエンドなのである。
2011年01月24日(月) |
れっつ・わーくあうと: 汗が出た! |
汗が出ないよぉ、とブチブチ言っていたら、愚息から「ジムに行く前にN.O.-Explode飲んでみたら?」と言われた。
N.O.-Explodeとは、BSNという会社が出している「パフォーマンスを上げる」ためのお飲み物だそうである。愚息は道場やジムへ行く前によく飲んでいる。これを飲むと、もうダメだという時にも「火事場の馬鹿力」的に力がでて、もう一歩踏ん張ることができるそうである。それだけでなく、汗もどばーっと出るらしい。
で、飲んでみた。
ウォームアップのためにトレッドミルをチンタラ走っていると、汗が出始めた。30分後には、以前ほどではないとはいえ、シャツが濡れるくらいにはなった。が、パフォーマンスは上がらなかった・・・ちゃんといつも通りにへたった。
それでも、トレーニング・セッションが始まった時には既に汗びっしょりになっていた。トレーニング中にも額から汗が流れ出るので、トレーナーに訝しがられた。「何だ何だ、その汗は!」。で、N.O.-Explode飲んできたと言ったら・・・おもいっきり笑われた。
「どの位飲んだの?」 「1スクープ(ついて来るメジャーカップ1杯分)」 「ま、いいけどね・・・飲み過ぎないように。」 「えっ?これって身体に悪いの?」 「そういうわけじゃないけど・・・効く人には効くし・・・」
と何か歯切れが悪い。
何か変な物でも入っているのかなぁ・・・と、家に帰ってボトルに書いてある説明を読んでみた。
「18歳から50歳の間の健康な人のための・・・」
すみません、年齢制限、オーバーしていました。
愚息はジムや道場へ行くとき、メッシュでできたバックパックに荷物を詰めていく。普通のバックパックだと通気性が悪く、道着などにカビが生えるからである。毎日使うものだから、ついに底が破れてしまった。そこで、「縫ってくれ」と愚息に頼まれた。
底もメッシュである。メッシュを縫うって・・・どうやるんだ?そんな物普通は縫わないだろう、と思ったのだが、漁師さんだって、魚獲り網が破れたら縫って修理するんだから、縫えないことはないよな。
という訳で、網の目を摘んで、普通の針と糸でブチブチ縫った。ブチブチ縫ったものだから、バックパックの形が変わってしまった。でも、中の物が落ちなければ良いんだろう?元々がメッシュなんだから、小さな物を入れるわけではないし。
で、愚息に「ほれ、ちょっと形が変わったけど、縫った。」と言って渡したら、「ありがとう。中身が落ちなければ形なんてどうでも良いんだ。」とのことであった。
・・・やっぱりね。彼は使えれば見かけなんぞ気にしないのだが、物を捨てるのが嫌いなのである。
でもなぁ・・・このバックパック、千円ほどで買ったのである。千円のバックパック、修理してまで使うか?
2011年01月22日(土) |
DOTMANの能天気な日々: 今更、それはないだろう |
愚息は高校卒業以来、目的も無くプー太郎生活を送っていた。日記には書いていないが、実際かなり悲惨な状態だったのである。(でもまぁ、生きてるし・・・)が、二年ほど前にお巡りさんになりたい、と言い出し、それから大学に(比較的)真面目に通い始めた。同じ年齢の友人は大学を卒業し、一人前になろうかという頃の事である。それでも、愚息に目標ができたということで、私の精神状態は随分マシになった。何が悲しゅうて、もうすぐ23歳にもなろうという息子の面倒を母親が見なくてはならんのだ!子育てはとっくに終わっているはずだぞ!とは言え、目標を達成するしないに係わらず、愚息が何か目標を持ったということは、私にとっては嬉しい事なのである。
が、現実はそれ程甘くない!それまで単位を落としまくっていたので、プロベーションということになった。プロベーションと言っても、1学期に12単位まで取れる。12単位と言ったらフルタイム・スチューデントである。特に問題はない。普通の学生と違うところと言ったら、学期半ばにそれぞれのクラスの先生に中間報告をしてもらい、それをカウンセラーのところへ持っていかなくてはならない、ということだけである。
突然真面目に大学に通いだし、気持ちはついていっても、頭の方はそう簡単にはついていかない。それでも、以前のように単位全滅、ということはなく、成績は悪いながらも彼なりには向上していた。この向上するということが大切なのだ。そして、あと2クラスで今の大学は終了、という所までこぎつけ、6週間しかない冬季は1クラスだけ登録していたのだが・・・
「プロベーション中なので、秋期までクラスを取ることができません。これが不当な処置と思われる場合はアピールして下さい。」というメールが来た。それも、今年に入って、冬季が始まる寸前である。
先学期、1つクラスを落としたのだが、1つ落としただけで秋まで大学に行けなくなるのか?カウンセラーの話だと問題ないと言うことだったけど・・・でもまぁ、落としたんだから仕方ないのかな?でも、残り後2クラスだぜ。という事で、アピールすることにした。が、冬季はもうすでに始まっている。つまり、今学期は大学に行けないのだ。
さて、冬季が始まって2週間目、大学から愚息に電話がかかってきた。
「プロベーションの件、こちらの間違いでした。春期から登録できます。」
おいおい、今更それはないだろう。
冬季はもうとっくに始まっているじゃないか!6週間のクラスに1週間休んだら、どっちみち単位は取れない。今更登録していたクラスに戻ることは出来ないのである。
大学の手違いで、愚息の冬休みは後6週間(正確には4週間半)も続くのかよ!
という訳で、愚息は相変わらず、MMAジム→ブラジリアン柔術→フィットネス・ジム→極真空手という能天気な日々を送っている。
大学行かないんだったら働け!
と言ったら、ストリップ・バーの用心棒の仕事の申込書を貰って来て書き込んでいるではないか。
・・・いや、働かなくて良いです、後6週間くらい。
昨年から我が家は玄米にしている。玄米に変えて半年以上経つというのに、ダンナは未だに文句を言う。文句は言うのだが、残さずに全部食べる。彼は基本的には何でも食べるのだ。
愚息は、最初から文句は言わない。言わなかったので、特に玄米でも文句はないと思っていた。が、考えてみると、彼は出された食事に関しては文句を言わない人なのである。文句は言わないのだが、好き嫌いはある。嫌いなものは黙って残す。
我が家の食事は日本式である。1人分ずつお盆の上に乗っている。お盆の上の食べ物が全部無くなれば、おかわりをしても良いが、何か1つでも残っていると、「お腹一杯になった」ものとして、そこで終わりである。愚息は、嫌いなものがあると「お腹一杯」のふりをして「ごちそうさま」と言い、台所の片付けた終わった頃に、冷蔵庫をあさって好きなものを探して食べる。でもまぁ、もう子供じゃないんだから、自分で勝手に食べる分には文句を言いたくない・・・そんな気力は無くなった。
で、玄米である。文句も言わないし残しもしないので、「割とあっさり玄米に変えることができたな。」と思っていたら、やはり愚息も玄米は不満だったようである。先日・・・
「玄米の良いところは・・・マズいのでおかわりをしない、つまり、食べ過ぎないということだな。」
と言っていた。
やっぱり玄米って身体に良いじゃないか!
その割には全然痩せませんな。
私はこの日記を「テキスト庵」というところに登録しているのだが、同じ登録者(というかこの方に誘って頂いて登録した)にavocadobananaさんという方がいらっしゃる(http://d.hatena.ne.jp/avocadobanana/)。彼女の「女はいくつまで女か」というテーマの日記を読んで、ふと考えた・・・つまり、借り物の話題。
大岡越前の母の「灰になるまで」という答え(って、実際にそう言ったわけではないが)に対する質問は「女はいつまで女なのか?」と「女はいくつまで性欲があるのか?」という説があるようが、どっちが本当なんでしょうな?どちらも同じ意味・・・とは私には思えないのだが。
「女はいくつまで性欲があるのか?」という質問に対する答えは、「人による」しかないんじゃないだろうか?男であろうが女であろうが、性欲となんて人によって全然違うものだろう?そして、「女はいつまで女なのか?」という質問に対する答えは・・・それこそ「灰になるまで」である。私なんて、「死んでも女だぜ!」と思っている・・・死んだことないからわからないけど。
「女性はいくつまでセックスが可能なのか?」という質問に対する答えなら、これは物理的には「灰になるまで」可能であろう。そこが男性と違うところである。が、現実には、ダンナが出来なくなればやれなくなるのだから、「ダンナができるまで」が正解かもしれない。
かように、この問題、個人差があって、一般論としての正解なんてないのではないだろうか?が・・・
以前、百歳の白人女性の水着姿のポスターを見たことがある。彼女は競泳用の水着を着て、背筋を伸ばしてプールサイトに立っていた。百歳であるから、当然、しわがある。皮膚があちこちたるんでいる。白黒写真だったのではっきりとはわからないが、しみもあちこちにあったようだ。が、スレンダーな彼女の姿はなかなかセクシーであった。
若い男性が見れば、ただの元気なばばぁに見えるかもしれない。が、80代、90代の男性が見たら、思わず惚れてしまうのでは、と思わせる雰囲気があった。表情が穏やかなのだ。スポーツマンの厳しい表情ではなかったし、身体も充分しなやかに見えた。彼女は百歳になってもまだ女である。
かなわんなぁ、こりゃ。
とは思ったが、同時に、「これだよ、これ!やっぱり、こうでなくっちゃ!」とも思った。
背中を丸めて、縁側でひなたぼっこをしているおばあさんも悪くない。悪くないどころか、中々微笑ましいし、可愛い。そこにいるだけで、周りの人達の気分が和むようなおばあさんだ。が、セクシーではないだろう?お友達になるなら、そういうおばあさんが良いけれど、目指すならセクシーな方だぜ! ところで、私が通っているジムには常連がたくさんいる。その中に、いつも1人で黙々とトレーニングに励んでいる男性。潔く禿げ上がっていて、バフではないけれど、適度に筋肉がついている。隠居軍団(いるんだ、そういうのが)には参加せず、1人でトレーニングをやっている。年齢はわからないが、60代後半ではないかな?なかなかセクシーな人だと思う。私はジムではお友達を作る気はないので、目が合えば会釈をする程度だが、彼は時々人と話をしている。中には若い女性もいるので、若い人にも人気があるのだろう。彼は、現役の「おここ」で、多分死ぬまでそうなんだろう。
死ぬまで枯れたくない、死ぬまで「おんな」でいたい、と思う・・・というか、死ぬまで人間として「現役」でいようと思う。所有欲以外の欲は、死ぬまで持ち続けてたい。
先日、乳癌検査の話を書いたから、ついでに腸癌検査の話も書いておこう。これも去年の12月の話。
アメリカでは50歳を過ぎると10年に一度、腸癌検査を受けることになっている。腸癌検査というのは、お尻の穴からカメラを突っ込んで、癌が無いかどうかを検査するらしい。ポリープが見つかれば、ついでに取り除いてしまうらしい。ダンナは数年間前にやった。それ程痛くはなかったそうだが、とてもじゃないが快適とは言えなかったらしい。麻酔を打ったか飲まされたかしたらしいが、全く眠くならなかったそうである。で、私は・・・主治医から再三言われていたのだが、逃げ回っていた。でもまぁ、いつまでも逃げているわけには行くまい。
それにしても、歳を取るというのはメンドウなことだなぁ。あれこれ検査をやらされるは、予防接種は受けさせられるは・・・前回医者に行った時は、インフルエンザと百日咳と狂犬病の予防注射をされた。インフルエンザはともかく、百日咳と狂犬病の予防注射なんて、これまでやったことないぞ。自分のためなんだから、文句を言う筋合いではないのだが・・・
で、腸癌検査である。まず、専門医の所に説明を聞きに行く。そこで、お決まりの体重測定とか血圧検査とか、問診があって、検査についての説明を受ける。検査の前日は絶食である。そして、夜8時に薬を飲む。当日は午前3時(3時だぜ、3時)に再び薬を飲み、午前6時に病院へ行く・・・そうである。検査は午前7時から。どれだけ時間がかかるかは、人によって違うからわからない。麻酔を打つので、自分で運転して帰ることはできないので、運転手を連れてくるように、との事であった。
絶食と言っても、何も口に入れてはいけない訳ではない。水は好きなだけ飲ん良いし、透明な飲み物(具なしのコンソメ・スープやアップル・ジュース、それからお茶)は飲んでも良い。要すると、腸を空っぽにすれば良いのである。が、具なしのコンソメ・スープなんて飲む気にならないから、お茶とアップル・ジュースで凌いだ。アップル・ジュースはカロリーが高いので、特にお腹が減った、とは思わなかった。が、自分が食えないのに料理をする気にはならないので、検査の前々日、ダンナと愚息に宣言した。
明日、母さんは何も食べることができないので、食事は作りません。 母さんの前で何かを食べることも禁止です! お腹が減ったら勝手にこっそり食べるように。
絶食は良いのだが、飲まなくてはいけない薬には参った。粉の薬を1リットルのぬるま湯で溶き、1/4量を15分毎に飲む。これがマズイ!吐きそうになる位マズイ!水なら250ミリリットルくらい軽く一気に飲み干せるのだが、これは飲むのに時間がかかる。そして、飲み終える毎に水を500ミリリットル飲む。やっと飲み終えたと思ったら・・・ほぼ15分経っている。1時間に渡る拷問である。これを2回もやるのだ。たまらんよなぁ。「一回やったら後10年はやらなくていいんだ。」と自分に言い聞かせながら頑張った。でもこれ、10年に一回でもイヤだ!
二回目は当日の午前3時に薬を飲み始め、飲み終わったら4時。30後にガスを抜く薬を飲まなくてはならないので、眠るわけにはいかない。しかも、6時には病院に行かなくてはならないのだから、ガスを抜く薬を飲んだ後も眠れない・・・これも辛い。が、病院に行けばベッドに横たわったままなのだから、そこで眠ればよかろう。で、ダンナに病院に連れて行ってもらった。
検査の前の準備室には移動ベッドが4つ並んでいた。この部屋の更衣室で服を脱いで、あの患者服(後ろが開いてるヤツ)に着替える。看護婦さんが脱いだ服を透明のプラスチックの袋に入れ、バッグと靴とともにベッドの下の棚に置いてくれる。検査室にはこのベッドのまま運ばれ、検査が終わるとそのまま回復室へ移動する。脱いだ服や靴もベッドと一緒に移動する・・・これは中々便利なシステムだな。
それにしても寒い。ベッドに横たわると暖めた毛布をかけてるれるのだが、そんなの直ぐに冷えてしまう。どうしてこんなに部屋の温度を低く設定してあるのだろう?多分、何か理由があるんだろうな。大学のコンピュータ教室がやたら寒かったのと同じように・・・先生がデブなのか?
ここで腕に針をさされて点滴を始める。(何故点滴なんて必要なんだ?)で、ベッドのまま検査室へ。検査の部屋には棚の上とベッドの横にモニタが置いてある。これで腸の中を見るのだな。私も見ようっと、と思って、よく見えるように体をずらす。しかし、この部屋も寒い。ソックス履いたままで良かった。
医者が入ってくる前に、麻酔を打たれる。打たれるといっても、点滴チューブに麻酔薬を注入するだけだから、痛くは無い。テレビでよくやってるように「では、10から逆に0まで数えてください。」なんてことは言われない。でも、麻酔を打たれたのだから、検査が始まるのだな。痛かったらイヤだな。でも、自分の腸の中を見られるなんて、滅多にないのだから、しっかり見なくては・・・と思っていたら、次の瞬間、見慣れない部屋にいた。
爆睡してしまったらしい。医者の顔も見ていない。痛いも不愉快も何もあったもんじゃない。もちろん、自分の腸の中もチラリとも見ていない。でも、帰りに移した写真のコピーをくれた。ポリープが1つだけ発見されたようである。でも他は、中々綺麗な腸内であった。
2週間後に検査の結果を聞きに行った。腸内にポリープがあるというのは珍しいことではないそうだ。このポリープというのには二つ種類があって、1つがほっといたら大きくなるだけのもの。もう1つがほっておくと癌になるもの、だそうである。ほっといたら大きくなるだけのものであれば、それ程心配はなく、10年に一度の検査で良いらしい。癌になるものだと、また同じポリープができた時、癌になる前に取り除かなくてはならないので、5年後にもう一度検査をするそうである。で、私のは・・・
形が微妙であったらしいが、もしかしたら癌になるかもしれない種類のポリープであった。もちろん、そのポリープは取り除いてもらったのだが・・・5年後にもう一度検査をしなくてはならない。検査そのものは良いんだけどさ、寝てるから。でも・・・5年後にまたあの薬飲むのかよ。
5年後にはもっとおいしい、あるいは味が無い薬が出来ていることを願う!
2011年01月18日(火) |
れっつ・わーくあうと: 汗が出ない! |
ジムに行くと、いつも汗びっしょりになっていた。シャツ全体が汗で色が変わり、額からも汗がだらだらと流れ、髪を結んでいる紐までぐっしょり濡れる。手の甲まで汗がプツプツと浮いてきていたのだ。何しろ「あなたの汗が僕のトレーナーとしての最高の宣伝!」とトレーナーから感謝されたほどの汗の量だったのだ。ところが、去年の12月後半頃から、汗が出なくなった。トレーナーが変わったせいではない。
私は、セッションが始まる前30分、トレッドミルで身体を暖めることにしているのだが、以前はトレッドミルで10分ほどチンタラ・ジョギングをすると、汗が出始めた。20分もすると、もう汗びしょである。その後、へたって残りの10分ほどを歩いている時でも汗が吹き出るのは止まらない。そもそも、私のウォーキングはチンタラ・ジョギングとスピードはさほど変わらない。歩いていても走っていても、運動量はそれほど変わらないのではないかと思う・・・が心拍数を上げるためと運動前に身体を暖めるためにだけジョギングをしているのだ。つまり、トレーナーとのセッションが始まる前には、もう汗だくになっていたのである。
今でも汗は出る。トレッドミルでジョギングを10分ほどすると、体が汗ばんでくる。が、だらだら流れては来ることはない。汗はかかなくても相変わらずジョギングは20分ほどでへたるので後の10分は歩くのだが、そうすると汗が引いていくのである。
なんだかなぁ・・・汗がだらだら流れてこないと、「頑張った!」という気にならない。それに、汗が噴出さないと、毛穴の掃除をしている、という気もしない。しかも、汗が流れてないと、私のチンタラ・ジョギングと軽いウエイトを使ったストレングス・トレーニングは、ただのおばさんの気休めに見えるではないか!
そういえば、最近、汗が出ないだけでなく、筋肉痛も無くなった・・・汗と筋肉痛だけが運動している事の証だったのに・・・という訳で愚息に聞いてみた。
愚母「ねぇねぇ、最近、運動しても汗かかないんだけど、どうしてだろう?」 愚息「そりゃ、運動量が足りないからでしょう。」 愚母「走ってる時間は同じだよ。」 愚息「同じだからでしょう。時間を長くするかスピード上げるかしないと。」 愚母「でも、ちゃんとへたってるよ。」 愚息「それは根性の問題。」 愚母「・・・あのね、筋肉痛も無いんだけど。」 愚息「それは筋肉痛になる筋肉が無いから。」 愚母「ちゃんとトレーニングしてるよ。」 愚息「もっと重いウエイトを使うべきだ。」
・・・って言われてもねぇ。やはりこういう事は専門家に聞こう。という訳で、トレーナーに聞いてみた。
「それは脂肪が減ったからです。運動をしている時、脂肪が燃えると汗がでます。燃える脂肪が減ると、汗の量も減ります。」
えっ?ちょっとちょっと、それは無いだろう?それは・・・困る。
運動を始めてから、確かに私の脂肪は減った。驚くくらい減った。体脂肪率が肥満から標準になった。それはそうなのだが・・・脂肪が無くなった訳ではない。無くなるどころか、臍の下の脂肪は相変わらずである。出ているだけでなく、ちゃんと垂れ下がっている。しかも、思いっきり腹を引っ込めると、肋骨の間はちゃんと引っ込むのだが、下腹部の脂肪だけは偉そうに動こうともしない。二の腕の脂肪だって、まだちゃんとふるふる、たぷたぷしている。私が跳ねると、ちゃんと私と一緒に跳ねてくれる。
私の脂肪は本当に減ったのか?ちょっと調べてみた。と言っても、鏡の前で素っ裸になって自分の身体を見る度胸はないので、身体のあちこちの脂肪を指で掴んでみたのだ。ほら、普通、脂肪測定って身体のあちこちの脂肪を挟んで計るじゃないですか。あれを指でやってみたのである。
ウエストの周りは一周ぐるっと脂肪が掴めた。背中は、厚みは様々であったが、全ての部分で脂肪が掴めた。両脚も同様。掴めなかったのは脛くらいのものである。が、これは最初から掴めなかった気がする。
しっかりと身体全体についとるじゃないか、脂肪!
それでも汗が出ないというのは、この脂肪達は燃えていないということなのだろうか?痩せるのが目的ではないとは言え、やっぱり脂肪、減らしたいよなぁ。このままでいくと、今年の夏には23年ぶりにノースリーブのシャツが着れるのではないか、と期待していたのに・・・
そういえば、お正月に久しぶりに会った友人に言われた・・・
「わぁ、痩せたねぇ・・・胸が!」
胸の脂肪だけが減っても体脂肪率は下がる!
最後におデブの愚息からの助言・・・
脂肪を減らすのは無理だ。 が、筋肉を増やせば脂肪が目立たなくなる。 脂肪を支える筋肉があれば、脂肪は揺れないので、脂肪がたくさんあることに人は気付かない。 目指せ、筋肉増加!
う〜ん、もうこれしかないかな?
2011年01月17日(月) |
映画:Locked Down |
今年の目標は、映画を見ることと本を読むことであるが、本は・・・読んでますって!今読んでいる本を読み終わっていないだけである。実は日本の友人から漫画が大量に届いたので、ついついそっちの方に時間を取られている。(わぁ、お礼のメール出すのすっかり忘れて読みふけっていた・・・ごめん、Sさん!)
さて、Macheteに引き続いて、今回もC級以下映画です。こんな映画のDVD、買ってくるなよなぁ・・・ついつい見ちまうじゃねぇか。
Locked DownはMMA映画である。MMA映画っつうたら、ストーリーはものすご〜くありふれていて、意外性など全くなく、出演しているプロのMMAファイターは全員悪役で、しかも演技が下手なので、ファイターとしては一流でも、ケージで見せてくれるような迫力は全く無く、しかも、ストーリーに全く関係なく裸のねぇちゃんがっ突然登場する、というのがお約束である。
なんでこういう映画、製作するのかなぁ・・・MMAのプロモーションという訳でもあるまいし(プロモーションになってないと思うぞ)、MMAファンが見るとも思えない。こういう映画を製作して、元が取れるのだろうか?TapouTなんかが宣伝のために作らせるのかな?大規模な広告とか?それにしても、誰が買うんだろう・・・私ではない!買ったのはダンナである。しかも、買ったダンナは見ない。私が喜ぶと思って買ってくるのである。私はMMAファンではない!ちゃんとした理由があって、UFCに関する知識を得ようとしているだけなんだってば・・・すぐ見ちまうけど、あれば。
Locked Downに出演しているMMAファイターは、Rashad Evans、Forrest Griffin、Cheick Kongo、Kimbo Slice (この人、まだMMAやってるのかな?)である。他にもいたのかもしれない。私はMMAファイターには詳しくないので(じゃ、何に詳しいのかって言われても困るけど)、わからない。多分いたのだろう。
MMA映画というカテゴリーがあるという事は、この映画のボーナス・フィーチャーを見ていて知ったのだが、この映画、C級以下とはいえ、これまで見たMMA映画の中では一番面白かった。なんと言っても取り合えずストーリーはある。起承転結もある。ちなみに、これまで私が見たMMA映画はDeath Warrior、Never Surrender、Unrivaledの3本だけだが、全て「見なきゃよかった。」と後悔した。(Death WarriorだけはGSPが中々可愛かったのでそれ程後悔していない・・・いや、ファンじゃないです。Koscheckの方を応援してました。勝つとまでは思ってなかったけど)が、このLocked Down、暇つぶしくらいにはなるんじゃないですか?しいて言えば・・・
刑務所版空手キッドである。
話は変わるが、Chuck Liddell、引退しましたね。残念だとは思うけど、誰もが納得できる引退だとも思う。長い間、お疲れ様でした。Blue Mountain Stateなんかに出演してないで、新しいお仕事に励んで下さいね。
昨日の続き・・・のような続きでないような。
ここ数年、日本の女性誌に豊胸手術の広告がやたら載っている。以前はそんな事はなかったのだが・・・日本でも豊胸手術が一般的になっているのだろうか?豊胸手術だけでなく、美容整形の広告全般が異常に増えている気がする。私は美容整形というのは、モデルとか俳優とか、外見が売り物の人達がやるもんだと思っていた。が、「オレンジ・ページ」のような読者のほとんどは主婦だろうと思われる雑誌にまで、そういう広告がたくさん載っているのだ。
やりたいか、美容整形?
私は基本的には美容整形には賛成である。「身体髪膚これ父母に受く・・・」とは言え、それで幸せになって、前向きに生きていけるのであれば、やったほうが良いのであろう。
また、美容整形の技術というのは必要だと思う。生まれた時から外見が一般の人とは違う人(唇が割れているとか)や事故で顔が破損してしまった人達が美容整形によって回りの人からジロジロ見られることが無くなり差別されなくなるのなら、それは必要だと思う。そもそも、そういう人達って外見だけでなく、飲み食いなどの普通の事がやり難いのではないかという気がするし。あっ、これは美容整形とは言わないのかな?でも技術は同じだろう?
でもなぁ・・・普通の顔、つまり目と耳が二つずつあって、鼻と口がひとつずつあって、ついている位置が基本的にずれていない人や、胸がほとんど平らであってもあるべき位置にある人達が美容整形によって幸せになれるのだろうか?人前に出ることができないほどのブスが世の中にそれほどたくさんいるとは思えない。胸が小さいために日常生活に不自由する人がいるとは思えない。これは私の経験からのことで根拠はないのだが、女性が100人いれば、その内に美人とブスがいる確率はそれぞれ1人位だと思う。後の98人は普通の人。そして、美人は置いといて、1人のブスと98人の普通の人がどこまで美しく見えるかどうかというのは、生活態度の問題であって、美容整形でどうにかなるものではないと思う。生活態度によって人は美人にもブスにもなる。魅力的な人という意味では無く、文字通り外見のことである。本物の美人というのはどう生きても美人である。(いるんだよね、そういうイヤなヤツ!)でも、美人だからと言って幸せになれるとは限らない。これはとても一般的な考えだ、と私は思っていた。
が、最近の美容整形の広告の氾濫を見ていると、日本も変わったのかな?とちょっと悲しい。アメリカでは、特にカリフォルニアでは、美容整形というのは実にありふれているらしい。外見が全ての社会である。だから人々は大きな声では言わないのだが、本当は問題は外見ではなく中身である、と考えている人は多い。というか、それが大多数である。それを踏まえた上での美容整形なのである。日本もそうなのか?
さて、私は100人中の98人の1人である。いや、お前はブスだろう、という方もいらっしゃるだろうが、そこはほれ、好みはひとそれぞれだから・・・ダンナからブスだと思われなければ、その他大勢の意見なんぞどうでも良いのね。で、その98人の中でのランクは・・・これは私の生き方次第で上がりもするし下がりもする。美容整形では決して上がらない。
2011年01月15日(土) |
マモグラムと胸の大きさの関係 |
去年の後半は日記を書くのを止めていたので、ネタはいくらでもある。去年の話ばかりで申し訳ないのだが・・・昨日の日記を書いていて思い出した。
アメリカでは40歳を過ぎると1年に1回、マモグラム(乳癌検査)をやることになっている。もちろん法律ではないが、1年に1回のマモグラムは健康保険で払って貰えることになっているのだ。自己負担額は保険によって違うと思うが、私の保険の場合は無料である。癌、特に乳癌は早期発見だと治療費が比較的安いので、保険会社に取っても検査に金を払った方が長い目で見ればお得、ということである。という訳で、私は毎年10月頃に検査に行っている。
マモグラムというのは、要するにレントゲンなのだが、これが・・・痛い!分厚く堅いレントゲン板(っていうのかな、あれ)で胸を片方ずつぎゅ〜っと挟み潰されるのである。数年前、私よりさらに胸が小さい友人と「あれは痛いね。」という話をした。「あなたなんて、まだ痛くない方だと思うよ。私なんて、胸の周りから贅肉をかき集めて挟まないと、胸だけじゃ小さすぎて挟めないから、もう痛いのなんのって。」という友人に、「あなた、かき集める贅肉なんてないじゃない。」と言うと(彼女は非常にスリムな体型なのだ)・・・
だから痛い!
マモグラムをやる時の痛さと胸の大きさは関係があるのだろうか?
長年の疑問を、去年検査に行った時に検査の人に聞いてみた。
「はい、胸が小さいほど痛みは大きいです!」
ときっぱりとお答えが帰ってきた。
ところで、私が検査をしてもらっているクリニックはなかなか素敵なクリニックである。豪華なクリニックではなく、シンプルで普通の設備なのだが、いつ行っても綺麗にしてある。スタッフは全員女性で、しかも皆さん優しい。どんなに混んでいても、受付では笑顔で迎えてくれるし、検査でも、丁寧に説明してくれる。しかも予約時間を大幅に遅れることはない。以前一度行ったことがあるクリニックでは、予約時間30分前に来るようにというお達し通りに30分前に行ったのに、3時間も待たされた。しかも、受付の人はぶっきらぼう極まりなく、検査の人も実に機械のように冷たいヤツだった。後でわかった事なのだが、そのクリニックは予約時間なんぞ無視して、来た人順に診ているのだった。つまり、予約がない人がどんどん割り込んでくるのである。そういうクリニックってアメリカでは珍しくない。だから、今行っているクリニックは非常に貴重な存在なのであろう。
検査の前にはお決まりの質問がある。健康状態に関する様々な質問である。そして、必ず聞かれることが・・・
「インプラント(豊胸手術)はしていますか?」
してたらこんなに小さいはずがねぇじゃねぇか!見てわからんのかい!
と、いつも思う。が、もちろん、見てもわからない。胸がペタンコの人が、自然に見えるように私の胸位の大きさにする、ということもあるらしいからだ。それに、胸が小さな人にだけこの質問をしないのは差別である。どんな人に対しても同じ質問をしなくてはいけないのだ。それにしても、「インプラントしてますか?」というのが普通の質問だというのはアメリカだなぁ、と思う。(もしかして今は日本でも同じ?)
では、マモグラムに関する新たなる疑問・・・
元々の胸が小さくて、インプラントしている人は、検査の時、とても痛いのか?それとも中がシリコンであれ、大きくすれば痛くなくなるのか?
こんど聞いてみよう。(いや、しませんけどインプラントなんて。)
2011年01月14日(金) |
れっつ・わーくあうと: スポーツ・ブラ |
ジムに通い始めてから、ずっと普通のブラジャーを使っていた。私の胸は小さいので(アメリカではという意味で、日本人としては標準だ・・・と思う)、Fカップなどの人のように特別なサポートはいらないからだ。が、ストレングス・トレーニングの時はともかく、トレッドミルでジョギングをしていると、ストラップが肩からずり落ちてくる。チンタラ走っているので、ずり落ちればずり上げれば良いだけのことだと思っていた。でも、何故ずり落ちてくるのだろう。
私が運動というものをやったのは、中学生の時が最後である。高校でも大学でも体育の授業というのはあったが、何しろ軟弱校だったので、汗もかかないという体育であった。あれは運動には入らんだろう。確か、中学生の頃はブラジャーを着けていたという記憶がある。が、運動中にブラジャーのストラップがずり落ちてきたという記憶は無い。中学生の頃の私は摂食障害かと間違うほど痩せていたので、胸も小さかった。だからずり落ちなかったのだろうか?そんな事ってある?
ブラジャーのストラップが肩からずり落ちてくるというのは、真剣に運動している時には結構鬱陶しい。そこで、スポーツ・ブラというものを買おうかとも思ったのだが・・・何時まで続くかわからないのに、そういう物に金をかけるのがもったいない。しかも、どこに売っているのかわからない。近所のスポーツ店に行ってみたら、サイズがデカイのしかない。「ああ、そうか、私みたいな胸の小さな人には、やはりスポーツ・ブラなんて必要じゃないのだな。」と納得してしまった。
そして去年の12月の事。母からクリスマス・プレゼントを上げるから、そちらで好きなものを買って、というメールが届いた。では遠慮なく、と以前から欲しかったジョギング・シューズなるものを買ってもらうことにした。
話はそれるが、愚息は中学生の頃から同じワーク・ブーツ(CATのつま先にスチールが入っているヤツ)しか履いたことがなかった。運動をする時もブーツである。何しろ幅広甲高の足なので、愚息に合う運動靴というのが見つからなかったのだ。エキストラ・ワイドとやらも試してみたが、全滅。大学で体育のクラスを取っていた時、クラス・メイト達から、愚息は貧乏なので、体育用に別の靴を買うことができない、と思われていたそうである。(ま、確かに貧乏ではあるけど。)が、ある日、「僕の足に合う靴が無いの。」と言うと、ではここへ行ってみろ、とジョギング専門店の場所を教えてもらった。行ってみると・・・運動靴1つ選ぶのに、まぁ、時間がかかることかかること。色んな靴を履いては走らされ・・・やっと選んでもらった靴は、聞いたこともないメーカー。お値段は、普通。ところがその靴、愚息の足にピッタリなのである。あれ以来、愚息はその運動靴を履いてジムに通っている。とても履き心地が良いそうである。
話を戻して・・・私もジム通いを始める時に運動靴を買ったのだが、どうも今一しっくりこない。そこで、愚息が靴を買ったジョギング専門店へ行って私の足に合う靴を選んでもらった。選んで貰った靴のメーカーは、私は知らなかったが、ダンナは知っていた。愚息の靴のメーカーよりは有名らしい。そもそも、私は運動靴のメーカーはナイキ、リーボック、Kスイス、ニュー・バランスくらいしか知らない。
さらに話を戻して・・・その店にスポーツ・ブラが売っていた。ナント、私のサイズがあったので、試着してみた。
うわぁ、ピッタリ・フィット!実に快適。こんなブラを着けたら何マイルでも走れそう・・・というのはもちろん冗談である。
ちなみに、その店に売っていたスポーツ・ブラのサイズは普通のブラジャーのサイズではなく、SとMであった。(Lは無かった。)これはカップのサイズね。そして、私のサイズは大きい方(M)である。流石はジョギング専門店。本格的にジョギングする人達って、痩せてて胸も小さいもんね。
という訳で、今年からジョギング・シューズとスポーツ・ブラという装備でジムに通っている。(いや、ちゃんとトレパンとTシャツも着てますけど。)実に快適である。こんなに快適なんだったら、もっと早く買っておけば良かった。
もちろん、装備万全になったからといって、走行距離が伸びたり、重いウエイトを使えるようになる、ということは全く無い。相変わらず、軽いウエイトを使ってヒーヒー言っている。
2011年01月13日(木) |
ダーク・チョコレート |
ダンナが暇そうなので、スーパーマーケットへ連れて行ってあげた。 ちっと家から離れたところにあるTrader Joeというスーパーマーケットである。ここには家の近くのマーケットに売っていないフィレ・ミニオン(たまにはステーキが食べたい)とかフラックス・シードなどがあるので、時々行く。
私は買物リスト片手にどんどん商品をカートに入れていくタイプだが、ダンナは商品をじっくりと検分してから買うタイプ。(ちなみに愚息は欲しい食い物を値段も見ずにどんどんカートに入れていくタイプ。)しかし、家にはお正月のためにダンナが用意したアルコール類がたくさん余っている(ダンナの家族は余りアルコールは摂取しない)ので、そこは見るだけでパス。お菓子類はポテトチップを一袋だけ購入。その他に、スープと一緒に食べようとでも思ったのか(冬の間はスープが夕食の事が多いのだが、私はついついスープでも御飯を出してしまう)、コーンブレッド(ダンナはパンも好きなのだ・・・特にスープと一緒にはパンを食べたいらしい)をカートに入れていたが、それだけでは買い足りなかったらしい。しきりにチョコレートを見ている。
ダンナは甘い物は食べない。が、最近、ダーク・チョコレートというのが身体に良い、それもカカオが80%以上含まれているの物が良いという話をどこかで仕入れてきて、自分も食べてみようかという気になったようである。まぁね、大量に食べるわけではないのだから、チョコレート位買ってあげましょう。
ちなみに、ダンナはテレビを見ながらお菓子をぼりぼり食べるのが好きらしく、買ったお菓子は全部自分のお遊び部屋に持って行く。なので、私の口に入ることはない。と言っても、ダンナのお菓子は殻付きピーナツの他には私が好きではないものばかりだから、不満は無い。私もポテトチップは好きなのだが、あんなカロリーと塩分の高いものを目の前に置かれる方が迷惑である。
で、チョコレート。私はチョコレートも大好き(甘い物はほとんど好物)なので、ダンナは本日購入したカカオ86%というダーク・チョコレートを自分のお遊び部屋に持っていくのは気が引けたらしい。家に帰ってからすぐに開け、一かけらくれた。
げっ、全然甘くない!
確かにチョコレートの味はするし、ほのかに甘い気がしないでもないのだが・・・
愚妻「これ、全然甘くないよぉ〜」 愚夫「えっ、でも砂糖入ってるって書いてあるよ。12gも。」 愚妻「え〜、12gも入ってるの?カカオの味で甘味が消されるのかなぁ。そういう事ってあるのかなぁ?」 愚夫「んっとねぇ・・・1枚に12gだから、今食べた一かけらで・・・0.5gだね。」
そんなもん、砂糖が入っている内にはいるかい!
これは、チョコレートとはいえ、ダンナのお遊び部屋へ直通して頂いても全然構わない。
ところで、ダーク・チョコレートというのは、何がどう身体に良いのだろう?説明されたような気もするのだが、全然覚えていない。
我が家の体重計は体脂肪も測定できる体重計であった。これはアメリカ製で4人まで登録することができる。いつ買ったのかは覚えていないほど古い。で、我が家の家族3人を登録していたのだが、去年の後半辺りから、登録の切り替えが出来なくなった。多分壊れたのであろう。でも体重だけは測れるから、体脂肪は私のだけを測定して、そのまま使っていた。が、去年の11月に、思い切って新しいのを買った。
・・・エラーばかり出て全く使えなかったので返品した。安物は買うもんじゃないね。
そもそも、正確な体脂肪率なんぞは、家庭用の体重計で計れるとは思っていない。が、増えたか減ったか位はわかるであろう。体重は体脂肪がちょっとくらい変わった程度で一喜一憂するほど愚かではない。(ジョークにはするけど。)大切なのは体調である。が、目安は欲しい。
去年の12月、タニタの体脂肪計(正確な名前ではないと思う)がトーレンスという町に売っている、という話を聞て、お値段はちょっと高いのだが、買いに行った。この体重計、キログラムでしか表示できない。ダンナと愚息はキログラムというのがわからないし、私も長年のアメリカ生活ですっかりポンドに慣れてしまったのだが、まぁ何とかなるだろう。
流石は日本製である。設定も簡単だし、最初から全くエラーが出なかった。足の裏が濡れていようが乾いていようが、測定値は一定している。しかも、体重と体脂肪率だけでなく、内臓脂肪や筋肉量、骨量やメタボリズム、肉体年齢まで測定できてしまうではないか!一体どうやって測定するんだ、そんなもん?
筋肉量はキログラム表示だけでなく、筋肉レベルが数値で表示される。私とダンナが計ってみると、2人ともレベルは1だった。これは普通だろう。愚息を計ってみると・・・予想通りレベル4だった。
「・・・たったの4かよ。」とは、愚息。
4が最高なんだよ!ちなみに、筋肉レベルは-4から4の間で表示される。
1人になった時に、こっそり全部調べてみた。肉体年齢は・・・27歳だった。何かの間違いだろうと思って数日間続けて計ってみたが、変わらなかった。
そんな訳ねぇだろ! 途端に信憑性が疑わしくなった。
ちなみに、任天堂DSの「大人の脳トレーニング」と「もっと大人の脳トレーニング」によると、私の脳年齢は21歳である。が、これは所詮ゲームであるので、全く信用していない。「細菌撲滅」はいつまでたってもロケット上がらねぇし・・・
でも、体重計はもっと信憑性があって欲しい。
2011年01月11日(火) |
映画:Machete |
これはもう・・・メチャクチャな映画である。アクションというより、コメディだな、これは。愚息は非常に喜んだ。ダンナもExpendablesのメキシカン版のようで面白かったと言っていた。それでは私も、と思って見たのだが・・・
うん、まぁ、面白いっちゃぁ面白いんだろうけど、決して人にはお勧めできる映画ではないな、これは。
それでもRobert DeniroやSteven Seagalが出ているんだから、面白い人には面白い映画なのかもしれない。でも、ふざけて出演したんだろうな、二人とも。
思わず笑ってしまう場面はいくつもあったが、これはアメリカに住んでいないとわからないジョークなのではないかと思った。
なんでも、とある映画(何かは忘れた)を作成している時に、偽物の映画のコマーシャルをたくさん作ったそうである。その時、Macheteという偽物のコマーシャルが余りに上手く出来たので、「これは本当に映画を作らなくてはなるまい。」という事になって作成した映画だそうである。
DVDで見たのだが・・・これは本当に映画館で上映されたのだろうか?
しかし、Expendablesと比べて欲しくない!
2011年01月10日(月) |
映画:Inception |
今年の目標はたくさん映画を見て本を読むことである。で、今年の映画(DVD)の1本目はInception。
映画を見たり本を読んだりするのは好きだが、感想を書くのは苦手である。私の場合、感想は「面白かった。」と「面白くなかった。」の二つしかない。で、Inceptionは「面白かった。」それも、「とても面白かった。」である。が、いくつか解らない部分があったので、愚息に聞いてみた。
ちゃんと説明してくれた。私が解らなかった部分は、夢の中に入っていくとどうなるのかを説明する部分が聞き取れていなかったために理解できなかったのだということがわかった。やっぱり英語がちゃんと聞き取れないのだなぁ・・・もう一度見直してみなくては。
愚息はアメリカ人であるから、一度見ただけで理解できる。ちょっと羨ましい。一度で理解できたなら、「とても面白かった。」が「ものすご〜く面白かった。」になるのかもしれない。それでも字幕つきでは見たくない。字幕映画を見るくらいなら、何度でも繰り返し見る方が良い。吹き替えなんぞ言語道断である。(今、吹き替えってあるのかな?)私にとって映画とは、理解するより雰囲気を楽しむ方が大切だからだ。しかも、私はMultitaskingが出来ない。字を読みながら画面を見るということが同時に出来ないのだ。とことん不器用なのである。
で、あの映画はデカプリオ(登場人物の名前は聞き取れないというよりは覚えれない・・・日本語でも同様である。)が奥さんを死なせてしまった罪悪感からいかに立ち直るかのお話だと思うのだが・・・違ってる?
愚息「今日、僕、夕食いらない。」 愚母「どっか行くの?」 愚息「うん、ジェニーのお別れパーティ」 愚母「あれ、ジェニーってもうUCバークレー、行っちゃったんじゃなかったっけ?」 愚息「それは賢いジェニー。今日のお別れパーティはアホのジェニーの方。」
愚息にはジェニーという名の友人が2人いる。混乱を避けるため、家では密かに「賢いジェニー」と「アホのジェニー」と呼び分けている。・・・ここだけの話ね。
愚母「アホのジェニー、どっか行っちゃうの?」 愚息「うん、刑務所。」 愚母「長いの?」 愚息「3年だって。」
・・・色んな友達がいるヤツだな。
昨日の話。
ダンナの友人がレストランをオープンしたので、行って来た。レストランの名前はShunji。寿司屋である。
ダンナから聞いたところでは、共同出資者がいて、その人は今流行りのハイテックなスシ・バーにしたかったらしい。一方、俊二君(名前がそのまんま店の名前なのだ)は普通の日本のお寿司屋さんにしたかったらしい。で、中を取ったのかどうかはわからないが、私から見れば随分現代的な、でもとてもシンプルなデザインの寿司屋であった。
味は・・・これはもう期待通りで文句なしに美味しい。一応メニューはあるのだが、私はお寿司には詳しくないので(食べ物には全然詳しくない)、完全におまかせした。おまかせすると、その日の新鮮なタネだけでなく、お寿司以外にも色々と出てくるので嬉しい。そのどれもが美味しい。特に嬉しかったのは、お寿司が1個つづ出てくるところである。これならたくさんの種類が食べられる。
実は、まだ正式にはオープンしていない。正式なオープンは1月11日だそうである。だからそれほど混んでいなかったのかもしれない。そして、混んでいなかったからかもしれないが、お寿司を握る度にわさびを擂ってくれる。このわさびが適度な辛さで、辛いものが苦手な私でもおいしく頂けた。
難点は・・・遠いのだ!ハリウッドの近くのメルローズにある。田舎に住む私達がしょっちゅう行ける場所ではない。(しょっちゅう寿司屋に行く金もないけど。)住所は7015 Melrose Avenue, Los Angeles, CA 90038。電話番号は(323) 933-6500。ウェブサイトはwww.shunjis.com。近くの方は是非お試しあれ。
カウンターだけでなく、テーブル席もあるのだが、お寿司の他にはてんぷらくらいしかなかったと思う。ソフト・オープニング(お試し期間のようなものをそう呼ぶらしい)の直後に愚息が友人と行って、てんぷらを食べたそうであるが、ものすご〜く美味しかった、と言っていた。カウンタでもてんぷらは注文できると思うが、お寿司だって「これ以上頂けません。」と言うまで食べたので、てんぷらまでは食べることが出来なかった・・・今度にしよう。でもまぁ、寿司屋に行っててんぷらは食べないだろうな。
俊二君は、あの有名なカリフォルニア料理のNobuさんと以前一緒に働いていた人である。その後、お兄さんの店「あさねぼう」(スタジオ・シティにある。ここも美味しいけど、遠いので中々行けない。)でしばらく一緒に働き、その後はよく知らないのだが、まぁ、とにかくずっとこちらの日本食レストランでシェフをしていた人だ。
さて、Shunjiに行く前日。
愚母「明日、母さんShunjiに行ってくるから・・・君は夕食勝手に何か食べてね。」 愚息「・・・あのね、そういう時は、『一緒に行く?』ってお誘いするもんじゃない?」 愚母「え〜っ、だって君、もう行ったじゃない。」
だいたい、プー太郎のくせして寿司を食うなど、とんでもない話ではないか!という訳で、愚息は連れて行かなかった。
愚息「じゃ・・・近くに有名なホットドッグ屋さん(Pink’s)があるから、帰りにカリフォルニア・ドッグ(ベーコンが入っているらしい)買ってきて。」
何?有名なホットドッグ屋さん?それは是非行きたい!
が、もちろん、美味しいお寿司を食べた後、ホットドッグの事など思い出しもしなかった。
ちなみに、ShunjiがあるMelrose通りはメチャクチャ混んでいて駐車場を探すのがとても難しい。$6.00(+チップ)を払ってValet Parkingを使うことをお勧めする。違反駐車の罰金に比べるとはるかに安い。
本当においしいから、ちょっと遠くても行ってみる価値は充分にあると思う。
2011年01月07日(金) |
インスタント・コーヒー |
私はコーヒーが大好きだ。朝起きて一番にコーヒーを淹れる。コーヒー無しでは一日が始まらない。そして、1日に何杯も飲む。味には煩くはない。コーヒーであれば何でも良い。
さて、先日、友人からインスタント・コーヒーの詰め合わせセットを頂いた。実は私はインスタント・コーヒーは飲まないのだが、そのセットはUCCのものだった。う〜ん、ちょっと嬉しいかもしれない。
インスタント・コーヒーが嫌いなのではない。というか結構好きだ。UCCの缶コーヒーなんて、時々買ってしまうくらいだ。あの甘ったるいのが好き。が、コーヒーとは別の飲み物として好きなのである。インスタント・コーヒーも同じである。
さて、頂いたコーヒーの詰め合わせセットは、様々な種類のインスタント・コーヒーの瓶が6本入っていた。1本70g入り。早速1本開けて飲んでみた。
・・・うん、美味しいではないか!懐かしい日本のインスタント・コーヒーの味だ!
繰り返すが、私はコーヒーが好きだ。そして、高級なコーヒーをじっくり味わうのではなく、ガバガバと飲みたい。が、ダンナは美味しいコーヒーが飲みたいらしく、豆を買ってきて挽く。本当にコーヒーが好きな人なら、その都度豆を挽くと思うのだが、ダンナはそういう面倒なことはしたくないらしく、1週間分だと思われる量をまとめて挽く。が、何しろ私がガバガバ飲むので、1週間持たないことが多い。そこで・・・
「もう無くなったの?めんどくさいなぁ。」
と文句を言う。
文句があるなら最初から挽いてあるコーヒーを買ってくれば良いじゃないか!私は全然構わないぞ。
でも、1日中家にいるダンナが繰り返し同じ文句を言うのを聞かされるのはうんざりする。せっかく美味しいインスタント・コーヒーを頂いたことでもあるし、コーヒーを淹れるのは朝1回だけにして、もっと飲みたかったらインスタント・コーヒーを飲もう。6本もあるのだから、当分は楽しめるではないか!
ところで、ダンナはコーヒーの豆は挽くのだが、コーヒーは淹れない。私が淹れたコーヒーを飲んでいる。ポットが空になっても新しいコーヒーは淹れない。私が淹れると・・・直ぐに飲む。大した手間でもないのに、何故淹れないのだろう?
という訳で、最近は朝ポットに1杯だけコーヒーを入れ、その後は頂いたインスタント・コーヒーを飲んでいる。何故か、インスタント・コーヒーはガバガバ飲めないので、コーヒーを飲む量は減っている。これは良いことだろう。
が、1度ポットが空になると、もう新しいコーヒーは入らないので、今度はその事に対してダンナが文句を言うようになった。
「コーヒー無いよ。もう淹れないの?」
要するに、何でも良いから文句が言いたいのね。
以前からネガティブなヤツだったが、退職以来そのネガティブさに磨きがかかってきたような気がする。
2011年01月06日(木) |
れっつ・わーくあうと: それでもトレーニングは続く |
パーソナル・トレーナーが止めてしまったが、一人で出来るトレーニング・プランはちゃんと作って貰ったし、ジムにあるウエイト・マシンの正しい使い方も教えて貰ったので、運動を続ける事に特に不自由はない。今までだって、週3回は1人でやっていたのだ。
とは言え、半年以上も真面目にジムに通っても、実際に効果があることがはっきりとわかっても、未だに運動が好きになれない。というか大嫌いだ!半年も続ければ、起きたらすぐに歯を磨くように習慣になると思っていたのだが、そんな事は全くなかった。今でも、目が覚めると「今日はジムはサボろうかな?」と考えてしまう。そして、サボる理由など、100位は簡単に思いつく。これまで続いたのは、トレーナーにプッシュされたおかげなのだろう。つまり、トレーナーがいなくなれば、ジムに通う回数が徐々に減っていき、数ヵ月後には止めてしまう、という事も有り得る。というか、確実にそうなるだろう。それは困る。という訳で、新しいトレーナーについてもらうことにした。
実は、私は1人でジムに行く時は、朝起きてすぐに行っていたのだが(そうしないと絶対サボる)、早朝はトレーナーはほとんど働いていない。が、1人だけ必ず朝早く来て、働いている人がいた。しかも、彼のクライアントはほどんど中年以上。だから、次のトレーナーを選ぶ時、彼を指定した。背が低くてやさしそうなアジア系のお兄さんである。フィリピーノ・アメリカンであるらしい。運動生理学で修士を持っていて、パーソナル・トレーナーとしてのキャリアは7年ほどであるらしい。でも、フィジカル・セラピストになる勉強をしているそうだ。(ということは、セラピストになったらトレーナーの仕事は止めるのだな・・・コイツもか。)やさしそうな上に真面目そうである・・・が、その腕一面の刺青は何なんだ!ま、いっか。
という訳で、第一回目のトレーニングに行って来た。
見かけ通り、とても穏やかに話す人である。無理なくゆっくりやりましょうね、と言ってくれた。最初はちょっと軽めのウエイトを使いましょう、とも言ってくれた。が・・・
キツイ!
軽めのウエイトを使っても、回数を多くやれば疲れるじゃないか!前のトレーナーの時は、ちょっと重いかな?というウエイトを使って1セット12回やっていた。そして、セットとセットの間は1分間ほど休んで、筋肉をほぐした。が、今度のトレーナーはちょっと軽いかな、というウエイトを使って1セット25回。しかも、セットとセットの間には腹筋をやらされる。
そりゃぁ、腕の運動をしている間は腹筋は使ってないけどさ・・・休みなしで1時間ぶっ続けの運動はキツイですぜ。
でも、まぁトレーナーにはそれぞれのやり方というものがあるのだろう。どんなやり方でも、やれば効果はあるのだろう。それに、「もうダメ」というところまでやれば、身体が勝手に動かなくなるのだから、それまでは言われた通りに素直にやっていこう。
ところで、刺青について聞いてみた。
「えっと・・・格闘系?」 「えっ?全然違うけど、何故?」 「刺青。」 「ああ、僕、学生の頃ヒップホップやってたから。」
私はアメリカで刺青をしている人を見ると、ついついMMA系か軍隊の人だと思ってしまうが、ヒップホップの人達も刺青するんだ・・・知らなかった。
「私の世代の日本人は刺青っていいったらヤクザだというイメージがあるんだけど、フィリピン人はそうじゃないの?」 「フィリピンでも刺青している人はギャングか刑務所に入ってた人だと思う。」 「それで、お母さん、何も言わない?」 「家族の前では絶対に長袖シャツしか着ない。」
・・・なるほど、隠している訳ね。やっぱり、やさしい人なんだな。
「腕だけなの?」 「ううん、背中とお腹にもあるよ。見る?」 「いや・・・遠慮します。」
と、雑談をしているフリをして、しっかりサボっているのである。
2011年01月05日(水) |
れっつ・わーくあうと: どうもありがとう、パーソナル・トレーナー君 |
去年の5月からついていてもらっていたパーソナル・トレーナーが止めてしまった。12月19日が最後のセッションだった。実は彼は10月からフルタイムで新しい仕事を始め、だったらさっさとトレーナーの方は止めてしまえば良いのに、自分のクライアントをほっておくことができずに、土日にトレーナーを続けていたのだ。つまり、私は土日にもジムに通っていたのである。(木・金は休んでたけど。)「土日はヤダ。他の人に代わってもらう。」と言っても良かったのだが、週7日働いてまでトレーナーを続けようという人に対して、そういうのも申し訳ないなぁ、と思った。それに、「その内やめるだろう。」とも思っていた。だって、フルタイムで別の仕事をしながら、パートタイムで働くというのはかなりキツイんだもん。(経験者は語る・・・私はOL時代に平日の夜3日と土日にレストランで働いていた事がある・・・金のためではなく、ウエイトレスがいなくて困っている友人の頼みを断ることができなかったのだ。)二ヶ月間二足のわらじを履いただけでも大したものだろう。(私は半年続けたぜ!)
さて、腕立て伏せが1回も出来ず、スクワットだって5回くらいでヒーヒー言い、ジャンピング・ジャックを10回やらされただけで吐きそうになっていた私だが、8ヶ月の間にトレーナーのおかげで随分向上した。腕立て伏せは10回位ならきちんと出来るし、スクワットは20回目に腰を落とした状態で「そのまま10秒間」と言われても大丈夫。運動と運動の間に「じゃ、ジャンピング・ジャック30回!」と言われても、それがしっかり休憩に感じるほどになった。それもこれも、トレーナーのおかげである。身体を動かす事が大嫌いな私だから、トレーナーがいなければ、3週間とは続かなかっただろう。
体重はそれ程減っていない。もともと、それほど重くはなかったのだ。が、脂肪が減った。非常に恥ずかしい話だが、兎に角身体を動かすことが嫌いな私は、去年の5月には体脂肪が35%もあったのだ。これは完全に肥満体である。体重オーバーではなくても、私は肥満だったのである。脂肪ばかりだから力もない。体力もない。それがナント、現在は体脂肪が23%!これって凄いよなぁ。
セッション中はかなりプッシュされた。出来ないのが悔しくて、セッションが無い日もせっせとジムに通った。そういう気にさせてくれるトレーナーってかなり有難いと思う。
新しい仕事が何なのかは良くわからないが、とても楽しいらしい。これまで職場(ジム)には色々不満があったらしいが、トレーナーの仕事が好きなので続けていたそうである。だから、春になったら、週末に友人と一緒に、私の家の近くの公園でブート・キャンプをやる企画をしているそうである。
「ブート・キャンプの予定が決まったら、連絡するから、参加してね。」 「じゃ、今度会ったら、私のシックス・パックを見せてあげよう!」 「おお、それは楽しみ!」
・・・もう、会わねぇよ。おばさんが若者に混じってキャンプに参加するはずがねぇじゃねぇか!(ファット・キャンプなら参加するかも。)いくら体脂肪が減ったからってシックス・パックなんてできねぇし。
とは言え、彼には本当に感謝している。新しい職場で楽しくやっていくことを心から願っている。こんな所に書いても仕方ないけど・・・これまで本当にありがとう!
さて、最後の日にトレーナー君からクリスマス・プレゼントを貰った。Jennifer Nicole Leeというフィットネス・モデルが書いた『Fitness Model Diet』という本である。「この本の通りにやれば、あなたもフィットネス・モデルになれます。」
・・・誰がなるんだ、そんなもん?
New Year Resolutionsというヤツである。去年は、というかここ数年「家を片付ける!」を抱負にしていたのだが、挫折を続けているので、今年は止めにした。というか諦めた。
で、今年の目標は「めんどくさがらない」である。実は、去年の5月に始めた運動のおかげで、私は随分元気になった。体重は兎も角、エネルギーの量が違う。朝、シャキっと目が覚め(その変わり夜は早く眠くなるが)、起きて直ぐに活動することができる。午後になって身体がだるくなって眠くなることもない。だから、1日に出来ることの量が増えた。が、「めんどうだなぁ」と思うのは健康の問題ではなく性格の問題である。私はやる事が雑でいい加減なのだ。が、せっかく元気になったのだから、今年はこのぐ〜たらな性格を少しでも直したいと思う。
後は、本を読むことと映画を見ること。私は本を読んだり映画を見たりすることが大好きだったはずだ。なのにいつの間にかどちらも止めてしまっている。愚息が小さな頃は、まだ寸暇を惜しんで本を読んでいたはずなのに(スパゲティを茹でながら片手で本を持って読んでいた)、いつの間にかちょっとでも時間があると、ソファーに座ってぼーっとするようになっている。映画(DVD)だって、英語を聞くのが億劫になって時間があっても見ようという気がしない。
忙しいから、時間が無いから、とずっと思っていたのだが、もしかしたら、これは歳のせいかもしれない、と気付いた。本を読んだり映画を見たりするのは、娯楽であるから、忙しいのにそんなことに時間を使ってはいけない、と考えていた節がある。が、実際は頭を使うのが億劫になっているのではないか?これはマズイ!ボケの始まりである。今年は身体の健康だけでなく、頭の健康も是非向上させたい。
もう1つ。以前から興味があったカップケーキやマッフィン作りに挑戦してみたい・・・う〜ん、でもこれは太るから止めておいた方が良いかな?
さて、今年の最後にどれだけ実行できていることやら・・・楽しみではある。(挫折には慣れているので、実行できずともそれほど落ち込みはしまい。)
去年はダンナが退職し、私は大学を卒業し、愚息だけが相変わらず能天気にプー太郎を続けているという1年だった。実は他にも色々あって大変だったのだが、色々あって大変だったというのは我が家だけのことではあるまい。ダンナは自主退職だから、我が家の家計の危機は自業自得だが、不景気のためにレイオフされてしまって困っている人達も多々いるのだと思う。(いるはずだよね・・・どこにいるのかわからないんだけど。)その自業自得の家計の危機を乗り越えるために、髪振り乱して働きながら、その上しっかりと自分の楽しみも諦めなかったため、本当にもうめまぐるしい日々が続いた。仕事が一段落した後は、遊んでもらおうと待ち構えていたダンナに付き合って、金も無いのに結構遊びに行ったりもした・・・って全然苦労してないじゃないか!
話は変わるが、先日卒業写真を見て気付いたのだが、卒業式、化粧を半分だけして出席しているんですな、私。当日は、仕事の合間にリハーサルに行って、仕事を早く終わらせてもらって、それでもぎりぎりまでやって慌てて出かけのが原因である。ファウンデーションだけ塗って、アイシャドーも口紅も付けていないから、メチャクチャのっぺりした顔になっていた・・・って、半年たって気付いた自分が怖い!
しかし、考えてみればバタバタしていた割には、今年も大過なく家族全員が無事に過ごすことができた。実に有難いことである。これも日頃の行いが良いせいであろう・・・なんて言ってると絶対罰が当たるな!
ダンナの家族は何かというと集まって飲み食いする。子供の誕生日と祭日。これだけで結構ある。しかしこれはアメリカの一般的な家族の在り方であるらしい。日本も同じなのかもしれない。が、何しろ私は親戚が少ない家庭で育ったので、親戚一同の集まりなど盆と正月位しかなかった。
いつもいつも「誰の家で集まるか」を相談するのが面倒なので、近年は祭日は毎年同じ家で集まることにしている。感謝祭がダンナの上の弟の家、クリスマスがダンナの妹の家、そしてお正月は我が家である。
ここ数年、年末年始は仕事で忙しかったので、思いっきり手抜きのおもてなしをしていた。おせち料理はどうせ若者は食べないので、日本食レストランに注文し、鶏のから揚げやおでんなど簡単な物を作り、義妹達の持ち寄り料理でしのいでいた。が、今年は仕事が全く忙しくなかった。仕事が忙しくないと手抜きをする口実が無い。という訳で、年末3日かけておせち料理を作ってみた。
何しろ集まる親戚の中で日本人は私1人である。日本語が話せるのは義両親と愚息だけである。大多数は外見日本人、中身はアメリカ人なので、おせち料理なんぞには興味がなかろう。が、簡単に人に聞ける日本の伝統であればちょっと聞いて見たい・・・と思うのが普通である。私だってそうだ。でも、おせち料理の由来なんぞ一々説明するのは面倒なので、一品出来上がる毎に写真を撮り、説明をつけてまとめてプリントアウトしてテーブルの上に乗せておいた。「これは数の子、子孫繁栄を願って食べます。これは黒豆、達者健康を願います。」という具合である(英語だけど)。すると・・・
今までおせち料理なんぞには見向きもしなかったダンナの兄弟や姪・甥達が、食べること食べること・・・信じてるのかね、君達?去年結婚した姪なんぞは、目をしっかり瞑って一気に数の子を飲み込んでいた・・・子供、欲しいんだね。
という訳で、残ったのは料理が好きな義妹が作った煮しめだけであった。しかも、家に置いて帰った・・・しかし、あれ、煮しめかね?野菜のシチューに見えるぞ!
新年、明けましておめでとうございます。本年も昨年同様、宜しくお願いします。
昨年は、毎年の事ながら、日記を書いたり書かなかったり・・・そして後半はすっかり更新を止めてしまいました。今年も多分同じことの繰り返しになるでしょう。
さて、昨年は長年お世話になったInfoseekの無料ホームページが閉鎖されてしまいました。今、次のホームページを作成しているところなのですが、これが遅々として進んでおりません。今年中にはなんとかしたいと思っていますので、もうしばらくお待ち下さい。
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