DOTFAMILYの平和な日々
DiaryINDEX|past|will
本日にて冬休み終了。あぁ、3週間、怠けちまったぜ。
始まるのはWinter Intersessionというヤツである。アメリカの学期というのは春季と秋期の二つに分かれている。2学期制なのだ。夏休みの間に短い夏期というのもある。所謂サマースクールというヤツである。が、私が行っている学校には冬期というのもある。これがWinter Intersession。6週間しかない。短期集中講座のようなもので、一つの科目が月曜日から木曜日まで毎日4時間ある。明日から始まるのはこれである。私が取った科目は、Intermediate Algebra。日本でいう数IIに当たるのではないかと思う。もちろん私は高校時代に数IIは終了している。だから取る必要はない。大学レベルの数学から取れば良い。(コンピュータを専攻するために取らなくてはならない数学がある。)が、大学レベルの数学となると、高校までの数学の知識は当然あるものとして授業は進んで行くだろう。30年以上前に学んだ科目を覚えていると思うかい?いや、30年前に学んだかどうかも怪しい科目なのだ。という訳で復習。
もう一つの理由。去年の9月に大学生になった。頭は・・・思っていたより錆びていた。難しいとかわからん、とかいう以前に頭が動かないのだ。集中力も滅茶苦茶衰えている。(記憶力は、昔から悪かったから特に衰えたとは思わんが。)兎に角勉強頭ではないのだ。ここは次の学期が始まるまえに、勉強頭にする訓練をしておいた方がよかろう。それには、やはり数学がよかろう。という訳で、数IIを取ることにしたのである。
実はもう一つ理由があって、それがメインの理由なのだが、これは失敗する確率98%なので今は書かない。成功したら書く。失敗したら・・・「失敗しました」とだけ書くことにしよう。
で、明日から学校・・・考えただけで体調が悪くなる。正直言って、行きたくない!
昨日、ダンナの両親の家へ電話を借りにでかけようとしていた頃、丁度愚息も友人の家にバンドの練習にでかけようとしていたのだが、愚息も葬式には出たいので予定が決まるまで家で待っていると言う。が、友人の家は決して遠くないので(というかダンナの両親の家のすぐ近く)、予定が決まったら電話するから出かけて良いよ、と言った。だって、バンドの練習だったら、たとえ遊びとは言ってもメンバーが欠けちゃいかんだろう。というか、遊ぶんだったら気合を入れて真剣に遊ばんとな。
で、結局葬式には間にあわないので四十九日に行くということになり、愚息に電話をしてそのように伝えた。以下、愚息と友人達との会話・・・
「葬式に間にあわないから、日本には49日に帰ることになった。」 「今月のか?」 「そうだろう?聞かなかったけど。」 「そうか。」 「・・・ん?」 「・・・ん?」 「おい、1月って49日まであったか?」 「そういや、ない・・・よな?」 「うん、ないと思う。」 「49日まである月って何月だ?」
私は真面目にそういう会話をする君たちが大好きだよ!
父が亡くなった。
間の悪いことに我が家の電話が何故か繋がらなくなっていた。母が電話をしてくれていたらしいのだが、いつかけても話中。仕方なくメールを送ってくれた。が、私がメールをチェックしたのは夕方。そして、電話が繋がらないことに気付き(1日電話が鳴らなくても全然気がつかない。)、急いでダンナの両親の家へ電話を借りに行った。葬式は金曜日の午前中だそうである。
・・・時差がある。
どうやっても間に合わない。そもそも一人娘が葬式に参加できない、などということは一切考えてないのである。兄に電話をした。「帰って来ないでいいよ。」母に電話をした。「帰って来ないでいいよ。」・・・そういう人達なのだ。
祖母が亡くなった時も私はアメリカにいた。葬式の1週間後に手紙が来た。「おばあちゃんが亡くなりました。葬式の写真を送ります。拝んでおきなさい。」
今回は、葬式前に連絡をくれただけでも良しとしよう。
・・・四十九日には参加するぞ!
朝、目が覚めたら9時だった。ダンナはいなかった(当たり前だ)。いやぁ、疲れてたんですな、と言い訳。
時々こういうことがある。普段はちゃんと5時半に起きてダンナの朝ごはんを作るのだが(平日だけね)、年に数回、ダンナが起きたのに全く気付かないことがある。が、新年2日目からこれじゃ、先が思いやられる。来週からは学校も始まるし。しかし、私のダンナは決して私を起こそうとしないのだな。やはり・・・怖いのであろう、私を起こすのは。
う〜ん・・・大学、行きたくない。多分こういう気持ちになるであろうことを予想して、先学期に冬季集中講座と春季のクラスの登録と支払いを済ませてしまった。金を払いさえすれば、もったいなくて止められないだろう、という魂胆である。こうやって自分を追い込まないと、とてもじゃないがあんな過酷なクラスに行く気にならない。
しかし、考えてみれば(考えなくても)この年になって大学生をやるというのは実に贅沢なのである。ダンナに感謝しつつ、有難く通わせて頂かなくてはならない身なのだ。そして、一旦得たこの贅沢、自分の怠惰のせいで無くしてはたまるか。やっぱ、今年も頑張ろっと!
といいつつ、つかの間の冬休みを楽しむのであった。(復習しろよな、復習、休みの間に!)
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 旧年中は皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。 どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
2007年元旦
えっ、こんなところに年賀状書くなって? ・・・ごめん。
|