くるぶしニッキ

2004年06月30日(水) 北海道帰省ニッキ(その7)・・・行方不明

6月8日(火)〜9日(水)

●激怒する女たち


時間をさかのぼってくるぶしが帰省する前。

母さんと電話で話してた時のこと。

「そういえば、実家は最近平和なのかい??」

「うん。3月に父さんがやらかしてから禁酒してるからねぇ。」

「ほほぉ。」

『父さんがやらかす』とはどーゆーことなのか。

何度もこのニッキにも書いてきたかもしれないが、

くるぶし父さんは、昔から酒飲みとゆーか

酒乱とゆーかアル中とゆーか、

まぁ、そーゆーおっさんなんで、

母さんは結婚した時から、くるぶし&弟は子供のころから

それはそれはとんでもないシーンを何百回も見続け、

泣いたり、怯えたり、怒ったり、家出したり(笑)、とゆーそんな状態の家庭(苦笑)

その昔から、父さんは一度飲み始めると

昼夜を問わず1週間ほどぶっ続けで飲み続けることが当たり前のようにあり、

それをいつしか「父さんがやらかす」とゆー実家用語になったのだ。

最近はさすがに頑丈な父さんも年をとり、

大暴れしたりとゆーことはなくなったようだが・・・・・・・・・。



話は戻って、温泉宿での夜ごはん。

親の部屋で4人揃って部屋食、とゆー段取りで、

食事がスタートした時、仲居さんにビールを頼む父さん。

普通ここで「まぁ一杯くらいなら」と思うんだろーが、

くるぶし&母さんは全くそうは思えない。

素早く母さんと目で会話をし、なんとなくどんよりした気持ちで出てくる料理を食べていく。

(なかなかおいしかった)

その間にも父さんは冷酒をガツガツ飲んでいる。

なのに食事も全部食いやがった。

ちなみに食事の量は大食いのダンナでも「ハラがくるしい・・・」と

言わせるだけの量があったんだが。

なぜ、あんなに飲んでるのに、そんなに食えるのか(呆然)

一旦くるぶし&ダンナは自分たちの部屋に戻り、

わんこにごはんをあげたり、散歩に連れていったり、

大浴場に行って、「ふひーーー極楽極楽」とか言ってみたりしていた。

夜10時ごろ。

父さんはどんな状態になってるのか・・・・・・・。

と隣の部屋に行ってみると、酔っ払った父さんはかなり眠い様子。

うんうん、そのまま寝てくれ。そしたら平和だから。

母さんに

「父さんが寝てしまってヒマだったら、うちらの部屋に遊びにおいで」と

声をかけて自分の部屋に戻る。



しばらくすると、やっぱり母さんはやってきた。

「父さんは??」

「寝た寝た。だってかなり飲んでたからねぇ(あきれ顔)」

ダンナそっちのけで(笑)、女2人はしゃべりまくり、

そろそろ日付も変わるころ、

「あー、もう寝なくちゃねぇ」と母さんは部屋に戻っていった。

が。

すぐまたやってきた。

父さんがいない。 と言って。

あ・あのくそ親父、またやらかしたかっ!!!!!

そう、うちの父さんは黙って実家を出て、外に飲みに行く常習犯。

最近はお金もないから、やってなかったのにうかつだった!!!

っていうか、かなり酔っ払った状態だったから、

他人に迷惑をかけたり、絶対自分の部屋に戻ってこれるわけがないっ!

まずは持ち物チェックだ。

バスタオルがあるから、風呂ではないことは確定・・・・・。

財布は・・・・・ある(驚)

じゃあ、どこに行ったんだ?????

「そういえば、さっき仲居さんが布団を敷きにきた時、

酔っ払って父さんがべらべら話しかけてたんだけど、

なんでもここの宿の中に入っている、寿司屋だか小料理屋だかの板さんが、

父さんが昔、行っていた寿司屋の親方かもしれないっていう話をしてたなぁ・・。」

と母さん。

もしかしたら、そこかもしれない・・・・・。

でもバスタオルを忘れて風呂に行ってるとゆー線も捨て切れないなぁ。

もしかしたら風呂ですっ転んでぶっ倒れてるかもしれんし。

「じゃあ、俺、風呂にも入りたいし、見てくる」とダンナ。

おお、頼むぜ!!!!!

くるぶしは自分たちの部屋で待機。

母さんも自分たちの部屋で横になりながら待機。

お互い色々なことを思い出し、考えながら・・・・・。



ダンナが戻ってくる。

「風呂に父さんはいなかった」

あああああ、じゃあやはりその寿司屋だかっていう店か????

営業時間は・・・午前1時まで。

んーーー、じゃあそこに行ってたとしたらそろそろ戻ってくるかなぁ。

と、淡い期待を抱きつつもそんな期待どうりになったことがないとゆーことも

過去の経験上、痛いほどくるぶしにはわかっていた。


2時。

やはり父さんは戻ってこない。

「俺、そこの店に行ってみるわ」とダンナが出て行く。

その店にいなかったら、もう手のうちようがないなぁ・・・・と

考えているとダンナ、あっという間に戻ってくる。

「発見。」

そうか!いたか!!!!!!(とりあえず安堵)

「いや、父さん財布持ってってなかったし、俺も部屋の鍵持ってってなかったから

取りにきた。この鍵で支払いはつけといてくれるだろ。」

と言いつつ、ダンナはまた店にむかっていった。


3時。

・・・・・ダンナも戻ってこないんですけど。

ただジリジリと待ってるのも疲れるんで、風呂に行くくるぶし。

(実はそのすぐ後、母さんもきたらしい。見事なすれ違い・笑)

・・・・ちょっと店の様子を見に行ってみるか。。。。

・・・・いたよ、カウンターにべろべろな父さんとウーロン茶を飲んでるダンナが。

電源が入っていない自動ドアを手でこじあけ、店に乗り込むくるぶし。

「ちょっと、くそじじい、こんな時間まで何やってんのさ!!!!

しかも黙って出て行きやがって!みんなに心配かけてっ!!

いい加減にしろっ、てめぇ!!」

「●△×↑@:〜〜〜。」←酔っ払ってるんで会話にならない。

「店の人にだって迷惑だろーがっ!!!!」

ここで親方と女将さんが

「ぜーーんぜん迷惑なんかじゃないですよ〜」

・・・・・・・もしかして、この人たちも飲んでるのか・・・・。

「■□●×〜@;*〜〜俺はしらねぇぞーーー」

ぶちっ。

「そうかっ!じゃあうちもしらねぇっ!勝手にしろっ!!!!」

キレたくるぶし、ダンナを置き去りにして退場・・・(苦笑)

その足で母さんの部屋に行く。

父さんが店にいたこと、

ダンナが見張ってる(笑)こと、

そして、

せっかくの旅行で昔の傷をえぐるような辛い気持ちにさせて、と

しょんぼりしながら語ると、

「・・・・あんたは部屋に戻ってな。」と母さん立ち上がる。

御大動く。



その後、10分もしないうちにダンナも戻ってきた。

「酔っ払いの見張りなんてさせて、ごめんねぇ。」と言うと

「いやーー、さすが母さんだな。何も言わずにぽてぽてと入ってきて

『さー、いい加減に帰るよっ!』って

べろんべろんな父さんを引きずり出したからな。」

時刻はもう4時になろうとしていた・・・・・・・・。



朝。

絶賛不機嫌中なくるぶしは父さんとほとんどしゃべらず、

寝不足で朝ごはんも食べれないんで部屋にこもり、

まだ酔っ払っている父さんはよろよろし、

母さんはうちらが帰ったら父さんにヤキを入れてやると画策し、

ダンナは元気よく朝ごはんをモリモリ食べていた。。。。。。。。。




しかし、やはり母さんにはかなわないね。

あ。

迷惑をかけた父さんからは

財布の中から1万円ほどいただいでおきました。

ちなみに本人は

「俺、浴衣に金を入れて店に行ったんだけど(だから財布を持っていってなかった)

宿を出る時に忘れてきたかもしれねぇ。」と言ってたけどな。ふふふ。

(つづく)

↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月29日(火) 北海道帰省ニッキ(その6)・・・温泉に行く

6月8日(火)

●レッツゴー温泉


二日酔いで、朝8時前に起床。

今夜は親もつれて温泉に1泊だ。

この日のために2ヶ月前から父さんは仕事を休む準備をしてくれてたが、

出発前にもなんだかんだとやることがあるらしく、

結局実家を出たのは昼前だった。

(その間、くるぶしはできるかぎり体力の回復に努める=ゴロゴロしてた。)

ちなみにわんこもケージごとつれていった。

もちろん泊まる宿には入れれないんで、車中泊とゆーことで。

(この時期の地元はまだまだ寒いんで、

車の中が殺人的な暑さになることはないかなぁと。夜だし。)

まず向かったところは某蕎麦屋。

ここでお昼ごはんを済ませましょ、と思ってたんだが

定休日だった。

うーむ、幸先の悪いスタートだなぁ、と違う店に向かうものの、また休み。

なんなんだちくしょう、火曜日はここの街の蕎麦屋は一斉休業なのかっ!!!

父さん&母さんは「別に蕎麦じゃなくてもいいか〜。蕎麦は別の日に食べよう」

とか言ってるが、くるぶし&ダンナの舌はすでに蕎麦蕎麦蕎麦蕎麦状態。

うーん・・・・・。あ、あそこの蕎麦屋は絶対やってるはずだ。

と行ってみると、やってるやってる、わーーーい。

そこはくるぶし&ダンナが元いた会社のすぐ近く。

ちなみに今回、会社に顔を出すつもりはなかったんで、
友人・知人に会わない為にも会社のそばには近寄れない状態だった。
(顔を出さないと怒られるから・苦笑)


まさか営業の連中がきてるってことはないだろうなぁ・・・と

ドキドキしながら店内に入ると大丈夫だった。

さて、何を食べましょうかね。

各々好き勝手に注文をする。

ちなみにダンナは蕎麦屋にきてるのに

エビフライ定食を頼んでいた。


注文していた蕎麦が目の前に置かれ、食べ始めるくるぶし・・・・・。

いやー、懐かしい味だなぁ。よくここから出前とってたんだよねぇ・・・。

と思いつつも吐き気がする。

どーもまだ酒が抜け切ってないようだ(涙)

結局ほとんど食べれず、ダンナが全部たいらげていた。

・・・・だからエビフライ定食にしたのか???



●宿に到着

今夜の宿はくるぶし地元から少々離れている某温泉。

そこに行くまでの道のりに親戚の家があるんで顔を出していき、

宿に到着したのは午後5時前。

車を宿の前につけて出迎えられ、駐車場係りの人が車を停めに行こうとする時、

「あのー、犬が乗ってるんで、できたら近くの駐車場で木陰になってるとこに
停めてもらえませんか??」

とずーずーしいお願いをすると、

「あ。ペットハウスがありますよ。一泊2000円ですけど。」

もちろんそこにお願いしたいです。

いやー、そんなとこがあるなんて知らなかったよ〜。

ホームページにも案内にも書いてなかったよねぇ〜。

書いたら、どんどん常識のないやつらが連れてくるからじゃないのか??

などと言いつつ、まずは自分らのチェックインとわんこのチェックイン。

ちなみにわんこはその間、

人間の接客にあきている従業員の皆様を癒していた。

(要はいじられ放題・笑)

わんこをペットハウスに預け、(フェリーと同じくここも貸切状態だった)

さーーー、部屋に案内してもらおうっ!!!!

団体客を見ながら(しかもその日は関西からの団体がいた。

なぜ地元に帰ってきてまで関西弁を聞かなきゃいけないんだ・・・)

「おまえらは狭い部屋なんだろうけど、うちらは違うぜ、はっはっは。」

と性格の悪さっぷりを発揮しつつエレベーターに乗る。

ちなみに部屋は2部屋取っていて、隣同士だったんだが、

通された部屋は2部屋とも

「・・・・ここに2人で泊まっていいんですか?」という部屋だった。

具体的に言うとトイレが2つある。

洗面所はツーボウルだ。

くるぶし達の部屋には『着替えの間』なるものもあった。


ここは家族連れが泊まる部屋だよなぁ・・・・・・・・・・・。

布団をしまっている押入れをみると、たくさんの枕と座椅子がしまわれている。

やっぱりねぇ・・・・・・。

和菓子や抹茶やカニ饅頭を出され、

「前、泊まった時はこんなサービスなかったよなぁ。」

「やっぱりちょっと高めの部屋にしたからかねぇ」

「あ、夕食は7時にお願いします」と語るくるぶし&ダンナ。

母さんは高めの座椅子に座って(膝が曲げれないんで、特別に持ってきてもらった)

「いやーー、いいねぇ。広いねぇ。眺めもいいねぇ」と感動し、

父さんは

「さーーて、メシ前に風呂入ってくるかっ!」と相変わらずドタバタしていた。

おいしいごはんを食べて、

まったりのんびりと温泉につかってゆっくりするはずが、

まさかものすごく長い夜になるとは

この時点ではまだ誰も知らなかった・・・・・・・。

(つづく)

↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月23日(水) 北海道帰省ニッキ(その5)・・・芳香剤入りの酒?

まだ6月7日(月)のつづき。

●2軒目


「久しぶりに会えるんだから、静かな店で飲んでしゃべろーぜ。」

事前にそう思っていたくるぶし&T。

でも2軒目に行ったのはカラオケ。
しかも4時間コース。


ノリノリな2人はどこまでもどこまでも暴走する状態になっていたんだが。


ぎゃーぎゃー3人で2時間ほど騒ぎ、

「明日も朝早いから、あたしは先に帰るね〜。」と素面なSが帰っても

「へっへっへー、まだ歌うもんね。飲むもんね。」なくるぶし&T。

いやー、でもそろそろビールはハラが苦しくなってきたし、

ここはひとつ違うものでも飲もうかな。

そんなわけで、くるぶしはジンバック、Tは相変わらずスプモー二を頼むことに。

お、きたきた。ありがとう、店員のおにーちゃん。

さー、飲みましょ飲みましょ・・・・・・・・・・・・・・。ぐはっ。



そのジンバックは、安くておいしくないジンがやたらと大量に入り、
(ほぼロック状態)
トイレの芳香剤のようなにおいがする飲み物であった・・・。
(くるぶし談)




んもーー、やたらめったら濃いし、まずい。

ショートカクテルより濃いんじゃないか?とゆー変な飲み物が

なみなみとジョッキに入っている・・・・・・どーすんだ?これ・・・・。

Tのスプモーニもすごく濃い代物で、

「(月曜で客がこなくて)ヒマだからと言っても、こんなサービスはいらん。」

と閉口する2人。

濃い・・・・とゆーことは酔いがどんどんまわるまわる。

しかし、この『酔いの種類』は

暴走していた2人をぐったりとやる気のない状態にさせる酔いだった・・・。



●3軒目(早く帰れよ)


『もうやる気ありません〜、えへへへへ』状態に陥った2人は

カラオケで騒ぐパワーなぞなくなってしまい、

そそくさとカラオケを後にした。(多分12時前後だったと思う)

「どーするーーー」(だら〜)

「どーしよーーねーーー」(だら〜)

「もう1軒くらい行っとこうか〜。」(だらだら〜)

「そーだねーー。」(だらだらら〜)

なぜ、そんなにだるいのに帰らないのか。

こればっかりは酔っ払いの永遠の謎であろう。

そんなわけで近くの居酒屋(これはチェーン店だ)に入る。

あら、月曜のこんな時間なのに、ぱらぱらと客が入ってるねぇ。

「あたしは軽くサワーを飲もうかな。」と言ってるTを尻目に

ウーロン茶を頼むくるぶし。

ここからくるぶしはノンアルコールになる。

前の店のジンバックにやられていたせいもあるが、

明日、朝早くから温泉に出かけるのを思い出したのだ。

これだけ飲んでしまったら、いまさらウーロン茶なんぞ飲んでも

なーーーんにも変わりないと思うが、一応最後の最後であがいてるようだ。

ウーロン茶片手に鯛の薄造りやら肉じゃがを食べ始めるくるぶしを見て、

「確かに1軒目で、あんたは全然食べてなかったけど、
あれだけ飲んだのに、よく食うな・・・」

とあきれるT。

しばらくのんびりしゃべりつつ、さすがに眠くなってきたんで帰ることに。

あ。

シメに瓶ビール飲んだけど。




あまりアルコールに強くないくるぶしにしては、その日はけっこう飲んだんで、

普通だったら「酔っ払いでーす」状態で家に帰るんだが、

やはり実家とゆーことで気が張っていたのか、

午前2時ごろ玄関のドアを開けても、リビングにダンナと父さんがいて

「まだ起きてたの?」

「迎えに行ってやったのに、タクシーで帰ってきたのか?」(ダンナ)などと

会話をしつつも、コンタクトをはずして顔を洗っても、以外としっかりしているくるぶし。

自分の部屋の布団に入ったら
あっという間に爆睡状態だったけど。






え?

次の日???

ごく当たり前のように
二日酔いでしたが何か?


↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月21日(月) 北海道帰省ニッキ(その4)・・・飲み始める2人

6月7日(月)のつづき

●飲み



会社員Sの仕事が終わるのを待って、

閑散とした月曜日の歓楽街(田舎なんでミニサイズ)に出る、女3人。

地元を離れて数年になるくるぶし&Tはさっぱり店がわからないんで

Sに先導されつつ、とあるお洒落な雰囲気の居酒屋へ。

「あたしは明日も5時起きだし、最近全然飲めなくってね。

この前なんてサワー半分飲んだだけで具合悪くなっちゃって。

しかも今日、車だしさぁ。」

と言うS。

「あらら。じゃあムリして飲むことないよ。」

「うんうん。あんたは仕事帰りなんだからたくさん食べな。」

代わりにうちらが飲んでやる。

あ、とりあえずビール2つね。

お互い何の打ち合わせをせずとも、最初はまずビール。

ああ、心が通じ合ってるなぁ(遠い目)



「なんだよ、ジョッキじゃなくて大きめのグラスかよ。」

「ったく、これだから洒落た店は困るよな。」

とか言いつつビール×2とウーロン茶で乾杯。

ごきゅごきゅ・・・・・・ぷはーーーーっ。

「かーーっ、うまい!!」

「やっぱり労働の後はビールだね!(働いてないけど)」

すきっ腹にビールを流し込む2人。

2杯目を飲んでる時点で、

Tはすでに人の話を聞かなくなり、
くるぶしは顔が赤くなっていた。


時刻はまだ6時すぎ。

酔っ払うには早すぎる時間なのに、すでに楽しくなっている2人。

確か今日は「Sの愚痴を聞いてあげよう」とか言ってたはずなのに、

逆にSを困惑させている。

ああ、いや、愚痴を聞かなかったわけじゃないが、

Tは話を理解することができず、
くるぶしは時々うわの空だった。
(これを最低な友達と呼ぶ・笑)



さて、今、手元にはその日、1軒目のレシートがある。

会計をした時間が午後8時すぎ。

一体この3人は何を飲んでいたのか。


ウーロン茶×3


これはS。


生ビール×6


もちろんこれはくるぶし&Tだが、

実はそのうちの5杯はくるぶしだ。


スプモー二×2

カシスソーダ

巨峰ハイ



で、これがビールを飲み終わったTが飲んでいたドリンクたち。

飲んでる量はくるぶしとTはほぼ同じの5杯ずつだったらしい。

で、何が問題かとゆーと

「ウーロン茶3倍のS」と

「好き勝手飲んだ女」×2名が

割り勘。

ほんっと申し訳ない、S。


※実は、酔っ払うと金払いがひじょーによくなるT&くるぶしが
「1軒目はうちが払う〜」「じゃあ2軒目はあたしが払う〜」と言ってたのを
「・・・あたしは働いてて一番お金持ってるんだから。」と素面なSに割り勘にさせられたのでした。


(つづく)

↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月17日(木) 北海道帰省ニッキ(その3)・・・のんびりな1日/T、来襲

6月6日(日)

●実家でのんびり


「北海道の朝は早いなぁ・・・では、おやすみなさい」と

空が明るくなるのを見ながら寝たのは午前4時前。

そのわりに10時前に起床。

母さんが用意してくれた朝ごはんを食べる。

ううう、誰かに作ってもらったごはんはすごくおいしいですっ。

1人で3人分と言われるうるさい父さんが釣りでいないんで、

静かでなごやかな雰囲気の中、

母さん(どちらかというと犬は苦手)はわんこと対面し、

くるぶしは

「テレビが新しくなってる!」

「食卓テーブルと椅子が変わってる!!」

「外壁も塗りなおしてる!!!」

「でも住人はいっそうくたびれている!!!!」とうろうろしている。

ダンナは弟のマンガを読んだり昼寝をしたりしている。

そんなまったりとした雰囲気の昼下がり、

父、帰還。

帰ってきたのは父さん1人なのに一気に賑やかに。

釣り用クーラーボックスからは

カレイやらカジカがわさわさと出てくる。ふむ、なかなかの大漁ですね。

カレイは煮付けて、カジカは味噌汁??わーーい、久しぶりだなぁ。

え?カレイを近くの親戚におすそわけ??

じゃあ、おみやげも持って挨拶に行きましょうか。

などと、ごそごそ動き回ってるとあっという間に夜ごはんの時間に。

釣りたての魚たちはすごくおいしかったです。

父さんはごはんを食べた後、あっという間に寝てしまい、

後片付けをしている間に母さんもなぜかソファーで寝ている。

ダンナは?と思ったら2階の元くるぶし部屋(ここに泊まってる)で寝ていた午後7時。

1人お茶を飲みながら、やっぱりストーブの前にいるくるぶしであった。



6月7日(月)

●ヤツがきた。


「実家に寄ってから行くから、夕方4時すぎにむかえにいくねー」

と語っていたT。

そう、今日はヤツとの飲み会の日。

久しぶりに地元の友達Sと3人で会うことになっていたんで、

その前にくるぶしは親戚たちにおみやげを配り歩くことに。

伯母さんの家でお茶を飲んで話し込んでいる最中、Tから電話が。

「もうついちゃったんだけど」




現在時刻午後2時5分


おまえ、4時すぎに来るって言ってたじゃないかああああああ!!!!!


T、張り切りすぎてフライング。

「てきとーに時間を潰してろ。できるだけ早く実家に帰るから。」

放置。

まったく、Tは相変わらずだねぇ、と母さんにも笑われ、

予定より早く、伯母さんの家を出て、実家に戻ることに。

実家近くで迷子になっているTを捕獲し、連れ帰る。



Tをくるぶし実家に連れてきた理由。それは、わんこ。

Tは最強の女のくせにありとあらゆる動物が苦手な女だが、

特に犬は大の苦手。

ところが、くるぶしがわんこを飼うようになって

色々とわんこの話をしているうちに

「・・・このわんこにだったら触れるかもしれない・・・」と思い始め、

この日、生まれてはじめて
犬に触ることを決意していた。


わんこが暴れないよう、くるぶしが抱き上げているところに、

おそるおそる指を伸ばすT。

わんこの頭をちょんちょんとつっつくと

「はじめて犬に触れたよーーーー」と感動している。

でも激しくへっぴり腰。

おもしろいから、わんこを放してみようかなと思うも、

あとから逆襲されそうなんで却下。


じゃー、時間は早いけど出かけようか。

と4時半ごろ実家を出て、Tの車で移動開始。

でも、どこも行くとこないねぇ・・・・・・・・。

しょうがないから某店でお茶をすることに。

窓の外を飛んでいるゴメ(カゴメのこと。)を見ながら

「久しぶりってかんじじゃねーなー」

「毎週電話でしゃべったりしてるからねぇ・・・」とうだうだする女2人。

「Sは元気かなぁ」

「ヤツもいろいろあって大変そうだからねぇ」

「今日はヤツの愚痴を聞いてあげなくちゃね。」

「だよなぁ。」




飲んだら2人とも暴走する


そのことをすっかり忘れていたくるぶし&Tであった・・・・・・・・。

↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月16日(水) 北海道帰省ニッキ(その2)・・・まだ移動中

6月5日(土)

●ひたすら移動・・・フェリー〜北海道内一般道


起きたら午後1時だった(驚)

ダンナは7時半ごろ起きて、

フェリー内にあるレストラン(そこそこうまいがやたらと高い。)で朝ごはんを食べ、

わんこにエサをやりに行き、寝たり起きたりしながらテレビを見ていたようだ。

起きぬけのぼんやり状態で売店に行き、サンドイッチと飲み物を買い、

隣にある自販機でフライドポテトを買って朝・昼兼用の食事をすませる。

ところでわんこは元気?うち昨日の夜から会ってないんだけど。

「かなり寂しいみたいだぞ。俺が(預けてる部屋から)立ち去る時、

今まで聞いたことないようなでっかい声でくんくん鳴いてたから。」

ほほぉーーー、じゃあ顔出してこようかな。



そのとうりだった。

部屋に入っていくと「待ってました!」という顔(推測)をし、

部屋から出ると「さみしいよぉおおおおおおおおお」と悲痛な声をあげるわんこ。

んー、かなりかわいそうだけど、しょうがないからなぁ。

夜にはそこから出れるから我慢だわんこ。

としんみりしつつ部屋に戻ってきてまた寝る。

いやー、フェリー降りても移動だから、体を休めておかないとネ♪

などと言いつつ、レストランで夜ごはんを食べて、

午後8時半下船。

おーー、北海道だーーー、さて、車くん、がんばって実家まで走ってくれ。

さくっと
300キロ以上あるけど。


ところが。

どんな場所でもどんな距離でも運転を苦にしないダンナの様子がなんだか変だ。

(久しぶりの)北海道の単調な道にもやられたのか、

しきりに眠たいだるいと繰り返す。

何度も休憩をとるものの、元気にならないダンナに追い討ちをかけるやつらが。



エゾシカ。


やつらは本州にいるぷりちーな鹿とは全く違い、やたらとでっかい。

(車が)当たったら最後、全損になったり、ヤツはぴんぴんしてるのに

人間が死んじゃったりもするとゆー恐怖の生物。

帰省前、父さんに「今年はシカが多いぞ〜」と言われていたものの、

まさかあれほどとは。

道路わきに光るシカの目・目・目・目・目・目・・・・・・・・。

うじゃうじゃいるよ・・・・・・・。

もちろん目の前を横断するのは当たり前。

なんですか、ここは

サファリパークならぬ
シカパークですか?


当然鹿に注意を払い、スピードも出せず、実家は近づかないまま、

ダンナの体力はどんどん消耗され、とうとうギブアップ。

しょうがない・・・くるぶしが運転するか・・・・・・・。



さて、なぜくるぶしが限界までダンナに運転させたかとゆーと

鬼嫁なわけでは決してなくダンナ車が入ってる保険の年齢条件に

くるぶしがまだ若いんで引っかかってるから。

本当は運転しちゃダメ・・・・・・ってしたけどな。



そんなわけで珍しくくるぶしが運転をしている最中に日付は変わり、

午前2時すぎ、よーーーーーーーーーーやく実家に到着。

ううう、疲れた・・・・・・・。

もちろん母さんは寝ており、(ゴソゴソやってたら起きてきたけど)

父さんにいたっては

釣りのためすでに出かけていた・・・。

1人(匹)元気なわんこを尻目に

「やっぱり揺れない地面で寝るのが一番だーーー」などと言いつつ

さっさと寝るくるぶし&ダンナ。



帰りも
同じ距離を移動するのは
とりあえず忘れる方向で。


↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月14日(月) 北海道帰省ニッキ(その1)・・・移動開始

6月4日(金)

●移動開始・・・高速を爆走〜フェリー


ダンナ、当初の予定どうり、定時で会社を無理やりあがってくる。

荷造りは全部終わっていたんで、帰ってきたらすぐ車に積み込み開始。

そう、今回の帰省は車で。

走行距離が一体何キロになるのか、それは誰にもわからない(おい)

荷物を全部積み(含・わんこ)いざ出発。(午後7時半ごろ)

・・・・・かと思ったら、家のすぐ近くのローソンに寄りジュースを買うくるぶし。

(昼間に用意しとけよ)

気を取り直してしゅっぱーーーつ。



目的地は福井県にある敦賀港。

午前1時半に出航するフェリーに乗るため、ひたすら走る走る走る・・・・・。

ナビのとうり、順調に走行し、途中のSAで軽く夜ごはんを食べ、

「おお、ここが敦賀港か!!!」と無事到着。

到着時刻午後9時すぎ。



張り切りすぎて
早くつきすぎた。


おいおいおいおい、出航は1時半だぞ、

船に乗れるのは直前なのにそれまでどーすんだよ、

この辺何も店がないぞ、コンビニすらないぞ、と動揺しつつも、

わんこと走り回ったり、うろうろ歩き回ったり、

「どーみてもあのおっさんの着てる服はパジャマだよな・・・」

「あの女の着てる服も甚平と見せかけておいてパジャマにしか見えん・・・」

「このへんではパジャマのまま外を歩くのが流行ってるのか???」

「恐るべし、日本海マジック」

などと人間ウォッチングをしている。

午後11時半、歩いて乗船する人間は船に乗り込めることに。

(車で乗船できるのは運転する本人だけ)

でも、2時間もフェリーの部屋で1人ってのはヒマだなぁ、と

ダンナとわんこの3人(?)で相変わらず外でうだうだしている。

1時間経過・・・・・・・・・・。

いい加減あきてきた。

とゆーわけで、くるぶしはわんこを抱いてダンナよりも一足先に乗船することに。

ダイエットしたとは言え、約8キロのわんこを

えっちらおっちら抱えながら乗船。

わーー、すんげーー明るい船内だなぁ。

前に乗ったフェリーとは大違いだ、などと思っていると

すぐにわんこを預けるところに案内してもらう。

おお、鉄製のケージが並んでいます。

え?今日は他の犬も猫もいなくて貸切状態???

じゃあ、好きなケージを使わせてもらおうか〜〜。

「なに??ここは???え?え?ええええ???」

と怯えるわんこを無理やりケージに押し込め(笑)、くるぶしは一時退却。

フロントで鍵をもらい、部屋へ。

ふー、やれやれ。

そうだ、今のうちに売店で飲み物とおにぎりでも買っておこうっと。

ダンナが乗船できるのは午前1時だから、しばらくヒマだなぁ。

その間に怯えてるわんこと戯れてくるか〜と考えていると

突然部屋のドアが開いておおいにビビるくるぶし。



ダンナであった(苦笑)


乗船時間が早くなったようで、荷物を大量に持って1人でやってきたらしい。

いやー、お疲れお疲れ。

そうそう、わんこを預けてるとこ、見にいく???

あ、ついでにおやつも持っていってあげようか。

明日の朝まで会えないんだし。

この時点では急激な環境の変化でわんこは何が何だかわかってない状態だった。

思ったよりおとなしくしてくれてる。よかったよかった。

何度も言うがこの時点では。

わんこをかまった後、部屋に戻ってくる。

おお、もう出航の時間ですか。

しばしのお別れだっ、本州!!!!

梅雨のない地域に行くもんねっ、ザマーミロ!!(謎)

その後、風呂に入り、いつもどーりビールを2本飲み、就寝。

そうそう、

今回は車で移動だから荷物をたくさん積める!!!と、

パジャマや部屋着はもちろん、

くるぶしはMY枕持参でした。ふふふ。

(つづく)

↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月04日(金) いってきます

今日の夜から帰省のためしばらく留守にします。

今回は車だから荷物を気兼ねナシに持っていけるなぁ、

くるぶし枕も持っていこうかなぁ、などと考えているんですが、

まだ何一つ荷造りしてません。

それ以前の問題として

たたんでいない洗濯物の山が
雪崩をおこしそうです@2階の部屋


たたんでいない状態でカバンに突っ込むのは

ガサツなくるぶしでもさすがにやったことはありません。



ちなみにTは去年の引越しの時、
ハンガーにかかった状態の洗濯物
ダンボールにつっこんで送ったようですが。


↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月03日(木) フリ

昨日の夜、実家から電話がきました。

今回の帰省はフェリーで移動したりするんですが、

何回教えても、出発港と到着港と到着日時を
忘れてしまう父さんを何とかしてください。



脱力しつつも、また同じ説明をしているくるぶし(苦笑)

まー、それはいいとして(ホントはよくないが)

話は突然『エキノコックス』(※わからない人は各自調べるように)へ。

今回の帰省はわんこも連れて行くんですが、

「おまえ、あんまり犬にそこらへんのものかじったりさせるなよ。」と

父さんが言います。

「ああ、家の中のものはかじらないようにしつけてるけど。」

「いやいや、家の中じゃなくて、外でな。」

「ああ、エキノコックスかい?北海道は室内で飼ってる犬もかかってるらしいからねぇ。」

「まぁなー。ここらへんも野良犬とかじゃなくてキツネがゴミあさってるからな。

どうやら
犬のフリをしてるらしい。


・・・いや、フリはしてないと思います。

おまえ、どんな田舎に実家があるんだ?と言われそうですが、
普通の街の普通の住宅地ですよーだ。


↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。



2004年06月01日(火) ほくほく『ヱビス』顔

歯医者に行ったり、美容室に行ったり、わんこの散歩に行ったり、

また歯医者に行ったり、皮膚科に行ったり、わんこと遊んだり、

さらに歯医者に行ったり、買い物に行ったり、わんこのうんちを片付けたり、

日ごろのん気に生活してるくるぶしにとって

最近あわただしい日が続いています。(帰省前だからしょうがないが)

相変わらずダンナは残業で帰ってくるのが遅いんで、

必然的に寝る時間も遅く、

『最低8時間は寝ないと人間的生活を営めない』くるぶしは

今日もダンナを送り出した後、二度寝をしていました。

うとうとしていた午前8時。

静寂を打ち破るインターホンが。

「・・・こんな時間にくるヤツはロクなやつじゃねぇ」と無視してたんですが、

あまりにもしつこいのに根負けし、「・・・はい」と不機嫌度98の声で応対すると、

「おはようございまーす。宅急便でーす。」

・・・・・・・・・・・・・・ん。

もしかして、もしかすると!!!

昨日「出荷しましたよメール」がきてた例のブツか!?

寝ぼけつつ、受領書にハンコを押し、箱を確かめると、やはり・・・・。











やさぐれていたくるぶしのハートが一瞬にして癒されました。

もちろんくるぶしは真面目な主婦なんで

昼間からビールを飲むなんてことはしませんよ。

げふーっ。

↓日記才人の投票ボタンです。
はじめての時だけ登録(無料)してください。
ぽちっと押してくれると嬉しいっす。


 < 過去  目次  未来 >


くるぶし [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加