もうマン擦りはかかない |
すっかりというかうっかりというか、日記を書かないうちに4月も終わりにさしかかっておりました。 この10数日の間何をやっていたかといえば、なんてことはない普通の生活をしてました。 普通に仕事して飲みに行って、4日間ばかり石垣にも行っておったけど。 石垣行きってのももはやマンスリーであるので普通の生活パターンになってきた。 一ヶ月に一回は南に向かう生活は、当初考えていたよりも困難なことではないなあ。岩井志麻子がベトナムの男にハマっていた頃、月一でホーチミンに通っていたと聞いてやるなあシマコ、現役だなあ(キンキンの不倫発覚時にうつみ宮土里が「あんた、現役だね」というコメントをしていたというのが私の最近の言い回しブーム)、と知り合いでもないのに勝手に思っていたわけだが、いまややるなあヤツザキ、とも思わない。あ、一ヶ月一回って普通ね、というか自分はもっと行けるが諸事情や周りの事情やお財布事情によって「一ヶ月に一回で勘弁したるわ」って感じだなあ。私が金持ちで仕事も自由自在にできる職業であったら週一がいいくらいですもの。(そういや岩井志麻子は最近ベトナム男話を書かなくなったが、もう終わったんだろうか。「どスケベ三都物語」毎月欠かさず読んでるのだが) あと南に向かう生活が困難じゃない、と思えるのは3年くらい全国あっちゃこっちゃ行っていたからであろう。片道2時間半(那覇まで)プラス1時間(那覇石垣間)すなわちトータル3時間半なんて「近いなあ」と思える範囲ですよ。なんつってもわたくしは熊本まで片道20時間かけて行った女ですから。あん時は「(夜行列車で行ったことについて)何故わざわざそんな難儀な行き方を選ぶのだ」とさんざん言われたが、それは「石垣に行くのが大して遠く感じなくなるようになる為」だったんだろう。ザッツポジティブ後付け。 関係ないですが、先日、 「ベトナムでラテン系男と恋に落ちてペッティング直前までいったが飛行機の時間が迫ってきたので、逢引の約束して別れたら飛行機に乗り遅れた」 という壮大な昼ドラのような夢を見ました。私の見る夢はいつでもドラマのように壮大なのだけど、絶対に夢の中では性行為は始まらないんだよなー。やってる夢見て夢精とか全然ねえ。(そもそも夢精する体の仕組みを有していないが) そういう夢を見るとモンモンとするってもんですよ!エロい夢、そうエロい夢が見たいオレです。
って、エロい夢を見たところで、目覚めて即自慰行為直行ってことはないんだけどさ。 そもそもわたくしは目が覚めるのがいつも時間いっぱい、ギリギリですからな。飛び起きて即効トイレ顔歯洗い服着て家飛び出す(それでも遅刻)ってのばっかだからな。 自慰行為といえば。 先日、プロレスとゲームとジャンプ(80年代の)あたりをこよなく愛する男性の皆さんと飲んだのですが 「俺はね、『オナニーしてます!』って自分から言う女はどうかと思う」 と言うておりました。最近は飲みの席なんかで「あたし、オナニーしてますよー」とカジュアルにぶっちゃける女性が多いのはよくない!夢をなくす!というような話で、 「女がマンコに指を入れたら『ゴミが入っちゃったから取り除いてるんです!』って言ってほしい」 という発言も飛び出して爆笑してしまった。笑ったわ。そんなに頻繁にゴミ入らねえだろ。 まあこの一連の話は女性差別!なんて騒ぐ人が聞いたらじゃあ男はどうなんだ等とギャーギャーうるさいんだろうけどな。 私はフェミニストでも男根主義者でもないし、私も自慰行為したぜってたまに書くが(こないだも某所でローター酷使しすぎて壊れたと書いたが)、女がオナニーしてますってのを自己主張するのはどうかと思う、という気持ちはわかる。 しかし自慰のことを書くときは抵抗があるのだ。抵抗の証として「オナニーした」とは書かないし。書けないのである。それは恥ずかしいという感情があるからではない。隠したい、というわけでもない。(そもそも隠したかったら自慰行為という言葉すら使わないわな) しいて言うならば「わざわざそんなこと言う必要はないだろう」という気持ちが私にオナニーした、という言葉を使わせないようにしているような気がする。だったら自慰行為したってのも書くべきではないのだが。 それは置いておくとして、「わざわざ言う必要ない」と思う気持ちには「誰だってやってることだから/特別なことではないから」という前提がある。実際にはやってない人もいるのかもしれないけど、そんな人でも一度くらい試したことはあるだろう。試した上で「全然よくなかったわ」「男にしてもらうほうがいい」「自分でやるなんて罪悪感」などがあってやらなくなった人も多いだろうし。 まあその上でオナニーなんてのはメシ食って風呂入ってうんこしての延長だと思うんですよ。だからいちいち自己申告する必要はないかと。いちいち「うんこした」「メシ食った」なんて自己申告する奴はいなかろう。まあ、私は職場で「あーおしっこしてぇー」「うんこ出そう」といちいち言うので同僚の方たちに「言わなくていいから」と言われてますが。周りがそうなだめるくらい言わなくていいことだと思う、オナニーも。 そうそう、「オナニーした」とか「オナニーしてます」って自己申告する人は男女問わず 「毎日食っているメシをブログで自己申告している」 的なウザさも感じる。 特別なものを食べたときに画像を上げたりするのはいいんだけど、たまに毎日何を食べたかを上げている人っていますよね。自分に向けての備忘録なのかもしれないが、何もそんなことまで取り上げなくても・・・と思ってしまうな。そしてそういう日記の食事って「わーおいしそー」「食べたーい」には向かわないのだよね。「もういいよ」と思うことしきり。文字通り食傷気味となるわけだ。 「オナニーしてます」「オナニーしました」もこれと同じく聞くと食傷気味になる。言わなくていいよ、もうおなかいっぱいだよ、と思うわけだ。食欲と性欲って同じ位置づけなんだなー人間にとっては。今改めて実感しましたよ。
と、聞いている人間がいくら思っても自己申告する人って止まらないんだよな。食事報告にせよオナ報告にせよ。 私が思うに、オナニー自己申告ってのは「一人でも平気」という主張の一部である気がする。いや、他にもいろいろあるんだろうけど、そういう主張も含まれていると思う。一人の余暇であっても自分で出来るんです的な意味合い。「趣味がゲームで休日になるとひとりでずっとゲームやっちゃうんです」とか「趣味が競馬でひとりでも競馬場行っちゃうんです」と同じ意味合いで「私オナニーしますよー」という言葉は発されているのだと思うのですよ。ってこれは男にはあてはまらんけどさ。 ひとりでも平気、ひとりでも大丈夫。ひとりの時間も楽しめます。そう申告する女のほうが実はひとりで平気ではないしは大丈夫でもない。ひとりの時間にズンと沈んだりする。 ってわしがそうなんですけどね。一人で家にいたりするとどうしても人とガハハと話したくなって電話してしまうし飲みに行ってしまうしな。 ひとりでも平気と私オナニーしますよ、は申告してるんだからこれ以上ツッコんでくれるな、という警告でもある。本当はつっこまれたくとも(おお、期せずしてダブルミーニングだ)諸事情で自分からはどうしようもできない人の張る予防線だ。 まあ、オナニー自己申告とセックスしてます申告って元をたどれば一緒なんだけどな。「セフレはいる」という申告や「昨日セックスしてきた」なんて話は「だから私はさみしくない」って部分もあるからな。 あと余談だが、オナニーしてますという発言をする女はエロに対して普通の女性より進んでると思っているのもいてあれも鬱陶しい。別にステージとかないから。言ったところでスウェーデン女性レベルとかないから。
話がややそれた。しかも重い方向に。 オナニーは生理現象ですからすることは全然悪いことではないし、「オナニーしてます」という発言が重宝される場(テレクラとかライブチャットとか)もあると思うのでいいと思うんだけど、場と空気を読んで自己申告するべきですなー。男のオナニーは笑い話に落ちることが多いが、女のオナニーはまだまだ笑えない場合が多いですから。特に男性と話す場合。エロ話して笑いにもってくってのは自分だけでなく相手のスキルもないと難しいことだからなー。スキルというか馴れ合い具合というか。そういうのを見誤って「とりあえず場を和ませるために」とか「自虐ギャグ取ろう」という一心でエロ話およびオナニー申告などをすると元も子もなくなることがあるから。いろんなものを取り逃がしたりするから。取り逃がす以前に可能性すら自分で握りつぶすことになるから。 気をつけましょう。他でもない自分に向かっての忠告。 わしも自慰行為という言葉を使っているのだから問題なかろうなどと思っていたが、ダメですね。先述の飲みの時もアターっと思ったし、そういうこと言わないべきというクレームもあったしな。 言葉を変えればいいんではないかという発想も浮かんだが(マン擦り→マンスリーとか)結局一緒だよなあ。言わなきゃいいだけのことなんだよな。というわけでもうこのような場で自慰行為しましたという話はしないようにします。これからもやるんだけどね。←書かないでいい
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2007年04月30日(月)
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