もんすん日記

2004年11月30日(火) 酒乱

おかんが飲むと言うのでワインを開けたら、ちょっと目を離した隙にあっという間に一本空にしていた。
うちのおかんは酒に強くてガブガブ水みたいに飲むものの、ちょっとした酒乱の傾向があり、親戚の結婚式で不倫の歌を歌いまくった前科あり。(踊りつき)
ワインには弱いみたい。

わたしが監視していなかったのがいけないが、その間にまた父と親戚に意味不明な電話をしまくった模様。
気が付いたときには床でのびていた。
妖怪みたい。

昨晩も妹の家に泊まると電話があったきり、妹が深夜まで待っても連絡が取れず、消息不明になったので「おかん狩り」にあったのでは?と一応心配していたら、今朝出勤だけはしていた模様。
先日行方不明になったときは風呂屋で寝ていた。
ちゃんと連絡をいれろというと、「帰ってこんかったらどこででも寝てるわ」とぶつぶつ文句を言っていた。

明日から一応職責が重くなる。
こんだけいいかげんでも、実は長女気質のわたしは神経を使うことが多くなりそうだが、できることは全部やろう。
出来ないことは学んでいこう。



2004年11月26日(金) 子沢山

■子沢山ものの番組って、なんか見ちゃうねんなー。
そもそも生活が苦しいのに、なんで10人とか産んじゃうんか不可解やけど(そのうちたいてい2,3人はヤンキー)、プリミティブな生命力の強さが感じられて良い。
TV局の金で海外行けてラッキー!くらいの図太さはご愛嬌。
勝手な想像やけど、鬱病や神経系の病とは無縁なんじゃないか。

■私のボスの尊敬すべきところは、迷わないことである。
私は迷いに迷って結局結論を出さず、「自然の流れに任せよう」という無責任な言い逃れで、何事からも逃げてしまうタイプなので、とにかく決定できる人を尊敬する。
年齢だけじゃないもんね。
いい年をしてもprocrastinatorはけっこういる。

■「安い下着をつける女は安い女」とは妹の弁。
ああ、そうかもしれんなあ。
どっちかといえば私は安いもんね。
勝負下着でも買おうか。

■コープさんで私の前に並んでいた人のかごには、チューハイと菓子パンしか入っていなかった。「もっとええもん食べや!」と言いたくなったが、私のかごもお菓子とキャットフードしかはいっていないのでいい勝負。

■結婚している人は「これが最後の恋愛」ってなんで確信できるんやろう、と思っていたが、「最後になる」というんじゃなくて「最後にする」という意気込みが結婚というものかなあ、と思った。
それともそんな意気込みは不必要なんやろうか。



2004年11月24日(水) サーヤ

日付間違えて日記つけちゃった。
けど、削除は出来ないようだから、なんか書きます。
最近気になる女性は、サーヤとコンディ・ライスと柴田倫世。
みんなけっこう好きだけど、とくにサーヤの品の良さに注目の今日この頃。
とってつけた日記はバカっぽいな。



2004年11月23日(火) 誕生日

22日でめでたく25歳、もとい29歳となりました。
私がこんな一日を過ごしてもいいんかな、と思うくらいすばらしく幸福な一日だった。

朝ボスの奥さんが焼いてくれたケーキが、ボスのカードとともに机の上でどかーんと迎えてくれた。
ありがとうボス夫妻。

そしてそして、改めてメールと手紙ありがとう。
自分が幸福だと思うのは、まわりにすごく好きな人がたくさんいること。

かなちゃんが書いてくれたとおり、まわりの人に守られて愛されて、それに甘えて暮らしてきたなあと思う。
人にしてきてもらったことの半分も返せていないと思う。
そろそろまわりの人にもお返しできる人間になろう。

家に帰ってきて更なるお祝いは英検二次の合格メール!
ほんま、あれで合格はあかんやろと思うけど、いただいときます。

なんか気持ち悪い日記を書いてしまったけど、誕生日ということで許しておくれ。



2004年11月21日(日) 免許更新

mixiで遊んでいるうちに、こちらの日記はおろそかになってました。
すみわけしよう。

今日は免許更新に。
うちの家があるロケーションの唯一の利点が、この免許更新所から近いということである。
原付で5分で到着。
久しぶりにこういう雑多な人々が集まる場所に来ると、妙にひとの顔ばかり見てしまう。
普通に会社で出会うのはきちんと化粧して、お洒落したひとが多いわけだけどさ、
こういうとこに来ると、言っちゃ悪いけど「まだ若いだろうになんでそんな格好してんの?」とつっこみたくなる人がちらほら・・・。
お金がなさそうとかそういうのじゃないねん。
なんか、あまりにも「手をかけてない」というか。

先日前取引先の人と飲んで、着ているもののブランドとか、毎月お金いくら被服費にかけてるか聞かれて、ほっとけよ!と頭にきたけど、手をかけないのもあかんよね。
いや、本人の価値観やから私がどうこういうことではないねんけど、自分のスタンスとしてはお金をかけないまでも手はかけようと。



2004年11月15日(月) 撃沈↓

英検の二次試験を受けたが、もうだめにもほどがあるやろっちゅーほどだめやった。
さすがに2次は英語が話せるだけのアホは受かりません。
2,3簡単な質問をされてから、カードを見て5つのトピックから選んでスピーチするんだけど、教育問題と環境問題、哲学にのみヤマをはっていたわたしは撃沈。
質問の意味すら理解できない時事問題が並んでいた。
ほんま、常識のないこんなアホが受けに来てごめんなさいって思った。
結局Publich Securityの問題についてどうにか何かを話したけど、まったくまとまりなく漫然と2分をつぶした。
こりゃ完全にあかんな。
次回までにスピーチの練習をみっちりして、次回は絶対がんばる。

私の向かいの席にはなぜかネイティブと思われる外人が受けにきていた。
あー緊張する!!ってつぶやいたら、きれいな日本語で「がんばってね」と返してくれた。
やつだって英語ができるからってスピーチとおるとは限らないしね。

時事問題には限りなく疎い私ですが、サーヤの婚約には興味津々。
サーヤが成人したときから水面下で候補者選び、15年もかけたとは。

アジカン♪リライト♪の"全身全霊を くれよ〜"というフレーズがすき。



2004年11月13日(土) 小指のつめが

Nさんと話をしていて、彼女はシングルマザーではないかとようやく思い至った。
勝手な勘違いかもしれないけど、もしそうだとしたら、そのスタイルは彼女にすごく似合う。
私の中でずっと「闘っている人」というイメージだったから。
もし彼女がシングルマザーなら、太陽みたいな戦う母親じゃないかと思うから。

何にせよ、すごく親しい相手でない限り、話したがらないことを詮索しないことだ。
全てのひとが自分のおかれた環境と同じように生きていて、似た価値観を共有していると思い込んでいる人は、やっかいだし、そうなりたくないからね。

今週は鬱期で、生理をはさんで、更にスーパーネガティブキャンペーンが訪れた。
生きていてごめんなさいと思うし、からだも弱っていたけど、多分私も基本的に生命力は強い。
床にふせって長生きするタイプではないかと思う。

「世界が完全に思考停止する前に」
読んでない本が積み上げられている私の部屋だけど、やっぱり買わないとな。



2004年11月08日(月) 欠陥

確かに。
私は欠陥のある人間だと思う。
年を取るにつれて、落ち着いてきた部分と、ひずみが大きくなってきたなと思う部分がある。
それでも、自分に対して正直に、人に対して対等で優しくあろう、と忘れずにいるだけで、大抵のことはなんとかなると思う。
抑鬱剤なんて飲んだらさらにオッケー。

母親の病院に入院している可愛い女の子は、服毒自殺を図ってかつぎこまれたらしい。
きちんとした仕事があって、理解のある婚約者もいて、美しい容姿と才能に恵まれて。
それでも自殺に追い込まれてしまうほど、子供の頃に受けた傷は癒しがたいんだろう。
木琴のバチで母親に叩かれつづけた彼女は、子供ながらに「お母さんは、働いていて大変なのだから」って、ずーーっと抵抗もせず、我慢していたのだという。
つらかったろうな。

うちの母親は妖怪のようだといつも思うが、患者さんたちからは、案外信頼されて慕われているらしい。
わからんでもない。
患者さんたちが受けた傷を親身になって聞いてあげられる面もあれば、死んだ人を「感傷的になっていてもしょうがない」で片付ける図太さももっている。
生命力強いな、とこの人を見ていると思う。



2004年11月04日(木) ていねいに

私が粗雑なたちなので、物事を(時にバカがつくほど)丁寧に行なうひとが好きだ。
今日の愛媛出身の美容師さんもそうだった。
カットだけの客なんてお金にならないし、整えるだけであまり切りもしないので、他の店では要領よくちゃちゃっと終わるのだけど、今日の男の子はえらい丁寧に切ってくれた。
手先はどちらかというと不器用なようだし、口ベタでなんだか及び腰なんだけど、一生懸命仕事しているさまが微笑ましくて色々話し掛けてみた。
愛媛では「ポンジュースご飯」なるものが給食に出るんだって。
それって甘いよね?と何回も聞いたんだけど、グラタンみたいで甘くないらしい。
(ほんと?Kなちゃん?)
他にも休み時間にポンジュースが配られたりして、何かあるとすぐみかん。
「でも、蛇口からポンジュースは出ないですよ。あれ、よく聞かれるけど、失礼なはなしですよね?」と憤ってはった。
あと、閉店前の中華料理屋に入ると、中国人がチッと舌打ちして哀しくなる、と言っていた。
舌打ちはあかんよなあ、仮にも接客業の人が舌打ちは。
帰り、エレベーターが閉まる前に「年末年始は何するんですか?」と聞かれた。
不思議な子やなあ。

仕事ではちょっと感傷的になってしまった。
まさに年末年始、忙しくなるかもしれない。
なんかなー、わたしっていっろんな人に依存して生きておるなあ。

英検結果が葉書で返ってきていて、ようやく一次合格。(先週速報はメールできてた)
はっきり言ってほとんどの設問で、合格者平均を下回っていたのだけど、唯一自由作文だけ満点。
そして、その自由作文の配点が高かったので助かった。
こんなんでちゃんと総合的な力を測れてるのだろうか?
さすがに二次のスピーチは付け焼刃で乗り切れそうもないなあ。
とりあえず気合だけで頑張ってみる。



2004年11月03日(水) ドン・キホーテ

言葉によって損なわれるものって多いなあ。
口をつぐんでしまえないなら、すごく丁寧に言葉を選ばないといけない。
わたしはその辺あまりに粗雑すぎて、ときどきひどく落ち込む。

くるりの岸田君がええことをわかりやすく書いている。

 殺害された青年は、イラクにいながら、我々や政治家よりも国際人として日本人であり続けて、異国で人生を終えたんやろう。馬鹿にすることなんか鼻くそほじりながらでもできる。こういった批評じみたことしかり。でも、行動することには必ず動機と必然性がある。それがドン・キホーテであったとしても。

かおりちゃんとモンスターを見に行った。
実際のアイリーンの生涯もすさまじいものであったのだな。

ドキュメンタリー・ドリーム・ショーにてが上映されるみたい。
見たい!


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