もんすん日記

2004年06月29日(火) 夢まで

会社の人の夢に私が出てきたそう。
彼がドンキホーテの前を自転車で通っていたら、前から私がすっぴんでやってきて、すっぴんだからか「見ないで〜見ないで〜」と言ったんだって。
怖がられている?

夜Hじさんと久々の長電話。
長電話といっても、たったの1時間半くらいだけど。
学生時代は、夜どちらからともなく電話して気がついたら朝、なんてことがよくあった。
会社であった小さな出来事ひとつでご飯三杯くらい食べられるうちらは、我ながらよう喋る。
橋本弁護士が派手な女を連れているのを見たそう。
橋本弁護士って、すぐに情報を漏らしそうで、絶対相談したくない弁護士ナンバー1。
でも橋本弁護士か細木数子かどちらか選べと言われたら、まだ橋本かな。
それに宜保愛子が入ったら、宜保さんよな。

「姑獲鳥の夏」映画化
ヒロインが原田知世というのは、私としては大賛成。
原田知世って好きなんだよね。
なんだか、涼しい顔して男の人に酷いこと言いそうな雰囲気が。



2004年06月28日(月) たまねぎとなすび

あー私も参院選に立候補して、休日に繁華街のど真ん中で演説したい!
こぶしを高くつきあげて、青春を満喫したいなー。
女性党の人たちが旗持ってねり歩いていたが、おじゃるが「桃太郎みたい」と言っていた。

今日は性懲りも無くTOEIC。
前回全然スコアが上がっていなかったので、まだ三ヶ月しかたっていないのに再挑戦。
950取れるまで受けます(嘘)。
今日はリスニング中に脳内で「怪物君のテーマ」「ワインレッドの心」が鳴り響いて全然集中できなかった。
あんまりなので、せめて英語の歌でかき消そうとしたが、安全地帯の存在感が強すぎ、あえなく敗退。
無意味に徒労。
こうしてまた休日が無駄に費やされる。

3時過ぎに終わってまだ元気だったので、おじゃるを呼び出して三宮へ繰り出す。
バーゲンに行こうと思っていたのに、奴は「アブラゼミをとりにきた太った子供」みたいな格好で来たため(ジムの帰り)、恥ずかしくて行けなかった。
もうおじゃるかみよしとしか行けないチェーン店に行こうと思い立って、串家でたまねぎとなすびをエンドレスで食べつづけた。
おじゃるはししとうときのこをリピートで。

その後カラオケで「なごり雪」(イルカ)「悪女」(中島みゆき)を歌って、日曜日はおしまい。

クリントンの自伝、読みたいけど時間かかりそうだな〜。
誰か読んで感想聞かせてください。



2004年06月27日(日)

未来日記になってしもてる。

いまどき鈴がついてるのなんて、おばさんの持ち物と猫と私の鍵くらいだろう。

Kとちゃんより電話があって、犬の飼い主が無事見つかったようだ。
Kとちゃんが警察に届けて、警察がちゃんと預かってくれて、飼い主さんも警察に問い合わせたということで、「警察も役に立つよね」なんて話になった。
世の中悪い人ばかりではない。

先週一週間は週に三回も飲みにいったので、今日は家でおとなしくしとく。
洗濯してクリニングにいって、スーパーで買い物。
このごろはまっている讃岐うどん。
今日スーパーにて100円で購入、自分でゆがいた釜揚げうどんが、ここ最近一番のヒットだと思った。



2004年06月26日(土) 怒ってみたりして

中国語を習いたいと思いつつ、テキストを買うばかりで何にもやっていない。
会社の中国人にはとりあえず
「ニイハオマー?」「ニイハオマー?」とバカの一つ覚えのように繰り返している。
ローカル採用の中国人は皆日本語がぺらぺらで、奥さんのことを「嫁はん」などと言ったりする。
Wさんは身長こそわたしより小さいが頑固者らしく、入社当時は何かにつけて「私は戦う」ってのが口癖だったらしい。
最近中国と中国人にすごく興味がある。

東京で派遣採用した若い女性が、勤務二日目に「体調が悪いので休む」と連絡してきたきり出社せず、派遣会社からの電話にも派遣先からの電話にも全く出ない様子。
本人が思っていたより仕事の責任が重く、二日目に重要な会議があったり、社長に会わねばならぬというプレッシャーがあったからかもしれないが、社会人としてあまりにお粗末。(私が言うのもなんだが)
自分ではじめたことのケリは自分でつけるというのが、最低限の礼儀やん。
万一その場で恥をかいたり責められたりするとしても、プレッシャーによってすべきことから逃げたという事実は、後で自分にのしかかってくると思うけどね。

そういえば、男と別れるときに「別れたい」って言わずに突然電話番号を変えて姿をくらますのー、と言っていた人がいたな。
私も散々人に失礼なことをしてきたし、恥の多い人生ですが、そういう別れ方だけは絶対いやだ。
だって、自分がそうされたらすんごい傷つくだろうから。

でも、若いと仕方が無いのかもしれないね。

Kとちゃんから、迷い犬の紀州犬を保護したとのメールあり。
飼い主が見つかるといいなあ。
でも捨てられたのかな。
子犬が大きくなったら「やっぱりいらない」と簡単に犬を捨てちゃう人は、私が考えていたよりずっと多い。
私はそういう人には冷たくなれます。
めぐりめぐって、やったことは返ってくる。
他の命を大事にしない人は、結局他人から大事にされない人間になってしまうと思う。
1匹の犬を助けるために必死の思いで駆けずり回っている人達を見ていると、無責任な人たちにはむしろ相応のバチがあたるべきだと思ってしまう。



2004年06月22日(火) 不思議な方たち

スイスの旅行代理店にメールで問い合わせをしたら、担当の女性が「いますぐ私エミリー(仮名)に電話して!」とメールが返ってきたので、問い合わせに答えてくれるかと思って電話すると、「それね、あたしわからないから同僚のフィリッポにメールしてくれない?」と言われた。
んならそう書いてくれ。
てか、メール転送してくれればすむのに。

チェコかどっかからきていたビジターが緑のYシャツを着ていた。
緑のYシャツなんて着ている人はじめてみたよ。
私の席に来てじーっと顔を見るので「?」と聞くと「うーん、前喋った人かなあと思って」と去っていった。

会社の飲み会(送別会)があった。
同じフロアで働いている偉いさんJさんは、とてもいい方なのだが、前からなんとなく私生活が謎だなと思っていた。
飲んだ調子に乗って「休みの日は何をしてらっしゃるんですか?」と聞いたら
「自分の世界に入ってます」
と言われた。
それいいな。
私も今度どこかで使わせてもらおう。



2004年06月20日(日) 夜のパレード

真夜中に吉田修一「パレード」を読み出して2時間ほどで読了。
いやあ、これは怖い。
確かに怖い。
直樹の章で語られる結末だけではなく、この若い人たちの生活が怖い。
呑気な大学生の生活描写からはじまったので、またまたはやりの「奇妙な同居生活」がなんとかかんとかからしん?となめてかかったら、真夜中にえらい目にあった。(本を読む醍醐味!)
それにしても直樹の章だけいやに内容が濃密過ぎて、第一章との密度に差がありすぎる・・・。

こないだ読売新聞の「人生相談」で、夫のエロサイト鑑賞を「許すとも寂しい気持ちがぬぐえない」と相談する妻の投稿があった。
アドバイスしていた作家は「心の闇をそれほど簡単に妻に見せてしまう夫は幼い」と答えていたが、心の闇をあまりに巧妙に隠しきれるよりも、まわりに見せてしまうくらいのほうが安心かもしれぬ。

今日は「ゲロッパ」もビデオで観たが、こちらは非常にお寒い作品だと思った。
失礼なんですが、これで笑える?
台詞が寒い上にくどくて、2時間(以上?)親戚のおじさんの笑えないギャグを、フルボリュームで聞かされているようだった。
西田敏行とか藤山直美まで出演しているのに・・・ひたすらもったいない。



2004年06月19日(土) お気楽負け犬

B型の人って、自分や家族を見ていても、興奮しやすい人が多い。
同じB型の人が「気が合う!」って思うのは、大体一緒に興奮しているときなんだよね。
これが相手だけ興奮していて、自分がローテンションな日だったら全然合わないのだ。

体調は非常に悪く、浪費がたたって今月末までお金が無いが、最近小さい幸せを感じる。
まあ何が幸せといって、まわりに好きな人がいっぱいいるからに違いない。
おじゃるのおじさんおばさんに焼酎を送ったら、これで一週間は飯食えそう!というくらい素敵な手紙をいただいた。
手紙って嬉しい。私も手紙を書こう。

あまりに頻繁に論じられるので、今ごろ読みたくなってきた、酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」

レビューをちらちら読んでみたら「人生は勝ち負けじゃない!!」「三十代、独身、子なしを負け犬なんて納得いかない!」って息巻いている人が多いので、面白かった。
そらそうですよ。おっしゃる通り。
でもね、私もそうなんだけど、そういう人ほど「勝ち負け」って言葉が気になってこういうタイトルの本を手に取っちゃうわけでしょう。
まだ読んでないのに言うのも何だけど、洒落に対して本気で怒ってしまうのもあほらしいよ。
「そうそうあたしって負け犬なのー。ガハハ」と笑ってしまえる余裕があったほうがいい。
世間の偏見を逆手にとって、負け犬宣言しちゃったほうがラク。
「家事もだめだし、運もなかったし、人間関係もだめだから、負け犬になっちゃたけど、何か?」ってシュールにしたたかに言ってしまえ。

負け犬でも勝ち犬でも、自分の生き方に過剰なプライドを持っている、もしくは、相手を否定してなんとか面子を保っている輩が一番厄介。
あと、負け犬お気楽女が世に増殖することを、いまいましく思っている一部の男どもも厄介。

そういう厄介な相手にラクに対処するための「負け犬ですけど、何か?」だと思ったんだけど、違うかしら。



2004年06月15日(火) エロサイト

システムのお兄さんJさんと世間話。
社内では各社員、派遣社員のネット使用状況がキチンとシステム部で記録されているそうだが、あまりにネットばかりしていたり、いかがわしいサイトを見ている社員がいると、「警告」が出すのだそう。
過去に数人、実際に「警告」を出されたり、ひどい人はインターネットを使用できないようにされた社員もいると。
その人らは、なんと昼間の3時ごろから会社でエロサイトを見ていたんだって!!
まわりに他の社員もいるというのにオドロキだわー。
他の人が来たらエクセルでも立ち上げていたんだろうか。
家で見ろっつーの。
でも、妻子もちの人だと、家の方がエロサイト見にくいのかしら?
かくいうJさんも、妖しいサイトを見るときは、頑張って奥さんの眠っている早朝に起きて見ていると言ってはった。
男のひとのエロに対する情熱はすごいね!

朝からこの光景でボロボロ泣いてしまった。
立派な人の奥さんも、やぱり立派で凛とした方なのね。
こういう強く美しい凛とした女性を見ると、自分が恥ずかしくなる。
明日から、しんどいとか忙しいとか不満とかなんだとか、言わないっ!

ところで、最近おくればせながらブログに移行したくなってきた。
よさげなブログを巡回して勉強中。



2004年06月13日(日) 太陽の塔

本日は帰阪していたHじタンと、万博公園へ。
お日様をさんさんと浴びて、太陽の塔から元気をもらって帰ってきた。
太陽の塔って、あんなヘンなデザインでどでかくてわけわからんけど、見ているとなんだか「小さいことはどうでもいいや」、という愉快な気持ちになってくる。
昔岡本太郎を取り上げた番組を見ていて、岡本太郎が「芸術は太陽のように無償で与えるものだ」といった趣旨のことを言って、実際に自分の芸術作品を無償でどこかに寄付したというくだりがあった。
それを見て、芸術を志していた当時の彼氏がはらはらと泣きだしたので、驚いた覚えがある。
芸術に取り組んでいるひとにとって、他人に評価されるということ、お金で価値を判断されるということは、いつも大きな悩みであろうから、そういった懸念を超越した太郎は憧れなんだろうな。

昔私も出店したことのあるフリーマーケットで、おじゃる丸にタヌキのTシャツを買ってから、国立民族博物館へ。
Hじたんに久々につれてきてもらって良かった!
子供の頃深い感銘を受けたこの場所は、今でも私の原点のような気がする。
といっても、私がのろのろしていたので、今日は多みんぞくニホンという特別展しか見れなかったんだけど。

ちょうど、日本に帰化した外国人の方々がスピーチをしていて、興味深かった。
中国名を言っただけで、温泉への宿泊を断られたという女性の発言には、ショックを受けた。
こんな差別的な人達はごく一部だと思いたい。

それにしても、父方の祖父母が韓国出身である私にとっては他人事ではない筈なんだけど、どうもこういうことはぴんとこない。
(それは祖父母は苦労したと思うが、私には実感が無い)
良い意味でも悪い意味でも、差別することされることがぴんとこない。
ネオナチみたいに、労働力が外国人に持っていかれること、自分の生活が脅かされることから来る差別、ならわかるんだけど。
部落差別や在日差別は、他人を差別しないと生きていけない人達が哀れとしか思えないよ。

と、極端に考えたりもするが、私とて差別とは全く無縁だと言い切れるか。
自分と異なる存在を恐れたり排除しようとしたりしてはいないか。
人と自分の出自を比べて、優越感を持ったり卑屈になったりしてないか。
人間ならばそういう感情は捨てきれるものではないかもしれない。
そういう感情を持ってしまったとき、自分を戒められるかどうかだと思う。
バカで不完全な自分を認めて、成長しようと思えるかどうかやね。

話はそれるけど、千里中央で小倉優子りんがイベントを行なっていて、CDを購入した人は、はもれなく彼女と握手できるという特典つき。
握手イベントに並んでいる長蛇の列(失礼だがオタッキー・・)を見て、アイドルも体力仕事で大変やなア、と思った。
遠くから見ただけだけど、彼女は人形みたいで大変可愛い。



2004年06月11日(金) スローライフへの憧れ

どうも体力がなくていけない。
平日に飲み会や遅くまでの残業があると、その一日でがたっとペースが崩れて、残りの一週間体がぐずぐずとすぐれない。
かといって病気をするわけでもないんだけど、万年体調不良。
そういえば、Kさんは毎日深夜1〜2時まで起きているにもかかわらずいつも健康で、そのかわり一度身体をこわすと肝炎になってバタンと一週間寝込んだりするそう。
同じくいつも健康そうなMさんはベジタリアンで(魚もほとんど食べない)、毎日10時就寝4〜5時起き(!)だそう。
影響されやすい私は、今日張り切って5時に起きてみたけど、結局二度寝し、そのせいでさらに体調がすぐれなかった。
他人のペースを真似してみてもだめだな。

疲れてくると「スローライフ」に憧れる。
お金だって人並みに稼いで人並みに使わないと、と思い込んでいるだけで、実はあんまり欲しいものはないのかもしれない。
一番自分のペースに近いと思った生活は無職のときのものだったけど、さすがに稼がぬわけにはいかぬ。

あれもしたい、これもしたい、と願望だけはたくさんあるが、どうも私は体力がなくてのろまなよう。
疲れてぼんやりしているうちにすぎていく毎日ではいかん。
なんとか、自分のペースを見つけないと。



2004年06月06日(日) ヒミズ

朝2時間ほど仕事してから、同じ会社で近所に住むDさんと、彼女の運転で漫画喫茶へ。
なんとなく前から気になっていたヒミズを読了。
いやー漫画にこんなに衝撃受けたのって久しぶりかも。
レビューに「ナンバガが似合う」と書いてる人がいたけど、それを読んだからか、私もこの作品のテーマ曲はナンバガだ。

なんというかなー、青黒い自分の血管に注射針がずぶずぶ差し込まれて行くのを、じっと見ているような感じ。
悪夢の続きのような非常に不快な作品にも関わらず、勢いがついてすごい速度で読めてしまった。
ラストは悲しくて、どうしてこんなで終わるんだよ、と切なくなったが、

「やっぱりダメなのか? どうしても無理か?」

と問う住田に

「決まってるんだ」

と答える魔物は圧倒的な存在だ。

この魔物があまりにリアルで(象徴される姿かたちがじゃなくて、あらわれ方や存在が)、見えてしまう人にはもうしょうがないんだ、という気がした。
夢とか希望とかすべりのいい言葉が一瞬でかすんで見えなくなるくらい、この存在はくらくて深いのだ。

でもさー、自分ではだめだとしてもさ、誰かが救えるんじゃないか。
茶沢と生きられたら、魔物からいつか逃れられたんじゃないかな。

もしかしたら、「生きている実感がしない」とか言って簡単に人殺しをしてしまう若い子供にも、こういうものが見えているのだろうか。

久しぶりに「幻の光」も読みたくなった。



2004年06月05日(土) 小豆島の苺

おじゃるのご両親が北海道から遊びに来ていたので、香川旅行にわたしも同行。
金曜、バスに間に合うように定時で会社を出たんだけど、こういうときに限って急ぎの仕事がはいり、日曜朝出勤するはめになってしまった。あーあ。

三宮から高松までバスで2時間半。
前回琴平遠征の折は、年末年始でうどん屋がことごとく休みというマヌケな結果だったので、今回はうどん食べる気満々で行った。
おじゃる家は食堂を営んでいるんだけど、香川から讃岐うどんをネットで仕入れて店で出してみたところ、お客さんに大好評だったのだそう。
仕入先に今回は行かないと言っていたが、私らが「絶対むこうも喜びますって!」とすすめたこともあり、計画変更し、工場をアポなし訪問。

住宅街にあるその製麺工場はこじんまりした工場で、タクシーのおじさんもなかなか見つけられなかった。
事務所から出てきたのは、以外に若い奥さん。
まあ、ネットで商売するくらいだから若い人か。
いつもネットだけで注文のやりとりをしていた人たちがはじめてご対面、で、なかなか和やかな雰囲気だった。
奥さんは、東京からお嫁に来たらしい。
工場の若夫婦は人好きなかんじがしたので、これが夜なら、このまま飲みに行きたいところだけどね。
工場を後にして、小豆島へ向かった。

小豆島はおじゃるご両親のたっての希望で足を延ばしたんだけど、これが大正解!!
同行させてもらえてよかった。
長く逗留したいと思うほど、すごくいい島だった。
こんな風景を見て暮らしていたら、のびやかでおおらかな性格になるだろう。
子供を作るということはまだ考えられないが、育てるならこういうところがいいね。
お日様も海も山も川も、動物も植物もたくさんあるところ。
いちご狩りもした。
自然の甘さと酸味をからだがよろこんだ。

小豆島で食べたそうめんも、高松に戻って食べたうどんも、文句なしに美味!!
香川最高。



2004年06月02日(水) 苦手意識

「いい人なんだけど、嫌いじゃないんだけど、どうにも波長が合わない」
って人ほどやっかいなものはない。
話せば話すほど空回りして疲れるのよね・・・。
相手もこんなに疲れさせているんだろうか。だとしたら申し訳ない。

古い友達や大学時代からの友達なんかと話していると「言葉が同じで波長が同じ」だと感じる。
記憶や思い出を共有しているし、どこか似たところがあるから、あまりくどくど説明しなくても、お互いに理解できるのよね。
社会に出てからは、「言葉は違うけど、波長は合う」「波長は合わないけど、言葉が一緒」な素敵な人たちとたくさん出会えた。
違う世界やことばを知るのもよいことだ。
ただ、言葉も波長もどうにも違いすぎる人とは、会話がうまく出来ない。
無駄な言葉によって別の無駄な言葉が引き出されていく感じ。
あーどうしたら苦手意識をなくせるんだろう。

ダイソーはごみばかり売っていると思っていたけど、「スーパー長持ちアルカリ乾電池」はほんとに長持ち。
でも100均は結局ごみを増やすばかりでやっぱり良くないと思う。

今日は仕事を4時半くらいで終われたので、ドイツ語の教材を買おうと三宮でうろうろ。
銀座ダイアナのお姉さんと下着屋のお姉さんが売り上手で、予定外の靴と下着を購入。
落ち着いた接客をするひと(ガツガツしてないひと)に弱いのよね。
お姉さんの「私も買ったんです〜」という一言に弱い私。



2004年06月01日(火) おじさんありがとう

朝鬱々した気分でバスに乗ったら、運転手さんが降りるひと一人一人に「いってらっしゃい」「ありがとうございます」とさわやかに声をかけていた。
そのときは「朝から気持ちいいねー」と思っただけだったけど、仕事しているうちにじわじわとその腰の低さと仕事に対する姿勢に胸打たれた(反応が遅い)。
バス会社に電話して、彼の真摯な仕事態度のおかげで鬱ぎみの女の気分がすばらしく明るくなったことを伝えようと思ったが、名前もわからないし、どこのバス会社かも忘れたのでやめた。
今度あのおじさんに当たったらチェックしておこう。
こないだ紛失物を取りに行くため、駅員室の中に入ったら「親切な駅員さんありがとう」みたいな内容の葉書が掲示板に貼られていたので、私も何か書いてあんな風に貼られたいと思ったのだ。

一生懸命物事に取り組んでいると誰かが見ていてくれると思いたいよねえ。
だからちゃんと見ているひとにもなりたいのです。

なんだか倫理の授業のようなことを書いてしまった。
高校の倫理の授業中「僕は被差別部落出身です」を勇気をもってカミングアウトした彼は元気だろうか。
それにしても未だ被差別部落出身ということで差別されたりするのだろうか?
する奴がいるとしたらずいぶん時代錯誤だな。


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