もんすん日記

2002年06月30日(日) ログハウス

週末はおじゃるマルのかねてからの希望により秩父のログハウスに行ってました。雨が残念やったけど、霧濃い山も気持ちよかった〜。木の匂いで呼吸するとすうすうして気持ちイイ!サッカープランで地酒までもらったよ。

わざわざ早めに夕食を終えて、ログハウスの中で、ビール片手にサッカーの3位決定戦を見ていた。トルコ選手が韓国選手の手を取って肩組んでサポーターに応える場面で、感動して泣いてふりむいたら、なんとおじゃるマルは寝ていた!!まじで、なんでここで寝れるわけ?
しかしトルコチームはとってもいい人達だね。単純だけど、トルコ大好きになりました。ベッカムファンはとことんバカにしてるわたしだけど、イルハンはかなーりカコイイです。(←同じか)

そのベッカム、SPAを読んでいたら本国ではかなりイロモノ扱いだと書いてあった。英国版「新庄」ってのが近いらしい。車バカはいいとして、夫婦そろって浮気暴露合戦を繰り広げているのだとか。

夕方、帰りの新幹線の中でちょうど東京→横浜間は両国のサポーターが多数のっていて大騒ぎしていた。横浜をすぎるといつものようにしーーんとしていてなんだか寂しかった。




2002年06月27日(木) コラーゲン

昨夜はSさんの送別会。飲み会は苦手且つ生理痛が酷くて頭がぼーっとしていたが、Sさんには何かとお世話になっているので参加。知らない人ばかりで最初は困ったなーと思ったが、まあ、たまに参加すると楽しいよね。
初めての人に話し掛けるときの私の口調が「お見合いで質問しているみたい」と言われた。

今日から社長が出張なので、昼に件のSさん、久々のYさん、バレエを習っているIさんが遊びに来る(バレエ一緒にどう?と誘われたが。。。)。Sさんは初めて会ったとき「わたしより少し年上かな?」と思ったのだが、今日改めて「雅子妃殿下と同い年」と聞いてショックを受けた。何故そんな若くいられるんだろう?Yさんは夏休みにモルジブに行きたいらしい。そういえば去年もいっぱいだったと諦めてたな。しかしモルジブツアー50万もするってどうよ。こんなバカ高いツアーがすぐに一杯になるんだからさ、ほんと不況かよ!ってかんじだ。

午後3時くらいになると、今度は取引先のMT嬢がアイスクリームもって遊びに来てくれた。もう、癒しハウスとして頑張っちゃうよ。お互いににわかファンになって、それぞれの温度で盛り上がったサッカーなどについて話し合う。「クリニックへ行く」と出ていった彼女の上司が、サッカー観戦している姿が次の日のスポーツ新聞にばっちり映っていたそうで、悪いことは出来ないですね。気がついたら5時すぎまで喋った。やば、仕事してねえ。

いいなあ、美人スパイって響きが。ぎゃーーあほやー。しかし今更ながらベッカムって、淡路島にいたんだな。
清水圭がいいこと言ってる。素直でいい人じゃん。わたしも500円玉貯金かな。



2002年06月26日(水) DNA

きのう卵子バンクの記事をみつけてあれこれ考えていたら、今日は夫の生前の精子で出産て記事が。卵子バンクは選択肢が増えてよいんじゃないかと思ったが、「選別する」という側面が強調されると確かに差別思想につながるのかな。ここまで計画的でもおかしいのかな。

サッカー、ドイツが勝ったのはまあみんなの予想通り。ほっとしたのと少し残念なのと両方あるかな。Kとちゃんと食事していたので、帰って九時半過ぎから、しかもチラチラとしか見てなかった割に、ドイツの選手が韓国選手とユニフォーム交換しようとしてるのを、別のドイツ選手が止めてるのはバッチリ見てしまった。(画面すぐ切り替わったけど)どういう経緯でそう到ってしまったのかわからんが、なんか見たくないものをみてしまった。あーーやだやだ。スポーツってちっとも美しくないじゃんか。なんかあほらしいよ。
大体スポーツやサッカーから程遠いわたしが、サッカーについて急にあれこれ考えた気になっているのもなんかヘンという気がしてきた。とりあえず、サンバが陽気でステキだからブラジルに優勝してほしいです。Jリーグは見に行きたいです。

しかしこの人は一体なんでしか?

サマーソニックにパヒーが出るのが納得いかんです。パヒーならモー娘。かV6がいい。でもサマソニなりたたんね、それじゃ。



2002年06月24日(月) ドラえもん

電車で立ったままうつらうつらしていたら、後ろでドラえもん声の男性が喋っている。きっとドラえもんみたいな顔してんだろな〜と思ったが、「待てよ、声はドラえもんだけど、見た目は以外にカッコイイのかもしれない」と思いなおし、降りるときに見たら、やっぱり見た目もドラえもんだった。声フェチとして、これからも声で判断しよう。

しかしワールドカップの審判/韓国批判はスゴイことになっていますね。明日の試合見るの怖いしドキドキするわ〜。韓国選手のスタミナには脱帽するし、やっぱり「トルコー日本戦」なんかよりずっと面白い試合だったと思うから、残念だ。
しかし(そらぞらしいメディアに反して)ここまで韓国批判になっていくと、在日の人とか心配してしまう。昔チマチョゴリが切られる事件なんてあったしね。人口の何%かは、物事の区別のつかないアホが混じっているから、変なことにつながらなければいい。
「在日だった」人と、「韓国嫌いの日本人」を家族に持つものとしては、もやもやと後味の悪い気分がする。なんだよなースポーツなのにな。(って私が言うのもおかしいが)
もういっそ、明日の審判は思いっきりドイツよりであってくれ、と思う。
あ、それからスペイン戦のとき、アップに映ったキムデジュンの顔が超怖かった。



2002年06月21日(金) パンちゃん負傷

今はヒマな時期で半開店休業状態なので、当たり前のように今日も会社ででサッカー観戦。社長のお友達の女性がやってきて、アイスクリームを買ってくれ、なんだか親戚の家状態。彼女も異常人気者ベッカムの大ファンだそう。このおばさんの今日のヤバイ一言は「イタリアもイングランドも負けちゃったら、黒人とかばっかりになってかっこいい人いないからいやだわ〜」と。まあ、無邪気なだけかもしれんけど。おばさん。
しかしブラジルはすげーー。シュートがすげーー。まるでゴールにはいるために、ボールが突然生き物になったみたいだった〜。流石です。ルックスだってたくましくてイングランドよりイイ!準準決勝ともなると、こんな小気味よい試合になるのか。勿論最初からブラジル応援してました。
ドイツ戦も見たけど、カーンてかっこいいね。野犬の集団のたくましいボスみたいにいい顔してるわ〜。そしてまさに鉄壁。

審判1級保持者M嬢とランチをしたので、韓国戦審判について聞いてみたかったけど、日本戦で宮城に行ってたので見ていないという。彼女曰く「審判はファウルをとってもとらなくても非難されるから大変」なのだそう。日本戦のあの骸骨みたいな審判くらいしか評価されてる人はいないんだって。骸骨さんは年収三千万らしいが、日本でも二人ほど一千万レベルの審判はいるそうだ。

最近食欲がまたすごくて、目に入るもの全部口にいれるかんじ。えへへ。昼はカレーラーメン+レッドカレー、その後土産に貰ったもちとアイス2個とピーナッツをたいらげる。夜は控えようと思ったけど、夕食用意されてたしさあ。

父が朝うっかりぱんちゃんを外に出してしまって、帰ってきたらあごが血だらけ。野良っ子とやりあったらしい。しょんぼりしている。あんたまた動物病院いあかな。。。。

>>tanishiさん
組織票?アフガンのときとおんなじで、CNNの投票ってインチキなんですかねー?
日経のランキングわろいました。
しかしダバディってこんな経歴の持ち主だったとは知りませんでした。背、でかすぎ。

美輪明宏の「人生ノート」読んでるけどオモチロクためになる。でもお洒落といわれてもやっぱり香水はすきじゃない。



2002年06月20日(木) 手紙

韓国Xイタリアの試合は、審判の問題とかとかガウチ会長の発言とか、大変なことになってるんだね。審判だとかファウルの問題は、にわかファンには(ルール知らないし・・・)はわからない。ゴールしたから解雇?と不可解だったけど、安貞桓の「韓国サッカーはイタリアよりsuperior」だかなんだか言ったのが、逆鱗に触れたようですね。この発言だけ見ると、ガウジってなんてあほなの!と思っちゃったけど。
イタリア大スキなんだけどなあ、仕事で会う数人のイタリア人が完全に日本(アジア)をバカにしてなめてるから、ついついサッカーでは韓国に肩入れしちゃうな。スポーツは関係ないけどね。しかも韓国なんて思いっきり反日だけどね。仕事をしつつ朝から色々見てたけど、まあ、何せサッカーがわからないので、結局何がなんだかわかりません。審判に関しては投票もあった。これでは「審判問題ない」が大多数だけど。

韓国の女の子って海外選手の熱狂的なファンてあまりいないみたいですね。
こんなかんじで。これはマスコミの影響かな。近くてあまりに違う国。面白い。

昨日昔の彼氏から手紙が来ていてドキっとした。開けてみると彼の絵の個展のお知らせだった。淡い絵の具で描かれたロートレックみたいな絵のカードが同封されている。ファンも増えてきたそうだ、そしてまた添えられた手紙が素晴らしく、自分には痛くてしばし落ち込んだ。彼はほんとに誰にでも好かれる人で、そんな人だから何年たっても、うらみつらみもなく、むしろ芸術と博愛に昇華されているのでした。「死ね、ブス」とでも書かれたほうが傷つかないね。。。。。それに比べてこの自分の矮小さよ、ははははは。男性の方が失恋を引きずる傾向はあるかもしれない。わたしなんて、1ヶ月程暴れたら、スッキリして忘れる。多分ほんとに忘れてる。



2002年06月19日(水) ありがとう韓国

おめでとう韓国!!

日本は残念だったけど、韓国Xイタリアの試合は最高に面白かった。
Hじさんと出かけて難波のスポーツバーで見てたんだけど、興奮してそこらじゅうの人と、抱き合ったり握手したりした。
後半43分でソルギヒョンがゴールを決めたときなんて興奮の嵐。
わたしも体がぞくぞく震えた。歴史に残る素晴らしい試合だ。
目の輝きを薄くした窪塚(Hじさん評)安貞桓カコイイ!
隣にいた刺青アメリカ人も韓国びいきで、「イタリアへ・た・れーー」「イタリアお・ぞ・ま・しー」などとセンスのよろしい日本語ではりきっていた。
戎橋からぞくぞくと川に飛びこむ若者を見ていて、しかし日本にもどうしても勝ってほしかったなと思った。韓国人は幸せだ。
そして同じアジア人として誇りに思うよ。

「ここには祭りが必要」というHじさんの明言にわたしも大いに賛同する。WCのようなものが半年ごとにあればなあ。開放的な若者を見て「閉塞感」と言う言葉と逆に結びついてしまうのでした。諦めや倦怠や陰鬱に沈むものを、半年に一度でも彼らが完全に払拭できるといいんだ。それが必要なのではないか。

Hじさんが希望していた「かに道楽の座敷から戎橋の喧騒を眺める」催しをほんとにやってる人たちがいて(しかも閉店後)笑えた。



2002年06月17日(月) TIBET TIBET

何もない日は何もないのに、何かある日はいっぺんいやってくる今日この頃。

koriwaさんに誘ってもろて京都メトロへ出かけたTIBET TIBETは、素晴らしい作品だった。(最近koriwaさんのおすすめは大当たりが多い気がする。)今まで拷問や虐殺といった点でしか報道を知らず、「なんだかとても恐ろしいことがおこっている」というくらいの認識でしかなかったチベットの歴史や実像がよくわかった一日だった。特にチベットには現在600万人のチベット人に対し、700万人の中国人が移住してきたという事実には驚きだ。
作品を撮った金森さんは在日3世で、韓国、ネパール、インド、チベットから帰還した後の彼の「在日」に対する受け止め方も、自分にとって大いに学ぶところがあった。
しかしダライラマ14世という人は顔は普通のおじさんに見えるけど、話している内容は素晴らしいね。「虫は殺す優しい白人女性」の話なんて、とても共感してしまった。「やろうかやるまいか迷ったときはやってみなさい。やってみて間違っていると気づいたらやめればいい」という言葉もずっしり響く。一緒に見たHじさんと、かえりキリスト教と仏教について話ながら帰った。

ダライラマと美輪明弘の本は読んでおきたい。

映画の前に茨木によって、久々にフィリップ殿下と昼食。彼のルームメイトが、ときどき怪しい秘密のショーを見にいっているらしい。SMなんてなまやさしいもんじゃなくて、黒魔術的な儀式、女性の口や手を実際に針で縫ったり血を飲んだりする見世物らしい(気持ち悪くてすみません)。殿下も最初は写真を見てうそに決まっている、と主張したらしいが、ルームメイトによると実際やっているらしく、聞くだけでも鳥肌ものだった。そんなの犯罪に当たらないの?
(この男は観客として女をひっかけるためにショーにいくらしい。実際すごく簡単に誘えるとか)そんな村上龍で松浦理恵子でXファイルなショーを実際にやっている人たちが、大阪にいるなんて、想像しただけでも気色悪い。げーーーーーーー。

ていうか、ダライラマの後にこんな話し書いてすいません。



2002年06月15日(土) 400円

歯医者に行って、ブックオフのぱちもんみたいな店で本を売って、散歩を一時間半もするという地味な一日。ほんとは今日こそエグザスへ行こうと思ってたんだけど、少し昼寝のつもりが夕方まで寝てしまって、近所をグリグリ歩いてお茶を濁すことになってしまった。歩き出すと体が動きたかったみたいで、かなり歩いたにもかかわらずまだ余力があったので腹筋背筋50回ずつする。

本が増えてしょうがないので、ブックオフのぱちもんの店で約30冊売ったら、殆ど文庫だったとはいえ、たったの400円しかもらえなかった。その400円でさえ、その店でアンダーグランド450円を買ったのでマイナス。ま、捨てるよりリサイクルされるぶん、いっか。

月曜に妹とスポーツバーに出かけることにした。やつが遅れるので、予約はせずに万一入れなかったら、寂れたラーメン屋とかで見ようという話になった。うちらには後者が似合う。妹に「あんたも一応日本が勝つと嬉しいわけ?」と聞いてみると
「こないだの試合は最初から最後までチュニジアを応援してたで。2点もいれられて気の毒やなあ」と言っていた。ひねくれものの血は争えませんな。妹がいてよかったと思う瞬間でした。



2002年06月14日(金) うらしま太郎

航空券の営業にきてるおじちゃんが「私ら、浦島太郎の気分ですよ」と、社長と共にサラリーマンの悲哀を語っている。

朝から酷い目にあった。人身事故の影響で、通常尼崎→大阪まで5分でつくところを、実に1時間以上もかかった。またかよ!アゴタクリストフの単行本を持っていっててよかった。静止した電車の中で一時間以上はつらい。しかも一度急停車して車内で転んだ。そばにいたおじさんの腕につかまってぶらさがってしまった。しかしおじさん怒りもせず助けもせず(いいんだけどさ)、近くにいた女性がひっぱって起こしてくれた。電車で本を読んでいるとき、エロイ場面になると、なんとなく人が見ている気がして、ぱっぱと飛ばしてしまうのが、自分の気の小さいところ。
しかし妙に多いな、人身事故。

全然痩せない母親とわたしで、昨日代行輸入のサイトで「ダイエットサプリメント」を購入。ゼニカルはビタミン類まで排出してしまうらしく、ちょっと心配なのでキトサン系の薬にした。明らかにジムにいけばよいことはわかってるんだけど。

1冊を6分で読める波動速読法買いました。これからグングン頭よくなって、一日10冊とか読んじゃうのでヨロシク。そんな京極夏彦並の頭になってみたい、というはかない願いです。

チュニジア戦、モチロン会社で全部見たよ。中田カコイイー。すごく面白かったけど、試合は1-1で全部引き分けになったら面白いと思ってしまう自分は、かなりスポーツマン精神に欠けてます。途中から密かにチュニジアを応援してしまったことは誰にも言えません。だって、すごく焦ってて気の毒なんだもの。



2002年06月13日(木) 一義

中村一義のセブンスターって、いい曲だね、泣けました
あ〜ライブの抽選外れたのがほんと残念。
今日自分の中で理想の男性は一義と三宅健(もちろんカミセン)、爆笑問題の太田とリリーフランキーです。ていうか、最近テレビで見た人ばかりだな、ははは。
なんか湿度が高くて壊れ気味。



2002年06月12日(水) さよならナンシーさん

家に帰ると留守禄が点滅していたので、聞いてみると
「あーあのー間違えました。ごめんなさい」とおじさんの声で入っていた。
丁寧だね。

ナンシー関さんが亡くなったと聞いて、ショック。
あんな味のある人がなくなるのは、ほんとに残念だ。
もう彼女の消しゴム版画もコラムも見れないと思うと寂しいな。
早速にちゃんねるに飛ぶと、ナンシーはみんなに好かれていたことがわかった。

社長がある会社に在庫を扱ってもらおうとしたら、アパレルの客先から
「うちが昔取引してたので」とストップがかかったらしい。
社長、客先に電話して、でかい声で
「そんなんオマエな、昔一回つきおうた女、俺に手えだすな、言うとるんと一緒やぞ」 と。
そのたとえはいかがなものか。



2002年06月11日(火) 動物病院

なんかまた鬱々。でも多分雨のせい。
こういう気分のときは、中村一義 イーラを聞くに限る。

乳臭い食べ物が急にほしくなって「特濃ミルクアメ」をなめつつ帰る。
そういえば、たくましくイタリアで頑張るデザイナーTさんとMDのOさんは乳臭い食べ物があまりすきでなく、肉の塊を好んだ。バルサミコ酢の効いた肉の塊を細い体でもりもり噛みちぎっていて、見ているだけで歯が疲れそうだった。わたしは肉苦手、乳製品万歳。彼女達とのスタミナの差はここで出るのか。
ベジタリアンの人が野菜中心にしてから、精神が落ち着くようになったと言っていた。わたしは多分ジャンクフードばっかり食べてるからからだもこころも落ち着かないんだろう。

カメルーンとドイツなら、どうしてもカメルーンを応援してしまう。
だって、中津江村のカメルーンハットのおばちゃんたちが・・・・

ぱんちゃんの体調が悪いので、朝半休とって動物病院へ。
一ヶ月くらい元気がない、と言うと「もっと早くいらっしゃい」と先生に怒られる。毛玉の飲みこみすぎ→吐く→若干脱水症状を起こしていた。
インコを紙袋に入れて連れてきたおねえさんと、少し世間話。



2002年06月10日(月) 動け動く 

瞬間視聴率80%越したそうだね、昨日のサッカー。わたしもパネル展のかたづけを大急ぎで済ませて、それでも夜9時半にやっと家に着いて見れました。
父親が
「おまえはサッカー面白いとか言ってるが、みんなが面白いと言ってるから面白いと真似していってるに違いない」なんて言ってくる。
その横で母に
「サッカーは手をつかっちゃいけないスポーツ」とか説明していて、母もふんふんうなづいて、「明日職場で話に入るため」一生懸命見ていた。が、ベッカムをベンガルとか言ってる時点でついていけてないね!
サッカーを見ていて発見したことは、自分は日本を応援するとかじゃなくて、自動的に 負けてるほうを応援してしまうということだった。あと心の中で「座敷わらし」と呼んでいた選手がかなり活躍していることもわかった。
でもほんと面白かったです、はい。

土曜日16時間も寝てしまったため、昨日は一人でパネルの片づけを頑張った。おだてられると俄然はりきるタイプなため「以外と力があるんだね〜」と言われ、嬉しくて荷物をガンガン運んだ。力仕事はけっこうスキ。人間やはり体を動かしてなんぼだなあ、と思う。体を動かしている+人の役に立っている、と思うと充実感爽快感がある。

篠田節子さんの家鳴り読み終わったけど、ほんとに面白かったです。力量のある人だなあ。とくに表題作と「青らむ空のうつろの中に」がはまった。琴線にびしびし触れます。結婚するってどういうことかとしみじみ考える。

昨日のパネル展にはヘンな母親と息子が来ていた(息子は普通のひとだったけど)。皆怒っていたが、わたしは呆れてものも言えなかった。そのおばさんが言うには、自宅で保護した猫が子供を産んだが子猫を育てられない、何とかしてくれなかったら保健所に持っていこうと思う、と。保護はできないと主張している人達や団体にとっても「保健所」という言葉は脅しに等しい。ところがおばさんは引き取ってもらうにもワクチン代や避妊手術代は払いたくないという。これまでも費用を肩代わりしてきたOさんが借金を抱えるまでになっているというのに・・・。お金も手間もかけたくないなら、いっそ保護しなければいい。「可哀相可哀相」と大騒ぎする割に、面倒なことは他人に押し付けようとする、こういう輩が一番タチ悪いなあ。結局また子猫を抱えることになってしまった。わたしも出来ることはしよう。



2002年06月08日(土) 洋服エンゲル係数

日本人は「洋服エンゲル係数」が異様に高い、とドレステリアの人が新聞で言ってたけど、同感。ひどい人だと収入の半分以上、7割も8割も洋服代に割く人がいるそうだが、わたしもそれがお洒落だとは思えない。素材やデザインが洗練されているに越したことはないけど、上手な人を見ていると、要はやはり「着こなし」だなあ、と思う。断然お金のない若い人達のファッションを見ているのが面白い。わたしには絶対思いつかないような色の組合せや、ダサかっこいい柄、重ね着をしていて柔らかいよなあ。日本の女の子ってほんとにお洒落だなあ、と思う。

文庫で出ていた篠田節子さんの「家鳴り」が面白い。穀物危機などシチュエーションはありそうなんだけど、この人の手にかかれば、全く違った手触りの作品になるんだね。最近エンタメ志向かもしれない。そもそも純文学とエンタメの境界ってどこ?って思うけど。

昼は久々にKちと、夜はKっき、Kとちゃん、Hじと食事。皆の話を聞くのが楽しい。自分以外の皆は楽天的で素直で賢くてよいなあ、と思う。なんというか物事を悪いほうにとらないんだよね。わたしはどうも物事を悲観的にとらえがちでしめっぽいんだけど、こういうのは性格だから治らないんであろうか。
通訳バイトの時給の高さと役得の話を聞いて、またにわかに語学への意欲が一瞬高まって、電車の中で寝てまた消えた。

■tanishiさん
同じカンヌ受賞作品でも、ダンザーインザダークとかはあんなにたくさんの映画館でやっていたのに、「鬼が来た!」は東京でもあまりやってないんですね。作品としてはこっちの方がずっといいと思うんですが・・・。



2002年06月06日(木) 鬼が来た!

人身事故であちこちの電車が止まりまくり。きのうkoriwaさんと「鬼が来た」見た帰りも、全然電車がこなくって、やっと乗れたと思ったら、のろのろ運転。一時間以上乗っていた。帰って文句言ってたら、父は2時間ほどもJRが動かないから仕方なく阪急で帰ったそう。今日事故があったのは阪和線だっけ?
隣の会社の女性二人が
「人身多いよねー」
「そうやんね、だって5月6月だから、多いよ」
「この時期はやっぱね」
と話していた。やっぱこの時期だから?

「鬼が来た」は素晴らしい作品だった。香川照之の演技が凄まじい。殆ど情報を見ていかなかったので「喜劇+最後ちょっぴり悲しくてほろっ」くらいの微妙な映画かと思って甘く見ていたら、えらい目にあった。ホラー漫画みたいで、存分に笑わせるくせに暴力と死の匂いが最初から最後まで充満している。多分こうなんだろうなあ、こうだとすると、渇いた笑いとか痛いなあ、どうせなら来るなら早く来てくれ、とじれったく思いつつ、中盤からの展開、そしてあのラスト。見てない方には是非見ていただきたい。でもわたしはもう一回は見れないな。
日本兵の描写など??なところもあったが、作品としては本当に素晴らしい。息を何度も呑んだ。

話は変わるが、虐待者とはまた別の観点から、飼い犬を保健所や食肉業者に売る奴ってどうよ?「鬼が来た!」見た後で、自分が決め付けている善悪の基準なんて絵本みたいなもんだ、とは思うけど、ほんとにまったく理解できないんだよ。



2002年06月05日(水) はやくも日焼け

駅の鏡に「なんか真っ黒に日焼けした人がうつってる」と思ってよく見たら自分でした。いつ焼けたわけ?え?

すいません、サッカー全然見てません。でもみんなが見てるから、なんか興奮がうつっちゃうね。スポーツニュースみただけで感動で涙が出るね(ウソ)。昨日は社長が「よし、今日は5時で終わろ」と決めてとっとと帰ってしまったが、他の会社では皆さん残ってビール片手に会議室などで観戦してたみたい。サラリーマンっていいな、はははは。

色んな人に対して、腹を立てたり拗ねたりしていたが、よく眠れたりすると、こざっぱりした気分になって、何を怒っていたのか忘れてしまう。
複雑と思っていた心情なんて、こんなもんか。

次の仕事をどうしようかと、ようやくゆっくり考える。ファッションの仕事は面白いんだけど、ま、次はもう別のことがしたいかな。正確に言うと、商社がらみの仕事はややこしくてよくわからないから、もっとシンプルなほうがいい。まわりの方が色々心配してくれるんだけど、自分としては1から真っ白な状態で仕事をはじめるほうがスッキリサッパリできる気がする。転職は絶対したほうがいい。なんだかんだいってもここまでたどりつけてよかった。と、久々にプラス思考。
これからも流されてやろうぞ。



2002年06月03日(月) ディスコテック

イタリアより帰還。2日の朝までミラノのディスコテーク(テック?)を2軒はしごして、そのまま寝ずにパッキングして飛行機に乗ったのでグーグー眠れ、あっという間に関空に到着。朝着だけど今日はそのまま帰っていいとありがたいお言葉をいただいたので、家でレポートなどを書くのデス。
しかしミラノのディスコ(クラブではない・・)はダサかった。一応コルソコモなどのある、若者が集う地区だったんだけど、こっぱずかしいイタリアのヒット曲がガンガンかかっていて笑えた。セクシー系のおねえちゃんがカウンターの上でグリグリ踊り、店員が店のライトを大きく揺らして盛り上げる・・・。あれこそカルチャーショック。

フリー時間の多い出張だったけど、ちゃんと仕事もした。(と、主張)。次のコレクションについて初めてデザイナー本人と打ち合わせ。彼女は女王のように扱われ、わがままで有名な人だけど、実際面と向かって話してみると、変で可愛い人だった。自らペットボトルを空けて水をいれてくれるんだけど、ふたをちゃんと取らないで入れようとするので、まわりに水が飛び散ってびしょびしょ。どうやら同席していたアパレルの男性Y氏(28歳)を気に入ったらしく「あなたハンサムね」と言って、彼の名前を聞いてぶつぶつつぶやいていて、イタ語通訳してくれたO嬢もあとで爆笑。なごやかな雰囲気で打ち合わせは終わって、ほっとした。

31日は会社の寮に泊まって、イタリー会社でデザインをするTさんやOさんとお食事。1日はレンタカーにのせてもらい、ミラノのホテルに戻ってきた。寮は田舎にあるところだけど、風景で牧歌的でなんともいい雰囲気だった。

去年も思ったけど、もう一カ国語、なんとしてもものにせねば。できればドイツ語をやりなおして、イタリア語はじめたい。あ、あと中国語も。と、今はやる気まんまんだけど、やる気ってなかなか持続しないんだよな。
TさんやOさん、彼女らの友達で一緒に食事した在住の人達もイタ語が流暢で、すごく楽しそうにイタリアで生活している。すっかり影響されて「どっかいきたい」熱が再発。

イタリア人、なんだかんだ言って、とても好き。一見つめたそうに見える、カモシカ足の若い女の子もみんな優しかった。こちらの意志が的確に伝わりさえすれば、仕事もやりやすい。そしてとにかくよくしゃべるしゃべる。滞在したプチホテルのオーナーもとにかくお喋り、一人で朝ご飯を食べていると、向かいの席に座ってファッションがどうの、サッカーがどうのと、喋りまくって、わたしのファッションウォッチのデニム地から糸がぴゅっと飛び出しているのを見つけて、慌ててはさみをもってきて切ってくれた。皆可愛い。アローラ、だのウララ〜というイタリア語も素敵だ。

スーパーマリオ似のイタリア人コンサルタントにむかついていて、実際にメールで「はっきり言って気分を害された」とかいていたら、滞在先に電話してきて、「ゴメンねゴメンね」と謝っていた。外国人とうまくやるというのは、物事を的確に伝えると言うことがまず先なのだなあ、と実感する。ああーわかってくれない!と憤慨していても始まらない。誤解がとけるとなあんだ、と思う。

フロアショーの写真をとるためにカメラを持っていったのに、かんじんのときに電池が切れ、今見ると遊びの写真ばかり撮ってしまっていた。Y氏のカメラでショー写真は撮れたがかなり反省。


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