2005年06月26日(日) |
めでたかったりなかったり |
金曜日に1日だけTiffanyの婚約指輪をしてきて、ダイヤをきらきらさせていた某Iさんの結婚式が今日ではなかったかと思います。しかし昨日、ホテルから帰る直前に、いつの間にか登場していた職場のTさんが「日曜日も出勤なんすよ。こんなことまでしてコンファレンスなんていらねって。」と言っていたのもふと思い出されるところです。こんなに事務方がばたばたしてるのに、やっつけの論文なんか発表したらバチが当たるですよ。ほんとに。あーゆー論文への報酬こそ業績給部分を増やしたったらええのに、と思います。評価は難しいと思うけど。ま、それはそれとして、しかしティファニーは人気あるんですねえ。
ということで、朝方にこっそり抜け出して帰宅したので、ぐったりしてごろごろして一日過ごしました。というか、いつの間にか夕方でしたよ。びっくり。久しぶりに焼肉なんぞ食べに行ってちょと元気になりました。しかし我孫子の国道6号線沿いであんなに混んでるなんてびっくり。車の便がよいからでしょうか。中央学院の学生だけじゃないと思うんですが。
共著者の先生から「あれはこうだったのではないか」という有難いメールと、「もうちょっとがんばったら載せてあげるよ」という有難い連絡が来たので、あたふたと改訂しました。言い回しを直すだけですが、英語が「far from complete」とか言われちゃうとさすがにがっくり。それはそれとして、夕方から職場の若者送別会がありました。六本木の飲み屋だかバーだかを借り切って、カラオケでもダーツでも飲みでも好きなことやっちゃいなよ、という趣向だったらしいのですが、借り切ったわりには店の半分くらいしか占拠せずにしみじみカラオケっぽかったのは、やっぱりそういう豪勢な遊び方に慣れていないが故でしょうか。でしょうね。広い露天風呂に行っても隅っこで膝を抱えてしまうようなもんですよ。 そのあとは某ホテルのスイートでしみじみ飲んだり室内ゲームで遊んだりしておりました。外泊なんて久しぶりざんす。きゃ。
これまたほってあった再投稿論文のリプライレターとカバーレターを作って、来週のコンファレンスのプレゼンテーション資料をちょこっと修正して送付して、といったところでしたね。あんまりおもしろいこともないですなあ。うーむ。
しばらくほってあった再々投稿論文のレフリーへのリプライとエディタへのカバーレターを書いておりました。今回は大幅に改訂したので、まるで別の論文なのですがええまあしょうがないですよ。確かにマシな論文にはなったことでしょう。が、リプライレターもうまくかけないものですなあ。日本語だとなんとか書けるようになった気はしているのですが。うーむ。
とりあえずは一段落なんですけど、業績がないといろいろたいへんでございますがな、いやじっさい。
を書くのは難しいですねえ。論文を書く最後の段階ですし、楽しくはあるのですがしかし。英語だと表現能力が(日本語でもですけど)あんまりないわけですし。むむむ。
シンガー『戦争請負会社』 をようやく読み終えました。軍事業務の外部委託や民営化が進んでしまっているのであるなあ、ということです。軍隊にあってPMFにないもの、PMFにあって軍隊にないもの、を、発注する側も、PMFの従業員もよーく考えたほうがいいのではないかとおもいます。フリーランチはない、というのは経済学の重要な知見のひとつですし。PMFには軍法会議も厳しい規律もないかもしれませんが、逆に「名誉の」負傷や死亡はないわけで、従業員への補償はだいじょぶなんですかねえ?
家の近くの皮膚科に行ってみたら、「注射で症状を抑えることができますけれども、それはあくまで応急措置なので、内服薬で症状が出ないようにするのが治療というものです」と言われてしまいました。とりあえず抗アレルギーの薬を1週間分ほどもらったので、しみじみと飲み続けることにします。患部(といっても全身ですが)を冷やしたりしていたらだんだん治まってきたのでちょっと安心してるんですけどね。
2005年06月16日(木) |
中国出張(3) - じんましん(4) |
ということで、サマセット・モーム『月と六ペンス』なんか読んでおりました。とくに選んだ理由はないのですが、ええまあ有名な本ですしね。全日空954便は当初予定よりやや遅れて無事に成田空港に着きました。検疫のところで「発疹があるんですけど」と言ってみたところ、担当のお姉ちゃんに「だいじょぶですよね?」と聞かれたので、「そりゃこっちのせりふだろ」と思いつつ「へえ、まあ、えへへ」と厳かに言ってみたところ、あっさり通してくれました。僕が温厚な人格者で、海外で変なものを食べたり経験したりしているわけではないということが、外見からそのおねえちゃんに通じたということでしょう(うそ)。 しかし、帰国してみると、先週今週と通院した病院が木曜休診でした。どないになっとんねん。
2005年06月15日(水) |
中国出張(2) - じんましん(3) |
今日から本格的にヒアリングなど始めるのですが、じんましんの様子を見かねた通訳の方が「病院に連れて行きましょう」とおっしゃってくださったので、好意に甘えて、昆明市内で評判の高いという雲南省第一人民医院(金碧路157号)へ行ってみました。「問診部」というでかい看板がかかっています。病院によっては「外人外来」があるそうですが、ここの病院にはそういうものはなくて、普通の中国人に混じって診察を受けることになりました。いろんな診療科のある大きな病院で、朝一番の受付は大騒ぎでした。通訳の方がいらっしゃらなかったらとても無理です(アタリマエ)。初診だったので、ここの医院の病歴本(カルテ?)の冊子をもらって、皮膚科に行きました。診療科の区分は、漢字だから分かるようなものの(付記されていた英語はさっぱり分からなかった)、日本と微妙に違います。今回の目的地である皮膚科は性病科と一緒になって「皮膚性病科」になっていました。うーむ。性病じゃないんだけどな。「痔瘻科」というのも独立していましたなあ。あ、「中科」だかなんだかで東洋医学も扱われているようですが、基本的には西洋医学です。さて、北京出身の通訳さんの話では、病院では並ぶことが多くて大変だ、とのことでしたが、行ってみると皮膚科は空いていました。診察室はぜんぜん診察室っぽくありません。普通の部屋に机と椅子が置いてあり、ぱっとみたところではベッドもなく、各種の薬や診療器具も見当たりませんでした。そこに白衣を着た女性が2人、机をはさんで向かい合わせに座っていて、彼女らがお医者さんでした。「全身にじんましんがあるんですけど」と伝えてもらったところ、手の甲の様子だけを見て、ちょこっと質問をして、「隣の病棟で点滴して、あとは内服薬を出しますからね」というわりかしあっさりした診察でした。「全身に」と言っているのに服を脱がせるわけでなく、なにをするでもなく、2人いるお医者さんが話し合いながら診断しているようでした。 この診察室の外には椅子が並んでいて、順番待ちができるようになっているのですが、話を聞いていると2人ばかりがするすると入ってきて、お医者さんと通訳さんと僕が話をしているところに手を突っ込んで、受付で受け取った「受付証」みたいなものをひらひらさせました。「いやいやまだこっちが診察されてるんですけど」と思ったのですが、お医者さんにとっては日常のことらしく、ちらっと彼らを見ながら僕らとの話を続けていました。しかし、全然関係ない患者さんたちに囲まれながら受ける診察というのも妙な気分です。彼らもよほど急いでいるのであろうか、と思いましたが、通訳さんによれば「患者さんがお医者さんを囲んじゃうんですよねえ」とのことなので、どこでもそんな感じなんだそうです。個別での診察ってアタリマエじゃなかったのですねえ。 最初に受付でもらってきてもらった「病歴本」に医師がいろいろ書き込んでいたところをみると、やはりこれがカルテらしいのですが、このカルテはお医者さんが保管するのではなくて、患者に返されます。これをもって薬の受け取りや点滴のところに行くと指示が書いてあるという寸法のようで、日本みたいに「患者にカルテを渡さない」事件なんて起こりようがなさそうです。しかしレントゲンとか撮ったらどうするんでしょ。所見だけ書くのかしらん。 さて、診察室ではお話以上のことはとくになく、次にまずはお支払いです。この順番もよくわからないのですが、受付→診察→支払い→薬の受け取り→点滴、という順序でした。支払いも中国語が分からないので通訳さんにお任せしたのですが、「保険証がある人とない人でカウンタが違う」んだそうです。中国の医療保険制度はぜんぜん知らないのですが、たぶん無保険者も多くて全額自己負担の人も多いんではないでしょうか。医療費は日本と同じくらいだったので、中国の物価から言うとかなり高いのかもしれません。 薬を受け取って、ちょっとくらくらしながら点滴を受けました。これがまた時間がかかりましたがしょうがないです。で、点滴が終わるとそのまま帰ってよろしい、ということでした。血管が見つかりにくい腕なのでちょと注射が大変そうでしたが、無事に終わってよかったです。 今回の「雲南省第一人民医院」でびっくりしたことがもうふたつばかり。ひとつは病院のロビーに、この病院に所属する医師の顔写真が張り出してあり、専門と出身大学が書いてありました。大きな病院だからなのかもしれませんが、日本では大きな病院でこそこういうことはやってないような気がします。ふたつめは、ロビーの電光掲示板に、近隣の病院との「ベッド使用率」や「回復率」などの一覧表が表示されることです。もちろん、病院の評価がそんな簡単な指標でできるわけではないのですが、あんなに堂々と他の病院との比較をだしていたのもびっくり。うーむ。 ここで人民網日文版の検索結果をちょと。
さて、腕時計の電池切れが起きたりしてすっかり弱気になってしまったので、楽しみにしていた大理行きは諦めて、昆明から日本に帰ることにしました。もともと昆明→大理→昆明→バンコク→成田、という経由の予定だったので、昆明からバンコク経由で帰ることになり、昆明空港でまたもや通訳さんのお世話になりながら旅程変更を確かめ(日本で旅行会社PTSさんが大活躍)て、チェックインしました。しかし、スターアライアンスのくせにどうもうまくいかず、預けた荷物がバンコクでいったん外に出ることが分かったので、しょうがないのでバンコクで入国することになりました。ちょっと「むむ」な感じだったのですが、バンコク行きのタイ航空でまたぱくぱくとご飯を食べてしまいました。バンコク空港では乗り継ぎが7時間半もある予定になっていたのですが、市内に向かう度胸も元気もなかったので、空港でじーっとしていました。しかし空港でじーっとしているのもヒマちゃんなので、チェックインでもしようかとおもったのですが、チェックインまで4時間もあることが分かり、がっかり。せめてフライトの確認でもしようと思ったのですが、チェックインカウンタのそばの窓口は閉まっていてもっとがっかり。そこでうろうろしていると、なんだかにこにこしたおじさんに「どこへ行くんだ」と訪ねられたので「全日空のオフィスを探している」と言ってみたところ、「こっちへ来い」といってちゃんと案内してくれました。全日空でフライトの確認をしてみたところ、当初便より1本早い便に切り替わっていて、ちょっとどぎまぎしましたが、英語に自信がないとこゆところで困るのですねえ。さて、案内してくれたおっちゃんは、手続きが終わると出会った場所までつれて戻ってくれました。胸のプレートを見る限りでは空港職員のようで、親切でありがたかったのですが、いったいそんなことしてていいのか、との疑問も少々。 チェックインまでぼけーっと本を読み、とっととチェックインして免税店をうろうろしてみましたが、バーツの価値が分からずにただ見るだけに終わってしまいました。というわけで、深夜の全日空便に乗ったのでした。
ということで、成田線を全線乗るとけっこう時間がかかるということを実感しながら、成田空港から全日空で北京、そこでトランジットして中華航空で昆明に向かいました。中国広しといえどもまた昆明かよ、と思わないではないですがええまあ社命ですから。中国の国内航空の機内食はそこそこおいしいのですが、なんせちょっと辛めで油っぽいのが珠に瑕です。もちっとさっぱりならんのかしらん。夕食は機内と歓迎会の2回あったのですが、歓迎会のほうでは雲南省名物の蜂の子やマツタケやアヒルの水かき(鴨掌)とかなんだか珍しいものをぱくぱく食べました。ああ。
注射でも打ってさっぱり治るかと思いきや、微妙にそうでもなかったので、再び注射を打って薬を飲んで出張の準備をしてみました。仕事のほうは校正したり資料作ったりって感じで。
右膝の後ろが痒かったのでぽりぽり掻いていたらだんだんアワレゲになってきたので、皮膚科に行ってみたりしていたのですが、それが起きたらほぼ全身にじんましんがでていてびっくりしました。日曜日で病院が開いてないかと思いきや、開いてるところを見つけてきてくれたのであたふたとでかけてみたところ「うーんじんましんですねえ。心当たりはない?原因不明ですねえ」というなんだかよくわからない診断を受け、注射(多分、抗アレルギー剤とビタミン財)を打って、塗布薬(副腎皮質ホルモン)と内服薬をもらって帰ってきました。じんましんなんて出たことないのになあ。むかし、あやしいぽつぽつが出たことはありましたが。ま、原因不明も多いということなんで、今回は仕事のし過ぎということにしましょう。あ、いや冗談ですってば。
ということを痛感しました。資金循環とか言われてもなあ。さっぱりざんす。
某所で研修の講師を仰せつかっているのですが、「グループ研修」というのがあって、研修生数人の組に1つ課題を与えて2週間程度でやらせてみるというのがあります。幸運にも担当したグループには他の先生もついてくださるというので、ぼくは黙っているのですが、ちょっと進行状況をのぞいてみたところ、どうも滞り気味のようでした。与えられたテーマからおもしろいように発展させるというのはやっぱり難しいし、講師の思っていることが必ずしもおもしろいとも限らないのねえ、と痛感しました。覗きに行って「で、どうすればいいんでしょ」って言われてもなあ。
「1単位の税収を上げるときに追加的に発生する厚生損失の大きさ」をMCPFという、という話をここ数年やっているのですが、そのためには労働供給の賃金率に対する弾力性の推定値が必要だとか、heterogeneous agentsを仮定すると分配ウエイトの話が避けられないとか、公共経済学のみならず労働経済学や厚生経済学と重なる話でややこしいところです。(労働経済学をやってらっしゃるC大学留学中のKさんなんかは前者に詳しいことと思いますが)さて、分配ウエイトをつける前の「ある個人から追加的に1単位の税収を上げるときの追加的な効用の変分」というのを、いわば費用便益分析における個人のnet benfitに見立てて計算してやり、これに「全体で1単位の税収を上げるときの各個人の負担割合」と「分配ウエイト」を乗じてやれば全体のMCPF(とくにSMCFともよぶ)がでるのではないかという話になり、その計算をしてみました。発想自体は、テキサス農工大学のLiqun Liuの論文(Combining Distributional Weights and the Marginal Cost of Funds: The Concept of Person-Specific Marginal Cost of Funds. J. Pub. E.に出たんだっけ)にもあるようですが、ま、それはいいです。さて、ここで「追加的に1単位の税収を上げる」方法がやたらとある、というのが問題になるということに気がついて困ってしまいました。「税収」という単位が制御変数ではないからなんですけどね。簡素化された概念だと思っていたんですが、そうでもなかったなあと反省することしきりです。そんな技術的な問題以前にいろいろと言いたいことがないわけでもないようですが(共著者が)。
2005年06月07日(火) |
もうビアガーデンかよっ |
諸般の事情が重なって、はやくもビアガーデンに出かけました。ざっくりいえば途上国の皆さんの接待なのですが、日本の夏の風物詩ビアガーデンも東南アジアの方々にとってはただのオープンテラス(?)ではないかとの疑いも。ま、東南アジア以外からもいらっしゃってたということでよしとしましょう。しかし、昨今のクールビズ運動に倣って、上着を着ないで出かけたのはさすがに時期尚早だったようです。しばらく酒を飲まないことにしているので、しみじみとお茶など飲んでいたのですが、ビアガーデンは標高(?)が高いので風も通るし、椅子はプラスチック製だし、寒いことこの上ありませんでした。最後のほうは隠れて温かいウーロン茶などいただいてしまいました。失礼しました。しかしそれでも皆さん大騒ぎということでめでたい限りです。梅雨入り前からビアガーデンもないだろ、と思っていたのですが、意外と人も来ていて、やっぱりちょっと暑くなると「ビアガーデンですよねここは」という明るく正しいサラリーマン生活というのはちゃんと残っているのであるなあと思いました。話の内容はおもしろかったのですが、ええまあ職場のゴシップですよこういうときは。
2005年06月06日(月) |
シンポジウムと女子アナ |
職場でシンポジウムを開くというので警備要員として(!)粛々と運営に携わりました。この手のイベントの運営というのは、業者が入ったりしている場合には手馴れた人がひとりいればなんともなく収まるものなので、単に立場が上だからとかいってばたばたするのはみっともないのではないかしらん、と事情も把握せずに無責任に思ったりしていたのですがそれとは関係なくて。シンポジウムやコンファレンスというのに出席するときは開会の数分前に着くように行けばいいやと思っていたのですが、世の中にはいろんな人がいるもので、会場と同時(1時間も前)からいらっしゃる方もいて、来ていただいて有難うというより、いったい何しに来たんでしょ、という疑問が先にたちました。そんなにいい席を確保したいんでしょうか。そうこうしながら来場者をつらつら眺めていたら(不審者の発見のため)、みょうにキレイな格好をした華のある女性がやってきて、スタッフにデジカメで写真を撮らせていました。気になってしげしげと見つめていたところ、どこかの女子アナであることに気がつきました。日テレかテレ東ではなかったかしらん、とおもって周りの人に聞いてみたところ、誰も気がついてくれませんでした。これじゃまるで、僕が女子アナ好き(N先生やN先生のような)みたいじゃないですか。はあ。ちょこっと調べた結果、出向中の延友陽子アナウンサではないかと思います。しかし、当日分になんの言及もないってことは違うのかしらん。
2005年06月03日(金) |
Local Allocation Grants |
民間と政府のあいだにはグレーゾーンはありますが、国税と地方税にはグレーゾーンはないでしょ(共有税を除く)と思っていたのですが、そうじゃないと考えている人もいるらしくてびっくりです(地方へ配分するという目的を持った国税は国税であって地方税ではないでしょう)。地方交付税交付金は中央政府から地方政府への財政移転なので、日本語での名前の由来がどうであっても、補助金の1種だし、海外の読者も想定する場合には、公的な英訳と同時に意味の取りやすい英訳を使ってもいいと思うし、誤解を招かないような英訳(とくに定着していない場合)に直すように指摘するのも重要かと思います。法律やってるひとの考えることはよく分かりませんな。ま、ワタシはワタシ、芥子は芥子、なんで、どうでもいいんですけどね。そういえば、講義のときに「ま、これはどうでもいいんですけどね」というのを多用しているのではないかと自分で自分が心配。このことはむかし予備校講師の面接で言われていたはずなのですが。大学と予備校は違うからかまわないとは思うんですけどねえ。
僕の使っている路線だけなのかもしれませんが、public spaceでの礼儀という点では、若者よりもおじさんのほうがひどい、と帰りの電車で思いました、という話。そんなに混んでいなかったので、空いた席に座って半分うつらうつらしながら本を読んでいたところ、隣の席が空いたようでした。すると斜め前に立っていた酔っ払いのオヤジがその席に座ろうと移動したのはいいのですが、酔っ払いだけあってふらふらしており、肩から提げていた大き目のかばんが揺れて、ぼくの読んでいた本に直撃し、危うく落とすところでした。オヤジはそのまま席に座れたのですが何の言葉もなく、ちろっと睨んだところでは不敵に軽く睨み返されてしまいました。訴えるほどのことでもないのですが、酔っ払いオヤジの臭覚への負の外部性もあるのでいらいらしました。ついてないなあと思ったら、次の駅で反対側の席が空き、そこから乗ってきた別の酔っ払いオヤジが座ろうとしました。これまたふらふらしており、座るときにおもいっきし肩が隣の僕の肩に当たりました。これまた何も言わずにこちらは寝に入ってしまいました。頭下げるとか、声は出ないにしても謝ろうとするとか、なんとかあるだろこのハゲ、と怒り心頭。ときどきこういうことがあるので深夜の電車はキライだ。もう。
2005年06月01日(水) |
こめんと あんど りぷらい |
共著者の先生からコメントが来たのでご説明資料を作ったりしてみました。夜は授業でしたが、履修者13人のゼミっぽい授業で出席者6人というのはさすがにいかがかとおもいますぜダンナ。
|