息子が進級してからトンと元気がない。
クラス替えで仲のよい友達と別々のクラスになってしまったり、しらない子が大半になってしまったことで、相当のストレスになっているらしい。
意外と人見知りするのかな、と思いつつも、慣れていけば大丈夫かとも思って様子を見ていたが、朝、学校に行くときに浮かない顔をしていることが多くなった。
行きたくない、とは言わないが、楽しいとも言わない。
放課後に友達と約束をしてくることもなくなって、帰宅後はひたすら「どうぶつの森」に夢中になっている。
「学校いやなんだ」
ある日、買い物の最中に、手を繋ぎながら、唐突にぽつりと言う。
「どうして?」
「○○がいやなことするから」
「いやならいやって言えばいいじゃん」
「言ってもやる」
「先生に言いつけちゃえ」
「先生にも言ったけど・・・」
浮かない顔の原因はそういうことがあったからなのだ。
その数日後、軽い風邪なのか、微熱を出し、学校を休んだ。
ずる休みかな、とも思ったが、1日中のんびりと過ごし、ゴロゴロ寝てばかりで、いかにもだるそうなので、本当に体調が思わしくないのだろう。
熱も下がり、学校へ行ったが、やっぱりつまらなさそうに帰ってくる。
なんでも休みの間に席替えがあり、ちょっかいを出す子が近くになってしまったらしい。
先生はちゃんと見てるのだろうか。
不安になったあたしは学校に電話した。
「息子が学校がいやだと申しまして」
事情を説明し、よく見てくれるように頼んだ。
「ママ今日先生に電話したの?」
仕事から帰るなり息子に聞かれた。
守秘義務じゃあないが、子どもに言わないで欲しかった。
それでも息子はあたしが電話したことで、気にかけてもらってる、と言うことのほうが嬉しかったらしい。
しばらくして、夜中にしくしくと泣き声がする。
「どうしたの?」
眠さをこらえて息子に声をかけると、
「トイレに行ったらお尻が痛くなったの」
便秘がひどくて痛くなってしまったらしい。
「痛いよー」
「泣いても治んないよ・・・」
朝になり、学校に行く時間になってもめそめそしている。本当に相当痛いらしく、歩くのもままならない。
「休むの?」
「・・・行く・・・」
そこだけ取り上げれば、ちょっと微笑ましかったりもするのだけど、ひどい便秘の原因はもしかしたらストレスなのかな、と思ったら、笑い事じゃないな、と思った。
いじめ、と言うほど大げさでないにしても、人間関係がうまくいかないことのつらさは良くわかる。
休みの日と言えば、相変わらず、気が付くとひざの上にいる。
「今日はママに抱っこしてもらってなかったから」
ひとしきりくっついて、安心するのかまた離れて遊び始める。
マザコンと言われても仕方がないが、暇さえあれば抱きしめる。
それは彼にとって、ではなく、実はあたしにとっての癒しだったりするのだ。
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2006年06月01日(木) |
朝の1杯のコーヒーは気絶を誘う。 |
どうも。特異体質うららです。
カフェインの過剰摂取で、気絶する、って言うのをわかっていながら、ついつい飲んじゃうコーヒー。
頭の奥からぼんやりして、気絶寸前ですよ。
といってもこれから仕事なので、そうも言っていられず。
ここ最近、転職しようか、どうしようか迷ってます。
今の仕事は嫌いではない、むしろ好きなのだけど、士農工商の身分制度の名残で、その扱いはひどいもんですし、報酬は仕事内容に見合ってないと痛感しています。
ひとつお誘いの声がかかったのですが、
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