ちょっと最近お疲れ気味です。(最近じゃねえだろうって突っ込みはナシね)
あたしは昔から、グループの中心と言うよりは外側から全体を見渡して、人と人との緩衝材になるところがあって、自分でも損な役回りだとは思うのですが、こればっかりは避けられないようで。
そもそも中心になっていくリーダーシップが取れないからいけないわけで、あたしに足りないのはそこんところだよなあ、とつくづく思うわけですが。
最近やってきた、新人のスズキ君(仮称)は18のピチピチの男の子なんですが、あたし的にはものすごく良い子だと思うのですよ。素直だし、根性あるし。
できたらかわいがって手取り足取りいろんなことを教えてあげたい・・・もとい、きちんと育てていきたい人材なのですが、古株のK嬢があーでもないこーでもないと難癖をつけ、まあ、言ってることは間違ってはいないのですが、おまえ、もっとほかにも言い方はあるだろう、って言うキツさで。
大体において、そういった人の常で、自分の至らない点は思いっきり棚に上げて人の揚げ足取りに専念する、って言う。
一応、間違ったことは言ってないから、途中口をはさむことはしないのだけど、後からついついフォローを入れてしまいます。
「言い方はキツいけど、言ってることは間違ってないからね」
その後やんわりとした言い方に変えて改めるべき点を指摘しておく、と言う、実にまだるっこしいことをしているのだけど。
「大丈夫?」
「ハイ!大丈夫です」
同僚のYさんも昨日はケチョンケチョンにやられて、激しく落ち込んでいるのが伝わってきたので、必死にフォロー入れたり。
「あんなの気にすることないよ。大事なことだけ聞いておいて後は聞き流してればいいんだからさ」
「わかったわ。ありがと♪」
って、人のフォローに回るほど自身は余裕ないんだけどサー。
つか、ものすごくいい人っぽい?
ああ、だから腹黒いと言われるのか。(汗
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あたしの休みは平日だ。教習所時代も入れれば、その習慣はまったくあたりまえになっているのだけど、まだまだ世間一般は土日がお休みって言うのが常識で。
この平日休みって言うのがまた厄介なもので、何かと言うと用事を頼まれる羽目になります。
「コンタクトのケア用品なくなったから買ってきて」
「美術で使う6Bの鉛筆買ってきて」
「算数のノートなくなるから買ってきて」
・・・。
一応あたしが働いてるのはスーパーなんで、仕事の帰りにも買えるわけですよ。それなのに、どうして休みの日に、買い物に行くように仕向けるのかなー。
たまにはあたしだって、どこにも行かず、ごろごろ昼寝でもしていたいのよ。
まあ、車で40キロ道路を70キロで走りぬけたり、と言う気晴らしができるから良いのですが。(待て
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小さい頃は大きくなれと、よく食べ、よく眠り、健康に育て、と、それだけを願っていればよかった。
何をすれば喜ぶか、何をすれば機嫌を損ねるか、手にとるようにわかっていて、それでもなお、うまく接することができなくて、ずいぶんつらい想いもさせてしまったけれど。
もともとあたしの中では、子供は別人格って言うのが孕んでいる時からあって、生まれた我が子はエイリアン以外の何物でもなく、必死に折り合いをつけて育てる間に、自身も親として育ってきたのだと思う。
血のつながりも所詮半分。半分は他人なのだ。
別人格。本当に、この言葉が身にしみるようになってきた。
その笑顔が心からのものなのか、作られたものなのか、それくらいはわかるけれども。
その笑顔を心からのものにするために、あたしは何ができるのだろう。
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2006年04月14日(金) |
そろそろお別れでしょうか。 |
マジで。
付き合いだして、6年ですよ。
そろそろお互いの好みとか、癖とか、嫌がることとか、わかってくるころですよね?諦めがつくというか、こんなもんだよ、と許容し、労り合う頃?
あたしがひどい仕打ちばかりをしたからなのか、もう、こんな生活に嫌気が差したからなのか。
語りかける言葉をきちんと理解してくれなくなりました。
勘違いばかり。もしくは、思い込みで判断ばかりして、思う答えを返してくれないのです。
あたしたち、もう、終わりなの?
だましだまし使っていたパソコンが、何かをきっかけに、辞書が壊れたようです。(泣
単語登録したはずのものが、まったく消え去り、というか、辞書そのものが開けません。
学習もしてくれません。あたしのバカな携帯の方が、まだマシな変換をしてくれます。
修復しようとしても、拒絶されます。
残された道はただひとつ。
初期化。
いやん。絶対いやん。
バックアップとってないもの多すぎ。
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今年も新入社員がやってきた。
今年の新入社員の前評判は芳しくなく、年々レベルが低下していく、と、エライ人たちが嘆いていた。
なもので、当然自分のところに配属される子に対しても、大した期待はせず、とりあえず、挨拶ができるかどうか、と言うような低い要求水準から受け入れることに。
売り場にやってきた新入社員スズキ君(仮称)は一見ボケーッとしていて、ああ、ダメだ、こりゃ、と誰もが思い、全く期待せずに指導が始まる。
「まず一番大事なのは挨拶だからね。売り場で声がでてるか出てないか、それだけで昇進できるかどうか、って言っても過言じゃないよ」
「ハイ!」
「せっかく売り場作りや、数字が達成されていても、売り場で自分の存在をアピールできないと上からも評価されにくい」
「そうですね」
「それと、これから自分が担当する商品だけでなく、売り場全体が見れるようにならないと。自分の作業だけでなく、他の人の作業を積極的に手伝うって言うのはものすごく大切なことだよ」
「そうですね」
「まずはとにかく大きな声で元気よく、って言うのがポイントだからね」
「ハイ!」
自分のことも積極的に話すし、素直そうなよい子でよかった。
何より驚いたのは、自分の目標をきちんと持っていること。
そして、研究熱心であること。
「休みの日は近くの店舗をまわってます」
「雑誌なんかだともうすっかり夏の特集で、ビーチサンダルなんかおいたら売れるんじゃないかな、と思うんですよね。いつ頃から展開するんですか?」
途中息切れしたりくじけることなくしっかり育って欲しいなあ、と思う。
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昔、茶碗を割って、がっかりしていたあたしに、母は言った。
「形あるものは全ていつかは壊れる」
それはあたしの失敗をフォローするための言葉に過ぎなかったのかもしれないけれど。
変化しないものはない。
同じところに留まることも、同じ形であり続けることも。
神様は信じないけれど。
物事は全て起こるべくして起きている、とあたしは思う。
何かに気付くため、何かを得るため、何かを失うため。
ひとつひとつは全く関係のないことのように思えて、実はそこへ辿り着くまでの行程のひとつであったり、きっかけに過ぎなかったり。
渦中にいる間は、全くその意味がつかめないから、どうして今なのか、わからない。通り過ぎてみて初めて、その意味がわかってくる。
だから。
何事も遅すぎることも早すぎることもないのじゃないかな。
理由を問うことも、無意味なのじゃないかな。
辛さも苦しみも、全て甘受した先には何が待っているのだろう。
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些細なことを話したかった。
ちょっとした相談もしたかった。
でも、扉をノックすることすら許してもらえず、門前払いも良いところで。
100歩譲って疲れているせいだとしても、あんまりな仕打だと、気付かないんだろう。
友達に相談することでもないのに。
いたたまれず頼ってしまったけれど。
深夜の長電話でなにもかもを打ち明けるほどあたしは潔くない。いつか仮面を剥がされる日が来るんだろうか。
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例えば。
あたしは子ども達を迷子にしたことはない。
出かける時は絶対に手を離さない。やむを得ず離さなければならない時は、絶えず視界の片隅に入れておく。あたしの視野は180度以上なのだけど、それは実は絶えず子ども達の動向を視界に入れるべく発達したものかもしれない。
だけど。
子ども達も大きくなれば、その行動範囲も広がり、当然、別行動も増えていき、子どもだけの世界も増えていく。
その日1日何があったのか、仔細にたずねることはしないが、その日1日が楽しく過ごせたのか、よい1日だったのか、それだけは気になる。
普段は無関心を装っているが、その実心配性なあたしは、くだらない冗談を言って、笑わせてみたり、その笑顔にほんの少しでも曇りがあれば、何かあったのではないか、とアンテナを張り巡らせる。
それでも。
子どもが成長していくにつれ、自身で抱える悩みや痛みは共有できなくなっていく。
内面でどんな葛藤があるか、推し量ることはできても、救うことは難しくなっていく。
娘がどうやら壁に突き当たっているらしい。
あたしにはそんなことおくびにも出さずに。
他人から伝えられたその情報は、娘から聞いていた話とはちょっと違っていて、意地っ張りで我慢強い娘はあたしには聞かせたくなかったものなのかもしれない。
頑張っている娘を思ったら、朝から泣けてきた。
行き届かなくて、ゴメン。
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2006年04月08日(土) |
昼だからと言って安心できない。 |
泣きじゃくる女の子の手を引いて、女の人が血相変えてやってきた。
「警備の人を呼んでください」
ただならぬ気配に、その子が何かしたのかと思い、
「どうなさいました?」
と事情を尋ねると、
「この子が男の人にお尻触られたんです」
大急ぎで警備を呼び、犯人を何とか捕まえてもらおうとしたのだが、現行犯でないと逮捕できない。
そうこうするうちに、新たな親子連れが、警備の人に話し掛けている。
しばらくすると私服警備の人が厳しい目つきで誰かを張っている。
視線の先には若い男が。
絶対あれが犯人だ、と思ったのだけど、その男は売り場をうろうろするばかり。
と、警備の人が小走りに男に駆け寄った、と思うと男の手首をつかんだ。
男の側にはやはり小学生くらいの女の子が。
警備員に何か聞かれながら、頷く女の子。まさに現行犯逮捕。
あとから話を聞くと犯人は大学生で、被害者はわかっただけで4人。1時間あまりの間に、だ。
テレビなどでよく耳にするけれど、実際に目にすると正直気持ち悪い。電車などの痴漢とは訳が違う。
昼間で人も多いから安心、と思って子どもだけの単独行動はやっぱり安全とは言い切れない。以前あったスーパーでの犯行もやはり明るい時間のことだったし。
こう言うことがあると、不特定多数の人が集まる環境である今の職場は常に危険と隣り合わせだと再認識する。
一個人である前に、仕事中はお客様を守る立場になければならないのだ。刃物を持つ犯人がいたら立ち向かえと。災害があったらまずお客様の安全を確保しろ、と。
正直ムリ。
だけど、お客はきっとそれを期待している。
5月病になって、対人恐怖症が頭をもたげてこないことを祈るばかりです。(苦笑
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