たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2004年06月30日(水) 恥ずかしい病。

ここしばらく、人様にほとんどお見せする機会のない場所の不快感に悩まされてきたのだが、いい加減、なんとかしなければ、症状はひどくなるばかり、このままではいかん、と意を決し、病院に行くことにした。
あいにく朝からの雨は雷を伴い、さらに今日は夫がクルマで仕事に行ってしまったので、歩いて出かけなければならず、とてもじゃないが、出かける気にならない天気なのだが、このまま放っておいて病状が悪化するのは忍びない。
と、病院に向かったものの、











休診。(T∇T)

次の公休日まであきらめるか、と思ったが、せっかくだから駅前をうろつき、病院発見。
新しくできたばかりの病院だが、入ってみることにした。
問診票に記入して、順番を待つ。
すぐに名前を呼ばれ、診察室に入ると、えらく場違いなキレイな女医さんで。
緊張したあたしはこんなキレイな人にこんな恥ずかしい所を見せるなんて、と緊張しまくりで。
検査をするのにちょっと皮膚の組織を取るのだが、なかなか取れなくて、この女医さんが、

「あん・・・」

などと声を洩らす。ペディキュアもきれいに塗られて、なまめかしい雰囲気さえあるその人に診察されると、微妙な心境になる。
およそ、医者らしからぬ風貌だけに、きっとその辺であっても分からないだろう。





なにはともあれ、検査して、薬をもらって帰ってきた。
治るのには時間がかかりそう。









え?ところで何の病院かって?

それは皮膚科です。
足の指がぼろぼろなんですよ。立派に水虫でした。(恥
手にもぶつぶつができてしまっています。これは水虫ではなく、水虫が悪化するとそれに伴って発疹が出ることがあるのだそうです。
それにしても、いったいどこから入手してしまったのか、それが疑問なのですが。
薬局では丁寧に薬の説明から、治療法の説明までされ、生活上気をつけることも事細かに教えてもらいました。

「まあ、お風呂マットとか、そう言うのは別にした方がいいです。あとはそんなに気を使わなくても大丈夫ですよ。家族で同じスニーカー履き回すなんてことも普通はないでしょうしね」

ギク。。。

娘のスニーカーを借りたあたしは申し訳なさでいっぱいになり、帰宅後すぐにごしごしと洗いました。

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2004年06月26日(土) 24時間では足りない。

1日が24時間では足りない。
本も読みたい、勉強もしたい、たまにはぼんやりとテレビも観たい、ネットでうろうろしてみたい。
だけど、掃除もしなくては、洗濯もしなくては、学校からのプリントにも目を通さなければ。
それに、病院にも行きたい、美容院にも行きたい、たまにはランチもしてみたい、飲み会だってしてみたい。
やりたいことはいくらでもある。






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娘がここ数週間、セキが止まらずにいる。
時期的なものからみて、どうも喘息ではないか、と言う診断が下される。
薬を飲んだが、あまり症状が改善されず、投薬量をふやすことになる。
幸いにもあたし自身はこのところ酷い症状に見舞われることなく過ごしているのだが、子どもが咳き込んでいるとやっぱり辛いものがある。
早く良くなれ。




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2004年06月25日(金) ハンガー。

結婚してからずっと使っていた洗濯物ハンガーがついに最期の時を迎えた。

良妻賢母を夢見る花嫁だったあたしはピンク色のそれを買い、毎日毎日洗濯物を干してきた。
雨の日も、晴れの日も、欠かさず使いつづけてきた。
微妙に幅が狭くて、子どものものを干すのにちょうど良く、家族が増え、洗濯物が増え、新しいハンガーを買い足しても、愛用していた。
さすがに毎日使っているものだから、ぶら下げる部分や、四方を繋ぐ止め具の部分が壊れていき、いよいよダメか、と思いながらも、紐で繋いだり、縛ったりして、補修を加えて、なんとか使いつづけてきた。
あちこち補修のあとがあって、どんなにみすぼらしくても、使い勝手の良さにはかなわず、同じようなものを探してみても、微妙なその幅のものは見つからずにいた。

あたしはいつも仕事の前に洗濯物を干していき、義母にしまってもらうのだが、昨日、洗濯物をたたもうと思ったら、愛用していたハンガーがなくなっていた。
しまい忘れて外にあるのか、とも思ったが、そうではなく、洗濯物が違うハンガーにぶら下がっていた。

今朝になって、義母にハンガーのことを聞くと、やはり壊れたと言う。

「まあ、あれだけ使えば120%でしょう」

他のものだと、ちょっと壊れてもすぐに新しいものを買ってしまったり、めんどくさいから、と補修そのものもあきらめてしまったりするのだが、11年間、どうしても捨てられなかったハンガーは、まるであたしの結婚生活そのものみたいな気がした。







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2004年06月23日(水) ボーダー。

身体中が痒くてたまらない。
だから、身体中がひりひりするくらいかきむしってしまう。
頭が痛くてくらくらする。
だから、打ち付けて割ってしまいたい。



何もかもが嫌で、だけどそれを人には知られたくないから、無理して作り笑いをする。
誰にも会いたくない。
誰とも話したくない。



昔は白黒はっきりさせなければ気がすまなかった。
今は白でも黒でもない部分のほうが多いことを知っている。
はっきりさせるには曖昧な気持ちを、どうしたらはっきりさせることができるのだろう。




どうかお願いです。
私をひとりにして、そっと小さな部屋の中においてください。
これ以上、自分も人も傷付けないように。
身動きできないくらい小さく箱にでも入れて。


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2004年06月20日(日) 2:8の法則。

昨日テレビを見ていたら、集団で行動する時に、中の8割がサボっている、と言うのをやってまして。
以前アリの実験で、同じようなことを聞いていたあたしは、人間も同じなのか、と感心したのですが、なんでも全員ががんばると人間関係が潤滑に行かないため、自然と8割がサボるようになっている、と。(ちなみにがんばる人たちを抜き出して、同じように作業をさせた場合、やはり、残ったうちの8割がサボり始めます)
ちょっと考えると、がんばる2割の人たちは

「何で自分ばっかりがんばらないといけないの?」

とか思っちゃいそうで、かえって人間関係にヒビが入るのでは?と思ったのですが、確かに、誰もがガツガツと仕事をする状況下だと、ぎすぎすとした人間関係になるかもしれません。

そう考えると、サボっている人たちは人間関係を潤滑にするべく日々サボっているのであり、貴重な存在なのですな。

そんなわけで、本日父の日、にも関わらず、夫に、飼っているフグとカメの水槽を洗わせ、昼は近所の中華料理店へ行き外食をし、帰宅後爆睡かまし、夕飯も冷しゃぶと言う非常に手を抜いた献立でサボりまくりでございました。

最近労働意欲も半減し、身体も何となく締りがない体型になりつつあり、精神状態はほんと、身体に表れるものだと実感しております。
夏を前に激ヤバ。

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2004年06月17日(木) 脱力。

息子の「耳垢」という診断書を見たときもかなり脱力しましたが、ふと携帯でスケジュールをチェックしていて、1日行けばお休みだ、と思っていたのに、日曜と振り替わっていて出勤だと気が付いた瞬間、激しい脱力感に襲われました。

折りしも子ども達の通う小学校は開校記念日でお休み、平日だし、親子3人でどっか出掛けるか、と思っていただけに、ちとショックでした。
息子は、その辺よく分かっていないので、

「ゴメン、ママお休みだと思ったらお仕事だった」

と報告したらあっさり、

「うん、わかった」

と言ってくれましたが。
まあ、一番がっかりしたのは娘だったようです。
別にどっか出かけるって言ったって、その辺でぶらぶらするくらいなんだけどね。

さて。そろそろ出勤です。
昨日近隣店舗の改装に伴う閉店セールで、安く手に入れたフリルつきのカットソーをワクワクして着たまでは良かったのですが、妙に気恥ずかしくなってきましたよ。
いい加減年を考えた方がいいですかね。
つーことでちょっとドキドキしながら行って参ります。


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2004年06月15日(火) 夢から覚めるとまた夢。

ユタカ君が9日間のリフレッシュ休暇を終え、社会復帰した。
大げさでなく9日間も休んだら仕事なんざ、辞めてしまいたくなりませんか?
あたしなんぞ、2日間の連休で翌日から仕事に行くのが億劫で億劫で仕方ありませんよ。

さて、休み明け、と言うこともあって、眠たげに出勤してきたユタカ君。

「おはようございマース」

「あ、おはようございマース。どうでしたか?ゆっくりできましたか?」

「そうですね、K湖に釣りに行ったぐらいであとはどこも行かなかったし、のんびりしましたよ」

「それはよかったですねー」

のんびりとしている間に、K嬢はユタカくんの仕事振りにたいそうご立腹で、休み明けには怒涛のようなお小言が待っているのではないかとウワサされていたとはつゆ知らず。

「なんかまだ仕事にきたって実感が湧かないな」

そこへ、K嬢が現れ、

「おはようございます」

といった途端、さっきまでの寝ぼけた顔が見違えるようになり、

「Kさんの声聞いたら、なんか仕事にもどってきたって感じがする。やっと夢から覚めた感じ」

でも、甘い夢から覚めたあとに、あなたを待っているのは現実という悪夢なのでは?とはさすがにあたしでも言えなかったわ。てへ。

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2004年06月12日(土) 耳垢と防犯ブザー。

小学校ではいろいろな検診を行なってくれる。
内科に始まり、眼科、耳鼻科、歯科、年に1度の健康診断て言うのはありがたいもの。そこで虫歯を発見されたり、視力の低下を指摘されたりするのですが、今年は2人とも歯科では引っかからなかったのに、娘は眼科、息子は耳鼻科で引っかかってきました。
娘はあたしたち夫婦2人とも視力はあまりよくなく、この頃ちょっと遠くが見づらい、と言っていたので、ああ、いよいよか、と思っていたのですが、息子が受診の勧め、と言ったお手紙をもらってきたので、何事かと思いきや、診断名「耳垢」って。。。

実は息子は耳掃除が大ッ嫌いで、生まれてこのかたろくに耳掃除をさせてくれたことがなかったのです。しかも、いつ見ても大きな耳垢が耳の穴をふさぐような感じにつまっていて、そらあもう、見ただけで取りたくて仕方がなくなるほどなのですが、ちょっといじっただけで痛いだのくすぐったいだのとろくにいじらせてくれないものだから、いつ見ても耳穴に詰まった大きな耳垢にイライラさせられていたのでした。

「ほら、ママにお掃除させてくれないから、こんなことになっちゃったじゃん。学校に病院に行きました、ってお手紙出さないといけないから、病院行って耳のお掃除してきてもらおう」

息子は散々渋ったあげく、眼科も一緒に入っているクリニックビルに、娘と一緒に行くことで何とか行く気になってくれ、あたしは二人の子どもをつれて病院に向かった。
耳の掃除なんですぐ終わるだろう、と言う理由から息子の診察を先にした。
受付で問診票の記入に、「どんな症状ですか?」と言うのがあって、「耳垢がたまっているから」と書かなければならないのはなんとも恥ずかしい。

すぐに順番がきて、耳の穴を見てもらい、

「ああ、これはまあ、取りにくいかもしれませんね」

さくさくっと大きな耳垢3つほどを取ってもらったのでした。





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初診料含むにしても、耳垢3つで。(涙
続けて娘を眼科に連れて行き、視力検査をしてもらい、こちらは1920円。一応仮性近視ということで、目薬をもらってきました。

もちろん、息子には次回からはあたしが耳掃除をすることに同意させました。





昨日、子ども達が学校から防犯ブザーをもらってきました。(もちろんPTA会費で購入したものですが)
全校児童に配布されたのですが、学校でそこまでしてくれるなんて、ありがたいと思うと同時に、そこまでしなければならないような世の中になってしまってのか、と思うとちょっと悲しい気もしました。
6年間使わずに済むよう願うばかりです。



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2004年06月11日(金) 歩く歩く歩く。

今日は朝から雨がぱらつき、決していいお天気とはいえない中、あたしは横浜に行くことにした。
娘がバレエのレッスンで使っているタイツが、ものの見事に破れてしまったのだ。
折りしも今日は給料日、出かける前に銀行に寄り、お金を引き出し、いざ、横浜へ。
しかし、あたしはいつもいつもひとりで慣れないことをするとなると緊張し、おなかを壊すのだが、今日も例外ではなく、たかだか横浜に一人で電車に乗って出かけ、しかもチャコットに行くのは移転後初めて、と言うことも重なり、緊張で神経高ぶりっぱなし状態で、こんな田舎もんな格好していって大丈夫だろうか?いまどきこんな服着てる人なんて横浜にいるのだろうか?とか、訳のわかんない緊張感にまでさいなまれつつ、腹は痛むわ、ドキドキするわ、まさにおのぼりさん状態で行ってまいりました。

出かける前にネットで場所を調べておいて、地図までプリントアウトしたにも関わらず、すっかり持って行くのを忘れたあたしは、その時点で不安がいや増し、落ち着け、うららん、10数年前OLしていたときには自分の庭のように歩いていた横浜じゃないか、と言い聞かせ、何とか無事たどり着くことができた。
お目当てのものを購入すると、あまりに早く用事が済んでしまったものだから、せっかく来たのだし、と駅周辺をぶらぶらする。
地下街で香水を見ていたら、店の店員のオヤジにいきなり、テスターで香水を吹き付けられたり、その昔、同僚の人と待ち合わせした本屋をぶらついたり、ソニプラで雑貨を見たり、ついふらふらと服を買ったり、そういえば、と思い出したので、東口ルミネでPJのストアに行きブラを物色したり、そらあもう、延々と歩きつづけ、いい加減疲れてきたので、時計を見るとお昼を回っており、10時前に家を出てからほぼノンストップで歩きつづけた足はだるくなってきて、らぽっぽでパイを買い、急いで地元に戻ってきて、その足でスーパーに行き夕飯の買い物を済ませ、またひたすら家まで歩いて帰ってきました。
家に着いたのは13時半。ほぼ3時間あまりを歩きつづけたため、ぐったりです。
あたしの住んでる所の最寄駅もそれなりに開けてる所なんですけど、やっぱり横浜にはかないません。久しぶりの人ごみですっかり神経もやられてしまいました。

子ども達が帰ってきたら昼寝でもしようかと思ったのだけど、先週借りたビデオ返しに行かなくちゃだ。
良かった、思い出して。

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2004年06月09日(水) 息子との会話。

朝、息子と2人で「ボブと働くブーブーズ」を観ていた。
いわゆる働く車たちのお話なんだけど、お話の始まりに、

「早く働きた〜い!」

とクルマたちが言っているのを聞き、

「早く働きたくな〜い!」

と2人で茶々を入れ、

「早く働きたいなんて、えらいクルマたちだねえ」

とあたしが言うと、息子も

「ほんとだよ。お仕事すると疲れちゃうじゃんねえ」

似たもの親子。

「お仕事しないで毎日がお休みだったらいいのにねえ」

とあたしが言うと、

「ほんとだね。でもさ、何でお仕事ってするの?」

「うーん、お金をもらうためかなあ」

「ふーん・・・なんだか変な理由だね」

「うーん・・・そうだねえ・・・お仕事が楽しいからする人もいるんじゃないかな」

「ママはお仕事楽しい?」

いきなり核心をついてきたので、ちょっとギクっとしながらも、

「そうだねー・・・楽しいときもあるしつまらないときもあるよ。優だって学校楽しい時とつまらない時があるでしょ?」

「うん。そうだね」

それで息子は納得したようで、話は終わったのだけど。

同じような毎日でも同じ日はなくて、その中で、ひとつひとつ楽しく過ごしていければいいんじゃないかな。
苦手だ、とか、つまらない、とか、そう言う負のイメージで取り掛かるよりも何でもいいからそこに楽しみを見つけて取り組んだ方が自分も楽なんじゃないか、と最近思うようになった。



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でもあたしは貧乏性だから、何か損したような気になってしまうのかもしれない。

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2004年06月08日(火) 血液型。

そもそも4分割なんてどうよ?であるとか、こんなに血液型にこだわるのは日本人だけだろって言う話はさておき、先日テレビで血液型の話をやっていたのですが、その中で、幼稚園児を各血液型ごとのグループに分け、行動様式を調べると言うようなことをやっていまして、それを見ていたら、結構おもしろかったですよ。
いわゆる各血液型の特徴、Aは慎重、Oはおおざっぱ、Bはマイペース、ABは天才肌、と言う特徴が顕著に現れていて、へえ、血液型って言うのもまんざらウソでもないんだな、と思いました。

そんなあたしはA型。誰も信じてくれないんですが。

血液型による相性って言うのもやってまして、AとOは最高の組み合わせ、とか言ってましたが、それを見た娘が、

「ありえな〜い!」

と言ったのは、あたしたち夫婦がまさにその組み合わせだからです。
AとOがうまくいくのはAがリーダーシップを取り、Oがそれをフォローしながら付いていく、と言うことでうまくいくらしいのですが、我が家に至っては、Oがついて来やしないことからギクシャクするのでしょうな。

いやしかし、登録忘れてもう一度同じ文章を必死に書いて仕事に行くなんて、全くドジですな。(´・ω・`) 



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2004年06月04日(金) お金は回さないと回らない。

来週には梅雨入りするらしいですが、なんですか?この暑さは?暑くて暑くて脳ミソとろけそうですよ。

今日は給料日、銀行に行き、お金をあちこち移動させなくてはなりません。
金は天下のまわりものって言っても自分で自由にまわってくれる訳じゃあない。そのおかげで痛い目に会いましたよ。
小学校の学費は銀行の自動引き落としなのですが、何らかの事情で(つまりはうっかり入金を忘れていたりして)残高が足りないと、引き落としができず、そうなると学校にわざわざ出向いて払ってこなければならないのですよ。
通常月ならば、月に2回引き落とし日があって、ついうっかり入金が遅れても、もう1度チャンスがあるのですが、年度始め5月と年度終わり2月に限っては2ヶ月分支払うのにも関わらず、月1度しか引き落とし日がなく、ついうっかりをやらかしちゃったあたしは娘の2ヶ月分の学費を学校に払いに行く羽目になってしまったのでした。
恥ずかしいよな、ここはお茶らけてもらいたいところだよな、とか、いろいろ考えながら封筒にお金を入れ、職員室に入ると、窓口である所の副校長先生がおらず、どうしたもんかと廊下でうろうろしていたら校長先生が出てきてくれ、

「ハイ、確かにお預かりいたします。どーも、どーも」

と小声で受け取ってくれ、なんだかあたしは恥ずかしさ倍増して恐縮して帰って来ることになったのでした。

お金って言えばね、今朝何気なくテレビを見ていたら、最近働かない若者が増えてるんだってね。
仕事はだるいし、めんどくさいからやらないんだって。
彼らの生活費は親から出てるわけで、いわゆるスネカジリな訳だけども、それが許される環境って言うのが正直びっくりした。
働かないのは勝手だけど、なんだかなあと言う気持ちになりました。
つまらない日もあるけど、働いたら負けだと思う、と言っている人がいて、その感覚はあたしには分からなかったのでした。



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2004年06月03日(木) 嗜好と傾向。

好きな本のジャンルであるとか、そう言ったものって言うのは結構その人の内面を表しているように思う。
うーん、、、こんな本読んでるなんて知られたら恥ずかしいわ、と言うようなものもあるあたしとしては、サイトの方でやっている本の紹介ページなどは実はものすごく恥ずかしかったりする。
レンタルビデオ屋で、エロビデオを堂々と借りられない男子の気持ちがよく分かってしまうのだ。

今回の事件のような悲惨な事件の場合、たいてい、加害者の読んでいた本、とか、そう言ったものが紹介され、

「やはり、こう言うものを読むから人を殺したりするのだ」

というような極論が語られるのを聞くにつれ、イヤン、もしもあたしが何か事件を起こしたら、なに言われるか分かったもんじゃねえな、と言う気持ちになる。

「加害者の主婦、うららは、日頃からインターネットに親しみ、自らもホームページを立ち上げ、日記と称しては他人の悪口を書き、そのことが今回の事件の発端となったようである。また、そのホームページの中でも触れられている、彼女の読んでいる本などを見ると、今回のような事件を起こすにふさわしい内容ものばかりで・・・」

などと言われるのは嫌ですよ。奥さん。

同じ嗜好を持つものがすべて同じ行動をするか、といったら否、でしょう。
ホラーが好きで、ネットが好きで、マンガが好きで、といった人全てが、殺人を犯すわけじゃない。
それを分析し、行動の傾向に当てはめ、分類し、全てに適用させ、危険であるから、と単純に子ども達から遠ざけるのが得策とは思えない。
カッターなんて持たせるな、っていう意見を目にしましたが、それも同じ。そんなこと言ったら、エンピツだって何だって人は殺せますよ。凶器がなくてもその気になればなんとでもなりますよ。

今の子ども達は過保護すぎ。
危ないもの、危害を加える恐れのあるもの、そう言ったもの全てを取り上げたって、人を憎む気持ちや、そのことで人を傷付けようと思う気持ちはなくならない。道具の使い方をきちんと教えるのが大人の役割だと思うのだけどな。

あと、なんで加害者の親は謝らないんだ、と言うのもあるけれど、謝れば済むわけじゃないしね。心情的にはとりあえず謝れって言うのがあるのかも知れないけど、何が起きたのかまだよく分からないって言うのが本当のところだと思う。
親から見たら、どんな子どもだって優しくて可愛いイイ子なんだし。
本人が謝ってるらしいけど、人の命を奪っても謝れば罪が軽くなる、と考えているのなら、それは大きな間違いだとあたしは思う。

年齢関係なくね、人を殺してはいかんですよ。
子どもだから、とかそう言うのは関係ないです。
お互いがお互いのことを理解しようと言う気持ちがあれば、争いも、憎しみもなくなるのじゃないかなあと思うのですけども。

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2004年06月01日(火) デビュー。

あたしの子ども達が通う小学校は6年間毎朝登校班で学校に通う。
小学校の付近は見通しの悪いカーブがあったり、交通量が多かったり、子ども達が横断するのに危険であることから、旗当番なるものがある。毎朝交替で要所要所に旗を持って立ち、子ども達の横断を補助するのだ。

正直めんどくさい、と思っていた。月に1回程度順番が回ってくるのだが、子ども達が登校する時間に合わせて立つ、と言うことはそれ以前に自分が支度して出かけなければならない、と言うことだ。朝、めっぽう弱いあたしは毎朝子ども達を送り出すのも精一杯なのだ。
今までは息子が小さい、と言う理由で免除してもらっていたのだが、今年から息子も入学し、断わる理由もなく、当番に加わることになった。

初めてのことには弱いあたしは、前日から緊張し、時間に間に合わなかったらどうしよう、とか、一足先にあたしが出かけた後、子ども達はきちんと出かけられるだろうか、とか、心配で心配で仕方なかったためか、朝5時半に目を覚ます。
雨戸を開けると外は雨。
マジすか?初めての旗当番が雨とはなんてラッキーなのであろう。レインコートがあった方がいい、と思ったものの、そんなもの、娘の幼稚園の送り迎えのころに着て以来、何年も着ていず、どこへしまったことやら、と朝からごそごそ探しものをする羽目になる。
何とか無事見つけ、後は出かけるだけ、となると、今度は時間が気になってそわそわ。そこへ、いっしょに当番をするお母さんが気をつかって電話をかけてきてくれた。
ドキドキしながら旗を持ち、出かける。
ここに立って、子ども達をこうやって渡すんですよ、と簡単な説明を受け、子ども達がやってくるのを待った。
ひとつ目の班がやってきた。

「おはよう」

声をかけると

「おはようございます」

元気に返事が返ってくる。
ひとつ、また、ひとつ、とやってくる登校班の子達に声をかけながらクルマを止めたり、注意を促したり。
無事に全ての班が登校を終え、当番は終わった。

朝から挨拶を交わす、と言うのは気持ちのいいものだ。
あれほどめんどくさいと思っていた旗当番だが、やってみると意外と楽しいものだと思った。
今まであまり気にとめていなかったけれど、こんな風に子ども達は地域の人に守られて育っているんだな、と実感した。


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うらら |あばら家足跡恋文

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