たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2004年05月30日(日) 暑いです。

暑いと言うだけでやる気をなくします。
それでも朝はやってくる。

昨日ブックオフに行き、「ドラゴンボール」であるとか、「満月を探して」であるとか、1冊あたりの単価が高い本を買わされ、眉間にしわ寄せる我が家は給料5日前。一番金がないときでやんす。
おまえらちったあ気を使えよ。
そう言う時に限って、出血が始まり、生理用品がそこをつき、痛い出費は続きます。腹も痛いしフトコロも痛み、情けなさ倍増。

このところだらだらと「神との対話」などと言うものを読んで、意味が分かったような分からないような、まるで禅問答のような内容に苦しんでいるのですが、軽めの本を読みたい、と選んだのは「“It”(それ)と呼ばれた子」
児童虐待の話で、全然軽めの話じゃないのですけども。
これでもかと言うくらいに母親に虐待されつづける話で、読んでいて居たたまれなくなりました。
出来るだけ多くの人に読んでもらいたいかも。

あ、こういうのはHPの「本」の所に書くべきでした。(笑)

と言うわけで夜中まで読みふけり、本日非常に寝不足です。
あーもうこんな日に仕事なんていきたかねえ。

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2004年05月27日(木) 逃したサカナ?

その昔、ある男の子と映画を観に行くことになった。とあるイベントで一緒にスタッフをしていたのだが、何しろ無口で、黙々と作業をするのだが、時折何かブツブツとくだらないギャグを言ったり、おもしろいリアクションをしていたり、ちょっと風変わりな子だった。
そんな彼と映画を観に行く、と言うことになり、彼は東京、あたしは横浜の片田舎、待ち合わせは無理矢理横浜に設定し、話題の映画を観に行くことにした。
これがまたえらい混みようで、立ち見は免れない。
会場に入ると人でごった返し、仕方ない、立って観るか、と思っていたら、ぽつぽつと空いた席がある。

「うらら、ここに座れ」

彼はあたしをひとつだけ空いた席に座らせ、自分も遠く離れたやはりひとつだけ空いている席に座ってしまった。
満員の映画館で、ひとりで観る映画。しかもあたしはひとりで来た訳ではないのに、と、少し、おかしな気分ではあったが、映画を堪能し、お茶でも、と言うことになった。
近くの喫茶店に入り、映画の話をするでもなく、彼はいきなりトランプを取り出し、手品をはじめた。
正直、あたしの頭の中は「?」でいっぱいになった。
なんですか?この人は?
一応これはデートなんではないのか?

そんな彼とはそれっきりデートするでもなく、月日は過ぎ、音信普通になり、あたしは結婚し、ある日ふと観たテレビで彼を発見した。
あのころよりすっかり垢抜けて、カッコよくなった彼はプロのマジシャンになっていたのだ。

そして、夕べまた、ふと観たテレビに彼がいた。
鮮やかな手つきで、全く仕掛けが分からない手品。
アメリカでかなり活躍しているらしい。
娘があたしが彼のことを知っている、と聞いたら

「え〜ッ!ママ、すごいよ!ねえ、会えないの?会ってみたーい!」

とうるさいのなんの。
いや、もうムリっす。

でも、その昔、目の前で見た手品は、実はものすごく貴重な経験だったのね。
当時は「おかしなヤツ」としか思わなかったんだけどね。(笑)

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2004年05月26日(水) 遠足。

何から手をつければいいのかな。
お休みの日はいつも考えてしまう。
たまには昼寝をしてみたい、とか、ひとりでうまいものでも食いたい、とか、日用品でない買い物をしてみたい、とか、勉強がしたい、とか、読みかけの本を読みたい、とか、いろんなことを考えるのだが、どうにもこうにも、やらなければならないこと、行かなければならないところが山盛りで、優先順位をつけていくと、結局自分がやりたいと思っていることの半分もできずに1日を終えることになる。

さて、今日は息子が初めての遠足、と言うことで、久しぶりの弁当作りのため早起きをした。
昨日は勤務時間が長くて、退社時間が遅くなるため、買い物をするのに品揃えが不十分で売り切れていると困る、と思い、前日に、おにぎりに入れるための塩鮭を買っておいたのだが、何も考えないおばばが、夕飯のおかずにしやがって、(だいたいうちは5人家族ですよ?3切れのお弁当用の小さな鮭なんてどう考えても足りないでしょう?)買わなければならない羽目になり、かと言って、帰りに売り切れていても困る、と出勤前に買い、冷蔵ロッカーに預け仕事することに。
帰りに売り場を見たらきれいになくなっており、本当に買って置いてよかった。

朝から鮭を焼き、おにぎりを作る。
持ち物のチェックをして、さあ、もうすぐ登校する時間、という時になって、




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はァ?
出掛けにそんなこと言われても。(-_-;)
何回か教えたものの、今ひとつコツが分からないらしく、留め具と格闘すること10分あまり。出かける時間となってしまった。

息子は無事、弁当とおやつにありつけるのでしょうか?



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2004年05月24日(月) 冷たいアナタが好き。

冷蔵庫のない生活。あなたは考えられますか?
いや、マジで。
2日間冷やしておいたビールが生ぬるいんですよ?
バターがマーガリンのように柔らかいんですよ?





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いや、マジでやばいって。
つーことで、メーカーのお客様相談室に電話して助けを求める。

「ただいま込み合っておりまして、一番早くて日曜日になってしまうのですが?」

来てもらえるのであればいつだって。
あたしはあいにく出勤だが、とりあえず、前夜に冷蔵庫の庫内を掃除することにした。
いやあ、冷蔵庫の中を掃除するのなんて久しぶり。
奥のほうから出て来る出てくる、謎の物体。
賞味期限がとっくに切れた調味料であるとか、使いかけのタレであるとか、食べかけのチョコレートであるとか、なんだかよく分からないものがたくさん出てくる。
しかもきちんと蓋をしてめていないラッキョウのビンであるとか、そう言ったものから汁が垂れ、庫内はべたついていたりして、端から捨てましたよ。
これだけでも冷えが悪そうだよ、全く、と思いました。

事前に修理担当者から電話があり、

「最大でいくらかかりますかね?」

と尋ねたら

「そうですねえ・・・見てみないとなんともいえないんですけども、1万5千円から2万円くらいで」

マジっすか?
一応2万5千円を用意し、仕事に出かける。

途中、娘からメールが来る。

「冷蔵庫なおりました。3150円です」

おお・・・安いじゃないか。
で?どこが悪かったの?と帰宅後聞くと。













なんてこたあない、冷気の噴出し口にビニール袋が詰まっていて、冷気循環していなかったのだと。
つまりは故障でもなんでもなく。
3150円と言うのは出張費用だったそうです。



これに懲り、冷蔵庫のお掃除はこまめにするッす。(汗


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2004年05月21日(金) お勉強。

あたしの娘の同級生達は4年生から塾通いを始める子が増えてきた。塾だけでなく、習い事も合わせると休みはほとんどないというのが現状のようだ。
教育熱心なママが多いから、塾に通わせる前は宿題も見てあげる、とか、子どもの勉強に付き合っている人が多くて、仕事から帰ってくると、飲んだくれるか、ネットにうつつを抜かすか、といったぐーたらな母親であるあたしは、内心心配ではあった。
とは言え、何にもしなくても我が娘は成績もそこそこ良いほうで、やっぱりあたし譲りよねえ〜、であるとか、オレ譲りだな、とか、夫婦で親バカもいいところなのであるが、実際、家での勉強と言えば、宿題があればやる、それ以外は何にもやらずにマンガ読んでる、と言う状況、それでも高学年、ちょっとは勉強なんぞしたほうがいいのでは?と思い始めたあたしは、娘に塾はどうよ?と尋ねてみた。

「やだ。通うのめんどくさい」

などとぬかす。
だがしかし、塾に通うとなると月謝は相当なもので、万単位での支出は正直ありがたくない。

「ちったあやる気になったらどうよ」

と口では言ったものの、内心ほっと胸をなでおろす。
実際、子どもの塾通いのためにパートを始めた人が多々いる。塾によりけりなのだろうが、3,4万はかかるようだ。
ムリです。我が家にはそんな余裕はありません。
まあ、娘もその辺の事情も察していると言うのもあるのかもしれないが。

そんなある日、娘がとある通信教育のDMを見て

「これやってみたい」

と言い始めた。
そこはあたしが子どもの頃から、結構有名どころで、高校のときにそこの通信教育を受けるとかなり成績が良くなる、と先生が言っていた所だった。
内容も結構ハイレベルらしい、と言うウワサもそのとき聞いていたので、時折来るDMを見て、

「ここは難しいらしいけど、きちんと受けたらしっかり身につくらしいよ」

と娘に言っていたのだ。

どれどれ、とDMの中身を見ると4教科が月々7000円ほどの受講料らしい。
塾に通うよりは断然安上がりだし、家で勉強する習慣をつけるためには良いかも。。。と思ったが、何より心配なのは、続けられるかどうか、ということだ。
いまでさえ、週に1度のバレエでぐったりと疲れ、授業も6時間続きで、宿題以外に勉強しているのを見たことがない。
時折ドリルをやってみたい、と言われ、計算問題や、漢字の書き取りドリルなどを買い与えても、結局途中までしかやらず、あげく、どこかにしまい忘れて紛失、なんてこともあるくらいだ。

「本当に続けられるの?教材が届いても何もやらないで何ヶ月もためるなんてことにはならないでしょうね?」

念を押すと

「多分・・・大丈夫だと思う」

自信なさげではあったが、娘も同級生達が次々と塾通いを始めたり、通信教育を受けるようになったりし始めて、ちょっとは焦ったのか、やりたい気持ちが強いようだったので、申し込みをし、受講することになった。

初めて教材が届いたときには物珍しさからか、喜んで勉強していたのだが、2回目の教材が届くと、

「今日は勉強したの?」

と尋ねても、

「はッ!忘れてた!」

なんていう日がちらほらと出始め、あたしは渋い顔をし、やる気がないなら金のムダだからやめる、と脅し、何とか机に向かわせている。
うまくしたもので、中だるみしたころに、担当の先生から電話がかかってくる仕組みになっている。
途中の進行状況であるとか、理解度を確かめるための電話だが、問題を解いて送って添削されてきて、ハイ、終わり、と言うのではなく、ある程度のコミュニケーションが図られることで、やる気を引き出す効果があるようだ。

で、このところ体調が悪かったりで、なかなか勉強する気にもならず、テキストさえ開いてなかったあたしも、子どもにばっかり勉強しろって言っても説得力ないよなあ、と息子が近所の子と遊んでいて、娘も勉強をしていることだし、と机に向かい、問題集を開いた。
勉強している母親ってカッコイイ!なんて思いながらマル付けもして、まあまあ理解できてるじゃん、仕上にテキスト書き写しながら丸暗記だ!と、張り切ったものの、





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勉強するのも大変ね。
この分では試験受けるなんて夢のまた夢かもしれませんな。



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2004年05月19日(水) クール。

あたしは、自分に関係ないことは興味が湧かない。自分が関心がないことに関しては全くの無知である。
あたしがちょっとだけ年金の手続き方法を知っているのも(3号だとか1号だとか)、確定申告は随時受け付けてもらえるということを知っているのも、手続きをしなければならない必要に迫られたからであって、もしもやる必要がなければ、ちまたで騒がれている年金問題についても、何のことやら、と言う感じだったと思う。

人間関係に関してもそうで、自分が関心がない人のことは全く眼中にない。
職場の同僚の間で誰と誰が付き合ってるとか、仲がいいだの、悪いだの、と言ったことも全く興味がないものだから、後から聞かされて、へ?そうだったの?と言う感じである。

昨日、ユタカ君が

「S野君今日、テンション低くないですか?」

と言う。
バイトのS野君は結構気分屋だし、あたしは全く気にも止めていなかった。

「そうですかあ?全然気にならないけど」

「いやあ、俺、ダメなんすよ、周りの人が少しでもいつもと違うと気になって気になってしょうがなくって」

そう言うとユタカ君はS野君に直接尋ねた。

「どした?なんかあった?」

S野君はぶっきらぼうに、

「別に。どうもしないっすよ」

「いや、でも今日いつもよりテンション低くない?」

「いつもと同じですよ」

「そうかなあ〜。ならいいんだけど、なんか気になるじゃん?」

しつこく尋ねるユタカ君に、S野君ちょっと苛立ち気味。

「まあ、そう言う日もあるよね」

と、つい助け舟を出す。

「はい」

「ふーん、ならいいんだけど」

ユタカ君はまだ不満そう。

周りの人が落ち込んでいるときに、どうしたどうした、と、こと細かく問いただすのは、どうにも興味本位な気がしてならない。
踏み込んでいい領域がどこまでなのかうまく探らないと、相手にとって不快感を与えてしまうことにもなるんじゃないか、と。
あたしがクールすぎるのか。

で、そんなユタカ君が、ふと、





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おまえ、さっきいっていたことと話が違うじゃないか。(-_-メ)
あたしが制服半袖にしてから、かれこれ1ヶ月は経とうとしています。
そんなユタカ君、気が利くのか利かないのか。

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2004年05月18日(火) 1日のはじまり。

今日はなんだか目覚めが良かった。
いつもならぐだぐだと、目覚ましを何回も鳴らしつつ、ぎりぎりまで布団で転がって慌てて起きて、と言うあたしが、7時にはすっきりと起き上がり、子ども達も起こさなくとも自分で起きてきて、朝の支度をさっさと済ませ、余計な小言も言うこともなく、まあ、体調がいいかと言うとそんなことはないのだけど、気分は妙にすっきりしていて、掃除も洗濯もさっさかこなし、合間にもうずいぶん前に知人様から頂いた岡村靖幸のライブビデオを観て、気分がさらに良くなりました。

しいて言えば、冷蔵庫の冷えがめちゃくちゃ悪くなっており、2日間冷やしておいたはずのカクテルが妙にヌルかったりするのがいただけない。
これからの季節、冷蔵庫が冷えないと食品の傷みが心配、と夫は言うが、あたし的にはビールがヌルいのは耐えられない、と言うのが理由で、メーカーのお客様相談室まで電話しちゃいました。
買い換えるのはイヤン。
修理するといくらかかるのであろう。

では、行って来ます。

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2004年05月14日(金) 血のつながり。

仕事から帰ると、妙にカラダ中が痛い。
仕事中も腰が痛いなあと思っていたのだが、痛みは全身に広がり、節々が痛い。
子ども達にマッサージを頼み、揉んでもらってもすっきりせず、痛みは増すばかり。身体もどんどんだるくなっていき、もしや、と熱を測ると37度。微妙な感じである。早めに布団に入って寝よう、明日は休みだし、と寝たものの、朝起きるともうどうにもならないくらい身体が重い。
毎朝欠かさず顔を出す登校班の出発も、この日ばかりは子ども達に謝り、勘弁してもらい、そのまま横になっていたが、一向に良くなる気配がない。
それでも何とか洗濯だけは終わらせ、あとはひたすら布団で過ごす。
腹は減るのだが、吐き気もするしで、食事もとれず、空腹と戦いながらもなぜかゆるゆるぴーな腹具合に力も尽き、子ども達が帰ってきてもひたすら寝る。
翌日は出勤日。これだけ体調が悪いと休みたくてたまらないのだが、マネージャーは朝から会議で外出、売り場にはYさんひとりしかおらず、這ってでも行かねばならない状況。しかも発注日だから、それだけでも終わらせないときっとマネージャーに許してもらえないだろう、とフラフラになりながら出勤した。
売り場に着くと冷や汗が出るわ、立ちくらみがするわ、時間を追うごとに体調が悪くなっていくのが分かる。
あとから出勤してきたユタカ君に

「最後まで持たないかも」

と泣きを入れ、とりあえず、3時からもうひとりくるからそれまではがんばるつもり、とは言ったものの、レジで立ってるだけで冷や汗倍増、しまいにはこみ上げるものがあり、トイレに駆け込む。
気持ち悪いものの、戻すこともできず、結局へたり込むこと10分あまり、もうどうにも無理できない、と判断し、ユタカ君、Yさんにお願いし、早退することにした。
やっとの想いで帰宅すると転がり込むように布団に入り、これまたひたすら眠る眠る。
子ども達はいろいろと気を使ってくれてありがたい限りなのだが、対して夫は、と言うと帰宅後黙々と食事をし、疲れているのではあろうが、ごろん、と転がり、そのまま寝てしまった。
あたしはといえば、節々の痛みから今度は激しい頭痛に見舞われ、吐き気までしていて、布団でのた打ち回っているというのに、くすりを持って来てもらおうと思っても起きやしねえ。腹立たしいことこの上ない。
あまりにも激しくもだえ苦しんでいるものだから子ども達が飛んできて、息子は薬を探してきてくれ、娘は冷えピタを持って来てくれ、介抱してくれた。
それでも起きずに転がっている夫には正直殺意を抱きましたよ。
やはり、血のつながりに勝るものはない、と実感したのでありました。


そんな子ども達の看病が効を奏したのか、夜中に空腹で目を覚ましました。
ここ2日余りろくなもん食ってないし、と体重を測ると3キロほどもやせてました。腹に力が入らないっす。

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2004年05月10日(月) 母の日。

不景気なんですか?
イヤイヤ、どういうわけか、母の日だというのに、思ったほど客足が伸びず、拍子抜けしました。
そうは言っても、あたしの担当商品は意外と売れたみたいなのでよかったですが。

プレゼント選びって言うのは、皆さん結構頭を悩ませるみたいで、親子で一緒に選んで、お会計は子どもがするって言うパターンも結構見受けられました。
うちも娘が

「ママ何が欲しい?」

とことあるごとに尋ねていたのですが、子どもからものをもらうって言うのに、リクエストするのにぴったりなものって言うのも浮かばず、

「お金とヒマとうまいもの」

という実に現実的な答えを返し、あきれた困惑の表情を浮かべられてしまいました。

あたしは、と言えば実家の母にはクレマチスの鉢植えを贈りました。
よくよく考えたら、もう母も70半ば、いつお迎えがきても不思議ではない年齢なのに、花を贈るのもなんだかなあ、と思ったのですが、花の世話をして、長生きしてくれればいいかな、とこじつけました。
義母には散々悩んだあげく、日傘を買いました。
年中出歩く彼女には夏場の必需品、あって困るものでなし、と選びました。

売る側が言うのもなんですが、当日になって、在庫はないのか、とか、色違いはないのか、と言われても、もっと早く買いに来てくれ、と言うのが正直な所。
店側は、母の日終われば父の日、と言う体制なのですから。

まあ、そんなこんなで売り場を走り回り、ぐったりして帰宅。
我が家でも、子ども達がプレゼントを用意して待っていました。

娘からは空き箱で作った写真立て。息子からは一生懸命書いた手紙。
そして2人から、と言うことで、もらったのは、あたしの大好物のプリンでした。
先日子ども達と一緒にコンビニに行ったときに、

「このプリン食べたいけど、高いんだよねー、もったいないから買うのやめよう」

と言っていたプリンでした。

今まで食べた中で一番うまかったです。


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2004年05月07日(金) 愛を形にするのにはどうしたらよいのだろう。

正直に言う。あたしは息子のほうが無条件に可愛い。
親子にも相性と言うものはあるのに違いない。
娘が何をした、と言うのでもないのだが、同性だからなのか、ことごとく気に触る。自分の子どもの頃と比べて、多分、親から見たら同じようなもんだと思われるのだろうけども、どうにも要領が悪くて腹が立つのだ。

先日、連休中の夜更かしのクセで、いつまでも寝ないでしかも翌日の準備もせずにいて、しまいには眠くなってだらだらとし始めたものだから、見ていてイライラし、つい、

「全くグズなんだから!」

と怒鳴りつけてしまった。
たまたま自分の体調もすぐれず、仕事のあとでぐったりと疲れていたこともあって、最高に不機嫌だったのもよくなかった。
娘はしょんぼりとし、部屋へ行き寝てしまった。

翌朝、娘が出かけたあとにベッドを整えているとノートが転がっていた。
最近夜寝る前に日記を書くようになったらしい。
ふと気になって、本当は良くないのだが、こっそり覗くと

「ママはゆうばかりかわいがる。あたしは何をやってもおこられてばかりだ」

というようなことが書いてあった。
やれやれ、やっぱり、と思いながらも胸が痛んだ。

息子が生まれるまでの4年間、あたしはこの子さえいれば他には何もいらない、もし下の子が生まれてきても愛することができるかどうか分からない、と思うほど娘を溺愛していた。
ところが、息子は早くからあやせばニコニコとよく笑い、年がら年中抱いていなければ寝なかったけど、なんと言うか、愛嬌があるというか、甘え上手で、何をされても仕方ないなあと言う気にさせられてしまうことから、あっという間にそんな不安は消えてしまい、いつしか、世話もかかることから娘中心の生活から息子中心の生活へと変わっていった。
夫にしても息子に対してはいつまでも赤ちゃん扱いしていて、どんなに怒ってもついつい甘やかしてしまうくらいだから、得な性格なのだろう。

その点、娘は、甘えべたというか、可愛げがないというか、見ていてじれったくなることのほうが多い。
うまく自分の気持ちを表現することができないのが、見ていて歯がゆいくらいだ。

そんな苛立ちが、ふとした折々に、言葉の暴力となって彼女を傷付けてしまう。
息子に対してもそう言うことはあったとしても、あとあと抱きしめたりしながら、言いすぎたね、と謝れるのだが、娘ぐらいになるとどうも、そう言ったスキンシップすら気恥ずかしく、口先だけの謝罪になってしまいがちなのも良くないのだろう。

だからといって、それは接し方が難しい、と言うことであって、娘が嫌いであるとかそう言うことでは、決して、ない。
あたしは一人っ子であるがゆえ、両親を取り合う、と言う経験がないから、今ひとつその辺の感情が理解しきれない所がある。
どっちが大事、と聞かれて、どっちも大事、と答えるしかないのだが、10年分のいとおしさと6年分のいとおしさの違い、それをどうしたら形にすることができるのだろう。
息子が生まれるまでの4年間に、一身に注がれた愛情の重さをどうしたら伝えられるのだろう。

「あなたを好きな気持ちを形にできたらよいのに。どれくらい思ってるか、どれくらい大切なのかが目に見えたらいいのに」

昔、恋人に言ったことがある。
陳腐な臭いセリフだが、言葉でも伝えきれない想いを、どうやったら伝えられるのだろうとそのときのあたしは本気で考えた。
本当の想いは言葉では言い表すことなんてできやしない。
目に見えなくても大切なもの、それは心でわかるものだ、と思うけれど、時として形にして伝えられたらと思う時がある。
そのことで安心させることができるのなら。


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2004年05月06日(木) ゴールデンウィーク。

やっと終わりましたねえ。ゴールデンウィーク。やれやれ。晴れ晴れ。
あたしはなんも考えていなかったので、ゴールデンウィーク、家族と休みをあわせるのも忘れていたため、いつもどおりの公休でのお休みのみ、と言うことで、家族と一緒の休日は実は連休最終日のみ、だったりします。
今年は皆さんどこかへ出かけた方達が多かったのか、お店はあまり混んでませんでしたね。まあ、海外旅行が前年比200%だかなんだか(記憶があやふや)という結構な込み具合というのは本当だったんですねえ。

うららんの家庭は、子どもの日にも子どもにプレゼントをあげるという悪しき習慣があり、あたし個人としてはあまり快く思っていないのだけれど、おばばが毎年何かしら奮発して購入してくれるため、子ども達はここぞとばかりに欲しいものをねだる。
今年はクリスマスからずっと欲しがっていたPS2。
贅沢ですよ。ありえませんよ。ハードだけ買ったって何も出来ませんよ。
結局サルゲッチュ2とドラゴンボール2をゲットして連休の前半は家でおとなしく過ごしていました。

連休中はあいにくの天気で、夫は潮干狩りに行こうと張り切っていたのだけれど、あえなく断念。新横浜の温水プールに行くことになった。
ところが、娘が

「去年の水着がきつい」

と言い出し、これまた痛い出費。
子供用と侮るなかれ、サイズも160ともなると胸にパットまでついて、値段もいっちょ前。
あたしは仕事で行かないのにさ、しかも水着なんてここ何年も買ってないのにさ、とちょっとひがみたくもなるというもの。
まあ、楽しく泳いでこれたようで良かった。

そして最終日、やっとあたしもお休みということで、家族揃ってのお出かけ。
もう天気が悪いのは分かっているから、天候に関係なく楽しめる所、と言うことで、八景島シーパラダイスに行くことにした。
子ども達は大喜びで出かけ、イルカのショーも見て、帰りはサンマルクで食事。
夫はこれでもかというくらいパンをおかわりしていた。

長かったゴールデンウィークも終わりを迎えました。

ちと画像悪いですが、帰宅後息子が黙々と描いたサカナ達です。


売り場もやっとガキ達から解放される。。。

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うらら |あばら家足跡恋文

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