人の記憶なんて曖昧だ。1年前に何があったか、とか、1年前に何をしていたか、なんて、残された記録を元に再現するしかない。
構築される記憶はどうしたって脚色され、誇張され、デフォルメされてしまう。
淡々としたニュース映像にしてもそうだ。
切り取られた空間と時間が映し出され、それは紛れもなく事実としてあったことでも、映像としてその部分だけを見た時に、どうしても作り物のような、他人事のような、そんな印象さえもってしまう。
起きたこと、過ぎたこと、そう言ったことだけを繰り返し語るのは簡単だ。年寄りの昔話のように。
大事なのは、「なぜ」だと思う。
人を批判するのも簡単だ。長所を探すよりもアラを探すほうが何倍も楽だからだ。
だけど、人にはそれぞれの尺度がある。どんなに気が合うと思っても、どんなに似ていると思っても、「あなた」は「私」ではないし、「私」は「あなた」ではない。
その違いを認め合い、お互いに譲るべき所は譲り、歩み寄れるならば歩み寄る、そう言う姿勢が大事なのではないだろうか。
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2002年09月10日(火) |
給料日のささやかな贅沢。 |
昨日は大々的な売り場変更があったんです。傍で見るよりも、売り場の仕事って言うのは、力仕事と言うか、肉体労働が多くて、いくら目の上のたんこぶ、とは言え男手のゆーじくんがいないとなると、それはそれで結構困るもの。
みぽりんは昨日、急きょ救急の日イベントで、人工呼吸やらなにやらの救急法の実演をする羽目になり、2時間の拘束。仕事にならんですよ。
まあ結局最後のほうは押せ押せで作業になり、バイトのS野君に手伝ってもらい、何とかかんとか仕上がったものの、いまいち納得行かないんだなあ。
一番気合が入って納得行ったのは、ディスプレイのマネキンのコーディネートだったり・・・。
今日はあたしの給料日、とは言え、もう、それは限りなく使ってはいけないので、早速ローンの引き落とし口座にご入金。それでも消えないマイナスのしるしは一体・・・。(涙)
で、昨日の陳列棚の大移動で、肉体的にもまいってしまって、銀行に行って残高見たことで、精神的にもちょっと(かなり)まいってしまって、ストレスがかなりたまっていて、気晴らしに、と、ブックオフに行ってきました。
ぶらぶらと本を見るって言うだけで、なんとなく気晴らしになるのだから、安上がりな女。だったら図書館へ行け、って話もあるんですが。
本だけは所有しないと気がすまないんですよね。気に入ったら手元に置きたい。
先日綱島のブックオフに行って、それなりに広い店内と、豊富な品揃えでびっくりしてきたんですが、あたしが今日行った地元のブックオフはちょっとコンパクトなつくりで、正直品揃えはそれほどでもないのが、不満だったりします。
そう言いながらも、別にこれといって目的はなく、コミックあたりからぶらついて、CDコーナーに向かうと、Coccoがあるじゃないですか。
あたし、彼女がすごい好きで。
息子を妊娠中、あまりにもつわりがひどくて、身動き取れないときに、朝から晩までMTVばっかり見てたんですが、その時に見た「カウントダウン」のビデオクリップが強烈で。
今日見つけたのは「クムイウタ」ですが、お金がない、生活のめどは立ってない、というのに、即決で買ってしまいました。しかもうち、今CDが聞けるのはこのPCとクルマのみだってのに。
でも、帰り道、ボーっと聞きながらアクセル踏んでるうちに、買ったことは正解、と思いました。
本日は落とせないので、オチはなし。
でも、一応、文字は変わります。(笑)
↓
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雨の日の洗濯。
冷めたフライドポテト。
ぬるくなったビール。
言葉が通じない人。
嘘。
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2002年09月08日(日) |
旦那の悪口と、結婚観について。 |
ここで書くと、人伝えに本人の耳に入るかもしれないという理由と、めぐりめぐって、自分のバカさ加減を露呈することになる、という恐れから、あえてあまり触れないでいたのだけれど。
まあ、あんまりにも脱力して、本人に文句言う気にもなれなくなったので、ここで愚痴、という形で陰口叩こうと思います。
先日お話したとおり、夫の会社がつぶれる、ということで、就職活動をして、割とすんなりと決まって、まあ、一安心、といったところで、金曜日に清算をしてきました。
なんだか意気揚揚と、
「今日までの分、もらってきたから」
と言うものですから、
「いくらもらえたの?」
と半ば期待をしないように、とはいえ、期待を込めて問い返せば。
「4万」
へえ・・・4万かあ・・・・・・・・・
「で、今度の会社の給料日っていつよ?」
「ん?5日だよ」
ふーん・・・5日かあ・・・・・・・・・
・・・・・・ん?待てよ・・・?
5日ってことはですよ?今度お金が入るのは10月の5日ってことですか?
待て。
と言うことはですね?それまであと1ヶ月ほど、あたしのパート代と合わせて、14万ほどで生活しろ、と?
いや、それはムリ、全くムリ、絶対ムリ、足りっこねえ!と不安な胸のうちを並べ立てると、ヤツはあっさり、
「ばあさんに借りるか」
とかぬかしました。
何か違うだろう、あんたには一家の大黒柱であるという自覚がないのか、足りなければ稼ぐ、そう言う図式があんたの頭にはないのか、親に金借りるのなんて、最終手段だろうが?
と言いたい所をぐっとこらえて、
「そんなに簡単に借りるなんて言わないで自分で何とかするとか、考えないの?」
と言いましたら、
「じゃあ借りねえよ!」
と逆切れされました。
全くもって、腹が立ちましたが、これ以上言っても仕方ないと言うか、言うだけムダ、と言うか、言う気力がなくなり、それからしばらくなにもしゃべらないでいました。
まあ、こう言ったことを書くとですね、
「あんたの亭主はダメだねえ」
とか、
「男を見る目がなかったんだね」
とか、
それはもうわかりきった感想がくるのは目に見えてますが、あえて言わないでくださいね。
それは本人が一番よ〜〜〜〜く分かってることだし、人様から言われてもありがたくないに決まってますから。
そんなこんなで
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朝起きて、メールチェックしようとアウトルック開こうとしたら、いきなりPCが固まりました。
もう一度再起動かけて、開いたら、今度は見知らぬ接続の確認メッセージが。接続のチェックしたら、見事に書き換えられてました。
夫よ、いい加減、ヘンな回線がつながるような所を見に行くのは止めていただけないだろうか。うちはCATV回線で、電話回線つないでないから良かったものの、危うく、とんでもない電話料金の請求がくるところじゃあないか。
少しは学習しろ。
といった所で、朝っぱらから接続設定しなおす、というアクシデントに見舞われ、不機嫌モードに突入。もちろん怪しげなプログラムも即刻ポイ、ですわ。全く。
で、イライラしてるせいか、頭痛も始まりまして。鎮痛剤、飲むか飲まないか、のぎりぎりのライン上で、しばし思案するが、結局は飲んじゃった。後は薬が効くのを待つだけなんですが、痛い。。。重痛いって感じなので、血の循環が悪いのね。
酒を飲めば一発ですか?遠い記憶の中からよみがえる名言がありますが、これから仕事なので、慎みたいと思います。
で、そう言った時に、朝からテレビだか、ラジオだかのボリューム大にして、「大きな古時計」とか聞いてるハイテンションなばばあがいたりします。
ほんっとにうるさい。
ので、このへんで、逃亡しようと思います。
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2002年09月06日(金) |
たまにはお仕事の話など。 |
今の仕事していて良かった、と思うことって言うのは実はあんまりないんですが。
とりあえず、毎日充実していて、それなりに楽しくはありますが、数字が全ての世界ですから、売れてないとハッパかけられてちょっぴりしんどいです。
新学期始まって、運動会シーズンといっても、売上芳しくなく、現在子ども靴売り場は一等地にあるのに、と、ゆーじくんは渋い顔です。
そんな中ゆーじくん、社員の特権、年に2回のリフレッシュ休暇がやってまいりました。9日間、何のおとがめもなく、たっぷりのんびり休めるんです。その間何か問題があろうと、本人全く関知することもなく、なんてうらやましいんだ!こちとらせいぜい、公休と有休使って5日間どまりの連休だって言うのに。
それだけでもいまいましいって言うのに、9日間、いない間の引継ぎとか、打ち合わせをしないといけないって言うのに、もう心はリフレッシュモード、人の話を聞いてません。
そのくせ、人の仕事中に、あんまり関係ない話で話し掛けてきて、こっちが生返事すると、
「いいよ、いいよ、聞いてくれないなら」
とかいじけるし。
来週からの売り場のレイアウト、とか、一応考えてくれたようなのですが、あたしの意見はまるで聞かないし。
段々腹が立ってきました。
とはいえ、そこは大人ですから、
「9日間ゆっくりしてきてくださいね」
とか何とかにっこりと別れて来ましたが。
マネージャーは
「せっかくだから、うららさんがやりたいようにやってみていいよ」
と言ってくれたことだし。。。
ゆーじくんの9日間の連休中に、ゆーじくんが指示したものとは全く違う売り場を作ってやろうかと密かに考えていたり。
ところで、よく、
「スーパーで働いてるとお買い物とか社員割引とかあるんでしょう?」
と言われますが、それはないです。
ほんま、ケチなんですわ。うちの店。
まあ、年に1度ほど、社員割引券がもらえます。有効期限が2ヶ月くらいで、1000円以上のお買い物につき1割引になります。
あと、たまに社員販売で、化粧品とか、医薬品とか、ブランド品とか、安く買えることもあります。
でも、一番得できるのは、処分品だったりします。傷物、というのではなく、半端になってしまったもの、ギフトの解体品などを、いち早く手に入れることが出来たりします。
で、今回久々にゲットした堀出しものは、浴衣3点セット。
いまさら浴衣って季節でもなし、展示されていた、という理由と、本来セットされていたものではなく、残った半端品のぞうりと帯をセットにしたもので、元値はなんと、19800円のもの。ピンクの地で、あたしが着るにはちと派手なんだが、娘があと2,3年もすれば着られるだろうと、思わず買っちまいました。
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毎月恒例のモノがやってきて、どうにも自分でコントロールできないほどの凶暴な思いに駆られるんですが。ああ、無性に噛み付きたい。
さて、前置き、何の関係もなく。
夕べ、仕事から帰って遅い夕飯を食べながら、珍しくTVを見ていた。「ザ!世界仰天ニュース」と言う番組だと思われるんだけど、間違ってたらごめんなさい。
で、その番組の中で、愛人を屋根裏に囲っていた女の話があって。
屋根裏にですよ?10年間も男囲うってあなた、囲うほうも囲うほうだけど、囲われるほうも囲われるほうだと思いませんか?
人目を気にせず会いたいから、と、わざわざ家を改造したんですよ?しかも、夫の仕事の都合で引っ越すときもまた、屋根裏を改造して、愛人も連れて行ったんです。
しかもそのあと、ひょんなことから愛人が夫を殺してしまい、それでも何とかうまく警察をごまかして、愛人は愛人で、警察の目を逃れるために再び屋根裏に潜み続け、女は女で、新しい恋人を作って・・・。
さぞかし魅力的な女性なんでしょうなあ、と
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娘も小学校3年生ともなれば、生意気盛り。あたしが何か一言注意すれば、必ず、3倍にはなって返ってくる。的を得ているような得ていないような反論で、カチンとくることが多く、むきになって言い返してしまって、途中はっと我に帰り、あまりの自分の大人げのなさに凹んでしまったり。
そんな中、なにが一番凹むって、娘の口調があまりにも自分に似ているとき。しかもそれはたいてい、良い場面ではなく、文句をたれるときや、怒った口調など、あまり良い場面ではない。
昨日も息子の世話をしてもらっていたら、
「全くあんたは。一体なにやってるんだか」
とか、
「ごちゃごちゃごちゃごちゃうるさいわね」
とか、聞いてるこっちが恥ずかしいっつーの。
一緒にいたお母さんたちに
「今のすごいそっくり」
と大笑いされた日にゃ、まさに顔から火が出る思いで、小さくなっちまいました。
「全く勘弁して欲しいわよ」
と夕飯食べながらそんな話をしていたら、
「しょうがないじゃん、親子なんだから」
と開き直られ、あげくには
「まあ、そんなこと言っててもあたしも大人になって子どもに同じようなこと言われるんだろうな」
などと神妙なことを言うもので、
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2002年09月03日(火) |
今日はちょっとまじめな話を。 |
日記書き始めてからはもう、丸2年ほどになります。
最初はひとりごと、というタイトルで、自分のサイト内でこそこそと書いていました。
その日に思ったことを、思ったままにつづった、本当の日記と言った感じでした。
段々といろんな人の目に触れるようになってくると、それはある特定の人に向けたメッセージになったり、私信であったり、純然たる日記ではなくなってきてしまいました。
そうこうするうちに、エンピツに来て、これまた、さらに多くの不特定の方たちの目に触れるようになると、現実をありのままに書くこともはばかられたり、また、事情を知らない人に説明するのにわかりやすい表現と言うこともあって、100%ノンフィクション、というわけにはいかなくなってきました。
ウソ、とは違うんです。同じ物を表現するために、人によって言葉の選び方が違うように、私は私なりの言葉選びで、日常の出来事をつづってきたつもりです。
ですから、当然、事実関係を知る人から見ると誇張された部分があったり、脚色された部分があったり、ということは往々にしてあるようです。
まあ、人に何かを伝えるときには結局はその人の主観と言うフィルターで捉えたものを伝える、という時点で、多少本来の姿からはゆがんだものになってしまったりするものですよね。
で、ですね、こうしたことを踏まえて、私が今までいろいろと描いてきた登場人物に対するイメージって言うのはあくまでも私個人から見た印象を、悪く言えば面白おかしく、よく言えば、誰にでも分かるような人物設定として書いているということで、現実に存在する、彼、彼女、は全く違うものかもしれない、ということをご理解いただけたら、と思います。
あたしが書いているのは日常の中のごく一部を切り取ったものであり、自分に都合のよい部分しか書いていない、という見方もできるんで。
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2002年09月02日(月) |
ありふれた日常のはじまり。 |
このところご訪問者数が飛躍的に増えてしまったため、かなりのプレッシャーです。たくさんの方に読んでいただけるのはWebで日記公開してる立場から言えば、単純に嬉しいし、まして投票までして頂いているとなれば、ありがたいことなんですけども、ちまちまやってるほうが気が楽かもしれません。
でも。
ありがとうございます。あんまり書くと媚売ってるみたいでいやなんで、この辺で。
今日から新学期が始まり、子ども達もそれぞれ出かけていきました。午前中こんなにのんびり出来たのは久しぶり。やれやれ、とほっとしている主婦の方たちも多いでしょうね。
あたしの場合は別に子ども達がいてもいなくてもやってることは一緒(ネットだったり、読書だったり、昼寝だったり)なんで、まあ、あんまり関係ないんですけども、やっぱり子ども達がいるといないとでは、大きな違いがあります。
真剣に調べ物をしてる最中に、きょうだいげんかが始まったり、いい気持ちでうとうとしてる最中に、訳のわからない雄たけびが聞こえたり、という状況はあんまり休まらないものです。
で、いざ、こう言ったのんびりした時間が出来た、と思うと、結局ボケーっとしたまま時間が過ぎていたりします。
さて、息子迎えに行って、仕事行ってこよっと。
今日は何のおちもありません。期待してきた方ごめんなさい。
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2002年09月01日(日) |
結果(経過?)報告。 |
昨日の体脂肪の件。
本人結構ショックで。14キロの内訳を考えてみたり。
で、そんな時、こんな朝っぱらからでぃーに呼び出される。
これから仕事なんですが。まだ洗濯物も干してないですよ?と思いつつも、最近のんびり話してなかったし、と、メッセつなぐ。
でぃ:「あんたもいろいろ苦労するねえ」
うら:「ほんと、こんなによく出来た嫁はそうそういないって」
でぃ:「イヤ、そこまでは思わんけども」
てな話をしているうちに、体脂肪の話になる。
で、体脂肪の測定も、通常の体重計のように乗って計るものと、あたしがやったグリップ握るタイプのものだと、結果が違うんだそうだ。
どのように違うかって言うと、体重計タイプのものは下半身に電流が流れるから、下半身の脂肪に反応するらしい。つまり、下半身デブだと、体脂肪率は高いらしい。一方、グリップ式は上半身の脂肪に反応するから、上半身デブは体脂肪率が高くなるらしい。
つまりはですね。
あたしは上半身デブである可能性が大、であると。なるほど。。。
これであたしが巨乳であることが証明されたのね。☆(゜o゚(○=(−_−○
でも妙に納得した。(笑)
で、何で彼女があたしを呼び出したかって言うのはデブについて語るためではなく。夫の就職を心配してのこと。
で、ですね、昨日一応、職安で見つけた会社の面接に行ってきました。
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