過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2002年07月22日(月)/少子化政策?

昨日、未だに幻水3をやっているなどと書きましたが、「未だに」といったって、そういえば、まだ発売から11日くらいしか経っていませんでした。それなのにもう終盤でした。しかも仲間を集めるため、無駄に現地の人(ダックやリザードを含む)にさんざん話しかけて情報収集したりして大量に寄り道をしているのにこの有様です。ヒマな学生時代ならわかりますが、私、発売日から一日も休まず会社に行っているはずなんですが…。しかも先週なんて出張まで行ってきたんですが…。なにか時空の歪みでも発生しているのだろうか。

それはそれとして、今日もこの期に及んで、ダックやリザードの村に交易目的で訪問しましたが、改めて見渡してみると、村に子供(リザードやダックの)が全く見あたらないような気が…? 不審に思い、隈無く確認してみましたが、やはり成体と思しき連中ばかりです。人間の町には子供が沢山いるのに。子はいないのか? そもそもダックやリザードは、どこからが子供でどこからが大人なのか? ひよこ? 卵は子供の範疇に属するものなのか? 一体どうなってやがるんだ…! ますます謎が深まりました。
それと、トカゲって外敵に捕まってピンチの時に自ら尻尾を切って逃げた後また尻尾が生え……いや、なんかすごく失礼なことを考えているような気になってきたので、もう気にしないことにします。変温動物ゆえ冬はやはり冬眠を……いや、やめよう。こんなことばっかりやっているので、ちっとも話が進まない。

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2002年07月21日(日)/五里霧中を体現。

未だに幻水3をやっているのですが、どうやらようやく終盤にさしかかって参りました。そして、仲間も全員集めることが出来そうな様子です。今回の仲間集めは比較的簡単でしたかね。一人だけちょっと方法がわからなくて、攻略サイトの世話になったりもしましたが。あとは、交易とか劇場通いをそろそろやめに出来ればたぶんほどなくエンディングです。やめることさえ出来れば(虜)。というか、何故もう7月も下旬で学生さんが夏休みに入っているんだろう。先週自分が何をやっていたか、記憶が全然残っていないのですが…。

それはまあいいとして、一つ気になっていることが。いや話の展開などとは全然関係ないのですが。幻水3で初登場することになった、ポリゴンがよく似合っているダック(アヒル)(同じ)やリザード(トカゲ)の皆さんなんですが……その……生まれるときはやはり卵から孵化するのですか…? だって他に考えようがないような。だが、ある種の魚では胎内で卵を孵してから子を産むという例もある。いやしかし。この疑問に何らかの解決が与えられないものかと、リザードやダックの人々(人?)にさんざん話しかけましたが、そういった話題は終盤に至るまで何一つ出てきませんでした(当たり前だ)。実は彼らの生誕にまつわるこの種の話題は彼らの間では禁忌であり、それゆえ誰も何も言わないのだったらどうしよう。気になって仕方がない。
そして、生まれ方(卵生と胎生)が違ってすら仲良くコミュニティが形成できるというのに、なぜ人は争い合うの。いや人というか、人やアヒルやトカゲ。「人」という言葉にダックやリザードを含めても果たして失礼に当たらないのかどうかよくわからないので、何だかやりにくくて困っています。包括的に彼らを指し示す適当な言葉が何か無いものなのか。

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2002年07月15日(月)/幻水3トラブル警報(本編)。

データのコンバートが出来ぬどころではない騒乱が私の内部で起こっています。つまり、幻水3をやってみたら、案の定大変面白く、すでに余裕で常軌を逸しています(言語中枢も常軌を逸してしまった模様)。昨日の晩飯は何を食べたろうか。いや、そもそも何か食べたっけ…?どうして私はゲームに夢中になると、常におなかが空いているのだろう(まともに食事をしないから)。
ところで、私はヒューゴ、クリス、ゲドの順で、一章づつ順番に進めています。話の内容をここで記すのは控えますが、面白いというか、各編続きが気になってしょうがないです。

そのわりには、最初からバリバリ交易が出来ることに大喜びし、早速冒険そっちのけで交易を励行する私。2では、ゴードンがなかなか仲間にならず、泣かされた人も多いというこの交易ですが、実は、私は交易が超大好きなのでした。それで、複数名いる主人公の交易額を合計したら、すでに30万ポッチくらいの富を得ていそうなくらいの勢いで、猛然と交易にいそしんでいるのでした。初めて足を踏み入れる土地に行ってまずやることといえば、交易所を探しては、店の品揃えとその値段を確認し、そのへんの紙にメモを取るという作業なのでした。

今回の交易は、前より利益率が良い感じがします。真面目に交易ルートを考えて腰を据えて取り組めば、ほどなく巨万の富を築けそうな感じです。これでもう少し、一度に取り引きできる量が多ければなあ(各品物9個までしか持てない)。まあ、装備品をととのえたり武器を強めたりするのに、相当の額が必要なので、なかなか蓄財できませんが。というか、蓄財してもしょうがないですが。少なくとも序盤ではあまり意味がない。ゲーム開始早々に目的を見失っている。
それと、話の進め具合とキャラによって、行くことの出来る場所に限りがあったりするのが不便です。私が恙なく交易するためにも、早急にこのあたりの土地の諍いが収まってくれることを望まずにはいられない。しかし、事態が収拾されると、ゲームも終わってしまう…? ジレンマ。

あと、前々から懸念されていた、いかにも、私たちまだポリゴン慣れしてませんという開発サイドの声が聞こえてきそうな、たどたどしいポリゴン画面ですが、やっているうちに見慣れました。そうはいっても、シリアスな場面は、あのこなれていないポリゴンキャラにはちと荷が重すぎる気がするなあ。アヒルやトカゲや背景は相当良い感じだと思うんだけど、人間キャラがなあ・・・。でもまあ、そこは適宜脳内レンダリングを足せば(何に?)どうにかやっていけると思います。頑張ります(微妙に不必要)。

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2002年07月14日(日)/幻水3トラブル警報(序章)。

ただいま幻想水滸伝3をやっているので、それ以外のすべてが意識の彼方に消えていきがちです。それにともない、当分ウェブにおいてまともな出力が見込めない感じです。いやそれはいつもですが。

それで、わりと頓着なくネタばれてしまいがちではた迷惑な当サイトでも、さすがにこの時期幻水3のネタが堂々とばれているのはいくらなんでも新鮮すぎて人死にがでるので、それは自重するとしても、ちょっと、メモ書きを残しておいたほうがいい事柄が。

2同様、3でも前作からのデータを引継ぎできるのはいいんですが、ボス戦後のセーブデータをもってしても、コンバート不可なパターンがあるようです。で、実は私のデータも何故かコンバートを拒否される(ボス戦後のデータなのに、「終盤のデータを使用してください」とかメッセージが出て、コンバートが出来ない)という事態が発生し、激しく動揺しつつも、ネットをちょっとさまよって状況を確認してみたら、12日の時点では、おおむねこんな感じらしかったです。というか、もう幻水3の攻略サイトが各地に勃発(誤用法)していますね。早すぎる(賞賛)。

・リドリーの替わりにボリスが仲間になっていると
 コンバート不可っぽい。
・ボリスがいない場合は、ベストEDかそれ以外のEDかは
 関係なく、コンバートが出来る模様。
・コンバート不可の2のデータでも、さらに外伝2に
 引き継いでクリアしたデータならば、コンバートが可能?
・コンバート不可状態のデータをメモリーカードに保存して、
 コナミに送ると、コンバート可能な状態に修正してくれるらしい。
 修正には1週間程度かかるらしい。

あくまでもネット伝聞で、私が自らすべての事実を確認したわけではないので、不正確な部分があると思われます。コナミの幻想水滸伝3サイトも見に行ったんですが、この件に関しては何も書かれてなかったなあ。私の調査不足か?

ていうか、はっきりいって、いわゆる不具合ってやつなんだと思いますが。ちなみに、私がコンバートできなかったのは、「108人集まっている(ベストED)+ボリスが仲間になっている」という状態のデータでした。しょうがないので、とりあえずベストでないEDのデータを、部屋を散々とっちらかしながらようやく発掘し、そっちのほうはちゃんとデータ引継ぎができたので、それでゲームをやることにしました。で、こっちはボリスじゃなくてリドリーが仲間になっている状態のデータです。「なるほどネットで調べたのと同じような状況である」と思わず感心してしまう私。やっぱりボリスが仇となっているのであろうか。
しかし、くそう。せっかくベストEDのデータがあるのになあ。私もコナミに連絡してベストEDのデータを送ってみようかなあ。次の出荷からはちゃんと不具合が直っていると良いけど(私の入手したのは初回限定版)。

そんなわけで、これから3を遊ぼうという人はご注意を。
というか、もしデータ引継ぎが出来なくても、プレイヤーの落ち度ではありませんのでご安心を。なんか、まじめなトラブルへのコメントで長くなってしまったので、私の内部的なトラブルについては、日にちを改めて書きたい所存。

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2002年07月08日(月)/死の行軍(生還救済編)。

バクシ指輪アニメを見た日は、他にも、ショーン・ビーン(指輪映画のボロミア役の人)目当てで、007ゴールデンアイというやつも観ました。ちなみにショーン・ビーンは悪い人の役です。

その後、大変に面白かったので、弟におおむね以下のようにあらすじを説明しました。「ボンドが何百メートルもの高さからバンジージャンプを敢行し、ショーンと一緒に秘密組織のようなところに潜入したはいいが、ショーンがあっさりとっ捕まっていた。そして、ボンドが戦車を乗っ取って、ロシアの町をさんざん走り回って、大々的に破壊行為を繰り広げ迷惑極まりなかったが、銅像を戦車の上に乗せたまま爆走したりしたのは愉快だった。さらに、巨大パラボラアンテナでショーンとボンドが戦って、ショーンが落っこちて鼻血やいろんな所から血が出ていたよ」
そうしたら、弟に「あんたの説明じゃ、どんな話なのか全然わかんねえ」と言われました。その時は、「何を言うかこいつめ」と思いましたが、こうして文章にしてみると、確かにこれは粗筋ではなく、単に自分の印象に残った出来事の羅列なのでは…?だいたい、ショーンは役名じゃないYO!役名はアレックだYO!

私がいかに我を失っていたか分かろうというものです。
というか、バクシ指輪映画鑑賞により極度の緊張を強いられ荒廃しきった心に、ショーンの悪役面が染みわたり、心が潤って気力を回復できたのでとても救われたので、そのことで有頂天になってしまった模様。後から思うに、なんかボンドに全然共感できなかったような気がするんですが。それを言うなら、別に誰にも共感できなかったような…?
いや、とても面白かったんですが(ショーンが)。

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2002年07月07日(日)/死の行軍(絶体絶命編)。

この前、ハリーさんと共に、巷でも評判のバクシ製作の指輪物語アニメ映画をついに観てしまいましたが、なんていうかもう……。観た直後は、落胆のあまり感想を書く気力も失っていましたが、ちょっと回復したので覚え書きをしてみます。何か気力を失ったとか言っているわりに不審に長くなってしまいましたが、それだけ突っ込みどころ満載だったということで。以下、ネタばれなのでお気をつけてください。


↓箇条書き感想↓
・ホビッツの顔が恐かった。サムに至っては猛烈に気が滅入ってくる始末。
・ピピンやメリーはましだった。が、どっちがどっちだか区別が付かぬ。
・アラゴルンが悲惨な造形であった。観ている者を必要以上に疲れさせる
 くたびれた顔とまぶしい生足の対比が強烈すぎて正視できぬ。
・ボロミアが野人のようであった。そのバイキング様の、
 側面に角が生えている兜は何事なのか。
・ボロミアも生足だった。正視しかねる。
・ついでに、ロヒアリムの皆さんも生足だった。
 戦士はすべからく生足たるべしという不文律でもあるのか。
・女子は生足ではなかった。一安心。
・名誉毀損で訴えてもいいと思う(何処へ)。
・ガンダルフやセオデン等、爺系はなかなか良かった。
・ケレボルンの造形もなかなか良かった。PJ映画と異なり、眠そうではない。
・しかし、エルロンドは悲惨であった。そのへんの中年男性と何ら変わらぬ。
・サルマンが赤かった(服が)。と思いきや、その赤服の胸襟を開くやいなや
 何やら多彩なものが飛び出してきて、その多彩なものにガンダルフが
 捕らえられた?どういう魔術だろう?
 とりあえず多彩なんだか赤いんだかはっきりして欲しい。
・ストーリーはPJの映画より原作に則しているようだが、
 キャラデザはそういうわけには行かなかった模様。
・DVDのチャプター名に、「ボロミアがおかしい」などというのがあったが、
 おかしいのは最初からだったと思う(デザインが)。
・そのボロミアがおかしかったシーンは、例のフロドから指輪を奪おうとする場面だが、
 その後のボロミア埋葬シーンで、名誉毀損レベルのバイキング兜が、
 ボート内に横たえられた彼の胸の上に据えられていたのが異様であった。
 ゴンドール国民にとっても、これは屈辱的な事態だとは言えまいか。
・ていうか、埋葬の仕上げにあの兜を乗せてやったのがレゴラスのような
 気がしてならない。
・レゴラスとギムリが、いついかなる時も仲良く並んで佇んでいたりして、
 もうやってられない(破顔)。
・ロスロリアンで、レゴラスがギムリに弓を教えてやっている様子が見られたのが、
 この映画を観ての一番の収穫だった。
 PJ映画でもこのような二人の仲良しシーンを入れて欲しい。
・エルフとドワーフだけが、この凄まじい死の荒野のごとき本作品に咲ける
 一輪の花だった(花ってアンタ)。
・メリピピがファンゴルンに助けられたは良いが、再登場する前に映画が
 終わってしまうので、彼らはそのままフェードアウト状態。こうして二人は ファンゴルンと共に幸せに暮らしました?背も伸びました?
 
まあ、こんなところでしたかねえ…。
とにかくキャラの顔が恐ろしかったので、それだけでも相当気勢を殺がれます。ギムリが頭巾のようなものをかぶっていたのは非常に可愛かったんですが。翻ってPJ映画を見るに、ヴィゴやショーン(2名)やイライジャで本当に良かったなあ。
生足でなくて本当に良かったなあ。

→アニメの様子を知りたい方はこちら

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ヤケパチ |電信家頁

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