見たいものが見えない見たいのに見えない目をつぶっているわけじゃないのにどれだけ目を凝らしても見えないどうすれば 見えるんだろうどうすれば 理解することができるんだろう
もう ほとんど顔も覚えていないような人が夢に出てきておまけになぜだか何度目覚めても 続きが見られてでもね夢の中の私は それが夢だってわかってるのだって 本当のその人はあんなに優しくなんてないもの夢の中の私は 心のどこかでこれが現実だったらいいのになぁ なんて思っていたのかしら馬っ鹿みたいそんなこと絶対にあり得ないのにねでもこんな夢を見るっていうのはもう一度会いたいっていう願望の表れなのかなぁ
どんな顔だったっけ?どんな髪だったっけ?どんな声だったっけ?どんな目で私を見つめてくれた?どんなKissをしてくれた?どんな風に私を抱きしめてくれた? 『忘れることを作ってくれた 神様に感謝をしなければ』そんな歌詞がどこかにあったっけだからお願い夢に出てきて 記憶を呼び起こすなんてこともう二度としないでね
何人もの 私がいていつだって そんな私のことを別の私が 冷静に観察している悲しんだり怒ったり嘲笑ったり蔑んだり全部ホントの私なのにどうしてひとつに統一できないんだろうね
終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように ちがう きっとちがう 心が叫んでる久しぶりに オフコースのアルバムを聴いて昔何度も何度も聴いた曲が頭の中でリフレインする 今までは 別の歌詞の部分に共感していたはずなのに今 心に残る歌詞は違う部分 せつない嘘をついては いいわけをのみこんで 果たせぬ あの頃の夢は もう消えた 誰のせいでもない 自分がちいさすぎるから それが くやしくて 言葉にできない同じ唄でも聴く時の自分の状態 あるいは感情によって受け取り方は全然違う最近 唄を聴きながら涙を流すことが多くなったように感じるのは気のせいだろうか