日記帳

2006年03月31日(金) たんこぶ

あ、まずい。エンピツの振込みをしていないので、今日でここに書けるの最後かもしれません。どこかのブログにでも引越すかも。

夫は朝自分でコーヒーいれて飲んでいくのだが、その際は必ずネスカフェ。大阪の祖母調で言えばネッカフェですわ。

ネッカフェ、安いときにストックとして買い置きしておく。台所のシンク上の吊り戸棚の真ん中の段に置くことにしている。

飲みきった空のネッカフェのガラス瓶が放置されているのを見て、次のネッカフェを出しておこう、と腕を伸ばし、そうそう、この棚のボックスの中に・・・と手前に引いたとたん、ネッカフェ落下。おでこでキャッチ。

ぐうう、とおでこを押さえて目を閉じよろめくカーサン。なに、なんなの、今年は顔が鬼門なわけ?←不注意なだけです。

おでこにたんこぶ作るなんて、くくく屈辱。青くならなかっただけヨシとしよう。

帰宅した夫に報告したところ、「割れなかった?」って、どっちの心配だか不明な質問をぶつけられてまた痛いときたもんだ。

===

明日から月曜日まで、実家じじばば孝行という名目で草津温泉に浸かってきます。退院直後の最悪な思い出の地、草津。あの記憶を上書きできるだろうか。勝負だ。

ここ一ヶ月の多忙を慮った、優しい妻(但したんこぶ有り)の気配りによって夫は欠席。

夫抜きだと、ますます暴走するんだよなあ>実家じじばばの愛。愛ゆえに、厄介なんだよなあ。

行く前から「帰ってきたら愚痴をちゃんと聞くように」と妻に言い含められる夫。留守番するってのにそんな約束。

もうね、行く前からかなり後ろ向き。ふう。



2006年03月28日(火) 意志の人

先週辺りから、娘は3月〜4月はいろんなことが変わる時期らしいということが身をもってわかってきたようだ。

春休みになって、次に幼稚園に行くと今までのクラスじゃなくて、自分より小さい子が新しく入園してくる。やさしくしてあげるんだよ、と言うと「うん、ゆかもこわかった」と言う。1年くらい前のことは、まだまだ記憶に新しいのだな。

そして夜のおむつも取れるといいね、おむつが濡れなくなったらパンツにしてみよう、と提案したら、その翌朝から3日続けて乾いたおむつを見せて自慢げに笑う。ぬぬう、おぬし、意志で出していたのか。

おっかなびっくりパンツで寝かせたら、朝自分で起きてトイレに行っている。おお、間に合うのか。えらいこっちゃ。カーサンびっくり。

というわけで、かれこれ一週間ほどパンツ生活が続いている。

持病には補食という行為があって、寝る前や、寝たあとでも、低ければジュースを飲まなければならないので、カーサン夜のおむつは仕方ないやとあきらめていたのだがなあ。「持病だから」って理由を付けるのはナシ、と決めているくせに、実生活ではついついそんな風に考えてしまう。
※関係ないんですが、ここ一週間ほど打っても打ってもウフフフフーー!ってなくらいにインスリンが効かない。ばんばん打ってばんばん測る、とにわかに方針転換して適量を探っているのだが、まだ上限が見えない。ぬかに釘、暖簾に腕押しって感じなんですよ。←はっ。※印で長々愚痴ってしまった。早く100台に乗せたい。ううう。覚書。

4月になって年中さんになったら、最初の自己紹介で持病について触れるべきか否か、と考えたり。言っといた方が結局楽なんだよな。ある意味「言い訳に出来る」っていうことで。

夜のおしっこもコントロールできるのだ(←関係ないね)、娘に尋ねてみようか。「言って欲しくない」と言われたら、またそのときどうするべきか考えよう。・・・えっと先送ってますかね?



2006年03月27日(月) ファーム

土曜日についに仮歯が差し歯になって、日曜日はファームの試合を見て、という週末。

娘が野球好きとは知らなんだ。TVで甲子園中継を見ていたら「ゆかもやきゅうみたい」とお父さんを歓喜させる要望を出してきた。

実際観にいったら、ファームだってのにホームチームの応援席には「それでは皆様ーーーーっ!!」と叫ぶ応援団のファームもいて、娘はご立腹。

「うるちゃい」「こんなんじゃないんだの」へえへえ。

大好きな野球が観られるもんだから、お父さんうはうはで移動よ。アウェー側の応援席に座って、娘は試合なんて見てるんだか見てないんだか、足元の芝生と土を靴のつま先で分ける作業に没頭。楽しいならいい。

ルーキーの三塁手が、ぼてぼてのゴロをエラーするわ、ファールフライを捕りに行ってフェンスに激突転倒するわ、打席に立てばデッドボールはくらうわ、自打球は当てるわ、と目が離せない忙しさでカーサンすっかり彼に夢中になってしまった。がんばれルーキー。面白すぎるぞ。
※守備練習中にはファーストへの返球がまたノーコンで、応援席に生ぬるーい微笑が広がったぞ。わはは。

ファームの試合って、とてもフィールドと近い。ファールグラウンドも狭いし、そして応援団もいないからとても静かだ。フィールドにいる選手たちの会話が聞こえるくらいに。

イレギュラーした速いゴロをうまくさばいたショートの選手に、味方のセカンドが「うまいねえ」とちょっかい出すのが聞こえるのだ。いいなあ、こういうの。

三塁コーチとかにかつての有名選手がいたりしてね。

見に来てるお客さんたちも、近所らしい人はふかふかの布団とか持ってきていて、クーラーボックスには缶ビールが入ってて、なんかもうだるだるなゆるーい雰囲気。

夫はこういうのが大好きだ。まず「無料」ってのが大阪人にはたまらんのではないかと踏んでいるのだが。一軍の試合はTVで観ればいいか・・・ってすっかり感化されているような。



2006年03月23日(木) まんじゅうこわいほんとにこわいんだ

春休みに入った途端に風邪を引く。ピークは過ぎたかなという今日になってようやく耳鼻科に行き、処方された抗生剤を飲むべきか素人のくせに悩む。だってやや治りかけな気分なんだもん。でも飲んだ。なんだよもう。

娘も寝てから咳き込む夜が続いている。アレルギー鼻を遺伝させて本当にすまないねえ。

===

さて、明日は実家父の誕生日である。3月生まれが集中しているマイ実家、12日だか24日だか、この年になって未だに実父の誕生日がわからないのもいかがなものか。
※祖母が12日生まれだったのだ。1ダース、2ダースって感覚で余計に混乱する。私だけ?

ついに孫娘というリーサルウェポンに尋ねさせたのが先月>「じいじのたんじょうびはいつなんだの?」なんちて。すかさずカレンダーに書き込んだよ。来年以降も今年のカレンダーをアンチョコにして、忘れないようにしなくては。

先月の実家母の誕生日同様、娘に4歳児らしい絵を描かせるという姑息なプレゼントを用意したのが昨日のこと。

まるでそれを察したかのように、今日の夕方じじばばご来宅。

3月は実家家業カキイレドキにつき、鬼門のように避けてきたもんだから、ほぼ1ヶ月ぶりの再会だと感激する彼ら。愛だ・・。

そして先週末四国方面に旅行に行っていた彼ら、おみやげをものごっつどっさり持ってきてくれた。
・各種柑橘類ひと山
・あんこもの3種
・郷土民芸もの数点
くだもの、お菓子、民芸もの、実家みやげ三種の神器ですよ。

未だに娘夫婦はサラリーマン世帯で、平日はほぼ夫不在という生活を実感してくれてはいないらしい。もうすぐ結婚10周年なんですがね。

せめてカワキものを混ぜられなかったか。あんこどうすんのよ。

実家父が「旅行先でのゴルフ」という誘惑を断ったここ数年、彼らは実に頻繁に旅行に行く。一緒に観光出来るのが実家母にとってはかなりの喜びらしい。そうかそうか、元気なうちにたくさん楽しんでおくれ、そりゃいいことだと微笑ましく思うものの、反面みやげ物に怯えているのも事実。

うちには「みやげもの箱」というダンボール箱が押入れにあって、その中を見れば全国の民芸ものを見渡すことができるくらいの勢いですよ。
※「要らないもんはおみやげだろうがなんだろうが、片っ端から捨てるわよ〜」という迷いのない友人約一名が非常に羨ましい。

今回の出物は「お地蔵様」。陶器製、20センチくらい。全体にグレーね。つるっとした感じよ。

手にとってしばし絶句。どうすりゃいいのよ。すると笑顔満面の実家母から追い討ちが。
「お父さんはやめとけってウルサかったんだけど、あんまりかわいいから(はーと)」
カーサンつい「どこに置くの・・・」と吐息を漏らしたら、
「置物じゃないわよっ、貯金箱よっ」
あ、ほんとだ。お地蔵様の後頭部にお金を入れるクチが。あらまあ実用的。

なわけない。

自慢じゃないが、期待された反応を返せない正直モノなんですよ、カーサン。
包みを開けた瞬間、「わあっ」みたいな嬉しい反応が出来たことがない。ぱっと顔を輝かせて「ありがとうっ」とかって言えたらどんなにいいか。

どちらかというと「次?次はナンだ?」とびくびくしながら包みを開けてるんですよ。次も熱いオデンなの?という鶴太郎みたいな(古い古すぎる、しかもわかりにくい)、そんなオーラ、彼らには通じないらしいけどね>なんと親不孝な物言いでしょう。
※しかもたいがい熱いオデンなんだよ・・・。

申し訳ないけど実家に飾ってくれとお願いした。頼む。お願いします。後生ですから。

なんていうのかなあ、年を追うごとに、「買う喜び」だけで突っ走る傾向が顕著ねえ。「貰う側の都合」はこの際脇に置いといて。

土鈴を集めるのが好きだった実家母。実家の収納棚が土鈴でいっぱいになった今、ほとばしるのは孫への愛のみとみた。いやー、受け取りきれるかな(不安)。



2006年03月20日(月) 修了式

幼稚園の修了式。

「イッテキマツ!」と1人で駆けていき、式の開始では先生のあとに整列し、名前を呼ばれれば「ハイ」と返事し、つくしがうんたらいう歌を振り付きで熱唱し。かーちゃん嬉しいよ。

いろんなことが出来るようになったなあ。トイレも危うかったのに。泣いてばかりいたのに。

177回通った、と出席ブックや先生からのお手紙にあった。娘の年少生活、幼稚園の第一歩。カーサンは拍手を惜しまないぜ。

「誇らしい」という気持ちは、娘からのプレゼントだなあ。ありがとう。



2006年03月19日(日) さよならユニフォーム

娘が生まれてからもしばらく続けていた夫の草野球。娘の発症と前後して、すっかりご無沙汰、タンスの肥やしと化していたユニフォームたちだが、先日会社の後輩氏に譲るとかで、ついに我が家をあとにした。

今ならば、或いは他人事であれば、「チミ野球なんかしてる場合か」と、ためらいなくカツを入れてしまうだろうなあ。乳児とカミサン置いて、週末に野球かよ、と。

「どうせまだ二人とも寝てる午前中のことだから、かまわないだろう?」と問われると、まあそうだけど・・・、と語尾を濁していたカーサン、ほんとうは嫌だったのだ。今頃言うな>自分。

ユニフォーム云々の以前で、かつ最近のことなんだけど(←わかりにくいな)、もう草野球はしないのか?と尋ねたことがある。逆に「行ってもいいわけ?」と質問返しされたが。

なんとなく、夫にひとつの区切りが来たような気がしている。もうそんな余力はないともいうし、娘が今ほど「おとうちゃんとあそぶ」ことを切望しているときはないともいう。

おとうさんも大変だ。

・・・あ、でも、久々に先輩にテニスに誘われたとか言ってたな。娘連れていってくるがいいさ。きっと楽しいよ(無責任)。



2006年03月18日(土) 確かめる

友人2人に有楽町で会う。

3月に入ってからというもの、夫の仕事は火を噴き続けているらしいと、深夜の帰宅、持ち帰り仕事、あわよくば休出という日々から伝わってきている。

以前なら、そんな週末に娘を託して1人で外出なんて、と遠慮していた場面だ。

嫌な顔ひとつせず「いってらっさい」と送り出してくれる彼らへの信頼感によるもの、と言えば、これはかなり美しいかしら。

そして、カーサンが「幼稚園ママ」という肩書きを持つならば、この日会った友人たちは全く違う肩書きを持つ女性たちだ。

知らず知らず自分を囲んでいる毎日の諸々について、彼女達と会うことによって、ほどよく距離感を持って眺めることができるようになる。とても貴重な距離感だったりする。

「ほぼ日」サイトの糸井氏のエッセイを読んで、自分の全力を尽くす場所はどこかしら、などと自問自答していた近頃のカーサンだが、なんのことはない、意識しなくとも力を注ぐ場所をちゃんと持っていたと気付いた。

36年の人生で最もまずいコーヒーに巡り合ったり、とてもおいしいお料理に出会って溶けてみたり、新しいこと古いことを確かめたり、貴重な土曜日の午後であった。



2006年03月17日(金) 4歳児との会話

夕飯どき、娘に結婚について尋ねられた。

「おんなのことちたいの(女の子としたいの)、できるでちょ?」
うーん。キミの時代には出来るようになってるかもしれんが、今は難しいなあ。
「だってできるっていってたじゃん」
誰が。
「おかあちゃんが」
・・・。いつ言ったよ?そんなこと。

「ゆかはさー、おかあちゃんとちたいんだよねえ」
それはそれは。光栄です。でもお父さんと既に結婚しちゃったよ。
「・・もういっかい、ないちょでちたらいいよ」
そうする?でも女の子同士だよ?
「ちょうがないよ、ちょうがない(しょうがない)」
その、手をひらひらさせながら言うのは・・。
「おかあちゃん、にかいちるんだね!ちかたないね!」
・・・。

===

本日の寝かしつけ。

「ゆかもうひとりでねれるよ」
ええっ(喜)。おかあさんなしでいいの?
「うん。どっちのおふとんでねようかなー」

「・・・やっぱりあちたからにちよう」
「こわいゆめみるといやなんだもん」
「・・・」

寝たかな。

むくっ。
「ゆかはつききらいちないでちょ?(好き嫌いしないでしょ)」
なにを突然。まあそうね。なんでも食べるね。
「ぷーさんはさ、はちみつとりにいったら、おっこちちゃったね?」
うん。

・・・寝た。

おやすみ。



2006年03月16日(木) 一歩

役員ママさんの一人が引越すことが慌しく判明、ちょっとだけの人数で集まってお茶して名残を惜しむ。来年同じクラスになれたらいいな、と思っていたママだけに残念だよ。

そこで聞かなければよかった的な、園の先生にまつわるディープな話が激しく展開され、カーサン目が点。

おかげさまで、素直に感謝の気持ちを込めて、今の担任の先生方にメッセージを書くことが出来た。←クラス一人ひとりからメッセージをプレゼントするのだ。

ああ、上には上がいる。

===

メッセージを書いていて思い出した。去年の今頃からの一年間を思い起こせば、ずいぶん心が軽くなったなあ。妄想を膨らましては勝手に身構えていた「世間の偏見」にもほとんど出会わなかった。去年のカーサンに「そんなに肩いからせなくて大丈夫だよ」と言ってやりたい。

頭に血が上ったり、はらはらする出来事もあったけど、おしなべて穏やかな1年だったよ。と思うのは、やはり「もう1年前」と比べているからだな。

一歩前に進んだかなあと思う年度末。



2006年03月14日(火) またこりずに書く

先週に引き続き、ばたばたしたムードで今週もスタート。

昨日は今月最後のお弁当→最後のランチのチャンスということで、幼稚園のママ友達とお昼を食べにいく。

日頃のお付き合いでは、アウトゴーイングでテンション高めな印象に見える彼女が、案外ナーバスで心療内科に通おうか煩悶中という、カーサンにとってはかなり意外な話の展開に内心びっくり。

人それぞれいろいろあるのね。カーサンだけじゃないのね。と思ったランチだった。

===

そして今日は年少さんとして最後の保護者会。お母さんたちから一言ずつ、という場面で、感極まるママ続出。娘のクラスは長子が多いので「初めての幼稚園生活」を経験したママが多いのだ。たぶんそのせい。第二子、第三子で同じクラスのママから「卒園じゃないんだから」と苦笑まじりに励まされ、涙に詰まりながら言葉を選ぶママが何人も続いたり。

カーサンはひんやりした心持でそんな風景を見ていた。ここんとこの娘と担任の先生とのやりとりで、素直に感動できなくなっている。

「一言ずつ」のお題として、それぞれ成長した点と課題を挙げよ、みたいな感じだったので、それに沿ってほんとに一言ずつ。人前で発言すると必要以上に緊張しまくるカーサンにしてはほんとに珍しいことだ。
※課題の部分でちくりと嫌味を盛り込んでしまうなんて。んまー、我ながら信じられないわ。

2月に転園したおともだち母子さんが、たまたまこの日に所用で来園していて、降園後うちに寄ってもらう。ついでに、娘同様、ちょいワケあり母子ちゃん(なんだそりゃ)もお誘いして、おやつ食べてちょっと話す。

そこでワケありちゃんも、年上先生とうまくいっていない、というような話になり、母二人、目と目を見合わせて探り合うムードに。あらアナタも?あらオタクも?

なんていうかな。「幼稚園」に忠実な先生なんだよね。園長とか、上の人からは評価されやすいかもしれない。

でも転園さんママ&お子さんは、年上先生が大好き。

在園中のエピソードを転園さんママから聞くと、あー、カーサンあまりに意地悪な見方をしていたかなーとちょっと反省もしちゃったり。弱。

娘の持病と、娘自身の性質の境目、その見極めが難しいことくらい、カーサンだってわかってるのにな。少し気持ちを立て直した。ちょっといい気になってたかもしれん>自分。ま、だからって「感謝のお手紙を書いちゃう」とか、極端な行動に走るわけでもない←以前はこういうの多かったカーサン。やること極端なのよねえ。まったりこのまま行きます。

ニュースで王監督が「気持ちを立て直すのも仕事のうち」って言ってたのが今日のカーサンには妙に沁みるぜ。



2006年03月11日(土) お宅往来

やっと土曜日。なんてほっとするほど、今週の平日我々母子にしてはお忙しかった。

もうすぐ年中さんになるとクラス替えがあるからか、降園後の園児宅往来が激しい。勝手にコドモ同士で約束していたりってことも多い。アンタたちいつのまにそんなこと決めちゃって、とママ同士で苦笑いすることが増えまくり。

娘も「公園に行くから」という、あまりに娘らしい、マイペースすぎる理由でお断りした1日を除けば、ほぼ毎日お友達のお宅にお邪魔していた。

以前ならカーサンもお神酒徳利の如くセットでお邪魔虫だったのだが、この頃娘を置いて束の間帰宅できるようになってきたのだ。すごーい(親馬鹿)。

娘の持病について知っていてくれるおかあさん方ばかりなので「おやつ食べさせてかまわないか」と大概確認してくれる。カーサン「かまいません、よろしく」と返事する。少しくらい高くなっても大丈夫。おっつけ下げますから。「娘だけ食べられない」という状況だけは、なんとしても避けようと思っている。
※ま、同時にお邪魔しているオトモダチの中では、誰よりも早くお迎えに行っちゃうんだけどね。追加打ちするなり測るなり、やっぱり早めに対処はしたいから。

そして近頃は、女の子、男の子でそれぞれ集結しやすくなってきているようだ。男の子たちの遊び方、女の子たちの遊び方、それぞれ特徴があるらしい。ママたちと話してふんふんと頷いたのは、男の子は遊ぶことに夢中でおやつそっちのけ、女の子はおやつをつまみながら延々奥様トークを繰り広げるということ。

女子たちの奥様トークに聞き耳を立てていると、
「うちのおとうさんはまいばんおさけ」
「ゆかんちはビール」
「Hのおかあさんはワインだよ、あかいの」
とか、或いは、
「うちは3人で怒るんだよ(両親+姉の3人)」
「ゆかんちはー、おとうさんは怒らない、やさしいよ、お母さんはいっつも怒る」
などとご家庭の諸事情を暴露されてしまう。奥様要注意。



2006年03月09日(木) 年度末体感キャンペーン実施中

火曜日は役員さん最後のお仕事「買出し」、水曜日は今年度最後のママさんバレー、今日はたぶん3月最初で最後のダンベルストレッチ。ちなみに明日は歯医者。

来週からは午前保育になるし、再来週はもう春休み突入だ。こうして年度末を体感できるのも幼稚園のおかげ。今までは夫の飲み会頻度でしか感じなかったんだから。

役員さんの買出しってのは、担任の先生に役員の会からお礼でプレゼントを差し上げるという慣習があって、そのプレゼントを探しに行ったのだ。

ひとりどうしても合わないお母さんがいるって以前書いたことがあったと思うんだけど、その感覚はカーサンだけのものではなかったらしい。わっはっは。

彼女「あらかじめ決めておかないとだめだよ」と言う割にはコレと言って道筋を示すわけでなし、だが「実際モノを見て、これはいいと思ったものを選ぼうよ」と提案すると「決めておかないと決まらない」とすかさず却下される。

そして買出しに行けば右往左往ですよ。あらかじめ決めておいたブツが売り切れていたという不幸を差し引いても、他のお母さん方が「これは?」と思うもの全て彼女が却下。「ふさわしくない」「好みがわからない」。それを言い出したら、何ひとつ選べないぜ奥さん。

結局彼女先導で決まったのは、イマドキのユーズド感のあるキャップと、携帯とかバッグに付けられるそうなキラキラもの。うーん。おらわがんね。

振り回される人と振り回す人とが、はっきり浮かび上がった買出しであった。今後「台風の目」と呼ばせてもらおう。せわしない人が苦手だ。いや「周囲をせわしないムードに巻き込まずにはいられない人」のまつがいだな。
※「あたしじっとしていられないのよー」という彼女に必要以上に深く頷いて、ついでに「マグロみたいだよねえ、止まると死んじゃうんだよねえ」といらん相槌を打ってキッと睨まれました。お口チャック(手遅れ)。



2006年03月06日(月) 月曜日

登園して年上ちゃんに会ったら、日記に書いたことが急にうしろめたくなってきた。ああこの感覚。義理姉のときと同じこの感覚。

こんなとこに吐き出してすっきりしてるくせに、目を見て話せない人を増やしたくない、なーんてずるいことを考える小心モノゆえ、感情に任せて書いた日記を今さらの部分削除。「部分」ってトコでわかるねえ、カーサン往生際は極悪だ。

ま、既にご存知とは思いますが。

===

今日もおいしいコーヒーを飲める幸せ。お茶うけ(コーヒー受け?)は麩まんじゅう。幸福続行中。

あのさ、いちご出そうとか、夫の上海土産のつまみ的お菓子を出そうとか、ほんとは考えていたんですよ。でもすぱーっと忘れてしまうカーサン。だって楽しくてそれどころじゃなかったんだもーん。

テーブルの上で乾いていくパンとか、膜張っていくマヨゆでたまごとか、もう忘れてくで。

おもてなしは忘れても、家宝のスガポラとか、必死の待ち受け画像3連発とかは、がっつりしっかり見せびらかす。そこだけ余念が無い。

ミシンは次回ってことで。



2006年03月05日(日) 残念会

あんなに楽しみにしていたのにROOTS66に行けなかったnoirさんと、ライブ代打打診したものの、ゆいちゃんのお誕生日当日だった(たしかそんな残念理由・・・)りつこさんと、お招きして残念会。なんでもいいのだ。

お二人にゆっくり昼から会えるのも嬉しいが、お子様たちに会えるのもほんとに楽しみにしてたのよ。生ゆいちゃんに生ちびくん。駅までお迎えに行くと、既にお子様二人ともテンション高めな様子。これは楽しみだ・・・。

とりあえずビールはいっぱい冷やしといた。が、さらにりつこさんが持参してくれてもう安心。

だらりと大人は食べ続け飲み続け話し続け、お子たちはそれぞれスパークしながらぴょこぴょこ遊んでいる。いいねえ、こういうの。

ゆいちゃんからは常にモーター音のような歓びの(たぶん)声が漏れ、ちびくんは理路整然と語っている。娘といえばカーサンの手首で充電しつつ、少しずつ少しずつ場に慣れていく。いやー時間かかるわ。いつものことだ。

娘がなにやらマダム2人に話しかけられ、はにかんで田中邦衛のおちょぼ口になるのがやんやと絶賛される。これがいいのか。そうかそうか。

最後の方でようやく温まった娘、オコサマ3人で布団部屋に逃げ込んでは「おばけだぞー」とやってくる。それぞれ何か頭からかぶっている。ああ、それは枕カバーね。娘のタオルケット。そしてそれはカーサンのパジャマね?しかも肩にホッカイロ付きの。楽しいならいいのよ、楽しいなら。

後半、アイロンビーズで激しく失速して、二重がさらにくっきりはっきり眠気満開になっていく(しかもそのあと一瞬にして立ち直るガッツを見せた)ゆいちゃんも、さっき「作ったの?すてきー」とカーサンが手にとって絶賛したバッグを「ねねね、これ作ったの見て見て」と何事も無かったかのように蒸し返すりつこさんも、おまけ食玩のしゅうまいセットに何故か夢中なちびくんも、美味しそうな匂いを振りまくだけ振りまいて煙に巻くnoirさんも、みなさんようこそおいでくださいました。

とても楽しかったわ。また是非。



2006年03月04日(土) 36歳

ええ、誕生日ですよ。年女です。

明日の残念会に備えて買出しに行こうと夫を誘うと、「体重計買う?」と妙ににこやかな提案。確かに「体重計欲しいなー」と夫の前で聞こえよがしに何度かつぶやきましたよ。乗り気じゃなかったあなたが買う気になってくれたのは嬉しいけど、コレ誕生日プレゼントですか。ま、いい。

そして、ここ最近、夕飯を外で食べることをしなくなった我が家だが、今日は誕生日ってことで外行きましょうよ。レッツゴー牛角。

娘がようやく座れるくらいのときに、巷で大人気だった牛角。娘は薄暗いのも煙いのも店員さんの声が大きいのも全部苦手で、大泣きの娘をなだめながら夫と交代で石焼ビビンバを食べた記憶がある。あれで懲りたんだったなあ。懲りたって言っても、きっちり食べ切って帰ってきた私達。

久しぶりの牛角、空いてるねー。店員さん少ないねー。静かだねー。オーダーなかなか通らないねー。ん?どうした牛角。

娘はお隣の網からもうもうと上がる煙で最初咳き込んだものの、「おにく早くー」と意欲まんまん。おお。成長しとる。

食べた食べた。しょっぱいねー味濃いねーとお茶をがぶ飲みし、きなこと黒蜜のかかったアイスで〆てバースデーリベンジ終了。片付けなくていい焼き肉ってサイコー。



2006年03月03日(金)

昨日は娘の体調不良気味(あくまでも「気味」)を理由に親子でひきこもりー。そしてここんとこのネガティブさんがPMSとわかる。なーんだ。なら、しかたないや。

今朝はちゃんと登園しようと、のんびりぼんやりしている娘を急き立てていたら、「(提出物のこと)先生になんて言ったらいいかわからない」と眉を曇らす。

先生に「(お母さんにも「嘘をつかずに」)ちゃんと言おうね」と言われたことが、こんな風に妙な具合に残っている。4歳児の理解力を推して知るべし。

若いちゃんに「朝から「今日も叱られるかしら」的にブルーです」と言ったら、叱ったわけではない、心外だわ残念だわというリアクションをいただいた。

そうなの。諭したつもりかもしれないけど、受け取り方はいろいろさ。小心モノらしく「娘はへたれですから」とつい取り繕ってしまったが、あとから「まいっか」と思う。どっちも本当だもの。

お迎えに行くと、若いちゃんが「今日は提出物のことは大丈夫だったみたいです」とにこっとしてくれたので、もういいかなー。

週末でクールダウンしなくちゃ。イモヅル式にあれこれ記憶の引き出しを開けて、必要以上に嫌悪感を募らせた気配もあるし。ほら、PMSってことで(強引)。

もうこの話はおしまい。



2006年03月01日(水) 良いも悪いも

気が重いことも書いたがおおむね削除。

「先生にハイと言わないとえらい目に遭う」という教訓を得ただけではないだろうかってトコだけ残しておく。

===

楽しかったことは書いて残そう。

昼ご飯が終わるころ、Sちゃん登場。わー、ドンドンパフパフ。あとはもう、スガ話ヅカ話、偏った愛をお互い熱く語り合う雨の午後でした。

あんまり熱く語ってたら「(テレビが)きこえないー」と娘から苦情。ははは。まあ固いこと言うなよ。

今日も今日とて、母子ともにおつきあいいただいて嬉しかったわー。

いいこともそうでないこともある一日。


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