今頃うはうはと旅行中の母。 留守を預かる父は「たまったもんじゃない」とぼやく。
平日は事務所を開けて平常運転。賑やかな事務員さんも来るし、彼女がなにかと朗らかに食事の仕度を手伝ったりもしてくれて、夕飯は義姉から差し入れが入る。
週末くらい、ほんの少しだけど娘がでばりましょう。
それにしても、泊まるとお互い(いや、主に私が)大変だから、夕飯だけ一緒に食べましょうよ(冷血娘)。
娘も食べられるから、とうどんすき。鍋を囲んで、久保田(でも百寿)にお燗をつけて、孫娘を膝にのっけて、ようやく機嫌がなおってきた。
気を使われるのも嫌、かといってほったらかしにされるのも嫌、と、父は加減が難しい。
夫はこういうのを苦にしないので、ほんとに助かる。 単に我が家には無いBSで、アメフトが見たかったという説もある。
最近の日記、冴えないことばかりだな。 そして、今日も冴えない。
昨夜、大層低レベルなことで夫に腹を立てた。
前の晩、学生時代の友人と飲んできた夫。
どうせその日のうちには帰っちゃこまい。 娘を寝かし付けてから、レンタルしてきた「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」を見て、途中大泣きした娘をよしよししつつ、結局いつも通り午前1時くらいまで起きていた。
時計を見て、まだ帰らんのか、そうか、とため息をついて、布団に入った。
どうもその直後に夫は帰宅したらしいのだが、布団に入ってソッコウ眠ってしまったらしく、全くそれに気がつかなかった。
なので、そのように夫に話すと、「最終の電車で帰ってきたから、1時過ぎには帰宅した。君こそほんとに1時まで起きていたのか」みたいなことをいう。
その後、小さなやりとりがあったあと、「なんだ、怒っているの」と明らかに「まさかそんなわけないよなあ」のニュアンスを漂わせた夫の発言。
このひとは、家にいる家族の気持ちが想像できないのか。とがっかりした。
友人と飲む=先に寝ていてよい=待つ必要なし、という図式が成り立つのは、お互い了解している。今回のことだって、別に責めているつもりはないのよ。
それでも、つい時計を見たりするものじゃないか。人情としてさ。
ただでさえ、「待たなくてよいのに待っていた」自分に気が付いて、ちょっとがっくりきてるのに、「怒ることはないじゃないか」とさらに追い討ちをかけられて、すごく気分が悪いわ。
ばつが悪いというか、かっこ悪いもんだから、面と向かって夫に反論もできず、さて私がとった行動とは。
捨て台詞→布団に直行。うひゃ、最悪。
捨て台詞は私の母の得意技で、やられるほうの鳩が豆鉄砲喰らったような気持ちを何度と無く味わってきただけに、これだけはすまいと心がけていたんだが。
なんか溜まってきてるのかなあ、わたし。
ああ、冴えん。
公園に遊びに行くと、「公園内での犬の放し飼いは、他のお客様のご迷惑となりますのでご遠慮ください」という放送を何度も聞く。
なるほど、芝生の広場は愛犬家のみなさまが集っていて、そこかしこに集団が。 そしてその周りでは、放たれたわんちゃんが、実に楽しそうに走り回っている。
あまりそばに寄らなければ大丈夫、とたかをくくっていた。 少し遠くから、ほらわんちゃんだよ、と娘と見学したりしていた。
でも、私達が離れていても、わんちゃんが走って近寄ってくるのね。そりゃそうか。
今日は、私から少し離れて先を歩いていた娘の周りに、それこそあっというまに小型犬2匹が遠くから走り寄ってきて、大興奮でわんわんきゃんきゃんじゃれあって、娘は心底怯えてしまった。迂闊>自分。
日頃から接していれば、さほど怖がることもないのかもしれないけど、カーサンも実はあまり得意な方じゃないので、慌てて娘を抱えたとき、胸がどきどきした。
ちょっとヤンキーの入った飼主さんは大きな声で、こら!と犬を叱って、謝りなさい、と犬に言い聞かせているのが聞こえたので、声の方を見たら、謝らせている相手は娘じゃなくて、もう一匹の小型犬なのであった。
脱力。
別に噛まれたわけでもないし、娘に接触したわけでもないし、わたしが不注意だったからだけど。そりゃそうだけど。
もう1度聞こえてきた公園内アナウンスに、大きく頷くのが関の山のカーサンであった。
以後気をつけます。
2月になったら、不要品の処分をしようと夫から提案があった。
男の人というのは大概そうなのかもしれないが、夫は家の中のことには大変無頓着だ。少しくらい変化があっても気がつかない。 ※知ってほしい変化のときには、大々的にアピールする。 「ここの配置を変えたよ」とか「これ新しく買ってみた」とか。 (高額商品は、もちろん事前に了承を取りますよ。念のため。)
夫に知らせずに処分してきたものは数知れず。コマゴマとしたもんばかりだけど。
首の伸びきったTシャツとか、過去2年以上着ていない服とか、穴の開いた靴下とか。服ばっかりか。そういえば。
大物がね、でんとあるんですよ。陽の目を見ない、申し訳ないものたち。 1.押入れの中のヒーター 前に住んでた木造アパートの北側のDKを活用したくて購入したもの。 2.押入れの中のこたつ 出産前は使っていた、大きいのがひとつ。夫が独身時代から使っていた小さいのがひとつ。 3.押入れの中のダンボール箱に入ったままの食器たち 実家の母の「あれば使う!」攻撃に屈して、渋々(親不孝もの)持参したもの。 4.扉の壊れたレンジ台兼食物備蓄庫 前のアパートでは現役だった。ここに越してくるときに、捨てたいと言ったが夫に却下された。「いつか使う」使わなかった。 5.木製ベンチ テーブルとセットになっていたベンチ。テーブル下に収納できないので、ここに越してから引退。
ほらね、こんなにある。 どうしたものか。
夫に処分のベクトルがあるうちに、手を打とうっと。 案外エネルギーが要るもんだ。
連日の公園通いが功を奏したのか、娘の体内時計が変わってきた。
昨日は昼寝から覚めたのが夕方4時前。 おおー、快挙。ひとつきぶりじゃないのー。
おやつの時間も早くなって、夕飯もカーサンと同じタイミングでお腹が減って大変結構。
10時には寝かし付けて階下に降りてこられたよ。ブラボー。 0時まで起きていられるとねえ、カーサンひとりの時間が殆ど持てないのよ。 助かるわ。
いそいそとPCの電源を入れると、夫が帰ってきた。ちっ。 あ、今わたし、舌打ちなんてしましたか?
そして、今日は3時前に昼寝終了。ちと早すぎやしないか。塩梅ってもんがあるでしょうに。 案の定昼寝が短すぎて機嫌が悪い。早くETVお子様番組始まれ〜。
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しかたないので昨日レンタルしてきたムーミンのVTRを見せてみた。 食い付きが悪い。残念だ。
そうね。カーサンが見ても、ちょっと地味だもんね。
・・・ううーん、この声、誰だっけなあ。
「保毛尾田保毛男の、ほら、お母さん役のあのひと、名前なんだっけ、「ほもおちゃーん」って平然と呼んでた、えーっと・・・」
って、天下の大女優、岸田今日子さんに対してそんな連想しか浮かばない私って一体。
また娘と公園に行った。
一年中飛行機は飛んでいるんだろうけど、冬は飛行機雲が残りやすいのだろうか。 上空を2機、飛んで行くのが見えて不思議な気分になった。
公園の中には、トラック(というのだろうか)があって、ウォーキングするちょいお年寄りな方が、わしわしと歩いている。
そこがたぶん、公園の中で一番広い平面で、当然空も広くて、とても気分がいい。
遊具もあるんだけど、娘とそこに行くと正直言って面倒なのだ。 他のお子さんの一挙一動にびびってしまう娘、カーサンの手を離さなくなる。
その点、トラックはいいぞう。 真ん中の芝生のところは歩き放題。走り放題。
持ってきた小さいボールを蹴っては追いかける娘。
通りすがりのウォーキングのおじさまおばさまに声を掛けられたり、笑顔を向けてもらったり、カーサンそういうのでほっとする。
今日は小さい軽い、でも紙飛行機じゃなくて、薄く削った木で出来ているような30〜40センチくらいの飛行機を飛ばすおじさまたちがいた。
上空に向かって高々と投げると、浮力や風だけでくるくるとゆっくり降りてくる。
そのうちの一機が風にあおられて、けっこう高い木に引っ掛かってしまったけど、おじさま迷い無く木に登って取り返してきた。昔とった杵柄ってとこだろうか。
そんなのどかな日の夜、自衛隊派遣のニュースを見た。むむむ。
スピード・ラー○ング(意味の無い伏字で失礼)という英語教材をご存知だろうか。 毎日聞き流すだけでTOEICスコアがこんなにアップ!体験者の驚きと喜びの声!みたいな新聞広告のあれです、あれ。
夫は英語が大の苦手で、「聞くだけでいいなんて」と一年間くらい購入したのだが、私はこういう教材には甚だ懐疑的である。
必死に聞き取ろうとして初めて、耳が追いつくものなんじゃないだろうか。 無意識に聞き取れるようになるなんてあーた、30才超えて今更無茶よ、と思ってしまうのだ。 無意識に、っていうのは、いくらなんでも図々しくないかい。
夫の耳の対英語機能は、確かにちょっと鍛えるのが大変かもしれない。 某FM局の「コンサート・インフォメーション!」というジングルを聞いて、「関西インフォメーション」てなんや、意味不明や、と大真面目なのだ。
なんて、夫のことをこんなふうに書いているけど、私も相当のもんなのだが。
試験前の付け焼刃は利くけれど、基本的な力はちっともつかない>わたし。
TOEICのスコアはそこそこでも、友人を訪ねてNYに旅行した際、コテンパンに思い知らされたもんだ。
ある美術館の入口で友人達と4人分のコートを預けた。 帰るときにコートを渡してもらったら、私の分だけ無い。 「もう一枚預けたけど」「私のコートは?」たったこれだけのことが通じないのだ。 未だに、なんと表現するべきだったのか、よくわからない。 在住の友人が身振り手振りで、なんとか伝えてくれたのだ。
その友人も、英語は得意じゃなかった。 多分、わたしより苦手意識が強かったはずだ。
だんなさまの仕事の関係で、当時1才くらいだったぼっちゃんを連れて2年間だけNYに滞在することになり、それこそ必要に迫られまくって、彼女の英語力は向上したのだ。
NYに着いて最初に彼女に会ったとき、たまたま通りがかった別の観光客から「メトロポリタン美術館はあっちか」というような質問を受けた彼女が、「ミェトロポォウリタン?」とすごく英語らしい発音で聞き返していたことに驚いたものだ。
「子連れで歩いていると、旅行じゃなくて住んでると思われるのよ」と苦笑しながらタクシーを止め、私達を案内してくれた彼女は、すごくかっこよかった。
そんなことを思い出しながら、夫の英語とのstruggleを応援するには、と考え込んでしまった。 わたしもね、ラジオ英会話でも再開させたいわ。
日曜のお昼に、これからの休日の過ごし方について夫からリクエストを受け、そんなこんなを考えていました。
家具を見に行った。
買うつもりは毛頭なくて、市場調査とでもいいましょうか、相場というか、目安を知りたかっただけなので、視線の鋭い店員さんたちのアプローチを振り切るのに必死。
娘はあっちのソファに座っては、こっちのリビングテーブルの上のグラスをかちゃかちゃいわせ、大変ご満悦。以前の抱っこ抱っこ攻撃が考えられないよ。
ダイニングテーブルのコーナーでは、おじさん店員に妙に好意を持たれてしまい、娘と同い年の双子のお孫さんの話をみっちり聞かされた。
曖昧に笑いながら頷くカーサン。夫よ、早くトイレから帰って来い。
そのフロアを去ろうとしたら、おじさん店員ったら娘の頬にチューまでした。 「おとうさんに怒られちゃうなー」とかなんとか言いながら、実に楽しそう。 いいのか、それで・・・。接客として、いいのか・・・。
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帰宅後、夫は野球チームの新年会にいそいそと出かけていった。 先週は、自分が羽根伸ばさせていただいたので、実に快く送り出すことが出来た。
何時から何時くらい?と聞くと、4時半から10時くらいまでかなあ、と夫。 ふーん、じゃあ、次回は私がそのくらいのかんじで出掛けても大丈夫だよね、と交換条件をほのめかすと、何それ、報復?と夫が笑う。
こんな会話を、あくまでも軽く、笑い話で出来るようになったことに、私は心底ほっとしている。
結婚して、自分自身の変化とか成長とかを探すと、コミュニケーションスキルがましになった、というのが私の中では一番大きい。
言わなくてもわかるでしょ、という雰囲気の家庭で20余年育ったためか、言わないとわかってもらえない、というのが結婚当初はすっごいストレスだった。
こんなことまで言わなくちゃダメなの?と暗澹たる気持ちになったことは数知れず。木造アパートの暗い北向き台所を思い出すよ。
がははと笑ってピンポイントで痛いところを突くとか、気まずいときには自分を落として笑いを取るとか、明るい家庭に欠かせないのは、やはり笑うことなんだねえ。
出産してからは、わかって頂かないと洒落にならないくらい困る、という状況がさらに倍増したので、言いにくいことも言わざるを得なくなって、お互いぎょっとするくらい、夫婦間で本音トークをぶちかますようになった。
たとえ一時的に相手にダメージを与えるとしても、言わずにはいられないこと。
でもそのダメージから立ち直れたら、その分、安心感が増したようにも思えるよ。 たとえ時間がかかっても。
お互いに最大の味方でありたい、と思える限り、たいがいのことはモーマンタイなのかもしれないな、とようやく思えるようになった、結婚7年目の今日この頃。
まだまだ青いのう。
2004年01月23日(金) |
カーサンのおかいもん |
昨日は実家で娘を昼寝させたあと、うはうはと池袋へ買い物に行った。
目標は知人の出産祝い・・というのはもちろん口実で、ああ、なんて楽しいの、ビバ!ウィンドウショピング〜。
前回お正月に夫と来た時には大行列で、横目で見送った洋服やさん(古い?洋品やさんよりまし?)にも行ってみる。 おお、空いているじゃないか。なるほど、セールの棚の商品も空いている。
まあ、こんなもんだろう。 この中からお気に入りが見つかれば御の字だ。 ・・・いや、なんとしても見つけるんだけど。
薄いグレーがかったようなグリーンのような、アルパカ100%のカーディガンと、似たような色合いのいまどき風の(縁の始末を失敗したかのような、ともするとだらしなくも見えそうな)カットソーを買う。
カットソーというと、いつも夫の言葉を思い出す。
カットソーってなんなんだ、と会社の先輩に聞いたら、上等なTシャツだって教わったって。カットソーが感覚的にわからないって・・、たしか彼の仕事の担当が変わって、アパレルのお客さんについたばっかりのときの話。
閑話休題。
夜、実家から帰宅してすぐに電話が鳴った。 お買い上げしたお店からだった。
実際の売上の金額と、クレジットの金額を6百円間違えて打ってしまったので、訂正したいのでよろしく、という大変丁寧な、感じのいい電話だった。
こんな遅くまで仕事してるんだ、と私は驚き、さては6百円辻褄が合わなくて、御明算になるまで、店員さん一丸となって、売上とクレジットの伝票を突き合せてチェックしてたのかなあ、と瞬時に想像の翼が羽ばたく。
なんだよ、ちゃんとサインするときに確認しろってんだよ、お客さんてば。 と、電話口の彼女が思っていたかどうかはわからない(大変失礼)けど、ちょっと申し訳ない気持ちになって了承の意を伝え、電話を切った。
お仕事って大変ねえ。
なんて、さらに遅く帰宅した酔夫にこれこれこうだった、と報告すると、以前同様のことが自分にもあったけど、そのときは差額分の品物を謝礼だっていって頂いたよ、と言う。
・・・なんか損した?私←業突張りめ。
初めてバギー無しで実家に行った。
買い物に行っても歩くようになったことだし、第一、体重11kg超の彼女を乗せたまま、バギーを抱えて駅の階段昇降、細腕(!)のわたしにはもはや苦行だ。
にしても、日常の外出の往復は自転車、休日は車、が普通になってしまった娘にとって、地下鉄の駅までがなんと遠いことか。
大人の足でも10分ちょいかかるものね。
3分の1は抱っこしたけど、あとは誉めておだててなだめてすかして釣って、なんとか歩いていただいた。
午前11時の地下鉄は思いの外混んでいて、ちょこなんと娘と座るのを楽しみにしていたカーサンがっくし。
実家最寄駅までほぼ抱っこ。15分くらい。 ちょろちょろ動こうとするし、今日の運転手さんはブレーキが下手だったし。
さあ、今度は駅から実家までなだめてすかしておだてて・・・。
途中、根を上げた娘を抱いて、屋根の上の猫を見せていたら、後から娘の名前を呼ぶ声が。わ、ばばだ。びっくりするじゃないか。
買い物に出た帰り、私達が通りそうな道を選んで自転車でかっとばしてきたらしい。げに有り難きはばばの愛よ。
そこからはばばが娘の手を引き、私がばばの自転車を押して家まで歩いた。 ひょー、上出来。初めてにしてはよく歩いた、娘よ。えらい。
実家に着いてからも、誰よりも絶賛してしまった>ばかばかなカーサン。
昼も夜も寝かしつけに苦労することなく、やはり日頃の寝付きの悪さは運動不足だからなのね。そうなのね。
鼻水も止まったことだし、明日からはぱんぱんに着膨れさせて、公園まで歩かそうか。「おかいもん」以外にも、お外で楽しいことを見つけようか。
お正月以来ほったらかしておいたら、実家の母から電話がかかってきた。
用事はないんだけどね、あたし28日からベルギー旅行だし(なんですと!)、仕事も一段落したから、ちょっと顔見せに来ない?と母。
はいはい、参上いたしますですよ〜(軍曹)。
明日は夫も飲み会で遅くなるというし、娘も鼻水止まったし、ついでに娘をじじばばに見てもらってる間に、知り合いの出産祝いでも買いに行ってこよう。
きっと行くのは池袋の西武百貨店だなあ。 ポイントの照会でもしてみるか。
とネットで確認したら。 むむむ、昨年12月期限で、相当ポイントを失っている気が・・・。
し、知らなければよかった。 こんなことならもっと早くにポイント交換しとくんだったよ。
すごい喪失感。嗚呼、小市民。
洗濯物をぱんぱん叩いていたら(干す前の準備段階)、携帯がぶるぶる震えた。 あら、大阪のお義父さんからだわ。
出てみると、「教えてもらったホームページが表示されない」という相談だった。 オモテサイトの方です、はい。
鯖:メールしたURLをクリックしてもだめですか? 義父:ビッグローブが立ち上がってくるんだわ。 アドレスはこれで合ってるのか? WWWの、二つてんの、スラッシュの、ぷらぷら・・・。 鯖:ぷ、ぷららです・・。 義父:そう、ぷらぷらの・・・(以下略)。
わははー、ぷらぷら!ばんざい、ぷらぷら!(意味不明)
再度URLをメールすることにして、電話を切った。 メールしてから連絡がこないところを見ると、多分うまくいったのだろう。 ※こちらからもあえて確認しない嫁。
ところでアクセス解析みたらさ、お義父さん、前にちゃんと訪問できてるじゃん。 どうしちゃったのか、彼の説明を聞いてもさっぱり理解できなかった。
用語の意味を共有できない相手に、説明することの難しさをひしと感じたよ。 世の中のコールセンターとかサポ−トセンターで働くひとって、大変だな。
携帯に向かって身をくねらせてしまったよ。あんまりにもうまく通じなくて。
もう少しで「お義母さんに代わってください」って言いそうになった。
娘が買い物に行っても歩くようになった。ああ楽ちん。 家でも、一緒にテーブルについてさえいれば、オカーチャンが本を読んでいても怒らなくなった。ああ嬉しい。
まったくもって、子どもというのは刻一刻と変化していくんだなあ。
誉められると嬉しい、叱られると悲しい、そういうのもくっきりわかるようになってきたし。
是非してほしいこと(自転車に乗るとき帽子をかぶる、手袋をはめる、寝るとき添い寝のカーチャンのお腹を蹴らない、カーチャンの腕のかさぶたを取らない(厳重注意)、等々)は、誉め倒して娘の記憶に残す。夫の協力もなかなか強力。
「じんぶんで!」と「うかちゃんも!」という台詞もしょっちゅう聞く。
昼寝の寝起きがあんまり悪くて、薄暗い部屋でいつまでも凶悪にぐずるから、強引にスリーパーを脱がせて階下に連れてきたら、じんぶんでよーーーーーと怒って泣きながらひとりで2階に上がって、またスリーパーを着るところからやり直した。めんどくさい。
「くぅれいよん」でお絵描きしていて、紙からはみ出すと、「だいじょーぶ?」と一応聞いてくる。布巾で拭けば消えるから、「大丈夫よ」と答えると、「だいじょーぶよー」と復唱してにかっと笑う。
オカーチャンの希望として付け足すなら、大阪帰省以来、狂ってしまった生活時計を2時間ほど早められたらいいなあ。
もひとつあった、夜泣きが増えたね。 喜怒哀楽が記憶に残るようになっただけに、夢見も激しいのかもしれない。
未だに咳の出る夫、強力な薬を買ったよ、と意気揚揚と服用。 強力に眠くもなるらしい。午前中からうとうと、寝転んだままテレビを見ている。
雪が積もるのか?と心配して、昨日のうちに買い出しは済ませてしまったし、今日は一日部屋でごろごろしましょう。
夫も日頃の疲れが出ているのだ。くたびれているのだ。 と自分に言い聞かせる。
娘が昼寝に入るころ、自転車やさんに行ってきてもいいかなあ、と夫が言う。 ふーん、それはあなたひとりで行ってくるのね?ひとりでね?と、私は早くもヘソが曲がりそうだ。
行くなら早く行ってください。 わたしもあなたが帰宅したら、娘が寝ている間に独りでどこかに行きたい。
と無表情に伝えると、自転車は今日じゃなくてもいいし、池袋でもひとりで行ってくれば、と夫から天の声。
おおおおお。
こないだ、夜遅くにいらいらが募ったとき、夫にメールを送ったっけ。 件名「お願い」本文「ひとりになりたい」>こ、怖。
アピールした甲斐があった。
途端ににかっと笑顔が戻った私をみて、夫が苦笑していたよ。
ありがとう、いってきます。
==========================
ひとりで地下鉄に乗ってるよ、わたし。 エレベーターじゃなくて、階段上ってるよ、わたし。 コーヒーショップで本なんか広げちゃってるよ、わたし。
いちいち確認するたび、肩の力が抜けて、酸素が入ってくるかんじがする。
本を開いて読むふりをして、周囲の人達の話に耳をすませたり、どんな人が何をしているのかそっと見てみたりする。
そうして、外出したときは常に娘の動きを目を追っているなあ、と改めて自覚する。
==========================
娘と過ごす毎日の中で、ときどき考える。 外で仕事する毎日と、育児の毎日と、どっちが大変なんだろう。
そのたびに、どちらも大変なのだ、と思う。
どちらに専念するにしろ、或いは兼業するにしろ、それが毎日続く生活になれば、私は間違いなく不平不満を漏らすだろう。そして現在のように、それを夫にぶつけるのだ。
既に手に入れたことへの尊さに感謝するより、手に入らないことへの憧れに、たやすく支配される、きっと>自分。
そして、我慢ってなんだろう、とも考える。
我慢することが偉い、とどこかで思っている。 我慢が出来ない自分は情けない、とも思う。
元優等生の悲しい性か。
「今までの人生で我慢を体験してこなかったから、初めて育児で我慢に直面してストレスになる」とかいう意味の文にも出会って、納得している自分がいる。 同時に、果たして本当にそうかしら、といぶかしむ自分もいる。
すべてのことは自分のために選択する、と言い切る夫に、改めてため息が出る。
なかなかそこまで悟りきれないよ>未熟妻。
私の幸福は、バランスなのかもしれないなあ、といまいち釈然としない結論に、いつもいつも辿り付くのだった。そんな日曜日。
にゃんと鳴く、ではない。
最近、隣の部屋から壁を叩かれている気がする。 気がする、じゃなくて、叩かれている。
娘の足音がうるさいらしい。 かかとから着地するしねえ。狭いから同じ所を何度も往復するしねえ。
もともとこの部屋の住人、音に敏感なタイプなのらしい。
前にも日記に書いたっけか。
引っ越して1年くらい経ったとき、夫のいびきがうるさい、とエンピツ書きの殴り書きを郵便受けに入れられたことがあったのだ。 しかも、びりりと破かれたノートが便箋代わりで、封筒無し、差出し人無し。
それも2回。ひー。
そのときは怖いのと腹が立つのとで、大家さんにも相談したっけ。
そんなに音に敏感なら、鉄筋造のマンションとか、一戸建とかに住んでくれよ、と思ったっけ。
結局、相変わらずなのだな。
夜、お風呂上りに、裸が嬉しくて走り回る娘。壁を叩かれるのはこのときだ。
と思っていたら、ついさっき、お昼の1時にも叩かれた。
隣の彼女(多分)はお昼頃起床らしく、雨戸が開いたなあ、と思ったら、すかさずどん、と壁を叩かれ、彼女のわざとしているのかな、というどすどすという足音が響いてきた。あんたのとこ、こんくらいうるさいのよってか。
夜遅くだったら、さすがの私も申し訳ないな、という気持ちが5グラムくらい湧くので、おお怖、で済ますのだが(ええ、あまり反省してません)、まだおてんとさまの高いお昼じゃないよー。
とかなり頭に来たので、アクシデントを装って(小心)タオル掛けを壁にぶつけてみた。ちょっと大きい音がした。
そして、その後味の悪いこと。もうしません。いたしません。 するんじゃなかった。
隣の彼女は、こういう気持ちにはならないんだろうな。 うるさくて、頭にきて、ばん、と壁を叩くと気分がすっとするんだろうな。
やっぱり、ちょっと怖い。
==========================
でも、あまり気に病んではいません。どうせ3月までのことだから。
ご報告が遅くなりましたが、マンション、ようやく決まりました。 ・・・順調に行けば。行けばね。
わざとらしい展開だったかしら。むむ。
2004年01月14日(水) |
センサー//トップページ作成しました |
お昼にひやむぎをあつもりで食べた。 (あつもり→乾麺を茹でた鍋ごと食卓に出す。)
いつものめんつゆが切れていたので、鍋用の昆布つゆで代用したのだが、うーん、はるかかなたで嫌な味がする。
ひとくち食べては考え、またひとくち食べては考え、はたと気付いた。
こ、こりは、しいたけの味じゃないか。
ラベルを確認すると、しいたけエキスと明記してあった。 やはりそうであったか、と、何故か満足する。
嫌いなものを感知するセンサーだけは鋭敏なのであった。
鍋だと気付かないんだけどねえ。
========================
さて、ようやくトップページを作りました。
またジオシティーで借りたよ。お世話になります。 無料だけど拡張版だそうなので、URLが以前のとは違うかんじになりました。 あ、このURLじゃばればれ・・・?
さ、今日からわたしはさばです。生き腐れの青魚です。 ※けしてさばを馬鹿にしているわけでは・・・。
せっかく書き込んでくださったBBSも、URLの一部がまんま名前だったので、今回再リニューアルさせて頂くことにしました。もったいないかなあ、やっぱり。
その他のコンテンツは、ほとんど旧サイトのリサイクルですが、どうぞよろしくお願いします。
このページ右下のTOPから入れます。
トップページURL → http://www.geocities.jp/swmt/index.html
3連休は嬉しいが、曜日の感覚が狂ってしまって困る。
生協の宅配日は月曜で、火曜の朝11時までの翌週の注文をするのが常なのだが、ああもう、すっかり忘れてお昼のニュースが始まったよ。
それに、資源ゴミも火曜日なんだけど、それも忘れた。 新聞がたまりまくっている。
ねじの緩みきった主婦がここにひとり、PCに向かっている。
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娘の体調と外の寒さを考えると、ついつい家にこもってしまう今日この頃。
娘もさほど外に出たい、と騒がないし、絵本や粘土やクレヨンやVTRで、一日過ごせてしまうせいもある。
こうして一日家にいると、娘と二人で大きな閉じたカプセルに入っているような気分になる。誰にも会わない。オトーサンが帰ってくるまで。
時にきゅうくつで、時に息苦しいこともあるけど、カプセルの中は暖かくて安全で、娘の機嫌さえよければ、居心地がよいとすら感じる。
こういうの、危険だろうか。
娘とべったり、甘々な時間を過ごしすぎだろうか。
だから、オトーサンが入りこめないのだろうか。
娘の口から甘い匂い、つるりとして熱っぽい頭、もちもちの頬、体温。
やはり、まずいのだろうか。
こんなの、あと1年くらいの間だけのことだろう。
外に出たい、独りになりたい、という相反する気持ちを、妙な形で昇華させていないか、自分自身に問うてみる。ほんとに、わからない。
初日、どうということもなく過ぎる。
昼ご飯を和食系ファミレスでとり、夕飯の買い出し、娘が昼寝の間に夫に留守番を頼んで図書館へ。夕飯は鍋、今期何回目になるかといううどんすき。
さて、夫の咳き込むのにいらつくと告白したら、鬼妻と指差されるだろうか。 しかし、咳をする方も苦しいだろうが、それを聞いているのも結構しんどいものだよ。かれこれ1ヶ月近く続いている。
咳自体は心配無い、と先の人間ドックでもお墨が付いたのだが、一度咳き込むともどしてしまうのではないか、という勢いなのだ。
娘もその音の大きさ、オトーサンの真っ赤な顔にびびって不安がって近付かない。
早く治してくださいよ。と、ついため息をついてしまうのは、やはり私が鬼妻だからなのか。
2日目、頭痛で沈没。
前夜、妙な時間に夜泣き、まいごのこねこちゃんを100万回(嘘)歌ったつけが回ってきたか。
この頃寝付く際の娘は、カーサンの右腕への執着がより一層激しく、カーサン右腕が着脱式でもう一本欲しい。
右腕にまとわりつき、体を乗せ、頭で足でぐりぐりと右腕の存在を確認しながら眠る娘。頼むよ、カーサン腕から肩から背中までぱんぱんだよ。
昨日は妙にいらいらしたしなあ>夫の咳?娘の夜泣き?
いらいらが消えないまま、布団にもぐりこむ。 眠っている間だけ、頭痛が消える。ひたすら寝る。
娘を一手に引き受けた夫が、ご飯も炊かずに夜8時を過ぎる。 カーサン丸まりながら冷凍のうどんを作る。
何故だ、どうしてご飯も炊かないのだ。 娘が機嫌が悪いのは、お腹が減っているせいも大きいよ。 ※カーサンがほったらかしにしているせいです。はい。
夜遅く、お風呂に入ってようやく収まる兆しを見せる。
けして嫌味のつもりはなく、夫にふと聞いてみた。 娘と二人で過ごすの、楽勝でしょ?・・・やはり嫌味か?
日頃のあーたの苦労がわかりました、と無理やり夫は言わされたようなもんだな。 ※裁判長、誘導尋問です>よろしい、異議を認めます。
りつこさんのところのように、今日は妻の解放日、明日は夫の解放日、とお互いにリフレッシュできるようになりたいのだ。 勝手にお名前出してすみません>りつこさん。
そう願って、もうずいぶん経つのだが・・・、まだ無理なのね。
ひっきりなしにVTRを見たいとせがむ娘に「甘やかしすぎたかな」とオトーサンは言うけど、その言葉、そっくりあなたにお返ししたいくらいよ。
3日目。
頭痛はすっかり回復。機嫌も回復。娘の夜泣きも極小だったし。
我が家にはカメラはあるがビデオ(撮影する方ね)はない。 デジカメの動画で満足していた。
ところが、この頃の娘の言葉が面白くて仕方ない。声だけ録音するのもいいね、と通販生活のチラシに載っていたMDレコーダーを探しに電機屋へ。
でも残念、無かった。
仕方ないので、カメラ付きケータイを購入。なんだそりゃ。 いや、ずっと欲しかったのよ。もう我慢できないわ。
結局MDレコーダーはどうするんだ>自分。 いっそデジタルビデオとかを買うほうが得策じゃないのか。
今日も何枚か年賀状が届いた。
こちらが出していない方からのものもあり、書かなくちゃ、と思うものの、今年は何故か年賀状の腰が重い(こんな言い方ないか)。年末年始にばたばたし過ぎた。
同世代の友人たちからの賀状は、やはり子どもの写真入りが多い。
子どものみ、の人もいるし、家族全員の写真を選ぶ人もいる。
我が家は家族全員派。子どもだけってのが何故か恥ずかしいのだ。 緩みきった自分の姿を、一年に一度、おおっぴらにさらすのも充分恥ずかしいが。
今年の年賀状で多かったのが、「二人目(或いは三人目)が出来ました」というおめでとうな報告つき。おおお。
湧きあがるのは、おめでとう、という純粋に嬉しいの気持ちと、がんばってるなあ、という同士めいた気持ちで、焦ったりうらやんだり、という感情はひとつぶもない。
今は娘ひとりでいっぱいいっぱいだからかなあ、と夫に話すと、ほんとにそうだね、と100%同意された。
同意されて、そうかわかってくれるのか、と嬉しく思えないわたくしは天邪鬼だろうか。 君のキャパはそれで精一杯だろう、と言われているような気がして。 なんだ、悔しいのか>自分。
せっかく同意したのに、妻に恨まれるとはこれいかに。 なんと損な役回りだ、お気の毒さま>夫。
さあ、今夜はたらふくバリウム飲んだ夫が帰ってくるぞ。おかずはあっさり塩鮭よ。 ええ、今日も買い物行かなかったんです。はい。
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本日の娘の言葉。
昼寝に入るとき、上空でヘリコプタの飛ぶ音。 お約束通り、「こわいよ」とつぶやくので、「あれはヘリコプタだよ」と教えると、「えりこたぷ、ばたばたって」と娘。
最近、私の言ったことをまんまリピート出来るようになってきて、ほんと面白い。 今日みたいに、まんまじゃないときは、もっと面白い。
昨日、今日と一歩も家の外に出ていない。
以前もらった水薬を、今回はごまかしなしで娘に見せる。 ※アイスに混ぜて与えていたのだが、アイスだけ舐める技を身につけてしまった>娘。やるな、おぬし・・。
私が何も言わないうちに、「うかちゃん、おくちゅり」と指差す。 そうです、あなたのお薬です。さあ飲め。
猛烈に甘いけど、その甘さでかろうじて隠している苦味があるのだよ>水薬。 でも、これ飲めば、咳が止まって楽になるよ。
すると、なんと娘、ちゅっと一口飲んだではないか。
大阪帰省中、甥Bが粉薬をオブラートも無しに、大人と同じに飲んでいたのを見て 仰天したけど、ひょっとして娘、君も見ていたのか。カーサンに誉め倒される、B兄ちゃんの姿を。
結局、1回は飲んでくれたけど、2回目はストローを差してもダメだった。 さあ、どうやって誘導しよう。真っ向から説得するのがいいのかな。 つい小賢しいことを考えてしまうのだ。
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夫は明日、人間ドックだそうだ。
前日の夕飯は油っぽくないものにしてくれ、と注文がついたが、一歩も外に出ないってことは冷蔵庫の中のもので勝負なのだよ。
豚バラ肉の肉じゃがだ。許せ。
さ、明日はパジャマからちゃんと他のに着替えよう。 何故か娘は着替えさせるくせに、自分はパジャマだよ。どうかしてる>自分。
風邪なのかなんなのか、娘が咳き込み始めてから、じき1ヶ月。 どうしちゃったんだ。
回復したか、とちょっと安心すると、また鼻水が、咳が、とぶり返す。
そしてまた今日もマーライオン。 昼寝に突入してすぐだったから、横になったまま、噴水だー。大変だー。
娘の髪も、隣で寝ていたミッフィーちゃんも、あいやー。
吐いてすっきりしたのか、またぐっすり眠っている娘。 どうなの、またお医者に行かないとだめかい?
できれば家で安静にしているだけで、乗り切りたいんだがなあ。
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それとはまったく関係なく、私が漢方薬を飲み始めてから3ヶ月になる。
本当は半月で飲みきるべき量を、だらだらとひとつきかけてたりするけど、だいぶ状態がましになった気がする。
年末年始、吹き出物はできたけど、頭痛にはならなかったもんなあ。 目の下のクマも薄くなってきたし。まだあるにはあるけど。
あ、でも肝心の手足の豆大福は、未だちっとも回復してない。 まだまだこれからってことなのか。
それとも効果の範囲外なのだろうか。ううむ。
お正月休み最終日、またも私の実家に行く。 前日、お年賀を持参するのを忘れたのだ。なんとださいことよ。
電話もせずにいきなり押しかけると、鍵がかかっている。ありゃ、出かけてる。
未だに実家の家の鍵を持っているので、勝手に開けて中に入り、それから父の携帯に電話する。順番が逆だ、不法侵入だ、というつっこみは後ほど承ります。
珍しく携帯がつながり、勝手に入ってますと云うと大笑いされた。有り難し、親子の縁。
至極近所の兄の家にも、お年賀を持参する。酔いが醒めて、いくばくか爽やかさを取り戻している兄。ほんとにこの人は、酒癖が悪い。周囲に辛く当たる、そんな酒癖ってありだろうか。
ついでに近くのお寺に初詣、交通安全のお守りを買う。毎年恒例、安心を買う。
じじばばが帰宅、その後娘は見ているから、池袋でも行ってこいとおっしゃる。待ってましたとばかりに出かける私。
しかし、任務遂行型の夫と買い物に行くのは久しぶり。そうそう、何か結果を出さないと気が済まないのね、あなた。
ないならいいや、とあきらめようとする私、じゃあ次はあそこへ探しに行こう、という夫。そのうち空腹から無口になる妻を見て、ようやくあきらめてくれた。
ほとんど自分の家にいない年末年始。今回限りとしたいもんだ。
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ところで、池袋で探していたブツは、安野光雅の新潮社から出ているカレンダーだ。
アマゾンで他の本と共に注文していたのだが、在庫が確保できませんでした、という1通のメール。ひー、アマゾンで頼んだから、書店で見かけても買わずにいたのに。
どうしてもあきらめきれない私、行けそうな大型書店に片っ端から電話をかける。
「安野光雅の」と言っただけで「売り切れです」と答える店あり、「安野光雅?それ何やってるひとですか」と質問してくる店あり、「見本の1冊だけあります」と取り置きしてくれる店有り、知らぬ間に閉店している店有り。
結局お昼ちかくにようやく通じた新潮社のフリーダイヤルで、送付してもらえることになった。なんだよアマゾン、どうしちゃったのよ。
あんまり嬉しくて、夫にメールしてしまった。呑気な妻である。
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自分で日記を書いて、改めてわかったこと。
どちらの実家に帰るにしても、楽しようと期待していた私がそもそも間違ってました。すみません。
体調が悪かったので、大事にしてもらえるかと期待したのも間違っていました。 日頃、甘えるのが癖になっているのかしら>自分。いかんいかん。
そもそも夫の実家、風邪くらいなら荒療治で治すタイプのおうちなのだ。 布団かぶって寝ていろ、というのが私の実家なら、お風呂に入って汗流して、焼肉でも食べる?というのが大阪なのだ。
そういう基本的なところを失念していたわ。迂闊すぎる>自分。
帰宅して一夜明け、宅配便にした荷物が届き、洗濯を済ませ、娘は昼寝に突入、夫はライスボウルをテレビ観戦してご満悦。私はようやく年賀状を書く。
電話が鳴って夫が出ると、兄からだった。そう、今日は私の実家の方で新年の顔合わせなのだ。
娘が昼寝から覚め、ライスボウルも終わった頃、ようやく向かう。 電話の様子を聞いて、どうやら兄、もう既に出来あがっている様子。毎年のことだ。
そして実家に着いて兄を見るなり、例の娘の号泣が始まった。これもいつものこと。
その後の兄の暴言もいつものこと。「早く保育園に入れちまえよ」「甘やかしすぎなんだよ」。
不思議かもしれないが、私は娘の人見知りについてさほど心配もしていないし、嘆く気持ちもない。泣き声に慣れているせいか。
なので、暴言のあと、「大丈夫だよ、そのうち治るって」などと親切そうに励まされるのが一番頭に来る。あなたに言われたくありません。
酔っ払いの兄相手にむきになるのも全くの徒労だとわかっている。それでも感情が波立つのは、私なりに娘を誇りに思っているからだろう。
義姉とは殆ど口を利かなかったし、目も合わさなかった。自分が貝になっていくのがよくわかった。なんちゅう新年だ。
あけましておめでとうございます。
ようやく日記が書けます。別にエンピツさんは悪くないのです。全て私がどじ間抜けだからなのです(何故かキミマロ調)。
今年の年末年始はきつかった。体重が減ったお正月は初めてだ。
では日付がさかのぼりますが、思い出して書いてみよう。
●12月28日〜1月2日 大阪帰省 ちょっと滞在が長過ぎたかもしれない。
12月中旬に来京して頂いた際に、あちらのいつ来るんだ?攻撃にひるんで、つい、いい子ぶって「28日から・・」と口走ったこと自分が情けない。
1日目(12/28): 初日は夕方の新幹線だったので、あちらに着くだけで1日終了。娘は通路を挟んで反対側に座ったおねえさんたちのウェンディーズに激しく反応、またゆっくり食べるんだ、おねえさんたら。
シュウマイ弁当とみかんでなんとか命拾いした。
家を出る前に夫は肩に塗るタイプの湿布、私は腰痛ベルトで完全装備していた。
2日目(12/29): 義妹一家と夕飯。小1Aと年中さんBの甥っこ兄弟が泊まることになった。娘も興奮して寝ない寝ない。深夜2時就寝。終夜夜泣き気味で熟睡できず。
3日目(12/30): 義父が天保山の水族館に行こうと昨夜から言い出す。年末にこういう観光地に行くのは、たぶん生涯で初めてだわ、私。混雑と館内の暗さで、娘は早々に退場。ひたすら待つ。屋外のペンギンパレードは娘も喜んで見ていた。
夕飯を食べ、帰宅する頃になって、甥Aが今夜も泊まるとごねだし、当然甥Bも続く。内心勘弁してくれ、今夜は連れて帰ってくれ、と義妹夫妻に懇願したい私。
限られたエネルギーの按分ってもんがあるのよ。
4日目(12/31): 朝9時頃起きると、30分後におばあちゃん(娘からはひいばあちゃん)が叔父さんと登場。まだパジャマのままで顔も洗ってないんですが。
11時頃におばあちゃんたちは帰っていき、お昼過ぎに義妹夫婦が甥っこを連れて帰る。ふひー。
なんの感慨もなく、大晦日が過ぎて行く。
5日目(1/1): 大音量で駅伝を見ながらおせちを頂く。義母ついに電池切れ、そしてうたた寝につきあう嫁。
近所の神社に初詣に夫と娘と3人で行くが、娘はオカーサン限定抱っこになり、腕がしびれる。行列の脇からお賽銭を投げ入れた不届き者は私です。ご利益が減ってもいい、腕がもたない。
昼過ぎ、眠くてわけがわからない娘。寝かせようとする私、わけわからない要求に応えようとする義父母。結局応えようと車に乗って外出するものの、5分と経たずに娘撃沈。
だから言ったのに、という思いと、ここまでの疲れで、後部座席で声も無く涙がこぼれる。
何が悔しいんだか、と考え、娘の母である私の意見を受け入れてもらえなかったことと、それを尊重してくれと夫に口添えして欲しかったのだ、と、渋滞に巻きこまれた車中で空を見上げる。
見上げた先はあまりにきれいな雲で、なんでも効率的にこなそうとするA型気質(血液型でなく攻撃型ってやつ)の私に、そうでないやり方もある、ともうひとつのバランスの取り方を教えてもらえるよい機会なのだ、とようやく気が静まってくる。
ここまで道中、口一つ利かなかった嫁、それは私である。
夜、またも寝ようとしない娘を夫と義母と3人がかりでなんとか布団の部屋に誘導した頃、義父登場。クールダウンするはずが、娘きーきー言わせて遊び始める。
やんわりとそろそろクールダウンを、と求めると、こうして疲れさせればバタンと寝るんだ、ときーきー続行。いや、それは甥っこにはいいけど、娘には逆効果だって。
もう一度やんわりと、夜泣きしてしまうから、と止めると、じゃあじいじいは寝るわ、と去っていく。おいおい。
案の定、夜泣き炸裂。3時半にマーライオン、5時半まで夫と3人で起きていた。夫は年賀状を書いてたりする。夫も私もあきらめの境地。
夫についにぶちまけてしまった。悪気が無いと無責任は紙一重、来年はもっと滞在を短くしたい、と。
親の悪口きくのは誰でも嫌なものだ、と誰よりわかっているはずの私なのだが。 夫は黙って聞いていてくれた。
6日目(1/2): 朝早くから義妹夫婦の家に行くつもりだった義父だが、私達が10時まで起きてこないのでいらいらと待っていた様子。
私がおはようございますと声を掛けても、テレビを見たまま素っ気無く返事。 こちらもどこか意地になってきているので、あえて説明もせず、義母に昨夜の顛末を話す。義父の遊び方のせいね、と義母は気を使ってくれたが、とりあえず笑っておいた。
その後義母から事情を聞いたのか、態度が軟化する義父だが、嫁は上っ面の笑顔でのみ応えるのであった。
義妹宅へはお昼過ぎに到着、4時頃おいとまして、車で京都駅へ向かう。 眠ってしまった娘を抱え、私も舟を漕ぐ。これみよがしだったかしら。
帰りの新幹線の中で、京都駅への車中で義父が話しかけても夫が余り返事をしなかったことを指摘すると、「腹を立てる自分が嫌だから、返事せえへん」。なるほど。
悪気はないのだ、悪気は>義父。ただ少し、マイペースが過ぎるだけなのだ。そして全く自覚が無い、そこが問題なのだ。わはは。
そして喉元すぎればなんとやら、GWにはまた帰省するのだろうな>我が家。 それとも、ひょっとするとひょっとするかなあ。
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