二人の子が今日転校。一気に二人である(なんという偶然!)。お別れ会では転校する子が涙。恒例の「特製アルバム」に二人とも見入っていた。
10月も今日で終わり。この1ヶ月のことを読み返してみると、ずい分前のことにように思われる。
同学年の先生の道徳全体研。朝、いくつかの文献を読む。道徳の授業を見るのは久々である。授業自体は好感の持てるもの。刺激を受け、5時間目に自分の学級でも試す。ふだんあまり発表していない子が鋭い発表。
本格的に追究したらおもしろいのだろうなあ。そう思いつつ、「道徳でメディアリテラシーができないか」と考えてしまう。学団で夜ご苦労さん会。帰り、7年前の教え子(今高校一年)と一緒になる。野球部の帰りとか。当時と変わらぬ人のよさ。算数の授業でよく発表して助かった思い出話をすると覚えているとのこと。嬉しかった。
朝、メディアリテラシー実践構想。これから少しずつ毎日学んでいくことにする。今行っている説明文で一つできそう。
今日は地区の社会科教育研究会。授業と総会。授業自体は好感の持てるものであった。研究会も少人数だったので、遠慮ない意見がどんどん出てきた。なかなかそのような研究会には出会えないものである。総会では議長。地区の社会科の活性化をという気持ちは皆同じである。
「子どもと教育」誌11月号に現場レポート掲載。
朝、県立大鈴木先生の論文を読む。数多くの情報を得る。『教育研究岩手』のご執筆されていること、日本教育工学振興会という組織があること、インターネット活用情報等々。「教育情報化コーディネータ」についても知る。
情報教育の分野はとてつもなく進んでいることを実感。しかも来年は日本教育工学会が岩手県立大で開催されるようである。
社会で留守家の授業。子供から借りた冊子「目でみる水沢の歴史」をフル活用。先人の開発は地域教材でなければ意味がない。その点では価値がある授業。学級通信に記録化。授業の様子を載せるのは久々である。
また、デジカメミニスピーチを始める。日直が休み時間に写し、それを帰りの会でミニスピーチ。今回はデジカメの操作を覚えるのが目的。今日の日直二人は興味ある仲間と集団で撮影をしていた。好評。
家本氏編集著書への執筆、20ページ分。締め切りは12月末。今まであまり執筆した分野ではないだけに自分の学びを兼ねた執筆になる。というわけで充実した一日。
朝HP更新。「予定表」というサイトを入れる。3ケ月先の実践や研修予定を書いたものである。HPを見ている人と出会える可能性が出てくる。もちろん僅かの可能性であるが、人と出会うことは大切だ。地図指導、社会での先人・留守家の指導プランも構想(武家住宅資料館で確認)。地図指導は学習ゲーム、質問力に加えて、地図帳の有用性を理解させるものにしよう。デジカメスピーチのために電器量販店を回るものの、テレビにつなげられるのは2万円代。購入は構わないが子どもたちに持ち帰らせるには高価。大事なのはデジカメを気軽に使える技能を育てることなので、学校で使わせることにしよう。帰りの会でのスピーチとしたい。大事なのは、まずやってみることだ。散髪、さっぱり。
連休中は家内が仕事のため、ずっと子どもたちと一緒。焼肉、本屋、スーパーといろいろと巡る。夜には、買い替えの車が見つかったと親戚の車屋さんから連絡が入る。
本屋で大森修氏の「新学校づくりの記」を購入。HPや雑誌連載で半分は読んだことがある内容だが、感銘を受ける。このような公立学校もあるのだ。大森氏が行ったことはまさに管理職のスーパー実践。この本の中の女教師の生き生きしていること!まさに羨ましい限りである。
気付けば10月も最終週。明日は久々に何もない土曜日である。社会の地域教材、総合のメディアリテラシー関係、地図指導の実践の構想を練ろう。今月末で一人転校することが決まっていたが、さらにもう一人転校の知らせ。一挙に二人の転校。さびしくなる。
朝、「デジカメスピーチ」でネット検索。先行実践をいくつか知る。思わずうなずいてしまったのは、「日記」を公開している人が多いこと。この日記と同じなので共感を覚える。しかも日記中にいろいろとリンクさせている。さすが情報教育の先駆者達。自分の日記もできる分はこれからそうしていこう。
カナダから「HPに感銘」というメールあり。(日本人だけど)インターネットの凄さを実感。
2002年10月23日(水) |
「家庭でできるメディアリテラシー」 |
「家庭でできるメディアリテラシー」というヒントを得る。子どもたちがメディア を活用する場は、学校より家庭の方が多い。ならばこのようなキーワードは魅力的。構想してみる価値あり。同時にデジカメでできることを考える。まずいろいろと試してみよう。
朝、総合メールマガジン臨増号発行。月3回は久々。勢いでこれからも精力的に発行できそう。今回は図書の紹介。著者インタビューという形の発行。
文化祭が終了し、落ち着いて授業ができるように。学級通信の発行も毎日続くであろう。ちなみに間もなく学級通信と学年通信を合わせると100号。年間合わせて150号を目安にしているのでいいペース。夜、県教研レポート清書作成。
文化祭の代休。当然のことながら同じ学校に通っている我が子たちと一緒。全て休日が重なっているのは有難い。今日はネットワーク誌の「あすの授業」の締め切りであるが、どれをポイントにしたらいいか迷い、時間がかかってしまう。12時の15分前の送付。何とかセーフ。
遅くまで飲んでも結局朝早く目がさめてしまうため睡眠不足。当然体調も不良。そんな中、午後は金管クラブの「三偉人顕彰祭パレード」のお手伝い。
総合メールマガジンの臨増号編集。録画していたNHK「アジアの学校」視聴。この番組は昨年お世話になったNHK佐藤ディレクターの作品。くしくもちょうど一年前はロケを終えた日。あれから一年か・・・。
文化祭。たくさんの参観者でにぎわう。クラブ発表会、当番の子の指導、そうじ指導等で終わりまであっという間。すぐに幹事になっている宴会の準備。1次会、2次会、3次会と延々。
県学校レク講習会での講師依頼のファックスあり。以前電話連絡があったもので案内書のファックスである。今回は学習ゲームとして。ありがたい機会に感謝。
明日の文化祭の準備で8時に帰宅。3日連続。前日にしては早い方とか。
帰ってから、ようやく11月号雑誌斜め読み。「現代教育科学」の特集・教育基本法がおもしろかった。硬いテーマのものを読むこと自体が少なくなっているからだ。連載メールマガジンに「私の定番授業『発見!テレビCMの秘密』」掲載。
文化祭の子どもたちの作品、完成。今回のヒットは物語の絵・宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」である。子どもたちもノッて書いたし、「今までの絵より数倍うまくいった」という嬉しい声もある。学年の先生方とタイトル等の掲示物の準備に力を入れ、連日8時すぎの帰宅。
小学メールマガジン連載原稿「私の教材開発物語」を送付。来月以降もメディアリテラシー教育の関係の原稿を書いていきたいと思う。
19日の文化祭のための作品は9割終了。掲示が学年一緒なので、掲示物の準備に時間を割く。
連載メールマガジン原稿に取り組む。今回はメディアリテラシー教育について。これもぎりぎりになりそうだ。
総合メールマガジンを本日発行。「ネットワーク」誌11月号届く。今月号は「メディアリテラシー実践」と「質問をメインにした授業」の2本が掲載。本日締め切りの「現代教育科学」誌の原稿を仕上げ送る。以上、今日の発信。
朝8時に兄の家を出発。家内と交代しながら高速道路を一気に岩手へ。越谷から水沢まで5時間半。新幹線利用でも乗り換え等を含めると4時間はかかるから、これから家族で行く場合には自動車の方がよい。自由が利く、荷物の心配もなし、そして何よりも経済的。
帰宅後、しばし休息。絶対評価の原稿執筆、総合メールマガジン編集。録画していたNHK教育「アジアの学校」を見る。これはプロデューサーさん、ディレクターさんとも昨年の「コマーシャル制作に挑戦!」でお世話になった方々なので、ぜひとも見たいと思っていた。活気ある中国の教育。英語もコンピュータで力をつけさせようとしている。何よりも子供たちに学ぼうとする意志の強さがある。日本は将来どうなるのか。
母の3回忌。栃木市から1時間半で埼玉越谷へ。12時より春日部で法要。一緒に思い出すのは県家庭科研究大会だ。大会授業者で2日前に臨終の知らせ。すぐに母の所へ、そして一日いて宮古へ。睡眠不足の中での大会の授業。そして通夜のためにとんぼ返り・・・・・。一コマ一コマを思い出す。
今回は父・兄一家・姉一家・そして我が家と本当に身内のみ。子供たちが顔を一斉に合わせるのも一年ぶり。親父にとってはいいお酒であった。兄の家に泊まる。
明日母の3回忌。今回は車で埼玉に行くことにした。都合があり午後出発。今日は栃木市に宿泊。ホテル鯉保に宿泊。ここは女優の山口智子の実父が経営しているとか。ロビーには山口智子の写真だけではなく賞状等も数多く展示。時間を見つけて原稿書きと総合メールマガジン編集。
今日は授業後に全校クリーン活動。金曜日の2時から保護者にもお願いをしての活動である。どれぐらい集まるのか未知数であるが、4の1では7名も手伝っていただく。火曜日に総合発表会で学年で40人以上も来校し、さらに同じ週に来ていただける・・・・実に協力的である。
朝リンクして見つけた情報教育の第一人者の堀田先生の仕事日記にはまってしまう。トップの研究者の仕事ぶり。凄いものである。同時に「いつかは研究者とのタイアップしての実践を・・・」なんて自分が安易に考えていたことを大反省した。(どの研究者と決めていたわけではない。)全国的な研究者ほど時間は貴重だ。研究者にとっても還元できるものがないと、タイアップは甚だ失礼なものなのだ。自分にはそのものがあるのか。実に安易な考えであった。
文化祭の作品づくりへ急ピッチ。今日は習字2時間、図画2時間。子供たちも頑張る。家では予想通り、絶対評価の原稿に苦しむ。難しいなあ。
「さぐろう!水の世界」の発表会。親御さんに公開。今回も40人ほどが来校。やはり子供たちの活動の様子をみたいのだと痛感。ポスターセッションは前回と同じだが、冒頭の全体プレゼン・各チーム10秒アピールと工夫点も少し増やす。しかしこの人数であれば全体でするならもっと違う表現形態がいいとも思う。この点は課題。
算数全体研。我が子の学級。半分は保護者参観気分。これは同じ学校に勤めているメリットである。一昨日は生活科部会研、昨日は公開、そして今日と3日連続。
同じ市内の黒石小公開。通常の総合の公開と違い、「開かれた学校」「コンピュータ」がメイン。ゲストティーチャーが授業に参加している姿、子供たちがコンピュータリテラシーを身につけている姿に共感。小規模校、地域密着のよさをフルに生かしている。これが本当の「特色」であろう。
朝HP更新。ネットワークHPにある自分の原稿へのリンクを行う。これからメディアリテラシー教育のサイトを充実させる予定。
2002年10月06日(日) |
メディアリテラシーを探す |
メディアリテラシー教育のサイトを探す。静岡県では教育委員会が先導的に実践をリード。行政側としてはまさに画期的。この波は岩手にもいずれ来るであろう。それまでスペシャリストになろうと決意。こんな時には本屋でも本が飛び込んでくる。日垣隆氏「情報の目利きになる!メディア・リテラシーを高めるQ&A」。教育書ではない。だからこそ違う発想に共感を覚える。このような本を含めて幅広い読書が必要である。
絶対評価の原稿にも取り組むが難しいテーマだ。「子どもがどう変わったか」という点を中心に書くのだが、正直そんなに簡単には変わらないであろう。今週は悩む一週間になりそう。
2002年10月05日(土) |
ゼネラリスト的マインドのスペシャリスト |
午前は子ども会廃品回収。終わってからすぐに金管バンドの県南大会に。子供たちが活躍する場は美しい。片付け等の手伝いまで。
久々にビジネス書を読む。桝井一仁氏の著書。本の購入は10年ぶりぐらい。「ゼネラリスト的マインドを持ったスペシャリスト」というキーワードを見つける。小学校教師であるのなら、自分の立場ではゼネラリストでなければいけないであろう。さらに、スペシャリストとして発信していく。自分の進む道。ライフスタイルも考え直す好著であった。
明日県南マーチング。今日は2時間目が壮行式の準備、5時間目はリハーサルで金管クラブが抜ける。我が学級は3分の1が金管クラブ。しかも今日は3名が欠席。当然授業が進められない。というわけで一人一人の声がけをするいい機会ということで、残った21人の子供たちと思う存分話した。それにしても21人ぐらいだと適正規模だなあ。子供たちとの距離感覚が全く違っていた。合わせて2時間年次。これは金管クラブに入っている娘のお迎え。
夜、組合の生活指導の教研。活気あり。共同討議者のコメントも迫力あり。
盛岡遠足。子ども科学館と動物公園とお楽しみコース。例年通りの日程で行ったが、今の時代の遠足はどうあるべきか研究する余地あり。楽しむだけでいいわけではないであろう。
特に大きな仕事を抱えているわけではないがこのごろ疲れ気味。
本格的な文化祭の取り組み開始。今日は図画。宮沢賢治の世界に学年で取り組む。賢治のファンタジック・ワールドが展示できるのが理想。
夜、絶対評価の文献研究。
2002年10月01日(火) |
ふるさと教育事業・文献研究 |
昨日と今日と市のふるさと教育事業で元校長先生お二人を招き、習字と星についてお話をしてもらう。同時に実際に習字を書いていただいたり、星のスライドも見せていただいた。やはり教材の威力は大。子供にとりいい学びとなった。
朝、総合メールマガジン発行。このごろ購読部数が増えておらず伸び悩み。新たな対策が必要。社会の先人の教材研究と依頼原稿の絶対評価の文献研究。
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