Opportunity knocks
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カンブリア宮殿みた。 ジュンク堂の社長さんの言葉、ずしっときた。
「自分の寿命、時間を愚直なまでに全うすること」 愚直なまでにという言葉の中に、人生に対するこの方の理念というか姿勢みたいなものを感じて、ちょっとぐっときた。
基本をはずさない、当たり前のことを当たり前にやる、愚直に生きる、どれも簡単なようで難しい。 と、常に損得勘定で物事を考えてしまうわたしは思うのでした。でもだからこそそういう言葉にぐっときてしまうんだろうな。
「海を飛ぶ夢」をみた。 26年の間全身麻痺の生活をしてきて、ある日尊厳死を望むようになった男と、彼をとりまく人たち(彼が生き続ける事を望む人たちと彼の意思を尊重して彼の望みを叶えようとする人たち)の話。 究極的な選択を迫られる映画。わたしだったらどういう選択をするんだろう、と映画をみながらずっと考えていた。
どんな犠牲を強いられても生きるということは素晴らしいことなんだろうか。未来永劫に動かない体、どこにも行き場のない思考の数々、そんな状況でもそれでも生きるって意味のあることなんだろうか。 そして、生きていてほしいとおもうことは傲慢なんだろうか、生きるということはその人自身の権利なのだろうか、その権利は誰にも奪えないものなのだろうか、ということ。
考えれば考えるほど胸が痛くなる映画だった。それでも観てよかったと思う映画だった。
もうそろそろ、だなあ。
男の子だろうか女の子だろうか。
そわそわ。
そわそわ。
わたしがそわそわしてもしかたないのだけど。
とにかく無事で
げんきにでておいでー。
新聞の記事を読みながらつい最近行われた知事選挙のことを思い出す。 わたしはもうひとりの対立候補を応援していてもちろん選挙にもいって1票を投じたのだけど、結局現職の牙城を崩すに至らず落選。で今回の県知事の発言。 自分が支持している人の失言も(もしあったとしたら)悲しいけれど、自分が支持していた人を押しのけて当選した人がこういう発言をして話題になるのはそれ以上に悲しい。、というかくやしい。
障害者のことを「弱い、悪い遺伝子を持った人々」と発言した事を「福祉の気持ちを広く理解する上で分かりやすいと思ったが結果的に不充分で誤解もあった」と釈明したというけれど、全く釈明になっていない。そんな釈明をするくらいなら自分はばりばりの優生思想の持ち主ですが、これを機に考えを変えて精進しますと謝った方がよっぽど気持ちが良いとおもう。自分で自分のことをわかっていない人がこういうことを公の場で口にするんじゃないかな。
人の上に立つ人はもっと言葉というものを大切してほしいと痛烈におもう。言葉は自分の気持ちなり、考えを他にむけて表現する大事なツールなわけだし、県知事ともなればその影響力を考慮して、もっと自らの発言に責任を持ってほしいとおもう。
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