ゴゴティ(仮名)が、リンツのオケに入団しました。
すばらしい!!
トントン拍子で来たな、という感じ。
このご時世、卒業と同時に就職、ですからね。
彼女のことだから、この調子でこの先の人生もトントントンっといきそう。
おめでとう!
休暇が終り、昨日から学校が始まった。
おととい、
朝9時からフォーヒャルトのレッスン。
15時、ピアノと合わせ。
昨日、
ホフマン教授のレッスン2コマ。
17時チェンバロと合わせ。
19時スヴァンティエ(バロックバイオリニスト)のレッスン。
今日、これから
シュナイダー教授(バロックの教授。とっても偉い人)のレッスン
こんな風になっています。
昨日は、ホフマン10時〜14時、あとヘンデル17時〜21時と、
それぞれ4時間ずつ、両方とも休みなしのぶっ続けだったので、
最後の方はちょっとフラフラしてました。
ところで、
昨日は、これに加えて、天地がひっくり返るような事が起こりました。。
朝、10時にホフマンが来るのを待っていたら、なんとフォーヒャルトがやってきて、こう言いました。
「ノブコ!今、Eitz氏(学校の事務を仕切っている人物)から電話があった。
19日の朝10時には会議(のようなもの)があって、そこにはフォーヒャルトもブッフベルガーもシュナイダーも出席しなくてはならないことになっている。(つまりダブルブッキングというやつですね)
だからEitz氏は朝9時に試験を早めるように要請してきた。」
声を発することが出来ず、ただそこにたたずむ私。
フォ「私は『Nein!それはだめだ!無理!それはできない!』と言った。」
彼は、私が貧血症と冷え性で午前中機能しないことも知っているし、朝10時の試験に決まったときどれだけ落胆したかも、それでもめげずに毎日早起きの練習中であることも知っている。
フォ「それで彼は日程の変更を提案してきた。
それはつまり、
30日金曜日、17時30分。
大丈夫か?出来るか?」
伸(あっけに取られている)「はい。でもそれは、・・・なんてすばらしーのでしょー」
フォ「しかも小ホールじゃなく、大ホールだ!」
伸「!!!」
フォ「今すぐ伴奏者達に連絡して、できるだけはやくEitz氏のとこに報告しに行きなさい」
伸「はい」
フォ「よかったな!ノブコ」
伸「はい。Super!」
・・というわけで、準備期間が突然10日増え、試験は大ホールで、しかも17時半から、という願ってもいなかったようなことになりました。
学校の事務は日頃からむちゃくちゃなことをしてくれていますが、今回ほどそれがいいほうに出たことはなかったな。
そんなわけで、昨日は伴奏者達に連絡を取り、Eitzのとこに何度も行き、と、学校中を走りまわっていました。
チェンバロ奏者は、もともと入っていた予定をなんとかするのに少し時間がかかりましたが、それでもなんとかしてくれました。
妊婦は10日延びたことと時間が朝じゃなくなったことに、大喜びしています。
問題は、ゲネプロ用にホールを予約しなおせるかどうかですが、それは今から担当の人に交渉してきます。
なんとかなるといいな。
あけましておめでとうございます!
バンベルク響で第九を弾いてきました。
やっぱり名曲は名曲なだけある。
それにしてもベートーベン最高。
年越しは、バンベルク中見渡せる丘の上から、花火を見ました。
プロが上げる打ち上げ花火じゃなく、
自分達で1本4ユーロぐらいの打ち上げ花火を買って、
夜中の12時に町のあちこちでいっせいに上げる。というのがドイツの習慣らしい。
とにかくすごいきれいだった。
一次のリサイタル試験の日は1月19日に決定したのだが、
なんと運の悪いことに朝の10時になってしまい、かなり哀しい。
哀しがってもしょうがないので、朝の10時に頭も指も起きているように、早起きトレーニング中です。毎日6時から7時の間に起きてます。
ここにきて、一つ大きな問題も浮上していて。
共演者のピアニストが妊娠4ヶ月で、今が一番大変なときらしい。
「気が狂いそう」なんだそう。
ピアノも弾けないぐらい大変とは思わなかった、と。昨日いってました。
私のプログラムはピアノが大変な室内楽ばっかりなので、
合わせがたくさん必要なんですが・・・。
最悪の場合は、春にでも延ばしてもらうように学校に頼むかも。
予定日は7月なので、4月ぐらいなら大丈夫らしい。
どうなることやら。
とりあえず、練習はちゃんとしとくことにします。
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