skajaの日記
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2005年10月28日(金) アンサンブル・プラネタ

今日は、仕事の後一人で「アンサンブル・プラネタ」を聴きに行って、黙って帰ってくる予定だったので、本当にそうしてきました。
「いい音楽を聞いたあとは、だまって帰りたくなる」っていう内容の詩、なかったっけ?

紀尾井ホールは若者から年配の方までバラエティに富む客層でした。でもクラシックだからけっこう落ち着いた感じだったかな?
生で聞く「アンサンブル・プラネタ」はCDよりもずっと肉厚で情熱的な響きでした。CDはちょっと上品にまとまってるというか、さらさらっとした(悪くいうと薄い)感じ。
カッチーニの「アベ・マリア」はやっぱりかなり難しい曲なのね。リードがなぜか暗い音色になったりして、苦労してる様子がみえました。それでも魅力的な曲だったけど。
あとはねー、うーん「ソルヴェイグの歌」「ガンジス川に陽は昇り」「夜もすがら」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「モルダウ」「タイム・フォー・アス」なんかが好きでした。あ、CDではイマイチなアレンジと思った「サリー・ガーデン」もライブだとけっこう好きだったわ。
とにかく、上品で柔らかな音楽…眠くなるかも…という予想を裏切り、誰がどう歌うのかが気になってドキドキして目も耳も開きっぱなしでした。

会場で調子に乗ってCDを購入し、その場でサインしてもらいましたー!!
5人ともけっこう気さくで可愛らしい感じ(特に伊藤さんは写真よりもずっと可愛い雰囲気だった)で嬉しかったんですが、私がちょうどサインしてもらっている時に私の後ろで花束を渡そうとしきりにアピールしてる人がいて、プラネタのメンバーがそっちに気をとられて目を合わせられなかったのが残念でした。おいおい、今は私がお話とかしてもらう番なんじゃ、ちょっと待てやーと思いました。
私の前後に並んでいたおば様たちは顔が割れてる風で「いつも応援ありがとうございます」って言われてました。アルバムたくさん買われてるんでしょうか。
ファンや知り合いの扱い方って難しいとこです。

HMVで買うかどうか迷って、結局今回買った(サイン入り)アルバム『コラール』、ヘビーローテーション必須だわ。秋の夜長に合いますなぁ。


2005年10月25日(火) アカペラ公園の後、ぐるぐる

仕事中に、いろんなことを思い出しました。
そういえば大学時代に演奏会マネージャーでイベントスタッフだったので、アカペラ公園スタッフをちょっと手伝って妙にウキウキしたんだな、とか。

なんで演奏会マネージャーになったのかというと、高校時代に合唱部のパートリーダーで無遅刻・無欠席、完璧な音取りを目指して頑張りすぎて自分もつらかったし、パート内で反感を買ったので、もうパトリはイヤだと思ったからでした。

高校時代は険悪なムードのときちょうど修学旅行と重なって、同じグループだった途中入部した合唱部の子には口も聞いてもらえなかった。
あの頃は自分が先頭きって頑張らなきゃいけないと思いこんでた。頑張ればみんな付いてきてくれると。要するに合唱馬鹿だったのね。でも「いろいろ他にも大事なことがあるからそんなに合唱ばかりに打ち込めない」って言われてしまって。練習に出もしない人が勝手なこと言うなよ、とむきになってますます頑張ってたなぁ。
結局「人それぞれ大事に思うものは違う」ということがあの時分かったのでよかったと思う。痛いけど、いい経験でした。ある日、ふと、「いろいろ忙しいのに練習出てて大丈夫?合唱部楽しい?」って声かけたことがきっかけで劇的に仲直りしたのよ。気になったら「気にしてるよ」ってことを素直に口に出して伝えるべし、ということもこの時学びました。
彼女は今でも必ず年賀状をくれるんです。嬉しいことです。

小さい合唱部なのになんで和気藹々とできなかったのかなぁと考えてみると、指揮者だった友人がかなり能力のある人で、音楽も学業も身の回りのこともかなり完璧にこなしていたから、自分は彼女に追いつこうといつもバタバタもがいてたのかなぁと思う。
かなり違うタイプの人だったから、追いつくのは所詮無理だったの。自分はけっこう甘えたくてのんびりしてるタイプなのにずいぶん無理してたなぁ。
今は自分ができる範囲のことを、自分なりやり方でしよう、と思えるようになった。そしてむしろ自分の弱さを喜んで差し出すことができるようになったと思うのです。

そんなこんなが全部、今回のアカペラ公園前の練習の日々と重なって、「あぁ、あの時の影響だなぁ」としみじみ思ってしまったのです。
なんだか今日は思い出がぐるぐるまわる。でも過去の痛い思い出を振り返って、今はちょっと変われたかなと思えるので嬉しいです。


2005年10月23日(日) 初出場

そんなわけで歌ってまいりました。アカペラ公園。
去年はお客として聞いてました。自分が出る側にまわってみると、うわー客多いなぁという感じ。去年はゲストのQTさんがいたから、もっとお客多かったんだろうけどね。
スタッフとし1時間お手伝いをしたり、歌い手として(2回)歌ったりしてあっと言う間の1日でした。皆で仕事を分担しあって、本当に手作りのイベントなんだね。
「歌い手が、ただ自分の思いをぶちまける」「仲間どうして聞きあって盛り上がる」という姿勢にかんしてはマイナス印象があったんだけど、自分たちで運営して、出演して、客として聞いて、というイベントがあってもいいんじゃない?と今は思う。自分らはまんまとそれに乗って歌わせてもらってきたし。
上手くてもそうでなくても持ち時間4分って、潔くていいルールだね。

昨日とはうって変わってテンション高く頑張れた。晴れた日に、野外でやるイベントって面白い。やっぱり歌うの大好き。


2005年10月22日(土) 公園デビュー

明日はアカペラ公園です。
今日は最終練習してきました。
ここへきて、なぜかテンションさがっ…いや、ずいぶん落ち着いてます。
慣れてきた証拠でしょうか。
持ち物よーし。
仕上がり、まあまあよーし。

なんだかんだ言って、あっという間なんだろうな。
楽しんでこよう。


2005年10月19日(水) 調子にのって

夜中に外で立ち話1時間。冷えた。失敗した。ファストフードにでも入ればよかった。
近所の家も迷惑だったろうに。学生じゃないんだからさ、もー。


2005年10月16日(日) ぐったりな1日

職場の運動会でした。雨天だけど決行でした。雨に打たれながら走ったりしてきました。
雨天延期じゃなくてほっとしたけど(絶対「中止」にはならない)。無茶するよなぁ。
すぐ帰るつもりだったけど、ちょっとだけ打ち上げに顔出してきました。それでも途中で抜けて帰ったらぐちぐち言われるのだ。あぁめんどくせぇ。かいがいしくビールとか配っている女性らを見ると「お疲れ様」とは思うけど、ああいう態度がますます職場を悪くするのだよと苦々しく思う。
休日つぶされて運動会やって、そのうえ打ち上げで働かされて、絶対おかしいって。

雨の中外にいたのでかなり体力消耗してたけど、夜はアカペラの練習でした。もうぐったり。でも歌ったらちょっと元気出てきた。今日初めて楽しい行事に参加したからね。
軽く食事して、お風呂入って就寝。


2005年10月13日(木) 『ライオンキング』

偶然職場でチケットをもらったので見てきました。劇団四季の『ライオンキング』。
劇団四季はけっこう好きなんですが、被り物ミュージカルってどうなの?と思って自分でチケット買ってまで見ようと思わなかったんです。自分のとこにまわってきてラッキー♪
席は3階のバルコニー席。前のめりにならないと舞台が見えない、背中寄りかかれない席だけど頂き物だからしかたない。席の前にクッションというか、腕を乗せる台があったのが良かったです。高い席だけどこれがあるから安心。
さて内容はですね、アフリカの言葉(ズールー語?)とリズムが多様された歌が非常に良かったです。何言ってるかわからないけど、迫力は伝わる。それは英語でもアフリカ言語でも同じですな。占い師っぽいサルのラフィキ(?)が途中までほとんどズールー語でしゃべってるのも面白かった。セリフでなく、絵やパントマイムや声の調子で内容がわかるんですね。なんとなく。
第一部のオープニングで、ナマ声のソリスト(野生の牛の類?)の歌に導かれて動物たちが勢揃いするところ、ワクワクしました。パペットを使った劇に引いてしまうんじゃないかと心配だったんだけど、私は抵抗なく入っていけた。ダンサーが跳ねる姿と、草食動物が跳ねる姿は確かに似てる!うまい!という感じ。あと3階から見下ろしたのでライオンのお面は「頭にのっている」というより「身体に繋がっている」ように見えてよかった。よくできてるね、特にスカーのお面は動くので面白い。
あと第二部の最初の歌を見て、アフリカのどこかの国のクワイアーを思い出しました(ライブビデオを見たことがある)。あの「足をあげながら歌う」動きが入ってたからね。ほかにも「ライオンは寝ている」とか、ちょっとニヤリとするような箇所がありました。
お話の流れからみるとね、群集の歌があって、各自のソロがあって、「復讐」を描きつつもコメディータッチのとこもあって盛りだくさんで面白かったんだけど、その分最後の復讐の辺りがあっけなくて単純すぎて物足りない感じがしました。
『朝の報告』とかヤングシンバの歌とかも「関係ない部分が長くてちょっとだれるなー」と思ってしまったの。バランスが難しいとこです。


2005年10月10日(月) 都内ホテルで合宿2

合宿二日目。夜更かししたわけじゃないのに、皆寝不足。
メンバー全員と食べる朝食って、なんだかこそばゆくて楽しい。
チェックアウトまで時間があったので部屋で少し練習しました。でも疲れてるのに気張って進みすぎたことを反省。練習するならちゃんと音取りして、MIDIとか作ってからじゃないと無理だな。うちの場合。
無理に頑張っちゃいかん。5人でできることを、5人のペースでやったほうがいいね。
時間ギリギリにチェックアウトしようとしたら、エレベーターは満員、カウンターは長蛇の列でした。連休だしなぁ、たくさん泊まってたのねぇ。

お昼ごはんにピビン麺定食を食べて、家に帰って、昼寝した。
そして夜はMIDI作成。役立つといいんだけど。


2005年10月09日(日) 都内ホテルで合宿1

日曜です。実は今日・明日とアカペラ教室のグループの合宿(誕生日パーティー含む)でございます。
昨日早く寝れなかったので、若干身体重めです。
近所の友人と駅で待ち合わせ、途中小さい花束を買って合宿会場の都内ホテルに向かいます。
私たちのお部屋は和室スイートルーム。入った瞬間、3月にみんなで泊まった伊豆の旅館を思い出してしまいました。うーん。
14:30ごろに全員が揃い、昼食まだの人は軽く腹ごしらえしてからミニミーティング。実は今度何を歌うかで意見がわかれて、ちょっとした硬直状態が続いていたのだ。
やっぱり腹くくって話し合わないと前に進めない、ということで先週ちょっと話し合って、日をおいて今日結論だすことにしていました。
はっきりいってここで決別したらつらい合宿になると思ってたんだけど、まあ皆大人なのでなんとか丸く収まった。よかった。
その後、近くの貸しスタジオでマイクを使って2時間練習。「仕上がりが悪いから今回歌うのやめよう」ということになった曲は、本当に仕上がりが悪い。はっきり言って気持ち悪い不協和音の連続で、歌い方も荒く、この曲って本当に完成する日がくるのかしら?と思うんだけど、まだしばらく練習できると思ったらちょっと気が楽になりました。(でも後で録音を聞いたらやっぱり気持ち悪い不協和音…)

ホテルに帰ったらディナー。ここからはお楽しみタイムです。ホテル最上階レストランは思っていたよりはファミリー向けのカジュアルはお店で(うちらの後でバイキングしてたからな…)そんなにきばらんでも良い感じでした。みんな欠食児童のようにモリモリとフランス料理を平らげました。
部屋に戻ったらいよいよバースデーパーティー開始です。主役の2人を部屋の外に待たせ、K姐の手焼きリンゴケーキ、花束、サングラスなどの小道具を用意して障子の向こう側のステージ(イメージ)でスタンバイ。
主役の2人を部屋に招き入れて、歌い踊ったさ。ここ数日練習してきた「Happy happy birthday」を。3人が3人のグルーブ感を高めあい、最終的にはちょっと涙目で乱舞状態でした。よく頑張ったよ。
誕生日会主役の2人が、腰砕け状態で笑ってくれたので、ちょっと報われた気がしました。
2人は部屋の外で待っている間、部屋飾りか、クラッカーか何かを用意してると思ったんだって。「出し物でくるとは思わなかった」と言われました。
私だって予想もしなかったよ。30過ぎて赤○リのスイートで歌い踊るなんてさ(ぼそ)。
後はみんなでケーキを分けて、シードルをあけて、プレゼントやカードを渡したりして過ごしました。
寝る前に過去のライブビデオを鑑賞。デビュー戦はまだ初々しいなぁ。あんな状態で歌ってたんだわぁ。


2005年10月08日(土) Yちゃん壮行会

土曜日。昨日に引き続き友人と小ネタの練習。そしてちょっと買い物をした後に社会人サークルの方の歌の練習に行きました。
歌練習はいつもどおり2時間、全員集まったのでバランスをみながら詰められてよかった。やっぱりアカペラは1パート抜けると印象が変わってくるので。
今日は珍しく練習後にみんなで飲みに行きました。というのもメンバーの一人Yちゃんが転勤して遠くに行ってしまい、(彼女が)活動休止になってしまうのでその壮行会だったのです。
みなさんけっこうお酒好きで、5人でワイン(ボトル一本+デキャンタ)、生ビール10杯くらい?、カクテル各種を飲んでた…。
私は一人ホットウーロン。だってお酒弱いんだもの。そして昨日もワイン、明日もワインだもの。
今日は早めに帰る予定だったんだけど、みんなと歌ったり(お店で歌わないこと!お店でアレンジ始めないこと!)、今度合宿行こうよーとか話してたら帰りがたくなってしまって、結局午前様でした。
Yちゃんもいろいろ不安なんだろうなぁ、途中泣き出してしまって。歌という趣味があるんだから、転勤先でもいろんな歌仲間と出会って、輪を広げていって欲しいと思ってる。

しかし、歩いてたらリーダーを含む3人とはぐれてしまったのにはびっくりました。
終電近かったから3人を探さずに駅に走ったけどね。


2005年10月07日(金) ディナー&ライブ

今日はKANのディナー&ライブに行ってきました。
(ファンクラブ会員の友人が誘ってくれた)
単なるディナーショーではありません。KAN自身が料理のプロデュースをし、厨房に立って作った料理を食した後に、料理人スタイルでライブをするという企画だったのです。
広尾のお店はけっこうキツキツのお席で、コース料理とワインをいただくのは大変だったけど、お料理は程よいボリュームで美味しかったなぁ。
「鴨のコンフィ」は鴨肉を脂でじっくり煮たものなんですって。ロースト肉より柔らかくて、しかも表面カリカリ。パリあたりのビストロではごく普通においてあるメニューだそうですよ。
前菜のタラのスープはあっさり味、デザートの小さいモンブラン&バルサミコソースも軽いお味でした。肉がドカっときたぶん、ほっとしました。
一つ一つのお食事には木村和(本名)シェフの解説つき。
そしてライブも弾き語りだったり、いつもの「ギター&ベース」付だったりして、オリジナルやビードルズのカバーありでスペシャルでしたね。
料理した後によくあんなに歌う元気あるなぁ。しかも昨日から二日連ちゃん。
やたらと絡みたがったり、「カメラは閉まって下さい」といわれてもしつこく写真を撮り続けるファンには辟易しましたが、自分たちの席から厨房もステージもよく見えて、なんだかステキな夜でした。

ディナーの前に、友人と小ネタの練習をしたり方向を間違えて恵比寿周辺を歩き回って汗だくになって結局タクシー使ったりしたけど、ステキな夜でした。


2005年10月02日(日) 『頭文字D』&こっそりタイガースDay

字幕版が見たかったので、日曜朝9:30から新宿で映画『頭文字D』を見てきました。友人と2人で。
完全に香港エンターテイメント映画と思っていたので、会場内に原作ファンっぽい男性がけっこうおられたことにびっくり。広東語・日本語字幕版だよ?前提条件として明らかに「原作と違う」バージョンでいいんでしょうか。
私としては台湾人・香港人が演じる日本人を吹き替えで見るのはかえってヘンテコな感じがするので、字幕版の方が外国映画(あるいは異世界のランタジー)として楽しめてよかったです。原作を全く知らないからかえってよかったのかな。
周杰倫の「ん?」とか「あぁ」という受け答えが妙にキュートでした。
チャップマン・トーは監督のお気に入りなのかもしれないけど、無間道から引き続きでちょっと飽きてしまった。(無間道の方がいいとこあったし)香港映画的匂いをプンプン発していたとも言えるけど。向こうじゃあの「イツキ」キャラは受けるのかもしれないけど。ちょっと苦笑い。

午後は別の友人と会って、彼女プロデュースの
・京王デパート「阪神ショップ」でタイガースグッズ購入
・都内某ホテルに向かい、タイガース選手のお見送りした後
・ホテルのカフェで「タイガースオムライス」を食べ
・神宮球場でユニフォーム着てヤクルト×阪神戦を観戦
という日程をこなしてきました。この辺駆け足メモ。
いやぁプロ野球選手の出待ちとかするんだねぇ。生まれて初めての「出待ち体験」でした。本来はしない主義なんだけど、何故か今日は付いていってしまったわ。
こっそり日記に綴っておこう。あ、阪神は勝ったよ。


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