水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2019年04月08日(月) |
宮下奈都『初めての雪』 |
女友達とのふたりだけの温泉旅行で、秘密を打ち明けられる<私>。 友達の名前は<梨香>。
梨香ちゃん! 温泉は良くないわよー!
どうしても親目線になってしまいます。
なんでも話せるからといって、親友とは限らないけれど、 <私>の心の広さに救われます。 ともすれば、重くなる話なのに、なんだか気持ちは明るい方へ。
そして、このお話にも台湾の医者がでてくるなんて。 夢占い?
「遠くの声に耳を澄ませて」はちょっと特別な短編集。 登場人物やその関係者があちらこちらに顔をだす。
2019年04月05日(金) |
宮下奈都『部屋から始まった』 |
黙って座れば、どんな身体の不調もぴたりと言い当てる医者がいると聞き、台湾まで行く依子(よりこ)。 なぜ診てもらうのかといえば、体の芯のあたりがムズムズするかららしい。
うーん。 診察らしい診察もないまま、医者の言葉を鵜呑みにして、貰った薬を飲んでいますが、、 大丈夫でしょうか?
ここではないどこかへ行きたい衝動って、あります。
特にお天気のいい日は遠くへ行きたくなります。
ですが、薬を飲むのはやめて!外国で倒れたら大変よー!
なぜか、ソワソワしてきます。 それは、たぶん、自分にできないことを軽々とやってのける依子が うらやましいだけ。
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