和田拓治郎の「夜景レストラン」

2008年11月25日(火) 分からん

おとなしく溶接していると、鉄工所一腕相撲が強い子が年長者の職人に大きな声で「それで、誰が分かるんや!和田さんで試してみろ絶対分からんけぇ」って、他力本願的流れを感じる。

その後すぐ、わたしで試されたモノは、コレだ。



全く分からん。


答えは、






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ほいで、何?
「何を伝えたかったんですか?」って聞こうと思っても、ジェスチャーした本人はすでに遠くに鎮座。


ますます訳が分からんくなってきたぞ、鉄工所ギャグ。


そんなことも楽しい、これぞ修行の賜物だ、イイゼイイゼ。


よし。
そんなことは置いといて。

始まったぞ。
引き出し出しまくりの年末スタート。

まずは、渾身のスイングから。

和田デザイン監修、キャンドルスタンド[CALM02]一般公開解禁。



箸はひとつでも、折ればふたりで使えるね的アイテム。

貴女のたった一つのキャンドルを、一瞬で星屑級に拡げる魔法のパンドラ。

マッチ売りの少女は卒業だ、今年はエコでエゴなクリスマスをド演出。

あの、G8議長サミットで記憶も新しい和田アイデアの新鮮素材を、楠町はワールドハイセンスなライティングセレクトショップ
「あかりや」様が、スペイシーな製品に御調理。

熱いうちに食べよう。
人類の最高の発明は、灯火である。


モテたい、、リーダーになりたい、そしてあの娘に告白したい時に、マストバーニング。

最高のクライマックスをお約束します。




※画像3は、今日も彼は鞭を打つ。



2008年11月23日(日) おさらいしたい

11月21日は、コンドルズ広島公演その日だった。

やだなぁ、いつも面白いから。
「ホントにくだらないと思ってやってたのに、不思議と途中から本気になっちゃうんだよ」って、わかるわかる。

この人達は、その流れ自体を笑っているんだ。
くだらないことを本気でやってしまっている自分達を、客観的にもう一度笑う感じ。

公演観終わって「ジャンルなんて無いし、その存在自体がカテゴリー化するんだから、身体表現サークルはそのまま媚びずにやればいい」って、オクダさんが昔言ってくれたのを思い出した。

打ち上げでは、いつも関係ないバカ話ばっかりだけど、あるべき姿とありたい姿の手本を完全にやって見せてくれている。

何年も観てきて、一時は良平さんと共演までしてもらったことがあるのに、ずっと手が出なかったもの、勝山さんのコンドルズ自叙伝ともいうべき「コンドルズ血風録」をついに買った。


↑中古で良いからとにかく知ろう。
一気に半日で読めるし。


もの凄く泣いた。

本来感動するべき場面でない、事務作業・行く先々の公演での衝突・掴むか損ねるかのチャンスの見え隠れ等、そういった些細な生活の揺れが涙を誘った。

そうときこそ泣ける、そういうときこそ確かに達成感があった。
思い出した。

情熱の凝り固まったこの単行本は、われわれにとってもはや教科書。

インディーズ諸君、夜道は暗いです。
この本を持って行きなさい。



※画像は、先日事故相手からいただいたケーキセットを、作業場のみんなで実食の画。
最近ますます首が痛い、治るんか?コレ。



2008年11月17日(月) 英雄の唄




さあ、お待ちかねの恒例山賊レポでございます。

本日は、思いついたのが昼。
しかし、思いついたら即行動厳守がホモサピエンスのルール。

行ってまいりましたよ。
上天満町の「姉妹餃子」。

「はあ?山賊じゃないの?」って思ってるでしょ。

気持ちは確かに山賊だった。
でも、道中偶然「刀削麺」のノボリを見かけたらどうする。
入っちゃうだろ。
いやあ、旨かった。

ということにする。
山賊はもちろん次回。


ところでそうそう、ギャグといえば、いいのがあったよ。

関係ない感じになるけど、その昔外尾悦郎の講演会が広島の幟町教会であったのをうっかり思い出した。

暑い日か寒い日かも忘れたけど、とにかく日本人初サグラダ・ファミリア主任彫刻家って肩書きと、懐かしの「違いのわかる男」的名文句で祖国に錦を飾ったCM記憶が、わたしの離れかけていた宗教微熱を蘇生させ、会場に足を向かせたのだった。

講演会前には臨時のミサがあり、全てが終わった後ようやく外尾氏のトークに入る。

スライドで彼の作品の数々というか、ガウディの偉業が紹介され、口数少ない風にポツリポツリとコメント。

例えば、「歴史ある彫刻の修復には、命綱無しでのぼっていくんです、落ちたら死ぬ高さですよ」
「でも、






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助かると思いますけどね」

その話の意味の無さ、寒さ、同時に響き渡るお客の笑い声。

理解できるか?
これが、キリスト教ギャグだ。


もういいぞ無理するな、さらば宗教。




※画像2は、本日使用のNCバンドソー。
ボタンがいっぱいあるのに、機能はパイプをひたすら同じ寸法に切るだけ。



2008年11月16日(日) ブツけられて、冬




今週末から開催中の、PASTA ENZO「大北海道展」
先週までデパートでやっていた物産展「北海道展」の冠を、そのまま使用した食材提供会。

昨日は後輩夫婦が偶然来広、しかも食べたこと無いのにENZOファン。
夜景レストラン経由、PASTA ENZOブログで長年ITサーフィンしていた遠距離フリーク。

来る客来る客、「あれは、あの話の人だよ」「アレがあの話の人っすか」、「あれが常連なのに乱暴に扱われる人だよ」「あの人があの人か〜」みたいな感じで、終始ENZO談義で過ごす。


また来いよ。
次も、ENZOだけど。


そういえば、一昨日信号待ちで思いっきり追突された。

最近ツイてないような気がするねえ。

大きくヘコんだ車と、徐々に痛くなる首。
そして翌日には、事故が知れ渡っている鉄工所。

恐いおばさん職人が、ひとこと。






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聞いたか?、これが鉄工所ギャグだ。


ギャグは、質ではない
上下関係だ。

恐いヤツが放つ言葉には、強制という香りが染み込ませてある。
わたしは、高らかに笑った。
笑った顔を彼女に向けて。


確認してくれ、わたしはいまあなたの言葉で笑っています。


願いはもちろん通じない。
話題は一瞬で「今日は寒いけど、昼からは暖かいみたい」的な話に移行。

さらば、笑い。
わたしは、本日から媚びることを辞めることにいたします。



※画像2は、仕出しの弁当初公開。
メインのコロッケ的なおかず以外、煮物か漬け物率90%の平城京構成。
こんなもん所要時間3分で完食。
例の外国人は、昼休憩の残り7分を電話、50分を筋トレに使っています。

神様、彼を勝たせてあげてください。



2008年11月10日(月) 解禁遅刻




クリスマスアクセサリーが11月1日より予約解禁となりました。

このデザインは、皆様からお採りしたデータを基に制作されたオリジナルのものです。

予約期間は、11月1日から24日までで締め切り。
10日も過ぎての解禁告知。
予約希望の方は、こちらの→特設メールe-mailにて受付いたします。


のんびりしてるんじゃない。
修行で、






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キーボードが押せないほどに。


しかし先日、ある縁でお会いした医療関係の方々に、「鉄工所で作業しはじめてから、毎日指が痛くてしょうがないんですけど」ってなんとなく聞く。

すると「それは、使い過ぎだから節が大きくなってきたはず、徐々に作業できる範囲も少なくなっていくよ」って言われた。

ついでに「細かい仕事が出来なくなる可能性もあるし、治りにくい」と付け加えられる。


本末転倒だ。
小さい作品をつくるための修行なのに、手がダメになったら意味が無いし、なんかバカな感じだ。


社会人諸君、盲目になっていないかい?



※画像2は、目的が明確であり、ブレてない頃の換気扇。




※画像3は、天晴これぞ本末転倒。


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