汽車が走っているあいだ、乗客は止まっている。 汽車が止まると、乗客はそこから歩き出さなければならない。 走るものも途絶え、休息も途絶える。 死は最後の休息だそうだが、 それとて、いつまで続くか知れたものではない。
(三島由紀夫)
迷ってるうちは決めたらだめなの。 でも決めたらもう迷ったらだめなのよ。
(秋吉久美子)
人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく。
(エラスムス)
ほとんどの人は、 心の痛みには耐えられないと勝手に思い込んで、 死ぬまで感情から逃げ回っています。 でも、心の痛みにはもう耐えているのです。 まだなのは、もう乗りこえたと感じることだけです。
(バーソロミュー)
解かれることを望まない秘密だってあるさ。
『盗まれた手紙』エドガー・アラン・ポー
運、不運はナイフのようなものだ。 その刃を握るか、柄を握るかで、我々を傷つけたり、 我々の役に立ったりする。
(ローウェル)
争う人を恐れることはないが、争いを避ける人は恐ろしい。
(エッシェンバッハ)
「ほんもの」とは?
(1)つき合うものを害さない。 (2)つき合うものを良くする。 (3)高品質で安全。そして安心できる。 (4)単純でしかも万能である。 (5)経済的である。
(船井幸雄)
目に見えるものでも、見えないものでも、 遠くに住むものでも、近くに住むものでも、 すでに生まれたものであっても、 これから生まれようと欲するものでも、 一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。
(スッタニパータ 147)
優しくなりなさい。 あなたの出会う人々は皆、困難な戦いに挑んでいるのだから。
(プラトン)
肉体的な弱点でも、内面的なものでも、 それを他人に気づかれまいと苦心するところから、 人間は醜くなるのです。
『ことばの贈り物』五木寛之
先を急ぐな、人生に無駄な時はない。 満つれば、欠ける。 それが、宇宙のリズム。
『しあわせの法則』加藤諦三
生き残るための執念と、過去を捨て去る勇気がいかに大切か。
(山田正彦)
人は失ったものに目を向けますが、私は得たものに目を向けます。
(モーリス・エリゾーグ/フランス人登山家)
愛は存在しない。 存在するのは、愛の可能性だけだ。
(Rainer Werner Fassbinder)
人間は自分の魂にあった場所で生きていくべきだ。
『夏至』より
失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ。
(ルードヴィヒ・グッドマン)
どんなことが起きても、自分の選択を信じることです。
(メアリー・カサット)
古いものを壊そうとするのは無駄な骨折りだ。 ほんとうに自分等が新しくなることが出来れば、古いものは壊れている。
(島崎藤村)
小さな幸福、つつましい調和・・・ 結局人間が力限り根限り、叫び、狂い、泣きわめいて求めるものは、 これ以上の何ものであろうか。
『女坂』円地文子
いのちが一番大切だと思っていたころ
生きるのが苦しかった
いのちより大切なものがあると知った日
生きているのが嬉しかった
『鈴の鳴る道』星野富弘
What you do every day should contribute to giving your life meaning. If it doesn't, why are you doing it?
あなたが毎日することは、人生に意味を与えるものであって欲しい。 もし、そうでないなら、なぜ、それを続けるの?
(ドン・ハッチソン)
人から信頼される人は、人を信頼する心の強い人である。
(木原武一)
内なる道標に従えば、不可能はない。
(ジェラルド・G・ジャンポルスキー)
強い心、知性、勇気があれば運命の力を阻み、 しばしばそれを逆転するのに十分である。
(アルベール・カミュ)
早まって相手の肚(はら)など考えて見ぬものじゃ。 相手の肚など推測してゆくと、いつかそれに捲きこまれて、 わが身の都合を忘れてゆく。
『徳川家康』山岡 荘八
本当に愛したいのだったら、許すことを学ばねばなりません。
(マザー・テレサ)
私は何かを欲する。 欲するような気がしているのではたまらぬ。 欲する事が必然的に行為を生む様に、そういう風に欲する。 つまり自分自身を信じているから欲する様に欲する。
(小林秀雄)
存在するものだけを見て「なぜそうなのか」と考える人もいるが、 私は存在しないものを夢見て「なぜそうではないのか」と考える。
(バーナード・ショー)
|