2004年09月30日(木) |
ベーキングパウダーより炭酸使う方が安上がりです |
気分転換にお菓子を作ってみました。失敗しました(笑) うわあ、炭酸入れすぎました。味が鉄っぽい…喉痛い……。
こんばんわ、冒険はやめとこうと思いました。もえぎです。 ただでさえヤク漬けで、一部のくすりにさえアレルギーを示しているというのに。 これ以上謎っぽい物体を口にするなどという危険は冒さないようにしようと思いました。 自分の作った食べ物でじんましん悪化させてたら洒落にもなりません。 というか過去にいっぺんやったことがあるので今更笑えません。 おそろしく空前絶後に不味い晩ご飯作ってしまったことがあります。 あの不味さは伝説です。もっぺん作れと言われても、もう不可です。 そんなしろものを口にして、翌日じんましん出して倒れました。 壮絶な自爆などもう嫌です。
カラフルチルドレンを書いていた所為か。 このところ、どうもアルベドが気になって仕方ありません。 Jr.くんをよく書いている、というのもあるのでしょうけれど……。 一番の理由は、『恐怖が薄れてきたから』かと思われます。 エピ1の頃、わたしは余りアルベドのことを考えませんでした。 ファンの方ごめんなさい。わたしは、ただ、怖がってしまったのです。 理解が出来なかった。理解が遠かった。だからそれが、怖くてならなかった。 ある意味グノーシスみたいな扱いですね。不可知のコワイモノ。 冷静になって考えることも出来ず、ひたすら怖がり、怯えてしまった。 けれど小さい頃…小さいあの子を見ていたら。 恐怖が少しずつ薄らいでゆくような感じがしたのです。
怖がりで、泣き虫で、少し神経質すぎるきらいがあって。 だいすきな二人の袖をいつも引っつかんで。後ろに隠れてて。 一人が嫌で。力の抑制がよく分からなくて。わあわあ声を上げて泣いて。 そんな。子。この認識は間違っているでしょうか? カラフルチルドレンを書いていると、こんぐらがりそうになるのです。 あの小さな子。紫水晶を濡らして身も世もなく泣いていた子供。 そんな子が、ああなってしまったのかと。 ファンの方からしたら、こんな理解はお門違いなのやもしれませんけれど。 わたしはどうしてもこんな風に思ってしまいます。 だからこそ、せめて、わたしの拙いこのお話の中でくらいは。 のんびり、楽しく、過ごしていて欲しいと思うのです。 まあしかしだからと言ってホラ貝はどうなんだって話ですが(笑) イドとも違う。この子供の有様。どう理解へ歩み寄れば?
結構前にほざいていたことをひそやかにぼやいてみようと思います。 相当にアホな内容なので、ご覧になったあと殴りこまないでくださいね。 なにせ、『サーガキャラにポップン曲をあてはめてみよう』ですから。 ごめんなさい。楽しかったです。 いや、なにせポップンの曲ジャンル数は半端ではないので。 どのキャラにも一つくらい似合いそうな曲があるかなあ、と。 いっそポプ曲というより曲ジャンルイメージであてはめている感じです。 でもこういう妄想って必ず激しくお嫌いな方がいらっしゃいますよね。 ので。そういうことを嫌悪される方はご覧になりませんようお願い申し上げます……。
・シオンさん/オータム『赤い蝶』 同じく岡めぐみさん曲でバラードも似合いますが。 個人的にこっちのが好きなのですよ。譜面嫌いですが。 なにせ歌詞が『♪どんな哲学も あなたにはかなわない』ですし。 透明感のある声が、遠いひとへと馳せるおもいを歌い上げる。 ケビシオバンザイな感じで(笑)『♪あなたの森へと届け 焦がれる風に蝶が舞う』
・KOS-MOS/レイヴ『e-motion』 最初わたしは侘助嬢に『コスモスはトランスでどない?』と言いました。 けれど『傷みを求める彼女にはレイヴを勧める』と返されました。 丁度その頃ニデラでe-motionのロマンティックミックスが出まして。 その余りの美しさ。真空宇宙と同じ色に咲く蒼い花は彼女に似ていて。 泣きたくなるその青と、切なさは、キカイの彼女だと思いました。
・モモちゃん/…… 最初は迷いもせずマジカルガールだと思いました。 けれど、エピ2での男前っぷりに多少意見を変えました。 ので、モモちゃんは敢えてポプではなくニデラから。 ウルトラロックビート『Be Rock U』を。ばりばりNAOKI曲で。 りーっすんとぅまいはいぱーびーといんないんてぃないてぃえい、な感じ。 とにかく車かっとばしまくりのユーロビート系が似合います。ないんてぃないてぃえいっ。
・ジンにいさん/禅ジャズ『明鏡止水』 迷うことなく。敢えて侍曲ではなくこっち。 ギターがキモくて申し訳ありませんが、やっぱりこっち。Amの猫め。 TOMOSUKEさんのエレピがどうしようもなく素敵なのですよ。マジSKAホーンも素敵。 途中で閃く刀の音がいかにも闇の中っぽいのです。 渋くて、かっこよくて、譜面も速度も鬼。ロケテが懐かしいです……。
・ケイオスくん/アンセムトランス『Votum stellarum』 悩みました。紺堂嬢に『ビジュアルで言うならどれ?色黒少年の曲…』 と訊ねると、『リュータ?』と返され、『メロパン!?似合わなっ!』となりました。 で、ふと思い浮かび、とても納得したのがアンセムトランス。 コスモスで挙げたe-motion romantic extraに何処か通じる曲調なのです。 作ってる人一緒ですし(笑)裏表の宇宙。腹が立つほど美しい曲。
・Jr.くん/サイバーロカビリー『(題名長すぎるので略)』 ごめんなさい。ビジュアルイメージだけで決めました。適当すぎ……。 しかも身内では『アホ』で通じる曲だけにJr.くんには申し訳ないです。 でも銃撃ちまくっててカウボーイで宇宙なノリですし。 そう激しく間違えてはいないと思うのですけれども。 ただ、Jr.くんはもっと頭良さそうな曲のが良いっぽいですねやっぱり……。
・ジギー/80’sポップ『Girl from the Portrait』 これは一番もめた気がします。葵嬢とピンポイントで。 ジギー好きの彼女にわたしが『ジギーはウチュウKGやろ?』と言い切り。 激しい抵抗に遭いましたが、流石の彼女も咄嗟にジャンルが思い当たらず。 数日後やや小走りに駆けてきて背後からわたしの肩をがしりと掴み、言いました。 『エィティズポップゥウウウ!』と。多分数日間考え通した結論だったのでしょう。 確かに似合います。しゅびどぅび。たまにはビターになれる木田氏の底力。
書きすぎですかわたし。でもやってる側としてはとても楽しいのです……。 しかもこれにはまだまだ続く後日談があったりで。 ガイナンさんやケビン先輩に似合う曲も色々考えたのです。 でもポップンよくご存知でない方には全くもってわけわからないでしょうか。 突っ走るのもほどほどにしないとですね…とか思いつつ拍手のお返事です。 せっかくお言葉くださいましたのに、じんましんやら何やらに邪魔をされてしまい。 なかなかお返事が出来ず、申し訳ありませんでした(ぺこり)
>二十七日 ・二時の方 拍手、初めて押してくださったのですか!ありがとうございます。 なのに、すっかりお礼を申し上げるのが遅れてしまい…申し訳ありません。 カラフルな子供たち、楽しんで頂けたようで嬉しいです。 あんな運命を歩んだ子たちですから…少しくらい楽しんでも、と思うのです。 それに、じんましんへのお気遣い痛み入ります(笑) 随分快方に向かってきました。やさしいお言葉、ありがとうございました!
>三十日 ・二時の方 おお。総帥と娘さんシリーズ、気に入って頂けましたか?うわあ嬉しいです。 あのシリーズは、やりすぎかなあと書きながら常にひやひやなのです(笑) 独特の、不思議な雰囲気が出せたならと思っています。 そこはかとなく怪しげな。妖しげな……。 メタトロン感想もありがとうございます。たまに、ああいうノリのが書きたくなります。 少しでも楽しんで頂ければとても幸せです。感想、ありがとうございます!
・十八時の方 はい。『あの』四人(いっそ二人)です。わたしにはタブーなのですけれどね。 Orange AIR-LINEの歌詞がかなりツボにきたものですから。 しかしそれにしても、まさかあの日記のお話を分かってくださる方がいらっしゃるとは。 実はかなりびっくりしました(笑)感想が来るとは予期しておりませんでして。 なので、余計に嬉しかったのです。だいすきなのに書けない二人のお話だったので。 こちらが幸せになってしまうようなお言葉、ありがとうございました。
2004年09月29日(水) |
『ショコラを100グラムいただけるかしら?』 |
やっとこさそこそこ回復してきました。強めのおくすり万歳です。 でも明日にはくすりがきれます。わーヤクがー。ヤク漬けー(笑)
こんばんわ、明日は病院。もえぎです。 暫くダウンしている間に、ゆっくりとましになってきました。 まあ、きちんとした回復ではなく、くすりで押さえ込んでいるだけですが。 それでも症状が落ち着くのはとても嬉しいです。 朝起きて、何処が腫れ上がっているのかと冷や冷やすることもないので。
さあ!今週は頑張って更新しないとです。 ちょっといっぱいいっぱいな内容になってしまいそうですけれど。頑張ります! ここのところゼノっぽい日記も書いていませんし。 ゼノが見たくて来てくださるお客様に申し訳ありませんね。 疲れているなんて詭弁。これだけ享楽的に過ごしていて何を言うのか。 わたしはもっと追い詰められてぎりぎりになるべきですから。 ともあれ皆様台風とじんましんにはお気をつけてです。
休んでいる間。色々ありました。 近鉄のラストゲームにもらい泣きしてオリックスのラストゲームにもらい泣きして。 ウォーターボーイズ(全国大会のほう)にもらい泣きして。 侘助嬢に貸してもらったポプ11サントラでところどころもらい泣きして。 ―…涙腺緩んでるのでしょうか(笑) そんなこんなで、サントラ聴いて色々考え込んでしまったり思い浮かんだりで。 ふとした思い付きをつらつら書いてみました。 リハビリとは言えませんが、短時間で書き上げました。三十分弱? 本来なら、わたしは書いてはならない彼ら。タブーな四人。むしろ二人。 それでも書かずにはいられなかった二人。 Shizueさんの歌詞がとても素敵だったので、つい、です。 『♪空港を出ると花柄の車がお出迎え 運転手さん、さあ行きましょう 愛の世界旅行のはじまり』 あの二人は。むしろ彼は、だるく、気怠く、やる気なく。 嫌いなものは『努力』って人ですし(笑)飄々と、シニカルに。 だって彼はとてもひどい人だから。 誰なのかを指す固有名詞は一切出していません。 こわくてなんとなく書けなかったのです。ですから、分かる方は、どうぞです。
『ショコラを100グラムいただけるかしら?』
「花柄の車で迎えに行こうと思うんだ」 「……空港まで?」 「そう」 「……こないださ、黒塗りびっかびかのリムジンで行くって言ってなかった?」 「うん。十五メートルくらいあるやつ」 「その案はどうなったのさ」 「確実に喜んでくれるやつの方がいいかなあって思って」 「考えた結果が花柄の車ってわけ」 「きっと喜ぶだろうなあ」 「……あのさ、相棒。ふたりの来仏はいつか知ってる?」 「うん。明日」 「僕さ、もうリムジン手配しちゃったんだけど。君が言うもんだから」 「急かしたもんねー、僕。でもそれはキャンセルしちゃえばいいよ」 「それはまあいいとしても、花柄の車なんてどこで手配するのさ」 「探せばきっとあるよ」 「間に合わないよ」 「間に合うよ」 「その楽観的思考はどこから来るんだか」 「だって僕らに不可能なんてないじゃないか」 「……パーフェクト、僕らは完璧。冗談じゃなかったっけ」 「それも軽いジョークさ」
ああ、もう分かったよ、と相棒が呆れたように呟く。両てのひらを空に向けて、肩をすくめてみせたりしながら。それでも彼は、そんな反応を示しながらも、相棒がさも楽しそうにしているのを知っていた。そうこうしている間に、彼は鍵盤から指を離すこともなく、ふとガラス越しの空を見上げた。 もう。明日。 指折り数えて待っていたけれどそんなこと誰にも気付かれてたまるもんか。相棒なら知っているかもしれないけれど、そんな相棒だって同じような心境だろうから、どちらからも何とも言い出さなかった。だってやっと明日来るのだ。ふたりが心待ちにしている、ふたりの少女が、トリコロールの地に降り立つ。空港までのお出迎えを、どれだけうきうきした気持ちで待っていることか。 ちっとも五線譜を埋める気がしない彼は、またも相棒へ声をかける。
「花柄の車に乗ったまま、コートダジュールまで行っちゃおうか」 「……場所、知らないだろ」 「うん。知らない。ただ、行きたいって言ってたの思い出しただけ」 「友達の別荘があるんだよあそこは」 「ああ。洋書屋さんの彼女か」 「そう。そしてそこへ行くには花柄の車どころか花柄のセスナが要るね」 「じゃあそれも手配ってことで」 「……これも軽いジョーク?」 「さあね。どうだろ」
空港へ乗り付けて。サングラス越しにラウンジを眺めた。きょときょとしているだなんて悟られてなるものか。相棒も同じ様子してる。勿論彼らはお互い何も言わずに素知らぬ振りしてるけどね。 それで――ああ。
みつけた。
きょときょと辺りを見回して。くるくる巻き毛が揺れてるよ。おっきなサングラスは古い映画の女優さんみたいだね。鮮やかなオレンジ色に彩られたワンピースは僕へのあてつけ?なんて彼はシニカルな笑みを浮かべる。手を振りもしないのに彼女たちは彼らに気付いた。そして、彼に気付いた途端、彼女は花が見る間につぼみから咲き零れるように笑みを満開にして、ぶんぶか大きく手を振った。そして彼は小さく手を振り返すと、そうしているうちに、みるみる駆けてきた彼女を、しっかり、しっかり、受け止めた。 彼女は微笑む。いつもと変わりなく。けれど少しくすぐったそうに。悪戯を灯して。だから彼も、いつもと変わりなく。けれど少し目を眇めて。感情を零して。
「フランスへようこそマドモアゼル」 「ショコラ・ソングラム・シルヴプレ?」
花柄の車で乗り付けた僕。 きみが求めたのは僕らの切り札。
2004年09月26日(日) |
目が開くってのはとてもしあわせなことなのです |
ふ…ふふ…じんましんは慣れっことはいえ、ややきつかったです。 久し振りにどん底を見た気がしましたこの土曜。
こんばんわ、それでも日曜は出かけねばならんので必死でした。もえぎです。 土曜の朝、目が覚めたらじんましんが凄まじく悪化していました。 しかもわたしが一番嫌いなパターンで。 額、両方の瞼、頬の一部、頭、首筋、手首、背中などなど。 大変バラエティに富んだ感じで体のあちこちでこぼこでした。 あは。目が開きませんでした。左目がかろうじて開くだけで。 くすりを飲み始めてここまで酷くなったのは初めてです。 勿論駆け込んだお医者さんにも、ちらりと眺められてから、 『ステロイドは、出来れば避けたいけど』 『長期間服用すると顔が腫れ上がったりするから』 『その点、今使ってるくすりは、副作用の心配はない』 『……でも、ちょっと今回は強くしとこうか』 と言われ、三回目となる静脈注射(極太)二本勝負もかましてきました。 あ、でもですね!このたびはとても嬉しかったのです! なにせ注射三回目にして初めて、注射が腕関節でした。 やっと手首注射から解放されました……。 凄いですね。間接付近だとちっとも痛くないです。 手首だと、焼けた針を押し付けられるような感覚がありますのに。
そして帰宅後。もうへろへろでそのままベッドにダウン。 昏々と眠り続けたら悪化してやがりました。 両目とも開かなくなりましたこんちくしょう。 もうここは一つ笑うしかないのでしょうか? わたし、日曜はどうしてもはずせないお出かけの用事がありまして。 意地でもそれまでには治さなければならなかったのです。 せめて。せめて目が開くように。 そして、今朝まで。氷枕に凍りタオルでひたすら冷やし続けておりました。 冷やすと少し、腫れの治りが良くなるのです。 ですから寒暖の感覚がなくなってくるまで延々冷やし続けたのです。 朝晩の、少しきつめのおくすりもきちんと飲んで。 あとはもう眠るより他に手立てはありません。 結果は――この通りです(笑)
なんとか間に合いました。微妙にまだ人相おかしいですが……。 目が三角。ほんのり三角。 じんましん出ると、どんどんマイナス思考に凹んでいくので怖いです。 まあ、あれだけ醜くなってしまえばやむをえないことですが。 こういうときしみじみ思うのは、こんな目に遭うのがわたしで良かったということ。 とても綺麗な方がこんなん遭ったら途中で気がふれてしまわれますよ。 わたしみたいなのが幾ら醜くなろうが、元が元なので平気ですし。 それにしてもゼノ話をお求めの方にはてんでつまんない文章ですみません。 こないだの拍手なお話のお詫びに出来そうなことを考え中です。 ただ少し…もう少し、お待ちください。申し訳ありません。
で。臥せっている間ですが。 目がふさがっているので本も読めなければテレビもビデオも見られません。 当然ゲームやパソいじりなんて無理も甚だしい話で。 唯一出来るのは音楽を聴くことで。 何枚かMDを取り出し、満足でない視界と思考で確認して。選んで。 少し悩んだ後、かけたのは、ある一枚。 ここのところどうも朝の目覚めが悪くって。 けれどこのMDならば、目覚ましにかければ一発なのではという。 かつてわたしの心臓を奪い去り脊髄を引き抜いてからだを貫いた。 あまく囁きながら傷口に爪を立てとろけそうに微笑みながらかさぶたを剥ぐ。 自転車盗んだり田舎燃やしたり(笑) 『僕、ほんとは君をきずつけたいんだ』と蜂蜜を絡めた声で微笑む。 奇蹟の薔薇撒くかの方の音。
久し振りに聴いたかの方の、すこし、古い音。 何度も幾度も聴き続けて、それこそ何ヶ月もただ延々それだけを。 なのに再び流れ出したその音にわたしはまた貫かれた。 何てよろこばしい略奪。
逆回しでやりなおす悪い性格なひと。 風に乗せて薔薇撒いたかの方。 道はこの先もまだ続くと歌い上げた。 わたしは何度あなたに泣かされれば気が済むのでしょう。
2004年09月23日(木) |
聞きまつがいケーニヒ |
『南京玉簾』と『文金高島田』は似ていると思います。 前半部分と後半の『た』が。だからなんだってはなしですが。
こんばんわ、数日留守にしており申し訳ありません。もえぎです。 むー、何故だかここのところ微熱とじんましんでうやうやしておりまして。 元気なのですよ!ただ、どうにもけだるくてならないのです。 くすりの副作用か何かでしょうか。そんなたいした病気でもないくせに。 おおげさなこと言うなってもんですね。すみませんでした。 明日でくすりがなくなるので、土曜日あたり、病院行かないとです。 何やらじんましんが転移したのか、耳痛がひどいのです。 そのことも先生に申し上げねば。はよなおらんかなあ……。
こないだ、ひょんなことから山の中に行きました。 早い話が車の高速教習なのですが(笑) しっとり朝露に濡れた芝。すぐそこの森。 萩はしとやかな雨にそっと咲いて。真っ直ぐこうべを上げる杉。 そんな光景はとても大好きで。とても良いかおりがして。 ついつい笑みを誘われてしまうのに、わたしは自覚無しのスギアレルギー…。 平気なのに!なんでやねんとか思いつつも良いかおりでした。 露も森も草いきれも。どれもこれもたまらなく好きなもの。 ふと頭の中を流れ始める音楽は、そんな光景にとても似つかわしいもの。 『♪雨上がり いつものわたし 雨上がり いつものわたし 空のうたに 傘を着せ 頭うずくめ 眠るのです』 ビンジョウバカネさんの『雨上がり』。ビンバカさんの曲好きですー。 アコースティックで淡々と、けれどやさしくさらりと清冽な雰囲気。 『♪胸元に雨 肩の端に雲 そのうわの空 ラララ』……。
……もう一つ、謝らなければならないことがあります。 申し訳ありません、今週、拍手のお話更新無理っぽいです……。 ご、ごめんなさい…なんだか今週はリズムが狂ってしまいまして。 ちっとも書けていないのです。全く別のものを書いておりまして。 そっちに精魂を傾けすぎました。管理人失格ですね。 でも。わたし。ゼノがとてもとても大好きなのですよ。 ほどよく凹みながら、拍手のお返事させて頂きます。 すっかり遅れてしまい申し訳ありませんでした。
>十八日 ・一時の方 感想ありがとうございます。結構てんやわんやな内容でしたが。 色んなものを詰め込みすぎでしょうか。 代表理事ーズのおはなし続き希望ありがとうございます。 段々書いていてガイナンさんが楽しくなってきました。コツでも掴めたのでしょうか。 原初のふたり話は、少し暗いですけれど。個人的にはとてもお気に入りなのです。 拍手たくさんしてくださったのですね。本当に、ありがとうございます(ぺこり)
・十六時の方 エーリッヒおじさんから題名をお借りしたお話、いかがでしたか? おじさんのお話みたく素敵なのとはほどとおいのですけれど(笑) 内容になんとなくしっくりくる感じだったので、お借りしてみました。 可愛い女のコ二人に免じてごめんしてやってください。 いたずらっ子大好きなのですよー!ミヒャエルおじさんのいたずらっ子の本大好きです。 やんわりとしたお言葉、ありがとうございます。
>十九日 ・十五時の方 エリィとマルーはきっと仲良しだと思うのですよ。一番年の近い女のコ二人ですし。 マルーはエリィとも近いし、マリアにも近いしで、繋ぎ役になりそうです。 それで、どんどんユグドラに増えてくる女のコ集めてみんなでわいわい言ってて。 それはそれは可愛い女のコなお茶会でしょう!男子禁制です(笑) こんな乙女ーズを書くのは大変楽しいことなのですよ。 お言葉ありがとうございます。ほんわかしたお話、書いていきたいです。
2004年09月20日(月) |
世界の中心でアイヤーと叫ぶ |
題名に深い意味はありません(笑) なんか先日友人連中と中華思想の話になったとき、こういうことに。
こんばんわ、母の強襲をくらいました。もえぎです。 別にたいしたことはないのですけれど、きゅうきょ母が来訪しまして。 京都観光がしたかったそうなので、案内したりしておりました。 そんな関係でパソにあんまし触れなかったのです。 でも来訪はとても嬉しいのですよ。ありがとうかあさん。 けれどほんのりとへろへろだったりするので、 拍手のお返事、今夜はごめんしたってください……。
なんだろう。こころがおかしいなあ。カゼでもひいたのでしょうか。 こころがキモチワルイのです。衝いてしまいたいくらい。
あっはー、なんやもうわやくちゃー。でもたのしいー。 しっちゃかめっちゃかですが拍手なお話を新しく。
こんばんわ、パンが無くなったので代用品作りました。もえぎです。 たまご買ってきて作ったパウンドケーキ、これで暫くはもつでしょう。 しかもプレーンなので、ジャムやらバターやら乗っけてバリエーション豊か。 そもそもパウンドケーキは日持ちするお菓子ですし、安心安心。 こないだ買ったボンヌママンのいちごジャム(おいしいv)塗って食べるのですー♪ そしてびんが空っぽになったら、煮沸消毒するのですよ。 この冬は、レシピが手に入ったこともあり、りんごジャムを作る予定なのです! で、ボンヌママンのびんはとても可愛いので、それに詰めるのです。 たくさん作るつもりなので、空びんに詰めてみんなにお裾分けできたらなあ。
そして本日の更新したお話です。 実は先週のうちに四つは書き上げていました。 残る一つが、とても時間かかるだろうなと思っていたので、早く仕上げたのです。 とか言いながらなんやかんやでなかなか取り掛かることが出来ず。 最後に残った一つのお話に取り掛かり仕上げたのは今日でした。 ……一日で出来てますやん。 先週の頑張りっぷり、無駄?があん。 まあそんなアホはどうでも良いので以下が今回のラインナップです。 ・前回に続き原初のふたり(『You were there』なイメージ。ゆあぜー。) ・ユグドラ乙女二人のお茶会(題名はケストナーおじさんから頂きました) ・ちいさい代表理事の憂鬱(友情デコピンコンビ会話) ・懲りもせずカラフルチルドレン話前編(長くなりすぎました…) ・ドラマCDお食事話補足(おっきい代表理事お気遣いの紳士なおちゃめ炸裂) と、なっております。 因みに『残った一つ』ってお話は、カラフルチルドレン話です。 すみません。調子に乗って書きすぎて、長くなりすぎました。 苦肉の策として、前編中編後編に分割しました。 なんか続き物ばっかになってしまって申し訳ないです……。 こんなこともうしませんので、今回ばかりは目を瞑ってやってください。 内容自体はのんびりほのぼの且つそこはかとなくアホかもです。 なんだかシトリンがきちんと書けているか心配です。 書いている本人としてはとても楽しいのですけれどね。498とか(笑)
それと…一つ悩んでいることが。 やたらに続けてしまった、ドラマCDお食事話補足のやつです。 今回で一応一区切りがつきましたので、終わらせようかなあと思うのですが。 本当はもう少し続けようかと思っていましたが、長くなりすぎてもどうかと。 読んでくださっているお客様の負担になってはいけませんし。 ドレスアップシオンさんを見て目をぱちくりなJr.くんは書きたいですけれど(笑) 現時点で既に、やたらめったに長いですからあの話。打ち切るべきかなあー…。 それにしても今回Jr.くん率高いですね。書きやすいのですよちっちゃい代表理事。
実家に電話をしました。プロ野球再編問題で母と熱く語り合いました。 『まあストは、やってみるべきやったよ』 『あれだけの観客動員数でこんな赤字はオーナー側が経営努力を怠った所為で』 そしたら『……あんたストの話がしたくて電話してきたん?』と言われてしまい。 慌てて本題を話したりしておりました(笑) や、しかしやはりストはやるべきですよ。いっぺんくらいはするべきです。 本当は誰だってそんなことはしたくありません。ねえ、古田くん。 ファンはともかく、野球が出来ないのだから、一番つらいのは選手です。 そしてファンへの申し訳なさも彼らは背負うわけですから、とてもつらい。 そんな風に仕向けたのはあんのくそオーナー陣。 なのに損害賠償請求だとう?なぜこうなったのかてんで分かっていません。 お前ら野球好きでもなんでもないくせにそんな地位につくな。コミッショナーも。 と言うか辞任ちゅうか腹を切れコミッショナー。 疲れてるのに本塁打の古田くんに、どんどんやつれてく磯部さんが痛々しい…。 中日ファンには本当にごめんなさい。 でも、球界全体のこれからを考えた場合、やむをえない処置です。でも。ごめんなさい。
―…わたしが、今の野球で見るたび聞くたびとても嫌なこと。 まあぶっちぎって一位は巨人絡みですが。とても嫌なこと。 『ヤフーBBスタジアム』って名前。いつも嫌悪感で眉をひそめてしまいます。 嫌な名前。あそこはかつて、『グリーンスタジアム神戸』という素敵な名前でした。 日本で初めて球場にDJを入れて、うぐいす嬢代わりにしたところです。 緑の芝がきれいな、スタジアムだったのに。 地元のこと、地域のこと、何も考えていない利潤だけを考えた中身のない名前。 とても嫌。
2004年09月16日(木) |
ちいさいものはなんでもかわいらしいと言ったのは清原さん |
過ごしやすいと昨日喜んでいたらおなかを冷やして今朝地獄を見ました。 痛かったですおなか…午前中はふとんでもだえてました……。
こんばんわ、でもそれは自業自得。もえぎです。 あー痛かったです。おなか冷えるのはおそろしいですね。 腹痛で今日はすっかり予定が狂ってしまいました。 なにせゴミを出し遅れてしまって、遠ざかる収集車を慌てて追いかけました(笑) まあどうせほんの十メートルほどさきに別のゴミ捨て場があるものですから、 すぐに追いつくことが出来ました。一瞬焦りましたけれどね。 部屋もお風呂場もみんな掃除しましたし。おふとん干しましたし。 ふとん圧縮袋大活躍ですし……! あれは凄いですね。文明の利器バンザイとか思いました。 さあ。もっと部屋を改造してしまおう。 食器棚のミニカーテンを縫って額を作って飾ってリボンを巡らす。 ただ問題は、高いところに手が届かないことと不器用なこと。 サバイバルクッキングに加えてデンジャラスソーイングです。 どっちも流血沙汰。
こないだ侘助嬢と雑貨屋さん行ったのですが。 そこでえらく新鮮で不思議で滅多にない体験をしました。 ふたりでわいわいお店を見ていると、すぐ側にベビーカー一つ。 おかあさんがあかちゃんを連れて店内を見ているようでした。 本当にすぐ側にベビーカーがあって。おかあさんは品物を見ていて。 わたしはついつい、あかちゃんを見てしまいました。 そしたら向こうも、びっくりするほどまっくろい、まんまるい目で見返してきて。 あんまりにもまっすぐ、瞬きもせずみてくるものですから。 わたしも目をそらすことが出来なくて、暫くにらめっこ状態で。 えらくその状態が続いてしまうので、思わず近寄ってしまって。 それでも視線はがそらされることはなくて。 するとおかあさんが気付いて、にっこり笑いかけてくださって。 特に言葉を交わしたわけではないのですけれど、近付く許可が貰えた感じで。 ついにベビーカーに手を掛けると、少しかがんで、あかちゃんにとても近付いて。 おそるおそる、指を伸ばして、そっと、触れてみたのです。
その信じられないほどのやわらかさ。
それだけでもびっくりするほどだったのに、あかちゃんが手を伸ばしてきて。 一瞬焦りました。泣き出しちゃったらどうしよう?泣かせちゃったらどうしよう?と。 わたしはあかちゃんて殆ど触ったことがないので、どう扱って良いか分からなくて。 少しあわあわしていると、あかちゃんは、きゅ、と指を握ってきて。
にこおっ、と笑いました。
まんまるにまっくろい、あれこそぬばたまだという瞳を細めて。 ちいちゃなちいちゃな頬を上げて、口を微笑ませて。 こころが鷲掴みにされたかと思いました。 近くでまじまじと見れば、なんてぴかぴかの肌をしていることか! 出来立てのほやほやなのですもんね。それにしてもなんてぴっかぴか。 わたしの指を包んだあのちいちゃなてのひらだってそう。 あんなにちいちゃいのに、ちまりとした爪やなんかがきちんと揃っている。 結局おかあさんにお礼を申し上げてその場を離れたのですけれど。 その存在が、いまだに信じられないような感覚を伴ってあります。
なんてちみちゃいのだろう。なんてちまっこいのだろう。 なのにどうしてああもこころをひきつけてならないほど愛らしいのだろう。 お陰で、ずっとちみちゃい子を膝に乗っけてぎゅうううってしてる夢見ました(笑) 夢の中でも愛らしくてなりませんでした。 かわいい。かわいい。なにあれ。 ありえへんくらいかわいいがな。しょうみ(やっさん?) 育ててはるご両親にしてみれば、大変なこと山積みで倒れそうなのでしょうけれども。 それでもわたしはあのちまこい存在の余りの愛らしさに言葉を失いました。 ほんと。なんであんなにかわいいのですか。
そしてどうしてあんな存在を殺すことが出来る?
2004年09月15日(水) |
猛虎記念日だそうです |
随分と過ごしやすい陽気になって参りました!それにお天気で洗濯物ほくほく。 窓さえ全開にしていれば、なんて心地良い秋の風。
こんばんわ、今年の名月は二十八日。もえぎです。 中秋の名月。お月見お月見ー、何かこしらえたいですね。 実家にいる頃は、母と一緒にお城の観月会に行きましたが。 そりゃ現在いるのは京都ですから、そういうイベントはたくさんです。 けれど―…行きづらいのです。なんとなく。 観光客向けのびかびかしたのは嫌ですし、地元の人のにお邪魔しては駄目ですし。 ワガママですね(笑)だから一人で観月会でも催したいです。 わたしの部屋は上手いこと窓が二方向についているのです。 ので、とても月が見やすいのです。お月さま大好きです。 やはりここはお団子でしょうか。や、食べてばっかじゃないですよ!(笑) ちゃんとお月見します。月を見ます。 ただ、何かをこしらえるのがとても楽しいだけなのですよ。
お菓子を作り始めてから、余りお菓子を買わなくなったような。 時々研究と称してデパ地下のお菓子買ったりしてますが。 スーパーとかコンビニで売っていても、指が伸びないのです。 『これくらいなら作れそう……』とか思ってしまうのです。 特に、パウンドケーキ。たまご二つあれば作れますもんね。 だから、どうしてもこれは作れまい、というものをよく買います。 ティラミスとかミルフィーユとかももまんとか。 あ゛ー、ももまん食べたーい。南京町のが食べたいー。
しかし夕方のニュースでつい笑ってしまいました。 キャスターさんが言うですよ。『今日は何の日?』って。 答えは『阪神記念日』(笑) あー、去年の今日だったのですね。猛虎が優勝したのは。 関西ローカル局で流れる流れる仙の胴上げ映像。 そしてなんべん目かさえもよく分からない胴上げ後のお立ち台コメント。 うう、泣けてくるわ仙…かっこええわ仙……。 『十八年ぶりの夢を叶えた選手たちを誉めたってください!』(うろおぼえ) そうですよ。どこぞのナベツネに聞かせたい言葉ですよ。 たかが選手だとお?ああ??滅びてしまえナベツネ。 去年の今日。とても遠い日のように思えますけれど。 去年の今日の、猛虎におめでとう。 でも最後のマジック消したったんはうち(横浜)ですからお忘れなく。 ら、来年こそ…来年こそー!
けれど今は選手が安心して野球に専心出来る環境を整えることが急務ですね。 頑張れ、選手会。体に気をつけて、古田くん。 今こうして経営側に選手会が論議の場を設けられるのも古田くんがいるからこそ。 古田くんがいなければここまで選手会はまとめられません。 今週はもう怒って良いです。いっぺん、やっちゃってください。 でも中日ファンの方にはごめんなさい。わたしその立場ならスト激しく嫌です。 新規参入ばんばんしちゃってください。プロ野球盛り上げてください。 野球大好きだこんちくしょー。
2004年09月14日(火) |
あの子がいるのは一万年後なのか四千年後なのか |
微熱続きでどうにもこうにもです…いっそわたしの平熱六度九分に設定しときますか。 おおそうなれば微熱もへったくれもないので万事解決ですね。
こんばんわ、心臓の奥がとぷとぷする感じ。もえぎです。 わたしにとって水のイメージはとても快いものなのですけれど。 こればっかりはそんなに喜ばしいものではありません。 よくは分かりませんが、涙が堆積している感じがします。 思い切り泣き叫べば楽になるのかなあと思いつつ実行するわけにもいかず。 ただなんとなくとぷとぷさせたまま過ごしています。 きっと全部微熱の所為ですね!水も吐き気もけだるさも。
さーぼんやりこっそりゼノでも考えてみましょう。 わたしにとって万能薬な処方箋はいつもそれなのですから。 ここのところ、一人、原初のふたりで盛り上がっています。 サーガがあるため突っ込んで考えるのが多少恐ろしいふたりですが。 特にアベル。この子に関してはうかつに口を開けない気が。 まあとか言いながらちゃっかり書いている辺り我ながら良い度胸です。 わたしの中でのアベル像は、いつの間にやらすっかり固まってしまっていて。 他のふたりたちとはやや異なる彼女との関係、みたいな。 とにかくあの一番最初の彼はひたすら『こども』に。 こう書くと、どうしようもなくエピ1EDの『彼』にかぶってしまいますけれども。 そもそもどの彼もみんなこどもだよ、と言ってしまえば身も蓋もありません。 ひたすら、こども。 このイメージはやはり、ゼノプレイ直後黒月の森でのあのムービーの影響かと。 一時期あのムービーはわたしを虫の息になるくらいときめかせてくれました。 本気で倒れましたあれは。あの可愛さは反則です。いっそ伝説になります。
白い砂漠の真ん中で、ちいさなこがひとり泣いていた……。 そして光を背負っててのひらを差し出したおんなのこ。煌く十字架。 少し、彼女のほうがおねえさんな風に見えたものですから。 ちょっと自分より背の低い弟みたいな子の面倒を見る感じで。 けれども時間が経つにつれ気付く、こどもの見ているせかいの美しさ。 澄明なる神の幼な子。余りに透明に清んだ瞳とこころを持つこども。 世界で一番最初に殺された。 驚き、気付き、彼女は共にあることを選んだ。 他のふたりたちとはすこぅし違う、まだ『母』『子』としての関係が強いふたり。 創られたモノ、兵器ではなく人間になるエレハイムの過程。そのぐらつき。 そんな風に書ければなあ、とか思っています。 ほんの些細なことに紫苑の瞳を大きく見開き、いちいち驚いて胸を貫かれる。 そんな。彼女を。
2004年09月13日(月) |
頭からロシアの風が離れない |
すみません、拍手のお話一つ削除しました。 やはりきちんとした裏づけもなくアップしちゃいけませんね……。
こんばんわ、所詮マイナー茨道。もえぎです。 いやあ久し振りなのでいっぱいたくさんお喋りできてほくほくです。 そしてつくづく我らはマイナーなのだなあと改めて認識しました。 ふふ、たまには世間一般にメジャーと呼ばれるものにはまりたいものです。 けれどもマイナーの寂しさを自給自足や洗脳で補うのもまた手管。 ―…が。 フェイエリィ、及び接触者対存在はもっと報われて良いと思うのですよ!(涙) 公式で主人公でメインカプなのにこの日陰な扱いときたら。 流石に六年過ぎると最早悟りの境地に至りそうですが。 それでも時折、ふいに切なくなるときがあります。 もっと愛されて然るべきふたりだと思っているのですけれど。 と、言いますか、わたしはてっきり愛されまくっているもとだと思っていました。 ゼノをプレイしたとき、わたしはそこそこ世間様と隔絶された状態だったので。 疑いもせず世間様はフェイエリィ大好きだと思い込んでいたのです。 それこそフェイエリィだけでサイトさん百個くらいあるとばかり(笑) 自給自足なのは、ある意味大変経済的なのやもしれませんが。 たまにはよそさまから入荷したくなるのですよ。 このところは拍手のお話でこころゆくまで接触者対存在書けて大満足です。 あとは、残り一つがまだある接触者対存在10のお題を仕上げないとです。 さりげなく、色々こめては楽しんでいます。 最後の一人になってしまうやもしれない。それでも、わたしは。 あの不器用にやさしいやさしすぎるふたりが大好きなのですよ。
マイナーといえば。ポップンのカプなんて身内だと言ったもん勝ちですし。 ぽじゅで盛り上がったのはステラvアルトで(ステラがストーカー且つ変態な方向で) ステラのあんちくしょうは曲が良いぶん余計に腹が立ちます。 このところの聖夜パパは本当に曲の完成度が高いなあ……! 少しくらい賛同者いないかなあとか思ったらものの見事にひとりぼっちでした。 ぽじゅいちで空前絶後に盛り上がったのはイワンv女帝でした……。 この時点で既に世間様との壮絶なズレを感じます。 今日の侘助嬢との会話なんてイワンと女帝ばっかでした。 やあ、女帝は可愛いなあ。でもこの二人は悲恋なのですよ。 女帝は曲も素晴らしすぎます…!譜面もわたしには丁度良いレベルで。 まさかぽきゅの時に葵嬢が言っていた『イワン元軍人説』がこんな形で活きるとは。 女帝幼少時代の教育係兼近衛兵とか勝手に捏造してはときめいています。 礼儀作法とか政治とか兵法とかの帝王学を授けているとかで。 『年齢差はどんくらいやろ』 『そこそこの年の差希望!』 『あ、じゃあ干支一回りぶんとか!十二歳差!』 『ぎゃあー。若かりしイワンが女帝の教育係に抜擢ー』 『即位後は周囲が陛下と呼ぶ中ただ一人殿下と呼び続けてー』 わたしらはいったいクマと鳥でどうしてここまで捏造出来るのか。 でも一番凄いのは女帝とイワンを書くためロシア史を調べ始めた葵嬢かと。 ラスプーチンはジズさまらしい。イタリア人なのに。
色々話したお陰でゼノやサーガも色々ネタ補充でした。 結局ポップン関係からの派生なのですけれどね。 明日にでもこっそり考えてみようと思いますと呟きながら拍手のお返事です。 だんだんこのノリツッコミみたいな文章が楽しくなってきました(笑)
>十二日 ・19時の方 か、感嘆だなんて…お恥ずかしい限りです。 まだまだ精進が足りません。それに、マイナーものばかりで(笑) たまには世間様で喜ばれるようなものでも書いて、 こんな荒野の辺境に来てくださったお礼をしたいのですけれど。 気がつくと、自分の趣味に突っ走って大変なことに。最悪ですね。 けれどやはり楽しんで頂きたく思うので頑張ります…!お言葉、ありがとうございました。
2004年09月12日(日) |
いなかものというかなんというか |
クッキー焼きましたー。音楽聴きまくりましたー。 微熱のけだるさじんましんイエー(微妙にハイ)
こんばんわ、頼むから顔にだけは出ないでじんましん。もえぎです。 他のどの箇所に出ても構いませんから、顔は……。 特に、瞼は嫌。お願いやめて。お岩さんになってしまいます。 そうなると外出出来なくなる上本も読めないのでかなり切ないのです。 ふう。明日にはおさまると良いのですが。 指型クッキー初挑戦!まあまあなんとかなりました。 けれども『指型』になっていないという根本的な間違いをしていたり。 早く絞り口を手に入れないとです。あれがないことにはー。 完成品は、ほしゅほしゅ崩れる、やわらかなクッキー。 明日、好評だと嬉しいなあ。 次は何を作りましょうか。タフィでもこしらえましょうか。 誰かさんがピンポイントで物凄く喜びそうな気がします(笑) タルトは何度も作りましたが、タフィはまだなのですよねー。
驚愕したこと。 凄ーい!DVDってなんもかんもあるのですねえ!(無知) 恥ずかしながら、わたしはまだDVDって買ったことないのです。 サーガエピ1予約特典DVDはまた別物とします。 最初に買うならナイトライダーとか思っていたのですけれど。 ―…なんで字幕のみで吹き替え入ってへんねん(怒) ナイトライダーは吹き替えだからこそあの魅力なのですー! KITTの、キットのあの愛らしい仕草はやはり吹き替えあってこそ。 わたしの最愛の車。最初は貴方が良いと思っていました。 でも、他にもこんなに色々あるだなんて。 古かったりマイナーだったりするので、てっきりないのだと。 昨夜色々調べて回って、見つけては一人盛り上がっておりました。 とにかく現時点でとてもとても欲しいもの。
・花咲ける騎士道(もっぺん見たい!探し始めた切っ掛け) ・ルビー&カンタン(ジャン・レノがステキすぎる) ・ミトン(あるのだと、葵嬢から聞いてはいましたが。大好き!) ・ぼくの伯父さんの休暇(昨年のジャック・タチフェスティバルで一目ぼれ) ・ぼくの伯父さん(郵便配達の学校も大好きなのです) ・マーサの幸せレシピ(初めて観たドイツ映画でした) ここに更に、ネコのミヌースがあれば完璧なのですけれど。 ミヌースはどうしてだか発見出来ませんでした…大好きなのに。 何故でしょう。オランダ映画だからですか。あんなに可愛いのに。 ミヌース、ネコなのにおしゃれさんで衣装とか小道具がとても可愛いのです。 スカートもコートもトランクもモスグリーンで統一しているのです。 どうしてDVD化してくれないのでしょう。うう。 まあこんだけあったら、わたしの予算の関係でどうしようもありませんけれどね。 それにわたし、この冬は王の帰還のスペシャル・エクステンデッド・エディションが(笑) 買います。意地でも買います。 でもこれで誰かさんの城壁ラヴラヴシーン省かれたら怒りますよ! ああ姫君の二刀流に早く会いたいです(笑)姫君最高。男前。
……え? 今、その、調べていて気が付いたのですけれど。 ナイトライダーコンプリート版……?吹き替えつきで、出るのですか? ギャアアア。大変や。えらいこっちゃ。キットが、キットが!! キットがあの声で『分かりましたマイケル』とか『無茶ですマイケル』って言うのですね。 なんか『一部』とかって但し書きがしてあるのが非常に気になりますが。 キットが喋ってくれるのですか。あの可愛いやさしい紳士な車が。 おおおお。おおおおお。 いっそ日本未放送話も新規で吹き替えてください。お願いします。 ささきいさおのおっちゃんのマイケルが新たにはっちゃけてくださいな! 新撰組に出てる場合じゃありませんよささきいさおのおっちゃん(もう斬られましたが) もっぺん『ヒャッホォオオオウ!』とか叫んでください。 ああもうやっぱわたしキットさえいてくれれば他はどうでも良いです。 お話してくださいなキット。もう一度、あの声で。
電プレに情報があったそうな。 光田さんのことで。 友人にメールで教えてもらって、無言になりました。 ふとんにぱたりと倒れ込み、おもくるしくじゃまっけな心臓をどかしたい気分。 ―…そういうこと、なのですか? だから今回はいらっしゃらなかった。そういうわけだからなのですか? 公式にきちんと説明をしてくださらないものですから。納得してしまいそうです。 そういうわけで、エピ2にいらっしゃらなかったのなら。とても、さみしいです。
2004年09月11日(土) |
ゆるやかな秋のかおり |
朝からおでかけGOGO、調査名目のんびりランチ。 アイスフルーツティのおいしかったこと。ブルーベリーのプリンにもほくほく。
こんばんわ、さあ明日は指型クッキーを作らないと。もえぎです。 月曜には久し振りに学校で友人連中に会えるので。 前会ったとき、最後に振舞ったお菓子は初挑戦のフロレンチーナでした。 葵嬢に『クッキー系がいい』とリクエストを貰ったので、それに答えるため。 そこそこちゃんと出来ました。スイス菓子だそうなのです。 普通のクッキー生地の上に、お砂糖で煮詰めたくるみをまぶして。 本当ならスライスアーモンドなのですが、高いんですよスライスアーモンド……。 なかなか好評だったので、今度も頑張らないとです! 秋冬になると焼き菓子が大変重宝されます。 夏場は暑くって暑くってクッキーとかは食べてらんないのですよ。 今くらいの季節からなら、チョコも溶けませんしね(笑)
鏡に背中をうつしてみてびっくりしたこと。 うわあなんだこのきちゃないぼろぼろの背中(笑) このところのじんましんで、かきむしりすぎたようです。 ひっかいちゃいけないと頭ではわかっていても、気持悪いのですよ。 傷跡がたくさん残ってしまって、みるも無残で哀れな背中。 けれども自業自得なのでただ苦笑するだけでした。 結局原因不明のじんましんですが、ゆっくり治すしかないみたいです。 強いくすりで押さえつけるのではなく、少しずつ中和していくべきらしくて。 毎日一錠、くすりを飲んでいかなくてはです。 でもわたしのくすりはある意味二種類。 病院の先生が処方してくださったおくすりと、ハーシーのクッキー・キス(笑) チョコレートが一番のおくすりですー!
ベルギーのチョコは本気で半端なくおいしいと知り合いに教えて貰い、 京都の大丸にお店があるというので絶対行こうと硬く心に誓いつつ拍手のお返事です。 いい加減このノリツッコミ文章こそ本気でどうにかすべきでしょうか。 とか言いながらもうこんだけ続けてしまいました。ああもう。
>十日 ・11時の方 今にして思えばあのふたりの出会いは凄い状況ですね。 彼女は彼に震える手で銃口を向け、彼は彼女に撃てと言った。 あのときはまだ何も分かりませんでしたが、何かがあるのだけは分かりました。 二周目からはわたしあそこらへん好きすぎてにこにこしつつ胸がバンバンバンでした(笑) 運命のふたりの再会にしては、他のどのふたりと比べても緊迫したものだったでしょう。 それでも。大好きなのですよね。お言葉、ありがとうございました。
>十一日 ・13時の方 バルトならやりそうですよね?(笑)同意見をありがとうございます。 けれどそろそろバルトファンの方にお詫びしないといけませんね。 このサイトは何故だかバルトの扱いがやたらめったに悪かったりしますので。 たまにはきちんとした真面目なバルトのお話書かないとでしょうか。 フェイエリィや接触者対存在ならあれだけありますのに。 感想ありがとうございます。バルト、取られないよう頑張らないと(笑)
お天気がぐらぐらした日でした……。 けれども毎週のお話はきちんと更新、です。
こんばんわ、金曜ロードショーにびびったもえぎです。 や、ベイブを観ていたのですけれど。 『アヒルのフェルディナンドがジギーなんよなあ…』とか思いつつ(笑) 芸達者も大概な話だと思うのですよ江原さん。 で、おしまいになって。プレゼントのお話になったとき。 鼓膜を直撃した音に動揺しまくってしまいました。 『V!?』と。 いや、ヴィヴァルディの『四季』の冬ですから。 そうだと分かっていても咄嗟に思い浮かぶのは雪の舞うあのV。 譜面さえも思い浮かびますよV。『V譜面』と言えば通じますもんね…。 モッズのハイパーを説明する時に『途中にプチVが入る』納得して貰えます。 ヴィヴァルディに謝れな感じですが刷り込みなので仕方ないのです。 聴くたび、からだごとこころを奪われてしまうあの曲。 美しいムービーとピアノ。腹が立つくらい良い曲。ちくしょう。
そ、それはともかく今週の更新なのです。 拍手のお話はいつも趣味に走りすぎて時々自分でも切ないです。 わたしくらいしかこんなの書かないのかな…と、今更孤独再確認。 それでも書くのですから懲りませんね。 ともあれ今回は以下のラインナップになっております。 ・リベンジ素直なケビシオ(そして玉砕) ・ユグドラ若人カプ三組対比(で、やっぱりオチは…) ・はっちゃけラインの乙女(大変分かりにくい元ネタ) ・原初のふたり(たまにはフェイエリィ以外の接触者対存在を) ・ドラマCDお食事話補足(おっきい代表理事がどんどんお気遣いの紳士化) と、なっております。 うー、ラインの乙女のネタが分かりにくいのです。 どうしようかなあと思いましたが結局アップしてしまいました。 あの三姉妹を書くのがどうしてこんなに楽しいのかと思います。 そしてドラマCDお食事話は、少しキリの悪いところで切っています。 本当なら今回でおとこのこ編は終わらせるつもりだったのです。 でも、長くなりすぎてしまいやむを得ず二つに分けました。 ああ早く来週分のをアップしたいです! 後半のガイナンさんは書いてて大変楽しかったです。 おちゃめさんなお気遣いの紳士。末っ子調停者。 Jr.くんとの関係はあくまで対等に。 ちいさいお兄ちゃんとおっきい弟でプラスマイナスゼロな感じ。
結局こそこそと映画観に行きました。昨日の日記で言ってたやつです。 そして観終わった後、真っ先に浮かんだ感想はこれ、ただ一言。 『ちくしょうフランス人……!』(笑) なにあれ、なにあれー!くそう、むちゃくちゃ楽しかったです。 おかしいです、ああいう主人公、本来ならわたしとても嫌いなはずですのに。 彼の言動一つ一つについつい微笑んでしまう口元は隠しようが無いのです。 何ですかあのチューリップの騎士! 確かに男前ですけれど、桁外れにぶっちぎっての美形ではありません。 ブラピやキムタクさんみたいな尋常でない美形ではなく(あんたの美形基準って…) 笑うと顔中が口になっちゃうようで、しかも始終笑顔だからいつもそんなの。 芝居がかった仕草、飄々とした態度、天真爛漫なおおきいやんちゃもの。 そして―…わたし初めて見ました。耳にしました。 文字通りの『歯の浮くような台詞』ってものを……! 牢獄の中から、縛られて転がされた馬車の荷台から、戦場でだって。 あの虹追うやんちゃな騎士さまはいつでも笑顔でかきくどく。 しかもそれが、全く嫌な風に聞こえないのはどういうことなのでしょう。 あ。すみません、あの方ちっとも『騎士さま』な感じではありません。 だってフランス軍の軍服が青色だと知った反応がうろ覚えにこんなのです。 『ごめん、じゃあやっぱやめる。僕の色は黄色とオレンジだから』 ですから(笑)複数の相手ときったはったを演じながらも。 『剣術は舞いに、芸術に通じるからね!』と笑うのですから。 あーこの台詞大好きなのにうろ覚えなのがくやしいです。DVD出たら欲しいです。 確かにあのサーベルの扱い方は舞踏のようでした。 軽業師みたいにアクロバティックな動きをしながら相手をのしてゆく。 まるで遊んでいるみたいに、笑いながら。 女の子大好きの女たらしですが女の子のピンチには本気で怒る。 それが彼なりの騎士道だから。嫌な風に聞こえないのでしょうか。
ペネロペ・クルスがあんなに綺麗な方だなんてついぞ存じませんでした。 お名前しか存じ上げませんでして。コレリ大尉のマンドリン借りないと。 颯爽と銃を撃つのも、純白のドレスをまとって嫣然と微笑むのも魅力的。 特にラストの銀鎖と深紅のビーズで出来た髪飾りつけたのなんて……! スペインの方なのですね。カーロッタが成長したらああなるのでしょうか。 でも一番、息を飲むくらいに美しかったのはポンパドゥール夫人! ドレスの豪奢さもさることながら、役者さんの見事な金髪の艶やかさときたら。 首飾りの類を身につけず、首元にただリボンだけを巻いたスタイルが凄く可愛い。 中央に淡いピンクのシルクが走っていて、まわりはくすんだ黒のオーガンディ? いや、ポンパドゥール夫人なのですから全部シルクなのでしょうね。 右側で軽く結んでたらしているのがとっても素敵でした。 流石色んな意味で伝説の人だと思いました。ヴェルサイユまでいらっしゃーい。
脚本も演出も衣装も台詞のひとつひとつに至るまで、とても心地良かった。 絢爛豪華な大人のお伽話みたいでした。 出来るところまで目いっぱいやってやらあ!と、本気も本気のお伽話。 ああ楽しかった。本当に楽しかったです! お陰で今日じんましんの血液検査でやっぱり原因不明だと言われてもへっちゃらです。 ただ、わたしに一つだけアレルギーがあることが判明しました。 ……スギアレルギーなのだそうで。 今まで花粉症とは全く無縁でしたのに、これからはそうも言ってられません。 酷いアレルギーらしく、花や木には十分注意するよう言われました。 うう、これからもう森も林も入っちゃいけないかと思うと悲しくてなりません。 なのにこれをメールで告げたところ、友人連中の笑うこと笑うこと。 そこは笑うところ違うわー!どいつもこいつもろくでなしめー!
2004年09月09日(木) |
昨日の波が夕暮れ温度くらいになってくれればと |
電車の揺れかじんましんか精神的沈潜か理由は謎ですが気分が悪く。 『♪1mmも負ける気はしない Baby, have you luck!』なんて言い切れれば、ね。
こんばんわ、京都に戻ってひといきついて。もえぎです。 ほんの数時間前まであの穏やか過ぎる田舎にいたのが嘘みたいです。 良くも悪くもあそこはわたしにとって穏やか過ぎます。 静かで雑音がなく凪いでいて且つ好きで好きでたまらない。 だからこそ離れなくてはなりません。 居心地が良くて、良過ぎて、わたしが融解してしまいそうに思えるのです。 それはときに何とも言いがたいそらおそろしさを伴います。
お昼ご飯食べて帰る前に、午前中のうちにしておいたこと。 てくてく歩いて図書館へ。借りていた数冊の本を返して。 少し時間があったので、館内でもう一度ふたりのロッテを読んでみる。 で、何度目か知れないのに、また涙ぐみそうになって慌てて目元をこする。 こどもを絶望させてはいけない。こどもは絶望なんてしてはいけない―…! 読み終わって図書館を後に。帰り道にお宮さんへ寄る。 ポン菓子屋さんの車が西門に来ていて良い香り。 境内はいつもと変わらず鳩がうとうとしていていつもと違って槌の音が響く。 去年の秋祭りに破壊したおみこしを今年も破壊すべく修理する音。 ここのかみさまはおみこしを派手にぶち壊すとよろこばはるのです。 で、おさいせんに五円を投げてかみさまにごあいさつ。 昔馴染みのご神木である大銀杏にもごあいさつ。 そのままうちに帰って荷造り最終調整。お昼を食べて出発。
risetteさんの曲に『tangeline』がありますけれど。 あれの歌詞の一節が、そのときの心境と照らし合わせてとても好き。 とてもきれいなので。単純できれい。 ただ一言。『ああ さよなら』と。 この曲にはフィロソフィカルなミックスもあったりしますが。 それもまた、きれい。とてもphilosophical。アコーディオンは反則。 ワルツのリズムがまた可愛らしく反則。フナキさんとwの猫め。 フナキトモスケさん、TOMOSUKEさん。女の子の味方。 『ああ さよなら』……。
さあ。明日からはばんばかやることが山積みになっています。 最優先事項はこの厄介なじんましんの血液検査の結果を聞きに行くこと。 もうくすりが尽きてしまって、また発症の兆しなのが忌々しい。 今も左手が軽くしびれて気味が悪いのです。 土曜日は人と会う約束があるので出かけなければですし。 日曜日はお天気が悪い上、次の日知り合いに会うのでお菓子を焼かねば。 ともあれ明日は朝から病院…と、思っていましたら。 そういや何か観なければならない映画なかったっけなと思い出し。 がさごそ上映スケジュール表取り出して見てみたら。 ……『花咲ける騎士道』明日までだったー! しかも上映は午前中…いきなり崩壊わたしの予定。 うう、もしかしたらアンコール上映があるやもしれませんけれど。 これは絶対見逃したくないと思っていた映画なので、仕方ありません。 初めて知ったのですよ。 おかだますみのおっちゃん(漢字わすれた)のあだなの由来。 どうして『ファンファン』って呼ばれているのだろう?って。 この映画のことだったのですね、由来。伊達男な騎士さまの名前。 昔の作品のリメイク。しかもリュック・ベッソンのおっちゃんの手による! レディースデイに観れないので通常料金なのが痛いですけれど。 やむをえません。まあ、たまには、ということで。 胃の中身みんな戻してでも全部やり遂げろわたし。
テレビにヨン様が出るたびわたしは『絶対ヅラだ』と言います。 そして母は『絶対入れ歯だ』と言います。そんな日々も今日でおしまい。
こんばんわ、明日は京都に戻ろう。もえぎです。 いーかげん学校に備えないとです。ああ大荷物が肩に食い込む。 潮風とお城とこのおだやかすぎる田舎にさよなら。 どーせ十月にはまたいっぺん帰らなきゃならないのですけれど。 それでも。さよならは、繰り返すたびごと少しさみしい。 けれどそれはきっととてつもないワガママ。
もっと無理をすべきなのでしょうか。 ぎりぎりまで追い詰めてどうしようもなくなるまでと。 おもたすぎる溜め息が、ごとりと床に落ちそうです。 せっかく今日は、久し振りに紺堂嬢と遊びましたのに。 わたしは彼女と遊ぶときは特にワガママフルスロットルなので。 きゃいきゃいわあわあさんざワガママ言って遊んで貰いました。 それも逃避だと言われてしまえばおしまいの果敢ないもの。 でも、とても楽しかったのです。 ガイナンさんがお気遣いの紳士だとかで盛り上がりました(笑) いや、ドラマCDお食事話でガイナンさんを書いたのですけれど。 どんどこお気遣いの紳士化が進んで大笑いなのです。 お気遣いの紳士で、ちょっとお茶目さん。 ただの男前だけじゃあつまんないと思うので。そんな風に。 でも末っ子なのですし、お茶目さんでも良いと思うのです。 それともやはり男前は男前として男前に書くべきでしょうか。 でもわたしはそんだけだとおもしろくないのです。 ともあれ今日はありがとう、紺堂嬢。色々描いてわたしにください(笑)
希望と不安が高潮みたいに揺れています。 ふ、と気を抜けばすぐさま飲み込まれてしまいそうな。 もう半分以上飲み込まれているような気がしないでもありませんが。 黒く、深い、夜の海―…息も出来ずに引きずり込まれる。 でもそれはわたしが悪いから。 もっと、もっと苦しめば良いのでしょう。 傷ついて血を吐くほどに苦しんで打ちのめされるべきなのでしょう。 貴様の指など何をさえずることが出来るのかと。 それで生きてゆきたいだなんてふてえ根性? 世にはもっと才能に溢れた賢い数多の方々が満ちているというのに。 この文章のなんてうすっぺらなこと。 わたしは自ら生み出した子に誇りを持って愛することが出来ない? それはひとえに自分の無知蒙昧の所為なのに。 こどもたちは悪くなんてない。ただわるいのはこの身。 『ことば』からどんどん力が色褪せてゆくのがまるで体から熱が引いてゆくよう―…! 蒼く凍えてこおりつきそう。
あめふりどかどか。いっそおおかぜごぎゃんごぎゃん。 通り過ぎてくれて、ほ、となりました。
こんばんわ、自然災害二つに怯え続けるのは嫌なので。もえぎです。 台風大絶賛通過中に一緒に余震さえもありましたよ。 思わず背中をぴったり柱にくっつけたまま硬直してしまいました。 和歌山にお住まいの方なんて、気が気じゃなかったでしょうね……。 常に二つもの心配が迫り来るだなんて嫌です。 しかもそのうち一つは警報も何も出せたもんじゃないのですし。 どちらか一方が、早く済んでくれて安堵なのです。 新潟にお住まいの方は大丈夫でしたか?
PWをこっそりぱらぱら読み直してみたのです。 そして、今更ながら、とても今更ながら、気付いたこと。 シグ、好きです(笑) いやあ本当に今更なのですがわたしシグ好きみたいです。 や、ゼノの場合わたしはあの世界すべてをひっくるめて愛すのですが。 今更シグの素敵さに改めて気付き、驚いています。 そういえば今まで書いてきたお話の中でもそこそこシグの姿はあったりで。 あんなに男前なのに甘党さんなのがなんだか可愛いギャップで。 エリィへのアドバイス役だとか、ゼファー様とのお話役だとか。 結構動かしやすい人だったりするのです。
そしてジェシーのおっちゃんの豪放磊落っぷりにもくすくす笑ってしまって。 シタン先生のユイさんへの激しすぎる一目ぼれっぷりに突っ込んでみたり。 俗に言う旧エレメンツ組がなんだかとても楽しそうに見えてきました。 ブランシュご夫妻のとこにみんながわいわいしてたころは面白そうです。 ラケルママとてもお綺麗な方ですし。ジェシーのおっちゃんあんなですし。 皆集まっては、わあわあ騒いでいたのでしょうね。 わたしは…このメンバーは、完璧に『大人』として見ていたので。 皆がフェイやエリィくらいの頃を考えてもみませんでした。 でも。そんな頃も当然あって。 それを思うと何やらひそやかにわくわく嬉しくなってしまいそうです。
で。なんだかシグが書きたいような気分です(笑) シグはきっと女の子に大人気だと思うのです。やさしいですから。 女の子メンバーに色々相談されたりしてるシグを書いてみたいです。 あとこっそりシグゼファとかですね。つくづくマイノリティですねわたし。 わたしひっそりとシグとマリア仲良しさんとか思っているのですがどうでしょう。 何かマリアが懐きそうな気がするのです。 それはわたしがシグゼファとか言うてることによる思い込みでしょうかね(笑)
そしてこのサイトはプロ野球選手会を全面的に支持します。 がんばれみんなー!がんばれ古田くんー!
一度見てみたいなあと思うもの。 『小型で非常に弱い台風』。熱帯低気圧ですか。そうですか。
こんばんわ……地震はもうイヤ。もえぎです。 あれだけ揺れたにも拘らず、ニュースの扱いはいまいちだったりで。 いや、他にも大きなニュースがたくさんだからとは分かっています。 誰も亡くなってはいませんし、ただ揺れただけだからと。 でも、こうも扱いが小さいのは、東京じゃないからかなあ、と。 ちょっと捻くれたことを考えてしまう地方民の矮小さ(苦笑) 誰も亡くなっていません。それに途方も無く安堵しました。 ただ、ゆれただけ。 あの日もそうでした。ただ揺れただけだったのに。 とてもとても。とても。こわかったのですよ。
地方新聞の片隅に、ちまりと載っていました。 昨日の地震で病院に運ばれた女の子のこと。 中学生の女の子。揺れに、過呼吸を起こして倒れたらしく。 原因は。 あの頃は、三つか四つか、そこらでしょう。 それでも昨夜の揺れに、思い出して、倒れた。 ……おぼえているのでしょうね。 そんなに、ちいさかったのに。あれを。
わたしは揺れたくせにああも安全な場所にいた。 お城の天守では、お社のお神酒が倒れもしなかった。 いっそご近所さんとして一番近く助けに行くべき場所でした。 だからそう偉そうなことを言えた立場ではありませんけれど。 ただ、忘れないでいなければならないと思うのです。
ナルニア国ものがたりを読み終わって複雑な心境だったりします。 最初読み始めて、わあなんてやさしいですます口調だろうと思って。 訳者あとがきまで到達して『瀬田さんー!?』と驚いてみたり。 道理で古風な上にこどもにはやや分かりにくいやさしい訳だと思いました。 まさか指輪と同じ翻訳者さんとは。 そういえばこないだ小公子の翻訳がアン・シリーズでおなじみの、 村岡花子さんだと知ったときも驚いたりしておりました。
で。ナルニアですが。うう、微妙に複雑な気持ち……。 読むごとに、色々と明かされてゆくのは心地良いのですけれど。 やはりわたし冒険もの向かないな、と思いました。 はらはらしすぎて怖くて落ち着いて読むのがつらいのですよ。 いちいちエド悪い子ー!とか、ユースチスー!とか、なりすぎ。 最後らへんでああだからあの衣装タンスはー!とかなるのは楽しいのです。 でも…でもなあ……あの結末はありなのですか……。 そしてスーの行く末が凄くさみしかったのはわたしだけですか。 作者さんがとても敬虔なキリスト教徒さんだからでしょうか。 瀬田さんが教えてくださったあちこちのことに、ああ、となりました。 にちぇなら確実に駄目!って言いそうな内容です(笑) 読むにつれどんどん、おいおいずんずんこれじゃプラトンですよな感じ。 所々がとてもキリスト教的で、それがどうも受け入れがたかったのやもです。 神の死そして復活。何度も出てくる罪と同じ数字。 アスランは下手をすると、酷い暴君みたいに見えたりしてしまいそうです。
児童文学で思い出しましたけれど。 今月の頭にポッターさんの新しいのが出たのですね。 わたし、友人に借りて賢者の石だけ読んだのですけれど。 どう?と訊かれて送ったメールに書いた感想は。 『凄惨だった』でした。 『どういうこと!?』って言われました(笑) いえその…わたしにはちょっと……凄惨に思えました。 イジメとかの表現が大変生々しくて、読んでてつらかったので。 あと、フォント替えの技法が多用されていたのも。ちょっとなあ、と。 それともあれは翻訳前の状態からして為されているのでしょうか。 以前に久美先生があの技法はズル、みたいに仰せだったのに同意なので。 文章ならば文章自体で勝負しなけりゃです。ビジュアル的表現多用はずっこいです。 ので、わたしは今ひとつポッターさんの楽しさを分かっていない人だったりします。 二巻からはそんなに凄惨なこともないのでしょうか。 そしていつの間にやらポッターさんポッターさん言い過ぎて定着してきました(笑)
寄宿学校ものなら、おちゃめなふたごシリーズが好き。ムーンライト・ピクニック! 魔法をつかうのなら、ベタベタですが魔女の宅急便が好き。くすりぐさのあたり。 で、もうどうしようもなく好きなのは、はてしない物語ですし(ミヒャエルおじさん…!) ジム・ボタンよりはモモち(モモち言うな)エーミールもルイーゼロッテも好き。 ああ、ロッタちゃんも可愛いなあ。でもバムセはもう少しそっとだきましょう。 けれどもわたしととっても長い『腹心の友』みたくいてくれたのは。 ジョゼフィーン・マーチ、ジルーシャ・アボット、それにプリンセス・セーラ・クルー! 勿論コーデリア・フィッツジェラルドことeのついたアン・シャーリーも。 しかしすっごい法則性分かりやすいですねこれ……(笑) あ、でもですねマーチさん家の姉妹は三女がとても好きですよ。 内気なエリザベス、いっそジョーと二人セットで好きなのです。 針さえ『とても重いの』と言った彼女がどうなったか知っていてもそれでも。 なにせわたしおちゃめなふたごだと、パメラ好きですしね。分かりやすすぎる。 つくづく冒険ものと縁遠いものばっかり読んできてるなあ。 だって怖いのも痛いのもつらいのもやたらめったにこわがるので。
だからこんなのんべんだらりとした話しか書かないのですねわたし!(笑) とか今更気付きながら拍手のお返事させて頂きます。 いい加減ノリ突っ込みみたいなこの出だし文どうにかしますか。 でもなかなか良い案が思い浮かばないのですよ。ううむ。
>六日 ・0時の方 お気遣いありがとうございます。そちらこそ大丈夫でしたでしょうか? 結構揺れましたが、元気です。被害もありませんでしたし。 ただ…凄くこわいのですよ。揺れる電灯見ながら体半分逃げそうなのです。 昨夜は怖くって、ネットもろくに繋がずふとんにもぐりこんでしまいました。 時間から察するに、揺れてすぐ、お言葉を送ってくださったのですね。 ありがとうございます。こんなサイトですが、よろしければまたご覧になってください。
2004年09月05日(日) |
『スノーホワイトミステイク』 |
なんとなく。なんとなく、そういう気分。 何かが見えたような分かったような怖いような。そんな。
こんばんわ、なんとなくオリジを載せてみたり。もえぎです。 ちょっと前に書いたオリジのお話をひょっこりと。 だからなんだと言われてしまえばそれまでですが。 おかしなふたごのおはなし。ふたごがこんなにふしぎにおもしろいものとは。
今日は親戚のねえちゃんちで色々とお喋りをして。 着物を見せて貰って、話して貰って。 地震がとても長い揺れで体を強張らせてみたり。 大丈夫ですか。どなたも怪我なさってませんか。 ……駄目ですね。もう地震はやたらと過敏になってしまいます。 ともあれ今日はなんとなくなんとなくな気持ちがしたので。 わたしにどんな道があるのかどうかなんなのか。
と。その前に。拍手のお返事をさせて頂きますね。 つくづく遅くって本当に申し訳ありません。 王子とか王子とか王子とかで無駄に体力使いすぎなのです(笑)
>三日 ・0時の方 ハレンチVSセクハラ対決感想ありがとうございます(笑) このコンビは書いていて何かとても怪しくて楽しいです。 ちょっと楽しみ方を間違えているような気がしないでもありませんが。 エルボーかましている人が気合入っているのは、こっそりケビシオ主張です。 わたしはやはり関西人ゆえに、時々こういうアホ話書きたくなるのです。 シリアスも好きなのですが、ネタに走るのも楽しいのですよ。楽しんで頂けて嬉しいです。
>四日 ・0時の方 み、身もだえなさったのですか!?(笑) いったいどの話をご覧になったのでしょう……。 ともあれ、良い意味での身もだえで良かったです。 これが悪い意味での身もだえならば、わたしあわあわする所です。 うーむ、しかしどのお話でしょう。今回、身もだえするようなものって……。 まだまだぬるいお話ばかりですけれど。感想ありがとうございました。頑張ります!
・19時の方 秩序の娘さんの計算感想、ありがとうございます。わたしの中でコスモスは、 『パパの遺言に従い未亡人のママを守る宇宙最強の娘』なので。 全てはブラックボックスに込められたパパの願いのままなのです。 というかコスモスの場合ブラックボックス任せにしたら何でも可能です。 あのお話は、別名『ちう迎撃態勢』だったりするのです(笑) 身長差についてやいやい書いているのはその所為だったりします。
・20時の方 いえいえ不審だなんてことありませんので。 どうかお気になさいませんよう。連打オゥケイですから(笑) と、申しますか。連打なんて大層なことしてくださって、ありがとうございます。 だってそれは凄いことだと思うのです。ですよね? それに報いることが出来るようなお話を書いていきたいです。 ケビシオ強化月間にしますか…いっそフェイエリィ礼賛祭りにしますか……。
>五日 ・12時の方 しあわせなふたり。さて、どのふたりでしょう? ケビシオにせよフェイエリィにせよ、今回は台詞無しのお話ばかりで。 それはそれで書いていて楽しいのですが、ちょっと寂しくもあるのです。 ともあれ、い、癒しだなんて…でもあのふたりがしあわせであるならば。 見ているだけでほんやりしてしまうのは、とても嬉しいことですものね。 感想、ありがとうございます。励みになります!
『スノーホワイトミステイク』
むかしむかし、あるところ。 とある国の王妃さまは、寒い冬の日、やんわりとあたたかな微笑を灯しておおきなおなかをさすりながら思いました。 『雪のように白く、黒檀のように黒く、この血のように赤い子が生まれてきてくれたなら』 その笑みと指先は、いくら冷えた夜の底でもまどろんでしまうような、春の陽めいたうららかなひかりを綿毛のごとくぽわぽわと零しているようでした。 そして王妃さまの願いがかなったかどうかは、誰しもが知るところ。
さてさて。そんなにむかしでもない、あるところ。 王妃さまでもなんでもないおかあさんが、清涼な初夏の朝、洗濯物を干しながら、ちらりと笑みを宿すとおおきなおなかをさすりました。盛んにコミュニケーションを求めてくる見えないこどもの相手をしているのです。と、ふと、ぴんと何かを思いついたおかあさんは、やや大儀そうに顔を仰向けると、あきれるくらいの青空に目をすがめて、眩しそうに手をかざしました。 「雲のように白く、漆黒のように黒く、暁のように赤い子が生まれてきてくれるなら」 いたずらっぽい眼差しは、ちゃめっけたっぷりで、女のコみたいで。けれどもたまらないくらいの慈しみを込めて、おっきなおなかを撫でるのです。 そしておかあさんの願いがかなったのかどうかは、これからのおはなし。
「ね、わたし、あれがほしい!」 いつものたそがれ金色帰り道。かおかおカラスがさよなら言う時間。そんな時に、いきなりかくん、と腕をひっつかまれました。でもそんなに驚くことではありません。おひさまのかけらをばら撒くようにきらきらとした声と笑顔で、彼をひっぱった相手は、おんなしくらいの背をした六つのおんなのこなのですから。 「あれ!あれがほしいの、とりにいくの!」 「どれ?どんなのがほしいの?」 ねえねえとねだるように、腕をきゅ、としてくるおんなのこに、ずっときゅ、とされているおとこのこは、静かに聞き返しました。それは、おんなのこのきらめくような声音ではなく、どこかしら清冽で。おつきさまがゆったりと銀細工に微笑んださざなみのようでした。 おんなのこはここできゅうに、ぴたりとひっぱるのをやめました。その代わり、真っ直ぐにおとこのこを見つめると、嬉しくて嬉しくてたまらないように、にっこり微笑みました。その笑い方は、あの、初夏のおかあさんに少し似ているように見えました。 おとこのこと瞳がひとつに繋がれたまま、おんなのこは、そっと、ちいさな指を伸ばしました。沈みかけの日輪に射られて、おもちゃみたいな爪がちまりと光りました。 「あれなの」
それにしても、この、おとこのことおんなのこ。ちっちゃなふたり。なんて、ふしぎな子たちなのでしょう!おんなのこがなにかを指している間に、ちょっと説明してみましょうか。 そもそも。このふたりは、とてもよく似た顔立ちなのです。ちょっとおんなのこのほうが、やわらかい面立ちですけれど、背はほとんどおんなじで、ふたりが顔を向き合わせると、ほとんど同じ高さに鏡のようなふたつの瞳を見つけるのです。そして、その中に、それぞれ自分の顔を見つけるのです。見る人が見れば、だれか一人くらいは、このふたりがふたごであると気付いたでしょう。 そう。ひとり、くらいは。
だってこのふたごは、とてもよく似ているのに、ちっとも似ていないのです。
今、おんなのこに言われるがまま、示されたほうをしげしげと眺めているおとこのこ。ざっくりと切りそろえられた短い髪は、驚くほどに純粋な乳白色をしています。それは、どうしても日焼けとは思えないなめらかなココア色の肌と、とても鮮やかなコントラストを描いていました。そして、彼を目にした人は、誰もが、その幼い顔をどこか大人っぽく凛とさせている、明星のような冬りんごの瞳にどきりとするのです。 じゃあ、おとこのこの前で、満開のひまわり畑みたいな笑顔で、空に近い場所に微笑んでいるおんなのこは?ルビーの髪を肩口でふんわりとさせて、まるで赤い雲のよう。わくわくでいっぱいにした、宵闇にきらめく夕星の双眸と、そろいであつらえたみたいです。触れたらとけそうな淡雪の肌には、季節外れのかわいい桜がほんのりと咲いています。 おとこのこは簡単なシャツに、くるぶしが見えるくらいのズボン。おんなのこは飾りっけのない、裾が少しふくらんだ袖なしワンピース。鼻緒が色違いのちんまりとしたぞうりはおそろいでした。 ふしぎなふたごの夕暮れ小道。早くお家に帰らなきゃなのに、はてさて何を見ているのやら?
「ねえ、みつ。どれ?」 「あれよ、なつ。みてみて?」 どうもうまく、指さしたものが見えないらしくって、おとこのこが手をかざしながら、ふたごのかたわれの名前を呼びます。そしたら呼ばれたおんなのこも、自分の別々の半分の名前を言いながら、答えてみせます。どこー?どこー?言うものだから、ほらあそこなの、あそこなの!と背伸びしながら教えます。しばらく、ふたごが爪先立ったり屈んだりしていると、ようやくなつは分かったようでした。
細いような、太いような、どっちかよく分かんないような。木。つやつやと青黒く輝くおっきな葉っぱを持っていて、あちこちにかかえたおっきなつぼみは、ほんのりオパールと黄金をまぶしたよう。 そのうちのいくつかはあまい溜め息を零してほころんでおり、木蓮のようにぽってりとした、真珠を掃いた花は、レコードくらいの大きさがあります。 真ん中に煌めきさんざめくラインの宝を抱いた純白の花は、バニラより甘くラムネより爽やかなかおりを撒いて、咲き誇っていました。
ここでやっと、みつが『ほしいの!』と盛んに言っていたものの正体に気がついて、なつは、ああ、と声をもらします。ええと、とちょっと悩んでから、みつに向き直りました。 「……たいざんぼく?」 こないだ、おかあさんに教えてもらったばかりの、ちょっとむつかしい名前。間違えてやしないかな、と確かめるように呟くと、みつはそりゃあ嬉しそうに、こくこくと首を縦に振りました。あんまり元気いっぱいにするものだから、ルビーの髪がかすみのようにふわふわ漂います。 そういえば、となつは思います。何日か前、おかあさんにこの木の名前を教えてもらった時は、まだこんな風におおぶりのはなびらを振りかざして、お花は咲いていませんでした。けれど今は、そこらじゅうに、その日にはなかった、とてもいいかおりが満ちていました。まるでレモン水のにわか雨が通りすぎたみたいにかぐわしいかおりでした。 「わたし、あのお花がほしいの。だから、とるの!」 「みつ、届くの?」 すぐにでも助走をつけて幹に飛びつきそうな彼女に、やんわりと尋ねてみます。その間にもなつは、どうしてみつがこんなにも泰山木の花を欲しがるのかが分からなくて、ずっと考えていました。確かにきれいなお花ですし、とってもいいかおり。でも、もっと手の届きやすい所にも、すてきなお花はたくさんあります。それなのに、みつはこの白いお花が欲しいと言います。 だから、あらためて訊いてみます。ゆったりとした眼差しで、おっきな木を見上げながら。
「この木、ぼくらの背の、何倍もあるよ?」 「こないだふたりで、もっとおおきいのにのぼったわ!」 ほら、こおんなに、と。両手をうんとひろげてみつは反論します。お社の側のおっきないぶきに、ふたりでがんばってのぼったじゃない、と。それは確かに本当のことで、のぼりきった時、なつも大変とくいな気持ちになったものです。でも彼は首をふるふるします。 「枝の感じが違うよ。ぼくらの手が届く高さに、いい枝ががないもん」 「じゃあ枝があるばしょまで、よいしょって、がんばってのぼるわ!」 「足ひっかけるとこもなくて、まっすぐだし」 「じゃあなつ、ちょっとだけかたぐるましてちょうだいな」 ぴたぺたと、木の表面を触ってみます。そこはちょっとざらざらしていましたが、すっかりきっぱり真っ直ぐに伸びていて、いぶきのようなでこぼこは一つきりだってありはしませんでした。あのでこぼここそが、木登りの重要な足がかりだというのに! いいこと思いついた!とばかりにみつはかたぐるまを提案してくるけれども、それもどうやら無理のようでした。なにせ、お花の咲いている高さは、ちいさなふたりがふたりぶんでも、ちっとも足りない届かない場所だったのです。 なつはとても残念に思いました。せっかく、こんなにもみつは一生懸命なのに、手伝ってやれないと、しっかり確信してしまったのです。だから、しょんぼりさせてしまうなあ、と少し切なく思います。 「枝までいけても、この枝はみんな細すぎるよ。いくらぼくらでも、途中で折れちゃう」 決定的でした。もし、なにか魔法みたいなことが起きて、高い場所まで行けたとしても。とうの枝が細くっては、つかまることなどできません。うんしょと力をかけたが最後、あわれな小枝は、すぐにもぽきりとかなしい悲鳴をあげるでしょう。
けれども、驚いたことに、これだけ言ってもみつは諦めませんでした。ちょっとうるんでしまった闇色の瞳を気にかけることもなく、いやいやするようにかぶりを振ります。 「でも…でも、わたしは、のぼるの!」 「どうして?」 心底から分からない、と言わんばかりに、なつは問いかけます。ちょっとしゅん、としてしまったかたわれの顔をなぐさめるように覗きこんで。いたわるような銀月の声音に、みつはゆっくりと顔を上げます。そこに浮かんでいた表情は、なつの驚いたことに、太陽の雫にぬれそぼったような極上の笑顔でした。 「だって、あのお花、すごくおっきいから。わたしの顔くらいおっきいから。髪にかざったら、わたしのあたま、まっしろになるでしょ?」 わくわくと零れ落ちるのはひかりの花粉、おひさまに祝福された花が咲きました。 「そしたら。ね?わたし、なつとおそろいになるもの!」
びっくりしてしまいました。なつは、すっかりびっくりしたのです。冬りんごのきれいな瞳がすっかりまんまるになっていて、本当のりんごみたいでした。 どうしてみつは、そんなに白い花が欲しいのか、とってもふしぎで。そしたら、それはおそろいが欲しいから、というわけだと知りました。もうふたりはとっくにふたごで、おそろいで。一番近い半分の別々の片方ずつなのに。すっかり、びっくりしてしまいました。 でも。じわじわと胸になにかがしみだしてきて、なつはゆるゆると口元を緩めました。潮が満ちてゆくように。どうしてだかは、言わなくても、もう、お分かりですよね? なつは、ゆっくり、ゆっくり。とっときのチョコレートを口にふくんだときみたいに、言いました。
「…いぶきに」 くん、と顔を上げて、みつを見ます。笑いかけます。右手を、出します。 「こないだの、いぶきに、のぼりにいこ?」 みつはきょん、とした顔をしています。まだよく意味が分かっていないみたいです。それは当たり前のことですね、だって、なつはまだ意味を言ってないのですもの。夜とおんなし色した目を瞬かせようともしないみつに、彼は続けます。 「いまの時間なら、太陽はうんとあまくにつめたアプリコットゼリーだよ。それを浴びたら、ぼくはまっかになるから」 あ。と、みつの顔が輝きました。ぴん、と、なつの言おうとすることに気付いたみたいです。星の瞳がきらきらします。今にもはちきれそうなざくろみたいに、ちいさな胸から、ぱあんとはじけてしまいそうな様子でした。 そして、りょうてのひらから零れ落ちそうないたずらっぽい笑顔が、ふたごの間で繋がりました。 「そしたらぼくはみつとおそろいになるよ。これじゃあ、だめ?」 「ううん!!」 だめなものですか!と、相手の手のひら追い越して、なつにしっかり飛びつきながら、オレンジの呼気と一緒にみつは答えました。いきなり笑い声といっしょに飛びつかれて、倒れそうになりながらも、ちょっとふらふらしただけでなつはしっかり彼女を受け止めて立っていました。けれどすっごく勢いがついてしまったので、その場でいくつかくるくると回ってしまいました。ふたごはくるくるしながら、きゃらきゃらと声を零し、こつん、とおでこをくっつけあって、さも楽しそうに笑いあいました。 そしてその日はふたりして、いつもよりうんと近い場所で、アプリコットのおひさまにおやすみなさいを言いました。
でも、ふたりが本当におそろいになったのは、晩ご飯のオムライスを食べていて、おかあさんに『あらあらふたりとも、おんなしじゃないの!』と笑われた時でした。 びっくりしたふたごが、スプーンを手に持ったまま、お互いのかたわれの顔をみました。鏡を合わせたみたいに向き合いました。そこには、顔じゅうケチャップまみれでくちゃくちゃに真っ赤になった、自分の半分がきょとんとしていました。 たしかにおそろいなのだけれど。うん、おそろいね。しばらく身動きもせずにじぃっと見入りあった後、ふたごはたいそう満足したのか、一緒になって、おんなじ呼吸で、たまらないほど嬉しそうに楽しそうに笑いあいました。
もちろん、きちんと後で、おかあさんがにこにこしながらごしごししてぴかぴかにしてくれましたけれどね。とってもしっかりタオルでごしごしするので、ふたごのほっぺがマシュマロみたいに、むにーと伸びてしまうくらいに。 『それでも、おそろい、ね』 ふたごは、あたたかなおふとんの中で、も一度まじまじと向き合ってみて。ぺたぺた相手に触ってみて、やっぱりおそろいなのを確認してから、安心しきってふたりまるまって、眠りましたとさ。
だから今更。『おかあさんの願いはかなったのかどうか』だなんて、ね?
2004年09月04日(土) |
更新履歴なのかどうなのか |
一晩遅れてしまいましたけれど、先月分の拍手なお話まとめました。 しかしここはゼノサイトですのに今日の日記の内容ときたらもう。
こんばんわ、すみません。先に謝っておこうと思うのです、もえぎです。 今日の日記はゼノファンの方にはちぃともおもしろくない内容なのです。 あんたここはゼノサイトだというのに何をという内容なのです。 しかしそれでも語らずにはおられないのです。 今のわたしはコナミさまにめろめろ(笑)
昨日はやたらめったに歩き回りすぎて文字通りへろへろでした。 昏々と眠り続け気がついたら正午寸前でした(笑)疲れすぎ。 体中がだるくって仕方ないのですけれど、満足ではちきれそうなのです。 ポップン12、大阪ロケテスト。あんなに楽しいロケテは久し振りでした! 朝もはよから電車でごとごと揺られて行って。 普段なら一人でうろつくと確実に迷うのでひやひやものですのに。 その日ばかりはうきうきしながら地下鉄うろうろしておりました。 待ち合わせ時間には間に合ったのですけれど相手が寝坊してしまったり。 ので、知らない場所を一人で探索しなくちゃならなくなって。 ちょっとブルー入りながらもなんとかロケテ店まで辿り着いて。 夏休み明けの平日午前中。予想通りお客さんは少なめ。 並んでいるのは二・三人程度。おっしゃと思いつつ並びます。 で、順番が回ってきて。オプションつけて、モード選択して。 ごたいめん。
叩いている間に、顔があつく染まってゆくのがありありとわかりました。 ハイパーかけてレベル25、ちょっと心配なので三曲目に選択。 本当なら一曲目に、一番最初に会いたかったのですけれど。 最後に選んで貴方の曲を。 肥塚王子。やさしい素敵なベーシスト。で、サラリーマン。 イントロで一気にぐい、と引き寄せられる感じ。そこに混じるやさしい声。 疾走するポップスは決して早くはないけれど何とも心地良い風が流れて。 包み込むベース。駆けてゆくドラム。茶目っ気さえ含んだギター。 そして紡がれるやさしいやさしい歌声。 『♪ねえちょっと聞いてよこれからのこと』 憧れてたあの部屋は一人だと寂しくて広すぎるのだそうですよ。 だから可決するのです、『ふたりのマニフェスト』を。 曲の題名がそれだからジャンル名がストレートに『プロポーズ』。 はずかしいくらいにやさしい音楽。
赤くなってしまうほどはずかしいけれど名曲なのです! そんなだから三回プレイして九曲中三曲が王子曲だったのです。 譜面もわたしには手頃で、とても叩きがいがあって楽しかったですし。 レベル25曲を初見で二百コンボ越えの九万点越えなんて滅多にないです(笑) そして、なにより、キャッチー! ポップでキャッチーでなんとも魅力的なのです。 ぐいぐい否応なしに引き寄せられますけれど、それは決して強引ではなくて。 無理やり心臓を乱暴に掴まれるのではなく、そっとあえかに包み込むような。 あまい、やさしい大気みたいにふわりふわりと引き込まれてゆく。 くう、何なのでしょうあの王子は。三十台妻子持ちサラリーマン王子。 なのに、なのにこうも完膚無きまでにときめくだなんて!(何語だ) ……とまれこうまれ。他の感想は以下に箇条書きで。
・王子最高。王子大好き。 ・ごめん、マモルくん(担当キャラ)おねえさんが悪かった。 ・きみを最初イロモノだと思ってしまっていて、ごめんなさい。 ・賢いきみは立派な紳士ですよ…そりゃ六法全書も読みますよ……。 ・クリア時アニメーションの、おままごと結婚式の可愛さときたら。 ・版権曲のエヴァは普通に笑いました。背景が面白すぎる。 ・『十二番目のキ種』『瞬間、手、重ねて』『音楽の必然的融合』 ・そして紹介文は『あの曲、襲来』 ・デザイナーさんはおそらくノリノリで作ったのだろうなあ。 ・今から担当キャラが楽しみです。プラグスーツミミニャミ? ・いっそサキエルくんとかになりそうな気がしないでも。 ・譜面的には非常に叩きにくいです。同時押しがいやらしい。 ・回を増すごとに聖夜パパにはほれぼれしてしまいます。 ・ぐいぐいクオリティが上がっていっているのです。 ・シンフォニックテクノが素晴らしい!ヒーリングデュオもまた。 ・ヒーリングデュオの双子ちゃんは明らかにミコシバ乙女。 ・個人的に今回はプロポーズに次いで良かったのはアカペラ。 ・アーティスト名が『ウッチーズ』なので、恐らくポップン青年隊の仕業。 ・コンポーザーズがみんなでわいわい集まって歌っているのでしょう。 ・しかしサラリーマンが額つき合わせて皆でアカペラの練習って。 ・制作室の片隅で『ぼん、どぅん、どんどんど、どぅん』 ・とかってボイパの練習してる姿とか想像すると無駄に笑えます。 ・でも良い曲。これもまたキャッチー★リードボーカルは誰ですか。 ・これでwのつく猫とかだったりしたら大笑いです。 ・パーキッツさんの東京ロマンはハイカラさんで可愛いですし。 ・そうそう、パティの新曲がまた良かったのですよ! ・デザインは多分、teraさんでしょうか。とても可愛くなっています。 ・ギターとドラムにとても存在感のある曲で。ギタドラ向き? ・アーティストはどなたかなあと思うのです。まさか泉さんでは。 ・D-crewはいかにもな感じでしたね。UKヒットチャート再び。 ・まあこのロケテで一番人気は最早言うまでもない曲でしたが。 ・葵嬢がめろめろになりながら怒涛の勢いで叩いたハイパーレベル35。 ・流星レイヴ。一度聴いたらなかなか離れない鬼キャッチーっぷり。 ・いまだかつてなくはっちゃけまくった打倒BeForUな勢いのさなさん。 ・アーティスト名が『新谷あきら』なので、おや?とは思いましたが。 ・コナミアーティストの中で、名前に『あきら』がつくのは一人しか。 ・まさか、と思いつつ聴いてみたならあの重低音。 ・ニデラのロケテにも名前があったそうですから、確実でしょう。 ・正体は、AKIRA YAMAOKA。 ・静岡ことサイレントヒルの責任者でもある氏ですね。あれはアキラ音です。 ・今にもライオンとか課長とか戦艦とか出てきそうな音でした。 ・さなさんはっちゃけまくり。『♪流星ハニー!』って。離れません。 ・ポップンが12になって、新堂氏曲全削除とか。筋少曲も削除とか。 ・ノーマルモード消失とか凹む要因はたくさんのはずですけれど。 ・ごめんなさい、わたし、王子にめろめろすぎてどうしようもありません。 ・そこに突っ込むほどの余裕もなくときめき倒しております。 ・あ、ただやっぱりkakkiさんのデザインが好きになれないかもです……。 ・でもやっぱり王子が素敵で王子が楽しみで期待・大です!!
はあはあ、いっぱい書いてしまいました。 しかしこれでもまだ書ききれていなかったりするのですよ。 それくらいに実に王子が素晴らしかったのです。ああ王子。 明日からもちまちま語っていたりしたら、生温かく見守ってやってください……。
あ…あかん……今日のことは色々とネタになりすぎる……。 しかしとてもそれらを書く気力と体力がないのです。がくり。
こんばんわ、へろへろであっても拍手のお話だけは。もえぎです。 うう、こんなよれよれな状態で更新するのはどうかとも思うのですけれど。 これだけはきちんと果たしておかねばと思いますので。 あ、八月分の拍手なお話のまとめは、明日にアップしますね。 すみません今日はこれが限界ぽいのです。 昨夜のうちに色々と見直しておいて良かったです。 朝から晩まで大阪にいたのですっかり疲れきってしまいました……。 でも―…でも、なんて楽しいロケテだったろう……! ロケテ感想に関しては、明日延々語っていそうです。 ので、今日は一言だけ。 『王子大好き、王子最高。ねえちょっと聞いてって聴かずにおれいでか!』 ありがとう、ありがとう大好きです肥塚王子!!
さてさて今回の拍手なお話。 何やら全体的に長いのが多い気がして切ないです。あと分かりにくい。 バランス悪いったらありませんね。 しかも、代表理事のお食事話が、まだなんだかなあ……。 ガイナンさんをきちんと書ききれていない感がたっぷりなのです。 明日からほろほろもっぺん見直して改定していこうと思います。 ともあれ以下のラインナップでお送りします。 ・納涼気分フェイエリィ(たまにはこんなのもありかと) ・フェイエリィソラリス語講座(ご存知の方多いのでしょうか) ・『時計』は女性名詞なのですよケビシオ(とても分かりにくいケビシオ) ・宇宙最強の娘によるママ護衛任務(アルファベットの11文字目はなんの頭文字か?) ・おとこのこサイドへ場面を移したドラマCDお食事話補足(まだちょっとぐらぐら…) やはり、格好良い人は見ているだけが良いですね。 とてもとてもむつかしくて、なかなか書きこなすことが出来ません。 ガイナンさんファンの方申し訳ありません……。 あ、でもどなたもこのサイトに格好良いガイナンさんを求めてはいらっしゃらないですね。 それでも、やはり格好良く書かないことにはガイナンさんに失礼です。 きちんともう一度考え直して、練らないと……。 でももう今夜は。そんな体力が。からっけつ。 すやすや泥のように眠りこけてしまいそうです。
ただこの夜は王子のやさしいマニフェストでぬくぬくと眠りに落ちます。 可決して。その、やさしい。
2004年09月02日(木) |
月に群雲、良くありません? |
まあ今日の月は随分と赤いですねえ!時間経過したら直りますけれど。 金と紅の練り粉をこねあわせたような色合い。まるで漆器みたいです。
こんばんわ、なんですかこの寒さ。もえぎです。 秋雨前線がなんちゃらかんちゃらの影響だそうですけれども。 いきなり朝から冷え込んで、目が覚めてすぐ凍えそうでした。 顔洗うより何よりも優先して着替えましたよ今朝は。 ……これは、いったいどういうことなのでしょう。 せっかく昨日、『九月になったのに暑いなあ』『台風去っても気温高いなあ』、 『ようしこうなったら、うんと涼しげなお話を書いてみよう!』と思いついて。 やる気満々で納涼気分のフェイエリィを書いたというのに。 今朝の冷え込み。最高気温二十四度。 ―…そのフェイエリィ没にしとけというゾハルの思し召しですか?(笑) あ。でも明日は一変★最高気温はプラス八度という喧嘩売っている温度。 まだまだ残暑厳しい日になるのでしょう。 だとしたら更新は明日なのですし、アップしても良いですよね? ええ良いのですよ。良いんですったら。ツッコミ禁止です。
そしてこっそりお教えしてしまいますが、まだ拍手話五つ揃っていません(笑) いえ、さくさく書けてはいるのですけれど。 書き上げて一度お蔵入りしたのとかもあって、ストックも増えてきましたし。 ただ、まだ、例の連作ドラマCD補足話がまだなのです。 ちょっと今回から視点と時間が変わります。それで練りきれていなくて。 だから今夜一晩で急いで仕上げてしまわないとです。 ああ早く書きたい場面がありますのに!そこへ辿り着くまでは頑張らないとです。 さあ、きちんと書ききれるかちょっと不安な、おおきいほうの代表理事を書かないと。 格好良く、紳士に。とにかく男前に。うう、手に余りそうな課題。 それにしてもJr.くんはとてつもなく書きやすくてびっくりなくらいです……。 とにかく根性で、仕上げてしまえこの夜に。 何故か?理由は。明日はそれどころではないから。 朝からGOGO大阪ポップン12ロケテスト!待っていてくださいな王子! 今宵貴方のラヴラヴマニフェストを夢に見ながら現に馳せるプロポォズ(笑)
ひんやりあめふり。しとしと小雨。 しっとり大きめの露めいてあたりを包む雫のヴェール。 こんな日は図書館がとても似合って快い。 お気に入りの傘をさして帰り道、しめったお宮にごあいさつ。 かみさまにごあいさつしたらふと目に付いたご神木。 台風の潮風にやられてしおれた銀杏、早すぎる落葉。 楠も桜もみな枯れてしまったと改めて気付いたそんな日。 本を片手にお菓子を焼いて、しずかにしずかに時間が肌をさらさらと。
あまいもの、あたたかいものをテープにして……。 素敵なお言葉頂けて嬉しくて、思わず実行してしまいました。
こんばんわ、今日は新しいレシピに挑戦★もえぎです。 まあお菓子作るのは実家に帰って初めてなので、簡単なものを。 器具とか材料の場所がわからないので勝手が悪いのですよ。 こないだ買ったアン・レシピに載ってたのから一番簡単なのを。 ホットビスケットをこしらえてみました。 マリラとリンドのおばさんがお茶してるときにアンが出すやつですね! 『白くてふんわり』するかがやや心配でしたけれど。 一応それっぽくなったので安心しました。やったー。 次は指型クッキーが目標です。ラングドシャみたいな感じのです。 ただこれは、卵白だけじゃなく卵黄も使うので少し違うのです。 材料は少なくて手順も簡単そう…京都に戻ったら作る気まんまんです。 新しいレシピを増やして、どんどん誰かに贈りたいなあ。
最近ちらほら思うこと。『フェイエリィって、ボサノバ似合わない?』(笑) それは単なるお前の趣味だろうとか言われるのは目に見えているのですけれど。 こないだ葵嬢から借りたCDがちょっとヒットしたものでして。 わたしが最近ああいう文体でフェイエリィを書いてばかりなものですから。 そして以前『お菓子で接触者対存在10のお題』を書いているときには、 いつもBGMにラウンジ系だとかボッサ系だとか流していたのですよ。 しかもcapsuleさん率が高かったものだから余計に大変です(笑) だからいつのまにやらフェイエリィにああいう曲が似合うように思い込んでしまい。 このところは音楽に人物イメージを無理に押し付けることはなかったのですが。 何故だか、ふいに。そう思えてなりませんでした。
そうそう、そういえば。スーペリアル・スイート。 あの素敵コンピに、『USA』という最高に可愛い曲があるのです。 『ゆーえすえー』じゃないのですよー。聴いたらきっとびっくりします! 余りの愛らしさにのたうちそうですから。ねえ侘助嬢(笑) わたしは最初この曲、ラカンエリィだと思っていたのです。わあ切ねえとか思いつつ。 けれどこないだ、突然。この曲がケビシオぽく聴こえまして。 で、ケビシオで考え出したら鬼のように切ないことに気付きました。 『♪「ちょっとだけ待って」といわれて うなずくわたしはあなたのう・さ・ぎ』 歌詞カードがついていないので、スペルに自信がありません。でも内容はこんなの。 わあ切ない。わあ愛しい。なにごとだこれはと思いました。ええ曲や……。 このコンピはわたしが常々大好きだと言っているidol fancyも入っているのです。 ので、とてもお勧めです。ダリヤさんもメルティングホリディズさんもいるなんて最高。
ケビシオ株がぎょいぎょい上がっています。 同じような比率でジュニシオ株もぐいぐい上がっています。 ケイシオとせめぎあっていますが、やはりケビシオ優勢ぽいです。 どんなカプがあっても、その根底はケビシオだと思うのです。 ですから、今週の拍手のお話用に、と書いてみたのですけれど。 なんか…こう、イメージが違うような……。 うーん、ラブカポーの割に劇中で余りあからさまにラヴラヴしていなかった所為でしょうか。 どうもケビシオ書こうとしても、思い通りに正統派なものが出来ません。 なにかちょっとぐねん、と曲がったようなお話ばかり。無駄に凝りすぎるのでしょうか。 いつか満足のゆくラヴっぷりなお話が書きたいものです。
そして必死になってシックス・センスを見ていました(笑) 前に一度見たにも拘らず、変わらずどきどきしまくりでした。 凄い脚本ですねほんと……貫かれるみたいな衝撃。 ちっともそんなこと考えてもみなかった。だから余計に。 頭から冷や水を浴びせかけられたみたいでした。 あ、もしかしてわたしの『怖い映画限界』はこれかもしれません。 わあい凄い凄い、ゴーストバスターズじゃなくなりましたよ!(笑) 怖いことは怖いのですが、それが主ではなくて、脚本の妙。 静と動のバランスが素晴らしく、そっちに気をとられるのです。 これはある意味、サーガのエピ1に通じるなあとか考えてみたり。 音楽の使い方、場面の構成…そこらへんが、とても。 それともゼノに偏りすぎたわたしの頭の考えすぎでしょうか?(笑)
そしてハーレィくんの声をずっと釘宮さんだと勘違いしていたのは秘密です、 とか言いながら拍手のお返事です。 そろそろ真面目な出だしの言葉考えるべきでしょうか。 しかしいついかなるときでもネタに走ってしまう悲しい関西人のサガ。
>一日 ・9時の方 書いててバルトは確かにいいかげんかわいそうになってきました(笑) ので、そろそろ飛ばさせましたが結局あんなお話に。 本気でバルトファンの方に謝ったほうが良さそうな気がしてきました。 でもほら、わたしはどうしても接触者対存在がメインに見えてしまうので。 涙ぐましいバルトの努力もふたりのノロケ題材になってしまうのです。鬼ですか。 あのふたりは喧嘩もしてもやはり仲良く!お言葉、ありがとうございました。
・10時の方 ●●さまですね?お名前名乗ってくださってありがとうございます(笑) ほのぼのだったり喧嘩してみたり…色んなふたりを書くのが楽しいのです。 物知りフェイ、けれど余り押し付けがましくない物知りさんぽく。 あくまで単なる博識さんであり自己顕示の手段として用いないのですよ。 彼はそんな人だと思うので。とてもやさしいひとなので。 だから彼女がああも好きになるのだと思うのですよ。
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