2003年10月31日(金) |
バナナワニ科爬虫類バナナワニ |
バナナワニ。バナナワニ。何はなくともバナナワニ。 もしかすると侘嬢と葵嬢のサイトトップがこれになるかも。要チェキ。
こんばんわ、本日のMVPはバナナワニ。萌黄です。 もう関係者以外はわっけわからないでしょうけれど、バナナワニなのです。 事の発端は昨夜のマンハッタン・ラブストーリー。 身内で最近妙な盛り上がりを見せているドラマの一つ(もう一個はビギナー) 劇中でほんのちょっとだけ出てきたバナナワニ園が皆気になってなりません。
バナナワニ園とは何なのか。 説一。バナナとワニが展示してある。 説二。バナナ色のワニが展示してある。 説三。バナナの皮むくと中からワニがきしゃー(鳴き声) 説四。バナナワニという学名のワニがほげー(鳴き声) 因みに説四のバナナワニは頭にバナナが乗ったワニ。 ピーターパンの時計ワニみたいなもんですね。
侘嬢が適当な予想図で描いた(注:授業中)バナナワニがえらく可愛くて。 ストラップにして欲しいくらいでした。つけたいです。 とにもかくにもバナナワニで延々盛り上がってしまいまして。 ああバナナワニ。バナナワニ。バナナワニぃー。 そもそも萌黄たちがしている筆談は無法地帯と化しますからね。 しかし主にむちゃくちゃなのは侘助嬢だと思いますが。 彼女のセンスはどうしてああも壊れつつもおもしろいのか分からないです。 萌黄よりよっぽど文章上手いので軽くジェラスィー★ 筆談が数枚たまって紺堂嬢に見せたりしたら、彼女暫く立ち直れてません。 笑い倒れてるのです。受けすぎです紺さん。
因みに最近の筆談流行傾向は、 『こがらし番長NAOKI対羽毛のTAKA、Noriaを巡る荒野の決闘』 だったりします。わけわかりません。でも流行。 でもほら!侘助嬢はTaQさん(炭酸少年)公認のナオキなんで。 問題無し。このReven-Gめ!
寄り道、小道、ひとりの帰り道。 角度が違うだけでこうも開けた広大マップ。
こんばんわ、いい加減にしろってなくらいオリジです。萌黄です。 何をしているのかと自分でも思うのですが足が向かうのはどうしても。 日に日におかしくなってゆくのを感じます。 いつからこんなになってしまったのか…と、茫然としつつ思いますけれども。 それを抱いてしまった自分はもうどうしようもないので。 きっと一番良いのは、ぼろぼろに血を流しながらも、 にっこり笑ってやさしい話を書くことなのだろうなあ。 偉大なるおじさんたちもそうでしたから。 痛いことなどなにもありません。こんな絶対的な庇護のもとにありながら。 ただ。書く。 凄い凄いしあわせものなのですから!!(笑)
凝りもせずにはると夕立。短。季節は今頃、秋の入り口。 冷えた風よりまろやか温度。やや埃かぶったセピア・アトモスフィア。 『これ聴きながら見直し作業してた』と葵嬢に言った所。 あかんがな!と言われました。 まあ、確かにガバはどうかと自分でも思いました(笑)だんだだんだだだ。 LOVE IS ORANGEにしときなさいとも言われました。 でもあんなに可愛くないですこのふたり。それにフレンチじゃないし(重要)
『いまはむかし』
う゛ー、む゛ぅー。 さっきから途切れ途切れに聞こえてくるのはこんなのばっかし。決しておっきな声ではないので、というか声とも呼べないささいなものなので、さして気になることでもないのだけれど。 何か話をしていても、時折思い出したように首をさすって。頭をくきくきゆわして。しかもそれらの行動が、ほんのり弱り顔のままされていようものなら、そりゃあ多少なりとも気になってしまっても無理はない。ちらりとわずかに目を遣ってから、彼は五線譜の上で行きあぐねていた鉛筆を、所在なさげにくるりと一回、まわしてみる。
やや働きすぎの空調の中、ダンジョンみたいな図書館で。ふたりは向かい合って座っている。古い本の香りで、むせ返ってしまいそうなのは、埃っぽいだなんてつまらない理由だけじゃないはず。もちろん頚椎の調子が悪いことの説明にもなりはしない。夕立はぺらぺら片手でページを繰りながら軽く流し読みをしていたが、ふとその手を止めた。かたん、と小さな音を立てて鉛筆が机に転がる。 「首、どうかした?」 ふたり以外に閲覧室を使っている人は見当たらなくても、図書館という場所柄、どうしてもつい声を押さえ気味にしてしまいつつ、問い掛ける。視線だけを少し上げてみると、目の前の彼女はまた首筋に手を添えていた。うー、と小さく呟いていたけれど、ちょっと照れたみたいに口の端を上げてみてから本をぱたりと閉じて、くるんと宙を彼に向けた。 「あのね。最近、うつぶせ寝してるの」 「うつぶせ寝?」 おうむ返しにする夕立に、そう、と頷く。きょとんとした様子の彼を前に、はるは最後に一回だけ力いっぱい、ぷるる!と強くかぶりを振ってみる。けれども何故か頭のてっぺんあたりは両手で押さえたままで。 双眸をぎゅうっと閉じて、元気にぶんぶか横振りあたま。その勢いで肩に零れる黒髪巻き毛をふるふるさせたさまはまるで、水を被って毛がぺしょんとなっちゃった犬がシャワーをまき散らすのみたいだった。そして、そんな風に見えてしまった自分に、彼は軽く口元を緩ませた。だって、あまりにぴったりだったものだから。彼女には申し訳ないけれど。 ふう、と一息ついたことから察するに、はる本人は今の行動でとても落ち着けたらしい。あんなことで首のんじんじする感覚が消えるわけではないだろうけれど、なんとなくすっきりしたのだろう。ぽたぽたな雫は彼女から今のところ消え失せたみたいで。質問の雨を一滴も降らさずに待っている彼に、ゆっくり瞳を微笑ませた。
「こないだから、髪の分け目を変えてみたの」 「あ。それか。道理でこの頃、何か雰囲気が違うなあと思ったよ」 よいしょ、と机におじぎするような体勢を取ると、先ほどからずっと押さえっぱだった頭頂部を、夕立に見えるようにしてみる。灰色の黒の中をすらりと走る、真新しい白い道に、彼は納得しきりの様子で頷いた。 髪の分け目が白いのは、日焼けしていないということ、つまり分け目を変えたてだということ。確かに言われて見れば、はるの豊かな髪を二分していた一本道は、いつもよりちょっと左にずれた位置に移転工事されていた。舗装にはまだもうちょい時間がかかりそう。 何かな?何だろう?口では上手く言い表せない、けれどどうにも感じる違和感。ここ数日さいなまれていたその感覚の正体がようやく判明して、夕立はやや堆積していた吐息を感嘆に衣替えしてから解き放った。 うすぼんやりながらも、微妙な変化に彼は気付いていてくれて。妙に感心しながらも、目元をやさしくやわらげながら見つめてくれて。それがはるにはとても嬉しいらしく、にこり、と粉砂糖の雪みたいに微笑う。
「でもね、分けるのはいいのだけれど、維持するのがすごく大変で」 「クセがついちゃってるんだろうね。ずっとずっとそうだったから」 「うん。ちょっとでも油断すると、すぐ戻っちゃう」 「だからさっきも、頭振るとき押さえてたんだ」 夕立の指摘に、そうなの、と答えると、彼女はゆっくりと色んな苦労を指折り数えてゆく。そして彼は、そのひとつひとつに相槌を打ったり頷いたりしつつ、静かに表情をほどいてゆく。時折、くすぐったげな笑みをこらえるようにしながら。 髪洗うときは、シャワーに道が流されて大慌てだとか。ドライヤーする際は細心の注意を払っての真剣勝負だとか。この間なんてコンセントにドライヤーを差した途端、スイッチがオンになったままになっていたせいで、いきなり突風にあおられあわあわしたとか。いつもは親しい友達みたいな秋風も、今ばかりはライバルだとか。自分でも時々どこが分け目だったかこんぐらがってしまうのだとか。 当人は真面目至極で述べているのだけれど、夕立は笑みを誘われて仕方がない。何とか押し込めようとはしても、目の前ではるは、こくりと小首を傾げながら真剣にひとつずつ指を折っていて。その様子がまるきりこどもみたいで、やっぱり花のいざないはひたすらに蝶を呼び続ける。口の端や目元に宿る微笑の欠片は消えそうにない。
しかしふいに。はるの表情が曇った。先ほど首をさすっていたときのような弱り顔になって、ぴんと伸びた六本目の指をじいっと見つめたまま、溜め息を織り上げると、重々しく右手の親指を折った。 「寝るときは…うつぶせ寝でないと、いけないの」 「分け目が変わっちゃう?」 「うん…寝相、悪いみたいで。あおむけだと、髪がくちゃくちゃ」 「それを防止するため慣れないうつぶせ寝して、首を痛めたんだね」 「ほら、うつぶせ寝だと動き回れないでしょ?くちゃくちゃしないの」 「成る程。でも、そんなにくちゃくちゃになるものかなあ」 ふたりでしばらく、あおむけ寝における髪くちゃくちゃ論議に花が咲くも、そんなに長くも続かない。それはふとした夕立の質問に、はるが答えたことから。ぴたりと討論会はひとやすみして、閲覧室に戻る静寂。 そのときふたりははじめて、やや声のヴォリュームが上がっていたことに気が付いた。ちょっとわざとらしく、夕立はこほむと咳きひとつすると、音量を潜めて言葉を続けた。 「じゃあ、あおむけ寝のとき、髪は頭の下に敷いて寝てるんだね」 「うん。まくらとわたしの間」 だから朝起きると大惨事にくちゃくちゃ、と呟きながら付け加える。それを聞いてしばし彼は片手をおとがいに当て、視線を落とし、考え込む体勢。どうしたのかと、はるは下から表情をのぞきこもうと机にほっぺをむにーとくっつけようとするも、その必要はすぐになくなった。夕立が顔を上げたのだ。彼は真っ直ぐはるを見据えると、ゆっくり言った。
「あのさ、それじゃあさ、髪を枕の上にして寝たら?」
へ?と目を丸くしているはるに詳細を伝える。身振りも加えて。彼は自分の、少し伸びすぎたココア色の髪を、うなじからそっとかきあげるように持ち上げてみせる。ほら、昔の都で、お姫さまが寝るときにしてたみたいにさ、と言葉でも補足しつつ。 古い京では、お姫さまはみな長い髪をしていた。洗髪にふうふう言うような、身の丈よりも長いの。だから床に就く際には、枕元に箱をひとつ置いて、そこに髪をまとめておいといてから、すうすう眠りに落ちた。 あんなに長いわけではないけれど、はるの髪もそこそこだから。こんな風にしてみたら、くちゃくちゃにはならないし、首も痛くならないし。と夕立は思ったのだった。で、見つめる先の彼女の様子はというと。
「あ。」
一言零して。目をぱちくりして。停止。 どうやら、髪を上げるという概念がなかったらしく、まさにウロコがぽろりな感じみたいで。 解き放たれた真空に、きらりと一筋、千年ぶりの流れ星。
直後、消え果てしないくすくす笑い。数日後、首の痛みは消えました。
2003年10月29日(水) |
老いも若きもすりさっさー |
晩ご飯食べたらまた寝てしまいました。 あーあ、こたつで寝たら風邪悪化するだけですのに……。
こんばんわ、学校行っても誰にも会えずちょい切ない萌黄です。 何だか最近どうにもすれ違い。すれちがう皆。 一方的に萌黄が会いたいだけなのですけれどね(苦笑) ワガママまみれで地団駄踏むみたいです。 『会いたいのにー!寂しいのにぃー!!』って。 ぶっちゃけ、本気で二十四時間誰か側に居てくれないかと思います。
そんな寂しさは何かで紛らわせるに限ります。 自転車を駆って学校を出て向かうのは。 実は先日、通学路にとても可愛いフレンチなパン屋さんをみつけたのです! このパン屋さんを発見するにはちょっとした経緯がありまして。 萌黄が取っている授業の一つに、古典文学の授業があります。 万葉集やっているのですが…その先生がとても良い先生で。相性良。 で、先生が授業中にお喋りされたのです。 『僕は学校へ来るのに、いつも道をじぐざぐして色んな道を行くんです』 『京都は特に色々みつかって面白いですから』 『ほら、駅から学校までの道に、新撰組の石碑あるでしょう』 へええと感心したのです。よし試してみよう!と思いました。単純です(笑) 萌黄の悪い癖なのですが一度道を決めたらもうそこしか通らなくなるのです。 あちこちに目を向ければ良いものを…迷うのが恐いのです。 殊に、京都。少し筋が違えば、一気に行き止まりなんて目に遭うので。 でも先生の言葉に。ほんのちょっぴしだけ、道を変えてみたのです。
その途端、パン屋さん発見。 つくづく今まで気付かなかったのが不思議な場所にありました。 通学路から、ほんの十メートル程度内側にあるだけでしたのに。 見つけたときのわくわくときたら!寄り道バンザイと思いました。 完全無欠にフレンチな店内。ふと思い立ち、あるパンを探します。 きょときょと見回したら―…ありました!パン・オ・ショコラ! いやあ、ショコラを読んだときに名詞が出てきて、でも実物が分からなくて。 『パンに挟んで勝手にパン・オ・ショコラにしてしまった』って。 遂に発見。これがアヌークの勝手に作ってしまったもの。 早速購入して(違いが分からなくてショコラ・フランスも買ってみたり)
しかしレジに行ったとき、傍らにある大きな瓶に気付きました。 淡いきれいな液体の入った可愛い瓶。ん?と思い目を凝らしてみると。 あ。と思いました。これはロリーナ・レモネードだ…!と。 欲しいなあーと思っていたのですけれど、京都にはないと聞いていました。 まさかこんな所で売っているだなんて。びっくり。 神戸まで行かなければお目にかかれないと思っていたのですけれど。 激しく欲しかったですが、大きいサイズしかなくて残念でした。 三百ミリリットルサイズのが置いてあったら、多分即決でした(笑)
パンを買って。映画館行って。映画はとても素敵に楽しくて。 いいなあ和製ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。ナビィの恋も観たいです。 ホテル・ハイビスカス観たかったのですが、 滋賀まで行かないとやってないのです。 京都でもしてくれたらいいのになあ。ゼイタクですか。 ともあれ。 無敵のアグレッシブじいや達とアグレッシブばあや達が好きでたまりません。 創作意欲刺激されます。ああ。書きたい、と思うのです。 作詞が出来たら最高に楽しいのだろうと思いますが、音がないので。 でも。出来る限りのことはしてみせる。 魂がどんどん汚れ、湿ってゆくのを最近ひしひしと感じましますけれど。 どうしてこんなに汚いのだろう。確実に、日に日におかしくなってゆく。
あ。因みに、パン・オ・ショコラは大変美味しかったです。癖になりそう…。 さくさく香ばしいクロワッサンに挟んだチョコレートのあまいこと。 ショコラ・フランスは要領は同じで生地がフランスパンなだけ。 やっと違いが分かりました。で、パン・オ・ショコラのが好きです(笑)
EeLさんが『恋とマシンガン』!?『恋とマシンガン』ですって!!? 君にハートは撃ち抜かれっぱなしさー。だばだー。 どれだけ可愛くなることでしょう…とにもかくにもギャアアア。 へぇの代わりにギャアアア。何か妙に阿鼻叫喚な感じがしますね。 とにかくときめきすぎて倒れるをのこが千人は軽く超える方向に五ポップン。
2003年10月28日(火) |
屍越えちゃった結果。 |
レモンいっぱい買い込んで、ホットレモン八回分確保。 お砂糖投入するだけより蜂蜜落したほうがずっと味がまろやかです。
こんばんわ、屍のように眠りすぎました。萌黄です。 目が覚めるともう授業始まってました。寝すぎ。 ―…まあそのおかげで体調は随分と回復しましたが。 まだちょっとぐずぐずいってますが、後は殆どだいじょうぶです。 時折頭くらくらする以外は至って健康。 じんましんも水際で阻止することが出来ました…これが一番嬉しいです。
さあ明日は映画観に行こう。今月全然映画館行ってないので。 先月決めたのです。これからは月に一度は映画観よう、って。 で。先月はそれこそいっぱい観ました。四本くらい? 少ないのやもしれませんが、私的には凄く多いのです。 丁度ジャック・タチ・フェスティバルやっていたので、それを観に。 ユロおじさん素敵でした♪可愛いー。 個人的にユロおじさんのアパートに一階に住んでる女の子のサンダルがえらく可愛くて気になって仕方ありませんでした(何処を見ている)
クラブサウンド聴きすぎでふらふら。でも聴くのをやめられません。 まだ聴いてないのもありますし…やれやれ、とか思っていたら。 侘助嬢から別の渋谷系アルバム四枚渡されましたし! あ、あの、先日葵嬢から借りたタヒチ80もまだ聴けてないんですが……。 くう。暫くプレイヤーが停止することはなさそうです。
取り敢えず昨夜はこれにしてやられました。 コーヒーカップでダブルデートvな四人組。 ガールオブガールズな娘さんとサングラスちょっと上げてる彼にギャアアア。 熱上がるかと思いました。むしろ上がりました。 そして何処を探してもカリスマが居ないのにちょっと涙してみたり。
2003年10月27日(月) |
包丁持ってるときにレイヴを聴いてはいけません |
朝からひたすらあめ舐めまくったお陰で喉の痛みはやわらぎました。 しかし学校から戻って体温計くわえてみたら微熱があってギャー。
こんばんわ、微熱がなんだ!萌黄です。 そもそも微熱とは『微妙な熱』の略であり(違います) たいしたことなどないのです。絶対に。 気の持ちようなのです。気から気からプラシーボ効果。 集中力がへなへななのにはちょっと困ってしまいますけれど……。 いやしかしやることはいっぱい! 世の中の人はみな、もっと頑張っているのです。 レポート一つ、課題一つ、発表二つ。 資料やら趣味やらで本も山ほど。あはは。 たかが微熱くらいで…と思い、ふとんから起き上がろうとして。 ふと気付いた耳の違和感に、そっと手をやってみました。 ―…やんなきゃ良かったです。 じんましんの初期が出てやがるー(泣)
体調崩すといっつもこうですよ、もう!この原因不謎じんましんめ!! 小さい頃から周期的に、もしくは体が弱ったときに。 熱と一緒に発症するじんましん。もはや存在にも慣れっこなのが悲しい。 昔、心配した母が日赤に連れて行って、血液検査までしましたけれど。 それでも原因は謎のままでした。小児性のものでは?と推測だけされて。 年齢的にはとっくに小児は卒業したのですけれどね。 精神も外見もまだまだてことか。がーん。 でも小児も侮れません。小児、というのは十八歳までを指すのだそうで。 なので、高校生だって小児科へ行かなければなりません。 ちょっと不思議な感じですね。
それはともかく。 季節の変わり目で、体が弱っているのでしょう。じんましんが証拠。 体質で、萌黄のじんましんは首から上にしか出ません(嫌すぎる…) 瞼の上に出来ると最悪のお岩さん状態になります。それだけは避けないと。 晩ご飯ふわふわたまごリゾットにしましたし (レシピ通りふわふわになったことはない) ホットレモン飲みましたし (ブラックコーヒー派の葵嬢が見たら発狂しそうな砂糖量投入) 更に明日の授業数はいっこだけ。 ぐっすりすうすう屍のように眠りこけて早く治そうと思います。
もしかしたら熱出たのは知恵熱もあるやもしれません。 思い当たる節のある萌黄は葵嬢や侘助嬢に訊ねました。 『あのさ、クラブサウンドって、聴きまくってたら、疲れへん?』 貸して貰ったサントラ二枚。二枚組みなので計四枚。 四時間以上聴き続けて、すっかり疲労困憊してしまいました。 どうしてこんなに疲れてしまうのだろう……?萌黄の質問に対し。 『ああー、疲れる疲れる』『なんか身構えてまうんよなあ』との答え。 良かった。間違ってなかったです。確かに疲れます。 そしてポストロックに郷愁をおぼえる自分はどうかと思いました。
あれだ。昔のゲームの音がします。ポストロック。 まだゲームがこの手の平の中にあった頃。あれはこどものてのひら。 手の平にありながら周囲の世界全てを埋め尽くしてしまったあの頃のゲーム。 ……懐かしい。16ビットのラグナロク。 進化し続けるソフトにハードが対応出来なくなり始めていた頃。 あの頃の空気がそこに存在していたから、こうも郷愁をおぼえます。 特にFF6の感じがするなあ!ナルシェの炭鉱とかオペラ座天井裏の感じ。 FF6に関してはいっくらでも書けてしまうので今回は割愛です(笑) 36メガだったかな?そしてSO1とTOPが栄光の48メガだった。 『栄光の48メガ』!!なんて懐かしい言葉。 今はもうゲームにこんな表記なくなってしまったのに。 濡れた木の色合いが一番綺麗だったあの頃。
FF6の思い出話とかしたいです。日記でまた書こうかな? いくらでも。本当にいくらでも思い出せます。 頑張ってアイテム集めて魔法覚えて呪い解いたものです。 ライドブリンガーもグロウエッグもスリースターズもモルルのお守りも血塗られた盾も回転のこぎりも持ってましたとも! ブラキオレイドス狩りもサボテンダー狩りもしました。 あー懐かしい。某国王の裏技は試しませんでしたが。やりゃあ良かったです。 頭も腕も鎧も全部機械装備。ヴィジュアル的には最高にかっこわるいの(笑) 頭にオートボウガン、片手にドリル、片手に回転のこぎり。 鎧はポイズンブラスト辺りで。 男前も台無し(笑)思い出は尽きません…二・三回データ消えましたからね。 くやしくって何度もやり直しました。だから余計に覚えています。 察してくださいますよね? 『リセットボタンを押しながら電源を切る』意味分かる方。
そして今日もビギナーは素晴らしかった。 針でも刃でもない痛み。息苦しさが痛みへと変わってゆく展開。 でも最終的にはとても快いものが訪れるのです。 あと、今日の日記で日本シリーズに表立って触れてないのはわざとです。 ―…おめでとう。ダイエー。
2003年10月26日(日) |
からみもつれごねごねタコ糸 |
こんなにお天気なのに喉が痛いだなんて。 えほけほ咳き込むことも、熱もないのですけれど、喉が痛いー…。
こんばんわ、風邪はひきはじめに退治しなくては。萌黄です。 うー、ここ数日どうも喉がおかしいなあ、とか思っていましたら。 今朝目が覚めると見事に痛みがありました。 ぐっすり眠ったにも拘らずこれなのですからどうにもこうにもです。 もっときちんと対処しておけば良かったです。 かぜひきさん向きハーブティー飲もうにもカップ割れてますし。ああもう。 というわけで、困った挙句。ホットレモン飲みました。 母直伝のホットレモン。我が家ではかぜひきさんにはこれでした。
レモン半分に切って、力の限り絞りつくして。 お砂糖たっぷり注ぎこんで(今回は蜂蜜も落として) 熱いお湯だばだば入れてかき混ぜて完成。
やったらめったに簡単ですが、満足度はたっぷりです。 すっぱあまくて、あつあつで。体ほこほこになりますし。 風邪に効果があるのかどうかはっきりしませんけれど。 本人が満足しているから良いのでしょう。気から気からー。 ともあれ今夜は早くにふとんもぐりこもうと思います。 冬用シーツに変えましたし、こたつふとんも出しましたし。 これで毛布と電気毛布が出たら冬支度は完璧です。 コートが着られるようになるのが待ち遠しいです。 寒いの嫌ですが(ワガママ)
全く納得の出来ない認められない鋼アニメ第四話。 不満たらたら見直してみると、ふと気付いたこと。 あれ?あれ??と思い、画面にずずいっと近寄って凝視してみます。 それはEDスタッフロール中。脚本の方の名まえ。そこには。 『井上敏樹』 ………ああ。貴方ですか。 と、嫌な方向に納得してしまいました。成る程この人かと。 ちょくちょく仮面ライダー龍騎見ていたときがあります。 いいシナリオだなあと感心する日と、首をひねる日がありました。 井上敏樹さんのシナリオの日が、首をひねった日でした。 うー、鋼に関わって欲しくなかったです……。もうこれ以上汚さないで。 でなければ、もう擁護することも出来ません。
そうそう。実は土曜日に少し、お買い物に出掛けたのです。 冬ものの服が欲しいなあ、と思い立ちまして。 ふらふらしていたのですけれど、どうもぴんとくるのがなくて。 いえ正確には懐具合と値段の交渉が上手くいくのがなくて。 仕方がないので、気分転換に伊勢丹を冷やかしに行きました。 高級志向なので萌黄は全く縁がないのですけれど。 ジャストルッキング!な気持ちで足を向けたのです。でも。でも。
どうしようもなく可愛いサンダルに一目惚れしてしまいまして……。
うあああ値段そこそこするのにー、しかもサンダルなのにー。 確かに冬でも春でも夏秋だって履ける類のものではありますが。 これからの季節はブーツでしょう。見事に逆行です。 でも…でも、初めてなのです。靴に一目惚れしてしまったのは。 うーどうしようどうしよう…かれこれ二日間悩み続けています。 そして明日も悩んでいることでしょう。侘助嬢に相談してみよう……。
なんてこと。なんてこと…そんなことがいっぱい。 かの方は、どうしてこうも貫き通してばかりしてくださるのか。
こんばんわ、そりゃまあ、びっくりは転がりまくってますけれど。萌黄です。 ひとつめ。阪神日本一に王手!明日は決戦だ!! まずこれか自分(笑)ダイエーファンの方には申し訳ないのですけれど。 仙ちゃん、名将なのに、日本一の経験ありませんし……。 勇退もほぼ確定。お母様も、奥様も亡くされて。からだはぼろぼろ。 最後に宙を舞ったって、舞わせてあげるべきだと思うのです。 夕方の天気予報で、気象予報士さんが笑顔で素敵な予報をされてました。 『明日は全国的に晴れ。所により、紙吹雪とビールの雨が降るでしょう』 ここのところ全く信用出来ない気象庁。この予報は当たりますように。
ふたつめ。鋼のアニメはもう二時創作です。 ああ。どんどん質が下がってゆきます……書くのも悲しくなってきました。 電車の話をもう出してしまう?タイミングが余りにむちゃくちゃ。 もう少しちゃんとシナリオ書いてください。お願いします。 今回の話だって、へちょすぎて…アルは可愛かったですが(そればっかり)
みっつめ。これ。 光田さん、ゲーム音楽はもうされないのでは?したくないのでは? そうでなければ、サーガのエピ2やめたりされませんよね。 純然たる意味のゲーム音楽でなければおっけなのでしょうか。 考えれば考えるほど切なくなってくるのですが、感傷的になるのはやめます。 別の方にも目を向けてみましょう。 古川もとあきさんが居られますー。元コナミ社員、今はフリー。 ギタドラでおなじみです。グラディウスされてたとかどうとか。 それに、よくは存じませんが、このメンツの中のお一人が。 ニデラでお名前を拝見するsampling masters MEGAさんやAYAさんだとか。 うーん、光田さんに古川さん…存じ上げている方々が、 本来全然関係のないはずの方々が、こんな形で接点を持つだなんて。 なんだか不思議。それにびっくり。 でも。一番最後のびっくりに、くらべれば。
……よっつめ。これ。来年発売されるフリッパーズギター・カバーアルバム。 orangenoise shortcut、EeL、出演決定。 茫然としました。いや本当に。 はは、洒落にならないじゃないですか……。 ふと思い浮かんだ、目に浮かんだ光景は、よく知らない昔。 知っているのでしょうけれど、その頃萌黄はまだ年齢一桁で小さすぎました。 ベレー帽に、アニエスのボーダー。レコ屋さん巡ってゴダール観て? その頃の娘さんたち。貴女もそうだったのでしょう?と言いたくなります。 ねえtomoさん(敢えてこっちのお名前)そうだったのでしょう。 多分、今、貴女と同じことをしようとしている。
どれをカバーされるのか。もうこってこてのでいってください。 私的希望としてはサマー・ビューティーかワイルド・ワイルド・サマーを…。 すっごい偏りー(笑)
2003年10月23日(木) |
噴煙コースター・トースター |
金本さん、男前ー!!流石タカシとチヒロの同級生、ササキさまの後輩。 やりますな東北福祉大出身者。あと二勝、がんばれ仙ちゃん。
こんばんわ、大変のんびり過ごしている萌黄です。 何だか今週は授業がとてもらくちんなのです。 休講やら振り替え休日やらで、ぽつぽつお休みが続発。 おかげで一日おきにお休みなのです。三日しか学校行かないです今週。 だからといってだらだら過ごしてはなりません。日々てきぱきと。
でも今朝は洗濯してゴミ出し済ませたら眠ってしまいまして(駄目) しかも昼過ぎはおろかおやつ前まで昏々と寝てしまって。 目が覚めると慌てて部屋の掃除始めました。 部屋をぺかぺかに出来たら、今度はお菓子作って。文章も完成させて。 本を読めなかったのが残念なのですけれど、まあ仕方ありません。 そんなこんなでのんきな一日。
掃除したり。洗濯したり。お菓子作ったり。トースターが火を噴いたり。 平和的に時間は過ぎました(笑)
いやあまさかオーブントースターから火の手が上がるとは思いませんでした。 今日は、トースターでも作れるお手軽クッキーを作成したのです。 で、じりじりと焼いていたら。何か焦げ臭いなー?と気付いて。 クッキーが焦げたかとトースター覗き込んだらめらめらと火が。 生地の一部が網から落下して、下の熱線に直接触れたようでした。 おおー、火ぃー、と無駄に感心しながらもすぐさま消しました。 消し炭と化したクッキーを取り出したのですが、煙が酷くて。 換気扇フル回転、窓は全開でけほけほ言いながら匂いがひくのを待ちました。
熱が冷めてから、もう一度注意深くトースターを観察してみます。 そしたら、内部にはまだ結構多めの生地が落ちているみたいで。 試しにもう一度始動させてみると、ものの数秒でまた火の手と煙が。 で、またけほこほ言いながら煙を追い払いました。 多分、この原因はクッキーの材質の所為なのでしょう。 実はパン粉が主材料のクッキーなのです。大変お手軽クッキーで。 けれどパン粉ゆえに、ぼろぼろと崩れ易く、それがぼろぼろ落ちたみたいで。 侮り難し、パン粉。
結局それからどうしたかと申しますと。 状況解決のため、 トースター逆さまにしてがんがん振るという強硬手段に及びました。 せっかく掃除したのに数時間と経たずに台所まわりいきなり汚れましたよ! トースターの問題が解決したのは嬉しいのですが……くそう。 勿論、もっぺんきれいにしましたけれどね。台所まわり。
教訓。パン粉は燃さないようにしましょう。
因みにこのトースター発火事故に関しては、まだ続きがありまして。 いえ…続きというより、零れ話みたいな。 火の手上がってすぐ。早くクッキー取り出さないと!と若干動揺したらしく。 お皿を取り出そうとして。手が別のところに当たってしまい。 ガラスのティーカップを粉砕し、陶器のティーカップの一部が欠けました。 そんなにショックでもないのにはそれなりに理由がありまして。 過去にガラス扉とガラス計量カップとガラス茶器複数を破壊しましたから。 いい加減ガラス壊すのも慣れてしまいました。後片付けも慣れた手つきです。 それに、こないだえらく可愛いガラスティーカップを見つけてしまいまして。 親しんだものが割れたのは寂しいのですけれど、 それを新しく買おうかと思いまして。 ごめんなさい。それからありがとう、ガラスティーカップ。 陶器のヤツはほんの五ミリくらい欠けただけで、欠片もちゃんと集めました。 ボンドさえあれば補修可能です。そう簡単に失わせはしないです。
因みに数日前、愛用の陶器スプーンも壊してしまったのは秘密です。 更に部屋の中でボンドが行方不明になっているのも秘密です。 あの…友人連中、誰か学校にボンド持ってきてください……貸して?
2003年10月22日(水) |
ムーアのアーチ型ヒゲが気になって仕方ないです |
おめでとう阪神!さあ巻き返せ勝ち直せ!!日本一セールで湧かせておくれ。 うんうん、ええ試合や……やはり野球はこうあるべきよな!
こんばんわ、友人連中学校さぼり倒してました。萌黄です。 まるっぽのパイを半分に切って、それを更に三切れに分けて。 いそいそと学校へ持って行ったのですが。 ……どいつもこいつも来てやしねえ(笑) 四人は来てなきゃいけませんのに、来てたの侘助嬢だけ。 仕方がないので。お昼ご飯の後、二人で頂きました。 お互いに一切れずつおなかにおさめて、余ったラスト一切れ。 いくらなんでもパイを巡って血の雨を降らせるわけにはいきません。 ゆえに、残ったのは侘助嬢にあげました。 彼女の神な妹ぎみにあげてくださいな、と。 一人しか意見聞けなかったのは残念でしたが、好評で嬉しかったです♪ また作りたいなあ。でも来なきゃ誰にもあげないです(笑)
そんなに難しいレシピでもありませんでしたし、どんどん作りたいです。 ただ多少生地作るのに、手間かかるだけですから。 煮りんごは少しのレモンとお砂糖で煮るだけ、とレシピにはありましたが。 ふと思いついて、ちょっとだけ余っていた桜蜂蜜も一緒に煮てみました。 りんごの蜂蜜コンポート、と呼ぶにはちょっとお粗末なので、 やっぱり呼称は煮りんご。 ほんのりとろとろ蜂蜜の香りが残っていて良い効果になってちょっと嬉しい。 これで次はチェリーパイか……(笑)さくらんぼはどうしたら良いのやら? また調べておかないと。蜂蜜で煮るか、お砂糖で煮るか。 はなさんがレシピ本で仰ってたのですが何で甘さを出すか、を考えないと。
晩ご飯中に(食べてばっかやな…)サーガ本一緒した紺堂嬢からメール。 内容を確認するやいなや、 思わず食事も途中のまま急いで電話を掛け直してしまいました。 メールだからメールで返せば良いものを。でも我慢が出来なくて。 お皿の上にものを残したまま。お茶もどんどん冷めるのに。 コール音。『もしもし?』紺堂嬢の声。それからこちらの第一声。
『鋼最新刊の表紙が子アルですって!?』
アホです(笑) 本日発売、鋼の錬金術師最新刊。 萌黄は紺堂嬢に、一緒に限定版を予約して貰っているのです。 紺堂嬢は現在兵庫在住なので受け渡しがまだで。萌黄まだ読めません。 来月の頭に彼女は京都へ遊びに来ますから、そのとき貰います。 その日を楽しみにしていたら、メールです。 『てか表紙にアル(人間のとき)が。』って。光速で反応しました。
萌黄『アル!?子アルが表紙ですって!?なんてこと!!』 紺堂嬢『うん。小さい兄弟。後ろに仮面の人』 萌黄『アル…アル可愛いよう。あんな弟、純粋に欲しい』 紺堂嬢『この巻見たらアニメの三話がちょっと許せんなー』 萌黄『そうな三話。アルは可愛かったが。うちの子。もうむしろ産んだから』 紺堂嬢『産んだんかい!?』
アホです。二回目です。 うーあーどうしてあの子あんなに可愛いのかー。 ゲームショーで飾られてた二メートル越えてる等身大アルだって欲しいです。 葵嬢に『きみの部屋に二メートルのアルは似合わんやろ…』と言われても。 『大丈夫!レースやらリボンやらフリルやらで飾れば可愛くなるから★』 と、返してましたし。でも本気ですよ! 当然ながら葵嬢には 『鎧にレースやリボンやフリルをつけるなー!!』言われましたが。 ああ。アルは可愛いなあ(しみじみ)
そして本日。またも挑戦カドルコアハイパー。 ゲージあと一つ足りなくて越せなかったこの悔しさをどうしてくれよう。 このきぐるみコンポーザーめ…! ピアノロックよりはよっぽど望みがあります。がんばろー、おー。
2003年10月21日(火) |
目指す先は『♪アナタは可愛いチェリーパイ!』 |
しとしとくらい?みたいに言ってた天気予報。なのに今朝はなんだこれ。 でもこの雨の中、東寺までしゃこしゃこ自転車で行ってきました。
こんばんわ、お買い物終えて部屋に帰ると体ひえびえ、萌黄です。 うー寒かった!なんでも十一月上旬並みの気温だったとか。 でも月に一度の市なので、頑張って漕いできました。 その甲斐あって、色々仕入れることが出来ました♪ 大分お店の位置が把握出来るようになってきたのです。 ですからまっさきに向かったのはフルーツティを置いてあるお店。 どんな種類があるかな?と思ったら本当にたくさんあって! りんごに、桃。ベリーいっぱいのに、かぜひきさん向けハーブティなど入手。 それから可愛いちっちゃい新作お菓子も一緒に置いてありました。 削ったナッツの粉が、まあるいお団子にくっついてる感じの。 何だろうと見ていると、お店の方が色々説明してくださって。 ナッツとドライフルーツだけで作ったおやつだそうです。 面白そうなので、いっぱいのお茶と一緒に、あんずのを買ってみました。
これだけでも満足だったのですが、今日はまだ他にも収穫が。 それは、桜の花。 お白湯に入れて桜茶にする、桜の花の塩漬けです。 前々から欲しかったのですが…結構なお値段するのですよ。これ。 けれど今日、市で売っていたのは、なんと一袋三百円!破格。 こちらでもお店の方が色々説明してくださって、とてもためになりました。 昔、旅人に対する最大のおもてなしな飲み物が桜茶だったそうで。 お茶はちょっと重いのだそうです。 ふと思い当たり、お菓子にこれは使えまいかと質問しました。 すると答えは、ちょっと悩んだ後、『和菓子なら…』とのこと。 うーん、洋菓子は無理でしょうか。でも使いたいなあ! クッキーは焼いてしまいますから、色が悪くなりそうですし。 そもそも塩味になっちゃってるのですからどうにもならないでしょうか。 いっそのこと、塩味抜いてから蜂蜜漬けにしてしまっては? ハニーレモンの桜版ですね。んー…無理かなあ…。 ゼリーならきっと平気。ヨーグルト系もそうでしょうし。 じゃあソフトクッキーやレアチーズケーキはいかがなものか。
手作りせっけんも買ってみたり。またお店の人が色々話してくださったり。 ラベンダーのいいかおり。優しいおねえさんだったなあ…。 ちっちゃいソープディッシュが欲しいきょうこのごろ。
で。今日はあめあめざあざあなので。且つ寒いので。 部屋の中を甘いので満たしてしまおうと、れっつお菓子作り。 いつもの三角巾にエプロンして、本日の目標はアップルパイ! パイ生地から作りました。生地作りながら、横のお鍋でりんご煮て。 ―…ちょっとりんご煮すぎて、焦げちゃいましたけれど。 それでもなんとか完成です!わあい久々に綺麗に美味しく仕上がりました。 ふふふ、成功成功。大満足。これは人前に出しても平気です。 明日学校持って行っておすそわけです♪ さあ友人連中、明日はさぼらないように。久し振りの自信作ですから!
ちょっとだけ切って、味見兼ねてお茶にしました。 りんごのお茶淹れて。まりも型あんずとアップルパイお皿に乗せて。 大変美味しくいただけました。パイ作るの楽しいかもです。
2003年10月20日(月) |
今日ゲーセンでポップン体操出したのこいつです |
あわわ…部屋に戻ったら、ご飯も食べずにすやすや眠ってしまいました。 その所為でビギナーの出だし数分見逃してしまいました。わーん。
こんばんわ、友人に会えるのは嬉しいのです。萌黄です。 何だか微妙に会っていたような会っていなかったような気がして。 今日は侘嬢といっぱい話せてイエーな感じです。 いいよなあ。『腐女子も裸足で逃げ出す男の世界』って(笑) 大好きです。今月十日に出会えた、無鉄砲な炭酸少年。 きさくで意外に背が低くて、どうしようもなく少年なDJ。 半泣きだった侘嬢がとても印象的でした。 でも萌黄は途中でソファーベッドでひとりまくら抱えてうとうとしてました。 あんなにかっこいい六甲おろしは生まれて初めて聴きました。 ステキでした、Rokkou Tuned!!(笑) よかったねえ、侘嬢。ほぼ公式みたいに言われちゃったよ。 某女の子大好き二代目総長ユーロの神様話し方は芸人な関西系コンポーザー。 似てるんだってね、きみ(笑)だから皆様今後侘嬢見かけたらセイ・ナオキ。 だからってこないだ前を歩いている侘嬢を見かけていきなり。 『Hi,DJ!』とか声かけてた萌黄を真似しちゃいけません。 ともあれこれからは、侘助嬢は萌黄をからかうことは出来ません。ざまみろ。 分かったでしょう?近付きたくても近付けないどきどきな状態。 『ワタシコンナパニックー』としか言いようのない、あの。
カドルコアが遂にホームゲーセンお目見え。わあい。 ハイパーでレベル28…萌黄の限界レベルも28。 いけるかな?と思ったのですけれど。忘れていました。wac譜を。 あれだ。スウェディッシュ2がもっと凶悪化したような、左右駆け上がり譜。 まあ波は夕暮れ温度まくったお陰で、ソフロロングハイパの28越せましたが。 何なのですかあの『ああ。wacさんだこれ』としか言いようのない譜面。 暫くはカドルコアのハイパーが課題になりそうです…。 それにしてもソフロロングといいピアノロックといい メリーゴーランドといいチョコポといい! どうして萌黄の課題曲はどれもこれもハイパーで28のばっかし。 且つこれ全部リエちゃん担当曲なあたりどういうことか。
あさきさんに呪われました。 三曲目に何しようかなーと悩んでいて。 服の袖が邪魔だったので、少し折ろうとしたら。 間違って赤の決定ボタン押してしまって。 しかもエレジイ。うわーんヤツがくるー、くるー…(泣) 壱ノ妙ちゃんは何て読めば良いのでしょう? 勝手に『いのみちゃん』かと思ってますが。 愛称は『たえちゃん』てしてますけれどね。この子は可愛いのですけれど。 ただね。曲が。作ってる人が。 和製暗黒騎士で猫で恨めしくて京都メタルだから。 ギタドラ新作、新しいカードを券売機で買おうものなら。 いきなり『この子の七つのお祝いに』カードで激しく呪われ気分でした。 呪われ日和(嫌) これ以来、京都の街中で流れる信号の曲さえ恐い始末です。 とーおりゃんせー、とーりゃんせえー(中略) このこのななつのおいわいに…。
そして久し振りにゲーセンで爆笑してしまいました。 いけないことだなんて仰らないでください。不可抗力です。 だって、あれを見て平常を保てるはずもありません。 ねえ!ポップン体操!!誰だあんなお願いしたのー!実写やん…。 アンセムトランスは仲良し二人組みですし。 一瞬横田商会さんかと思いました。 Atttitudeぽかったので。でも今思えばe-motion2003ぽいやも。 wacさんがキーボード弾いてる後ろでTAKAがシンセいじってるイメージが。 問題はミクスチャーですかあれ。侘嬢ときめき倒し。 お名前にQがつくアーティストさんは二名居られますけれど。 やはり音楽学校の先生よりは前述の炭酸少年DJかと。 いっそのこと担当キャラのJackはドイツ語読みじゃないかと、 侘助嬢と二人で言ってみたり。 デスな人も炭酸少年もドイツにゆかり深いですし。 でもヤクって発音しちゃったら一気にヤバイ雰囲気ですね♪ GOLIさんデザインかと予想。で。ポップン体操はVJ GYO(笑)
トリック見てたらこんな時間に!(笑) いえ…見るの初めてだったので、つい見入ってしまい……。
こんばんわ、本日の日記は最高クラスに手抜きです。萌黄です。 へたへた書いていたオリジ話をはっつけただけ。最悪。 でも。これで、行くことが出来ます。 ここにまだアップしてないのもありますし。数は多少揃いました。 綺麗に文章整えて、題名つけたらあのカフェへ行こう。 置かせて貰えるようお願いにあがろう。
それにしても題名もう少し凝った方が良かったのかもしれません。 ま、でもたまにはこんなのも。 書くたびに文体が変わっているように思うのは気のせいでないはず。 不安でどうしようもありませんが、今はまごまごしながらも書きます。 さりげなく先日の鋼を既に三回見てたりしますが書きます。 ―…ちくしょうどうしてあの子こんな可愛い……。 あんな弟欲しいです。居たら絶対抱きつき魔と化します(笑) まさに『♪ほほほおずりしたくなるでしょ』な、状態。 アル可愛いーアルマイラヴー、アル中上等ー。
そんなこんなで(謎)またもオリジ。長め? 凝りもせずにはると夕立。珍しく夕立が優位ぽい。 喉の奥で弾ける泡は夏のとおい日。
『ひよ』
ぼうっとして、行き先の定まらない視線が、ちろちろ足元あやうげに彷徨っている。少し潤んだ目は雲に霞む宇宙と同じ色。やたらに熟れた林檎によく似たほっぺはまるで、雪の中におっこちたみたいで。 ふらゆらと、よくよく見ていなければ分からないくらい、普段とわずかに違った動きで、黒髪巻き毛が揺れる。風の気紛れだろうかと思い過ごしてしまいそうなそれに、彼はじっと耳を澄ました。 そして。うっすらと開かれた、ぶどうの一粒だって通れないくらいにひらかれた、くちびるから。本日何度目かしれないふかい吐息が零れ落ちたとき。くん、と。夕立は彼女の腕を引いた。
「だいじょうぶ?」 はるを人の流れから引っぱり出し、側にあった建物の軒下へ入るやいなや、すぐさまそう問う。ちょっと身を屈めて、背中にがやがやを負って。彼女と目の高さがぴったり合うようにして。よくよく眺めてみた黒曜石は、熱を閉じ込めすぎていつもよりずっとずっと鈍いひかり。 いきなりひっぱられて。いきなり質問されて。ぼんやりしていたはるも、流石にびっくりしたのか、急には言葉が出てこない。ただ、あまりに夕立が心配げな眼差しで、こちらをのぞきこんでくるから。彫刻みたく動かない、ほてった眼は、いっしょうけんめ彗星を呼び戻そうとする。 ゆっくりではあったけれど、すこしずつ、瞳が研ぎ澄まされてゆく。しずしずと晴れてゆく群雲。 「うん……へいき」 口の端をゆるゆると上げてみても、その力ないさまにこれっぽっちも説得力はなくて。真空を照らす細い炎のような輝きだって、風にゆらゆらのひとりぽっちろうそくみたく、たよりない。 彼女ががんばりやさんなのはよく知っている夕立だけれど、どうにもおかしな様子なはるが、自分に対しても平気だと笑ってくるのには、ちょっと困ってしまう。どう見たって平気なんかじゃあないのに! だからつい彼は眉のしっぽをちょっぴし下げて、ほんのり弱り顔になってしまった。そしてつい、指も伸ばしてしまった。
ぽてり。
いきなり、頭の上にのっかった『何か』に、はるはきょん、と睫をはばたかせた。ややうつむきかげんなので、それが何であるかはよく見えないのだけれど。おおきな、そしてあったかくて、つめたい、『何か』。ふらくらする意識を錨みたいに繋ぎ止めて、そっと手を引いて抱き留めてくれるみたいな。『何か』を辿って、ゆるゆると見上げた先には。 「……やっぱりだ」 はるの頭に、ぽふん、と片方の手の平を置いて。弱り顔の夕立が、溜め息を織り上げた声を、ヴェールみたくふうわり被せかけた。眉のしっぽはちっとも上がりそうにない。 「髪、すっごく熱いよ。こんな太陽の下で、帽子してなかったから」
ふわふわほんわりはるの髪。帽子なんて束縛もなく、のんびり風に泳ぐ髪。でもいくらほんのり灰色がかっているといっても、やっぱりばっちし彩りは黒。ぢりぢり攻め立ててくるお日様光線を撥ね返すこともなく、ひたすらに受け止めすぎてしまった。それこそ炎天下の車でめだまやきができてしまうあの原理で。 ほっぺが冬りんご色のルビーだったのも。宙が水面に沈んでいたのも。ずうっとぽんやりしていたのも、ぜぇんぶこれが理由。 くつくつにゆだってしまった、おなべのたまごな訳。
彼の手は、じわじわと伝わってくる、つややかな黒髪の熱をぐんぐん吸い取ってゆく。めったに触れることなんてない彼女の髪の、なめらかすぎる手触りには随分びっくりしてしまったけれど。驚くよりも先に、言わなきゃいけないことの方が、喉をうごかさせた。 「このままじゃあ熱中症になっちゃうよ?ちゃんと予防しないと」 どうにか事態を打ち破れないかと、頭を捻ってみる彼。でもそうそう素晴らしい案がぴこん!と都合よく現れるわけもないので困りもの。考え込む夕立の前で、はるはしゅんみりして元気のない表情。それは申し訳なさのためなのか、のぼせたあたまの所為なのかは分からない。でもいつもからは考えられないくらいしょんぼりしているのだけは分かる。 そんな中。彼はふと思い付いて、自分の被る、ベージュのテラピンチにそっと手を伸ばしてみる。はるに似合うかどうかは、敢えて考えないようにしてみて、何とか彼女とウルトラバイオレットを遮る盾にはなれやしないかなあ、なんて考えた末。これを被せてみては?と思い至った。でも。 「僕の帽子で構わないなら貸すけど…」 「っダメ…!いいの、わたしはだいじょうぶだから」 さっきまですっかりしゅんとしていたはるが、いかにも慌てた様子と声で夕立の手を止めさせた。はっとした顔つきで、急に全てを鮮明にさせる。まるで体でふつふつくすぶっていた熱が、全部言葉になって出てきたみたいに。軽く背伸びまでして、お願いと彼に言う。 彼女の変わりっぷりに夕立は少し目を見張る。でも、それでもまだ、引き下がるわけにはいかなかった。だって、さっきから、ずっと。はるの落ち着かない息遣いは、ちっとも治りやしないのだから。
ひょこり、と体をちっちゃくして。相手の真正面に、自分があるようにして。熱でぐらぐらな彼女の瞳にすらりと入り込むと、いきなりくすり、と口の端に笑みを乗せた。うずまき銀河に手を伸ばした。 「あまいソーダ飲みに行こう」
いきなりのお誘い。前置きも何もなし。はたで誰かが聞いていたなら、なんのことやらと、きっと頭の上に疑問符のっけるに違いない。しかもかなりの数のを。 でもはるは、一瞬まばたきを停止させただけで。ぱちり、と大きく一回、瞼をうごかしただけで。 次に目を見開いたときには、彼女がいだく真空の宙に、ちかり!と何光年ぶりかの星が届いた。おそろしくゆっくりと彼を見上げると、すっかり干上がってしまった白い細い喉を、こくり、とうごかしてみる。
「あまいソーダ…あの、メロンソーダ色したソーダのお店?」 「そう。真っ赤すぎるチェリーが沈んでるソーダのお店。地下にある」 「下の道通って行くの?」 「そしたら暑くないし。あたま、さませると思うけど」
すっかりゆだってしまったはるのあたまでも、そのお店の様子はすぐさま思い出せた。カフェと呼ぶにはややレトロすぎる、一軒の喫茶店。 店内の調度もマスターも、空気さえもセピア色を帯びていて。ふたりが生まれるずっと前から同じなのだろう雰囲気は、店がそこにある、というより、存在がそこに根っこみたく生えているように感じさせた。 ドアにある古びた真鍮のベル。すべすべした濃い飴色のテーブル。曇りガラスのちっちゃなグラス。眠りすぎのワイン色した椅子。どれもこれもがいちいちめずらしくておもしろかった地下の喫茶店のこと。 でもそこで何より鮮やかに思い出せるびっくりなことは、ソーダ事件。ごく普通にソーダを注文したのに、ことりと出された、その店でソーダという名を冠したものの、まあなんて過激な色だったこと! 頼んだはるだけでなく、一緒にいた夕立さえも目を奪われてしまうほどのクリア・グリーン。いっそメロンソーダと言われたほうが納得してしまいそうな代物。しかもその水底で海賊の財宝みたく、妖しく光るのは、これまたありえないくらい深紅のチェリー。おもちゃの指輪についてる、おっきいキャンディみたいなだった。 ここまでくると、もはやびっくりよりもおかしさのほうが先に立ってしまって。ふたりはそのアナーキーなソーダをすっかり気に入ってしまい、物静かな店内で涙ながら、必死に笑いをこらえたのだった。
「長い間行ってなかったし。熱とりがてら行かない?」 優しい眼差しを更にやわらげながら。いたわりの影をはるにもたらした彼の言葉に、はるは少し間を取った後、こくんと頷いた。 地下に至る通路へ向かい、階段を降り。その間ずっと彼女に太陽の侵略の手が及ばないようにし続けた夕立へ対し、はるはずくり、と胸に鈍く痛いものを感じた。前ゆく彼の帽子を見ながら、つらいものを感じた。 ぼんやりとしたあたまに浮かぶのは数日前のこと。
ああ。どうしたらいい?どれにすればいい? とっかえひっかえ、手当たり次第。あちこちのものに指を伸ばしてみる。けれど向こうからじろじろ見てくる店員さんの目の、何て痛いこと。 いったい、どれを選べばいいの?盛んに突き刺さってくるトゲトゲ視線の攻撃に、ほんのり半泣きになりながらも、彼女は手を休めることが出来ない。だって探しているものが一向に見つからないのだから。 けれど彼女自身にも、何を探しているのやらだんだん分からなくなってきてしまった。ただ、ひとつっきりでいい、たったいっこでいいから、欲しいだけだったのに。日よけの帽子を買おうとしただけだったのに!
携帯便利なテラピンチ?夏限定のクラッシャーハット?セーラー風なベレー帽?形がきりりなキャスケット?彼のお気にな八つ接ハンチング?まさか!
考えれば考えるほどこんぐらがってしまって。どれがいいのかと思いは蔦になるばかり。確かに彼女の髪は帽子に向いてはいない、ふわふわいつも奔放に舞うくるくる巻き毛。それを押さえつける役は、髪留めが一手に担っていて。帽子の出る幕はあまりなかったりするので。けれどこの夏はひどく太陽が元気なものだから、どうしても帽子が欲しかった。彼も心配して、何か被ったほうが良いよ、と数日前言ってくれたのだし。 でもこうして鏡の前で次々と被ってはみるけれど、どれもこれも彼女のお望みに叶うものではなくて。ワガママ?とは思いつつも決して条件は譲れない。ひとつだって。だから彼女はずっと探し続けた。 ああ。どうしたらいいの?どこにあるの?
わたしの髪を押さえられて。しっかりお日様をさえぎって。 でも、彼をさえぎることのない、帽子は。
はるの頭よりずっと高い場所にある、彼の顔。会話するとき、彼女は首をぐぐうっと上げなきゃいけないので、かなり大変なのだけれど、きちんと相手を見て話すためなら、それも苦にならない。 けれど太陽光線をきっかり遮断する大きな帽子の大きなつばは、同時に彼をも遮断してしまう。試着しているうち、そのことに初めて気付いた。突然思い知った事実に彼女はすっかり慌ててしまったのだ。
で。そのあげく。結局帽子は買えずじまいで。現在のぼせたあたまで地下を彼と歩いている。こんな理由で夕立が帽子を貸す、と言ってくれたのを断ってしまって、凄く胸が痛む。そりゃ、彼が熱中症になっては大変、というのもあったのだけれど。第一原因はこれだったから。 ずっとずっと支えてくれているのに。裏切っている気がして。苦しくて。でも彼は笑って、あまいソーダにいざなってくれて。だから決めた。冷たいソーダが潤してくれれば、熱に口付けて取り去ってくれれば。ふたりでさんざ笑った、あのソーダを挟めば、きっと言える気がした。 そんなうちに、彼の手が磨り減ったドアに手をかけた。カラン、と真鍮のベルが幾度目ともしれない役割を果たす。鐘の音と共に、はるは声を鳴らした。夕立のシャツを引っ張る。ぽ、と涼やかな真空に典雅な熱。 「あのね。」
その後。軽やかな笑い声が響き。しばらく彼女はベージュのぶかぶかテラピンチを被り、彼はいつもよりもうちょい身を屈めて話をしていた。 もちろんふたりの間に、メロンソーダ色のソーダを挟んで。
2003年10月18日(土) |
今週の鋼(ネタバレあり) |
さぼりすぎと云うかなんと云うか……やはり実家の居心地が良すぎます。 京都に戻ってからは精神的に疲れたりでー。結局ワガママかうらー。
こんばんわ、書きたいことが多すぎて何処から手をつけたものやら萌黄です。 まる一週間以上ぶりですか日記。うわあ。 書きたいことはそれこそたーんとあるのですけれど。 一度さぼってしまうと、それがたまってたまって。キリありません。 ので。今日は素直に今日あったことを書こうかと―…思ったのですが。 こう規定してしまうと『アル可愛い』しか言葉を知らない状態になります。 ……まあ、いいか(笑)
今週は…痛かった……可愛くて可愛くてちょっと奇声を発しそうでしたが。 それより何より痛々しかった。 原作の頃からあのシーンは泣きそうで泣きそうで。 テレビ版はあちこち変えているので、ある一点に絞って見ていました。 『あの子は泣いていた?』と。 アルは。あの子は。原作の感想のときにも書いたのですが。 自分の体が消えてゆく最後の瞬間まで、兄を呼びました。 母でも父でもなく、目の前にいてずっとずっと側にいた兄を。 消えながら。泣きながら。声が続く限り兄を叫びました。 だから萌黄はあの子が愛しいのです。 釘宮さんの演技が凄まじかった。こころをちぎりとられるような。
ちっちゃい頃の兄弟。つくづく声優さんの凄さを感じました。 特に朴さん。ほんの二年程の加齢でさえきちんと区別をつけて演じられてた。 原作との違いをあら捜しする気はさらさらありません。 けれど、やはり気にかかる点はちょこちょこあったりで……。 先週の展開がいまいち納得いってなかったので余計そう思えてしまうのかも。 一話がとても良かったので。何だか。 最初の練成はおかあさんのためがよかったなあ、なんて。 こんなこと言うとエドウィン派からひんしゅくかいます?(笑) 一番の突っ込みどころは雨の中のあの人。 焔の…いえ、雨の日ですから無能の大佐。まだ中佐の頃ですが。 心の中で散々『ええい無能の大佐はいい、大佐は!中尉を出せぇえええ』 とか思っておりました。ごめんなさい大佐(笑) ショートカットなクールビューティーなホークアイ中尉期待してましたのに。 ち。
実は今日、本誌の方の鋼も立ち読みしてきたのです。 とにかくイズミ師匠は最強なのだと思いました。 ラスト姐さんとガチンコ対決して頂きたいところです。師匠勝ちそうです。 ともあれ萌黄の可愛い可愛い子に手ぇ出しやがったら許さねえ★な感じです。 お願いしますイズミ師匠。それからやっと兄帰ってきました。 ブチギレエドがいい味出してました。 ちょっとリナ・インバースを思いましたが(笑) しかし来月の楽しみはなによりキング・ブラッドレイ大総統の出陣でしょう! 大総統ステキ!サーベル四本佩いてましたよ!!実戦が楽しみです。 とか言いながらも萌黄はやっぱりアルが(以下略)
書きたいことありすぎです。こそこそ書かなければ。 十日にあったこと、実家のお祭り、それにモノリス公式の更新のこと。 あの連載企画、月一更新なのですね。週一と勘違いしてました。 気分はすっかりモノリスソフトのひ・み・つvだったので(笑)
ああ世界はやっぱり美しい。
2003年10月09日(木) |
跳ねろはねろJump Up! |
『♪悲しみの雨が喜びに変わる』…。陳腐に聞こえないのが不思議。 やはり音楽の、『音』の役割は強いです。あと、勿論声も。
こんばんわ、すぅーやすや寝まくりの萌黄です。 昨日一昨日と日記書けてないのはひたすらこの所為です。 どうしてお風呂上りにハニーミルク飲むと、ああも眠くなるのでしょう? あまくてぬくくてほっこほこ。それと同時にまぶたとろとろ。 ダメやん…とか思いつつも動物的本能な働きには逆らえず。 いやこれは己の精神が脆いだけですね。反省せよ精進せよー。 そして明日は色々はっちゃけ!!
実家に帰らねばなのです。 今年は上手い具合に連休続きなので、長く帰れて嬉しいです。 ずうぅっと萌黄の日記を拝見して居られる方ならぴんとこられたやも。 そうです。今月は十月。神無月。人魚の方向ではなく。神無月。 つまり実家で祭りがあります。ゆえにさあ帰らねば!な、ワケです。 地元に伝わる秋祭り。年に二日の盆と正月が一緒に来る日。 日本中にちらばった地元出身者が帰省し、みんなではっちゃけるのです。 怪我人はいつものこと。救急車常に待機。時々機動隊も。 そんな祭りです。これが普通だと思っていました。違うのですね…。 まあ今年は葵嬢と侘助嬢がお泊りで遊びにきてくれるので楽しみ倍増です♪ へんぴな田舎、ご案内致しますよおふたりさん。
祝・稼動ギタドラ最新作。 今回はレベル低くて判定甘くて萌黄には嬉しいです。 アホが一人紛れ込んでいて爆笑させて頂きました。 樽木さん素敵で可愛い曲が多くてハンサムさん最高です。 けれど―…けれど。王子は、何処?(泣)
ぐーあー寒いっ!寒すぎますちくしょうめ。 本日の最高気温十七度ってどういうこと京都……。
こんばんわ、冷蔵庫が洪水に襲われました。萌黄です。 ソースのふたが取れていたのです(泣) がちゃりと扉を開いてみたなら、そこはさながら地獄絵図。 言い過ぎだと言われてしまいそうですが、まさしくそうだったのです。 よりにもよって、ソースを置いていたのは冷蔵庫内で一番上の棚。 だらだらと重々しくしたたり落ちた黒い流れは全てを押しやり。 神々の沈黙が世界を覆い…(パクリ) とにもかくにも惨憺たるありさまでした。 内心しくしく言いながら綺麗にしましたとも! 『せめてマヨネーズだったなら…』と、黒い液体を見つめながら。
先日ネットで、新しいカフェ情報を入手しました。 オルガン・カフェというお名前だそうで。 咄嗟に『モルガン・ル・フェ』に似てるなあと思った自分が少しイヤでした。 でも萌黄の聞き間違い見間違い勘違いは昔からのことです。 『三尾くん』が『柳田国男』に聞こえたりとか。 最近では『エピキュリアンとタテカンバンが似ている』とか言い出す始末で。 更に『そこへポセイドンも付け加えて!』などと言ってました。 なんなのでしょうこの耳。むしろ脳。あと今日の日記。
いいドラマ見ました。ちょっとしあわせ。 展開がほんやかして人々がやさしくて、すっかりここちよくて。 見入ってしまっている間に、色んな作業するの忘れてしまってました(苦笑) すごい脚本家さんだなあ…とえらく感心でした。 誰かを傷付けるわけでなく、罵るわけでなく。 ちくりと胸にトゲを刺したあと、さらりと抜き去り、傷口に微笑む。 ドラマって、殆ど見ないのですけれど。これは見ようと思いました。
2003年10月05日(日) |
ことだまことのはさやさやゆれて |
なんなのか昨日の日記(笑)しかしああ書くしかありませんでした。 そしてビデオ再生しまくって既に五回見ていたりするのはここだけの話です。
こんばんわ、文章ぐちゃごちゃの萌黄です。 うう…今日は朝から予定ばっちしこなしていたのですけれど。 どうにも文章がおかしいのです!一人でぐうああ言ってました。 上手く扱えません。いえ、使いあぐねています。 けれども『おかしい』と気付けるだけ良いのでしょう。 違和感を覚えて、そこにつっかかって、考えることが出来るなら。 ―…それでも上手く書けるにこしたことはありませんが(泣) まだ煮詰めきれていないのでしょう。時折文章にひどく悩みます。
この子はどうして笑う?笑顔は良いこと? 言葉の安売りはしない。 台詞は極力短く。情景描写も減らして。 その中で自分らしさを出してそれでも押し付けがましくなく。 短い文章で雰囲気のにおいを織って。
なんてワガママ(苦笑)そんな力、殆どないくせに。 でも書かなきゃと思うのは、生み出した義務。それからよろこび。 そろそろこっちに手綱渡してくれませんかねえ、ふたりとも……。 さ。寝る前に、ふとんの中で考えなければ。 自分とさんざん討論して、気付かないと。子供たちのおもいを。
そして書いている間にも、時折思い出したように鋼(笑) がきょん★と再生ボタンを押して第一話観賞。 五回見たとか言いつつも、うち二回はアルフォンス・ダイジェスト。 アルフォンス・ダイジェストとは!! 放送中の鋼、劇中でアルが出ているところしか見ないこと。 アル以外の箇所は早送り早送り。まさにアル至上。 くう。どうしてあんなに可愛いのか。愛しい子。 こんだけ繰り返して見ると、流石に色々気付きますね。 ウロボローズ(うわかっこ悪い呼称。でもわざと) の動きとか。 予告でウロボロスの刻印が見えましたね…ラスト姐さんの仕業でしょうか? まあ萌黄はアルさえいれば(以下略)
2003年10月04日(土) |
乾いた空に放り投げた×をおくりましょう |
色々あるのです。いっぱいあるのです。 けれど何もかも全てを統括して集約して言ってしまうなら以下のひとこと。
に゛ゃー。
うああ…ああ。 何!?何がどうなったらああもあああああ。 ええ、アルです。本日より放送開始、鋼の錬金術師。 愛しい可愛い鋼の子供。いやむしろ萌黄の子供(何様) アルフォンス・エルリック。あの子の為が故にこうもこころは千々に乱れ。
どうしてあんなに可愛いのでしょう? 開始二分で危うくときめき死ぬところでした。 動作も台詞もみんな可愛い。ああもうとにもかくにも可愛すぎるのです。 貴方ならどれだけ埋まってもきっと掘り出してみせる。 出だしの砂漠の兄弟(というか弟)が愛らしすぎました……。 エドがやたらに男前で満足満足ですし。 ヤツは漢です。無敵兄貴。と云うか兄は常に、弟より強くなければ。 だっておにいちゃんは、下の子たちを守る為におにいちゃんなのですから。
画面が綺麗。豪華キャストです。 何やら炎の無能な大佐が一瞬ちらりと見えましたがほぼ無視。 アル以外はそうですねえ、クールビューティな中尉しか見てません。 そういえばヒューズ中佐のお声は藤原さんだそうで。 一人でこっそり『うおおアルと並ぶと十二国記某国の主従』とか思いました。 スカーの声が置鮎氏と云うのには笑いましたが。カレルレンー(笑)
でもあの展開だと、ロゼの印象が随分悪くなってしまいますね…。 彼女それでなくてもやや嫌われ気味ですのに。悪化しそうな。 あと、どうしてイカロスのたとえは省かれてしまったのでしょう? いえあれはあの話をかなり象徴するものだと思っていましたので。 でも文句なんて言ってられません。 文句なら、ケチつけるなら誰にだって幾らだって簡単に出来てしまいます。 くそ偉そうに無責任にぐだぐだ言いまくる人達が大変に好きくありません。 そんな人達の一味になんてなりたくありませんから。
原作との違いは多々ありつつも、上手く消化されています。 まあ相当にまずい箇所が無い限り萌黄はきっとご機嫌です。 全てはアルが可愛いからです。あんな弟欲しいです。 もし居たら、きっとずっと猫かわいがりしてそうですけれど(笑) 末っ子は弟妹を欲しがる法則です。 ゲームショーで飾られてた等身大アルだって本気で欲しいです。 部屋に飾るのです。場所足りなければもうベッドあげます(笑)萌黄は床で。
2003年10月03日(金) |
ごつごつ岩の上で座禅 |
作ったマフィンはあまり美味しくなく。鋼の特番取り逃し。 どうにもこうにも微妙に上手くいかなくてややこんぐらがり。
こんばんわ、さあ今週末はがんばらないと。萌黄です。 いえ、いついかなるときでもがんばらなければならないのですけれど。 特にはりきらないとなりません。 がたがた揺れる文体はやる気でカバーです。 ―…ああ、でもこわいなあ。んむ、でもやるにはやらないと。
最近モノリスさまの公式サイトが楽しくてなりません。 にこにこしながらあちこち拝見しているのです。 ことばが、とてもやさしくて。 ちりばめられた。ぽろりと零れ落ちた。自然に流れ出た。 それらひとつひとつが、いちいち心地よく、やさしいのです。 バテンカイトスの所はいったいどなたが書かれているのでしょう? なんとなく、モノリスソフトのひ・み・つvを思い出すような気がしました。 言葉をくださって、ありがとうございますねスタッフ様方。 そしてモノリス五回目のお誕生日おめでとうございます!
明日は鋼ー、鋼ー。むしろアル(限定) ふふふ…絶対見逃すものですか。 今日の特番逃したのがほんのりショックです。 司会がアルベドとか考えたらわけ分からなくなるので敢えて無視する方向で。 くう。見たかったです。アルがー。可愛い可愛いアルがー。 侘助嬢からばっちりポスターも貰ったので多少満足しておりますが。 明日から放送始まる鋼は、何が何でも見ます。 こんなに気合入れてテレビ見るのは動物のお医者さん以来です。 ともあれ萌黄の可愛いアル。 『うちの子』と言っても最早誰も突っ込まなくなってきました。 中尉の声が根谷さんらしいと聞いて『おおエメラダ』とか思ったりしつつ。 楽しみです、アルに会えるのが!!
ポプはポプでついに禅ジャズにヤツがきてしまいましたし…。 ああ。ギタドラ最凶の問題児が襲来。ASAKI STRIKES。 よいこのポッパーが泣いちゃわないかとはらはらしました。 なにせロケテに出てた時点で曲紹介のコメントが心配でしたから。 やっぱりあさき節炸裂。うあーん恐いー。 更にイイトモはイイトモでコンポーザー陣歌ってますし。 貴方がた、どっちかって言うとインスト作る方々なのですのに。 何故みんなでイイトモ歌ってるのですか。大好きですちくしょう。 なんなのでしょうねコナミ。あのオモシロサラリーマン見本市みたいな会社。 『ヴィジュアル系会社員』と聞いて二人は思い当たる辺りどうなのか。
2003年10月02日(木) |
♪三時間も待っていたのよ、わたし猫と一緒に |
頭から曲が離れないです。だから意味もなくタイトルに。 VJって言葉を作ったのは小西さんなのですね。最近知りました。
こんばんわ、昨晩はひたすら眠くてすやすや寝てた萌黄です。 その割りに勉強してないわ本読んでないわ文章書いてないわで最低です。 でも短期バイトがやっと昨日で終わったので、これからはかなりのんびり。 週末はいっぱい色々しないとです。久し振りにお菓子作るぞー! 今度の課題はショコラ・マカロン♪アーモンドプードルも買いましたし。 アーモンド風味のマカロン生地作って、オーブンで焼いて。 ビターチョコレート入れたとろとろカスタードクリームを挟むのです。 予定は完璧、準備は万端、問題なのはこの腕だけ。 週明けを楽しみにしてくださいな、学校の友人連中!
オリジ。文体がまだぐらぐら。でも明日には一本しあがりそうです。 この週末に更にもう一本出来上がれば。―…決意のとき。 人物が勝手気ままに動き回ってくれないです。いや、これは良いこと? まだぎこちなさが残っているのでしょう。 ほんの短い文章書くのに、一時間以上とか楽にかかるのです。 推敲しているといえば聞こえは良いですが、かかりすぎもどうかと。 空気みたいなふたりが書ければ、と思います。 重みのない、空気みたいにそこにあって、すぅ、と入り込んでくる感じ。 そもそもあのふたりは当初名前つける気ありませんでしたから。 名前をつけた理由は二つ。『読みにくい』のと、『書きにくい』のと。 どっちも自分の腕が悪い所為ですね(笑)もっと精進せねばー。 まあとにかく明日は、図書館に取り寄せ頼んでた本を取りに行かなければ。 たあいなくきれいでやさしく、かわいいことばをもっと浴びたいです。
時間が出来て、バイト代入ったら旅にも出たいです。秋の京都ー。 でも観光コースは一切合財無視。行く気ゼロ。 新しいカフェにレコ屋さん、ボタン屋さんで髪留めの材料も欲しいです。 ネックレスも作りたいなあ…
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