ふつうっぽい日記
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2016年05月03日(火) |
この1ヶ月は、果たして長かったのだろうか。 |
ちょうど1ヶ月ぶりである。 この1ヶ月は、果たして長かったのだろうか。 分からないけれども、流れゆく景色はどの日も特別でピュアであったなぁとふり返られる。
毎日、朝、ああ自分は某症候群なのだと実感されるひとときをも温かく包んでくれる日々の心地よい慌ただしさ。これだからこそでは、多分ない。 自分の芯の中にある感覚がそのようであるからこそなのだ。 多分、それを外側の環境の特別さに帰結するのが、確率的に“常識的に”“ふつう”を作りあげているのだ……だとすれば、やはり私はふつうの枠の中には、収まりきれていないのかなぁとも思える。
それでも、それでも、周りは偽りを頑張って包み込むような暖かさでもって、私を囲もうとしてくれる。 それは努力なのかもしれない。
どこかできしんでいる何かの音がした。 はたと、自分の近くの自分に属する何かの音かと思ったが、違っていた。 その時は、するどく耳に入ってきた音であったが、今は、誰もいないかのように静まりかえっている。
ところで、それは久しぶりではあったが、私にとってはワクワクドキドキなことであった。 従弟の結婚式。
人生とは、調子にのってしか立ち回れない、そんな境遇だってあるのだ。 調子にのっている人は、それでも周りの人を幸せに導こうとして頑張っている。 その頑張りもまた、調子にのっているのであるが、その様子は可愛くもあるのだ。
ケータイの番号を登録する。 ただそれだけのことも、少しだけトキメキに似た感情を引き出させる。 でもそれは、実在のそういった存在の記憶をただ、思い出しただけなのだ。 実在の人は他人である。 他人の愛は大きいのである。
とにもかくにも、血の繋がりの濃い人もうすい人も、より永き命の存続を祈るばかりである。
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