ふつうっぽい日記
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2010年11月09日(火) |
10月更新すっかり忘れちゃった編 |
月一更新目標だった。
ま、いっか。
9月の最後の更新を見ると、喫煙騒動のことだったか、と今読み返す。 その後のそれ系の話。
10月20日前後に、その隣人さんと家主から「手紙」が入ってきた。 隣人さんには、「KAZUさんところが引っ越してきてから気になったので、KAZUさん宅しか考えられない」的な言葉を言われ、「そんな〜なんでやねん〜」状態だった。実際にその言葉は対面でのコミュニケーションで登場したセリフ。
面と向かってお話したときに、「まさか嫌がらせじゃないだろうしって、主人と話していたんですよね(苦笑)」とこちらが言えば「KAZUさん宅も汚名をはらしたいですよね〜?」なんぞゆるゆると切り返して来られる隣人さん。
「汚名をはらす」って、なんてえげつない言葉!とは、思いつつもこれは伝えてない。
でも、「路上喫煙禁止ではないし、喫煙者はうちだけじゃないと思います」と伝えた。 すると、「他のお部屋の方にもお尋ねしてみようと思います」と隣人さん。 隣人さんにとっては、よほどのことだとは分かるが、正直「そこまでやるのか?」と思った。 そして、「これは絶対にKAZU宅の喫煙によるものではないか?!と思ったら、手紙じゃなくてその時にドアフォン鳴らしてください。現場で確認をして、極力対応しますから」と伝えた。
でも、この隣人さんの要求は広がっていっていることにふと気づく。
当初は「ベランダで日中は、喫煙しないでください。日没後はOKです」だった。 我らはそれを守った。
のに。
ベランダとは逆側の窓からニオイが入ってくることを伝えて来て「何度もお願いしているように、日中の喫煙は配慮ください」となった。
こちらの動きが狭くなるように操作されている感じだ。
しかし、大家さんからの「手紙」は、重いものではなく、立場上での行動であって、実際、その日の夕方に偶然、大家さんと近所でお話する機会があって、話したところによると「今、過剰に気になって仕方がない状態だと思います。KAZUさん、いろいろ、もしかしたら言ってくるかもしれないけど、気にしないようにね。隣人さんもKAZUさんところもお互いに控えるってことで。 KAZUさん宅以外の部屋の人にも話をしてくるようなことを隣人さん言ってあってね…(困り顔)」
大家さんは、物件の構造まで隣人さんより指摘されたのだそうだ。 「隙間からニオイが入ってきているのではないか」と。
木造ならありえそうだが、鉄筋である。 壁を通して、ニオイが浸透してきている、そこまで思考が狭くなっていっている隣人さんの感覚。
大家さんはこう助言したそうだ。 「窓を開けていたら、いろんなニオイが入ってきます。 窓を開けていればニオイは入ってきます。 窓を閉めて下さい」
そして、大家さんは「私はまったくそういうの、気にしないからね〜」と、のほほん顔。 私は大家さんの寛大な人柄を感じた。 握手をしたくなった。
感覚が過敏、敏感ということが「障害」という方もいることは知識的には知っている。 「障害」とまでいかずとも、「苦手」というのは誰でも何かしら持っている感覚だろう。
ニオイの元を調査して指摘する動き、それも一個人では規模によっては危険であると思う。 全ての喫煙者がそうではないが、結構厳しい環境で喫煙を続けてきている人たちである。 いろんな「思い」もあるし、彼らなりの「配慮」はしているのだ。 そして、マナーに欠けると映る喫煙者の行動にも鋭い感情を持っている。 喫煙者にも地道に配慮している人と、今から喫煙をスタートして、これから配慮を自覚して実践していく人もいるのだ。
たまたまかもしれないが10月のお手紙が入った近い日、どこからか聞こえた。
「タバコっちゅうもんは、煙が出るものやし、ニオイも出るもんや」 隣人さんが他の部屋でお尋ねした時に、そこの住人からの説明なのか、奥さん的な立場の方が「ちょっと、あなた、さっき、住人の方がいらして…」と共有したときに、「こう言ってやったらいい」とかいう言葉を披露していたのかは分からない。
たまたま、言葉を拾ってしまった私の耳。 これは幻聴ではなかったはずだ。
夫は、「今あるタバコがなくなったら(禁煙)考える」「新車が来たら(禁煙)考える」と言っている。素晴らしいことである。
隣人さんが親しい人であるなら、世間話的にこういうことも自然に伝えるだろうが。
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